JP7385848B2 - 自在水栓装置用開閉器具及びこれを備えた自在水栓装置 - Google Patents

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Description

この発明は、水の流路における開閉及び流量調節を行う水栓装置用開閉器具であって、給水栓の給水口に吐水パイプを水平面内で回動自在にした自在水栓装置に用いられる開閉器具及びこれを備えた自在水栓装置に関する。
家庭用の台所等や業務用の大型シンクに用いられる水栓装置として、給水配管に取り付けられた給水栓の給水口に吐水パイプを水平面内で回動自在に備えた自在水栓装置がある。自在水栓装置は、シンク天面や壁面に固定された給水栓に対して吐水パイプを回動させることで、吐水位置を変更することができる。一般的な自在水栓装置は、吐水位置の変更のための吐水パイプの回動操作とは別に、ハンドルやレバーの操作によって流路の開閉及び流量の調節を行うようにしている。
流路の開閉及び流量の調節のためのハンドルやレバーは、シンク奥側の天面や壁面に固定された給水栓の一部に取り付けられている。このため、業務用の大型シンクに用いられる自在水栓装置では、流路の開閉及び流量の調節の際に、作業者はシンク手前側から腕を伸ばしてシンク奥側のハンドルやレバーを操作しなければならず、作業が煩雑になるだけでなく水の浪費を生じ易い。また、家庭用の台所等に用いられる自在水栓装置でも、流路の開閉及び流量の調節の際に、吐水位置の変更のための吐水パイプの回動操作とは別のハンドルやレバーの操作が必要になり、水の浪費を生じ易い。
そこで、従来の自在水栓装置として、給水栓の給水口と吐水パイプとの回動接続部に、吐水パイプの回動に伴って流路を開閉する弁機構を設けたものが提案されている。この構成によれば、開栓及び閉栓を迅速且つ手軽に行なうことができ、これにより一層の節水を行なうことができるとされている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平06-008464号公報
しかし、特許文献1に記載された自在水栓装置は、吐水パイプの回動に伴って支持端を支点に揺動するシーソーの自由端が当接する球体の上下動によって流路内の開口を開閉するものであるため、シーソー自体及びこれに吐水パイプの回動力を伝達する部材に対して流路中の水圧に抗するに十分な強度を与えることが難しく、流路の開閉及び流量の調節を長期間にわたって実現できない問題がある。また、既存の水栓装置に取り付けることができず、水栓装置を交換する必要がある。
この発明の目的は、既存の水栓装置に取り付けることで給水栓に対する吐水パイプの回動による流路の開閉及び流量の調節を長期間にわたって確実に実現でき、流路の開閉及び流量の調節を容易にできるとともに節水効果の高い自在水栓装置用開閉器具及びこれを備えた自在水栓装置を提供することにある。
この発明の自在水栓装置用開閉器具は、上流端側に給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口に固定される接続部を備え、内周面における軸方向の一部に全周にわたって半径方向に突出した当接部を有する筒状の本体と、本体の下流端側から本体内部に軸方向に沿って挿入されるスピンドル継手であって、下流端側から本体外に露出する露出端に吐水パイプの基端部が固定される結合部を有するスピンドル継手と、を備えている。スピンドル継手は、本体内部の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、雄ねじ部よりも上流側で外径を本体内周面より小径にされた間隙部と、間隙部よりも上流側で本体内部の当接部に軸方向に選択的に当接して間隙部の上流側を開閉する弁部材と、間隙部から結合部を経由して吐水パイプ内に連通する連通部と、を有し、
間隙部が雄ねじ部の周方向の一部を含み、連通部の少なくとも一部が間隙部における雄ねじ部の周方向の一部に開口する。
雄ねじ部が本体の雌ねじ部に螺合したスピンドル継手は、結合部に基端部を固定した吐水パイプと一体的に本体の軸廻りに回動させると、本体内部で軸方向に移動する。スピンドル継手の軸方向の移動により、スピンドル継手の弁部材が本体内部の当接部に軸方向に選択的に当接して間隙部の上流側を開閉する。
弁部材が当接部に当接して間隙部の上流側を閉鎖している状態から、弁部材が当接部から離間する方向に吐水パイプを回動させると、間隙部の上流側が開放される。給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口から供給された水が、本体内部の当接部と弁部材との間を経由して間隙部から連通部に流れ、吐水パイプから吐水される。弁部材が当接部から離間して連通部の上流側を開放している状態から、弁部材が当接部に当接する方向に吐水パイプを回動させると、間隙部の上流側が閉鎖される。給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口から供給された水は、間隙部に流れることなく当接部と弁部材との間で止水される。
水栓装置の開栓及び閉栓が、水栓装置の水平面内における吐水パイプの回動によって行われる。水栓装置の開栓時及び閉栓時に、吐水パイプに手や腕の一部を当接させるだけでよく、ハンドルやレバーを手指で把持して操作する必要がない。また、間隙部が雄ねじ部の周方向の一部を含み、連通部の少なくとも一部が間隙部における雄ねじ部の周方向の一部に開口するため、本体及びスピンドル継手の軸方向の長さが短縮される。
この構成において、本体内部における軸方向の2箇所に第1当接部及び第2当接部を備え、弁部材がスピンドル継手の一方向への回動に伴って第1当接部に当接する位置から第1当接部及び第2当接部の何れにも当接しない中間位置を経由して第2当接部に当接する位置まで移動するものとすることができる。
吐水パイプの回動範囲における一端側から他端側まで回動させる間に、給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口から供給された水を、止水状態から吐水状態を経て止水状態にすることができる。
この発明によれば、既存の水栓装置に取り付けることで給水栓に対する吐水パイプの回動による流路の開閉及び流量の調節を長期間にわたって確実に実現でき、流路の開閉及び流量の調節を容易にできるとともに高い節水効果を得ることができる。
は、この発明の第1の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具の取付状態を説明する側面図である。 (A)及び(B)は、同第1の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具における止水時及び吐水時の半断面図である。 は、同第1の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具の使用状態を説明する平面図である。 (A)~(C)は、この発明の第2の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具における止水時及び吐水時の断面図である。 は、同第2及び第3の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具の使用状態を説明する平面図である。 (A)~(C)は、この発明の第3の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具における止水時及び吐水時の断面図である。 は、この発明の自在水栓装置の取付状態を説明する側面図である。 は、この発明の自在水栓装置の別の取付状態を説明する側面図である。
以下に、この発明の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、この発明の第1の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具10は、一例としてシンク100の奥側の壁面110に締付ナット150を介して固定されて給水配管140に接続された給水栓120に取り付けられる。壁面110は、シンク100を挟んで作業者の正面に対向する場合に限らず、作業者の左側方又は右側方に位置する場合を含む。給水栓120の吐水口121に、本体1の上流側端に配置された保持部材3(図1には表れない。)が袋ナット41を介して接続される。筒状を呈する本体1の下流端側から本体1内部に軸方向に沿って挿入されたスピンドル継手2において本体1の下流端側から本体1外に露出する結合部6(図1には表れない。)に吐水パイプ130の基端部131が袋ナット42を介して固定される。
スピンドル継手2は、本体1内で本体1の軸廻りに所定の範囲内で回動自在に保持されている。吐水パイプ130は、スピンドル継手2と一体的に本体1の軸廻りに所定の範囲内で回動する。吐水パイプ130の吐水口132からの吐水位置を水平面内で変更できる。自在水栓装置用開閉器具10は、給水栓120のハンドル122を開放側に回転させた状態で使用される。自在水栓装置用開閉器具10は、必ずしも給水栓120に接続する必要はない。
図2(A)及び(B)に示すように、自在水栓装置用開閉器具10は、本体1、スピンドル継手2、袋ナット41を備えている。本体1は、上流側端部に保持部材3を備え、軸方向の上流端及び下流端が開放した筒状を呈している。図2において、本体1の軸方向の上側及び下側がそれぞれ水流路の上流側及び下流側である。本体1の円形断面の内周面には、上流側から下流側に向かって、上流側雌ねじ部11、当接部12、中間雌ねじ部13が形成されている。当接部12は、本体1の内周面から全周にわたってフランジ状に半径方向に突出している。
保持部材3は、軸方向の両端が開放した環状を呈し、外周面の下流端側に雄ねじ部31が形成され、外周面の上流端側に外向きフランジ部32が形成されている。保持部材3は、袋ナット41の段部41Aに外向きフランジ部32を上流側から当接させた状態で袋ナット41内に挿入された後、下流側から露出した雄ねじ部31を上流側雌ねじ部11に螺合させて、Oリング81を挟んで本体1の上流端に一体的に取り付けられることで、本体1の一部を成している。保持部材3を本体1とは別部材に形成した後に本体1に一体的に取り付ける構成とすることにより、本体1の作成を容易にしている。
保持部材3は、本体1の上流側端で袋ナット41を軸廻りに回転自在に保持し、袋ナット41とともにこの発明の接続部4を構成する。本体1は、袋ナット41の雌ねじ部41Bを給水配管又は給水栓の雄ねじ部に螺合させることで、給水配管又は給水栓にパッキン41Cを挟んで保持部材3とともに固定される。
スピンドル継手2は、下流側端が開放した筒状を呈し、上流側端に全周にわたって上流側に開放した凹部21が形成され、外周面に上流側端から下流側端に向かってスピンドル雄ねじ部22、鍔部23が形成されている。スピンドル継手2は、本体1の下流側端から本体1内に挿入され、スピンドル雄ねじ部22を本体1の中間雌ねじ部13に螺合させて本体1内に回動自在にして保持される。凹部21は、上流側から挿入された弁部材51を保持する。スピンドル継手2の上流側端面には、ねじ孔29が形成されている。弁部材51は、一例として環状のパッキンであり、ねじ孔29にスピンドル継手2の上流側から螺合する押えねじ52で挟持してスピンドル継手2に固定される。鍔部23の外周面は、Oリング82を挟んで本体1の内周面に当接している。
スピンドル継手2は、スピンドル雄ねじ部22と中間雌ねじ部13との螺合により、本体1内で回動にともなって軸方向に移動する。スピンドル継手2の本体1内における上流側への移動は、弁部材51と当接部12との当接によって規制される(図2(A)参照。)。本体1の下流側端部には、外周面から止めねじ14が、一部を本体1の内部に露出させて螺合している。スピンドル継手2の本体1内における下流側への移動は、止めねじ14の本体1内に露出した部分が鍔部23の下流側面に当接することで規制される(図2(B)参照。)。
なお、本体1に対するスピンドル継手2の回動量と軸方向の移動量との関係は、中間雌ねじ部13及びスピンドル雄ねじ部22のピッチによって調整できる。
スピンドル継手2の下流側端部は、環状を呈し、本体1の下流端から外部に露出しており、外周面に結合雄ねじ部26が形成され、内周面に拡径部27及びテーパ部28が形成されている。結合雄ねじ部26には、吐水パイプ130の基端部131に保持された袋ナット42(図1参照。)が螺合する。テーパ部28の下流側で内径を拡大した部分である拡径部27は、割りリング83、押えリング84及びパッキン85を保持し、結合雄ねじ部26及びテーパ部28とともにこの発明の結合部6を構成する。
袋ナット42を結合雄ねじ部26に螺合させると、吐水パイプ130がその外周面に嵌着した図示しないカラーとともに上流側に移動する。割りリング83、押えリング84及びパッキン85がカラーによって上流側に押圧され、割りリング83がテーパ部28との当接によって縮径されて吐水パイプ130の基端部131の周面に圧接する。結合部6に吐水パイプ130の基端部131が水密状態を維持しつつ固定的に結合され、吐水パイプ130はスピンドル継手2と一体的に回動する。
本体1の内周面における当接部12と中間雌ねじ部13との間には、スピンドル継手2の外周面とに挟まれた間隙7が形成されている。スピンドル継手2は、スピンドル雄ねじ部22の一部及び間隙7の一部で外周面に開放した開口部24を有し、内部において開口部24と下流側端面との間を連通させる連通部25が形成されている。連通部25は、結合部6に取り付けられた吐水パイプ130内に連通する。
図2において、間隙7はスピンドル雄ねじ部22の周方向の一部を含み、連通部25は少なくとも一部が間隙7におけるスピンドル雄ねじ部22の周方向の一部に開口部24を有している。このように構成することで、吐水パイプ130からの吐水量を十分に確保しつつ自在水栓装置用開閉器具10の軸方向の全長を短縮できる。但し、これに限るものではなく、間隙7内のみに開口部24を設けることもできる。
図3に示すように、吐水パイプ130を図中破線で示す位置から水平面内で回動させると、自在水栓装置用開閉器具10の本体1内でスピンドル継手2が吐水パイプ130と一体的に回動しつつ軸方向に移動する。スピンドル継手2は、軸方向の移動範囲内で、吐水パイプ130が図3中破線で示す位置にあるときに図2(A)に示す最上流側に位置し、吐水パイプ130が図3中反時計方向に回動すると下流側に移動し、吐水パイプ130が図3中実線で示す位置にあるときに図2(B)に示す最下流側に位置する。
吐水パイプ130が図3中破線で示す位置にあり、スピンドル継手2が、図2(A)に示す最上流側位置に位置する場合、当接部12と弁部材51とが全周にわたって当接し、間隙7の上流側が閉鎖される。給水配管から給水栓120及び接続部4内を経由して本体1内の上流端側に流れた水は、当接部12と弁部材51とで塞き止められて間隙7に流入せず、吐水パイプ130から吐水されない。
吐水パイプ130を図3中破線で示す位置から反時計方向に回動させると、スピンドル継手2が図2(A)に示す最上流側位置から下流側に移動し、当接部12と弁部材51との当接が解除され、間隙7の上流側が開放される。給水配管から給水栓120及び接続部4内を経由して本体1内の上流端側に流れた水は、間隙7に流れ、スピンドル雄ねじ部22の一部及び間隙7の一部から開口部24及び連通部25を経由して吐水パイプ130から吐水される。
吐水パイプ130が図3中実線で示す位置まで回動すると、スピンドル継手2が図2(B)に示す最下流側位置に達し、当接部12と弁部材51との当接が完全に解除され、間隙7の上流側が完全に開放される。給水配管から給水栓120及び接続部4内を経由して本体1内の上流端側に流れた水は、間隙7、開口部24及び連通部25を経由して吐水パイプ130から最大量で吐水される。
吐水パイプ130を図3中破線で示す位置まで時計方向に回動させると、スピンドル継手2が図2(A)に示す最上流側位置に達するまでの間に当接部12と弁部材51との間隔が徐々に狭まり、スピンドル継手2が図2(A)に示す最上流側位置に達した時に当接部12と弁部材51とが全周にわたって当接し、間隙7の上流側が閉鎖される。
水平面内における吐水パイプ130の回動によって給水流路を当接部12と弁部材51との間で開閉することができ、シンク100が大型である場合にも、シンク100の奥側に配置されている給水栓120のハンドル122の操作を伴うことなく、流路の開閉及び吐水量の調整を容易に行うことができる。
図3における吐水パイプ130の反時計方向の回動範囲は、本体1の軸方向における止めねじ14の位置及びスピンドル継手2の軸方向における鍔部23の位置によって規定される。吐水パイプ130が図3中実線で示す位置を越えて反時計方向に回動しても、吐水パイプ130からの吐水状態は変化しない。また、弁部材51又は凹部21の軸方向の厚さを変更することで、図3中破線で示す止水状態の位置から図3中実線で示す最大量の吐水状態の位置までの吐水パイプ130の回動角度R1を調整することができる。
なお、図2(A)及び(B)において当接部12の下流側端面に全周にわたって凹部を形成することで弁部材51との当接面積を小さくしているが、これに限るものではなく、全周にわたって弁部材51と確実に当接できることを条件に任意の形状とすることができる。
また、スピンドル継手2における本体1から下流側外部に露出した部分の上流側端面16が本体1の下流側端面17に当接することにより、スピンドル継手2の上流側への移動が規制され、環状のパッキンである弁部材51に過大な弾性変形を生じることを防止できる。
さらに、止めねじ14は、スピンドル継手2の外周面におけるスピンドル雄ねじ部22と鍔部23との間に対向する位置に露出するように本体1に配置し、スピンドル雄ねじ部22との当接によってスピンドル継手2の下流側への移動を規制するものとしてもよい。
加えて、中間雌ねじ部13及びスピンドル雄ねじ部22を逆ねじとすることで、吐水パイプ130を図3中破線で示す位置とは給水栓120を挟んで対称の位置から図3中実線で示す位置に向かって時計方向に回動させた際に、吐水パイプ130から吐水されるようにすることもできる。
図4(A)~(C)に示すように、この発明の第2の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具20は、自在水栓装置用開閉器具10の弁部材51に代えて第1弁部材251A及び第2弁部材251Bを備えるとともに、当接部12に代えて当接部212を備え、止めねじ14を削除したものであり、その他の構成は自在水栓装置用開閉器具10と同様であるため同一の符号を付して説明を省略する。
下流側凹部221Aに収納された第1弁部材251A及び上流側凹部221Bに収納された第2弁部材251Bは、一例として環状のパッキンであり、当接部212を軸方向に挟む位置に配置されている。上流側凹部221Bは、支持部材221の下流側面に形成されている。支持部材221は、押えねじ52に螺合した円盤状を呈し、第2弁部材251Bとともに、スピンドル継手2と一体的に回動及び移動する。当接部212は、本体1の内周面から全周にわたって半径方向に突出し、軸方向について対称となる横断面形状を呈している。
自在水栓装置用開閉器具20では、間隙7における軸方向の中間部に当接部212が位置し、第1弁部材251A及び第2弁部材251Bのそれぞれが間隙7内で当接部212の下流側及び上流側に位置している。
スピンドル継手2が図4(A)に示す最上流側位置に位置している状態で、第1弁部材251Aが当接部212の下流側面に当接する。スピンドル継手2が吐水パイプ130と一体的に回動して図4(C)に示す最下流側位置に達すると、第2弁部材251Bが当接部212の上流側面に当接する。スピンドル継手2が図4(A)に示す最上流側位置から図4(C)に示す最下流側位置までの間の図4(B)に示す中間位置に位置している状態では、第1弁部材251A及び第2弁部材251Bは当接部212の下流側面及び上流側面に当接しない。
図5に示すように、吐水パイプ130を図中破線で示す位置から水平面内で回動させると、自在水栓装置用開閉器具20の本体1内でスピンドル継手2が吐水パイプ130と一体的に回動しつつ軸方向に移動する。スピンドル継手2は、軸方向の移動範囲内で、吐水パイプ130が図5中破線で示す位置にあるときに図4(A)に示す最上流側位置又は図4(C)に示す最下流側位置に位置し、吐水パイプ130が図5中実線で示す位置にあるときに図4(B)に示す中間位置に位置する。
吐水パイプ130が図5中破線で示す位置にあり、スピンドル継手2が、図4(A)に示す最上流側位置又は図4(C)に示す最下流側位置に位置する場合、当接部212と第1弁部材251A又は第2弁部材251Bとが全周にわたって当接し、間隙7において当接部212の下流側又は上流側が閉鎖される。給水配管から給水栓120及び接続部4内を経由して本体1内の上流端側に流れた水は、当接部212と第1弁部材251A又は第2弁部材251Bとの間で止水されて間隙7における当接部212の下流側に流入せず、吐水パイプ130から吐水されない。
吐水パイプ130を図5中実線で示す位置まで反時計方向又は時計方向に回動させると、スピンドル継手2が図4(B)に示す中間位置に移動し、当接部212と第1弁部材251A及び第2弁部材251Bとの当接が解除され、間隙7の上流側が開放される。給水配管から給水栓120及び接続部4内を経由して本体1内の上流端側に流れた水は、間隙7に流れ、スピンドル雄ねじ部22の一部及び間隙7の一部から開口部24及び連通部25を経由して吐水パイプ130から吐水される。
水平面内における吐水パイプ130の(R2+R3)の角度範囲内の一方向への回動によって給水流路を閉鎖状態から開放状態を経て再度閉鎖状態にすることができ、シンク100が大型である場合にも、シンク100の奥側に配置されている給水栓120のハンドル122の操作を伴うことなく、流路の開閉及び吐水量の調整をさらに容易に行うことができる。なお、給水栓120は、シンク100を挟んで作業者の正面に対向する位置に配置されている場合に限らず、作業者の左側方又は右側方に配置されている場合を含む。
水平面内における吐水パイプ130の回動範囲である角度R2及び角度R3は、当接部212、第1弁部材251A若しくは第2弁部材251B、又は下流側凹部221A若しくは上流側凹部221Bの少なくとも一つの軸方向の厚さを変更することで調整でき、角度R2と角度R3とは必ずしも同一である必要は無い。
図4(A)~(C)に示した例では、自在水栓装置用開閉器具10の止めねじ14を削除しているが、スピンドル雄ねじ部22又は鍔部23との当接によってスピンドル継手2の下流側への移動を規制する止めねじ14を設け、当接部212との当接による第2弁部材251Bの過大な弾性変形を防止するようにしてもよい。
また、当接部212の下流側端面及び上流側端面に全周にわたって凹部を形成することで第1弁部材251A及び第2弁部材251Bとの当接面積を小さくしているが、これに限るものではなく、全周にわたって第1弁部材251A及び第2弁部材251Bと確実に当接できることを条件に任意の形状とすることができる。
さらに、スピンドル継手2における本体1から下流側外部に露出した部分の上流側端面16と本体1の下流側端面17との当接により、スピンドル継手2の上流側への移動を規制して、当接部212との当接による第1弁部材251Aの過大な弾性変形を防止するようにしてもよい。
図6(A)~(C)に示すように、この発明の第3の実施形態に係る自在水栓装置用開閉器具30は、自在水栓装置用開閉器具10の当接部12、保持部材3及び弁部材51に代えて第1当接部312A、保持部材303、第1弁部材351A及び第2弁部材351Bを備え、止めねじ14を削除したものであり、その他の構成は自在水栓装置用開閉器具10と同様であるため同一の符号を付して説明を省略する。
下流側凹部321A及び上流側凹部321Bに収納された第1弁部材351A及び第2弁部材351Bは、一例として環状のパッキンであり、軸方向における第1当接部312Aと保持部材303との間に配置されている。下流側凹部321A及び上流側凹部321Bは、支持部材321の下流側面及び上流側面に形成されている。
支持部材321は、押えねじ52に螺合した円盤状を呈し、第1弁部材351A及び第2弁部材351Bとともに、スピンドル継手2と一体的に回動及び移動する。なお、支持部材321を省略するか又はより小径の環状体に形成し、第1弁部材351A及び第2弁部材351Bを一体的に形成することもできる。
第1当接部312Aは、本体1の内周面から全周にわたって半径方向に突出している。保持部材303は本体1とは別部材に形成された後に本体1の上端部に固定されて本体1の一部を構成しており、保持部材303の下流側端面に全周にわたって下流側に突出した第2当接部312Bが形成されている。
自在水栓装置用開閉器具30では、間隙7における軸方向の中間部に第1当接部312Aが位置し、間隙7における最上流部に第2当接部312Bが位置している。第1弁部材351A及び第2弁部材351Bのそれぞれは、間隙7内で第1当接部312Aの上流側及び第2弁部材351Bの下流側に位置している。
自在水栓装置用開閉器具30は、保持部材303に第2当接部312Bを形成することで、本体1の一部に第2当接部312Bを形成する構成に比較して、本体1の軸方向の長さを短縮することができるとともに、本体1の作成を容易にしている。
スピンドル継手2が図6(A)に示す最上流側位置に位置している状態で、第2弁部材351Bが第2当接部312Bに当接する。スピンドル継手2が吐水パイプ130と一体的に回動して図6(C)に示す最下流側位置に達すると、第1弁部材351Aが第1当接部312Aの上流側面に当接する。スピンドル継手2が図6(A)に示す最上流側位置から図6(C)に示す最下流側位置までの間の図6(B)に示す中間位置に位置している状態では、第1弁部材351A及び第2弁部材351Bは第1当接部312A及び第2当接部312Bに当接しない。
自在水栓装置用開閉器具30は、自在水栓装置用開閉器具20と同様、図5に示すように、水平面内における吐水パイプ130の角度(R2+R3)の範囲内における一方向への回動によって給水流路を閉鎖状態から開放状態を経て再度閉鎖状態にすることができ、シンク100が大型である場合にも、シンク100の奥側に配置されている給水栓120のハンドル122の操作を伴うことなく、流路の開閉及び吐水量の調整をさらに容易に行うことができるとともに、自在水栓装置用開閉器具20と比較して軸方向の長さを短くすることができる。なお、給水栓120は、シンク100を挟んで作業者の正面に対向する位置に配置されている場合に限らず、作業者の左側方又は右側方に配置されている場合を含む。
水平面内における吐水パイプ130の回動範囲である角度R2及び角度R3は、第1当接部312Aの上流側端面と第2当接部312Bの下流側端面との軸方向の間隔、又は第1弁部材351A、第2弁部材351B若しくは支持部材321の軸方向の厚さを変更することで調整でき、角度R2と角度R3とは必ずしも同一である必要は無い。
図6(A)~(C)に示した例では、自在水栓装置用開閉器具10の止めねじ14を削除しているが、スピンドル雄ねじ部22又は鍔部23との当接によってスピンドル継手2の下流側への移動を規制する止めねじ14を設け、第1当接部312Aとの当接による第1弁部材351Aの過大な弾性変形を防止するようにしてもよい。
また、第1当接部312Aの上流側端面に全周にわたって凹部を形成するとともに第2当接部312Bを全周にわたって下流側に突出した凸状に形成することで第1弁部材351A及び第2弁部材351Bとの当接面積を小さくしているが、これに限るものではなく、全周にわたって第1弁部材351A及び第2弁部材351Bと確実に当接できることを条件に任意の形状とすることができる。
さらに、スピンドル継手2における本体1から下流側外部に露出した部分の上流側端面と本体1の下流側端面との当接により、スピンドル継手2の上流側への移動を規制して、第2当接部312Bとの当接による第2弁部材351Bの過大な弾性変形を防止するようにしてもよい。
図7に示すように、この発明の第1の実施形態に係る自在水栓装置40は、一例として自在水栓装置用開閉器具10(自在水栓装置用開閉器具20又は自在水栓装置用開閉器具30でもよい。)、吐水パイプ430、取付金具440、袋ナット442を備えている。自在水栓装置40は、自在水栓装置用開閉器具10を図1及び図2に示す状態とは上下反転して備え、スピンドル継手2の下流側端部に吐水口432を下向きにした吐水パイプ430の基端部431が袋ナット442を介して固定されている。
取付金具440は、一例としてシンク100の天面の内側で垂直方向に配置された給水配管140に雄ねじ部450を螺合させた状態で、締付ナット460を介してシンク100の天面に固定されている。自在水栓装置40は、袋ナット441を介して取付金具440に固定されることで、取付金具440を経由して給水配管140に接続される。自在水栓装置40は、水平面内で吐水パイプ430をスピンドル継手2とともに回動させることのみによって水路を開閉できるため、従来の一般的な自在水栓装置に必須の開閉用のハンドルを備える必要がなく、構造及び外観を簡略化できる。
図8に示すように、この発明の第2の実施形態に係る自在水栓装置50は、一例として自在水栓装置用開閉器具60を備え、その他の構成は自在水洗装置40と同様である。自在水栓装置用開閉器具60は、図6に示す状態とは上下反転した自在水栓装置用開閉器具30における保持部材303に代えて保持部材603を備え、スピンドル継手2の下流側端部に吐水口432を下向きにした吐水パイプ430の基端部431が袋ナット442を介して固定されている。
保持部材603は、この発明の接続部として下流側から上流側に向かってフランジ部640及び雄ねじ部650をこの順に形成し、袋ナット41を排除した点で、保持部材303と相違している。フランジ部640及び雄ねじ部650は、図7に示した取付金具440と同様の形状を呈している。
一例としてシンク100の天面の内側で垂直方向に配置された給水配管140に雄ねじ部650を螺合させた保持部材603を、締付ナット660並びに周知のパッキン及び座金を介してシンク100の天面に固定することで、自在水栓装置60がシンク100の天面に取り付けられる。自在水栓装置60は、保持部材603の上流側端にフランジ部640を備えることにより、自在水栓装置50が奏する効果に加えて、部品点数の削減による小型化及びコスト削減に貢献できる。
なお、図6から明らかなように、自在水栓装置用開閉器具10,20,30は、自在水栓装置40と同様に、シンク100の天面の内側で垂直方向に配置された給水配管に直接取り付けることができ、例えばこの給水配管に接続された浄水器の吐水口等に取り付けることもできる。また、自在水栓装置用開閉器具10,20,30、並びに自在水栓装置40は、壁面110から垂直方向に屈曲して露出した給水配管にも直接取り付けることができる。
上記の実施形態は何れも一例であり、この発明はこれらに限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々の変更を加えることが可能である。例えば、弁部材51と当接部12との当接状態及びそれぞれの形状、第1弁部材251A及び第2弁部材251Bと当接部212との当接状態並びに各形状、第1弁部材351A及び第2弁部材351Bと第1当接部312A及び第2当接部312Bとの当接状態並びに各形状は、止水性を確保できることを条件に任意に適宜変更できる。
1-本体
2-スピンドル継手
3,303-保持部材
4-接続部
6-結合部
10,20,30-自在水栓装置用開閉器具
12,212-当接部
40-自在水栓装置
51-弁部材
312A-第1当接部
312B-第2当接部
251A,351A-第1弁部材
251B,351B-第2弁部材

Claims (6)

  1. 上流端側に給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口に固定される接続部を備え、内周面における軸方向の一部に全周にわたって半径方向に突出した当接部を有する筒状の本体と、
    前記本体の下流端側から前記本体内部に軸方向に沿って挿入されるスピンドル継手であって、下流側端部に吐水パイプの基端部が固定される結合部を有するスピンドル継手と、を備え、
    前記スピンドル継手は、前記本体内部の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部よりも上流側で外径を前記本体内周面より小径にされた間隙部と、前記間隙部よりも上流側で前記当接部に軸方向に選択的に当接して前記間隙部の上流側を開閉する弁部材と、前記間隙部から内部を軸方向に経由して前記吐水パイプ内に連通する連通部と、を有し、
    前記間隙部が前記雄ねじ部の周方向の一部を含み、前記連通部の少なくとも一部が前記間隙部における前記雄ねじ部の周方向の一部に開口する自在水栓装置用開閉器具。
  2. 上流端側に給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口に固定される接続部を備え、内周面における軸方向の互いに異なる一部に全周にわたって半径方向に突出した当接部を有する筒状の本体と、
    前記本体の下流端側から前記本体内部に軸方向に沿って挿入されるスピンドル継手であって、下流側端部に吐水パイプの基端部が固定される結合部を有するスピンドル継手と、を備え、
    前記スピンドル継手は、前記本体内部の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部よりも上流側で外径を前記本体内周面より小径にされた間隙部と、前記間隙部よりも上流側で前記当接部の上流側面又は下流側面に軸方向に選択的に当接して前記間隙部の上流側を開閉する第1弁部材及び第2弁部材と、前記間隙部から内部を軸方向に経由して前記吐水パイプ内に連通する連通部と、を有し、
    前記間隙部が前記雄ねじ部の周方向の一部を含み、前記連通部の少なくとも一部が前記間隙部における前記雄ねじ部の周方向の一部に開口し、
    前記スピンドル継手の一方向への回動に伴って、前記第1弁部材が前記当接部の上流側面に当接する位置から前記第1弁部材及び前記第2弁部材の何れも前記当接部に当接しない中間位置を経由して前記第2弁部材が前記当接部の下流側面に当接する位置まで移動する自在水栓装置用開閉器具。
  3. 上流端側に給水配管又は給水配管に取り付けられた給水栓の吐水口に固定される接続部を備え、内周面における軸方向の互いに異なる位置に全周にわたって半径方向に突出した第1当接部及び第2当接部を有する筒状の本体と、
    前記本体の下流端側から前記本体内部に軸方向に沿って挿入されるスピンドル継手であって、下流側端部に吐水パイプの基端部が固定される結合部を有するスピンドル継手と、を備え、
    前記スピンドル継手は、前記本体内部の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部よりも上流側で外径を前記本体内周面より小径にされた間隙部と、前記間隙部よりも上流側で前記第1当接部及び前記第2当接部のそれぞれに軸方向に選択的に当接して前記間隙部の上流側を開閉する第1弁部材及び第2弁部材と、前記間隙部から内部を軸方向に経由して前記吐水パイプ内に連通する連通部と、を有し、
    前記間隙部が前記雄ねじ部の周方向の一部を含み、前記連通部の少なくとも一部が前記間隙部における前記雄ねじ部の周方向の一部に開口し、
    前記第1弁部材が前記スピンドル継手の一方向への回動に伴って前記第1当接部に当接する位置から前記第1弁部材及び前記第2弁部材が前記第1当接部及び前記第2当接部の何れにも当接しない中間位置を経由して前記第2弁部材が前記第2当接部に当接する位置まで移動する自在水栓装置用開閉器具。
  4. 前記本体は、下流側面に前記第2当接部が形成された前記接続部を、前記上流端に着脱自在に備えた請求項3に記載の自在水栓装置用開閉器具。
  5. 請求項1乃至の何れかに記載の自在水栓装置用開閉器具と、前記スピンドル継手の前記結合部に基端部が固定された吐水パイプと、を備えた自在水栓装置。
  6. 請求項4に記載の自在水栓装置用開閉器具と、前記スピンドル継手の前記結合部に基端部が固定された吐水パイプと、を備え、
    前記接続部は下流側から上流側に向かってフランジ部及び雄ねじ部をこの順に形成した自在水栓装置。
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