JP7388851B2 - プロテクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

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本発明は、溝形状のプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備えるプロテクタに関する。また、本発明は、プロテクタを備えるワイヤハーネスに関する。
例えば自動車に配索されるワイヤハーネスは、ハーネス本体の一部又は全部が、所定の経路形状になるプロテクタに収容保護される。プロテクタは、溝形状のプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備えて構成される。例えば下記特許文献1のプロテクタは、プロテクタ本体を備え、このプロテクタ本体には、ハーネス本体が収容される。ハーネス本体は、プロテクタ本体に収容保護される幹線と、この幹線から分岐される分岐線とを有し、分岐線はプロテクタ本体の分岐線導出部から引き出される。分岐線導出部は、分岐線の基端部をテープにて固定するための板状のベラを有し、このベラはプロテクタ本体の側壁に対し別体になる後付け嵌合構造を有する(下記特許文献1では別体であるが、プロテクタ本体に対しベラが下記の如く一体のものもある)。
図7において、引用符号1はプロテクタ、引用符号2はプロテクタ本体、引用符号3はプロテクタ蓋体を示すものとする。また、矢印は前後方向・左右方向・上下方向を示すものとする。図7のプロテクタ1は、前後方向に延在するものであり、図示しないハーネス本体を収容保護することができるように形成される。プロテクタ本体2の側壁4には、分岐線導出部5が形成される。分岐線導出部5は、側壁4を切り欠くように形成される切り欠き部6と、ベラ7とを有して図示形状に形成される。図7(a)では、分岐線が右側に引き出される形状に形成される。一方、図7(b)では、分岐線が左側に引き出される形状に形成される。プロテクタ1は、分岐線の引き出し方向に応じて使い分けられる。すなわち、使い分けのため、図7(a)、図7(b)の各プロテクタ1は、異なる金型で成形される。そのため各プロテクタ1は別部品になる。
特開平9-65541号公報
図7(a)、図7(b)の各プロテクタ1は、分岐線の引き出し方向に応じて使い分けられる別部品(専用品)であることから、管理すべき部品点数が多く、その管理が煩雑になってしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、部品点数を削減し管理し易くすることが可能なプロテクタと、このプロテクタを構成に含むワイヤハーネスとを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のプロテクタは、底壁及び一対の側壁を有する溝形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備え、前記プロテクタ本体は、開閉自在な分岐線導出部を複数有し、該複数の分岐線導出部は、前記プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、該位置の両側にある前記一対の側壁にそれぞれ配置され、前記複数の分岐線導出部は、前記一対の側壁を切り欠くように形成される切り欠き部と、閉状態で前記切り欠き部を閉じ且つ開状態で分岐線基端部を固定することが可能な側壁蓋部と、該側壁蓋部を前記底壁の側部に連続させるヒンジと、前記側壁蓋部を前記閉状態に保持するための側壁ロック部及び蓋ロック部とを有し、前記側壁ロック部は前記側壁に設けられ、前記蓋ロック部は前記側壁蓋部のみに設けられ、前記側壁ロック部は突起形状に形成され、且つ、前記蓋ロック部は、矩形平板状の前記側壁蓋部の側端縁から前記中心軸に沿って前記側壁蓋部の平面方向に突出する平板状の突出部分に設けられた前記側壁蓋部の板厚方向に貫通する貫通孔形状に形成されるとともに結束バンドの挿通孔として形成されることを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、この位置の両側となる一対の側壁にそれぞれ分岐線導出部が配置されることから、分岐線の引き出し方向に応じて分岐線導出部を開くことにより使い分けをすることができる。すなわち、所定位置で対になる分岐線導出部を有することから、分岐線の引き出し方向に左右されないプロテクタを提供することができる。本発明によれば、部品点数を削減し管理し易くすることができる。この他、本発明によれば、分岐線の引き出しがないハーネス本体の場合に、分岐線導出部をそれぞれ閉じた状態にしておけば、外側に余分なスペースを生じさせることはない。
更に、請求項の特徴を有する本発明によれば、切り欠き部と、側壁蓋部と、ヒンジと、側壁ロック部及び蓋ロック部とを有することから、分岐線の引き出し方向に左右されない、より良い分岐線導出部を提供することができる。
更に、請求項の特徴を有する本発明によれば、貫通孔形状の蓋ロック部を結束バンドの挿通孔としても形成することから、分岐線の基端部を結束バンドを用いて分岐線導出部に固定することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項に記載の本発明のプロテクタは、底壁及び一対の側壁を有する溝形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備え、前記プロテクタ本体は、開閉自在な分岐線導出部を複数有し、該複数の分岐線導出部は、前記プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、該位置の両側にある前記一対の側壁にそれぞれ配置され、前記複数の分岐線導出部は、前記一対の側壁を切り欠くように形成される切り欠き部と、閉状態で前記切り欠き部を閉じ且つ開状態で分岐線基端部を固定することが可能な側壁蓋部と、該側壁蓋部を前記底壁の側部に連続させるヒンジと、前記側壁蓋部を前記閉状態に保持するための側壁ロック部及び蓋ロック部とを有し、前記側壁ロック部は前記側壁に設けられ、前記蓋ロック部は前記側壁蓋部のみに設けられ、前記側壁蓋部は、前記蓋ロック部と前記ヒンジとの間の範囲がテープを巻き付けるテープ巻き部として形成され、前記蓋ロック部は、前記テープのズレ防止部として、矩形平板状の前記側壁蓋部の側端縁から前記中心軸に沿って前記側壁蓋部の平面方向に突出する平板状の突出部分に設けられた前記側壁蓋部の板厚方向に貫通する貫通孔形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項の特徴を有する本発明によれば、蓋ロック部とヒンジとの間をテープ巻き部として形成することから、分岐線の基端部をテープを用いて分岐線導出部に固定することができる。
更に、請求項の特徴を有する本発明によれば、蓋ロック部を中心軸に沿って突出する形状に形成することから、仮に外力が分岐線に加わったとしてもテープのズレを防止することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のプロテクタと、該プロテクタに収容保護されるハーネス本体と、該ハーネス本体に設けられて前記プロテクタの分岐線導出部から引き出される分岐線とを備えることを特徴とする。
このような請求項の特徴を有する本発明によれば、請求項1に記載のプロテクタを構成に備えることから、より良いプロテクタを提供することができる。
本発明のプロテクタによれば、所定位置の両側にある一対の側壁に分岐線導出部をそれぞれ配置することから、分岐線導出部の開閉によって分岐線の引き出し方向に左右されないものになり、結果、特許文献1や図7のものと比べて部品点数を削減し管理し易くすることができるという効果を奏する。また、本発明のワイヤハーネスによれば、上記プロテクタを構成に備えることから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明のプロテクタの一実施形態を示す図であり、(a)は分岐線導出部を閉じた時の斜視図、(b)は分岐線を右側に引き出すために右の分岐線導出部を開いた時の斜視図、(c)は分岐線を左側に引き出すために左の分岐線導出部を開いた時の斜視図である。 図1(a)の拡大図である。 図1(b)の拡大図である。 図1(c)の拡大図である。 分岐線を結束バンドで固定した時の斜視図である。 分岐線をテープで固定した時の斜視図である。 従来例のプロテクタの図であり、(a)は分岐線を右側に引き出すための専用のプロテクタの斜視図、(a)は分岐線を左側に引き出すための専用のプロテクタの斜視図である。
ワイヤハーネスは、プロテクタと、このプロテクタに収容保護されるハーネス本体とを備えて構成される。ハーネス本体は、幹線と、この幹線から分岐する分岐線とを有する。プロテクタは、底壁及び一対の側壁を有する溝形状のプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備えて構成される。プロテクタ本体は、開閉自在な分岐線導出部を複数有する。複数の分岐線導出部は、プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、この位置の両側にある一対の側壁にそれぞれ配置される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のプロテクタの一実施形態を示す斜視図である。また、図2~図4は図1の拡大斜視図、図5は分岐線を結束バンドで固定した時の斜視図、図6は分岐線をテープで固定した時の斜視図である。尚、図中の矢印は前後方向・左右方向・上下方向を示すものとする。
<ワイヤハーネスの構成について>
図1において、自動車に配索されるワイヤハーネスは、外装部材としてのプロテクタ11と、複数本の電線の束からなり且つプロテクタ11にて収容保護されるハーネス本体12(図5及び図6参照)と、このハーネス本体12の端末に設けられるコネクタや電気接続箱と、配索用の固定部材(クリップ等)とを備えて構成される。ハーネス本体12は、幹線13と、この幹線13から分岐する分岐線14とを有する。
尚、幹線13及び分岐線14については公知であるので、ここでは詳細な説明を省略するものとする。この他、本実施例における電線の本数は任意であるものとする。以下の説明で幹線13及び分岐線14と言う時には、図5及び図6を参照するものとする。
<プロテクタ11について>
図1ないし図4において、プロテクタ11は、分岐線14の引き出し方向に左右されないものとして形成される。別な言い方をすれば、プロテクタ11は、分岐線14の引き出し方向に応じて図7のように使い分ける複数の専用部品でないものとして形成される。プロテクタ11は、従来同様の樹脂材料を用いた樹脂成形品であって、溝形状のプロテクタ本体15と、このプロテクタ本体15の溝開口16を覆うプロテクタ蓋体17と、プロテクタ蓋体17をプロテクタ本体15に連続させるヒンジ18とを備えて構成される。プロテクタ11は、プロテクタ本体15の延在方向の中心軸CLにおける所定位置の両側に後述する分岐線導出部24が存在することに特徴を有するものである。
図1(a)及び図2に示すプロテクタ11は、一対の分岐線導出部24を閉じた時の状態、図1(b)及び図2は分岐線14を右側に引き出すために右の分岐線導出部24を開いた時の状態、図1(c)及び図4は分岐線14を左側に引き出すために左の分岐線導出部24を開いた時の状態をそれぞれ示すものである。プロテクタ11は、前後方向に延在し、途中、一段上に持ち上がるような段差のある図示形状に形成される(形状は一例であるものとする)。プロテクタ11は、ワイヤハーネスの配索経路に合わせた形状に形成される。
<プロテクタ本体15について>
図1ないし図4において、プロテクタ本体15は、底壁19と、一対の側壁20、21とを有して図示の溝形状に形成される。底壁19は、プロテクタ本体15の底となる壁であって、中心軸CLに沿って延びる帯状で段付きの形状に形成される。尚、底壁19における引用符号19aは図の手前側に配置される第一底壁、引用符号19bは上記一段上に持ち上がる位置に配置される傾斜した第二底壁、引用符号19cは一段上に配置される第三底壁をそれぞれ示すものとする。底壁19の内面及び外面は凹凸のない平坦な面に形成される。このような底壁19の左右の側部には、側壁20、21が立ち上がるように連成される。
側壁20は左側の壁、側壁21は右側の壁として形成される。側壁20、21は、底壁19に対し垂直に立ち上がるように形成される。尚、側壁20、21における引用符号20a、21aは第一底壁19aに連続する第一側壁、引用符号20b、21bは第二底壁19bに連続する第二側壁、引用符号20c、21cは第三底壁19cに連続する第三側壁をそれぞれ示すものとする。左側の側壁20には、プロテクタ蓋体17を係止するための(固定するための)側壁ロック部22、23が形成される。側壁ロック部22は、第一側壁20a及び第二側壁20bの各外面上端位置に一つずつ、第三側壁20cの外面上端位置に複数形成される。側壁ロック部22は、上記外面との間に貫通孔が生じるような枠状に形成される。一方、側壁ロック部23は、第一側壁20aの内面上端位置に一つ形成される。側壁ロック部23は、上記内面との間に貫通孔が生じるような枠状に形成される。尚、側壁ロック部23の形成のために、型抜き孔23a及びリブ23bが生じるものとする。
<分岐線導出部24について>
図1ないし図4において、例えば、中心軸CLにおける所定位置(分岐線14を引き出す位置)の左右両側にある壁を第一側壁20a、21aとすると、この第一側壁20a、21aには、分岐線導出部24がそれぞれ形成される。分岐線導出部24は、分岐線14を引き出すための開閉自在な部分に形成される。分岐線導出部24は、切り欠き部25と、側壁蓋部26と、ヒンジ27と、側壁ロック部28及び蓋ロック部29とを有して図示形状に形成される。
切り欠き部25は、第一側壁19a、20aを切り欠くように形成される。すなわち、第一側壁19a、20aの上端から下端まで真っ直ぐ切り欠くように形成される。側壁蓋部26は、閉状態で切り欠き部25を閉じ且つ開状態で分岐線14の基端部(分岐線基端部14a)を固定することが可能な部分に形成される。側壁蓋部26は、矩形の板状部分に形成される。ヒンジ27は、側壁蓋部26を第一底壁19aの側部に連続させるための部分に形成される。ヒンジ27は、側壁蓋部26が開状態において、第一底壁19aの内面に対し側壁蓋部26を面一にすることができるような、折り曲げ自在な部分に形成される。
側壁ロック部28及び蓋ロック部29は、側壁蓋部26を閉状態に保持するための部分に形成される。側壁ロック部28は、切り欠き部25の上端の縁から外側に突出する突起形状に形成される。このような側壁ロック部28には、略爪状の係止突起(符号省略)が形成される。蓋ロック部29は、側壁ロック部28に係止されるような位置に形成される。蓋ロック部29は、側壁蓋部26の側部に配置形成される。蓋ロック部29は、貫通孔形状に形成される(別な言い方をすれば、側壁蓋部26の側部との間に貫通孔が生じるような枠状に形成される)。蓋ロック部29は、側壁ロック部28に差し込まれるような部分に形成される。蓋ロック部29は、中心軸CLに沿って突出するような形状部分に形成される。
図5において、蓋ロック部29は、結束バンド30の挿通孔として形成される。分岐線導出部24から引き出された分岐線14の基端部(分岐線基端部14a)は、結束バンド30により側壁蓋部26に固定される。
固定に関し別な例としては、次のようにしてもよいものとする。図6において、側壁蓋部26には、蓋ロック部29とヒンジ27との間の範囲にテープ31を巻き付ける部分としてのテープ巻き部32が形成される。分岐線導出部24から引き出された分岐線14の基端部(分岐線基端部14a)は、テープ31を巻き付けることにより側壁蓋部26に固定される。尚、蓋ロック部29は、上記の如く中心軸CLに沿って突出する形状であることから、テープ31のズレ防止部33としても形成される。ズレ防止部33の形成により、仮に外力が分岐線14に加わったとしても、テープ31のズレを防止することができる。
<プロテクタ蓋体17及びヒンジ18について>
図1ないし図6において、プロテクタ蓋体17は、上記の如くプロテクタ本体15の溝開口16を覆う部分として形成される。プロテクタ蓋体17は、ヒンジ18により開閉自在な蓋体に形成される。尚、プロテクタ蓋体17における引用符号17aは第一蓋体、引用符号17bは第二蓋体、引用符号17cは第三蓋体、引用符号17dは第四蓋体をそれぞれ示すものとする。第一蓋体17a及び第二蓋体17bは、第一側壁21aに連続する第一ヒンジ18a及び第二ヒンジ18bに連成される。第三蓋体17cは、第二側壁21bに連続する第三ヒンジ18cに連成される。第四蓋体17dは、第三側壁21cに連続する第四ヒンジ18dに連成される。このようなプロテクタ蓋体17には、側壁20の側壁ロック部22、23に合わせて蓋ロック部34、35が形成される。蓋ロック部34、35は、略爪状の係止突起を有する突起部分に形成される。
<プロテクタ11の効果について>
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるプロテクタ11によれば、分岐線14の引き出し方向に応じて分岐線導出部24を開くことにより使い分けをすることができる。すなわち、所定位置で対になる分岐線導出部24を有することから、分岐線14の引き出し方向に左右されないプロテクタ11を提供することができる。このようなプロテクタ11によれば、特許文献1や図7と比べ部品点数を削減し管理し易くすることができるという効果を奏する。
また、プロテクタ11によれば、分岐線14の引き出しが必要ない場合に、それぞれの分岐線導出部24を閉じた状態にしておけば、外側に余分なスペースを生じさせることがないという効果も奏する。
<ワイヤハーネスの効果について>
ワイヤハーネスは、上記プロテクタ11を備えて構成されることから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
11…プロテクタ、 12…ハーネス本体、 13…幹線、 14…分岐線、 15…プロテクタ本体、 16…溝開口、 17…プロテクタ蓋体、 18…ヒンジ、 19…底壁、 20、21…側壁、 22、23…側壁ロック部、 24…分岐線導出部、 25…切り欠き部、 26…側壁蓋部、 27…ヒンジ、 28…側壁ロック部、 29…蓋ロック部、 30…結束バンド、 31…テープ、 32…テープ巻き部、 33…ズレ防止部、 34、35…蓋ロック部、 CL…中心軸

Claims (3)

  1. 底壁及び一対の側壁を有する溝形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備え、
    前記プロテクタ本体は、開閉自在な分岐線導出部を複数有し、
    該複数の分岐線導出部は、前記プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、該位置の両側にある前記一対の側壁にそれぞれ配置され、
    前記複数の分岐線導出部は、前記一対の側壁を切り欠くように形成される切り欠き部と、閉状態で前記切り欠き部を閉じ且つ開状態で分岐線基端部を固定することが可能な側壁蓋部と、該側壁蓋部を前記底壁の側部に連続させるヒンジと、前記側壁蓋部を前記閉状態に保持するための側壁ロック部及び蓋ロック部とを有し、
    前記側壁ロック部は前記側壁に設けられ、前記蓋ロック部は前記側壁蓋部のみに設けられ
    前記側壁ロック部は突起形状に形成され、且つ、前記蓋ロック部は、矩形平板状の前記側壁蓋部の側端縁から前記中心軸に沿って前記側壁蓋部の平面方向に突出する平板状の突出部分に設けられた前記側壁蓋部の板厚方向に貫通する貫通孔形状に形成されるとともに結束バンドの挿通孔として形成される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  2. 底壁及び一対の側壁を有する溝形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の溝開口を覆うプロテクタ蓋体とを備え、
    前記プロテクタ本体は、開閉自在な分岐線導出部を複数有し、
    該複数の分岐線導出部は、前記プロテクタ本体の延在方向の中心軸における所定位置で、該位置の両側にある前記一対の側壁にそれぞれ配置され、
    前記複数の分岐線導出部は、前記一対の側壁を切り欠くように形成される切り欠き部と、閉状態で前記切り欠き部を閉じ且つ開状態で分岐線基端部を固定することが可能な側壁蓋部と、該側壁蓋部を前記底壁の側部に連続させるヒンジと、前記側壁蓋部を前記閉状態に保持するための側壁ロック部及び蓋ロック部とを有し、
    前記側壁ロック部は前記側壁に設けられ、前記蓋ロック部は前記側壁蓋部のみに設けられ、
    前記側壁蓋部は、前記蓋ロック部と前記ヒンジとの間の範囲がテープを巻き付けるテープ巻き部として形成され
    前記蓋ロック部は、前記テープのズレ防止部として、矩形平板状の前記側壁蓋部の側端縁から前記中心軸に沿って前記側壁蓋部の平面方向に突出する平板状の突出部分に設けられた前記側壁蓋部の板厚方向に貫通する貫通孔形状に形成される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  3. 請求項1に記載のプロテクタと、該プロテクタに収容保護されるハーネス本体と、該ハーネス本体に設けられて前記プロテクタの分岐線導出部から引き出される分岐線とを備える
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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