JP7392349B2 - 通信ケーブル - Google Patents

通信ケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP7392349B2
JP7392349B2 JP2019173042A JP2019173042A JP7392349B2 JP 7392349 B2 JP7392349 B2 JP 7392349B2 JP 2019173042 A JP2019173042 A JP 2019173042A JP 2019173042 A JP2019173042 A JP 2019173042A JP 7392349 B2 JP7392349 B2 JP 7392349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
housing
communication cable
peripheral surface
rubber stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019173042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021051863A (ja
Inventor
弘之 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2019173042A priority Critical patent/JP7392349B2/ja
Priority to CN202010920813.8A priority patent/CN112636061A/zh
Priority to US17/021,074 priority patent/US11374350B2/en
Publication of JP2021051863A publication Critical patent/JP2021051863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7392349B2 publication Critical patent/JP7392349B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R11/00Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
    • H01R11/11End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0468Corrugated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本開示は、通信ケーブルに関する。
特許文献1には、通信ケーブルの防水に関する技術が記載されている。
特開2018-160315号公報
特許文献1に記載されているように、通信ケーブルの防水性能を高めることは望ましい。一方で、通信ケーブルの組立作業性を向上させることも望まれる。
そこで、通信ケーブルの防水性能を向上させつつ、通信ケーブルの組立作業性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本開示の通信ケーブルは、通信線と、前記通信線の端部に接続された端子部と、前記端子部を収容するハウジングと、前記通信線の外周囲に密着し、部分的に前記ハウジングに収容される防水用のゴム栓と、前記ハウジングに取り付けられ、前記ゴム栓を保持するホルダとを備え、前記ゴム栓は、前記端子部の後方に位置し、前記通信線の前記外周囲に密着するとともに前記ハウジングの内側の面に密着する密着部と、前記密着部の後方に位置するとともに前記ハウジングの外側に位置する外側部とを有し、前記ホルダは、前記外側部の外周面の全周囲を覆い、前記ホルダは、第1部材及び第2部材に分割されている。
本開示によれば、通信ケーブルの防水性能を向上させつつ、通信ケーブルの組立作業性を向上させることができる。
図1は実施形態1に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図2は実施形態1に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図3は実施形態1に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図4は実施形態1に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図5は実施形態1に係る通信線、端子部及びゴム栓の一例を示す斜視図である。 図6は実施形態1に係る通信線、端子部及びゴム栓の一例を示す斜視図である。 図7は実施形態1に係る通信線、端子部及びゴム栓の一例を示す斜視図である。 図8は実施形態1に係る通信ケーブルの一例を示す背面図である。 図9は実施形態1に係るハウジングの内部の様子の一例を示す図である。 図10は実施形態1に係る部分部材の一例を示す斜視図である。 図11は実施形態2に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図12は実施形態2に係る通信ケーブルの一例を示す斜視図である。 図13は実施形態2に係る部分部材の一例を示す斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の通信ケーブルは、次の通りである。
(1)通信線と、前記通信線の端部に接続された端子部と、前記端子部を収容するハウジングと、前記通信線の外周囲に密着し、部分的に前記ハウジングに収容される防水用のゴム栓と、前記ハウジングに取り付けられ、前記ゴム栓を保持するホルダとを備え、前記ゴム栓は、前記端子部の後方に位置し、前記通信線の前記外周囲に密着するとともに前記ハウジングの内側の面に密着する密着部と、前記密着部の後方に位置するとともに前記ハウジングの外側に位置する外側部とを有し、前記ホルダは、前記外側部の外周面の全周囲を覆い、前記ホルダは、第1部材及び第2部材に分割されている、通信ケーブルである。本開示によると、ホルダがゴム栓の外側部の外周面の全周囲を覆うことから、通信ケーブルの防水性能が向上する。さらに、ホルダは、第1部材及び第2部材に分割されていることから、通信線に端子部及びゴム栓を取り付けた後に、ホルダでゴム栓の外側部の外周面の周囲を覆うことができる。よって、通信ケーブルの組立作業性が向上する。
(2)前記ホルダは、前記外側部の前記外周面の全領域を覆ってもよい。この場合、ホルダは、ゴム栓の外側部の外周面の全領域を覆うことから、通信ケーブルの防水性能がさらに向上する。
(3)前記第1部材及び前記第2部材の形状は同一であってもよい。この場合、第1部材及び第2部材の形状は同一であることから、同じ部材を2つ用いてホルダを構成することができる。よって、ホルダの部品コストを低減することができる。
(4)前記ハウジングの前記内側の面には、前記ゴム栓の前面が当たるリブが設けられており、前記リブにおける前記前面が当たる面は、前記端子部よりも後方に位置してもよい。この場合、リブにおけるゴム栓の前面が当たる面は、端子部よりも後方に位置することから、ゴム栓が端子部に当たることを防止することができる。よって、ゴム栓が端子部によって損傷することが防止される。
(5)前記第1部材及び前記第2部材は、第1連結箇所を有し、前記第1連結箇所は、前記ホルダの後面に設けられてもよい。この場合、第1部材及び第2部材の第1連結箇所がホルダの後面に設けられていることから、通信線の長さ方向に沿ったホルダの寸法を小さくすることができる。
(6)前記第1部材及び前記第2部材は、第2連結箇所を有し、前記第2連結箇所は、前記ホルダの外周面に設けられてもよい。この場合、ホルダには、第1連結箇所と第2連結箇所が設けられていることから、第1部材と第2部材が外れにくくなる。
(7)前記ゴム栓の後方に位置し、前記通信線の前記外周囲を覆うコルゲートチューブをさらに備え、前記ホルダは、前記コルゲートチューブの外周囲を覆い、前記コルゲートチューブを保持してもよい。この場合、ゴム栓を保持するホルダを利用してコルゲートチューブを保持することができることから、部品点数を減らすことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の通信ケーブルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内におけるすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
<通信ケーブルの構成例>
以下、実施形態1に係る通信ケーブル1Aについて説明する。図1は、通信ケーブル1Aの一例を示す概略斜視図である。図2は、図1に示される通信ケーブル1Aを、その長さ方向の周りに180度回転させた様子を示す概略斜視図である。図3は、通信ケーブル1Aのハウジング4の先端が紙面の右側に位置するように、図1に示される通信ケーブル1Aを回転させた様子を示す概略斜視図である。図4は、図3に示される通信ケーブル1Aからホルダ6の第1部材600aが取り外された様子の一例を示す概略斜視図である。図4では、説明の便宜上、通信線2を短く示している。
通信ケーブル1Aは、ある機器と、それとは別の機器との間の通信で使用され、当該ある機器と当該別の機器を電気的に接続する。通信ケーブル1Aは、例えば、伝送速度が100Mbps(bit per second)以上の通信で使用される通信ケーブルである。通信ケーブル1Aは、例えば、イーサネット(登録商標)規格に適合している。通信ケーブル1Aは、例えば、100BASE-T2に適合している。通信ケーブル1Aは、例えば、自動車の車両に搭載される。
なお、通信ケーブル1Aは、伝送速度が100Mbpsよりも大きい通信で使用される通信ケーブルであってもよい。例えば、通信ケーブル1Aは、伝送速度が1Gbpsの通信で使用される通信ケーブルであってもよい。また、通信ケーブル1Aは、伝送速度が100Mbps未満の通信で使用される通信ケーブルであってもよい。また、通信ケーブル1Aは、イーサネット規格に適合していなくてもよい。また、通信ケーブル1Aは、自動車の車両以外の場所で使用されてもよい。
図1~4に示されるように、通信ケーブル1Aは、通信線2と、通信線2の端部に接続された端子部3と、端子部3を収容するハウジング4と、防水用のゴム栓5と、ゴム栓5を保持するホルダ6とを備える。通信ケーブル1Aでは、ゴム栓5によって、ハウジング4内に水が入ることを防止することができる。ゴム栓5は、通信線2の外周囲に密着しており、部分的にハウジング4に収容されている。ホルダ6は、ハウジング4に取り付けられ、ゴム栓5を保持する。ホルダ6は、第1部材600a及び第2部材600bに分割されている。つまり、ホルダ6は、第1部材600a及び第2部材600bで構成されている。第1部材600a及び第2部材600bの形状は、例えば同一である。以後、第1部材600a及び第2部材600bを特に区別する必要がない場合には、それぞれを部分部材600と呼ぶことがある。また、通信ケーブル1Aと後述の通信ケーブル1Bを説明する場合に、前方と言えば、ハウジング4の先端側を意味し、後方と言えば、その逆側を意味する。
<通信線、端子部及びゴム栓の構成例>
図5は、通信ケーブル1Aから、ハウジング4及びホルダ6を取り外した様子の一例を示す概略斜視図である。図6は、図5に示される構造から、端子部3のハウジング30が取り外された様子の一例を示す概略斜視図である。図7は、図6に示される構造の端子31が紙面右側に位置するように当該構造を回転させた様子を示す概略斜視図である。
通信線2は、例えばツイストペアケーブルである。通信線2は、例えば、UTP(Unshielded Twist Pair)ケーブルである。通信線2は、撚り合わされた2本の電線20を有する。また、通信線2は、2本の電線20をまとめて覆う絶縁被覆21を有する。本例では、通信線2は編組を備えていない。つまり、2本の電線20は編組で覆われていない。また、通信線2はドレイン線を備えていない。電線20は、金属製の芯線200と、芯線200を覆う絶縁被覆201とを有する。
通信線2は、2本の電線20が撚り合わされた撚り合わせ部25と、撚り合わせ部25から延びる、2本の電線20が撚り解かれた撚り解き部26とを有する。撚り解き部26は通信線2の端部に位置する。撚り合わせ部25では、2本の電線20が絶縁被覆21で覆われている。一方で、撚り解き部26では、2本の電線20は絶縁被覆21で覆われていない。
端子部3は、ハウジング30と、金属製の2つの端子31と、金属製のかしめ部材32とを備える。2つの端子31は、撚り解き部26の2本の電線20の先端部にそれぞれ接続されている。撚り解き部26の電線20の先端部では、絶縁被覆201が剥ぎ取られて、芯線200が露出している。端子31は、芯線200の露出部分と、当該露出部分の近傍の絶縁被覆201とにかしめられる。
図6及び図7に示されるように、かしめ部材32は、撚り合わせ部25における、撚り解き部26側の端部にかしめられるバレル部320を有する。さらに、かしめ部材32は、バレル部320から撚り解き部26側に延び、通信線2にかしめられない非かしめ部321を有する。非かしめ部321の両端部は180度折り返されている。これにより、非かしめ部321の両端には、一対のヘミング曲げ部321aがそれぞれ形成されている。
ハウジング30は、例えば、絶縁性の樹脂で構成されている。ハウジング30は、図5に示されるように、一方が開口した本体部300と、本体部300の開口を覆うカバー部310とを備える。本体部300は、2つの端子31及びかしめ部材32を収容する。カバー部310は、本体部300に取り付けられ、本体部300内の2つの端子31及びかしめ部材32を覆う。
本体部300は、互いに対向する一対の側壁部301を有する。一対の側壁部301のそれぞれには切り欠き部301aが設けられている。かしめ部材32は、その両端のヘミング曲げ部321aが、一対の側壁部301の切り欠き部301aにそれぞれ嵌るように、本体部300に収容される。これにより、通信線2の長さ方向におけるかしめ部材32の位置が規制される。その結果、通信線2に取り付けられた各端子31がハウジング30から抜けにくくなる。また、かしめ部材32及び端子31を本体部300に収容する場合に、切り欠き部301aにヘミング曲げ部321aを嵌めることによって、本体部300内でのかしめ部材32及び端子31の位置決めを容易に行うことができる。なお、かしめ部材32の形状は上記の例に限られない。
ゴム栓5は、中空状となっており、通信線2が通される貫通孔50を有する。ゴム栓5は、端子部3の後方に位置する密着部51を有する。密着部51は、通信線2の外周囲に液密状に密着する。また、密着部51は、ハウジング4の内側の面に液密状に密着する。さらに、ゴム栓5は、密着部51の後方に位置するとともにハウジング30の外側に位置する外側部52を有する。密着部51及び外側部52のそれぞれは、例えば、中空の円柱状を成している。密着部51の径は外側部52の径よりも大きくなっている。密着部51は、通信線2が通される貫通孔を有する。外側部52は、通信線2が通される貫通孔を有する。密着部51の貫通孔と外側部52の貫通孔は、互いに繋がっており、ゴム栓5の貫通孔50を構成している。密着部51の後方端面は、外側部52の外周面から外側に張り出すリング状の張り出し面512を構成している(図7参照)。張り出し面512はフランジ面とも言える。
密着部51の内周面は、通信線2の外周囲に液密状に密着している。具体的には、密着部51の内周面は、通信線2の撚り合わせ部25の絶縁被覆21の外周囲に密着している。一方で、外側部52の内周面は、通信線2の撚り合わせ部25の絶縁被覆21を取り囲んでいるものの、当該絶縁被覆21には密着していない。
密着部51の外周面には、複数のリング状の凸部511が形成されている。凸部511はリップ部とも呼ばれる。本例では、2つの凸部511が密着部51の外周面に形成されているが、凸部511の数はこの限りではない。複数の凸部511はハウジング4の内側の面と液密状に密着する。
なお、通信線2はSTP(Shielded Twisted Pair)ケーブルであってもよい。この場合、通信線2は、ドレイン線と、当該ドレイン線に電気的に接続された編組とを備えてもよい。また、通信線2が、ドレイン線及び編組を備える場合には、端子部3は、ハウジング30を覆う、当該編組に電気的に接続された金属製のシールド部材を備えてもよい。
<端子部を収容するハウジングの構成例>
ハウジング4は、例えば、相手コネクタが接続されるコネクタとして機能する。図1~4に示されるように、ハウジング4は、端子部3を収容する中空状の収容部40を備える。端子部3のハウジング30の周囲は収容部40の内周面によって取り囲まれる。また、ハウジング4は、収容部40の外周を取り囲む外側部41を備える。収容部40と外側部41の間の空間は、相手コネクタが嵌められる嵌合空間42を構成している(図1及び図2参照)。嵌合空間42の後方端部には、相手コネクタとハウジング4の嵌合部をシールするゴムリングが嵌められる。
収容部40の後方端部400(図4参照)には、ゴム栓5の密着部51が収容される。密着部51の外周面の複数の凸部511は、後方端部400の内周面に弾性的に密着する。これにより、収容部40の後方端の開口410(図4参照)から、収容部40内に水が入ることを防止することができる。その結果、収容部40に収容される端子部3が水にぬれることを防止することができる。
図8は、ホルダ6及びゴム栓5が取り外された通信ケーブル1Aを、収容部40の後方端側から見た場合の概略背面図である。図9は、後方端部400付近の収容部40内の様子を模式的に示す図である。図9では、収容部40の断面が斜線で示されている。また、図9では、ホルダ6の記載は省略されている。
図8及び図9に示されるように、収容部40の内側の面(言い換えれば内周面)420には、ゴム栓5の前面53が当たる複数のリブ430が形成されている。各リブ430は、例えば、収容部40と一体的に形成されており、通信線2の長さ方向に沿って延びている。本例では、2つのリブ430が収容部40の内側の面420に形成されている。2つのリブ430は、通信線2の長さ方向に直交する方向で互いに対向するように配置されている。
図9に示されるように、リブ430における、ゴム栓5の前面53が当たる面431は、端子部3よりも後方に位置する。これにより、ゴム栓5が端子部3に当たることが防止される。よって、ゴム栓5が端子部3によって損傷することを防止することができる。
なお、リブ430の数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、リブ430の配置場所は図8及び図9の例に限られない。
<ホルダの構成例>
図1~図4に示されるように、ホルダ6は、中空状であって、通信線2の一部の外周面を取り囲んでいる。ホルダ6は、ゴム栓5の外側部52の外周面の全周囲を覆う。言い換えれば、ホルダ6は、外側部52の外周面の周囲を周方向で連続的に一周覆っている。本例では、ホルダ6は、ゴム栓5の外側部52の外周面の全領域を覆う。これにより、ゴム栓5の外側部52の外周面は露出していない。ホルダ6は、ゴム栓5の外側部52の外周面に接触してもよいし、接触しなくてもよい。ホルダ6が外側部52の外周面に接触する場合には、ホルダ6は、全周囲で外側部52の外周面に接触してもよい。
上述のように、本例では、ホルダ6は、互いに同じ形状を有する2つの部分部材600に分割されている。ホルダ6は、通信線2の長さ方向に沿って、2つの部分部材600に分割されている。一方の部分部材600は、通信線2の一部の外周面の周方向の半分を覆い、他方の部分部材600は、通信線2の当該一部の外周面の周方向の残りの半分を覆う。
図1~図3に示されるように、2つの部分部材600は複数の連結箇所60を有する。複数の連結箇所60は、ホルダ6の外周面6aに設けられた複数の連結箇所60aと、ホルダ6の後面6bに設けられた複数の連結箇所60bとを含む。本例では、2つの連結箇所60aがホルダ6の外周面6aに設けられ、2つの連結箇所60bがホルダ6の後面6bに設けられている。一方の連結箇所60aは、通信線2の周方向において、他方の連結箇所60aに対して180度反対側に位置する。また、一方の連結箇所60bは、通信線2の周方向において、他方の連結箇所60bに対して180度反対側に位置する。
以後、2つの連結箇所60aについて、一方を第1連結箇所60aと呼び、他方を第2連結箇所60aと呼ぶことがある。また、2つの連結箇所60bについて、一方を第3連結箇所60bと呼び、他方を第4連結箇所60bと呼ぶことがある。
外周面6aの第1連結箇所60aと後面6bの第3連結箇所60bは互いに近くに位置し、外周面6aの第2連結箇所60aと後面6bの第4連結箇所60bは互いに近くに位置する。第1連結箇所60a及び第3連結箇所60bの位置を通信線2の長さ方向に沿って見た場合、第1連結箇所60aは第3連結箇所60bと並んでいる。また、第2連結箇所60a及び第4連結箇所60bの位置を通信線の長さ方向に沿って見た場合、第2連結箇所60aは第4連結箇所60bと並んでいる。
各連結箇所60では、一方の部分部材600が有する略U字状の片持ちの嵌合片610に、他方の部分部材600が有する嵌合凸部620が嵌合している。嵌合凸部620は、略U字状の嵌合片610の内側に挿入されて当該嵌合片610に嵌合する。連結箇所60は、嵌合片610と、当該嵌合片610に嵌合する嵌合凸部620とで構成されていると言える。なお、連結箇所60の数は本例に限られない。また、連結箇所60が設けられる場所は本例に限られない。
以後、ホルダ6の外周面6aの連結箇所60aを構成する嵌合片610及び嵌合凸部620を、それぞれ、嵌合片610a及び嵌合凸部620aと呼ぶことがある。また、ホルダ6の後面6bの連結箇所60bを構成する嵌合片610及び嵌合凸部620を、それぞれ、嵌合片610b及び嵌合凸部620bと呼ぶことがある。
図10は部分部材600の一例を示す概略斜視図である。部分部材600の外形は、その前面側及び後面側から見た場合に略U字状を成している。各部分部材600は、ハウジング4の収容部40の外周面を部分的に覆うハウジング側部分650と、ゴム栓5の外側部52の外周面を部分的に覆うゴム栓側部分660とを有する。
ハウジング側部分650は、収容部40の後方端部400の外周面の周方向の片側半分を覆う。ハウジング側部分650は、後方端部400の外周面に接触してもよいし、接触しなくてもよい。ハウジング側部分650は、その内周面651に、複数の嵌合凸部652を有する。本例では、ハウジング側部分650は、2つの嵌合凸部652を有する。
図4に示されるように、収容部40の後方端部400は、その外周面のうち、ハウジング側部分650で覆われる領域に、当該ハウジング側部分650の2つの嵌合凸部652にそれぞれ嵌合する2つの嵌合凹部450を有する。ハウジング側部分650の2つの嵌合凸部652が、後方端部400の2つの嵌合凹部450にそれぞれ嵌合することによって、ハウジング4に対して部分部材600が位置決めされる。
収容部40の後方端部400には、各部分部材600について、当該部分部材600の2つの嵌合凸部652に嵌合する2つの嵌合凹部450が設けられている。よって、収容部40の後方端部400には、合計4つの嵌合凹部450が設けられている。
ゴム栓側部分660は、ゴム栓5の外側部52の外周面の周方向の片側半分を覆う。ゴム栓側部分660は、例えば、外側部52の外周面の周方向の片側半分の全領域を覆いつつ、当該全領域と接触する。ゴム栓側部分660の内周面661は半円弧状を成している。ハウジング側部分650の内周面651は、ゴム栓側部分660の内周面661よりも外側に位置する。なお、ゴム栓側部分660は、外側部52の外周面の片側半分と接触しなくてもよい。
ゴム栓側部分660の前面662(図10参照)は、ハウジング側部分650の内周面651と繋がる。前面662は、ゴム栓5の密着部51の後方の張り出し面512の周方向の片側半分を覆う。前面662は、張り出し面512に接触してもよいし、接触しなくてもよい。ゴム栓側部分660が密着部51の後方の張り出し面512の一部を覆うことによって、密着部51が収容部40から抜けにくくなる。
部分部材600は、その後面601bに、1つの嵌合凸部620bを有する。部分部材600の後面601bは、ゴム栓側部分660の後面であるとも言える。また、部分部材600は、その後面601bから、もう一方の部分部材600の後面601bまで突出する嵌合片610bを有する。嵌合片610bは、通信線2の周方向において、嵌合凸部620bに対して約180度反対側に位置する。
また、部分部材600は、その外周面601aに、1つの嵌合凸部620aを有する。また、部分部材600は、その外周面601aから、もう一方の部分部材600の外周面601aまで突出する嵌合片610aを有している。嵌合片610aは、通信線2の周方向において、嵌合凸部620aに対して約180度反対側に位置する。
以上のような構成を有する部分部材600は、ハウジング4の収容部40の後方端部400の外周面の片側半分と、ゴム栓5の外側部52の外周面の片側半分とを覆いつつ、2つの嵌合凸部652が収容部40の2つの嵌合凹部450とそれぞれ嵌合するように、ハウジング4に取り付けられる。2つの部分部材600が連結される場合には、図1~3に示さるように、一方の部分部材600の嵌合片610aに他方の部分部材600の嵌合凸部620aが嵌合し、他方の部分部材600の嵌合片610aに一方の部分部材600の嵌合凸部620aが嵌合する。さらに、図3に示さるように、一方の部分部材600の嵌合片610bに他方の部分部材600の嵌合凸部620bが嵌合し、他方の部分部材600の嵌合片610bに一方の部分部材600の嵌合凸部620bが嵌合する。
ホルダ6の外周面6aの第1連結箇所60aでは、一方の部分部材600の嵌合片610aが他方の部分部材600まで突出している。一方で、ホルダ6の外周面6aの第2連結箇所60aでは、他方の部分部材600の嵌合片610aが一方の部分部材600まで突出している。これにより、第1連結箇所60aでの嵌合片610aの突出方向と、第2連結箇所60aでの嵌合片610aの突出方向とは逆方向となっていると言える。
ホルダ6の後面6bにおいても、第3連結箇所60bでの嵌合片610bの突出方向と、第4連結箇所60bでの嵌合片610bの突出方向とは逆方向となっている。
また、外周面6aの第1連結箇所60aでの嵌合片610aの突出方向は、第1連結箇所60aに近い、後面6bの第3連結箇所60bでの嵌合片610bの突出方向と逆方向となっている。また、外周面6aの第2連結箇所60aでの嵌合片610aの突出方向は、第2連結箇所60aに近い、後面6bの第4連結箇所60bでの嵌合片610bの突出方向と逆方向となっている。
上記の例では、第1部材600a及び第2部材600bの形状は同一であるが、異なっていてもよい。この場合、ゴム栓5の外側部52の外周面の周方向において、一方の部分部材600が、当該外周面の半分未満の領域を覆い、他方の部分部材600が、当該外周面の残りの領域を覆ってもよい。
また、ホルダ6の外周面6aには、第1部材600aと第2部材600bの連結箇所60が設けられなくてもよい。また、ホルダ6の後面6bには、連結箇所60が設けられなくてもよい。
また、ホルダ6は、外側部52の外周面の全周囲を覆っていれば、外側部52の外周面の一部を覆わなくてもよい。言い換えれば、ホルダ6は、外側部52の外周面の周囲を周方向で連続的に一周覆っていれば、外側部52の外周面の一部を覆わなくてもよい。この場合、ホルダ6は、例えば、外側部52の前側半分の外周面の全領域を覆い、外側部52の後方半分の外周面の少なくとも一部を覆わなくてもよい。
このように、本例では、ホルダ6がゴム栓5の外側部52の外周面の全周囲を覆うことから、ハウジング4付近に高水圧がかかる場合であっても、ハウジング4の収容部40内に水が入ることを防止することができる。よって、通信ケーブル1Aの防水性能が向上する。さらに、本例では、ホルダ6は、第1部材600a及び第2部材600bに分割されている。これにより、通信線2に端子部3及びゴム栓5を取り付け、端子部3をハウジング4に収容した後に、ホルダ6でゴム栓5の外側部52の周囲を覆うことができる。つまり、通信ケーブル1Aにおいて、ホルダ6以外の部分を組み立てた後に、当該部分にホルダ6を取り付けることができる。よって、通信ケーブル1Aの組立作業性が向上する。
また、本例のように、ホルダ6が、外側部52の外周面の全領域を覆う場合には、収容部40内に水が入ることをさらに防止することができる。よって、通信ケーブル1Aの防水性能がさらに向上する。
また、本例では、ホルダ6の第1部材600a及び第2部材600bの形状は同一であることから、同じ部材を2つ用いてホルダ6を構成することができる。よって、ホルダ6の部品コストを低減することができる。
また、本例では、ホルダ6の後面6bに、第1部材600a及び第2部材600bの連結箇所60bが設けられている。ホルダ6の外周面6aにおいて、連結箇所60bが、通信線2の長さ方向に沿って連結箇所60aと並べられる場合には、通信線2の長さ方向に沿ったホルダ6の寸法が大きくなる。本例のように、連結箇所60bが、ホルダ6の後面6bに設けられることによって、通信線2の長さ方向に沿ったホルダ6の寸法を小さくすることができる。
また、本例では、ホルダ6の後面6bだけではなく、ホルダ6の外周面6aにも、第1部材600a及び第2部材600bの連結箇所60が設けられていることから、第1部材600aと第2部材600bが外れにくくなる。
[実施形態2]
実施形態2に係る通信ケーブル1Bについて説明する。図11は通信ケーブル1Bの概略斜視図である。図12は、通信ケーブル1Bのハウジング4の先端が紙面の左側に位置するように、図11に示される通信ケーブル1Bを回転させた様子を示す概略斜視図である。図12には、通信ケーブル1Bからホルダ8の第1部材800aが取り外された様子が示されている。
通信ケーブル1Bは、上述の通信ケーブル1Aにおいて、ホルダ6の替わりにホルダ8を備え、コルゲートチューブ9をさらに備えるものである。
コルゲートチューブ9は、筒状部材であり、例えば絶縁性の樹脂で形成されている。コルゲートチューブ9はゴム栓5の後方に位置する。コルゲートチューブ9は通信線2の外周囲を覆う。具体的には、コルゲートチューブ9は、通信線2のうち、ゴム栓5よりも後方の部分の外周囲を覆う。
コルゲートチューブ9では、その長さ方向に沿って環状凸部90と環状凹部91とが交互に並んでいる。環状凸部90は、コルゲートチューブ9の外周側から見て環状に凸となる部分である。この部分は、コルゲートチューブ9の内周側から見ると、環状の凹部形状を成している。環状凹部91は、コルゲートチューブ9の外周側から見て環状に凹となる部分である。この部分は、コルゲートチューブ9の内周側から見ると、環状の凸部形状を成している。コルゲートチューブ9では、環状凸部90と環状凹部91との間の段部等で容易に弾性変形することが可能であるため、コルゲートチューブ9は、それ単体では、曲げ変形容易な性質を有している。
ホルダ8は、ハウジング4に取り付けられ、ゴム栓5を保持する。ホルダ8は、ホルダ6と同様に、ゴム栓5の外側部52の外周面の全周囲を覆う。例えば、ホルダ8は、外側部52の外周面の全領域を覆う。ホルダ8は、ゴム栓5の外側部52の外周面に接触してもよいし、接触しなくてもよい。ホルダ8が外側部52の外周面に接触する場合には、ホルダ8は、全周囲で外側部52の外周面に接触してもよい。
また、ホルダ8は、コルゲートチューブ9の外周囲を覆い、コルゲートチューブ9を保持する。ホルダ8は、例えば、コルゲートチューブ9の外周面の全周囲を覆う。コルゲートチューブ9は、ホルダ8よりも後方に延びており、ホルダ8から露出する部分を有する。
ホルダ8は、第1部材800a及び第2部材800bに分割されている。第1部材800a及び第2部材800bの形状は、例えば同一である。以後、第1部材800a及び第2部材800bを特に区別する必要がない場合には、それぞれを部分部材800と呼ぶことがある。
ホルダ8は、通信線2の長さ方向に沿って、2つの部分部材800に分割されている。一方の部分部材800は、通信線2の一部の外周面の周方向の半分を覆い、他方の部分部材800は、通信線2の当該一部の外周面の周方向の残りの半分を覆う。
図11及び図12に示されるように、2つの部分部材800は複数の連結箇所80を有する。複数の連結箇所80はホルダ8の外周面8aに設けられている。本例では、4つの連結箇所60がホルダ8の外周面8aに設けられている。4つの連結箇所80には、比較的前方に位置する2つの連結箇所80aと、比較的後方に位置する2つの連結箇所80bとが含まれる。
一方の連結箇所80aは、通信線2の周方向において、他方の連結箇所80aに対して180度反対側に位置する。また、一方の連結箇所80bは、通信線2の周方向において、他方の連結箇所80bに対して180度反対側に位置する。以後、2つの連結箇所80aについて、一方を第1連結箇所80aと呼び、他方を第2連結箇所80aと呼ぶことがある。また、2つの連結箇所80bについて、一方を第3連結箇所80bと呼び、他方を第4連結箇所80bと呼ぶことがある。
第1連結箇所80aは、通信線2の長さ方向で第3連結箇所80bと並んでいる。第1連結箇所80a及び第3連結箇所80bは前後に並んでいると言える。第2連結箇所80aは、通信線2の長さ方向において第4連結箇所80bと並んでいる。
各連結箇所80では、一方の部分部材800が有する略U字状の片持ちの嵌合片810に、他方の部分部材800が有する嵌合凸部820が嵌合している。嵌合凸部820は、略U字状の嵌合片810の内側に挿入されて当該嵌合片810に嵌合する。なお、連結箇所80の数は本例に限られない。また、連結箇所80が設けられる場所は本例に限られない。
以後、ホルダ8の前方の連結箇所80aでの嵌合片810及び嵌合凸部820を、それぞれ、嵌合片810a及び嵌合凸部820aと呼ぶことがある。また、ホルダ8の後方の連結箇所80bでの嵌合片810及び嵌合凸部820を、それぞれ、嵌合片810b及び嵌合凸部820bと呼ぶことがある。
図13は部分部材800の一例を示す概略斜視図である。部分部材800の外形は、その前面側及び後面側から見た場合に略U字状を成している。各部分部材800は、ハウジング4の収容部40の外周面を部分的に覆うハウジング側部分850と、ゴム栓5の外側部52の外周面を部分的に覆うゴム栓側部分860と、コルゲートチューブ9の外周囲を部分的に覆うコルゲート側部分870とを有する。
ハウジング側部分850は、上述の部分部材600のハウジング側部分650と同様の構成を有している。ハウジング側部分850は、収容部40の後方端部400の外周面の周方向の片側半分を覆う。ハウジング側部分850は、後方端部400の外周面に接触してもよいし、接触しなくてもよい。ハウジング側部分850は、その内周面851に、複数の嵌合凸部852を有する。本例では、ハウジング側部分850は、2つの嵌合凸部852を有する。2つの嵌合凸部852が、収容部40の後方端部400に設けられた2つの嵌合凹部450にそれぞれ嵌合することによって、ハウジング4に対して部分部材800が位置決めされる。
ゴム栓側部分860は、ゴム栓5の外側部52の外周面の周方向の片側半分を覆う。ゴム栓側部分860は、その内周面に、ゴム栓5の外側部52における、密着部51との境界付近の外周面の片側半分を覆う壁部861を有する。壁部861は、ゴム栓5の外側部52に接触してもよいし、接触しなくてもよい。壁部861は、外側部52における、密着部51との境界付近の外周面の片側半分の全領域と接触してもよい。
壁部861は、密着部51の後方の張り出し面512の周方向の片側半部を覆う。壁部861は、張り出し面512に接触してもよいし、接触しなくてもよい。壁部861は、張り出し面512の周方向の片側半分の全領域と接触してもよい。ホルダ8の壁部861が、密着部51の後方の張り出し面512の一部を覆うことによって、密着部51が収容部40から抜けにくくなる。
ゴム栓側部分860は、その外周面に、1つの嵌合凸部820aを有する。嵌合凸部820aは、ゴム栓側部分860の周壁部に設けられているとも言える。また、部分部材800のゴム栓側部分860は、その外周面から、もう一方の部分部材800のゴム栓側部分860の外周面まで突出する嵌合片810aを有している。嵌合片810aは、通信線2の周方向において、嵌合凸部820aに対して約180度反対側に位置する。
また、部分部材800のゴム栓側部分860は、その内周面から、嵌合片810aと対向するように、もう一方の部分部材800のゴム栓側部分860の内周面まで突出する突出部862を有する。部分部材800での嵌合片810aと突出部862の間の隙間には、もう一方の部分部材800のゴム栓側部分860の一部が挿入される。また、ゴム栓側部分860は、その内周面に、突出部862を補強する補強壁部863を有する。
コルゲート側部分870は、コルゲートチューブ9の外周面の周方向の片側半分を覆う。コルゲート側部分870は、その内周面に、複数の半環状凸部871を備える。複数の半環状凸部871は、コルゲートチューブ9の複数の環状凹部91にそれぞれ嵌合する。本例では、コルゲート側部分870は、3つの半環状凸部871を備える。3つの半環状凸部871は、コルゲートチューブ9の複数の環状凹部91のうち、前側の3つの環状凹部91にそれぞれ嵌合する。半環状凸部871と半環状凸部871との間の隙間には、コルゲートチューブ9の環状凸部90が嵌合する。また、コルゲートチューブ9の複数の環状凸部90のうち、最も前側の環状凸部90は、3つの半環状凸部871のうちの最も前側の半環状凸部871と、ゴム栓側部分860の補強壁部863との間に配置される。
コルゲート側部分870は、その外周面に、1つの嵌合凸部820bを有する。嵌合凸部820bは、コルゲート側部分870の周壁部に設けられているとも言える。また、部分部材00のコルゲート側部分870は、その外周面から、もう一方の部分部材00のコルゲート側部分870の外周面まで突出する1つの嵌合片810bを有している。嵌合片810bは、通信線2の周方向において、嵌合凸部820bに対して約180度反対側に位置する。
以上のような構成を有する部分部材800は、ハウジング4の収容部40の後方端部400の外周面の片側半分と、ゴム栓5の外側部52の外周面の片側半分と、コルゲートチューブ9の外周面の片側半分とを覆いつつ、2つの嵌合凸部852が収容部40の2つの嵌合凹部450とそれぞれ嵌合するように、ハウジング4に取り付けられる。
2つの部分部材800が連結される場合には、一方の部分部材800の嵌合片810aに他方の部分部材00の嵌合凸部820aが嵌合し、他方の部分部材800の嵌合片810aに一方の部分部材800の嵌合凸部820aが嵌合する。さらに、一方の部分部材800の嵌合片810bに他方の部分部材800の嵌合凸部820bが嵌合し、他方の部分部材800の嵌合片810bに一方の部分部材800の嵌合凸部820bが嵌合する。
一方の部分部材800の嵌合片810aに他方の部分部材00の嵌合凸部820aが嵌合される場合には、一方の部分部材800の嵌合片810aと、それに対向する突出部862との間の隙間に、他方の部分部材800のゴム栓側部分860の周壁部の一部が挿入される。そして、当該一部に形成された嵌合凸部820aが、一方の部分部材800の嵌合片810aに嵌合する。
本例では、前方の第1連結箇所80aでの嵌合片10aの突出方向と、前方の第2連結箇所80aでの嵌合片10aの突出方向とは逆方向となっている。同様に、後方の第3連結箇所80bでの嵌合片810bの突出方向と、後方の第4連結箇所80bでの嵌合片10bの突出方向とは逆方向となっている。
また、前方の第1連結箇所80aでの嵌合片810aの突出方向は、第1連結箇所80aと並ぶ後方の第3連結箇所80bでの嵌合片810bの突出方向と逆方向となっている。また、前方の第2連結箇所80aでの嵌合片810aの突出方向は、第2連結箇所80aと並ぶ後方の第4連結箇所80bでの嵌合片810bの突出方向と逆方向となっている。
上記の例では、第1部材800a及び第2部材800bの形状は同一であるが、異なっていてもよい。この場合、ゴム栓5の外側部52の外周面の周方向において、一方の部分部材800が、当該外周面の半分未満の領域を覆い、他方の部分部材800が、当該外周面の残りの領域を覆ってもよい。
また、ホルダ8の外周面8aには、2つの連結箇所80が設けられてもよい。この場合には、一方の連結箇所80が、通信線2の周方向において、他方の連結箇所80に対して180度反対側に位置してもよい。また、ホルダ8の後面に、第1部材800aと第2部材800bの連結箇所80が設けられてもよい。
また、ホルダ8は、外側部52の外周面の全周囲を覆っていれば、外側部52の外周面の一部を覆わなくてもよい。この場合、ホルダ8は、例えば、外側部52の前側3分の2の部分の外周面の全領域を覆い、外側部52の残りの部分の外周面の少なくとも一部を覆わなくてもよい。
このように、通信ケーブル1Bでは、ゴム栓5を保持するホルダは、コルゲートチューブ9の外周囲を覆い、コルゲートチューブ9を保持している。これにより、ゴム栓5を保持するホルダを利用してコルゲートチューブ9を保持することができることから、部品点数を減らすことができる。
以上のように、通信ケーブルは詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この開示がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1A,1B 通信ケーブル
2 通信線
3 端子部
4,30 ハウジング
5 ゴム栓
6,8 ホルダ
6a,8a,601a,801a 外周面
6b,601b 後面
9 コルゲートチューブ
20 電線
21,201 絶縁被覆
25 撚り合わせ部
26 撚り解き部
31 端子
32 かしめ部材
40 収容部
41,52 外側部
42 嵌合空間
50 貫通孔
51 密着部
53,662 前面
60,60a,60b,80a,80b 連結箇所
90 環状凸部
91 環状凹部
200 芯線
300 本体部
301 側壁部
301a 切り欠き部
310 カバー部
320 バレル部
321 非かしめ部
321a ヘミング曲げ部
400 後方端部
410 開口
420 内側の面
430 リブ
431 面
450 嵌合凹部
511 凸部
512 張り出し面
600,800 部分部材
600a,800a 第1部材
600b,800b 第2部材
610,610a,610b,810,810a,810b 嵌合片
620,620a,620b,652,820,820a,820b,852 嵌合凸部
650,850 ハウジング側部分
651,661,851 内周面
660,860 ゴム栓側部分
861 壁部
862 突出部
863 補強壁部
870 コルゲート側部分
871 半環状凸部

Claims (6)

  1. 通信線と、
    前記通信線の端部に接続された端子部と、
    前記端子部を収容するハウジングと、
    前記通信線の外周囲に密着し、部分的に前記ハウジングに収容される防水用のゴム栓と、
    前記ハウジングに取り付けられ、前記ゴム栓を保持するホルダと
    を備え、
    前記ゴム栓は、
    前記端子部の後方に位置し、前記通信線の前記外周囲に密着するとともに前記ハウジングの内側の面に密着する密着部と、
    前記密着部の後方に位置するとともに前記ハウジングの外側に位置する外側部と
    を有し、
    前記ホルダは、前記外側部の外周面の全周囲を覆い、
    前記ホルダは、第1部材及び第2部材に分割されており、
    前記ハウジングの前記内側の面には、前記ゴム栓の前面が当たるリブが設けられており、
    前記リブにおける前記前面が当たる面は、前記端子部よりも後方に位置する、通信ケーブル。
  2. 請求項1に記載の通信ケーブルであって、
    前記ホルダは、前記外側部の前記外周面の全領域を覆う、通信ケーブル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信ケーブルであって、
    前記第1部材及び前記第2部材の形状は同一である、通信ケーブル。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信ケーブルであって、
    前記第1部材及び前記第2部材は、第1連結箇所を有し、
    前記第1連結箇所は、前記ホルダの後面に設けられている、通信ケーブル。
  5. 請求項に記載の通信ケーブルであって、
    前記第1部材及び前記第2部材は、第2連結箇所を有し、
    前記第2連結箇所は、前記ホルダの外周面に設けられている、通信ケーブル。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信ケーブルであって、
    前記ゴム栓の後方に位置し、前記通信線の前記外周囲を覆うコルゲートチューブをさらに備え、
    前記ホルダは、前記コルゲートチューブの外周囲を覆い、前記コルゲートチューブを保持する、通信ケーブル。
JP2019173042A 2019-09-24 2019-09-24 通信ケーブル Active JP7392349B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173042A JP7392349B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 通信ケーブル
CN202010920813.8A CN112636061A (zh) 2019-09-24 2020-09-04 通信线缆
US17/021,074 US11374350B2 (en) 2019-09-24 2020-09-15 Waterproof communication cable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173042A JP7392349B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 通信ケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021051863A JP2021051863A (ja) 2021-04-01
JP7392349B2 true JP7392349B2 (ja) 2023-12-06

Family

ID=74881346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019173042A Active JP7392349B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 通信ケーブル

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11374350B2 (ja)
JP (1) JP7392349B2 (ja)
CN (1) CN112636061A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392349B2 (ja) * 2019-09-24 2023-12-06 住友電装株式会社 通信ケーブル

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348988A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線カバーの取付構造
JP2010118328A (ja) 2008-10-16 2010-05-27 Yazaki Corp コネクタ
JP2012134095A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
JP2014044802A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
JP2018160315A (ja) 2017-03-22 2018-10-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 防水コネクタ
US20190044277A1 (en) 2017-08-01 2019-02-07 Delphi Technologies, Llc Cable assembly with strain relief

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043415Y2 (ja) * 1986-03-12 1992-02-03
GB2216736B (en) * 1988-02-12 1992-09-02 Yazaki Corp Waterproof plug for electrical connector
JPH0794235A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用電線保持具
JPH09147967A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水構造
JP3517116B2 (ja) * 1998-07-09 2004-04-05 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
US7104840B2 (en) * 2003-06-27 2006-09-12 Yazaki Corporation Electrical connector
JP4924889B2 (ja) * 2007-05-09 2012-04-25 住友電装株式会社 コネクタカバー
CN103229608A (zh) * 2012-10-26 2013-07-31 旭电子株式会社 电缆线扣
US9577367B2 (en) * 2014-04-09 2017-02-21 Delphi Technologies, Inc. Sealed connector with an extended seal sleeve and an anti-water pooling retainer
JP6604512B2 (ja) * 2016-02-24 2019-11-13 住友電装株式会社 コネクタ
JP6627599B2 (ja) * 2016-03-23 2020-01-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 基板用防水コネクタ及び基板付きコネクタ
JP6760147B2 (ja) * 2017-03-10 2020-09-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド端子及びシールドコネクタ
JP6769353B2 (ja) * 2017-03-13 2020-10-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子ユニット及びコネクタ
US10148032B1 (en) * 2017-06-05 2018-12-04 Delphi Technologies, Inc. Sealed electrical connector assembly and wire seal
US10389061B2 (en) * 2017-11-17 2019-08-20 Te Connectivity Corporation Electrical connector having a rear seal and a rear-loaded cover/retainer member
JP2019169244A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 住友電装株式会社 防水コネクタ
KR102075138B1 (ko) * 2018-09-28 2020-02-10 현대자동차(주) 커넥터
JP7392349B2 (ja) * 2019-09-24 2023-12-06 住友電装株式会社 通信ケーブル

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348988A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線カバーの取付構造
JP2010118328A (ja) 2008-10-16 2010-05-27 Yazaki Corp コネクタ
JP2012134095A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
JP2014044802A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
JP2018160315A (ja) 2017-03-22 2018-10-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 防水コネクタ
US20190044277A1 (en) 2017-08-01 2019-02-07 Delphi Technologies, Llc Cable assembly with strain relief

Also Published As

Publication number Publication date
US11374350B2 (en) 2022-06-28
CN112636061A (zh) 2021-04-09
JP2021051863A (ja) 2021-04-01
US20210091506A1 (en) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5697232B2 (ja) シールドコネクタ
EP1791222B1 (en) A resilient plug and a watertight connector
JP4527019B2 (ja) シールドコネクタ
JP7240607B2 (ja) ケーブル付きコネクタ
JP6701524B2 (ja) 電線取付部材、電線付き電線取付部材、及び、コネクタ
US10135175B2 (en) Water stop structure of shield connector
JP7392349B2 (ja) 通信ケーブル
JP4590467B2 (ja) コネクタ
JP3292275B2 (ja) コネクタ用防水シール
JPH1069943A (ja) シールドコネクタ
JP7116040B2 (ja) 防水シールドコネクタ
CN112490781A (zh) 电连接器
JP5913194B2 (ja) コネクタ
US20010047877A1 (en) Shield connector
US20190115689A1 (en) Connector
JP7276040B2 (ja) 通信ケーブル
JP7421375B2 (ja) 防水ゴム栓を有する電線接続端子
JP3216065U (ja) 同軸プラグコネクタ
JP2021190328A (ja) コネクタ
JP6558991B2 (ja) コネクタ付き電線
JP2000021510A (ja) シールドコネクタ
JP2022049301A (ja) ワイヤハーネス
JP2005317257A (ja) シールドコネクタ
JP2024081207A (ja) シールドコネクタおよびワイヤハーネス
JP2000021511A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200529

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7392349

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150