JP2018160315A - 防水コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状部39が後部に設けられているハウジング30と、筒状部39に嵌め入れられるゴム栓50と、ゴム栓50の離脱を防ぐゴム栓ホルダ60と、を有し、ゴム栓ホルダ60は、ゴム栓50の後面と対向する後壁61を有し、ハウジング30及びゴム栓ホルダ60は、互いに前後方向に係止してゴム栓ホルダ60の離脱を防ぐロック構造41,66を有し、ゴム栓50は、同ゴム栓50の外周面に突設されて筒状部39の後端部とゴム栓ホルダ60の後壁61との間に配される鍔部56を有し、鍔部56は、前方に突出して筒状部39の後端部に当接する突条部57を有し、筒状部39の後端部と突条部57との当接面の少なくとも一方に、前後方向に対して傾斜した傾斜面44,58が形成されている。
【選択図】図10
Description
本発明の防水コネクタは、前記傾斜面が、前記筒状部の後端部に形成され、前記筒状部の後端部のうち外周側の縁に沿って設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、傾斜面に当接した突条部が外側へ逃げることができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図10を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における防水コネクタ(以後、単にコネクタCと称する)は、シールドケーブル(電線)10の端末部に接続されるシールドコネクタである。コネクタCは、例えば電気自動車やハイブリット自動車などの車両に搭載される通信用のコネクタであり、バックモニタカメラなどの車載カメラモジュールに設けられた相手側コネクタ80と接続される。
シールド端子20は、コネクタCと相手側コネクタ80との正規嵌合時に、後述する相手側シールド端子83のタブ部84が挿入されて接続される雌型の端子金具である。シールド端子20は、各電線11の端末部に接続された内導体21と、内導体21を収容する誘電体22と、誘電体22の外面を覆う外導体23とを備えている(図2参照)。内導体21は、半田付けにより各電線11の端末部に固着されている。誘電体22は、絶縁性の合成樹脂材により形成され、複数の内導体21を収容可能とされている。内導体21は、上下方向に複数段(本実施例では2段)にわけて配され、各段に複数(本実施例では3個)が並べられている。外導体23は、導電性の金属板であって、誘電体22の上面側を覆う上側シェル24と、下面側を覆う下側シェル25とを有している。上側シェル24と下側シェル25とは上下方向に合体される。外導体23の後端部は、シールドケーブル10の端末部において露出されたシールド部材12の外周面に沿って圧着されている。
本体部52の外周面には、複数の外周リップ部54が突設されている。外周リップ部54は、筒状部39の内周面に弾性的に密着する。また、本体部52の内周面には、複数の内周リップ部55が突設されている。内周リップ部55は、シールドケーブル10の外周面に弾性的に密着する。
まず、ゴム栓50及びゴム栓ホルダ60をシールドケーブル10に先通しする。ゴム栓50及びゴム栓ホルダ60を、シールドケーブル10の端末部から後方に離れた位置に配置する。
以上により、コネクタCの組み立て作業が完了する。
本実施例のコネクタCは、シールドケーブル10の端末部に接続されたシールド端子20が内部に収容されるとともに後方に開口する筒状部39が後部に設けられているハウジング30を有し、筒状部39には、筒状部39の内側を通って後方に引き出されるシールドケーブル10の外周面に液密状に密着するとともに筒状部39の内周面に液密状に密着するゴム栓50が嵌め入れられ、ゴム栓50の後側には、ゴム栓50の離脱を防ぐゴム栓ホルダ60が取り付けられている。ゴム栓ホルダ60は、ゴム栓50の後面と対向する後壁61を有し、ハウジング30及びゴム栓ホルダ60は、互いに前後方向に係止してゴム栓ホルダ60の離脱を防ぐロック突起41及びロック片66を有し、ゴム栓50は、同ゴム栓50の外周面に突設されて筒状部39の後端部とゴム栓ホルダ60の後壁61との間に配される鍔部56を有し、鍔部56は、前方に突出して筒状部39の後端部に当接する突条部57を有している。筒状部39の後端部と突条部57との当接面には、前後方向に対して傾斜したハウジング側傾斜面44及びゴム栓側傾斜面58が形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、突条部57が、鍔部56の外周縁に沿って設けられているが、これに限らず、突条部を、鍔部の中間部または内周縁に沿って設けてもよい。
(2)上記実施例では、コネクタCがシールドケーブル10の端末に接続されたシールドコネクタである場合を例示したが、これに限らず、コネクタは、シースで覆われていない複数の電線の束の端末に接続されたものであってもよい。このような場合には、ゴム栓は、複数の挿通孔が形成されたものとなる。
(3)上記実施例では、コネクタCがシールドケーブル10の端末に接続されたシールドコネクタである場合を例示したが、これに限らず、コネクタは、シールドのない非シールドケーブルの端末に接続されたものであってもよい。
(4)上記実施例では、コネクタCの内部にシールド端子20が収容される場合を例示したが、これに限らず、コネクタは、シールドのない端子金具が収容されるものでもよい。
(5)上記実施例では、筒状部39の後端部と突条部57との当接面の両方にハウジング側傾斜面44及びゴム栓側傾斜面58が設けられているが、これに限らず、筒状部の後端部と突条部との当接面のいずれか一方のみに傾斜面を形成してもよい。
(6)上記実施例では、ゴム栓ホルダ60の離脱を防ぐロック構造として、ロック突起41及びロック片66を例示したが、これに限らず、ロック構造は、互いに前後方向に係止するものであれば、他の構造に変更することができる。
10…シールドケーブル(電線)
20…シールド端子(端子金具)
30…ハウジング
39…筒状部
41…ロック突起(ロック構造)
44…ハウジング側傾斜面(傾斜面)
50…ゴム栓
56…鍔部
57…突条部
58…ゴム栓側傾斜面(傾斜面)
60…ゴム栓ホルダ
61…後壁
66…ロック片(ロック構造)
Claims (2)
- 電線の端末部に接続された端子金具が内部に収容されるとともに後方に開口する筒状部が後部に設けられているハウジングと、
前記筒状部に嵌め入れられ、前記筒状部の内側を通って後方に引き出される前記電線の外周面に液密状に密着するとともに前記筒状部の内周面に液密状に密着するゴム栓と、
前記ゴム栓の後側に取り付けられて前記ゴム栓の離脱を防ぐゴム栓ホルダと、を有し、
前記ゴム栓ホルダは、前記ゴム栓の後面と対向する後壁を有し、
前記ハウジング及び前記ゴム栓ホルダは、互いに前後方向に係止して前記ゴム栓ホルダの離脱を防ぐロック構造を有し、
前記ゴム栓は、同ゴム栓の外周面に突設されて前記筒状部の後端部と前記ゴム栓ホルダの後壁との間に配される鍔部を有し、
前記鍔部は、前方に突出して前記筒状部の後端部に当接する突条部を有し、
前記筒状部の後端部と前記突条部との当接面の少なくとも一方に、前記前後方向に対して傾斜した傾斜面が形成されている防水コネクタ。 - 前記傾斜面が、前記筒状部の後端部に形成され、前記筒状部の後端部のうち外周側の縁に沿って設けられている請求項1に記載の防水コネクタ。
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