JP6706157B2 - 情報処理装置及び面付け方法、ならびにプログラム - Google Patents

情報処理装置及び面付け方法、ならびにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、入力された原稿データを画像形成装置および後処理装置で処理可能な形式にレイアウトした印刷データを生成するための情報処理装置、面付け方法、ならびにプログラムに関する。
従来、名刺やチケット、チラシなどを画像形成装置および後処理装置を利用して制作する際には、用紙等のリソース効率化を目的に、1枚の用紙(印刷データのページ)に同一の原稿画像を複数レイアウトして印刷データを生成し、画像形成装置から出力された印刷物を後処理装置で断裁することで、1枚の用紙から複数の成果物を得る技術がある。このようなレイアウト手法は多面付けやギャンギングなどと呼ばれる。また、名刺やチケット、チラシなどの制作においては、共通(固定)の画像を1枚の用紙に複数レイアウトしてから印刷し、住所や氏名など可変情報を挿入して印刷するバリアブルプリントの技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4851378号明細書
しかしながら、上述した従来技術においては、後処理装置で断裁した後の作業工程に関する考慮されていない。すなわち、1枚の用紙に多数の原稿画像を配置し、後処理装置で断裁した結果、後処理装置の排紙部に排出された成果物を、必要な製造数に応じて仕分ける作業が発生する。従って、後処理装置の特性や能力に応じたレイアウトが行われていないことから、後処理装置以降の作業工程における効率が低下し、生産性も低下する。
本発明は係る課題を解決するために成されたもので、印刷データの1ページに複数の画像データをレイアウトする面付け処理において、後処理後の作業の生産性を向上させることを目的とする。
かかる目的下において、本発明は、以下の構成を有する。すなわち、複数の画像データを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した複数の画像データを印刷データの1ページに複数面付けする面付け手段を有し、
前記面付け手段は、前記1ページに、前記印刷データを出力された印刷物を断裁するための断裁装置の搬送方向と平行な方向に同一画像データをX個(Xは2以上の整数)配置し、かつ、前記断裁装置の搬送方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データは配置せず、かつ、前記断裁装置の排紙先における仕分け方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データを配置して、面付け
前記断裁装置は、前記印刷物を前記搬送方向及び前記仕分け方向に断裁し、前記搬送方向に沿って断裁したシートを積み重ねて載置する装置である
また他の側面によれば本発明は、複数の原稿データを、画像形成装置で出力するページごとの印刷データに面付け処理する情報処理装置であって、
原稿データごとに使用する後処理装置の指定およびキーとなる属性を含む注文情報と、後処理装置の機能を含む機器能力情報とを記憶する記憶手段と、
処理対象の原稿データについて指定された後処理装置が仕分け機能を有する場合、前記仕分け機能により仕分けられた成果物が、前記キーとなる属性の値ごとにまとめて仕分けられるよう前記原稿データを面付する面付け手段とを有する。
本発明によれば、印刷データの1ページに複数の画像データをレイアウトする面付け処理において、後処理後の作業の生産性を向上させることができる。
本実施の形態にかかる情報処理システムのシステム構成図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が管理する注文情報の例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が管理する機器能力情報の例を示す図である。 本実施の形態にかかる後処理装置の機器構成の例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置に入稿される原稿データの例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置が生成する印刷データの例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が生成する印刷データの例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が生成する印刷データの例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が生成する印刷データの例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が表示するユーザーインターフェースの画面の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<情報処理システムの構成例>
図1は、本実施形態にかかわる情報処理システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における情報処理システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。同図において、情報処理装置101は印刷物の製作を要求する依頼者が注文処理を行う注文PC(パーソナルコンピューター)であり、依頼者は注文PC101上で、印刷室のサーバ装置102にアクセスして注文処理を行う。
印刷室では、ネットワーク106に、サーバ装置102、情報処理装置103、画像形成装置104、後処理装置105が接続されている。サーバ装置102は、前述した依頼者の注文を受け付けるサーバである。サーバ装置102で受け付けられた注文は、注文情報や原稿データを含む注文データとして情報処理装置103へ転送される。情報処理装置103はプリプレス用作業PCとして、原稿データを印刷のためにレイアウトしたり、校正作業や、印刷のための設定などを行うための、注文に対する印刷前工程(プリプレス工程)を行う情報処理装置である。また、画像形成装置104や後処理装置105とネットワーク越しに接続し、画像形成装置104を制御するためのプリンタドライバプログラムなどがインストールされている。情報処理装置103は、印刷ジョブや後処理ジョブ(単にジョブとも呼ぶ。)を生成して画像形成装置104や後処理装置105に送信する。印刷ジョブは、注文データや指定されたレイアウト、印刷設定等ともに、印刷される文字や画像、グラフィックなどを含む印刷データを含む。後処理ジョブは、ジョブのIDとともに、後処理の内容や設定などを示す情報を含む。画像形成装置104は情報処理装置103から送信されてくる印刷データを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。後処理装置105は、画像形成装置104から出力された印刷物に対して折り加工や断裁加工、製本加工などの後処理を行う後処理装置である。本実施形態の後処理装置は例えばいわゆるインラインフィニッシャであり、画像形成装置104などからの出力物を作業者が所定の載置場所に置き、後処理ジョブの開始を指示することで指示に応じた後処理を実行する。後処理後の成果物は、所定の排出位置に所定の仕方で載置される。後処理装置の具体例として、たとえば処理対象のシートを縦横とも所定サイズに断裁し、裁断後の成果物を搬送方向に積み重ねて載置する断裁機などがある。ネットワーク106は、各装置を接続し、相互通信を可能とするネットワークである。尚、画像形成装置104、後処理装置105は、それぞれ、複数あってもよい。
<情報処理装置のハードウェア構成例>
図2は、本実施例の情報処理装置103のハードウェア構成図である。情報処理装置103は一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。図2において、CPU200は装置全体の制御を行う。CPU200は、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや、本実施形態の情報処理プログラム等をRAM202にロードして実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM201は不揮発性の記憶であり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM202は一時記憶であり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。DVDドライブ203は記憶媒体読み込み手段であり、DVDドライブ203を通じて、記憶媒体としてのDVD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータにロードすることができる。DVD204は記憶媒体であり、コンピュータが読み取り可能にプログラムが格納された記憶媒体である。なお、記憶媒体はDVDに限らず、FD、CD−ROM、CDR、CDRW、PCカード、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。ハードディスク(HD)205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能する。ハードディスク(HD)205は、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、情報処理プログラム、関連プログラム等を格納している。キーボード206は指示入力手段であり、ユーザがコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。ディスプレイ207は表示手段であり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。システムバス208は、コンピュータ内のデータの流れを司る。インターフェース209は入出力手段であり、インターフェース209を介して情報処理装置103は外部装置とのデータのやり取りを行う。
なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDなどで変更することも可能である。また図2は情報処理装置103のハードウェア構成であるが、サーバ装置102や注文PC101も図2と同様の構成を有していてよい。
<情報処理装置のソフトウェア構成例>
図3は、本実施形態の情報処理装置におけるソフトウェア構成を機能モジュール毎に示した構成図である。各モジュールは本発明の請求項における各手段を実現するための機能を有し、図8の処理を実行する。情報処理装置103は、サーバ装置102から原稿データを含む注文データを受信し、画像形成装置104および後処理装置105で処理するために原稿データをレイアウト(印刷データに面付け)する。レイアウトされた印刷データからジョブを生成し、画像形成装置104および後処理装置105へ転送する。以下に各モジュールについて詳細に説明する。
注文受付部301は、サーバ装置102から注文データを受け付け、受信した注文データ(図示せず)を解析して図4に示す注文情報400を生成して注文記憶部302へ格納する。注文受付部301はレイアウト部303に対して、受信した原稿データのレイアウト指示を行う。
注文記憶部302は、図4に示す注文情報400を記憶する。注文記憶部302には、注文情報400の他に図7に示すような原稿データ700も記憶される。
レイアウト部303は、レイアウト処理を行って、注文受付301が受信した注文データに含まれた図7に示すような原稿データから、図9に示すような印刷データを生成する。レイアウト部303は、注文記憶部302に記憶された注文情報400および機器能力管理部305に管理された機器能力情報500(図5参照)、ユーザーインターフェースから指定されたレイアウト設定の内容(図10a参照)に応じてレイアウト処理を行う。レイアウト部303は、レイアウト済みの印刷データをデータ記憶部304へ格納する。
データ記憶部304は、図9に示すような印刷データを記憶する。データ記憶部304に記憶された印刷データの格納先は注文受付部301を介して注文記憶部302における注文情報400に設定される。
機器能力管理部305は、画像形成装置104および後処理装置105の能力を、通信部307を介して取得し、図5に示すような機器能力情報500として管理する(すなわち記憶し、保守する)。
ジョブ生成部306は、画像形成装置104および後処理装置105で処理可能なジョブ(図示せず)を生成する。ジョブ生成部306は、注文記憶部302の注文情報400およびデータ記憶部304の印刷データ、ユーザーインターフェースから指定されたレイアウト設定(図10a参照)に基づいてジョブを生成する。画像形成装置104に対するジョブは、例えば印刷指示情報(用紙サイズ、用紙種類、片面/両面やカラー/モノクロ等)を含むジョブチケットと印刷データ(または印刷データを変換したデータ)とを含む。後処理装置105に対するジョブは、例えば後処理指示情報(断裁位置や折り位置等)を含むジョブチケットを含む。
通信部307は、画像形成装置104および後処理装置105とデータの送受信を行う。通信部307はネットワーク106に接続された他のデバイスとの通信を行うこともできる。
<情報処理装置が生成する注文情報の例>
図4は、本実施例の情報処理装置の注文受付部301が生成し、注文記憶部302に記憶される注文情報400の一例を示した図である。注文情報400は、たとえば注文データを注文サーバ102から受信する都度生成され、記憶される。
注文番号401は、注文データを一意に識別するための識別情報であり、注文ごとに異なる番号が割り振られる。
注文日402は、注文依頼者が注文PC101から注文を行った日付を示す。
納期403は、対象の注文の成果物を納品する期限の日を示す。納期403は、たとえば注文時に発注者により指定される。
数量404は、対象の注文の成果物を製造する数を示す。例えば、図7に示す名刺の原稿データ700に対して数量404に"50"が設定されている場合、原稿データ700が印字された50枚の名刺の製造が注文されたことを示している。数量404は、たとえば注文時に発注者により指定される。なお本実施形態ではしばしば「印字」という用語を用いるが、印字される対象は文字とは限らず、画像や他のグラフィックも含むことがある。
成果物氏名405は、対象となる注文の成果物の製造対象者の氏名を示す成果物氏名である。例えば、成果物が名刺の場合、名刺に印字される氏名を示している。成果物氏名405には、氏名の他にも部署名や住所、電話番号など成果物に関する他の情報が含まれていても良い。また氏名を含まないことがあってもよい。成果物氏名405は、たとえば注文時に発注者により指定される。
配送先会社406および配送先氏名407は、対象となる注文の成果物を配送する配送先の会社名や氏名を示す。配送先会社406または配送先氏名407には、会社名や氏名の他にも住所や電話番号など配送先に関する他の情報が含まれていても良い。配送先会社名406および配送先氏名407は、たとえば注文時に発注者により指定される。
カラーモード408は、対象となる注文の成果物をカラーで生成するかモノクロで生成するかを示す。設定されたカラーモードに応じて、レイアウト部303において、印刷データがカラーまたはモノクロで生成される。または、ジョブ生成部306が生成するジョブチケットにカラーモードのコマンドを設定し、画像形成装置104において当該コマンドで指定されるカラーモードに応じた印刷処理が実行されるようにしても良い。カラーモード408は、たとえば注文時に発注者により指定される。
印刷面数409は、対象となる注文の成果物を片面印刷で生成するか両面印刷で生成するかを示す。印刷面数409に設定された印刷面数に応じて、レイアウト部303は印刷データにレイアウト処理を行い、ジョブ生成部306が生成するジョブチケットに印刷面数コマンドが設定される。印刷面数409は、たとえば注文時に発注者により指定される。
用紙種類410は、対象となる注文の成果物の用紙の種類を示す。設定された用紙種類に応じて、ジョブ生成部306が生成するジョブチケットに用紙種類コマンドが設定される。用紙種類410は、たとえば注文時に発注者により指定される。
ファイル名411は、サーバ装置102から受信した原稿データ700のファイル名称を示す。ファイル名411には原稿データ700が格納されているファイルパスを設定するようにしても良い。ファイル名411は、たとえば注文時に発注者により指定される。ファイルパスを含める場合には、ファイルパスは情報処理装置103により適宜決定されてよい。
プリンタ名412は、対象となる注文を印刷するための画像形成装置104の名称を示す。プリンタ名412には、図5に示す機器能力情報500におけるデバイス名501に対応する名称が設定される。プリンタ名412の情報は、注文データにあらかじめ含まれるようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
フィニッシャー名413は、対象となる注文の印刷物の後処理(断裁や折りなど)を行うための後処理装置105の名称を示す。フィニッシャー名413には、図5に示す機器能力情報500におけるデバイス名501に対応する名称が設定される。フィニッシャー名413の情報は、注文データにあらかじめ含まれるようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
レイアウト方法414は、対象となる注文の原稿データの印刷データに対するレイアウトの方法を示す。レイアウト方法414は、対象となる注文のフィニッシャー名413に対応する仕分けオプション509(図5の機器能力情報500に示す)に基づいて設定される。仕分けオプション509が"True"の場合、レイアウト方法414には"搬送方向"が設定され、"False"の場合、レイアウト方法414"N−up"が設定される。レイアウト方法414は、レイアウト部303が機器能力管理部305から受信した情報に基づいて注文受付部301を介して設定される。
レイアウト方向415は、対象となる注文の原稿データの、印刷データにおけるレイアウトの方向を示す。レイアウト方向415には、対象となる注文のフィニッシャー名413に対応する搬送方向508(図5の機器能力情報500に示す)の値が設定される。レイアウト方向415は、レイアウト部303が機器能力管理部305から受信した情報に基づいて注文受付部301を介して設定される。
データパス416は、レイアウト部303が生成する印刷データのデータ記憶部304における格納先を示す。データパス416は、レイアウト部303から注文受付部301を介して設定される。
<情報処理装置が生成する機器能力情報の例>
図5は、本実施例の情報処理装置の機器能力管理部305に記憶される機器能力情報500の一例を示した図である。
デバイス名501は、画像形成装置104または後処理装置105の筺体名称(フレンドリ名)を示す。デバイス名501は、注文情報400におけるプリンタ名412およびフィニッシャー名413に対応している。
モデル名502は、画像形成装置104または後処理装置105のモデル名称を示す。
種類503は、対象となるデバイスが画像形成装置であるか後処理装置であるかという種別を示す。
アドレス504は、通信部307が、対象となるデバイスと通信するためのアドレス情報を示す。
カット能力505は、対象となるデバイスが用紙を断裁する能力を有しているかを示す。断裁の能力を有するデバイスには"True"が設定される。断裁の能力は、対象となるデバイスから取得するようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
クリース能力506は、対象となるデバイスが用紙に折り目を付ける能力を有しているかを示す。折り目を付ける能力を有するデバイスには"True"が設定される。折り目を付ける能力は、対象となるデバイスから取得するようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
製本能力507は、対象となるデバイスが製本処理を行う能力を有しているかを示す製本能力である。製本能力を有するデバイスには"True"が設定される。製本能力としては、例えば中とじ製本や無線綴じ製本などがある。製本能力は、対象となるデバイスから取得するようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
搬送方向508は、対象となるデバイスにおいて用紙を搬送する方向を示す。搬送方向508には、用紙の向きに応じて、用紙の短辺方向に搬送する場合は"Short"が設定され、用紙の長辺方向に搬送する場合は"Long"が設定される。搬送方向508は、カット能力505が"True"のデバイスに対して設定される。搬送方向508は、情報処理装置103のディスプレイ207における図10(b)に示すようなユーザーインターフェースから設定される。または、対象となるデバイスから能力情報を取得して設定するようにしても良い。
仕分けオプション509は、対象となるデバイスにおいて成果物を仕分けるための図6の604に示すようなオプション装置が装着されているかを示す。仕分けオプションが装着されているデバイスには"True"が設定される。仕分けオプション509は、情報処理装置103のディスプレイ207における図10(b)に示すようなユーザーインターフェースから設定される。または、対象となるデバイスから能力情報を取得して設定するようにしても良い。
<後処理装置における断裁装置の例>
図6は、本実施例の後処理装置105のひとつとして、断裁機能を有する断裁装置600の機器構成の一例を示す図である。同図において、給紙部601には、断裁対象の印刷物がセットされる。図6に示した例においては、1枚の用紙に「横4×縦5」で原稿データを面付けした印刷物を給紙部601にセットしていることを示している。断裁部602は印刷物の断裁処理を行う。図6に示した矢印方向へ給紙部にセットされた用紙が搬送される。図6に示した例においては、印刷物である用紙は断裁部602において長辺の方向に搬送されるため、搬送方向は「長辺方向」となる。すなわち図5の搬送方向508には"Long"が設定される。排紙部603には断裁部602によって断裁された成果物が排紙される。オプション604は、断裁部602によって断裁された成果物を排紙部603において仕分けを行う。図6に示した例においては、仕分けオプション604によって成果物が、1枚のシート上に搬送方向(長辺方向)にレイアウトされた原稿データまとめられて仕分けられている。図6の例では、まとめられる、とは重ねて置かれることである。また、複数のシートが断裁の対象の場合には、シートを断裁する都度、仕分けが行われる。
<原稿データの例>
図7は、本実施例の情報処理装置がサーバ装置102から受信する注文データに含まれる原稿データ700の一例を示す図である。同図において、原稿データ700は名刺の例を示しており、名刺のレイアウトに必要なオブジェクト(画像や文字・記号など)が含まれている。また、両面の成果物を生成する際には、2ページの原稿データとなる。原稿データ700は例えばアドビシステムズによるPDF形式で構成される。
<情報処理装置におけるレイアウト処理シーケンス>
図8aは、本実施例の情報処理装置において、図7に示した原稿データ(名刺データ)700を図9に示すようなレイアウトに配置して印刷データを生成する処理の流れを説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS8101では、レイアウト部303が注文受付部301から原稿データのレイアウト指示を受信したかを判断する。レイアウト指示を受信した場合はステップS8102へ処理を移行する。なおレイアウト指示を受信したなら図8aの処理を開始するようにしても良い。レイアウト指示は、注文受付部301がサーバ装置102を介して注文依頼者の注文PC101から注文データを受信したタイミングで自動的に発行される。または、情報処理装置103の図示しないユーザーインターフェースからレイアウトの指示を受信したタイミングで発行されるようにしても良い。
ステップS8102では、レイアウト部303が機器能力管理部305から製造対象の注文におけるデバイスの機器能力情報500の情報を取得する。
ステップS8103では、レイアウト部303がステップS8102で取得した機器能力情報500における仕分けオプション509から、後処理装置105に仕分けオプション604が装着されているかを判断する。仕分けオプションが装着されている場合はステップS8104に処理を移行し、装着されていない場合はステップS8107へ処理を移行する。
ステップS8104では、レイアウト部303が注文受付部301を介して注文情報400のレイアウト方法414に"搬送方向"を設定する。
ステップS8105では、レイアウト部303がステップS8102で取得した機器能力情報500における搬送方向508の情報を、注文受付部301を介して注文情報400のレイアウト方向415に設定する。
ステップS8106では、図8bに示す「搬送方向レイアウト処理」を行う。
ステップS8107では、レイアウト部303が注文受付部301を介して注文情報400のレイアウト方法414に"N−up"を設定する。
ステップS8108では、図8cに示す「N−upレイアウト処理」を行う。
図8bは図8aのステップS8106における「搬送方向レイアウト処理」の流れについて説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS8201では、レイアウト部303が注文情報400の配送先会社406および配送先氏名407の情報から同一配送先ごとに注文をグループ分けする。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0003、0004〜0006、0007〜0008、0009、0010の5つのグループに分けられる。これらのグループにはグループ番号Nを割り当てる。グループ番号は処理対象のグループを特定するために使用される一時的な番号である。
ステップS8202では、ステップS8201で分けたグループの中から基準となるグループ(グループ:N=1)を選択する。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0003を選択する。
ステップS8203では、レイアウト部303がステップS8202で選択した基準となる注文グループ(N)が印刷データにレイアウトされていないかを判断する。レイアウトされていない場合はステップS8204へ処理を移行し、レイアウト済みの場合はステップS8217へ処理を移行する。
ステップS8204では、レイアウト部303がグループNの原稿データを印刷データにレイアウトする。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0003の原稿データをレイアウトする。このとき、注文情報400におけるレイアウト方法414とレイアウト方向415の設定に基づいてレイアウトを行う。図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0003のレイアウト方法414はいずれも"搬送方向"であるため、搬送方向と平行な方向に同一の原稿データをレイアウトする(搬送方向と垂直な方向には異なる原稿データをレイアウトする)。また、注文番号0001〜0003のレイアウト方向415はいずれも"Long"であるため、シートの長辺方向に同一の原稿データをレイアウトする。レイアウトする印刷データのページ数は、注文数(図4の数量404)と搬送方向のレイアウト数(後述する図10aで指定される搬送方向に応じた面付け数)、および、印刷面数(図4の印刷面数409)に応じたページ数となる。すなわち、以下の計算式に基づく。
(ページ数)=(注文数)/(搬送方向のレイアウト数)*(印刷面数)
この結果、図9aに示すようなレイアウトで注文番号0001〜0003の原稿データがレイアウトされる。グループNについては、レイアウト済みである旨を記憶しておく。
ステップS8205では、レイアウト部303がステップS8204でレイアウトを行った結果、印刷データにさらに原稿データをレイアウトが可能な余白が存在するかを判断する。余白が存在する場合はステップS8206へ処理を移行し、余白が存在しない場合はステップS8216へ処理を移行する。図9aの例では、原稿データをレイアウトする余白が存在するため、ステップS8206へ処理を移行する。たとえば名刺のように定型サイズの原稿を対象とする場合、1ページ上にレイアウトできる原稿の数はシートサイズに応じて決めることができる。例えば図9aの例では、レイアウト方法が「搬送方向」かつレイアウト方向が「Long」であれば、搬送方向に直交する方向(以下、幅または幅方向と呼ぶ。)に、5列の原稿データを並べることができる。そのため、ステップS8204でレイアウトした原稿は3列分であるから、余白は存在し、レイアウト可能な原稿データは2列分となる。
ステップS8206では、レイアウト部303が余白にレイアウト可能な原稿データの数量をカウントする(数量を"Y"とする)。図9aの例では、Y=2となる。
ステップS8207では、基準となる注文グループ(N)の次の注文グループを選択する(グループ番号をM(M=N+1)とする)。図4における注文情報400の例の場合、注文番号0004〜0006を選択する。
ステップS8208では、レイアウト部303がステップS8207で選択した注文グループ(M)が印刷データにレイアウトされていないかを判断する。レイアウトされていない場合はステップS8209へ処理を移行し、レイアウト済みの場合はステップS8212へ処理を移行する。
ステップS8209では、レイアウト部303がステップS8207で選択した注文グループ(M)の注文数が余白数(Y)と一致しているかを判断する。一致している場合はステップS8210へ処理を移行し、一致していない場合はステップS8212へ処理を移行する。
ステップS8210では、レイアウト部303がステップS8207で選択した注文グループ(M)の原稿データを印刷データの余白部分にレイアウトする。このとき、注文情報400におけるレイアウト方法414とレイアウト方向415の設定に基づいてレイアウトを行う。
ステップS8211では、レイアウト部303がステップS8210でレイアウトを行った結果、余白にレイアウト可能な原稿データの数量をカウントする(数量を"Y"とする)。
ステップS8212では、レイアウト部303がステップS8207で選択した注文グループ(M)がグループの総数と等しいかを判断する。すなわち、すべてのグループに対してステップS8208の判断を行ったかを判断する。等しい場合はステップS8213へ処理を移行し、等しくない場合はステップS8214へ処理を移行する。
ステップS8213では、レイアウト部303が余白の数量(Y)を1デクリメント(−1)する。すなわち、現在の余白数に一致する注文数を有する注文データが存在しないため、余白数よりも少ない注文数を有する注文データを余白へレイアウトするために、比較する余白の数量(Y)を1減らす。
ステップS8214では、レイアウト部303がレイアウト対象として選択中の注文グループ(M)の次のグループを選択する。(Mを1インクリメント(+1)する)
ステップS8215では、レイアウト部303が余白の数量(Y)が"0"であるかを判断する。Yが"0"である場合はステップS2016へ処理を移行し、Yが"0"ではない場合は、ステップS8207へ処理を移行する。
上記ステップの結果、図9aおよび図4における注文情報400の例の場合、余白数が"2"であるため注文番号0004〜0006(注文数"3")ではなく、注文番号0007〜0008の原稿データが余白にレイアウトされ、結果として図9bのようにレイアウトされる。
ステップS8216では、レイアウト部303がすべての注文グループの原稿データが印刷データにレイアウトされたかを判断する。すべての注文グループがレイアウトされた場合は処理を終了し、レイアウトされていない注文グループが残っている場合はステップS8217へ処理を移行する。
ステップS8217では、基準となるグループ(N)として、次の注文グループを選択する(Nを1インクリメント(+1)する)。
上述した図8bの処理を行った結果、図4における注文情報400の例に対して、図9bおよび図9cのように原稿データが印刷データへレイアウトされる。
図8cは図8aのステップS8108における「N−upレイアウト処理」の流れについて説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS8301では、レイアウト部303が注文情報400の配送先会社406および配送先氏名407の情報から同一配送先ごとに注文をグループ分けする。
ステップ8302では、レイアウト部303がステップS8301で分けたグループの中から先頭のグループ(グループ番号M=1)を選択する。
ステップS8303では、レイアウト部303がグループMの原稿データを印刷データにN−upレイアウトする。この結果、図9dに示すようなレイアウトで原稿データがN−upで印刷データにレイアウトされる。N−upとは、シートの1面にNページ(本例ではN枚分の名刺の原稿データ)を配置したレイアウトで、Nは、たとえばシートサイズに原稿サイズの原稿がいくつ納められるかに基づいて決めることができる。図9b等に示した例では、Nの値として5×4=20を用いることができる。
ステップS8304では、レイアウト部303がすべての注文グループの原稿データが印刷データにレイアウトされたかを判断する。すべての注文グループがレイアウトされた場合は処理を終了し、レイアウトされていない注文グループが残っている場合はステップS8305へ処理を移行する。
ステップS8305では、レイアウト対象の注文グループ(M)として、次の注文グループを選択する(Mを1インクリメント(+1)する)。
以上説明したステップにより、後処理装置105の能力に応じて原稿データを印刷データにレイアウトするようにしたことで、断裁処理後の成果物の仕分け作業を効率的に行うことができる。具体的には、後処理装置が、搬送方向およびそれに直交する方向に格子状に断裁する機能を持ち、断裁した成果物を搬送方向の並びごとに仕分ける仕分け機能を持つ断裁機であると、それらの機能に即した原稿の割り付けを行う。本例では、その場合、同一の原稿を搬送方向に沿って配置し、配送先が同一の注文を同一のページに割り付ける。これにより、仕分けられた成果物は、同一の原稿ごとにまとまり、かつ同一の搬送先ごとにもグループ化されて排出される。このように、仕分けの仕方に即した面付が行われる。一方、仕分け機能がない断裁機を使用する場合には、同一の原稿データをシートの全面に割り付けて印刷する。この場合には、例えば余白が生じたとしても、その余白に他の原稿データを配置せず、1ページごとに同一の原稿データのみを配置するように構成してもよい。このようにすることで、成果物の仕分け作業が軽減される。また、余白に他の原稿データを配置するように面付することで、印刷用紙などのシート材を節約することができる。
こうして、配送先単位でグルーピングしてレイアウトするようにしたことで、同一配送先の成果物を仕分けて配送する作業を効率的に行うことができる。また、印刷データに対して余白を最小限に抑えるようにレイアウトするようにしたことで、リソース(用紙)を効率的に利用することができる。
<印刷データの例>
図9a−図9dは、本実施例の情報処理装置103が注文データの原稿データを印刷データへレイアウトした結果の一例を示す図である。
図9aは、図8bのステップS8204において図4の注文情報400における注文番号0001〜0003の原稿データがレイアウトされた印刷データの例を示している。
図9bおよび図9cは、図8aおよび図8bそれぞれの処理の結果、図4の注文情報400におけるすべての注文における原稿データがレイアウトされた印刷データを示している。すなわち、図9b、図9cは、後処理装置105が仕分けオプションを有する場合のレイアウト例である。図9bは、グループ1の注文番号0001〜0003およびグループ3の注文番号0007〜0008の原稿が、図9cは、グループ2の注文番号0004〜0006およびグループ4の注文番号0009及びグループ5の注文番号0010の原稿が1ページにレイアウトされた様子を示す。
図9dは、図8cの処理の結果、図4の注文情報400の注文における原稿データがN−upレイアウトされた印刷データを示している。すなわち、図9aは、後処理装置105が仕分けオプションを有していない場合のレイアウト例である。
<情報処理装置におけるユーザーインターフェースの例>
図10a−図10bは、本実施形態の情報処理装置が表示する、ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
図10aは、レイアウト部303が原稿データを印刷データにレイアウトを行う際のレイアウトに関する設定を指示するためのユーザーインターフェースの例である。同図において、画像形成装置104で印字される用紙サイズ(=印刷データのサイズ)と、仕上がりサイズ(原稿データのサイズ)と、これらの向きを指定し、さらに、原稿データを印刷データにレイアウトする数(面付け数)を指定することができる。本ユーザーインターフェースで設定された値は、情報処理装置103において保持され、レイアウト部303のレイアウト処理、およびジョブ生成部306のジョブ生成処理の際に利用される。
図10bは、後処理装置105における断裁設定に関する設定を指示するためのユーザーインターフェースの例である。同図において、後処理装置105の断裁処理における用紙の搬送方向と、後処理装置105の排紙部604に示す仕分けオプションの有無を指定することができる。本ユーザーインターフェースで設定された値は、機器能力情報500に設定される。なお、本実施例では、後処理装置105の断裁設定に関する設定を本ユーザーインターフェースによって指定する方法を開示したが、情報処理システム103が後処理装置105から能力情報を取得して機器能力情報500に設定するようにしても良い。
以上の構成及び手順により、本実施形態に係る発明によれば、処理対象の注文すなわち原稿データについて指定された後処理装置が仕分け機能を有する場合、後処理装置により後処理された成果物が、仕分け機能により配送先ごとにまとめて仕分けられるよう、原稿データがページごとに面付される。このため出力された成果物の配送処理がしやすくなり、印刷後処理後の処理の生産性が向上する。
[その他の実施例1]
本発明の実施形態では、成果物の配送先でグルーピングを行い、配送先が同じ原稿データを同一の印刷データへレイアウトする方法で本発明を開示した。しかし、配送先以外にも、数量、片面印刷と両面印刷、カラー印刷とモノクロ印刷、成果物の納期、用紙種類などの属性が同一の画像データを同一の印刷データへレイアウトする方法でも本発明への適用が可能である。
たとえば、配送先が同一であり、なおかつ配送先以外の項目についても、図4に示した設定(あるいは属性)のうちいくつかの項目をグループ形成のためのキーとして指定しておき、指定した項目の値がすべて同一の注文をひとつのグループとしてグルーピングする。たとえば用紙種類をキーとして指定すれば、配送先と用紙種類とが同一の注文に係る原稿を、一つのページに割り付けて同一のシートに印刷することができる。特に、用紙種類のほか、プリンタ名およびフィニッシャー名については、それらの値が異なる注文に係る原稿をひとつのシートに割り付けてしまうと、用紙や処理時間を浪費するおそれがある。そのため、そのような時短を避けるように割り付けを行うことができる。なお、両面印刷の場合には、原稿ごとに表裏が対応するよう、原稿データが割り付けられる。
[その他の実施例2]
本実施形態では、断裁後の成果物を仕分ける仕分け機能を後処理装置が有する場合に、配送先ごとに成果物がまとまるように原稿をレイアウトする構成及び処理手順を示した。しかし、後処理装置の機能として断裁に限らず、他の機能であっても仕分け機能(仕分けオプション)を有するのであれば、本実施形態に係る発明を適用できる。
[その他の実施例3]
本実施形態では後処理装置はニアラインフィニッシャとしたが、実施形態に係る発明は、後処理装置の出力物の処理の生産性を改善できるよう、印刷物のレイアウトを行うことにある。したがって、後処理装置はニアラインフィニッシャには限らず、画像形成装置から排出される印刷物をそのまま給紙のための搬送経路へと載せるいわゆるインラインフィニッシャにも本実施形態のレイアウトは適用できる。また、情報処理装置103とはオフラインのいわゆるオフラインフィニッシャにも本実施形態に係る発明を適用することができる。
[その他の実施例4]
また図8bの手順では、ある注文に係る原稿のレイアウト後に余白があれば、その余白に過不足なく面付できる注文を決定し、その原稿をレイアウトしていた。しかしながら、例えば図4の用紙種類410の設定が異なる注文について、ひとつのシート上にレイアウトしたとしても、用紙種類に応じたシートへの割り付けをやり直さなければならない。そこでたとえば図4bのステップS8209とS8210との間に用紙種類の同一性を判定し、同一であればS8210へ進み、同一でなければS8212へと分岐するようにしてもよい。
[その他の実施例5]
また、本実施形態では、仕分けオプションの有無のみで、面付け方法を、N−upにするかそれとも搬送方向レイアウトにするか判定している。しかしながら仕分けオプションがあったとしても、N−upにすることで資源(用紙)の使用効率を向上させることができる。具体的には、たとえば図8bのステップS8210の直後に、グループMを余白にレイアウトしたことを、フラグ(たとえば複数グループフラグと呼ぶ。)等をマークして記憶しておく。そして、ステップS8216の直前、すなわち1グループのレイアウトが終了した時点で、複数グループフラグがマークされておらず、かつグループNに属する注文数が1であるか否かを判定する。この条件を満たす場合には、シート上には1列だけ原稿が配置され、他は余白である。そこで、この場合には、グループNについては、N−upレイアウトとして原稿データを割り付けし直し、面付けをやり直す。前記条件が満たされなければ、そのままステップS8216へと分岐する。このようにすれば印刷用紙を効率よく利用できる。
なお、上記例では、シート上には1つの原稿データが搬送方向に1列に配置され、他は余白の場合にレイアウトをN−upとした。しかし、配置される原稿データが2列以上の場合であっても上記のようにN−upとしてもよい。たとえば、余白の方が多ければ、N−upへとレイアウト方法を切り替えてもよい。また、余白があればN−upへとレイアウト方法を切り替えてもよい。
[その他の実施例6]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103:情報処理装置、104:画像形成装置、105:後処理装置、301:注文受付部、302:注文記憶部、303:レイアウト部、304:データ記憶部、305:機器能力管理部、306:ジョブ生成部、307:通信部

Claims (21)

  1. 複数の画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した複数の画像データを印刷データの1ページに、複数面付けする面付け手段を有し、
    前記面付け手段は、前記1ページに、前記印刷データを出力された印刷物を断裁するための断裁装置の搬送方向と平行な方向に同一画像データをX個(Xは2以上の整数)配置し、かつ、前記断裁装置の搬送方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データは配置せず、かつ、前記断裁装置の排紙先における仕分け方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データを配置して、面付け
    前記断裁装置は、前記印刷物を前記搬送方向及び前記仕分け方向に断裁し、前記搬送方向に沿って断裁したシートを積み重ねて載置する装置であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記面付け手段は、前記受信手段によって受信した同一画像データの数が、Xより大きい場合は、前記同一画像データを複数ページにわたって面付けすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記面付け手段は、前記断裁したシートを積み重ねて得られた成果物を配送する配送先情報を用いて、面付けすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記面付け手段は、前記1ページの縦方向及び横方向ともに、それぞれ複数面付けすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記断裁装置の搬送方向と、前記断裁装置の排紙先における仕分け方向は、直交することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 複数の原稿データを、画像形成装置で出力するページごとの印刷データに面付け処理する情報処理装置であって、
    原稿データごとに使用する後処理装置の指定およびキーとなる属性を含む注文情報と、後処理装置の機能を含む機器能力情報とを記憶する記憶手段と、
    処理対象の原稿データについて指定された後処理装置が仕分け機能を有する場合、前記仕分け機能により仕分けられた成果物が、前記キーとなる属性の値ごとにまとめて仕分けられるよう前記原稿データを面付する面付け手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記機器能力情報には前記後処理装置によるシート材の搬送方向を示す情報をさらに含み、
    前記面付け手段は、前記原稿データを、前記キーとなる属性の値が同一の原稿データのグループにグループ分けし、同一のグループに含まれる原稿データを、指定された数量に応じて前記後処理装置の搬送方向に沿ってページ上に配置し、かつ、同一のグループに含まれる、配置済みの前記原稿データとは異なる原稿データを前記搬送方向に平行な方向に配置するように面付けすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記後処理装置は断裁機能をしており、前記仕分け機能は、前記搬送方向に沿って断裁したシートを積み重ねて載置する機能を有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記面付け手段は、前記後処理装置が前記仕分け機能を有さない場合に、同一の原稿データを指定された数量に応じてページの全面に割り付けることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記面付け手段は、前記後処理装置が仕分け機能を有する場合、同一のグループに含まれる原稿データの面付けの結果、ページに残った余白に前記キーとなる属性の値が異なる他の原稿データを配置することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記面付け手段は、前記余白に前記キーとなる属性の値が異なる他の原稿データを配置した結果、余白が残る場合には、同一の原稿データを指定された数量に応じてページの全面に割り付け直すことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記注文情報には前記属性として注文ごとの成果物の配送先を含み、
    前記面付け手段はさらに、前記キーとなる属性として、前記配送先が同一である成果物ごとにまとめて仕分けされるよう前記原稿データを面付することを特徴とする請求項乃至11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記注文情報には前記属性として両面印刷か片面印刷かを示す印刷面数をさらに含み、
    前記面付け手段は、前記印刷面数も前記キーとなる属性として面付けを行うことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記注文情報には前記属性としてカラー印刷かモノクロ印刷かを示すカラーモードをさらに含み、
    前記面付け手段は、前記カラーモードも前記キーとなる属性として面付けを行うことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  15. コンピュータを請求項乃至14のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  16. 情報処理装置により、複数の原稿データを、画像形成装置で出力するページごとの印刷データに面付け処理する面付け方法であって、
    原稿データごとに使用する後処理装置の指定およびキーとなる属性を含む注文情報と、後処理装置の機能を含む機器能力情報とを記憶する記憶工程と、
    処理対象の原稿データについて指定された後処理装置が仕分け機能を有する場合、前記仕分け機能により仕分けられた成果物が、前記キーとなる属性の値ごとにまとめて仕分けられるよう前記原稿データを面付する面付け工程と
    を有することを特徴とする面付け方法。
  17. 複数の画像データを受信し、
    受信した前記複数の画像データを印刷データの1ページに、複数面付けする面付を行い、
    前記面付は、前記1ページに、前記印刷データを出力された印刷物を断裁するための断裁装置の搬送方向と平行な方向に同一画像データをX個(Xは2以上の整数)配置し、かつ、前記断裁装置の搬送方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データは配置せず、かつ、前記断裁装置の排紙先における仕分け方向と平行な方向に前記同一画像データとは異なる画像データを配置して、面付け、
    前記断裁装置は、前記印刷物を前記搬送方向及び前記仕分け方向に断裁し、前記搬送方向に沿って断裁したシートを積み重ねて載置する装置であることを特徴とする面付け方法。
  18. 前記面付は、受信した前記同一画像データの数が、Xより大きい場合は、前記同一画像データを複数ページにわたって面付けすることを特徴とする請求項17に記載の面付け方法。
  19. 前記面付は、前記断裁したシートを積み重ねて得られた成果物を配送する配送先情報を用いて、面付けすることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の面付け方法。
  20. 前記面付は、前記1ページの縦方向及び横方向ともに、それぞれ複数面付けすることを特徴とする請求項17乃至19の何れか1項に記載の面付け方法。
  21. 前記断裁装置の搬送方向と、前記断裁装置の排紙先における仕分け方向は、直交することを特徴とする請求項17乃至20の何れか1項に記載の面付け方法。
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