JP7390925B2 - ライナープレートの連結方法 - Google Patents

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本発明は、孔が穿設されたフランジを上下端並びに両側端に有するライナープレート同士を連結するためのライナープレートの連結方法に関する。
従来より、山間部、あるいは、施工条件により重機が使用できない場所に、橋脚・橋台や鉄塔の基礎、地すべり抑止杭、集水井、推進工法用の立坑などを構築する際、軽量で人力運搬可能なライナープレートが用いられてきた。ライナープレートは、薄肉鋼板に波付け加工を施し、その四辺にフランジを設けた構造部材であり、軽量であるほか、内側から組み立てができるため、施工性が良いという利点も有する。
ライナープレートの組み立ては、軸方向フランジのボルト孔同士を合わせる形で隣接するライナープレートをセットし、軸方向フランジのボルト孔にボルトを挿入後、ナットを締結することによりリングを形成する。次に、周方向フランジのボルト孔同士を合わせて隣接するライナープレートをセットし、ボルト・ナットにより各リングが軸方向に連結され、地盤内に空間が形成されていく。
ところで、軸方向フランジ及び周方向フランジには複数のボルト孔が形成されているため、これら全てのボルト孔をナットで締結することとなると、ライナープレートの組み立てに相当な時間がかかってしまう。そこで、ライナープレート同士を簡易に連結することを目的として、特許文献に開示された技術が提案されている。
特許文献に開示されたライナープレートの緊結金具は、上下のライナープレートの円周方向のフランジ同士を当接させ、フランジに形成された孔に挿入する差し込み部と、当接させた2枚のフランジを挟む挟持部からなる。このような緊結金具を用いてライナープレートを連結することにより、ライナープレートを支えながら中腰で行う作業の改善と同時に煩雑なボルト締め作業の時間を短縮することができる。
このように、特許文献に開示されたライナープレートの緊結金具は、フランジに形成された孔に差し込み部を挿入し、この差し込み部を中心に回転させることで、挟持部で2枚のフランジを固定するというものであった。
実開平3-69093号公報
しかしながら、従来のライナープレートの連結方法では、ライナープレートを組み上げたリングに、地震時等による偏土圧や、裏込め材注入時の偏圧が作用した場合、上下のライナープレートの円周方向フランジ間にせん断力が作用するため、このとき2枚のフランジ間にずれが生じ、フランジの孔に挿入した差し込み部を中心に、金具全体が締結方向とは逆方向に回転して、2枚のフランジを挟む挟持部がフランジから外れる可能性があった。
また、差し込み部はフランジの孔に単に挿入しているだけの構造のため、差し込み部が孔から容易に抜けてしまい、金具が完全にフランジから外れ、重大な事故につながる危険性があった。また、2枚のフランジ間に作用させる締結力が挟持部による押さえ込みのみであり、ボルト・ナット継手と比べて締結力が弱く、リング全体の変形量が大きくなるという問題点があった。
更に、フランジの孔に差し込み部を挿入し、この差し込み部を中心に回転させることで締結する構造のため、本構造をライナープレートの軸方向フランジの連結に適用しようとした場合、波付け加工した鋼板に干渉してしまい、当該部に適用できないという問題点があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、連結されたライナープレートのフランジ間に、せん断力等が作用した場合でも、フランジ同士にずれが生じないライナープレートの連結方法を提供することにある。
第1発明に係るライナープレートの連結方法は、複数の孔が穿設されたフランジを上下端並びに左右端に有するライナープレート同士を連結するためのライナープレートの連結方法であって、上記複数の孔を介して上記フランジ間に締結力を付与する差し込み部と、上記フランジの径方向における内端同士を把持する把持部と、上記差し込み部と上記把持部との間に位置する中間部とを備える締結金具を上記複数の孔の少なくとも一部の孔に上記フランジの径方向内側から径方向外側に向けて挿入することで上記締結金具により上記フランジ同士を本締めして上記ライナープレートを連結する本締め工程を備え、上記本締め工程では、上記把持部に向けて突出された上記中間部の突起部と、上記差し込み部と、を上記孔に挿入することにより、前記フランジ同士を本締めすることを特徴とする。
第2発明に係るライナープレートの連結方法は、第1発明において、上記本締め工程の前に、一のライナープレートのフランジ及び他のライナープレートのフランジにそれぞれ穿設された上記複数の孔のうちの一部の孔に仮止め部材を挿入することにより上記フランジ同士を仮止めする仮止め工程を有することを特徴とする。
第3発明に係るライナープレートの連結方法は、第2発明において、上記本締め工程の前に、上記仮止め部材により仮止めした上記フランジを互いに引き寄せて仮締めする仮締め工程を有することを特徴とする。
第4発明に係るライナープレートの連結方法は、第1発明~第3発明の何れかにおいて、上記フランジに穿設された上記複数の孔のうち一部の孔に上記締結金具を挿入するとともに、他の孔にボルトを挿入することで上記ライナープレート同士を連結することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、複数の孔を介してフランジ間に締結力を付与する差し込み部と、フランジの径方向における内端同士を把持する把持部と、差し込み部と把持部との間に位置する中間部とを備える締結金具を複数の孔の少なくとも一部の孔にフランジの径方向内側から径方向外側に向けて挿入することでライナープレートを連結する。このため、より強い締結力がフランジ間に付与され、フランジ間にせん断力や離間力が生じても、2枚のフランジ間のずれや開きを防止することができる。
図1は、本発明を適用したライナープレートの連結方法が用いられて構築された壁体を示す斜視図である。 図2(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートを示す斜視図であり、図2(b)は、その平面図である。 図3(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートの第1変形例を示す斜視図であり、図3(b)は、その平面図である。 図4(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートの第2変形例を示す斜視図であり、図4(b)は、その平面図である。 図5(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられる可動部を有する仮止め具を示す側面図であり、図5(b)は、その平面図である。 図6(a)は、締結金具の斜視図であり、図6(b)は、その平面図であり、図6(c)はその側面図である。 図7は、締結金具と孔の関係を示す図である。 図8(a)は、締結金具に形成される突起部の斜視図であり、図8(b)は、その平面図であり、図8(c)は、突起部の第1変形例を示す図である。 図9(a)は、スリットが形成された締結金具の斜視図であり、図9(b)は、その平面図であり、図9(c)は、その側面図である。 図10(a)は、締結金具の第1変形例を示す斜視図であり、図10(b)は、その平面図であり、図10(c)はその側面図である。 図11(a)は、締結金具の第2変形例を示す斜視図であり、図11(b)は、その側面図である。 図12(a)は、締結金具の第3変形例を示す斜視図であり、図12(b)は、その側面図である。 図13は、ライナープレートの連結方法において、仮止め具で各々のライナープレートの位置を保持した状態を示す正面図である。 図14(a)は、締結金具が孔に挿入される前の図であり、図14(b)は、締結金具が孔に挿入される過程を示す図であり、図14(c)は、締結金具が孔に挿入された状態を示す図である。 図15(a)は、第1変形例に係る締結金具が孔に挿入される前の図であり、図15(b)は、締結金具が孔に挿入される過程を示す図であり、図15(c)は、締結金具が孔に挿入された状態を示す図である。 図16は、ライナープレートの連結方法において、仮止め具を取り外してライナープレートのフランジ同士を連結した状態を示す正面図である。 図17は、ライナープレートの連結方法において、締結金具及びボルトが孔に挿入されてライナープレートのフランジ同士を連結した状態を示す正面図である。 図18は、図16の16A-16Aに沿った模式断面図である。 図19は、ライナープレートの周方向フランジ間に横方向のせん断力が作用した場合の状態を示す図である。
以下、本発明を適用したライナープレートの連結方法を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、ライナープレートの連結方法により構築される壁体1を示す図である。
複数のライナープレート20を上下方向及び周方向で連結することで、筒状の壁体1及びその内側の立坑100が構築される。ライナープレートの連結方法とは、ライナープレート20同士を上下方向並びに周方向で連結するためのライナープレートの連結方法である。壁体1は、地下に形成された孔や地上等に設けられ、深礎杭、集水井、水中仮締切、橋脚等を構築する際の土留め等として用いられる。
ライナープレート20は例えば金属で構成され、図2に示すように上下方向に波形に形成される波形鋼板21と、波形鋼板21の上端、下端及び両側端にそれぞれフランジを有する。ライナープレート20は、波形鋼板21の上端及び下端のフランジを周方向フランジ22とし、波形鋼板21の両側端のフランジを軸方向フランジ23とする。
周方向フランジ22は、径d1(例えば21mm)で複数の孔22aが穿設される。周方向フランジ22は、図1に示すように、孔22aに締結金具40が挿入される。軸方向フランジ23は、矩形状の鋼板が用いられ、円形状の軸方向連結孔23aが複数穿設され、軸方向連結孔23aに締結金具40が挿入される。
ライナープレート20は、図2(a)及び図2(b)に示すように、平面視扇形状に形成される。このとき、周方向フランジ22は、所定の厚みを有する平面視扇形状の鋼板が用いられる。
周方向フランジ22は、短手方向である幅方向(径方向)の中心軸Wが円弧状に延びており、例えば、中心軸W上または内端側に寄った位置に複数の孔22aが穿設される。
周方向フランジ22は、孔22aの中心軸Mとし、隣り合う孔22a、22aの中心軸M、M間距離を離間距離P1としたとき、離間距離P1がそれぞれ略等しくなる。即ち、複数の孔22aは、周方向フランジ22に等間隔で配置される。
ライナープレート20は、図3(a)及び図3(b)に示すように、平面視矩形状に形成されてもよい。このとき、周方向フランジ22は、所定の厚みを有する平面視矩形状の鋼板が用いられる。周方向フランジ22は、幅方向の中心軸Wが直線状に延びており、中心軸W上または内端側に寄った位置に複数の孔22aが等間隔に配置される。
ライナープレート20は、図4(a)及び図4(b)に示すように、平面視矩形状のライナープレートが山形鋼等の連結材29を介して互いに連結されることで、平面視L字状に形成されてもよい。このとき、周方向フランジ22は、幅方向の中心軸Wがそれぞれ直線状に延びており、それぞれの中心軸W上または内端側に寄った位置に複数の孔22aが等間隔に配置される。
壁体1は、側方で隣り合うライナープレート20、20の軸方向フランジ23、23同士を互いに締結金具40を介して連結することで、環状のライナープレート連結体2が形成され、ライナープレート連結体2が上下方向に複数段設けられることで構築される。なお、壁体1は、上段に設けられるライナープレート連結体2におけるライナープレート20の軸方向フランジ23の位置と、下段に設けられるライナープレート連結体2におけるライナープレート20の軸方向フランジ23の位置とが互いにずれるように配置されて、構築される。
なお、壁体1は、図1において平面視で円形状に形成されるものを図示しているが、これに限らず、平面視小判形状や、平面視矩形状等に形成されるものであってもよい。
ライナープレートの連結方法では、仮止め具(仮止め部材)3が用いられて周方向フランジ22同士が仮止めされた後、締結金具40により本締めされる。そこで、先ずは仮止め具3について説明する。図5(a)は、仮止め具3の側面図を示し、図5(b)は、その平面図を示す。
仮止め具3は、図5(a)に示すように、板状の基部31と、基部31から略垂直に延びて形成される挿入部32と、挿入部32に設けられる保持機構30とを有する。この保持機構30は、係止部33を有し、係止部33は、可動部33aを有する。なお、図示の形態に係る仮止め具3は、挿入部32に保持機構30が設けられるが、本発明に用いられる仮止め具3は、基部31及び挿入部32の何れか一方又は両方に保持機構30が設けられていればよい。
基部31は、図5(b)に示すように、例えば、外径が平面視円形状の金属製の板材が用いられる。基部31は、中心に孔31dが形成され、環状となって形成される。なお、基部31は、外形が平面視円形状に限らず、平面視角形状等に形成されてもよい。
挿入部32は、図5(a)に示すように、例えば、金属製のものが用いられ、外径D1(例えば16mm)で円筒状に形成される。挿入部32は、端部が基部31の孔31dに挿入されて基部31の裏面31b側で溶接されて固定される。なお、図示は省略するが、仮止め具3は、基部31の孔31dが省略されてもよく、このとき、挿入部32の端部が基部31の表面31aに溶接等で固定されてもよい。
挿入部32は、先端側に側方に向けて突出される係止部33が一体となって設けられる。挿入部32は、先端側の側方に形成されたスリット32bに金属板状の可動部33aが配置される。
可動部33aは、挿入部32の先端側に配置された軸32aを介して挿入部32に接続される。可動部33aは、基部31から離間して挿入部32に設けられる。可動部33aは、挿入部32から側方に向けて突出されて、挿入部32の先端側から基部31側に向かうにつれて、挿入部32からの突出長K1が大きくなるように傾斜して、挿入部32に設けられる。可動部33aは、軸32aを中心として図中矢印Q方向に向けて挿入部32から突出自在とされる。つまり、可動部33aは、外力が作用していない状態では挿入部32から突出されており、外力の作用を受けることで、可動部33aの一部又は全部が挿入部32の内側に収容されるように、挿入部32の内側に可動することができる。
ライナープレートの連結方法で使用される締結金具40を図6(a)~図6(c)に示す。図6(a)は、締結金具40の斜視図であり、図6(b)は、その平面図であり、図6(c)はその側面図である。
締結金具40は、例えば、1枚の金属製の板状部材を折り曲げることにより形成される。締結金具40は、差し込み部50と、差し込み部50の後方に位置する中間部70と、中間部70の後方に位置する把持部60とを有する。締結金具40は、例えば、作業者が片手で保持できる程度の大きさに構成される。締結金具40は、鉄鋼その他の金属材料により構成されていればよい。
差し込み部50は、中間部70に対して下方側に傾斜するように折り曲げられて構成されている。差し込み部50は、略平板状に形成されており、前方側が幅狭部51として中間部70側よりも幅狭となるように形成されている。具体的には、図7に示すように、幅狭部51の幅X1は、中間部70側における差し込み部50の幅X2よりも小さく、かつ孔22aの径d1よりも小さい寸法に設定されている。幅狭部51は、上方側の面が傾斜面51aとされている。
差し込み部50は、折り曲げられた先端が上方に傾斜する突出部52を有する。突出部52は、差し込み部50の前方側の一部を折り曲げることにより、幅狭部51の一部として形成される。突出部52は、孔22aに挿入され易いように、平面視で略半円弧状に形成されている。
把持部60は、板状部材を断面略コ字状(C字状)に折り返されて形成され、前方側が開放されている。把持部60は、折り返された先端が下方に傾斜する傾斜部61を有する。なお、把持部60の断面形状は、略コ字状に限定されず、断面略V字等、上下方向に弾性変形可能であれば、如何なる形状であってもよい。
中間部70は、締結金具40において差し込み部50と把持部60と間に設けられている。中間部70は、差し込み部50から把持部60に至るまで、略平板状に形成されている。
図6に示すように、中間部70にはコ字状の切欠き部71が形成され、切欠き部71によって切り欠かれた部分が下方側に折り曲げられることにより突起部80が形成される。突起部80は、中間部70と一体的に形成されている。
図8(a)は、締結金具40の中間部70に設けられる突起部80の側面図を示し、図8(b)は、その平面図を示す。突起部80は、中間部70の下面70aから下方側に突出し、かつ後方側に傾斜するように設けられている。なお、突起部80の寸法及び突出する方向は、図8の例に限定されず、中間部70の下方側に突出するのであれば如何なる構成であってもよい。
突起部80は、図8(a)、図8(b)の構成に限定されず、例えば図8(c)に示すように、側面視山形状を有する溶接盛りにより形成された突起部80aが、中間部70の下面70aから下方側に突出するように構成されてもよい。更に、板材への型押し加工により凸形状が形成されることで、凸状に形成された箇所を突起部80として利用してもよい。
図9は、スリット72を形成することにより、突起部80bを形成する例を示す図である。図9(a)は、締結金具40の斜視図であり、図9(b)は、その平面図であり、図9(c)はその側面図である。なお、図9に示す形態において、図6に示す形態と同一の構成要素、部材については、同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
図9(a)に示すように、中間部70には、例えば3mm~1cm程度の幅を有するU字状のスリット72が形成されている。スリット72によって切り抜かれた部分が下方側に折り曲げられることにより、突起部80bが形成される。図9(b)、図9(c)に示すように、突起部80bは、中間部70と一体的に形成されている。
締結金具40は、差し込み部50、把持部60及び中間部70が1枚の板状部材により一体的に形成されているが、これに限定されることなく、互いに別部材として構成された差し込み部50、把持部60及び中間部70を溶接等により接合することにより形成されてもよい。
図10(a)~図10(c)に、締結金具40の第1変形例を示す。図10(a)は、締結金具40の斜視図であり、図10(b)は、その平面図であり、図10(c)はその側面図である。なお、図10に示す形態において、図6に示す形態と同一の構成要素、部材については、同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
第1変形例に係る締結金具40は、差し込み部50に代えて第2の把持部90を有していてもよい。即ち、締結金具40は、中間部70の後方側に把持部60を有するとともに、前方側に第2の把持部90を有する。第2の把持部90は、板状部材を断面略コ字状(C字状)に折り返されて形成され、前方側が開放されている。
第2の把持部90は、傾斜部91と、傾斜部91に隣接する弧状部93と、弧状部93に隣接する直線状部92とを有する。傾斜部91は、第2の把持部90の先端側が折り返されて下方に傾斜するように構成されている。直線状部92は、締結金具40において、中間部70から前方側に突出するように構成されている。弧状部93は、前方側に開放される凹形状に形成されている。
次に、締結金具40の第2変形例について説明する。図11(a)は、板状部材の平面図であり、図11(b)は、締結金具40の斜視図であり、図11(c)はその側面図である。なお、図11に示す形態において、図6に示す形態と同一の構成要素、部材については、同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
第2変形例に係る締結金具40では、板状部材の前方側に2本の切り込みL1、L2が形成され、この切り込みL1、L2の間を下方側に折り曲げることにより、第2の把持部90aが形成される。締結金具40は、中間部70の後方側に把持部60を有するとともに、前方側に第2の把持部90aを有する。第2の把持部90aは、板状部材を断面略コ字状(C字状)に折り返されて形成され、前方側が開放されている。
第2の把持部90aは、傾斜部91aと、傾斜部91aに隣接する弧状部93aと、弧状部93aに隣接する直線状部92aとを有する。傾斜部91aは、第2の把持部90aの先端側が折り返されて下方に傾斜するように構成されている。直線状部92aは、締結金具40の左右両側において、中間部70から前方側に突出するように構成されている。弧状部93aは、前方側に開放される凹形状に形成されている。
次に、締結金具の第3変形例について説明する。図12(a)は、板状部材の平面図であり、図12(b)は、締結金具40の斜視図であり、図12(c)はその側面図である。なお、図12に示す形態において、図6に示す形態と同一の構成要素、部材については、同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
第3変形例に係る締結金具40では、板状部材の前方側に1本の切り込みL3が形成され、この切り込みL3の片側を下方側に折り曲げることにより、第2の把持部90bが形成される。締結金具40は、中間部70の後方側に把持部60を有するとともに、前方側に第2の把持部90bを有する。第2の把持部90bは、板状部材を断面略コ字状(C字状)に折り返されて形成され、前方側が開放されている。
第2の把持部90bは、傾斜部91bと、傾斜部91bに隣接する弧状部93bと、弧状部93bに隣接する直線状部92bとを有する。傾斜部91bは、第2の把持部90bの先端側が折り返されて下方に傾斜するように構成されている。直線状部92bは、締結金具40の片側において、中間部70から前方側に突出するように構成されている。弧状部93bは、前方側に開放される凹形状に形成されている。
<仮止め工程>
次に、ライナープレートの連結方法について説明する。ライナープレートの連結方法では、先ず、図13に示すように、予め軸方向フランジ23同士が締結金具40により連結された状態で、ライナープレート20の周方向フランジ22に仮止め具3を取り付けることにより周方向フランジ22同士を仮止めする。具体的には、図13に示すように、仮止め具3の挿入部32が周方向フランジ22の孔22aに挿入され、挿入部32から側方に突出された係止部33の可動部33aが周方向フランジ22の孔22aに接触するように構成されている。なお、軸方向フランジ23同士が締結金具40により連結されていない状態で、周方向フランジ22に仮止め具3を取り付けることにより周方向フランジ22同士を仮止めすることもできる。
図13に示すように、各々の孔22a、22aに挿入部32を挿入することで、当該孔22a、22a以外の各々の孔22a、22aも位置合わせされた状態となる。換言すれば、各々の孔22a、22aに挿入部32を挿入することで、挿入部32が挿入されていない各々の孔22a、22aにおける中心軸M、M同士を一致させることができる。
<立坑調整工程>
仮止め工程において周方向フランジ22にそれぞれ穿設された孔22a、22aの位置合わせが終了したら、仮止めされた周方向フランジ22同士により形成された立坑100の形状を調整する。ライナープレート20を連結する際、周方向フランジ22の孔22aに対して、寸法の小さい仮止め具3を使用するため、仮止め具3を挿入した周方向フランジ22間でずれが生じ得る。周方向フランジ22間でずれが生じた場合には、予定している立坑100の寸法が得られないため、孔22a、22aの位置合わせの後、立坑100の形状を調整する。
<仮締め工程>
立坑調整工程において立坑100の形状を調整した後、周方向フランジ22同士を本締めする前に、仮止め具3により仮止めした周方向フランジ22同士を、例えばボルト接合により近接させて(図13中矢印方向)仮締めする。仮締め工程を経ることで、周方向フランジ22間の隙間を小さくして、あるいは隙間をなくして本締めを容易に開始することができる。
このように、仮止め具3を使用した仮止め工程、立坑調整工程、仮締め工程の三工程を経ることで、予めライナープレート20が位置決めされ、ライナープレート20同士が倒れないように仮固定されるため、作業者がライナープレート20を支持しない状態でも安全に、また正確に本締めを行うことができる。
なお、仮止め工程、立坑調整工程、仮締め工程では、仮止め具3を使用しなくてもよい。具体的には、周方向フランジ22同士の仮止め、立坑100の調整、周方向フランジ22同士の仮締めは、仮止め具3を使用することなしに作業者が手作業でも行うことができる。従って、例えば人手によりライナープレート20を安全に連結することができるのであれば、仮止め具3を使用せずに仮止め工程、立坑調整工程、仮締め工程の各工程を行ってもよい。
<本締め工程>
次に、周方向フランジ22同士を本締めする。本締め工程では、周方向フランジ22における複数の孔22aのうち、仮止め具3が挿入されていない孔22aに締結金具40を挿入することにより隙間を有する周方向フランジ22同士を連結する。
先ず、図14(a)に示すように、例えば作業者は、孔22aよりも径方向内側の位置から、締結金具40を径方向外側(図中矢印の方向)に向けて真っ直ぐに移動させる。締結金具40の移動は、例えば作業者がハンマー等で打撃したり、油圧等を用いた圧入により行うが、これらに限定されるものではない。なお、この際、2枚の周方向フランジ22は、完全に接触しておらず、隙間を有している場合もある。
次に、図14(b)に示すように、締結金具40を傾斜させながら、径方向外側に移動させる。先の図7で説明したように、幅狭部51の幅X1は、孔22aの径d1よりも小さい寸法に設定され、かつ突出部52が平面視で略半円弧状に形成されているため、幅狭部51及び突出部52を容易に孔22aに挿入することができる。
さらに、図14(c)に示すように、図14(b)に示す状態から把持部60側を下方側に移動させつつ、締結金具40を径方向外側に移動させる。その結果、上下に重なっている周方向フランジ22のうち、下方側の周方向フランジ22における孔22aの周縁部22cが傾斜面51aに当接するまで締結金具40が径方向外側へ押し込まれる。この過程では、傾斜部61が周方向フランジ22の径方向内側端部22bに案内されて、開放された把持部60の前方側から内側に向けて移動して周方向フランジ22を収容する。図14(c)の状態では、差し込み部50により斜め上方向の力が作用し、把持部60により2枚の周方向フランジ22の内側端部22dが上下方向(図中の矢印方向)から挟持される。即ち、締結金具40により、孔22aの周縁部22c及び内側端部22dにおいて締結力が付与されるため、周方向フランジ22同士が接触して連結される。
また、第1変形例に係る締結金具40により周方向フランジ22を連結する場合には、先ず図15(a)に示すように、第2の把持部90が周方向フランジ22の孔22aの上方に位置するように締結金具40を径方向外側に移動させる。次に、図15(b)に示すように、中間部70が周方向フランジ22に接する程度まで締結金具40を下方側に移動させる。更に、図15(c)に示すように、前方が開放された把持部60により周方向フランジ22の内側端部22dが挟持され、第2の把持部90により周方向フランジ22における孔22aの周縁部22cが挟持されるまで、締結金具40を径方向外側に移動させる。
このように、周方向フランジ22の径方向における内端(内側端部22d)のみならず、孔22aの位置(周縁部22c)でも周方向フランジ22同士が締結金具40により把持される。即ち、締結金具40により孔22aを介して隣接する周方向フランジ22同士を2箇所で締結することができるため、せん断力や離間力が作用した場合にもライナープレート20により構成された壁体1の変形量を小さくすることができ、ライナープレート連結体2の安全性を向上させることができる。
なお、図13~15では、周方向フランジ22同士を連結する場合について説明したが、軸方向フランジ23同士を連結する場合にも同様に行うことができる。具体的には、軸方向フランジ23の径方向内側から径方向外側に向けて締結金具40を回転させることなく真っ直ぐに挿入するため、締結金具40が波形鋼板21に干渉(接触)することを回避しつつ軸方向フランジ23同士を締結することができる。
図16は、周方向フランジ22の各孔22a及び軸方向フランジ23の各軸方向連結孔23aに締結金具40が取り付けられた状態を示している。例えば、仮止め具3が挿入されていない周方向フランジ22の孔22aのみならず仮止め具3が挿入されていた周方向フランジ22の孔22aにも締結金具40が取り付けられている。また、隣接する軸方向フランジ23同士は、軸方向フランジ23に穿設された軸方向連結孔23aを介して締結金具40により挟持されている。
なお、締結金具40の取り付け方は、様々な例が考えられる。例えば、仮止め具3が挿入されていなかった全ての孔に締結金具40を挿入してもよく、あるいは一部の孔のみに締結金具40を挿入してもよい。また、仮止め具3が挿入されていた孔22aのうち仮止め具3を取り出した全ての孔に締結金具40を挿入してもよく、あるいは一部の孔のみに締結金具40を挿入してもよい。締結金具40が周方向フランジ22に対して十分な締結力を有するため、仮に一部の孔22aに締結金具40が取り付けられない場合でも周方向フランジ22及び軸方向フランジ23を強固に固定することができる。
図17は、少なくとも一部の孔22a及び軸方向連結孔23aにボルト41を挿入し、ボルト41及びナット42を介して周方向フランジ22同士及び軸方向フランジ23同士を連結した状態を示す図である。なお、図17に示す形態において、図16に示す形態と同一の構成要素、部材については、同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
図17に示すように、複数形成された孔22aのうち、一部の孔22aに締結金具40を挿入し、他の孔22aにボルト41を挿入している。また、複数形成された軸方向連結孔23aのうち、一部の軸方向連結孔23aに締結金具40を挿入し、他の孔22aにボルト41を挿入している。なお、ボルト41及びナット42による周方向フランジ22同士及び軸方向フランジ23同士の連結は、例えばボルト41をナット42に螺着させることにより行う。
このように、締結金具40とボルト41及びナット42を併用することで、締結金具40のみ使用する場合と較して、より強固にライナープレート20同士を連結することができる。なお、孔22a及び軸方向連結孔23aに挿入されるボルト41及びナット42の割合は特に限定されない。例えば、強固にライナープレート20同士を連結することが必要な場合には、締結金具40に対してボルト41及びナット42の割合を多くしてもよく、さらに全ての孔22a及び軸方向連結孔23aにボルト41及びナット42を挿入してもよい。孔22a及び軸方向連結孔23aに占めるボルト41及びナット42の割合が多くなればなるほど、それだけライナープレート20同士を強固に連結することができる。
図18は、図16の16A-16A線断面図である。締結金具40が周方向フランジ22に取り付けられた状態では、周方向フランジ22が差し込み部50における幅狭部51の傾斜面51aに当接して、周方向フランジ22の径方向における移動が規制される。差し込み部50が下方側に傾斜していることにより、この差し込み部50及び突出部52により周方向フランジ22に対して上側への力が付与される。即ち、孔22aの径方向外側において、差し込み部50により周方向フランジ22(特に孔22aの周縁部22c)に対して上下方向の締結力が付与される。また、突出部52が周方向フランジ22を上方向に押し上げることにより、周方向フランジ22(特に孔22aの周縁部22c)間に上下方向の締結力が付与される。さらに、把持部60が弾性力を有しており、差し込み部50よりも幅広に形成されているため、周方向フランジ22の内端同士が把持されて、孔22aの径方向内側周方向フランジ22(特に内側端部22d)間に上下方向の締結力が付与される。
なお、仮にライナープレート連結体2に偏圧等が作用し、周方向フランジ22間にせん断力が作用して周方向フランジ22の径方向のずれが発生したとしても、周方向フランジ22間の大幅なずれが抑制される。即ち、図19(a)に示すように、上側の周方向フランジ22に対して径方向内側(横方向)のせん断力が作用して径方向内側にずれた場合には、上側の周方向フランジ22の径方向内側端部22bが把持部60の内面60aに当接することにより、径方向内側への移動が規制される。あるいは、図19(b)に示すように、上側の周方向フランジ22に対して径方向外側のせん断力が作用して径方向外側にずれた場合には、上側の周方向フランジ22が突起部80に当接することにより、径方向外側への移動が規制される。
このように、上下方向で連結されている周方向フランジ22間にせん断力が作用して、一方の周方向フランジ22に対して他方の周方向フランジ22にずれが生じたとしても、締結金具40の締結力によりライナープレート20から締結金具40が離脱することを防止することができる。従ってライナープレート20により構成された壁体1の変形量を小さくすることができ、ライナープレート連結体2の安全性を向上させることができる。
1 壁体
2 ライナープレート連結体
20 ライナープレート
21 波形鋼板
22 周方向フランジ
22a 孔
22b 端部
22c 周縁部
22d 内側端部
23 軸方向フランジ
23a 軸方向連結孔
29 連結材
3 仮止め具
30 保持機構
31 基部
31a 表面
31b 裏面
31d 孔
32 挿入部
32a 軸
32b スリット
33 係止部
33a 可動部
40 締結金具
41 ボルト
42 ナット
50 差し込み部
51 幅狭部
51a 傾斜面
52 突出部
60 把持部
60a 内面
61 傾斜部
70 中間部
70a 下面
71 切欠き部
72 スリット
80 突起部
80a 突起部
80b 突起部
90 第2の把持部
90a 第2の把持部
90b 第2の把持部
91 傾斜部
91a 傾斜部
91b 傾斜部
92 直線状部
92a 直線状部
92b 直線状部
93 弧状部
93a 弧状部
93b 弧状部
100 立坑
M 中心軸
W 中心軸
P1 離間距離

Claims (4)

  1. 複数の孔が穿設されたフランジを上下端並びに左右端に有するライナープレート同士を連結するためのライナープレートの連結方法であって、
    上記複数の孔を介して上記フランジ間に締結力を付与する差し込み部と、上記フランジの径方向における内端同士を把持する把持部と、上記差し込み部と上記把持部との間に位置する中間部とを備える締結金具を上記複数の孔の少なくとも一部の孔に上記フランジの径方向内側から径方向外側に向けて挿入することで上記締結金具により上記フランジ同士を本締めして上記ライナープレートを連結する本締め工程を備え、
    上記本締め工程では、上記把持部に向けて突出された上記中間部の突起部と、上記差し込み部と、を上記孔に挿入することにより、前記フランジ同士を本締めすること
    を特徴とするライナープレートの連結方法。
  2. 記本締め工程の前に、
    一のライナープレートのフランジ及び他のライナープレートのフランジにそれぞれ穿設された上記複数の孔のうちの一部の孔に仮止め部材を挿入することにより上記フランジ同士を仮止めする仮止め工程を有すること
    を特徴とする請求項1記載のライナープレートの連結方法。
  3. 上記本締め工程の前に、
    上記仮止め部材により仮止めした上記フランジを互いに引き寄せて仮締めする仮締め工程を有すること
    を特徴とする請求項2記載のライナープレートの連結方法。
  4. 上記フランジに穿設された上記複数の孔のうち一部の孔に上記締結金具を挿入するとともに、他の孔にボルトを挿入することで上記ライナープレート同士を連結すること
    を特徴とする請求項1~3のうち何れか1項記載のライナープレートの連結方法。
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