JP2021042523A - 作業機械 - Google Patents

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庸子 塚田
Yoko Tsukada
庸子 塚田
一野瀬 昌則
Masanori Ichinose
昌則 一野瀬
昌輝 日暮
Masateru Higure
昌輝 日暮
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Abstract

【課題】オペレータの操作を補助して自動的に目標重量の積載物を積み込み可能な作業機械を提供する。【解決手段】作業機械は、制御装置120を備える。制御装置120は、圧力センサおよび姿勢センサの検出結果に基づいて演算を行う中央処理装置121と、バケット102によって積み込む積載物の目標重量を記憶する記憶装置122とを備える。中央処理装置121は、バケット102に入っている積載物の重量を算出し、バケット102から排出された積載物の重量を積算して重量積算値を算出し、重量積算値と目標重量との差分に基づいてバケット102に入っている積載物の排出重量を算出し、排出重量に基づくバケットシリンダ104の制御量を算出する。【選択図】図1

Description

本開示は、作業機械に関する。
従来から建設機械を制御する技術に関し、特に建設機械を使って積み込み作業を行う際にオペレータを補助する技術に関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1に記載された建設機械は、ブームと、前記ブームに取り付けられたバケットとを有し、ブーム操作レバーと、コントローラと、を備える(同文献、請求項1等を参照)。
前記ブーム操作レバーは、 ブームの上昇を指示するポジション、下降を指示するポジションおよび中立を指示するポジションをとり得る。前記コントローラは、前記ブーム操作レバーのポジションを検出して、検出されたポジションにしたがって前記ブームおよび前記バケットを制御する。 前記コントローラは、前記ブームを上昇させているときに、前記ブーム操作レバーに対して所定の操作が行われたことを検出すると、前記バケットをダンプさせるように制御する。
この従来の建設機械は、前記バケットのダンプエンドを検出するセンサをさらに備える場合がある(同文献、請求項4等を参照)。この場合、コントローラは、前記センサの出力によって前記バケットがダンプエンドのポジションになったことを検出すると、前記ダンプエンドポジションと他の所定のポジションとの間で前記バケットを往復させるように制御する。
この従来の建設機械によれば、オペレータは、ブームレバーを操作するだけで、自らが意図するタイミングでバケットをダンプさせることができる(同文献、第0030段落等を参照)。また、コントローラがバケットの揺さぶりを数回行うことにより、バケット内部にこびりついた残土を排出することができる(同文献、第0032段落等を参照)。
特開2009−197425号公報
前記従来の建設機械のセミオートローディング機能により、バケットに入った積載物を、たとえばダンプトラックの荷台に積み込む場合を想定する。この場合、コントローラがバケットの揺さぶりを行って、バケット内部にこびりついた残土等の積載物をすべて排出する。これにより、バケットに入ったすべての積載物がダンプトラックの荷台に積載されることになる。
そのため、前記従来の建設機械は、セミオートローディング機能を継続するとダンプトラックの最大積載量を超過するおそれがある。これを回避するために、オペレータは、ダンプトラックの最大積載量よりも十分に少ない量の積載物が荷台に積載された時点でセミオートローディング機能を停止させ、通常の手動操作によって最大積載量を超過しないように注意しながら積載物を積み込む必要がある。
本開示は、オペレータの操作を補助して自動的に目標重量の積載物を積み込み可能な作業機械を提供する。
本開示の一態様は、リフトアームと、該リフトアームの先端部に設けられたバケットと、前記リフトアームを駆動するリフトシリンダと、前記バケットをチルトまたはダンプ駆動させるバケットシリンダと、前記リフトシリンダの圧力を検出する圧力センサと、前記リフトアームおよび前記バケットの姿勢を検出する姿勢センサと、前記リフトシリンダおよび前記バケットシリンダを制御する制御装置と、を備えた作業機械であって、前記制御装置は、前記圧力センサおよび前記姿勢センサの検出結果に基づいて演算を行う中央処理装置と、前記バケットによって積み込む積載物の目標重量を記憶する記憶装置とを備え、前記中央処理装置は、前記バケットに入っている前記積載物の重量を算出し、前記バケットから排出された前記積載物の前記重量を積算して重量積算値を算出し、前記重量積算値と前記目標重量との差分に基づいて前記バケットに入っている前記積載物の排出重量を算出し、前記排出重量に基づく前記バケットシリンダをダンプ駆動させる制御量を算出することを特徴とする作業機械である。
本開示の上記一態様によれば、オペレータの操作を補助して自動的に目標重量の積載物を積み込み可能な作業機械を提供することができる。
本開示の作業機械の実施形態1に係るホイールローダの側面図。 図1に示すホイールローダに搭載されるセンサと制御装置の機能ブロック図。 図1に示すホイールローダのリフトアームを上昇させたときの側面図。 図2に示す制御装置による自動積み込み制御のフロー図。 図4に示すパイロット圧指令Ppiを算出するためのマップ。 本開示の作業機械の実施形態2に係るホイールローダの機能ブロック図。 図6に示すパイロット圧指令Ppiを算出するためのマップ。 図6に示す制御装置による自動積み込み制御のフロー図。 本開示の作業機械の実施形態3に係るホイールローダの制御装置による自動積み込み制御のフロー図。 本開示の作業機械の実施形態4に係るホイールローダの記憶装置に記憶されたパイロット圧指令Ppiを算出するためのマップ。 本開示の作業機械の実施形態4に係るホイールローダの制御装置による自動積み込み制御のフロー図。 本開示の作業機械の実施形態5に係るホイールローダの機能ブロック図。
以下、図面を参照して本開示に係る作業機械の実施形態を説明する。
[実施形態1]
図1は、本開示に係る作業機械の一実施形態であるホイールローダ100の側面図である。図2は、図1に示すホイールローダ100に搭載される制御装置120等の機能ブロック図である。以下の説明では、図1に示すように、ホイールローダ100の前後方向に平行なX軸、ホイールローダ100の幅方向に平行なY軸、およびホイールローダ100の高さ方向に平行なZ軸からなる直交座標系に基づいて、ホイールローダ100の各部を説明する場合がある。詳細については後述するが、本実施形態のホイールローダ100は、次の構成を主な特徴としている。
本開示に係る作業機械の一実施形態であるホイールローダ100は、リフトアーム101と、そのリフトアーム101の先端部に設けられたバケット102と、リフトアーム101を駆動するリフトシリンダ103と、バケット102をチルトまたはダンプ駆動させるバケットシリンダ104と、を備えている。また、ホイールローダ100は、リフトシリンダ103の圧力を検出する圧力センサ105と、リフトアーム101およびバケット102の姿勢を検出する姿勢センサ106と、リフトシリンダ103およびバケットシリンダ104を制御する制御装置120と、を備えている。制御装置120は、圧力センサ105および姿勢センサ106の検出結果に基づいて演算を行う中央処理装置121と、バケット102によって積み込む積載物の目標重量Wtを記憶する記憶装置122とを備えている。そして、中央処理装置121は、バケット102に入っている積載物の重量Wbを算出する重量演算機能F1と、バケット102から排出された積載物の重量を積算して重量積算値Wiを算出する重量積算機能F2とを有する。さらに、中央処理装置121は、重量積算値Wiと目標重量Wtとの差分に基づいてバケット102に入っている積載物の排出重量Waを算出し、その排出重量Waに基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量を算出する制御量演算機能F3を有している。
以下、本実施形態のホイールローダ100の構成を詳細に説明する。ホイールローダ100は、前述のように、リフトアーム101と、バケット102と、リフトシリンダ103と、バケットシリンダ104と、圧力センサ105と、姿勢センサ106と、制御装置120と、を備えている。また、ホイールローダ100は、たとえば、リンク機構107と、フレーム110と、タイヤ111と、運転室112と、エンジン室113と、エンジン114と、エンジン回転数センサ115と、油圧装置116と、を備えている。
なお、図1において、油圧装置116および制御装置120は、図示の便宜上、運転室112の後部に配置されている。しかし、油圧装置116および制御装置120の位置は特に限定されず、実際の油圧装置116および制御装置120の位置は、図1に示す位置とは異なる場合がある。また、図2に示す機能ブロック図において、圧力センサ105、姿勢センサ106、およびエンジン回転数センサ115は模式的に示されており、実際の配置とは異なっている。
リフトアーム101は、たとえば、ホイールローダ100の前後方向(X軸方向)に沿って延びる一対の細長い板状の構造体が、長手方向の中間部でホイールローダ100の幅方向(Y軸方向)に延びる柱状の構造体によって連結された構成を有している。リフトアーム101の長手方向における一端は、回転軸101aを介してフレーム110に連結されている。
リフトシリンダ103は、たとえば、リフトアーム101の下方側に、リフトアーム101の長手方向に沿って配置されている。たとえば、ホイールローダ100の幅方向(Y軸方向)に間隔をあけて、一対のリフトシリンダ103が設けられている。リフトシリンダ103は、シリンダのボトム側の端部が、リフトアーム101の回転軸101aよりも下方側に設けられた回転軸103aを介してフレーム110に連結されている。また、リフトシリンダ103は、ロッドの先端部が、回転軸103bを介してリフトアーム101の長手方向における中間部の下方部分に連結されている。
バケット102は、たとえば、リフトアーム101の長手方向において、フレーム110に連結された基端部と反対の先端部に、回転軸102aを介して回動自在に連結されている。バケット102は、たとえば、リフトアーム101の一対の板状の構造体の先端部に、一対の回転軸102aを介して回動自在に連結され、リフトアーム101の一対の板状の構造体の間に配置されたリンク機構107に、回転軸102bを介して連結されている。
バケットシリンダ104は、たとえば、ホイールローダ100の幅方向(Y軸方向)に間隔をあけて配置されたリフトアーム101の一対の板状の構造体の間に、リフトアーム101の長手方向に沿って配置されている。バケットシリンダ104は、シリンダのボトム側の端部が、リフトアーム101の回転軸101aよりも前方側に設けられた回転軸104aを介してフレーム110に連結されている。また、バケットシリンダ104は、ロッドの先端部が、回転軸104bを介してリンク機構107のベルクランクの一端に連結されている。
リンク機構107は、たとえば、ベルクランクと支持部とリンク部とを有している。ベルクランクは、たとえば、長手方向の一端が回転軸104bを介してバケットシリンダ104に連結され、長手方向の他端が回転軸107aを介してリンク部に連結され、長手方向の中間部が回転軸107bを介して支持部に連結されている。支持部は、たとえば、リフトアーム101の一対の板状の構造体を連結する柱状の構造体に接続され、回転軸107bを介してベルクランクを揺動自在に支持している。リンク部は、長手方向の一端が回転軸107aを介してベルクランクに連結され、長手方向の他端が回転軸102bを介してバケット102に連結されている。
圧力センサ105は、たとえば、リフトシリンダ103の内部の作動油の圧力を測定するボトム圧センサ105aおよびロッド圧センサ105bを含む。ボトム圧センサ105aは、リフトシリンダ103のボトム側、すなわちロッドと反対側に設けられ、ロッド圧センサ105bは、リフトシリンダ103のロッド側、すなわちボトム側と反対側に設けられている。ボトム圧センサ105aおよびロッド圧センサ105bは、それぞれリフトシリンダ103の作動油の圧力を検出し、その検出結果に応じた信号を制御装置120へ出力する。
姿勢センサ106は、たとえば、リフトアーム角度センサ106aと、ベルクランク角度センサ106bとを含む。リフトアーム角度センサ106aは、たとえば、回転軸101aを中心に上下に回動するリフトアーム101の角度を検出する。ベルクランク角度センサ106bは、たとえば、回転軸107bを中心に揺動するリンク機構107のベルクランクの角度を検出する。なお、姿勢センサ106は、角度センサに限定されない。たとえば、姿勢センサ106として、リフトアーム101およびバケット102の姿勢を検出可能な加速度センサなどを用いてもよい。
フレーム110は、ホイールローダ100の各部を支持する構造体である。フレーム110の前方部分には、たとえば前述のように、リフトアーム101、リフトシリンダ103、バケットシリンダ104、およびホイールローダ100の前輪を構成する一対のタイヤ111などが取り付けられている。フレーム110の後方部分には、ホイールローダ100の後輪を構成する一対のタイヤ111が取り付けられている。また、フレーム110上には、運転室112およびエンジン室113が設けられている。
運転室112は、図示を省略するが、その内部に座席を備え、たとえば、操作レバー、操作ペダル、ステアリング、操作ボタン、タッチパネル、モニタ、計器、マイク、スピーカーなどの各種の機器や装置を収容している。ホイールローダ100のオペレータは、運転室112に搭乗して上記各種の機器を用いてホイールローダ100を操作する。操作レバーおよび操作ペダルは、たとえば、オペレータの操作量に応じた制御信号を油圧装置116に出力する。
エンジン室113は、たとえば、運転室112の後部に配置され、エンジン114を収容している。エンジン回転数センサ115は、エンジン114の回転数を検知して、検知結果に応じた信号を制御装置120へ出力する。エンジン114は、たとえば、油圧トランスミッション(Hydrostatic Transmission:HST)を介してホイールローダ100のタイヤ111を駆動するとともに、油圧装置116の油圧ポンプを駆動する。
油圧装置116は、たとえば、パイロットバルブ116a、コントロールバルブ116b、および図示を省略する油圧ポンプを備えている。パイロットバルブ116aは、たとえば、制御装置120から出力される制御量であるパイロット圧指令Ppiに応じてパイロット圧を生成する。コントロールバルブ116bは、パイロット圧に応じて、リフトシリンダ103およびバケットシリンダ104の作動油の圧力を生成する。
制御装置120は、たとえば、ホイールローダ100に搭載されたファームウェアやマイクロコントローラなどのコンピュータシステムであり、中央処理装置121と記憶装置122とを備えている。中央処理装置121は、圧力センサ105および姿勢センサ106の検出結果に基づいて演算を行うように構成されている。記憶装置122は、たとえば、圧力センサ105および姿勢センサ106の検出結果、バケット102によって積み込む積載物の目標重量Wt、ホイールローダ100の各部の重量、各種のプログラムなどが記憶される。また、記憶装置122は、たとえば、後述する排出重量Waのしきい値としてゼロが記憶されている。
図2に示すように、制御装置120は、たとえば、重量演算機能F1、重量積算機能F2、および制御量演算機能F3を有している。これらの各機能は、中央処理装置121ならびに記憶装置122に記憶された各種データおよびプログラム等によって実現されている。これら制御装置120の各機能については、後述する。
図3は、図1に示すホイールローダ100のリフトアーム101を上昇させ、バケット102を運転室112側に最大限傾けてフルチルト状態にしたときの側面図である。
図1に示すように、リフトアーム101が下降した状態において、運転室112内のオペレータは、たとえば、操作レバーを操作してリフトアーム101を上昇させる操作を行う。すると、油圧装置116は、パイロットバルブ116aによりオペレータの操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりリフトシリンダ103内のボトム室に作動油を供給する。
これにより、リフトシリンダ103は、図1に示す状態からロッドが伸長し、リフトアーム101が回転軸101aを中心に上方に回動し、バケット102が上昇する。リフトアーム101は、たとえば、図3に示す位置まで上方に回動させることができる。
また、図1に示すように、たとえば、バケット102の一方の外側面がおおむね水平な地面に平行な状態において、運転室112内のオペレータは、リフトアーム101の操作と同時またはその前に、操作レバーを操作してバケット102を運転室112側へ傾ける操作を行う。すると、油圧装置116は、パイロットバルブ116aによりオペレータの操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりバケットシリンダ104内のボトム室に作動油を供給する。
これにより、バケットシリンダ104は、図1に示す状態からロッドが伸長し、リンク機構107のベルクランクが回転軸107bを中心に回動し、バケット102が回転軸102aを中心に運転室112側へ回動する。バケット102は、たとえば、図3に示す姿勢まで運転室112側へ回動させることができる。このように、バケット102を運転室112側に最大限に傾けた状態を、「フルチルト状態」という。また、図3に示すように、運転室112と反対側のバケット102の外側面と地面とのなす角を、「バケット角α」という。
また、図3に示すように、リフトアーム101が上昇した状態において、運転室112内のオペレータは、たとえば、操作レバーを操作してリフトアーム101を下降させる操作を行う。すると、油圧装置116は、パイロットバルブ116aによりオペレータの操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりリフトシリンダ103内のロッド室に作動油を供給する。
これにより、リフトシリンダ103は、図3に示す状態からロッドが収縮し、リフトアーム101が回転軸101aを中心に下方に回動し、バケット102が下降する。リフトアーム101は、たとえば、図1に示す位置よりも下方まで回動させることができる。
また、図3に示すように、バケット102のフルチルト状態において、運転室112内のオペレータは、たとえば、リフトアーム101の操作と同時またはその前後に、操作レバーを操作してバケット102を運転室112と反対側、すなわちホイールローダ100の前方へ向けて回動させる操作を行う。すると、油圧装置116は、パイロットバルブ116aによりオペレータの操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりバケットシリンダ104内のロッド室に作動油に供給する。
これにより、バケットシリンダ104は、図3に示す状態からロッドが収縮し、リンク機構107のベルクランクが回転軸107bを中心に回動し、バケット102が回転軸102aを中心に運転室112とは反対側に回動する。バケット102は、たとえば、図1に示す姿勢よりも、さらに運転室112とは反対側へ回動させることができる。
以上のような一連の動作により、ホイールローダ100は、たとえば、地表の土砂、砕石、積雪などの積載物をバケット102によってすくい取り、リフトアーム101によって持ち上げて運搬することができる。また、ホイールローダ100は、バケット102で積載物をすくい取ってリフトアーム101によって持ち上げた状態で、バケット102を前方へ向けて回動させることで、バケット102に入った積載物をダンプトラックの荷台などに排出して積み込むことができる。
次に、本実施形態のホイールローダ100の制御装置120による自動積み込み制御を説明する。図4は、図2に示す制御装置120による自動積み込み制御のフロー図の一例である。図2に示すように、制御装置120は、重量演算機能F1と、重量積算機能F2と、制御量演算機能F3とを備え、自動積み込み制御において、たとえば、図4に示す各処理を実行する。
制御装置120は、たとえばホイールローダ100の起動後に、まず、初期化処理P1を実行する。初期化処理P1において、制御装置120は、中央処理装置121により、たとえば、積載物の重量積算値Wiの初期値であるゼロを記憶装置122に記憶させる。また、初期化処理P1において、制御装置120は、中央処理装置121により、たとえば、積載物の目標重量Wtを記憶装置122に記憶させる。
ここで、記憶装置122に記憶させる積載物の目標重量Wtは、たとえば、ホイールローダ100によってダンプトラックの荷台に積載物を積み込む場合、ダンプトラックの最大積載量以下の重量である。この目標重量Wtは、たとえば、オペレータが、運転室112内に配置されたタッチパネルやその他の入力装置を操作することによって制御装置120に入力し、入力された情報を中央処理装置121が記憶装置122に記憶させるようにしてもよい。
次に、重量演算処理P2において、制御装置120の重量演算機能F1は、中央処理装置121により、バケット102に入っている積載物の重量Wbを算出する。ここで、中央処理装置121は、たとえば、圧力センサ105、姿勢センサ106、およびエンジン回転数センサ115の各センサから出力されて記憶装置122に記憶された各センサの検出結果に基づいて演算を行う。より具体的には、中央処理装置121は、たとえば、各センサの検出結果である、リフトアーム角、ベルクランク角、リフトシリンダ103のボトム圧およびロッド圧、ならびにエンジン回転数などに基づいて、バケット102に入っている積載物の重量Wbを算出する。
次に、制御開始判定P3において、制御装置120は、中央処理装置121により、自動積み込み制御を開始するための所定の制御開始操作が行われたか否かを判定する。具体的には、オペレータは、自動積み込み制御を開始するための制御開始操作として、たとえば、運転室112内に配置されたタッチパネルの自動積み込み制御開始ボタンを押下したり、操作レバーを所定の操作方法で操作したりする。中央処理装置121は、これらの制御開始操作が行われたか否かを判定する。
制御開始判定P3において、中央処理装置121は、制御開始操作が行われていないことを判定すると(NO)、制御開始判定P3を所定の周期で繰り返し実行する。この間、運転室112内のオペレータは、たとえば操作レバー等を操作して、ホイールローダ100の通常の操作、すなわち手動操作を継続することができる。そして、運転室112のオペレータが所定の制御開始操作を行うと、制御開始判定P3において、中央処理装置121は、所定の制御開始操作が行われたことを判定し(YES)、重量比較処理P4を実行する。
重量比較処理P4において、制御装置120は、中央処理装置121により、記憶装置122に記憶された重量積算値Wiと重量演算処理P2で算出した重量Wbとの和Wi+Wbを算出し、その和Wi+Wbが目標重量Wtより大きいか否かを判定する。重量比較処理P4において、中央処理装置121は、バケット102から排出した積載物の重量積算値Wiとバケット102に入っている積載物の重量Wbとの和Wi+Wbが、目標重量Wt以下であると判定すると(NO)、フルダンプ処理P5を実行する。
フルダンプ処理P5において、制御装置120は、中央処理装置121により、バケット102を最大限に運転室112と反対側すなわちホイールローダ100の前方側に回動させる制御量であるパイロット圧指令Ppiを油圧装置116へ出力する。すると、油圧装置116は、制御装置120から入力されたパイロット圧指令Ppiに応じてパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりバケットシリンダ104内のロッド室に作動油に供給する。
これにより、バケットシリンダ104は、図3に示す状態からロッドが収縮し、リンク機構107のベルクランクが回転軸107bを中心に回動し、バケット102がフルチルト状態から回転軸102aを中心に運転室112とは反対側に最大限回動する。その結果、バケット102に入った積載物がすべて排出され、たとえばダンプトラックの荷台に積み込まれる。このフルダンプ処理P5における一連の動作は、制御装置120によって自動的に行われる。フルダンプ処理P5の終了後、制御装置120は、重量積算処理P6を実行する。
重量積算処理P6において、制御装置120の重量積算機能F2は、中央処理装置121により、バケット102から排出された積載物の重量Wbを積算して重量積算値Wiを算出する。具体的には、中央処理装置121は、記憶装置122に記憶された重量積算値Wiに、新たに排出されたバケット102に入った積載物の重量Wbを加算した新たな重量積算値Wiを算出して、記憶装置122に記憶させる。重量積算処理P6の終了後、制御装置120は、重量演算処理P2に戻る。オペレータは、たとえば手動操作を行ってバケット102により新たな掘削を行って積載物をすくい取り、リフトアーム101によってバケット102を持ち上げて、バケット102に積載物を入れた状態で積み込み位置まで運搬する。
一方、重量比較処理P4において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、バケット102から排出した積載物の重量積算値Wiとバケット102に入っている積載物の重量Wbとの和Wi+Wbが、目標重量Wtより大きいと判定すると(YES)、残置重量算出処理P7を実行する。
残置重量算出処理P7は、現在バケット102に入っている積載物を排出した後に、積載物の重量積算値Wiが目標重量Wtを超えないようにするために、バケット102に残す積載物の残置重量Wrを算出する処理である。残置重量算出処理P7において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、たとえば記憶装置122に記憶された以下の式(1)に基づいて、残置重量Wrを算出する。
Wr=Wi+Wb−Wt (1)
すなわち、残置重量Wrは、重量積算値Wiとバケット102に入っている積載物の重量Wbの和から目標重量Wtを減算した重量である。換言すると、残置重量Wrは、重量積算値Wiと目標重量Wtとの差分と、バケット102に入っている積載物の重量Wbとから算出することができる。次に、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、排出重量算出処理P8を実施する。
排出重量算出処理P8は、バケット102に入っている積載物の重量Wbと、重量積算処理P6で算出した残置重量Wrに基づいて、バケット102から排出可能な積載物の重量である排出重量Waを算出する処理である。排出重量算出処理P8において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、たとえば記憶装置122に記憶された以下の式(2)に基づいて、排出重量Waを算出する。
Wa=Wb−Wr (2)
すなわち、排出重量Waは、バケット102に入っている積載物の重量Wbと残置重量Wrとの差分である。次に、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、排出要否判定P9を実施する。排出要否判定P9は、排出重量Waに基づいて、バケット102に入っている積載物の排出の要否を判定する処理である。前述のように、制御装置120の記憶装置122に、排出重量Waのしきい値として、ゼロが記憶されている。排出要否判定P9において、制御装置120の制御量演算機能F3は、排出重量Waがしきい値であるゼロより大きいと判定すると(YES)、制御量算出処理P10を実施する。
制御量算出処理P10において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、バケット102に入った積載物の全体の重量Wbから、その一部である排出重量Waの積載物を排出可能なバケットシリンダ104の制御量を算出する。中央処理装置121は、さらに、算出したバケットシリンダ104の制御量を油圧装置116に出力する。このバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量、すなわちパイロット圧指令Ppiの算出方法の一例については後述する。
これにより、油圧装置116により、制限ダンプ処理P11が実行される。具体的には、油圧装置116は、制御装置120から入力された制御量であるパイロット圧指令Ppiに応じてパイロット圧を発生させ、コントロールバルブ116bによりバケットシリンダ104内のロッド室に作動油に供給する。これにより、バケットシリンダ104は、図3に示す状態からロッドが収縮し、リンク機構107のベルクランクが回転軸107bを中心に回動し、バケット102がフルチルト状態から回転軸102aを中心に運転室112とは反対側に、すなわちバケットシリンダ104はバケット102をダンプする方向へ駆動されて、排出重量Waの積載物を排出可能な角度で回動する。
その結果、バケット102に入った積載物の全体の重量Wbの一部である排出重量Waの積載物が排出され、たとえばダンプトラックの荷台に積み込まれる。この制限ダンプ処理P11における一連の動作は、制御装置120によって自動的に行われる。制限ダンプ処理P11の終了後、制御装置120は、残置重量演算処理P12を実行し、排出重量算出処理P8に戻る。残置重量演算処理P12は、制限ダンプ処理P11の終了後に、重量演算処理P2と同様に、バケット102内に残置した積載物の重量Wbを算出する処理である。
一方、排出要否判定P9において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121によって排出重量Waがしきい値のゼロと等しいかまたはゼロより小さいと判定すると(NO)、ダンプ停止処理P13を実行する。ダンプ停止処理P13において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、バケットシリンダ104の駆動を停止させる制御量であるパイロット圧指令Ppiを出力し、自動積み込み制御を終了する。これは、排出要否判定P9において排出重量Waがゼロ以下の場合、すでに目標重量Wt以上の積載物の積み込みが終了しているためである。
次に、図5を参照して、制御量算出処理P10におけるバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量の算出方法の一例を説明する。図5は、記憶装置122に記憶されたパイロット圧指令Ppiと排出重量Waとの関係を規定するマップM1の一例である。より具体的には、記憶装置122は、たとえば、パイロット圧指令Ppiと排出重量Waとの関係を規定する図5に示すようなグラフを、マップM1として記憶している。制御量算出処理P10において、制御装置120の制御量演算機能F3は、たとえば、中央処理装置121により、図5に示すマップM1を参照し、排出重量Waに基づいて、パイロット圧指令Ppiを決定する。
図5に示す例において、パイロット圧指令Ppiは排出重量Waに正比例し、排出重量Waが増加するほどパイロット圧指令Ppiが増加している。バケット102の回動速度、すなわちダンプ速度は、パイロット圧指令Ppiに比例する。すなわち、図5に示す例では、バケット102に入っている積載物の全体の重量Wbと、バケット102に残置させる積載物の残置重量Wrとの差が大きくなるにつれてダンプ速度を増加させ、積載物の全体の重量Wbと残置重量Wrとの差が小さくなるにつれてダンプ速度を減少させている。
以下、本実施形態のホイールローダ100の作用を説明する。
前述のように、本開示の作業機械の一実施形態であるホイールローダ100は、リフトアーム101と、そのリフトアーム101の先端部に設けられたバケット102と、リフトアーム101を駆動するリフトシリンダ103と、バケット102をチルトまたはダンプ駆動させるバケットシリンダ104と、を備えている。また、ホイールローダ100は、リフトシリンダ103の圧力を検出する圧力センサ105と、リフトアーム101およびバケット102の姿勢を検出する姿勢センサ106と、リフトシリンダ103およびバケットシリンダ104を制御する制御装置120と、を備えている。制御装置120は、圧力センサ105および姿勢センサ106の検出結果に基づいて演算を行う中央処理装置121と、バケット102によって積み込む積載物の目標重量Wtを記憶する記憶装置122とを備えている。そして、中央処理装置121は、バケット102に入っている積載物の重量Wbを算出する重量演算機能F1と、バケット102から排出された積載物の重量を積算して重量積算値Wiを算出する重量積算機能F2とを有する。さらに、中央処理装置121は、重量積算値Wiと目標重量Wtとの差分に基づいてバケット102に入っている積載物の排出重量Waを算出し、その排出重量Waに基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量を出力する制御量演算機能F3を有している。
このような構成により、ホイールローダ100は、たとえばダンプトラックの荷台に積載物を積み込む場合に、ダンプトラックの最大積載量を超過することなく、制御装置120による自動積み込み制御を行って、オペレータの操作を補助することができる。より具体的には、本実施形態のホイールローダ100は、前述のように、制御装置120の記憶装置122に記憶させる目標重量Wtを、たとえばダンプトラックの最大積載量以下の重量に設定することができる。
このように目標重量Wtを設定した後、制御装置120の中央処理装置121は、前述のように、バケット102に入っている積載物の重量Wbを算出する。また、中央処理装置121は、前述のように、バケット102から排出された積載物の重量を積算して重量積算値Wiを算出する。さらに、中央処理装置121は、前述のように、重量積算値Wiと目標重量Wtとの差分に基づいてバケット102に入っている積載物の排出重量Waを算出し、その排出重量Waに基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量を出力する。
すなわち、本実施形態のホイールローダ100は、制御装置120の中央処理装置121により、ダンプトラックの荷台にすでに積み込んだ積載物の重量積算値Wiと、最終的にダンプトラックの荷台に積み込むべき目標重量Wtとの差分を算出することができる。そして、その重量積算値Wiと目標重量Wtとの差分が、バケット102に入っている積載物の全体の重量Wbよりも小さい場合に、中央処理装置121によって、その差分以下の積載物の排出重量Waを算出することができる。
これにより、ホイールローダ100は、制御装置120による自動積み込み制御を行って、バケット102に入っている積載物の全体の重量Wbの一部である排出重量Waの積載物を排出してダンプトラックの荷台に積み込むことができる。したがって、本実施形態によれば、オペレータの操作を補助して、目標重量Wt、ひいてはダンプトラックの最大積載量を超過することなく、自動的に目標重量Wtの積載物を積み込み可能なホイールローダ100、すなわち作業機械を提供することができる。
また、本開示に係る作業機械の実施形態1であるホイールローダ100は、制御装置120の記憶装置122に、排出重量Waのしきい値としてゼロが記憶されている。そして、中央処理装置121は、排出重量Waがしきい値であるゼロと等しいかゼロよりも小さい場合に、バケットシリンダ104の駆動を停止させる制御量であるパイロット圧指令Ppiを出力する。
これにより、重量積算値Wiが目標重量Wtと等しいかそれ以上になり、排出重量Waがゼロ以下になった場合に、制御装置120は、中央処理装置121によりバケット102に入った積載物を排出することなく、ダンプ停止処理P13を実行することができる。これにより、たとえば、ホイールローダ100の制御装置120による自動積み込み制御によりダンプトラックの荷台に積載物を積み込むときに、積載物の目標重量Wtをダンプトラックの最大積載量以下の重量に設定することで、ダンプトラックに積み込まれる積載物の総重量がダンプトラックの最大積載量を超過するのを防止できる。
なお、記憶装置122は、排出重量Waのしきい値としてゼロよりも大きい所定のしきい値が記憶されてもよい。これにより、制御装置120の中央処理装置121は、前述の排出要否判定P9において、排出重量Waが所定のしきい値よりも大きいか否かを判定する。したがって、排出重量Waのしきい値がゼロの場合よりも、制御装置120による自動積み込み制御の停止を早め、ホイールローダ100による積載物の積み込み重量が、たとえばダンプトラックの最大積載量を超過するのを、より確実に防止することができる。
また、制御装置120は、重量積算処理P6において、ダンプトラックの荷台に積み込まれた積載物の重量を計測するダンプトラック側の重量計測システムと通信することで、中央処理装置121により重量積算値Wiを補正してもよい。これにより、制御装置120の自動積み込み制御によって積み込む積載物の重量の精度をより向上させることが可能になる。
また、本実施形態のホイールローダ100は、制御装置120の記憶装置122に、図5に示すように、排出重量Waが減少するほど制御量であるパイロット圧指令Ppiが減少する関係が規定されたマップM1が記憶されている。そして、制御装置120の中央処理装置121は、排出重量Waと図5に示すマップM1とに基づいて制御量であるパイロット圧指令Ppiを決定する。
これにより、中央処理装置121による演算負荷を低減することができる。また、排出重量Waが増加するほどパイロット圧指令Ppiが増加し、排出重量Waが減少するほどパイロット圧指令Ppiが減少するように設定することで、バケット102を緩やかに停止させることができる。これにより、バケット102の慣性力を減少させ、ホイールローダ100の安定性および安全性を向上させることができる。
なお、排出重量Waとパイロット圧指令Ppiとの関係は、図5に示すような正比例の関係に限定されず、排出重量Waが増加するほどパイロット圧指令Ppiが増加し、排出重量Waが減少するほどパイロット圧指令Ppiが減少する関係であればよい。具体的には、図5に示す直線は、下に凸の指数関数であってもよい。この場合、バケット102に入っている積載物の全体の重量Wbと、バケット102に残置させる積載物の残置重量Wrとの差が小さくなるにつれてダンプ速度の変化が微小になるため、積載物の積み込み重量の精度をより向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、オペレータの操作を補助して自動的に目標重量の積載物を積み込み可能な作業機械を提供することができる。したがって、作業機械による積み込み作業を効率化することができ、たとえばダンプトラックの最大積載量の超過による積載量の再調整などが発生せず、作業機械の作業性を向上させることができる。
[実施形態2]
次に、本開示の作業機械の実施形態2について、前述の実施形態1に係るホイールローダ100の図1および図3を援用し、図6から図8を参照して説明する。図6は、本実施形態のホイールローダ100に搭載されるセンサと制御装置120の機能ブロック図である。
本開示の作業機械の実施形態2に係るホイールローダ100は、制御装置120の構成が、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と異なっている。本実施形態のホイールローダ100のその他の点は、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と同様であるので、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、制御装置120は、重量演算機能F1、重量積算機能F2、制御量演算機能F3に加えて、バケット角演算機能F4を備えている。
制御装置120のバケット角演算機能F4は、中央処理装置121により、姿勢センサ106から出力された情報に基づいて、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αを算出する。また、本実施形態において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、バケット角αと、重量積算値Wiと、バケット102に入っている積載物の重量Wbとに基づいて、制御量であるパイロット圧指令Ppiを算出する。
図7は、本実施形態のホイールローダ100において、制御装置120の記憶装置122に記憶された、パイロット圧指令Ppiと排出重量Waとの関係を示すマップM2である。より具体的には、記憶装置122は、たとえば、バケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量であるパイロット圧指令Ppiと、バケット102から部分的に排出する積載物の重量である排出重量Waとの関係を規定する図7に示すようなグラフを、マップM2として記憶している。
図7に示すように、横軸を排出重量Wa、縦軸をパイロット圧指令Ppiとするグラフにおいて、排出重量Waとパイロット圧指令Ppiとの関係を示す直線の傾きは、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αが小さいほど大きく、バケット角αが大きいほど小さくなっている。
図8は、本実施形態のホイールローダ100の制御装置120による自動積み込み制御のフロー図である。図8に示すフロー図と、図4に示す実施形態1のフロー図との相違点は、排出要否判定P9と制御量算出処理P10との間に、制御装置120が、図6に示すバケット角演算機能F4によりバケット角算出処理P14を実行する点である。
バケット角算出処理P14において、制御装置120のバケット角演算機能F4には、姿勢センサ106のリフトアーム角度センサ106aおよびベルクランク角度センサ106bからリフトアーム角およびベルクランク角が入力される。中央処理装置121は、入力された情報に基づいて、図3に示すように、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αを算出する。
次に、制御量算出処理P10において、制御装置120の制御量演算機能F3は、これまでに排出した積載物の重量積算値Wiと、バケット102に入っている積載物の重量Wbと、バケット角αに基づいて、バケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量であるパイロット圧指令Ppiを算出する。
より具体的には、制御量算出処理P10において、中央処理装置121は、前述の実施形態1と同様に、重量Wbと重量積算値Wiに基づいて排出重量Waを算出する。また、中央処理装置121は、記憶装置122に記憶された図7に示すマップM2を参照し、バケット角αに基づいて直線の傾きを決定し、その直線から排出重量Waに対応するパイロット圧指令Ppiを求める。
このように、本開示に係る作業機械の実施形態2のホイールローダ100は、制御装置120の記憶装置122に、排出重量Waが減少するほど制御量であるパイロット圧指令Ppiが減少するマップM2が記憶されている。このマップM2は、バケット102のフルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αが大きいほど、制御量であるパイロット圧指令Ppiが減少する関係が規定されている。そして、中央処理装置121は、排出重量Waと図7に示すマップM2とに基づいて制御量であるパイロット圧指令Ppiを決定する。
このような構成により、本実施形態のホイールローダ100は、排出重量Waが同一でも、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αが相対的に大きい場合には、パイロット圧指令Ppiが相対的に小さくなる。これにより、積載物を排出するバケット102の回動速度、すなわちダンプ速度が相対的に低速になる。逆に、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αが相対的に小さい場合には、パイロット圧指令Ppiが相対的に大きくなり、ダンプ速度が相対的に高速になる。
したがって、本実施形態のホイールローダ100によれば、前述の実施形態1のホイールローダ100と同様の効果を得られるだけでなく、次の効果を奏することができる。すなわち、本実施形態のホイールローダ100によれば、フルチルト状態からの角度変位量であるバケット角αが相対的に大きい場合に、バケット角αが相対的に小さい場合よりもダンプ速度が低速になることで、バケット102に入った積載物の排出時に、積載物が急に落下するのを防止することができる。
[実施形態3]
次に、本開示の作業機械の実施形態3について、前述の実施形態1に係るホイールローダ100の図1および図3を援用し、図9を参照して説明する。
図9は、本実施形態のホイールローダ100の制御装置120による自動積み込み制御のフロー図である。図9に示すフロー図と、図4に示す実施形態1のフロー図との相違点は、排出要否判定P9と制御量算出処理P10との間に、制御装置120が、中央処理装置121により、制御終了判定P15を実行する点である。本実施形態のホイールローダ100のその他の点は、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と同様であるので、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本開示の作業機械の実施形態3に係るホイールローダ100の制御装置120の中央処理装置121は、停止操作が入力された場合にバケットシリンダ104の駆動を停止させる制御量であるパイロット圧指令Ppiを出力する。具体的には、オペレータは、自動積み込み制御の停止操作として、たとえば、運転室112内に配置されたタッチパネルの停止ボタンを押下したり、操作レバーを所定の操作方法で操作したりする。
中央処理装置121は、制御終了判定P15において、前述の停止操作が行われたか否かを判定する。制御終了判定P15において、中央処理装置121は、終了操作が行われていないことを判定すると(NO)、実施形態1と同様に制御量算出処理P10を実行する。一方、中央処理装置121は、制御終了判定P15において、終了操作が行われたことを判定すると(YES)、実施形態1と同様にダンプ停止処理P13を実行する。これにより、バケット102の排出動作、すなわちダンプ動作を停止するタイミングを、オペレータが決定できるようになり、積み込み量の微調整が容易になる。
[実施形態4]
次に、本開示の作業機械の実施形態4について、前述の実施形態1に係るホイールローダ100の図1および図3を援用し、図10および図11を参照して説明する。
本実施形態のホイールローダ100は、記憶装置122に記憶された排出重量Waとパイロット圧指令Ppiの関係を示すマップM3と、制御装置120による自動積み込み制御の処理フローが、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と異なっている。本実施形態のホイールローダ100のその他の点は、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と同様であるので、同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、本実施形態のホイールローダ100において、制御装置120の記憶装置122に記憶された排出重量Waとパイロット圧指令Ppiとの関係を示すマップM3である。図10に示すように、記憶装置122に記憶されたマップM3は、たとえば、排出重量Waを横軸とし、パイロット圧指令Ppiを縦軸とするグラフである。図10に示すように、パイロット圧指令Ppiの値は、排出重量Waが減少するにしたがって減少し、排出重量Waが0で最小になる。しかし、パイロット圧指令Ppiの最小値は、0よりも大きい。
図11は、本実施形態のホイールローダ100の制御装置120による自動積み込み制御のフロー図である。図11に示すフロー図と、図9に示す実施形態3のフロー図との相違点は、排出重量算出処理P8と制御終了判定P15との間に、排出要否判定P9を実施しない点である。排出重量算出処理P8において、制御装置120の制御量演算機能F3は、中央処理装置121により、たとえば記憶装置122に記憶された前記式(2)に基づいて、排出重量Waを算出する。
次に、制御終了判定P15において、中央処理装置121は、前述の実施形態3と同様に、停止操作が行われたか否かを判定する。中央処理装置121は、制御終了判定P15において、停止操作が行われたことを判定すると、制御量算出処理P10を実行する。制御量算出処理P10において、中央処理装置121は、制御量算出処理P10において、制御装置120の制御量演算機能F3は、たとえば、中央処理装置121により、図10に示すマップM3を参照し、排出重量Waに基づいて、パイロット圧指令Ppiを決定する。
これにより、排出重量Waがゼロ以下であっても、中央処理装置121は、パイロット圧指令Ppiの正の最小値を出力する。これにより、油圧装置116により、制限ダンプ処理P11が実行され、バケット102が最低速度のダンプ速度でゆっくりと積載物の排出が継続され、残置重量演算処理P12でバケット102内の積載物の重量Wbが算出される。
そのため、オペレータは、運転室112内のモニタによって、目標重量Wt、重量積算値Wi、およびバケット102内の積載物の重量Wb等を参照しながら、重量積算値Wiを微調整し、適当なタイミングで停止操作を行って、バケット102からの積載物の排出、すなわちダンプを停止することができる。
したがって、本実施形態のホイールローダ100によれば、前述の実施形態1と同様の効果が得られるだけでなく、制御装置120による自動積み込み制御中に、重量積算値Wiを確認しつつ、目標重量Wtを超える重量の積載物を積み込むことが可能になる。これにより、たとえば、ホイールローダ100による積載物の自動積み込み制御中に、ダンプトラックの荷台から積載物の一部がこぼれ落ちたような場合に、最初に設定した目標重量Wtを超える積載物を積み込むなどの微調整が可能になる。
[実施形態5]
次に、本開示の作業機械の実施形態5について、前述の実施形態1に係るホイールローダ100の図1、図3および図4を援用し、図12を参照して説明する。
図12は、本実施形態のホイールローダ100の制御装置120の機能ブロック図である。本実施形態のホイールローダ100は、制御装置120が制御量選択機能F5を有する点で、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と異なっている。本実施形態のホイールローダ100のその他の点は、前述の実施形態1に係るホイールローダ100と同様であるので、同様の部分には同様の符号を付して説明を省略する。
操作量検出装置117は、たとえば、運転室112内に配置された操作レバーであり、オペレータの操作量を検出し、オペレータの操作量に基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量であるパイロット圧指令Ppi’を制御装置120へ出力する。制御装置120の制御量選択機能F5は、中央処理装置121により、制御量演算機能F3で算出したパイロット圧指令Ppiと、操作量検出装置117から入力されたパイロット圧指令Ppi’とを比較して、小さい方を選択する。さらに、中央処理装置121は、選択した制御量を、パイロット圧指令Ppiとして油圧装置116に出力する。
すなわち、本開示の作業機械の実施形態5に係るホイールローダ100は、オペレータによって操作され、その操作に応じたバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量であるパイロット圧指令Ppi’を制御装置120に出力する操作量検出装置117を備えている。そして、制御装置120の中央処理装置121は、制御量演算機能F3で排出重量Waに基づいて算出した制御量であるパイロット圧指令Ppiと操作量検出装置117から入力された制御量であるパイロット圧指令Ppi’のうち、小さい方を選択して出力する。
このような構成により、本実施形態のホイールローダ100は、前述の実施形態1と同様の効果が得られる。さらに、制御装置120による自動積み込み制御中に、オペレータがバケット102によるダンプの微調整を意図して操作レバーなどを操作すると、その操作量が操作量検出装置117によって検出される。
そして、オペレータの操作に基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量、すなわちパイロット圧指令Ppi’が、制御量演算機能F3で算出したパイロット圧指令Ppiよりも小さい場合は、オペレータの操作が優先される。したがって、本実施形態のホイールローダ100によれば、制御装置120による自動積み込み制御によってバケット102から積載物を排出しているときに、オペレータの操作を優先した、より細やかな調整を行うことが可能になる。
一方、オペレータの操作に基づくバケットシリンダ104をダンプ駆動させる制御量、すなわちパイロット圧指令Ppi’が、制御量演算機能F3で算出したパイロット圧指令Ppiよりも大きい場合は、制御量演算機能F3で算出したパイロット圧指令Ppiが優先される。したがって、本実施形態のホイールローダ100によれば、制御装置120による自動積み込み制御によってバケット102から積載物を排出しているときに、重量積算値Wiが目標重量Wtを超過するのを防止できる。
以上、図面を用いて本開示に係る作業機械の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本開示に含まれるものである。たとえば、作業機械は、ホイールローダに限定されず、油圧ショベルなどの他の作業機械であってもよい。
100 ホイールローダ(作業機械)
101 リフトアーム
102 バケット
103 リフトシリンダ
104 バケットシリンダ
105 圧力センサ
106 姿勢センサ
117 操作量検出装置
120 制御装置
121 中央処理装置
122 記憶装置
M1 マップ
M2 マップ
M3 マップ
Ppi パイロット圧指令(排出重量に基づいて算出した制御量)
Ppi’ パイロット圧指令(操作量検出装置から入力された制御量)
Wa 排出重量
Wb バケットに入っている積載物の重量
Wi 重量積算値
Wt 目標重量
α バケット角(角度変位量)

Claims (6)

  1. リフトアームと、該リフトアームの先端部に設けられたバケットと、前記リフトアームを駆動するリフトシリンダと、前記バケットをチルトまたはダンプ駆動させるバケットシリンダと、前記リフトシリンダの圧力を検出する圧力センサと、前記リフトアームおよび前記バケットの姿勢を検出する姿勢センサと、前記リフトシリンダおよび前記バケットシリンダを制御する制御装置と、を備えた作業機械であって、
    前記制御装置は、前記バケットによって積み込む積載物の目標重量を記憶し、前記圧力センサおよび前記姿勢センサにより検出された検出結果に基づいて前記バケットに入っている前記積載物の重量を算出し、算出された重量積算値と記憶された前記目標重量との差分に基づいて前記バケットに入っている前記積載物の排出重量を算出し、算出された前記排出重量に基づく前記バケットシリンダをダンプ駆動させる制御量を算出することを特徴とする作業機械。
  2. 前記制御装置は、前記排出重量が減少するほど前記制御量が減少する関係が規定されたマップを記憶し、前記排出重量と前記マップとに基づいて前記制御量を決定することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記マップは、前記バケットのフルチルト状態からの角度変位量が大きいほど前記制御量が減少する関係が規定されていることを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
  4. 前記制御装置は、前記排出重量のしきい値を記憶し、前記排出重量が前記しきい値よりも小さい場合に前記バケットシリンダの駆動を停止させる制御量を出力することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  5. 前記制御装置は、停止操作が入力された場合に前記バケットシリンダの駆動を停止させる制御量を出力することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  6. 前記バケットシリンダを操作する操作レバーと、前記操作レバーの操作量に応じて前記バケットシリンダの制御量を前記制御装置に出力する操作量検出装置を備え、
    前記制御装置は、前記排出重量に基づいて算出した前記制御量と前記操作量検出装置から入力された前記制御量とのうち、小さい方を選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
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