JP7382655B2 - ターニングロール装置 - Google Patents

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本発明は、ターニングロール装置に関する。
一般に長尺の円筒体のワークに対して円周方向に溶接作業をしたり、メッキあるいは塗装等の作業をしたりする場合、当該ワークをターニングロール装置に載置し、ターニングロールを回転させることによってワークを回転するようにしている。
周知のように、ターニングロール装置は駆動モータによって回転駆動される一対の駆動ターニングロールを平行に設置した駆動台と、この駆動台と軸方向に離間した位置に一対の従動ターニングロールを平行に設置した従動台とから構成されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のターニングロール装置は、従動ロールユニットを左右方向へ移動させるために、ハンドルにより推力ネジを回転させ、従動ターニングロールの芯間の長さを調整するようにしている。同じく、駆動ターニングロールの左右方向の移動も、ハンドルにより推力ネジを回転させ、駆動ターニングロールの芯間の長さを調整するようにしている。
特開平6-198443号公報
ところで、上記のようなターニングロール装置は、構造上、スラスト方向(ワークの軸方向)の位置決めが無く、ワークの精度、ターニングロール(駆動ターニングロール、従動ターニングロール)自体の接地精度などにより、作業中にワークがスラスト方向に少しづつずれて行くことがある。これは、ワークが、駆動ターニングロールと従動ターニングロールに均等に接していない場合、あるいは、ワークが真円でない場合に発生するものと考えられる。この点、小型のワークを回転させている時は「歩み止め」と呼ばれる車輪をワークの両端面に当て、スラスト方向の動きを強制的に止めてるようにしている。しかしながら、大型のワークになるとその力も強大なものになるため、ワークに大きな傷をつけたり、ターニングロール装置が破損したりする可能性があるといった問題があった。
それゆえ、このような問題を解決すべく、熟練工は経験則で、ワークの従動ターニングロール側の設置位置を油圧ジャッキ等によりラジアル方向(ワークの軸方向に対して垂直な方向)へ数ミリ移動させる事により、この動きを止めるようにしている。
しかしながら、このような作業は、熟練を要すると共に、多大な時間を要するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、ワークのスラスト方向へのずれを簡単容易に低減させることができるターニングロール装置を提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、第1駆動手段(左駆動モータ26A)によって回転駆動される第1駆動ターニングロール(左駆動ターニングロール28A)が設置され、該第1駆動ターニングロール(左駆動ターニングロール28A)を左右方向に移動できる第1駆動移動部(左駆動移動台22A)と、
第2駆動手段(右駆動モータ26B)によって回転駆動される第2駆動ターニングロール(右駆動ターニングロール28B)が設置され、該第2駆動ターニングロール(右駆動ターニングロール28B)を左右方向に移動できる第2駆動移動部(右駆動移動台22B)と、
第1従動ターニングロール(左従動ターニングロール38A)が設置され、該第1従動ターニングロール(左従動ターニングロール38A)を左右方向に移動できる第1従動移動部(左従動移動台32A)と、
第2従動ターニングロール(右従動ターニングロール38B)が設置され、該第2従動ターニングロール(右従動ターニングロール38B)を左右方向に移動できる第2従動移動部(右従動移動台32B)と、を有し、
前記第1駆動移動部(左駆動移動台22A)と、前記第2駆動移動部(右駆動移動台22B)とは、平行に設置され、
前記第1従動移動部(左従動移動台32A)と、前記第2従動移動部(右従動移動台32B)とは、前記第1駆動移動部(左駆動移動台22A)及び前記第2駆動移動部(右駆動移動台22B)と軸方向(O)に離間した位置に配置されると共に、平行に配置され、
前記第1駆動ターニングロール(左駆動ターニングロール28A)及び第2駆動ターニングロール(右駆動ターニングロール28B)、並びに、前記第1従動ターニングロール(左従動ターニングロール38A)及び第2従動ターニングロール(右従動ターニングロール38B)にワーク(W)を載置してなり、
前記第1駆動移動部(左駆動移動台22A)、前記第2駆動移動部(右駆動移動台22B)、前記第1従動移動部(左従動移動台32A)、前記第2従動移動部(右従動移動台32B)は、移動手段(左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33B)によってそれぞれ個別に、左右方向に移動できることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のターニングロール装置(1)において、前記移動手段(左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33B)は、油圧シリンダにて構成されてなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、第1駆動移動部(左駆動移動台22A)、第2駆動移動部(右駆動移動台22B)、第1従動移動部(左従動移動台32A)、第2従動移動部(右従動移動台32B)は、移動手段(左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33B)によってそれぞれ個別に、左右方向に移動できるようになっている。それゆえ、第1駆動ターニングロール(左駆動ターニングロール28A)、第2駆動ターニングロール(右駆動ターニングロール28B)、第1従動ターニングロール(左従動ターニングロール38A)、第2従動ターニングロール(右従動ターニングロール38B)の何れか、又は、一部、或いは、全部を移動させることによって、微調整することが可能となり、もって、ワーク(W)の「歩み止め」をすることができる。さらには、「歩み」と逆方向にワーク(W)を移動させることも可能となる。
しかして、本発明によれば、ワーク(W)のスラスト方向へのずれを簡単容易に低減させることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、移動手段(左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33B)は、油圧シリンダにて構成されているから、構造を簡素化することができる。
本発明の一実施形態に係るターニングロール装置の平面図である。 同実施形態に係るターニングロール装置の駆動台の正面図である。
以下、本発明に係るターニングロール装置の一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るターニングロール装置1は、駆動台2と、駆動台2と円筒体のワークW(図2参照)の軸方向Oに離間した位置に設置された従動台3と、で構成されている。以下、各構成について、詳しく説明することとする。
<駆動台の説明>
駆動台2は、図1に示すように、矩形状の枠部20が設けられており、枠部20の上部20a及び下部20bにそれぞれ駆動ガイドレール21が設けられている。そして、この一対の駆動ガイドレール21には、図1に示すように、左側に、この一対の駆動ガイドレール21上を左右方向に移動する矩形状の左駆動移動台22Aが設けられ、右側に、この一対の駆動ガイドレール21上を左右方向に移動する矩形状の右駆動移動台22Bが設けられている。なお、図1及び図2に示すように、駆動ガイドレール21の左端部には、左駆動移動台22Aの左方向の移動を規制する矩形状の左ストッパ21aが設けられ、駆動ガイドレール21の右端部には、右駆動移動台22Bの右方向の移動を規制する矩形状の右ストッパ21bが設けられている。
ところで、左駆動移動台22Aは、図2に示すように、下部に複数のガイドブロック22Aa(図示では一対を例示)が設けられており、一対の駆動ガイドレール21上を左右方向にスライド移動できるように、一対の駆動ガイドレール21に取り付けられている。さらに、図2に示すように、左駆動移動台22Aの下部側には、左駆動油圧シリンダ23Aが設けられている。この左駆動油圧シリンダ23Aは、図2に示すように、左端部23Aaが取付部材24Aによって、枠部20の左側部20cに取り付け固定されている。そして、この左駆動油圧シリンダ23Aのロッド23Abの端部は、図2に示すように、取付部材25Aによって、左駆動移動台22Aの下部に取り付け固定されている。これにより、左駆動油圧シリンダ23Aが作動すると、ロッド23Abが左右方向に移動することとなるから、左駆動移動台22Aが左右方向に移動することとなり、もって、左駆動移動台22Aは、一対の駆動ガイドレール21上を左右方向に移動できることとなる(図2に示す実線位置、2点鎖線位置参照)。
一方、左駆動移動台22Aには、図1及び図2に示すように、左駆動モータ26Aが載置されており、この左駆動モータ26Aの軸部26Aaには第1左駆動ギヤ26Abが相対回転不能に取り付けられている。そして、この第1左駆動ギヤ26Abには、左駆動移動台22Aに設けられている第2左駆動ギヤ27Aが噛み合わさっている。この第2左駆動ギヤ27Aが取り付けられている軸部27Aaには、第3左駆動ギヤ27Abが設けられており、この第3左駆動ギヤ27Abには、左駆動ターニングロール28Aに設けてある第4左駆動ギヤ28Aaが噛み合わさっている。これにより、左駆動モータ26Aが駆動すると、軸部26Aaも回転し、これに伴い、第1左駆動ギヤ26Abが回転することとなる。そして、第1左駆動ギヤ26Abが回転すると、第1左駆動ギヤ26Abと噛み合っている第2左駆動ギヤ27Aが回転し、これに伴い、軸部27Aaも回転し、さらに、第3左駆動ギヤ27Abも回転する。これにより、第3左駆動ギヤ27Abに噛み合わさっている第4左駆動ギヤ28Aaが回転し、もって、左駆動ターニングロール28Aが回転することとなる。
他方、右駆動移動台22Bは、図2に示すように、下部に複数のガイドブロック22Ba(図示では一対を例示)が設けられており、一対の駆動ガイドレール21上を左右方向にスライド移動できるように、一対の駆動ガイドレール21に取り付けられている。さらに、図2に示すように、右駆動移動台22Bの下部側には、右駆動油圧シリンダ23Bが設けられている。この右駆動油圧シリンダ23Bは、図2に示すように、右端部23Baが取付部材24Bによって、枠部20の右側部20dに取り付け固定されている。そして、この右駆動油圧シリンダ23Bのロッド23Bbの端部は、図2に示すように、取付部材25Bによって、右駆動移動台22Bの下部に取り付け固定されている。これにより、右駆動油圧シリンダ23Bが作動すると、ロッド23Bbが左右方向に移動することとなるから、右駆動移動台22Bが左右方向に移動することとなり、もって、右駆動移動台22Bは、一対の駆動ガイドレール21上を左右方向に移動できることとなる(図2に示す実線位置、2点鎖線位置参照)。
一方、右駆動移動台22Bには、図1及び図2に示すように、右駆動モータ26Bが載置されており、この右駆動モータ26Bの軸部26Baには第1右駆動ギヤ26Bbが相対回転不能に取り付けられている。そして、この第1右駆動ギヤ26Bbには、右駆動移動台22Bに設けられている第2右駆動ギヤ27Bが噛み合わさっている。この第2右駆動ギヤ27Bが取り付けられている軸部27Baには、第3右駆動ギヤ27Bbが設けられており、この第3右駆動ギヤ27Bbには、右駆動ターニングロール28Bに設けてある第4右駆動ギヤ28Baが噛み合わさっている。これにより、右駆動モータ26Bが駆動すると、軸部26Baも回転し、これに伴い、第1右駆動ギヤ26Bbが回転することとなる。そして、第1右駆動ギヤ26Bbが回転すると、第1右駆動ギヤ26Bbと噛み合っている第2右駆動ギヤ27Bが回転し、これに伴い、軸部27Baも回転し、さらに、第3右駆動ギヤ27Bbも回転する。これにより、第3右駆動ギヤ27Bbに噛み合わさっている第4右駆動ギヤ28Baが回転し、もって、右駆動ターニングロール28Bが回転することとなる。
<従動台の説明>
従動台3は、図1に示すように、矩形状の枠部30が設けられており、枠部30の上部30a及び下部30bにそれぞれ従動ガイドレール31が設けられている。そして、この一対の従動ガイドレール31には、図1に示すように、左側に、この一対の従動ガイドレール31上を左右方向に移動する矩形状の左従動移動台32Aが設けられ、右側に、この一対の従動ガイドレール31上を左右方向に移動する矩形状の右従動移動台32Bが設けられている。なお、図1及び図2に示すように、従動ガイドレール31の左端部には、左従動移動台32Aの左方向の移動を規制する矩形状の左ストッパ31aが設けられ、従動ガイドレール31の右端部には、右従動移動台32Bの右方向の移動を規制する矩形状の右ストッパ31bが設けられている。
ところで、左従動移動台32Aは、図示はしないが、下部に複数のガイドブロックが設けられており、一対の従動ガイドレール31上を左右方向にスライド移動できるように、一対の従動ガイドレール31に取り付けられている。さらに、図1に示すように、左従動移動台32Aの下部側には、左従動油圧シリンダ33Aが設けられている。この左従動油圧シリンダ33Aは、図1に示すように、左端部33Aaが取付部材34Aによって、枠部30の左側部30cに取り付け固定されている。そして、この左従動油圧シリンダ33Aのロッドの端部は、図示はしないが、取付部材によって、左従動移動台32Aの下部に取り付け固定されている。これにより、左従動油圧シリンダ33Aが作動すると、ロッドが左右方向に移動することとなるから、左従動移動台32Aが左右方向に移動することとなり、もって、左従動移動台32Aは、一対の従動ガイドレール31上を左右方向に移動できることとなる。
一方、左従動移動台32Aには、図1に示すように、左従動ターニングロール38Aが載置されている。なお、この左従動ターニングロール38Aは、図2に示すワークWの回転に伴い、回転するものである。
他方、右従動移動台32Bは、図示はしないが、下部に複数のガイドブロックが設けられており、一対の従動ガイドレール31上を左右方向にスライド移動できるように、一対の従動ガイドレール31に取り付けられている。さらに、図1に示すように、右従動移動台32Bの下部側には、右従動油圧シリンダ33Bが設けられている。この右従動油圧シリンダ33Bは、図1に示すように、右端部33Baが取付部材34Bによって、枠部30の右側部30dに取り付け固定されている。そして、この右従動油圧シリンダ33Bのロッドの端部は、図示はしないが、取付部材によって、右従動移動台32Bの下部に取り付け固定されている。これにより、右従動油圧シリンダ33Bが作動すると、ロッドが左右方向に移動することとなるから、右従動移動台32Bが左右方向に移動することとなり、もって、右従動移動台32Bは、一対の従動ガイドレール31上を左右方向に移動できることとなる。
一方、右従動移動台32Bには、図1に示すように、右従動ターニングロール38Bが載置されている。なお、この右従動ターニングロール38Bは、図2に示すワークWの回転に伴い、回転するものである。
<ターニングロール装置の使用例の説明>
かくして、上記のように構成されるターニングロール装置1を使用するにあたっては、図2に示すような円筒体のワークWを、左駆動ターニングロール28A、右駆動ターニングロール28B、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38B上に載置させ、左駆動ターニングロール28A、右駆動ターニングロール28B、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38Bによって、円筒体のワークWを支持する。この状態で、左駆動モータ26Aを駆動させれば、上記説明したように、左駆動ターニングロール28Aが回転し、右駆動モータ26Bを駆動させれば、上記説明したように、右駆動ターニングロール28Bが回転することとなるから、これに伴い、円筒体のワークWも回転する。そして、このワークWの回転によって、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38Bも回転することとなり、もって、ワークWの円周方向に回転させることができる。これにより、ワークWの円周方向に溶接作業をしたり、メッキあるいは塗装等の作業をしたりすることができることとなる。
ところで、この際、上記説明したように、ワークWがスラスト方向に少しづつずれて行く可能性がある。そこで、本実施形態においては、左駆動ターニングロール28Aの位置は、左駆動油圧シリンダ23Aによって左右方向に移動させることができ、右駆動ターニングロール28Bの位置は、右駆動油圧シリンダ23Bによって左右方向に移動させることができ、左従動ターニングロール38Aの位置は、左従動油圧シリンダ33Aによって左右方向に移動させることができ、右従動ターニングロール38Bの位置は、右従動油圧シリンダ33Bによって左右方向に移動させることができるようになっている。すなわち、左駆動ターニングロール28A、右駆動ターニングロール28B、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38Bを、それぞれ個別に移動させることができるようになっている。
そのため、左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33Bを個別に制御するようにすれば、左駆動ターニングロール28A、右駆動ターニングロール28B、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38Bの何れか、又は、一部、或いは、全部を移動させることによって、微調整することが可能となり、もって、ワークWの「歩み止め」をすることができる。さらには、「歩み」と逆方向にワークWを移動させることも可能となる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、ワークWのスラスト方向へのずれを簡単容易に低減させることができる。
なお、本実施形態において示したターニングロール装置1はあくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。例えば、本実施形態においては、左駆動ターニングロール28A、右駆動ターニングロール28B、左従動ターニングロール38A、右従動ターニングロール38Bを移動させるにあたり、油圧シリンダ(左駆動油圧シリンダ23A、右駆動油圧シリンダ23B、左従動油圧シリンダ33A、右従動油圧シリンダ33B)にて移動させる例を示したが、個別に移動させることができれば、油圧シリンダでなくとも良い。しかしながら、油圧シリンダを用いた方が構造を簡素化できるため好ましい。
1 ターニングロール装置
2 駆動台
22A 左駆動移動台(第1駆動移動部)
23A 左駆動油圧シリンダ(移動手段)
26A 左駆動モータ(第1駆動手段)
28A 左駆動ターニングロール(第1駆動ターニングロール)
22B 右駆動移動台(第2駆動移動部)
23B 右駆動油圧シリンダ(移動手段)
26B 右駆動モータ(第2駆動手段)
28B 右駆動ターニングロール(第2駆動ターニングロール)
3 従動台
32A 左従動移動台(第1従動移動部)
33A 左従動油圧シリンダ(移動手段)
36A 左従動モータ(第1従動手段)
38A 左従動ターニングロール(第1従動ターニングロール)
32B 右従動移動台(第2従動移動部)
33B 右従動油圧シリンダ(移動手段)
36B 右従動モータ(第2従動手段)
38B 右従動ターニングロール(第2従動ターニングロール)
W ワーク

Claims (2)

  1. 第1駆動手段によって回転駆動される第1駆動ターニングロールが設置され、該第1駆動ターニングロールを左右方向に移動できる第1駆動移動部と、
    第2駆動手段によって回転駆動される第2駆動ターニングロールが設置され、該第2駆動ターニングロールを左右方向に移動できる第2駆動移動部と、
    第1従動ターニングロールが設置され、該第1従動ターニングロールを左右方向に移動できる第1従動移動部と、
    第2従動ターニングロールが設置され、該第2従動ターニングロールを左右方向に移動できる第2従動移動部と、を有し、
    前記第1駆動移動部と、前記第2駆動移動部とは、平行に設置され、
    前記第1従動移動部と、前記第2従動移動部とは、前記第1駆動移動部及び前記第2駆動移動部と軸方向に離間した位置に配置されると共に、平行に配置され、
    前記第1駆動ターニングロール及び第2駆動ターニングロール、並びに、前記第1従動ターニングロール及び第2従動ターニングロールにワークを載置してなり、
    前記第1駆動移動部、前記第2駆動移動部、前記第1従動移動部、前記第2従動移動部は、移動手段によってそれぞれ個別に、左右方向に移動できるターニングロール装置。
  2. 前記移動手段は、油圧シリンダにて構成されてなる請求項1に記載のターニングロール装置。
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