JP7392510B2 - 門扉用施錠装置 - Google Patents
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Description
この例において門扉100は、観音開き式の一対の扉110,120で構成され、それぞれの扉110,120は、閉鎖時に互いに対峙する縦枠111,121とは反対側の縦枠112,122を支柱113,123に対して蝶番114,124介して回動可能に固定し、閉鎖時に互いに対峙する縦枠111,121の下方に移動用のローラ115,125が取り付けられている。そして、扉110,120の閉鎖状態を維持するために、それぞれの扉の互いに対峙する縦枠111,121の下部に施錠装置(落とし棒装置)1が取り付けられている。
このため、扉の閉鎖時には、以下のような事態が生じる不都合がある。すなわち、一対の扉を閉鎖する作業においては、通常、一方の扉を先に閉位置へ移動させ(回転式の扉であれば、閉位置となるまで回動させ)、閉位置に至った段階で、操作レバー8を指で摘まんで落とし棒3を下方へ移動させ、落とし棒3の下端部を受け孔2内に落とし込むと共に、操作レバー8を下部ガイド部6の切り欠き6bに位置させた状態で落とし棒の軸芯を中心として回動させ、ガイド片6c又は6dをスリット8aに挿通させるようにするが、操作レバー8は、切り欠き6bの位置から、右側にも左側にも回動可能となっているので、図8に示されるように、操作レバー8を隣接する扉側へ誤って回動させてしまうと、隣接する扉110を閉位置に向かって移動させた際に(回転式の扉であれば、閉位置に向かって回動させると)、隣接する扉110の縦枠111が先に閉位置にある扉120の操作レバー8と干渉し、その操作レバー8を変形または破損させてしまう不都合がある。このような操作レバー8の変形または破損に伴い、落とし棒3や落とし棒ホルダ4にもダメージを与え、また操作レバー8が切り欠き6bを通過できなくなり、落とし棒の上下動操作ができなくなる等の不都合も懸念される。
前記操作レバーを前記ガイド部の切り欠きに位置させた状態で、隣接する扉側への回動を阻止する回動方向規制手段を設けたことを特徴としている。
また、回動方向規制手段としては、対をなすガイド片のうち、隣接する扉側のガイド片に、操作レバーの隣接する扉側への回動を阻止する回動阻止部材を設けるようにしてもよい。
ここで、回動阻止部材としては、対をなす把持片を連結部で連結させたクリップ状の留め金具をガイド片に固定するようにしても、ガイド片に通孔を形成し、或いは、もともと南京錠を取り付けるために設けられた通孔を利用し、この通孔にボルトを挿通させてナット締めするようにしてもよい。
ここで、回動阻止部としては、ガイド片の切り欠きに臨む側縁を曲げ起こして形成することによって、又は、ガイド片に突起を形成することによって操作レバーのスリットにガイド片を挿通させないようにしてもよい。
このような構成においては、ガイド片の表面に回動阻止部材を設けたり、ガイド片の形状を変更したりすることなく対応することが可能となり、また落とし棒を筒状部材によって保護することも可能となる。
以下においては、一方の扉120の施錠装置のみについて説明するが、他方の扉110施錠装置においても、同様の構成である。
施錠装置1は、その全体が金属製であり、地面に形成した受け孔2内に下端部が落とし込まれる落とし棒3と、扉120の縦枠121に固定されて落とし棒3を上下動可能に支持する落とし棒ホルダ4と、を有している。
なお、操作レバー8のスリット8aが下部ガイド部6のガイド片6c,6dと同じ高さとなる状態においては、落とし棒3の頂端に設けられたフランジ3aが上部ガイド部5の上面に当接するようになっている。
このような構成において、操作レバー8を隣接する扉側に回転させると(図1において左側に回転させると)、操作レバー8は、隣接する扉の縦枠と干渉するおそれがあるため、この例では、それぞれのガイド部(上部ガイド部5、下部ガイド部6)のガイド片5c,5d,6c,6dのうち、隣接する扉側のガイド片5c,6cの先端部に、回動阻止部材10としてのクリップ状の留め金具11が装着されている。
この例において、回動阻止部20は、ガイド片5c,6cの切り欠き5b,6bに臨む側縁を上方または下方へ曲げ起こして屈曲部21を形成しているもので、屈曲部21はスリット巾よりも大きい上下巾(軸方向巾)を有している。
したがって、このような回動阻止部20を隣接する扉側のガイド片5c,6cに設けることにより、操作レバー8をガイド部5,6の切込み5b,6bに位置させた後に隣接する扉側へ回動させようとしても、操作レバー8は、ガイド片5c,6cの表面に形成された回動阻止部(突起22)によって隣接する扉側への回動が阻止され、隣接する扉側とは反対側へのみ回動可能となる。よって、操作レバー8が隣接する扉の縦枠側へ回動されることがなくなり、隣接する扉の縦枠と干渉することを確実に回避することが可能となる。
したがって、ガイド溝31は、全体がコ字状となるように筒状部材30に開口形成され、それ自体で操作レバー8の可動範囲を規制するようにしている。
ガイド片5c,5d,6c,6dの表面に回動阻止部材を設けることなく、また、ガイド片5c,5d,6c,6dの形状を変更することなく対応することが可能となり、さらには落とし棒3を筒状部材30によって保護することも可能となる。
また、上述した各種構成は、適宜組み合わせて用いるようにしてもよい。
さらに、上述の構成においては、観音開き式門扉を例にして説明したが、スライド式門扉においても同様の構成を採用可能である。
2 受け孔
3 落とし棒
4 落とし棒ホルダ
5 上部ガイド部
5a 開口
5b 切り欠き
5c,5d ガイド片
6 下部ガイド部
6a 開口
6b 切り欠き
6c,6d ガイド片
8 操作レバー
8a スリット
10 回動阻止部材
20 回動阻止部
30 筒状部材
31 ガイド溝
31a 縦溝
31b,31c 横溝
100 門扉
110,120 扉
111,121 縦枠
Claims (4)
- 対をなす扉を備えた門扉に用いられ、双方の扉を閉位置に移動させた場合に、それぞれの扉の相対峙する縦枠の一方又は双方に設けられている門扉用施錠装置であって、
地面に形成した受け孔内に下端部が落とし込まれる落とし棒と、前記縦枠に固定されて前記落とし棒を上下動可能に支持するガイド部とを備え、
前記ガイド部は、前記落とし棒を挿通させる開口と、この開口よりも先端側において該開口と連通する切り欠きと、を設けることで前記落とし棒の側面を支持する対をなすガイド片を備え、
前記落とし棒には、径方向に延設されるとともに前記ガイド部に形成された前記切り欠きを移動可能な操作レバーが固定され、
前記操作レバーには、前記切り欠きに位置させた状態で前記落とし棒の軸芯を中心として回動させることで、前記ガイド片を挿通可能とするスリットが形成されている構成において、
前記操作レバーを前記ガイド部の切り欠きに位置させた状態で、隣接する扉側への回動を阻止する回動方向規制手段を設けた
ことを特徴とする門扉用施錠装置。 - 前記回動方向規制手段は、前記対をなすガイド片のうち、前記隣接する扉側のガイド片に、前記操作レバーの隣接する扉側への回動を阻止する回動阻止部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の門扉用施錠装置。
- 前記回動方向規制手段は、前記対をなすガイド片のうち、前記隣接する扉側のガイド片に、前記操作レバーのスリットへの挿通を阻止する回動阻止部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の門扉用施錠装置。
- 前記回動方向規制手段は、前記ガイド部の開口に挿通させて固定されるとともに、前記落とし棒をスライド可能に挿通させる筒状部材を備え、
この筒状部材の周壁に、前記操作レバーを移動可能に挿通させるガイド溝を形成し、
このガイド溝を、前記操作レバーを前記落とし棒の軸方向に移動可能とする縦溝と、前記操作レバーを前記ガイド部の切り欠きに位置させた状態において隣接する扉側とは反対方向にのみ前記操作レバーの回動を許容する横溝とにより構成したことを特徴とする請求項1記載の門扉用施錠装置。
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