JP7391474B2 - 荷役車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車台に対して荷箱を傾斜させることができる荷役車両に関する。
車台に対して荷箱を傾斜させることができる荷役車両として、いわゆるコンテナ荷役車両やダンプ車等がある。この種の荷役車両において、荷箱を傾斜させるアームに傾斜センサを設けたものがある(特許文献1等参照)。同文献の荷役車両においては、重力方向を基準とする角度を検出する傾斜センサを用いているため、水平面に対するアームの傾斜角が検出される。この場合、車台に対するアームの角度が同じてあっても、車台の角度(つまり車台が接地する地面の角度)によって傾斜センサの検出値が異なってくる。
そのため、同文献では、重力方向を基準とする傾斜角を検出する傾斜センサを車台にも別途設け、これら2つの傾斜センサの検出値の差分を車台に対するアームの角度として計算している。
特開2016-215916号公報
特許文献1では、車台に対するアームの相対角度を演算するためにアームと車台の双方に傾斜センサを設けている。荷役車両が移動してコンテナの積み降ろし作業を行う度に車台とアームの傾斜センサの検出値から車台に対するアームの相対角度を演算する構成であり、車台及びアームの双方の傾斜センサを要する。そのため部品コストの上昇や配線レイアウトの複雑化を招く。
本発明の目的は、傾斜センサの数を抑えつつ車台の傾斜角度を把握して車台に対するアームの旋回角を演算できる荷役車両を提供することにある。
上記目的を達成するために、車台と、前記車台に対して荷箱を支持するアームと、重力方向を基準とする前記アームの角度を検出する傾斜センサと、前記車台に対する前記アームの相対傾斜角を演算する制御装置とを備えた荷役車両であって、前記相対傾斜角の基準値が記憶されたメモリを有し、前記制御装置は、前記基準値とアーム動作前の前記傾斜センサの検出値とを基に前記車台の傾斜角を演算し、アーム動作が停止したときの前記傾斜センサの検出値と前記車台の傾斜角とを基に演算した相対傾斜角で前記基準値を更新する荷役車両を提供する。
本発明によれば、傾斜センサの数を抑えつつ車台の傾斜角度を把握して車台に対するアームの旋回角を演算できる。
本発明の第1実施形態に係る荷役車両の側面図 本発明の第1実施形態に係る荷役車両の平面図 本発明の第1実施形態に係る荷役車両の背面図 図1の荷役車両に備えられた特装ユニットの斜視図 本発明の第1実施形態に係る荷役車両に備えられた駆動システムの回路の模式図 ダンプ傾斜角の説明図 アーム旋回角の説明図 図1の荷役車両による標準コンテナの積み込み作業の様子を表す図 図1の荷役車両による標準コンテナの積み込み作業の様子を表す図 図1の荷役車両による標準コンテナの積み込み作業の様子を表す図 図1の荷役車両による標準コンテナの積み込み作業の様子を表す図 図1の荷役車両による標準コンテナの積み込み作業の様子を表す図 図1の荷役車両に備えられた制御装置による車台に対するアームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャート 本発明の第2実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対するアームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャート 本発明の第3実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対するアームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャート
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
-荷役車両-
図1は本発明の第1実施形態に係る荷役車両の一例の側面図、図2は平面図、図3は背面図である。これらの図に示した荷役車両は、車両1と、特装ユニット10を備えている。本願明細書では、図2の図示状態における左側、右側、下側、上側を荷役車両の前、後、左、右とする。また、車両1の車台3に対してコンテナ(荷箱)を積み込んだり降ろしたりする積降作業やダンプ作業を総称して「荷役作業」と記載する。車両1は自走車両であり、前部に運転室2を備え、この運転室2の後側に車台3を備えている。
図4は特装ユニット10の斜視図である。同図では構成の視認性のため、他の図面と異なりダンプフレームA2(後述)が立ち上がったダンプ姿勢の特装ユニット10を図示している。特装ユニット10は荷役作業をするために車台3の上部に取り付けたユニットであり、図1-図4に示したように荷役装置A、コンテナ案内装置B、ロック装置C、ジャッキD、アダプタE等を備えている。コンテナ案内装置BはアダプタEを用いた積降作業の対象となる標準コンテナX(図10等)を支持しガイドする装置であり、特装ユニット10の後部に設けられている。ロック装置Cは積載した専用コンテナ(後述)を積載した際、積載した専用コンテナを固定する装置である。ジャッキDは積降作業時に車台3の後部の沈み込みを抑制するための装置である。アダプタEは、標準コンテナXを車台3に積載するために標準コンテナXに装着する一種のアタッチメントである。このアダプタEは、不使用時にはベースフレームA1の前部に設けた支持ポストA11に固定されている。荷役装置Aの構成について次に説明する。
-荷役装置-
荷役装置Aはコンテナを車台3上に引き上げたり車台3から降ろしたりする装置であり、ベースフレームA1、ダンプフレームA2(図2等)、積降アームA3、駆動部A4、ガイドローラA5を備えている。
ベースフレームA1は荷役装置Aの基礎構造体であり、水平な矩形状に構成されて前後に延び、車台3の上部に重ねて固定してある。ダンプフレームA2は積載したコンテナの内容物をダンプ排出するために車台3上でコンテナをチルトアップさせるためのフレームであり、左右方向(車幅方向)に延びる軸A6を介してベースフレームA1の後端部に回動自在に連結されている。ダンプフレームA2はベースフレームA1よりも前後方向の長さが短く、ベースフレームA1の後部に配置されている。
積降アームA3はコンテナの積降作業用のアームで、基部アームA7及びフックアームA8を備えており、車台3に対してコンテナを支持する。基部アームA7は直線的に前後に延びる筒状のアームであり、左右に延びる軸A9を介してダンプフレームA2の前部(先端部)に回動自在に連結され、車台3上で前後に回動する。フックアームA8は後部が前後に延び前部が立ち上がったL字型のアームであり、後部が基部アームA7にスライド自在に挿入されている。フックアームA8の先端(上端)には、標準コンテナX(図7等)に掛けるフックFが設けられている。特に図示していないがフックアームA8の起立部分の上部は下部に対して油圧シリンダ(不図示)により前後に回動自在に形成され、この回動軌跡上でフックFの高さや前後位置等が変えられるように構成される場合がある。本実施形態では基部アームA7に対してフックアームA8がスライドする構成を例示しているが、基部アームA7に対してフックアームA8がスライドする代わりに回動する構成とする場合もある。また、積降アームA3は基部アームA7とフックアームA8に分割せずに一体のL字型のアームとして構成される場合もある。
本実施形態において、上記の積降アームA3には傾斜センサS(図5)が設けられている。傾斜センサSは重力方向を基準とする積降アームA3の傾斜角度(例えば水平面に対する傾斜角度)を検出するセンサであり、例えばジャイロスコープやIMU(慣性計測装置)を用いることができる。その他にも、振り子式又はフロート式の傾斜センサ(吊るした錘や液面に対する傾きを検出するセンサ)や加速度センサ等を傾斜センサSとして用いることができる。傾斜センサSによって、重力方向を基準とする積降アームA3の角度が検出されて制御装置G2(図5)に出力される。なお、積降アームA3における傾斜センサSの設置部位は基部アームA7及びフックアームA8のいずれでも良いが、外筒を構成する基部アームA7の例えば外壁面か、基部アームA7に対して常時露出するフックアームA8の前部の外壁面が好ましい。
なお、標準コンテナXはISO規格等の標準規格に沿って製作されたコンテナであり、例えば海上コンテナである。標準コンテナXは荷役車両による積降作業を想定して製作されておらず、通常はクレーンやフォークリフト等の別体の荷役機械で船やトレーラ、鉄道等の輸送手段に積載される。直方体状に形成された標準コンテナXには、各面に凹部を備えた隅金具が8つの角部にそれぞれ設けられている。
駆動部A4は積降アームA3を駆動するものである。この駆動部A4は、基部アームA7を回動させる左右一対のリフトシリンダA10の他、フックアームA8を基部アームA7に対してスライドさせるスライドシリンダA12(図5)やこれらシリンダを駆動する駆動回路G1(図5)を備えている。リフトシリンダA10及びスライドシリンダA12は共に油圧シリンダであり、駆動回路G1は油圧回路である。左右のリフトシリンダA10の基端はベースフレームA1に、先端は基部アームA7の後部にそれぞれ回動自在に連結されている。フックアームA8をスライドさせるスライドシリンダA12は基部アームA7の内部に収容されており、基端が基部アームA7に、先端がフックアームA8に連結されている。
上記のガイドローラA5は専用コンテナ(不図示)をガイドするためのローラであり、ダンプフレームA2を支持する軸A6の左右両端に設けられている。「専用コンテナ」とは、荷役車両による積降作業を想定して製作されたコンテナであり、アダプタEを用いずに積降作業ができるように構成されている。ガイドローラA5はコンテナ案内装置Bによる標準コンテナXの案内面(積載された標準コンテナXの下面)よりも低位置に配置されており、積降作業時を含めて標準コンテナXに干渉しないようになっている。なお、専用コンテナについては、特許第3853051号公報等で参照できる。
なお、本実施形態に係る荷役車両においては、積降作用時にはダンプフレームA2は水平姿勢のまま積降アームA3のみが前後に回動し、ダンプ作業時には積降アームA3と一体となってダンプフレームA2が回動する。この動作を可能とするために、ダンプフレームA2に対して積降アームA3をロックしたりロックを解除したりするダンプロック装置(不図示)が設けられている。ダンプロック装置は、ロックピンやこれに係脱可能なロック用フック等からなる。ロックピンはダンプフレームA2の先端部に設けられており、ロック用フックは積降アームA3の基部アームA7の両側面に回動自在に設けられている。ロックピンに対するロック用フックの係脱は基部アームA7に対するフックアームA8のスライド動作が利用される。例えばロック用フックはロックピンに係止される方向にバネ等の力を受けており、フックアームA8が後端付近までスライドするとフックアームA8に作動ロッドが押されてロック用フックがロックピンから外れる構成が例示できる。この場合、フックアームA8が後端付近まで後退すると積降アームA3とダンプフレームA2とのロックが解除され、リフトシリンダA10の伸縮によってダンプフレームA2に対して積降アームA3が前後に回動する。反対にフックアームA8が前進すると積降アームA3とダンプフレームA2とがロックされ、この状態でリフトシリンダA10が伸縮すると、積降アームA3と共にダンプフレームA2がチルトアップ及びチルトダウンする。このようなダンプロック装置の構成については特許第5284541号公報等に記載されている。
-駆動システム-
図5は本発明の本実施形態に係る荷役車両に備えられた駆動システムの回路の模式図である。同図に示したように、荷役車両にはリフトシリンダA10及びスライドシリンダA12を駆動する駆動回路G1や制御装置G2が備わっている。
駆動回路G1は油圧ポンプやコントロールバルブを含んで構成されており、例えばエンジンで油圧ポンプを駆動し、コントロールバルブを介して油圧ポンプの吐出油を供給することでリフトシリンダA10及びスライドシリンダA12を駆動する。
制御装置G2は、コントロールバルブを駆動する指令信号を出力し、コントロールバルブにより作動油の供給方向を切り換えることでリフトシリンダA10及びスライドシリンダA12を伸縮させて積降アームA3の動作を制御する。
制御装置G2は車載コンピュータの一種であり、例えばCPUで構成される演算部G3や判定部G4の他、第1メモリG5、第2メモリG6、第3メモリG7を含むメモリを有して構成されている。第1メモリG5、第2メモリG6及び第3メモリG7が制御装置G2に内蔵された構成に代えて、これらのメモリを外部メモリとして制御装置G2に接続する構成としても良い。
制御装置G2のメモリには積降アームA3の制御に関するプログラムの他、積降アームA3の相対角度の演算に関するプログラムが格納されている。制御装置G2には、前述した傾斜センサS、リモコン等の操作装置Hの他、PTOスイッチPの信号が入力される。メモリからロードしたプログラムに従い、制御装置G2は、積載アームA3を駆動する際、傾斜センサS等の入力信号に基づき、傾斜センサSの検出値の変化から車台3に対する積降アームA3の相対角度を判定部G4や演算部G3の機能により演算する。制御装置G2が積降アームA3の相対角度の演算の基礎に用いるセンサ類は、1つの傾斜センサSのみである。車台3に対する積降アームA3の相対角度には、ダンプ角θtilt(t)(図6)やアーム旋回角θarm(t)(図7)が含まれる。ダンプ角θtilt(t)は、ダンプフレームA2と積降アームA3とが一体となって傾斜する際の車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角である(図4も参照)。他方のアーム旋回角θarm(t)は、ダンプフレームA2に対して積降アームA3が折れ曲がって傾斜する際の車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角である(図9も参照)。本実施形態では、ダンプ角θtilt(t)及びアーム旋回角θarm(t)は、操作装置Hからの信号を基に判定部G4で区別されて演算部G3により演算される(後述)。その演算の際に用いるダンプ角θtilt(t)の基準値Mθtiltを格納しているのが上記の第1メモリG5、アーム旋回角θarm(t)の基準値Mθarmを格納しているのが第2メモリG6である。少なくともこれら第1メモリG5及び第2メモリG6は不揮発性メモリである。
なお、第3メモリG7には、ダンプ作業時及び積降作業時における減速開始角度が格納されている。ダンプ作業時の減速開始角度には、フルダンプ時のダンプ角θtilt(t)(つまりθtilt(t)の最大値)より若干小さく設定した第1の値、コンテナが車台3に着床する際のダンプ角θtilt(t)より若干大きく設定した第2の値が含まれる。積降作業時の減速開始角度には、コンテナが地面に着床するアーム旋回角θarm(t)より若干小さく設定した第3の値、コンテナが車台3に着床する際のアーム旋回角θarm(t)より若干大きく設定した第4の値が含まれる。後述するフローチャートでは説明を省略するが、ダンプ(上げ)動作の際、ダンプ角θtilt(t)が第1の値以上であれば、制御装置G2はコンテナの傾斜速度を減速させてシリンダストローク端に至る際の衝撃を緩和する。反対にダンプ(下げ)動作の際、ダンプ角θtilt(t)が第2の値以下であれば、制御装置G2はコンテナの傾斜速度を減速させてコンテナ着床時の衝撃を緩和する。同様に、アーム旋回(コンテナ降ろし)動作の際、アーム旋回角θarm(t)が第3の値以上であれば、制御装置G2はアーム旋回速度を減速させてコンテナが地面に着床する際の衝撃を緩和する。反対にアーム旋回(コンテナ積込)動作の際、アーム旋回角θarm(t)が第4の値以下であれば、制御装置G2はアーム旋回速度を減速させてコンテナが車台3に着床する際の衝撃を緩和する。
-積降作業-
標準コンテナXを車台3に積み込む場合、荷役車両を標準コンテナXの前方の所定位置に停車させ、まず図1-図3の状態において手作業によりアダプタEと支持ポストA11との連結を解く。次に操作装置Hで所定の操作をしてジャッキDを下ろすと共にフックアームA8を前進させ、図8に示したようにアダプタEにフックFを掛ける。フックFがアダプタEに掛かったら、アダプタEと共にフックアームA8を後退させ、操作装置Hで積降作業用の降ろしボタンの操作をする。これにより前述したダンプロック装置のロックが解除され、図9に示したようにリフトシリンダA10が伸びて積降アームA3が後方に回動する。このようにして車両後方に持ち出したアダプタEを図10に示したように標準コンテナXの前面に装着する。
アダプタEの装着作業が完了したら、操作装置Hで積降作業用の引き上げボタンの操作をして積降アームA3を前方に回動させ、図11に示したように標準コンテナXを車台3上に引き上げる。積降アームA3の動作に伴って標準コンテナXは後端下部を支点に前側が持ち上がり、更に積降アームA3が前方に回動することで車両と標準コンテナXが相対的に近付く。その際、標準コンテナXは重量があり下部にローラも付いていないため、車両の方が後退して標準コンテナXの下側に入り込み、標準コンテナXの下面の左右がコンテナ案内装置Bで受けられる。その後更に積降アームA3が前方に回動することで、標準コンテナXはコンテナ案内装置Bにガイドされながら車台3の上部に引き上げられる。積降アームA3が水平に倒伏したらフックアームA8を前進させ、図12に示したように支持ポストA11のスタンドにアダプタEを載せる。最後にコンテナ案内装置Bに備わったロック装置で標準コンテナXをコンテナ案内装置Bに対して固定して、標準コンテナXの積載作業を完了する。
標準コンテナXを荷台から下ろす荷降ろし作業は、以上のコンテナ積載作業と逆の手順で行うことができる。
-ダンプ作業-
また、ダンプ作業をする場合、例えば操作装置Hでダンプ作業用のダンプ上げボタンの操作をすると、前述したダンプロック装置がロックされ、図4に示したようにリフトシリンダA10が伸びて積降アームA3と共にダンプフレームA2が後方に起立する。これによりコンテナの内容物がダンプ排出される。その後、操作装置Hでダンプ作業用のダンプ下げボタンの操作をすると、リフトシリンダA10が縮んで積降アームA3と共にダンプフレームA2が図8に示したように倒伏する。
-アームの相対角度演算-
図13は制御装置G2による車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。
・ステップS10
制御装置G2は、PTOスイッチPの入り信号が入力されるとCPUにより図13の手順を開始する。PTOスイッチPがオンのとき荷役装置Aが動作可能となって走行不能となり、オフのとき荷役装置Aが動作不能となって走行可能となる。制御装置G2は、まずステップS10として、前回のアーム動作が停止したときに演算して第1メモリG5に記憶したダンプ角の基準値Mθtiltを読み込む。同時に、制御装置G2は、前回のアーム動作が停止したときに演算して第2メモリG6に記憶したアーム旋回角の基準値Mθarmを読み込む。「前回のアーム動作が停止したとき」とは、1回のアーム動作に伴ってPTOスイッチPがオンオフされることから、ダンプ角及びアーム旋回角の観点では直近のPTOスイッチPのオフ操作時点と同義である。ステップS10で読み込まれる値は、前回のアーム動作終了に伴うPTOスイッチPのオフ操作(つまりPTOスイッチPの直近のオフ操作)の際に後述するステップS50で更新された基準値Mθtilt,Mθarmである。
荷役車両の工場出荷時には基準値Mθtilt,Mθarmはいずれも0度に設定されており、出荷後最初のダンプ作業及び積降作業のステップS10で読み込まれる基準値Mθtilt,Mθarmはいずれも0度となる。例えば車両1の接地面の水平が保証された工場で(車台3の傾斜角θcs(図6、図7)が0度の状態で)積降アームA3を操作し、積降アームA3を車台3に着床させて操作を終えることで、工場出荷時にMθtilt=Mθarm=0と設定することができる。
前述したように、走行中は荷役装置Aが動作不能なので、前回のアーム動作停止(PTOオフ)時と今回のアーム動作開始(PTOオン)時とで、車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角は同じである。そこで、積降アームA3を回動させる前に、前回のアーム動作停止時に演算して記憶した基準値を読み込むことで、車台3の傾斜角を直接検出しなくても積降アームA3の現在のダンプ角(アーム旋回角)を把握することができる。
・ステップS21-S24
続くステップS21において、制御装置G2は、操作装置Hの信号を基にアーム操作としてダンプ操作(ダンプ上げ又はダンプ下げの操作)がされているかを判定部G4で判定する。ダンプ操作がされている場合、制御装置G2は、ステップS22に手順を移して現在の車台3の傾斜角θcs(図6及び図7)を演算部G3で演算する。傾斜角θcsは、アーム動作(回動)前、具体的には今回のアーム動作に係る図13のフロー開始時(PTOスイッチをオンした時点=時刻0)の傾斜センサSの検出値θs(0)と基準値Mθtiltとの差分をとって演算される(θcs=θs(0)-Mθtilt)。
ステップS23に手順を移すと、制御装置G2は、現在のダンプ操作に伴って変化する傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsとから積降アームA3の現在(操作開始からt秒後)のダンプ角θtilt(t)を演算部G3で演算する。本例では、現在の傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsの差分がダンプ角θtilt(t)(=θs(t)-θcs)として演算される。
なお、ステップS22において演算した車台3の傾斜角θcsを第1メモリG5及び第2メモリG6に記憶し、ステップS23の演算時に読み出しても良い。
制御装置G2は、続くステップS24でダンプ操作が停止されたかを判定部G4で判定し、操作継続中であればステップS23に手順を戻してダンプ角θtilt(t)の演算を繰り返す。ダンプ操作が停止したら(ボタンから手が離れたら)、制御装置G2はステップS40(後述)に手順を移す。
・ステップS31-S34
先のステップS31でダンプ操作がされていないと判定された場合、制御装置G2は、ステップS31に手順を移して操作装置Hの信号を基にアーム操作として積降操作(コンテナの降ろし又は引き上げの操作)がされているかを判定部G4で判定する。積降操作がされていない場合、制御装置G2はステップS40(後述)に手順を移す。積降操作がされている場合、制御装置G2は、ステップS32に手順を移して現在の車台3の傾斜角θcsを演算部G3で演算する。傾斜角θcsは、ステップS22と同じく、傾斜センサSの検出値θs(0)と基準値Mθarmとの差分をとって演算される(θcs=θs(0)-Mθarm)。
ステップS33に手順を移すと、制御装置G2は、現在の積降操作に伴って変化する傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsとから積降アームA3の現在(操作開始からt秒後)のアーム旋回角θarm(t)を演算部G3で演算する。本例では、傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsの差分がアーム旋回角θarm(t)(=θs(t)-θcs)として演算される。
なお、ステップS32において演算した車台3の傾斜角θcsを第1メモリG5及び第2メモリG6に記憶し、ステップS33の演算時に読み出しても良い。
制御装置G2は、続くステップS34で積降操作が停止されたかを判定部G4で判定し、操作継続中であればステップS33に手順を戻してアーム旋回角θarm(t)の演算を繰り返す。積降操作が停止したら(ボタンから手が離れたら)、制御装置G2はステップS40に手順を移す。
・ステップS40,50
ステップS24,34で操作停止が判定された場合、又はステップS21,S31で無操作が判定された場合、制御装置G2はステップS40に手順を移し、PTOスイッチPがオフになったかを判定部G4で判定する。制御装置G2は、PTOスイッチPがオンのままであればステップS21に手順を戻し、オフになっていればステップS50に手順を移す。続くステップS50では、制御装置G2は、遅延回路により終了処理を実行する。その間、第1メモリG5及び第2メモリG6の基準値Mθtilt,Mθarmが、直近のステップS23,S33で演算したθtilt(t),θarm(t)に演算部G3によって更新される。
なお、直近のステップS23,S33とは、今回PTOスイッチPがオンになってからオフになるまでにステップS21-S40が繰り返し実行された中で最後に実行されたステップS23,S33である。ステップS50で更新した基準値が、次回PTOスイッチPをオンにした際のステップS10で前回のアーム動作が停止したときに演算して基準値Mθtilt,Mθarmとして読み込まれる。これにより、次回PTOスイッチPをオンにして積降アームA3を回動させるときに、ステップS10で更新後の基準値Mθtilt,Mθarmを読み込むことで、車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角を把握することができる。
-効果-
(1)上記の通り、車台3に傾斜センサを設置しなくても車台3の傾斜角θcsを把握することができる。重力方向を基準とする傾斜角を検出する単一の傾斜センサSの検出値θs(t)の変化から車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角(ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t))を演算することができる。傾斜センサSの数量を抑えることで荷役車両の製造コストを抑えることができる。また、傾斜センサの数が抑えられるので配線レイアウトの複雑化も抑えられる。
(2)前回のアーム動作が停止したときに演算してメモリに記憶した相対傾斜角を基準値とし、この基準値と現在のアーム動作の信号入力時の傾斜センサSの検出値とから車台3の傾斜角θcsを演算することができる。そのため、積降アームA3が車台3に着床する前にダンプ作業又は積降作業を中断し、PTOスイッチPを一旦オフにして荷役車両を移動させてからダンプ作業又は積降作業を再開しても、相対傾斜角(ダンプ角、アーム旋回角)を演算することができる。
(3)本例ではコンテナの積降作業とダンプ作業の双方を実行可能な荷役車両を対象とするところ、操作装置Hの信号を基に両作業について積降アームA3の相対傾斜角(ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t))を区別して演算できる。ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t)を区別して演算することができるので、コンテナの積降作業とダンプ作業について適切に情報を把握し管理することができる。
(第2実施形態)
図14は本発明の第2実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対する積降アームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。図14は第1実施形態の図13に対応する図である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、基準値Mθtilt,Mθarmを予め0度に設定し、基準値Mθtilt,Mθarmの更新手順を省略した点にあり、その他については構成も動作も第1実施形態と同様である。
ダンプ作業も積降作業も基本的に積降アームA3が車台3に着床した状態で終了する。これを前提とした場合、第1実施形態では図13のステップS50による更新前後でダンプ角及びアーム旋回角の基準値Mθtilt,Mθarmの値は変わることがなく常に0度になる。本実施形態は、この点に着目して基準値Mθtilt,Mθarmを固定値(=0)とし、アームの相対角度の演算処理を簡略化した例である。
本実施形態では、制御装置G2はステップS10で読み込まれるダンプ角とアーム旋回角の基準値Mθtilt,Mθarmはいずれも常に工場出荷時の0度である。ステップS21-S24,S31-S34,S40の処理は第1実施形態と同様であるが、PTOスイッチPがオフになった場合、制御装置G2は基準値Mθtilt,Mθarmを更新することなく図14の手順を終了する。
本実施形態においても、積降アームA3を車台3に着床させてダンプ作業及び積降作業を終了する前提の下で第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、車台3に積降アームA3が着床しない状態で図14のフローが終了した場合、次回作業時に車台3の傾斜角θcsの演算に誤差が生じる。それに対し、例えば車台3に積降アームA3が着床したことを検出するセンサ(例えばリミットスイッチ)を適宜(例えば車台3又は積降アームA3)に設置し、車台3に積降アームA3が着床したことを条件としてフローが終了するようにすることもできる。例えばステップS40でPTOオフが判定された場合、終了処理中に車台3に積降アームA3が着床しているかを判定して、着床していればそのままフローを終了し、着床していなければステップS23,S33で演算した相対傾斜角をメモリに一時保存する。そして、一時保存しておいた相対傾斜角を次回作業時のみステップS10で基準値として読み込むようにする。
なお、図14のステップS10で読み込まれる基準値Mθtilt,Mθarmは一定値であり、車台3を既知の角度の路面に停車させて積降アームA3を所定の相対傾斜角にした状態で、傾斜センサSの検出値と車台の傾斜角とを基に演算した相対傾斜角である。上記の例では、第1実施形態と同様に水平面に車台3を停車させて積降アームA3を車台3に着床させた状態で基準値Mθtilt,Mθarmを設定しており、路面角度=車台の傾斜角=相対傾斜角=0度の条件下で基準値Mθtilt=Mθarm=0度となる。しかし、基準値Mθtilt,Mθarmの設定時の路面の角度や相対傾斜角は0度である必要は必ずしもない。例えば路面の角度が既知の値X(≠0度)、相対傾斜角がY(≠0度)の条件下においては、車台の傾斜角がX、検出値がX+Yとなり、この状態で設定すれば基準値Mθtilt,MθarmをYにすることができる。例えば積降アームA3を相対傾斜角10度の姿勢で走行することが想定される場合、検出値(X+Y)が既知の角度Xよりも10度大きい角度となるように積降アームA3を操作して設定すれば、基準値Mθtilt,Mθarm=10度とすることができる。
(第3実施形態)
図15は本発明の第3実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対する積降アームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。図15は第1実施形態の図13に対応する図である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、相対傾斜角(ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t))の演算方法にあり、その他については構成も動作も第1実施形態と同様である。
本実施形態では、ダンプ作業時にステップS22で車台3の傾斜角θcsを演算した後、制御装置G2はステップS23’を実行する。ステップS23’において、制御装置G2は演算部G3により、現在の作業(時刻0~t)におけるダンプ角の変化量δtilt(=θs(t)-θs(t-1))を演算する。そして、基準値Mθtiltにδtiltを加算してダンプ角θtilt(t)(=Mθtilt+δtilt)を演算する。傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsとを基に、このようにしてダンプ角θtilt(t)を演算することもできる。続くステップS24以降の手順は、第1実施形態と同様である。
同様に、積降作業時にステップS32で車台3の傾斜角θcsを演算した後、制御装置G2はステップS33’を実行する。ステップS33’において、制御装置G2は演算部G3により、現在の作業(時刻0~t)におけるアーム旋回角の変化量δarm(=θs(t)-θs(t-1))を演算する。そして、基準値Mθarmにδarmを加算してアーム旋回角θarm(t)(=Mθarm+δarm)を演算する。傾斜センサSの検出値θs(t)と車台3の傾斜角θcsとを基に、このようにしてアーム旋回角θarm(t)を演算することもできる。続くステップS34以降の手順は、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施形態においても第2実施形態と同様に、積降アームA3を車台3に着床させてダンプ作業及び積降作業を終えることを前提として基準値更新の手順を省略することができる。
(変形例)
以上においては、コンテナの積降機能とダンプ機能を備えた荷役車両を適用対象とした場合を例示して説明したが、アームが車台に対して傾斜する荷役車両であれば本発明は適用可能であり、積降機能とダンプ機能のいずれか一方の機能は省略可能である。つまり、ダンプ車のように荷箱の積降機能を持たずダンプ機能のみを持つ荷役車両や、ダンプ機能を持たずコンテナの積降機能のみを持つタイプのコンテナ荷役車両にも本発明は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。ダンプ車の場合、荷箱(ベッセル)を支持するアームの他、荷箱やその底面の桁に傾斜センサSを設置することができる。
また、標準コンテナXと専用コンテナの双方を車台3に積載可能な荷役車両を適用対象として例示したが、標準コンテナ専用の荷役車両にも専用コンテナ専用の荷役車両にも本発明は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
また、第1-第3実施形態では、PTOスイッチPのオンオフを制御の開始及び終了のトリガとした例を説明したが、例えば制御装置G2の電源のオンオフをトリガとする構成とすることもできる。この場合、ダンプ作業や積降作業の最中でなくても例えば走行中も制御が待機状態となる。具体的には、制御装置G2の電源が入ったらフローをスタートし、ステップS40で電源オフが判定されたらフローを終了する。但し図13及び図15の例では、基準値更新手順(ステップS50)をステップS24,S34とステップS40の間に実行し、電源オン状態の継続中はステップS40からステップS10に手順を戻すことで、角度計算に更新後の基準値が利用できる。
また、図13-図15でステップS21,S31の操作判定後に車台3の傾斜角θcsを演算する手順を例示したが、ステップS10の基準値読込後に操作判定に先行して車台3の傾斜角θcsを演算するフローとしても良い。この場合、作業中に車両が走行することはなく傾斜角θcsは変わらないので、ステップS40のPTOスイッチPのオンが判定されたら、傾斜角θcsは再演算してもしなくても良い。
3…車台、A1…ベースフレーム、A2…ダンプフレーム、A3…積降アーム(アーム)、G2…制御装置、Mθarm…アーム旋回角の基準値、Mθtilt…ダンプ角の基準値、S…傾斜センサ、X…標準コンテナ(荷箱)、θarm(t)…アーム旋回角(車台に対するアームの相対傾斜角)、θcs…車台の傾斜角、θs(t)…傾斜センサの検出値、θtilt(t)…ダンプ角(車台に対するアームの相対傾斜角)

Claims (2)

  1. 車台と、
    前記車台に対して荷箱を支持するアームと、
    重力方向を基準とする前記アームの角度を検出する傾斜センサと、
    前記車台に対する前記アームの相対傾斜角を演算する制御装置とを備えた荷役車両であって、
    前記相対傾斜角の基準値が記憶されたメモリを有し、
    前記制御装置は、
    前記基準値とアーム動作前の前記傾斜センサの検出値とを基に前記車台の傾斜角を演算し、
    アーム動作が停止したときの前記傾斜センサの検出値と前記車台の傾斜角とを基に演算した相対傾斜角で前記基準値を更新する荷役車両。
  2. 前記車台に固定したベースフレームと、
    前記ベースフレームに回動自在に連結され、先端に前記アームが回動自在に連結されたダンプフレームと、
    前記ダンプフレームに対して前記アームをロックしたりロックを解除したりするダンプロック装置とを備え、
    前記傾斜センサが前記アームに取り付けられており、
    前記制御装置が、操作装置からの信号を基に、前記ダンプフレームと前記アームとが一体となって傾斜する際の前記相対傾斜角、及び前記ダンプフレームに対して前記アームが折れ曲がって傾斜する際の前記相対傾斜角を区別して演算する請求項の荷役車両。
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