JP7391474B2 - 荷役車両 - Google Patents
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Description
-荷役車両-
図1は本発明の第1実施形態に係る荷役車両の一例の側面図、図2は平面図、図3は背面図である。これらの図に示した荷役車両は、車両1と、特装ユニット10を備えている。本願明細書では、図2の図示状態における左側、右側、下側、上側を荷役車両の前、後、左、右とする。また、車両1の車台3に対してコンテナ(荷箱)を積み込んだり降ろしたりする積降作業やダンプ作業を総称して「荷役作業」と記載する。車両1は自走車両であり、前部に運転室2を備え、この運転室2の後側に車台3を備えている。
荷役装置Aはコンテナを車台3上に引き上げたり車台3から降ろしたりする装置であり、ベースフレームA1、ダンプフレームA2(図2等)、積降アームA3、駆動部A4、ガイドローラA5を備えている。
図5は本発明の本実施形態に係る荷役車両に備えられた駆動システムの回路の模式図である。同図に示したように、荷役車両にはリフトシリンダA10及びスライドシリンダA12を駆動する駆動回路G1や制御装置G2が備わっている。
標準コンテナXを車台3に積み込む場合、荷役車両を標準コンテナXの前方の所定位置に停車させ、まず図1-図3の状態において手作業によりアダプタEと支持ポストA11との連結を解く。次に操作装置Hで所定の操作をしてジャッキDを下ろすと共にフックアームA8を前進させ、図8に示したようにアダプタEにフックFを掛ける。フックFがアダプタEに掛かったら、アダプタEと共にフックアームA8を後退させ、操作装置Hで積降作業用の降ろしボタンの操作をする。これにより前述したダンプロック装置のロックが解除され、図9に示したようにリフトシリンダA10が伸びて積降アームA3が後方に回動する。このようにして車両後方に持ち出したアダプタEを図10に示したように標準コンテナXの前面に装着する。
また、ダンプ作業をする場合、例えば操作装置Hでダンプ作業用のダンプ上げボタンの操作をすると、前述したダンプロック装置がロックされ、図4に示したようにリフトシリンダA10が伸びて積降アームA3と共にダンプフレームA2が後方に起立する。これによりコンテナの内容物がダンプ排出される。その後、操作装置Hでダンプ作業用のダンプ下げボタンの操作をすると、リフトシリンダA10が縮んで積降アームA3と共にダンプフレームA2が図8に示したように倒伏する。
図13は制御装置G2による車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。
制御装置G2は、PTOスイッチPの入り信号が入力されるとCPUにより図13の手順を開始する。PTOスイッチPがオンのとき荷役装置Aが動作可能となって走行不能となり、オフのとき荷役装置Aが動作不能となって走行可能となる。制御装置G2は、まずステップS10として、前回のアーム動作が停止したときに演算して第1メモリG5に記憶したダンプ角の基準値Mθtiltを読み込む。同時に、制御装置G2は、前回のアーム動作が停止したときに演算して第2メモリG6に記憶したアーム旋回角の基準値Mθarmを読み込む。「前回のアーム動作が停止したとき」とは、1回のアーム動作に伴ってPTOスイッチPがオンオフされることから、ダンプ角及びアーム旋回角の観点では直近のPTOスイッチPのオフ操作時点と同義である。ステップS10で読み込まれる値は、前回のアーム動作終了に伴うPTOスイッチPのオフ操作(つまりPTOスイッチPの直近のオフ操作)の際に後述するステップS50で更新された基準値Mθtilt,Mθarmである。
続くステップS21において、制御装置G2は、操作装置Hの信号を基にアーム操作としてダンプ操作(ダンプ上げ又はダンプ下げの操作)がされているかを判定部G4で判定する。ダンプ操作がされている場合、制御装置G2は、ステップS22に手順を移して現在の車台3の傾斜角θcs(図6及び図7)を演算部G3で演算する。傾斜角θcsは、アーム動作(回動)前、具体的には今回のアーム動作に係る図13のフロー開始時(PTOスイッチをオンした時点=時刻0)の傾斜センサSの検出値θs(0)と基準値Mθtiltとの差分をとって演算される(θcs=θs(0)-Mθtilt)。
先のステップS31でダンプ操作がされていないと判定された場合、制御装置G2は、ステップS31に手順を移して操作装置Hの信号を基にアーム操作として積降操作(コンテナの降ろし又は引き上げの操作)がされているかを判定部G4で判定する。積降操作がされていない場合、制御装置G2はステップS40(後述)に手順を移す。積降操作がされている場合、制御装置G2は、ステップS32に手順を移して現在の車台3の傾斜角θcsを演算部G3で演算する。傾斜角θcsは、ステップS22と同じく、傾斜センサSの検出値θs(0)と基準値Mθarmとの差分をとって演算される(θcs=θs(0)-Mθarm)。
ステップS24,34で操作停止が判定された場合、又はステップS21,S31で無操作が判定された場合、制御装置G2はステップS40に手順を移し、PTOスイッチPがオフになったかを判定部G4で判定する。制御装置G2は、PTOスイッチPがオンのままであればステップS21に手順を戻し、オフになっていればステップS50に手順を移す。続くステップS50では、制御装置G2は、遅延回路により終了処理を実行する。その間、第1メモリG5及び第2メモリG6の基準値Mθtilt,Mθarmが、直近のステップS23,S33で演算したθtilt(t),θarm(t)に演算部G3によって更新される。
(1)上記の通り、車台3に傾斜センサを設置しなくても車台3の傾斜角θcsを把握することができる。重力方向を基準とする傾斜角を検出する単一の傾斜センサSの検出値θs(t)の変化から車台3に対する積降アームA3の相対傾斜角(ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t))を演算することができる。傾斜センサSの数量を抑えることで荷役車両の製造コストを抑えることができる。また、傾斜センサの数が抑えられるので配線レイアウトの複雑化も抑えられる。
図14は本発明の第2実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対する積降アームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。図14は第1実施形態の図13に対応する図である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、基準値Mθtilt,Mθarmを予め0度に設定し、基準値Mθtilt,Mθarmの更新手順を省略した点にあり、その他については構成も動作も第1実施形態と同様である。
図15は本発明の第3実施形態に係る荷役車両に備えられた制御装置による車台に対する積降アームの相対傾斜角の演算手順を表すフローチャートである。図15は第1実施形態の図13に対応する図である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、相対傾斜角(ダンプ角θtilt(t)、アーム旋回角θarm(t))の演算方法にあり、その他については構成も動作も第1実施形態と同様である。
以上においては、コンテナの積降機能とダンプ機能を備えた荷役車両を適用対象とした場合を例示して説明したが、アームが車台に対して傾斜する荷役車両であれば本発明は適用可能であり、積降機能とダンプ機能のいずれか一方の機能は省略可能である。つまり、ダンプ車のように荷箱の積降機能を持たずダンプ機能のみを持つ荷役車両や、ダンプ機能を持たずコンテナの積降機能のみを持つタイプのコンテナ荷役車両にも本発明は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。ダンプ車の場合、荷箱(ベッセル)を支持するアームの他、荷箱やその底面の桁に傾斜センサSを設置することができる。
Claims (2)
- 車台と、
前記車台に対して荷箱を支持するアームと、
重力方向を基準とする前記アームの角度を検出する傾斜センサと、
前記車台に対する前記アームの相対傾斜角を演算する制御装置とを備えた荷役車両であって、
前記相対傾斜角の基準値が記憶されたメモリを有し、
前記制御装置は、
前記基準値とアーム動作前の前記傾斜センサの検出値とを基に前記車台の傾斜角を演算し、
アーム動作が停止したときの前記傾斜センサの検出値と前記車台の傾斜角とを基に演算した相対傾斜角で前記基準値を更新する荷役車両。 - 前記車台に固定したベースフレームと、
前記ベースフレームに回動自在に連結され、先端に前記アームが回動自在に連結されたダンプフレームと、
前記ダンプフレームに対して前記アームをロックしたりロックを解除したりするダンプロック装置とを備え、
前記傾斜センサが前記アームに取り付けられており、
前記制御装置が、操作装置からの信号を基に、前記ダンプフレームと前記アームとが一体となって傾斜する際の前記相対傾斜角、及び前記ダンプフレームに対して前記アームが折れ曲がって傾斜する際の前記相対傾斜角を区別して演算する請求項1の荷役車両。
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