JP7392380B2 - Icタグ - Google Patents

Icタグ Download PDF

Info

Publication number
JP7392380B2
JP7392380B2 JP2019190044A JP2019190044A JP7392380B2 JP 7392380 B2 JP7392380 B2 JP 7392380B2 JP 2019190044 A JP2019190044 A JP 2019190044A JP 2019190044 A JP2019190044 A JP 2019190044A JP 7392380 B2 JP7392380 B2 JP 7392380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection line
disconnection detection
tag
rigid
forming part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019190044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021064322A (ja
Inventor
聖成 朝香
経之介 山岡
貴光 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019190044A priority Critical patent/JP7392380B2/ja
Publication of JP2021064322A publication Critical patent/JP2021064322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7392380B2 publication Critical patent/JP7392380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、開封検知用ICタグに関する。
金属製などの容器の開口部をアルミシールなどのシール蓋により密封した容器において、それらを不正に開封して内容物を安価な物品と入れ替える事案が発生している。その為、不正に開封された事を検知する技術が求められている。
不正に開封された事を検知可能とする先行技術としては、例えば特許文献1に、蓋付き容器の蓋の上面に細い注射針の様な管状の道具を挿したことを検知し、不正に中身を入れ替えることを防止することができるICタグ付きシールが開示されている。このICタグ付きシールは、アンテナ部と、アンテナ部に接合され、アンテナ部を介して通信を行う機能を持っているICチップとを備え、蓋付き容器に取り付けられるICタグ付きシールである。更に、このICタグ付きシールは、ICチップと接合され、蓋付き容器の蓋の上面に貼り付けられる一筆書き線部を備え、ICチップは、一筆書き線部の断線を検出していることを特徴としている。しかしながらこの技術は、ワインボトルの口栓部が不正に開封された事を検知する為に、検知部である一筆書き線部を口栓部に貼着し、ICタグ付きシールのその他の部分は、ワインボトルの首部に貼着する必要がある。
また、特許文献2には、金属製キャップの外部の通信装置と通信可能に、RFID(Radio Frequency identifier)タグを金属製キャップの内部に設けることができる技術が開示されている。この技術は、筒状本体部、筒状本体部の一端に形成された天板部、および筒状本体部の他端に形成された開口部を備える金属製キャップと、金属製キャップに設けられたRFIDタグと、を備えている。RFIDタグが、金属製キャップ内に設けられるRFIC素子と、RFIC(Radio Frequency Integrated Cicuit)素子に接続されているループアンテナと、を備え、ループアンテナのループ開口の少なくとも一部が、金属製キャップの開口部の開口縁から該金属製キャップの外部に露出した状態で、金属製キャップの周方向に延在している金属製キャップであるため、外部装置との通信を可能とするものである。この金属製キャップをワインボトルの口栓部に装着しておく事により、開封のため金属製キャップを回転させると、RFIDタグの配線が断線する仕組みとなっている。
これらの技術はいずれも、立体的な装着対象物に対して開封検知可能とする有効な技術であるが、装着する部位が限定されている。即ち、これらの技術は、立体的な装着対象物の容器本体の側面部と、容器の開口部または天頂部または天蓋部と、に跨って装着する事を前提としているため、特に金属缶などでは容器側面から天蓋部に至る間に接着できない箇所が存在するなどの為、接着性が低下する虞がある。また、装着する際の高い位置精度も要求される。
その為、装着する際の接着性が低下する虞や、高い位置精度が要求される事が無く、平面的に装着しても開封検知可能な開封検知手段が待望されていた。
特表2018-532179号公報 特許第6555427号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、容器に装着する際の接着性が低下する虞が無く、また高い位置精度が要求される事が無く、平面に装着しても開封検知可能な開封検知手段を提供する事を課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、容器の開口部をシール蓋により密封した容器のシール蓋上に貼着することにより開封検知するICタグであって、
フィルム基材の一方の面に、断線する事で開封された事を検知する断線検知線を形成した断線検知線形成部と、外部装置と通信するアンテナパターン部を形成したアンテナパターン部形成部と、を備えたICモジュールと、
断線検知線形成部の断線検知線の一部と、アンテナパターン部形成部とに、平面視で重なる様に配置され接着された、樹脂板または繊維強化プラスチック板からなる板状の剛性部と、
断線検知線形成部の断線検知線が形成された面とは反対側の面において、平面視で、剛性部の周囲に形成され、少なくとも剛性部と断線検知線形成部が重なる部分には形成されていない粘着層と、を備えており、
剛性部と断線検知線形成部とは、剛性部が断線検知線と平面視で重なる様に備えられており、剛性部と断線検知線形成部が重なったフィルム基材には、剛性部の縁に沿って弱め線が備えられている事を特徴とするICタグである。
また、請求項2に記載の発明は、前記ICモジュールは、長方形の前記アンテナパターン部形成部と、長方形の前記断線検知線形成部と、とからなり、前記断線検知線形成部の長辺と前記アンテナパターン部形成部の長辺とが直角をなすT字形である事を特徴とする請求項1に記載のICタグである。
また、請求項3に記載の発明は、前記フィルム基材が、ポリエチレンテレフタレートフィルムである事を特徴とする請求項2に記載のICタグである。
また、請求項4に記載の発明は、前記容器が、アルミニウム製である事を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のICタグである。
また、請求項5に記載の発明は、前記弱め線が、ミシン目またはハーフカットである事を特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のICタグである。
また、請求項6に記載の発明は、前記剛性部が、樹脂板または繊維強化プラスチック板である事を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のICタグである。
本発明のICタグによれば、容器の開口部を封止したシール蓋に貼り付けて、開封検知を可能とするICタグである。断線検知線がフィルム基材上に形成してあり、シール蓋を引き剥がすことにより、シール蓋のフィルム基材が破断し、それによって断線検知線が破断する事によって、開封を検知する。本発明のICタグにおいては、断線検知線と平面視で重なる様に配置された剛性部が、シール蓋を引き剥がす時に、剛性部が貼り付けられたフィルム基材が、剛性部から力を受け、その力によって、剛性部の縁に沿ってフィルム基材に形成された弱め線が破断される。その為、容器に装着する際の接着性が低下する問題や、高い位置精度が要求される事無く、また、シール蓋の様な平面に貼り付ける事によっても開封検知可能となる。
本発明のICタグを例示する上面図。 図1のICタグの構成要素を例示した説明図であって、(a)はICモジュールの上面図、(b)は剛性部の上面図。 図1のICタグの断面を例示した説明図であって、(a)はA-A´切断線における断面図、(b)はB-B´切断線における断面図。 本発明のICタグを容器のシール蓋上に貼着した状態を例示した説明図であって、(a)は容器の天蓋部の上面図、(b)は容器の天蓋部の断面図。 本発明のICタグの機能を説明する説明図であって、(a)は容器のシール蓋上に本発明のICタグを貼着した状態を例示する断面図、(b)はシール蓋を引き剥がした状態を例示する断面図。
本発明のICタグについて、図1~図4を用いて説明する。
図1に例示した様に、本発明のICタグ10は、容器15の開口部(図示省略)をシール蓋8により密封した容器15のシール蓋8上に貼着することにより開封検知するICタグである(図3参照)。
本発明のICタグ10は、フィルム基材3の一方の面に、断線する事で開封された事を検知する断線検知線13を形成した断線検知線形成部1と、外部装置と通信するアンテナパターン部4を形成したアンテナパターン部形成部2と、を備えたICモジュール16と、断線検知線形成部1の断線検知線13の一部と、アンテナパターン部形成部2とに、平面視で重なる様に配置され接着された、シール蓋8(図3参照)より剛性が高い板状の剛性部5と、断線検知線形成部1の断線検知線13が形成された面とは反対側の面において、平面視で、剛性部5の周囲に形成され、少なくとも剛性部5と断線検知線形成部1が重なる部分には形成されていない粘着層6と、を備えている。
本発明のICタグ10においては、剛性部5と断線検知線形成部1とは、剛性部5が断線検知線13と平面視で重なる様に備えられており、剛性部5と断線検知線形成部1が重なったフィルム基材3には、剛性部5の縁に沿って弱め線14が備えられている事が特徴である。
また、本発明のICタグ10においては、ICモジュール16が、長方形のアンテナパターン部形成部2と、長方形の断線検知線形成部1と、とからなり、断線検知線形成部1の長辺にアンテナパターン部形成部2の短辺が直交して連接したT字形であっても良い。
また、本発明のICタグ10においては、フィルム基材3が、ポリエチレンテレフタレートフィルムであっても良い。
また、本発明のICタグ10においては、容器15が、アルミニウム製であっても良い。
また、本発明のICタグにおいては、弱め線14が、ミシン目またはハーフカットであっても良い。
また、本発明のICタグにおいては、剛性部5が、樹脂板または繊維強化プラスチック板であっても良い。
図2は、本発明のICタグ10の構成を説明する説明図であって、(a)はICモジュール16、(b)は剛性部5を例示している。
図1に例示した様に、本発明のICタグ10(図1)は、ICモジュール16のアンテ
ナパターン部4を形成したアンテナパターン部形成部2と、断線検知線13を形成した断線検知線形成部1の一部に、平面視で重なる様に積層された構造を備えている。即ち、剛性部5と断線検知線形成部1とは、剛性部5が断線検知線13と平面視で重なる様に備えられている。
図3は、本発明のICタグ10の断面を例示した説明図である。
図3(a)は図1における切断線A-A´における断面を例示したものである。フィルム基材3の一方の面に剛性部5が接着して備えられており、もう一方の面には、接着層6が形成されている。この断面図においては、剛性部5の左右両側に配置されている断線検知線13と、剛性部5の縁に沿って、フィルム基材3に形成されている弱め線14を省略している。
図3(b)は図1における切断線B-B´における断面を例示したものである。フィルム基材3の一方の面に剛性部5が、フィルム基材3と、一方の端では同じ長さで、またもう一方の端では、フィルム基材3の端部より短く備えられている。また、フィルム基材3のもう一方の面には、平面視で剛性部5と重ならない様に、接着層6が形成されている。
この様に、図3(b)において、接着層6がフィルム基材3の端部から内側に向かって形成されている領域と、剛性部5がその端部に到達せずにフィルム基材3より短く備えられている事により、剛性部5が、平面視で剛性部5と接着層6との境界を支軸として、シール蓋8が引き上げられた時に、剛性部5の動きに対応して、回転可能に支持される。
図4(a)は、本発明のICタグ10が、容器15の天蓋部7に貼着された状態を例示した上面図である。
図4(b)は、図4(a)における切断線C-C´におけるICタグ10の断面図を例示したものである。
容器の天蓋部7の上に備えられたシール蓋8の上に、本発明のICタグ10の構成要素である剛性部5とフィルム基材3の積層体が粘着層6を介してシール蓋8の上に貼着された状態を示す断面図である。図4(b)においては、図4(a)に示されているシール蓋の把持部9と容器15の最外周部は図示を省略している。
ここで、本発明のICタグ10を、容器の天蓋部7の上に備えられたシール蓋8の上に貼着する際に、容器15のシール蓋の把持部9の向きと、ICタグ10の剛性部5が延伸する方向を一致させて、ICタグ10をシール蓋8の上に貼着する。
この様にする事で、シール蓋の把持部9を引き上げてシール蓋8を引き剥がした場合、シール蓋8がめくれ上がる。その際、シール蓋8がめくれ上がるにつれて、ICタグ10の剛性部5も端部も引き上げられるが、引き上げられる高さを高くする事ができる。シール蓋の把持部9の向きと、ICタグ10の剛性部5が延伸する方向と、がずれるに従って、剛性部5の端部の高さは低くなる。シール蓋の把持部9の向きと、ICタグ10の剛性部5が延伸する方向と、直交している場合は、殆ど剛性部5の端部は引き上げられないことになる。
図5は、容器の天蓋部7にあるシール蓋8に貼着された本発明のICタグの機能を説明する説明図である。
図5(a)は、本発明のICタグが、容器の天蓋部7を封止したシール蓋8の上に貼着された状態を示す断面図である。
図5(b)は、図5(a)の状態から、図示を省略して容器のシール蓋の把持部を引き上げて、シール蓋8を引き剥がした状態を例示した断面図である。
この状態は、シール蓋8の一端が引き剥がされ、それに伴ってICタグの剛性部5の一方の端部が引き上げられた状態である。剛性部5のその端部は、フィルム基材3と接着されており、フィルム基材3は剛性部5の端部の先まで延伸して備えられており、その延伸したフィルム基材3の部分が、接着層6を介して、シール蓋の把持部に近いシール蓋8に貼着されている。その為、フィルム基材3には図5(b)に例示した様に、屈曲部11が形成される。
この屈曲部11は、図1に示す様に、断線検知線形成部1の内部において、平面視で、剛性部5が延伸する方向の一方の端部とフィルム基材3の境界に形成される。剛性部5が延伸する方向の一方の端部の先には、平面視でフィルム基材3が備えられており、その領域のフィルム基材3の剛性部5とは反対側に接着層6が形成されている。接着層6と剛性部5とは、平面視で重ならない様に配置されている事が好ましい。例えば、剛性部5がフィルム基材3の端部にまで配置されていると、図5(b)の様に、図示していないシール蓋の把持部を引き上げてシール蓋8を引き剥がして、シール蓋8の一方を引き上げた状態にしようとすると、剛性部5がフィルム基材3ごと接着層6から剥がれる方向の力が作用する。接着層6の接着力が強い場合は、剛性部5が変形しないとシール蓋8を引き上げる事が困難となる。その為、剛性部5の端部は、断線検知線形成部1のフィルム基材3の内側に配置され、且つ、平面視で接着層6と剛性部5とが重ならない位置に配置されている事が望ましい。
シール蓋の把持部を引き上げてシール蓋8を引き剥がしてシール蓋8の一方を引き上げた状態にすると、剛性部5が断線検知線形成部1と重なった領域の外側のフィルム基材3のうち、剛性部5が延伸する方向と直交する方向のフィルム基材3には、引き裂く方向の力が働く。この力は、弱め線14に集中し、弱め線14に沿って、フィルム基材3が破断し、断線検知線13が断線する。引き裂く方向の力が働く理由は、断線検知線形成部1の周囲には、剛性部5が延伸する部位を除き、接着層6が形成され、シール蓋8上に接着・固定されているためである。
また、弱め線14に破断開始部12を形成しておくことにより、フィルム基材3の破断が容易となる。破断開始部12は、剛性部5の縁が断線検知線形成部1の縁と交差する位置に形成する。破断開始部12としては特に限定されないが、例えば、切り欠き部を前述の位置に形成する事が挙げられる。
<フィルム基材>
フィルム基材3は、ICチップおよびアンテナパターン部を配置しアンテナパターン部形成部2を形成するための基材であり、その材料としてはアンテナパターン部形成部2用として必要十分な絶縁性であればよく、例えばポリエチレン系やポリプロピレン、ポリアミド等の樹脂材料が用いられるが、特にこれらに限定されない。
<断線検知線形成部>
断線検知線形成部1は、フィルム基材3上に、断線する事で断線を検知する断線検知線13を形成した部分である。断線検知線13の材料と形成方法としては特に限定する必要は無い。導電性材料からなる配線であれば良い。例えば、スクリーン印刷を用いて導電性銀インキをフィルム基材3上に印刷する方法により形成することができる。また、フィルム基材3上に接着したアルミニウム箔の上に、所望のエッチングレジストパターンを印刷やフォトリソ技術を用いて形成した後、エッチングレジストパターンでマスクされていない部分をエッチング除去する方法により形成することができる。
<アンテナパターン部形成部>
アンテナパターン部形成部2は、フィルム基材3上に、外部装置と無線通信を可能とするアンテナパターン部4を形成した部分である。アンテナパターン部4の材料と形成方法としては特に限定する必要は無い。断線検知線13と同様に形成することができる。
断線検知線形成部1とアンテナパターン部形成部2は、連接した一体のフィルム基材3上に、断線検知線1とアンテナパターン形成部2の配線を同時に形成することができる。ただし、アンテナパターン形成部2においては、複数回巻回したコイルを形成する際に必須となるジャンパー線の形成またはフィルム基材3の裏面に形成した配線と表裏面での導通をとる加工が必要となる。
<剛性部>
剛性部5は、シール蓋より剛性が高い板状の物品である必要がある。形状は、長方形であっても良いし、任意の形状であっても良い。
図1に例示した様に、剛性部5は、アンテナパターン部形成部2のフィルム基材3と平面視で重なるように接着されている。また、剛性部5は、断線検知線形成部1と交差して、剛性部5の一部と断線検知線形成部1の一部が重なる様に、且つ断線検知線形成部1の内側に備えられている。その為、断線検知線形成部1の内側に重なって配置された剛性部5の周囲には、剛性部5がアンテナパターン形成部2に向かって延伸する部分を除き、粘着層6が形成されている。粘着層6は、断線検知線13やアンテナパターン部4が形成されたフィルム基材3の面とは反対側の面に形成されている。
<弱め線>
弱め線14は、図1に例示した様に、剛性部5と断線検知線形成部1とが重なった領域において、平面視で剛性部5の縁に沿って備えられている。剛性部5の全ての縁に形成されていても良いが、少なくとも、剛性部5がアンテナパターン部形成部2に向かって延伸する方向に平行な剛性部5の縁に備えられている事が必要である。
弱め線14の種類としては特に限定されない。フィルム基材3を破断開始部12から破断する事を容易にすることができる手段であれば良い。例えば、ミシン目やハーフカットを挙げる事ができる。
破断開始部12とは、剛性部5と断線検知線形成部1とが交差して重なっているが、剛性部5の縁と断線検知線形成部1の縁が交差する点を指す。
破断開始部12としては、特に限定されないが、例えば、くさび状の切込みや切欠き形成する事が挙げることができる。
<接着層>
接着層6としては、容器のシール蓋8に貼り付けておき、シール蓋の把持部を引き上げてシール蓋8を引き剥がす際に、剛性部5の縁に形成された弱め線14を破断可能な接着力を備えたものであれば、特に限定されない。例えば、天然ゴム系接着剤や合成系接着剤などを挙げる事ができる。
1・・・断線検知線形成部
2・・・アンテナパターン形成部
3・・・フィルム基材
4・・・アンテナパターン部
5・・・剛性部
6・・・粘着層
7・・・容器の天蓋部
8・・・シール蓋
9・・・シール蓋の把持部
10・・・(開封検知用の)ICタグ
11・・・屈曲部
12・・・破断開始部
13・・・断線検知線
14・・・弱め線
15・・・容器
16・・・ICモジュール

Claims (5)

  1. 容器の開口部をシール蓋により密封した容器のシール蓋上に貼着することにより開封検知するICタグであって、
    フィルム基材の一方の面に、断線する事で開封された事を検知する断線検知線を形成した断線検知線形成部と、外部装置と通信するアンテナパターン部を形成したアンテナパターン部形成部と、を備えたICモジュールと、
    断線検知線形成部の断線検知線の一部と、アンテナパターン部形成部とに、平面視で重なる様に配置され接着された、樹脂板または繊維強化プラスチック板からなる板状の剛性部と、
    断線検知線形成部の断線検知線が形成された面とは反対側の面において、平面視で、剛性部の周囲に形成され、少なくとも剛性部と断線検知線形成部が重なる部分には形成されていない粘着層と、を備えており、
    剛性部と断線検知線形成部とは、剛性部が断線検知線と平面視で重なる様に備えられており、剛性部と断線検知線形成部が重なったフィルム基材には、剛性部の縁に沿って弱め線が備えられている事を特徴とするICタグ。
  2. 前記ICモジュールは、長方形の前記アンテナパターン部形成部と、長方形の前記断線検知線形成部と、からなり、前記断線検知線形成部の長辺と前記アンテナパターン部形成部の長辺とが直角をなすT字形である事を特徴とする請求項1に記載のICタグ。
  3. 前記フィルム基材が、ポリエチレンテレフタレートフィルムである事を特徴とする請求項2に記載のICタグ。
  4. 前記容器が、アルミニウム製である事を特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のICタグ。
  5. 前記弱め線が、ミシン目またはハーフカットである事を特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のICタグ。
JP2019190044A 2019-10-17 2019-10-17 Icタグ Active JP7392380B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019190044A JP7392380B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 Icタグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019190044A JP7392380B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 Icタグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021064322A JP2021064322A (ja) 2021-04-22
JP7392380B2 true JP7392380B2 (ja) 2023-12-06

Family

ID=75486372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019190044A Active JP7392380B2 (ja) 2019-10-17 2019-10-17 Icタグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7392380B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041423A (ja) 2005-08-05 2007-02-15 Tac Kasei Kk Rfid粘着ラベル
JP2010001074A (ja) 2008-05-20 2010-01-07 Toyo Seikan Kaisha Ltd Icタグ付き金属蓋及び金属容器
JP2011213378A (ja) 2010-03-31 2011-10-27 Japan Crown Cork Co Ltd 開封検知用icタグ付容器蓋
JP2014142756A (ja) 2013-01-23 2014-08-07 Toppan Printing Co Ltd 非接触icラベルおよび非接触icラベル付き物品
JP2016189157A (ja) 2015-03-30 2016-11-04 日本クロージャー株式会社 開封検知用icタグ付きヒンジキャップ
JP2019144318A (ja) 2018-02-16 2019-08-29 トッパン・フォームズ株式会社 開封検知ラベル

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041423A (ja) 2005-08-05 2007-02-15 Tac Kasei Kk Rfid粘着ラベル
JP2010001074A (ja) 2008-05-20 2010-01-07 Toyo Seikan Kaisha Ltd Icタグ付き金属蓋及び金属容器
JP2011213378A (ja) 2010-03-31 2011-10-27 Japan Crown Cork Co Ltd 開封検知用icタグ付容器蓋
JP2014142756A (ja) 2013-01-23 2014-08-07 Toppan Printing Co Ltd 非接触icラベルおよび非接触icラベル付き物品
JP2016189157A (ja) 2015-03-30 2016-11-04 日本クロージャー株式会社 開封検知用icタグ付きヒンジキャップ
JP2019144318A (ja) 2018-02-16 2019-08-29 トッパン・フォームズ株式会社 開封検知ラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021064322A (ja) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3005240B1 (en) Frangible rfid tag and method of producing same
JP4526884B2 (ja) チャックテープ付き袋
US20190138864A1 (en) Smart label or tag having a continuity sensor on a substrate having a preferential tearing direction and system including the same
WO2017041724A1 (zh) 带ic标签贴纸及其安装方法
US20050284776A1 (en) Easy-open package
WO2014129485A1 (ja) 容器
US20240046059A1 (en) Electronic labelling assembly for a multi-part container, system and method for applying an electronic labelling assembly to a multi-part container
US10467519B2 (en) IC tag label
JP7392380B2 (ja) Icタグ
TW202133051A (zh) Rfid標籤
JP2007086595A (ja) 分別回収用の易剥離ラベル
US8292188B2 (en) Electronic circuit and IC tag
JP6303876B2 (ja) 二重容器
JP4436703B2 (ja) 密封包装体
JP2015184715A (ja) Icタグラベル
JP7251305B2 (ja) Icタグラベルおよび開封検知機能付イージーピール容器
JP2019104540A (ja) 開封誘導ラベル、開封誘導パウチ容器
JP2014154084A (ja) Icタグ付包装体
JP2006056552A (ja) 筒状ラベル付き角型容器、及び筒状ラベル連続体
JP2016110371A (ja) Icラベル
JP2006159830A (ja) Rfidラベル
JP2022132854A (ja) リクローズラベル、蓋体および包装体
JP2011164882A (ja) Icタグラベルおよびicタグラベル製造方法
JP2007004535A (ja) Icインレットおよびicタグ
JPH07206010A (ja) 易引裂性包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220921

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7392380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150