JP7379053B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7379053B2
JP7379053B2 JP2019180952A JP2019180952A JP7379053B2 JP 7379053 B2 JP7379053 B2 JP 7379053B2 JP 2019180952 A JP2019180952 A JP 2019180952A JP 2019180952 A JP2019180952 A JP 2019180952A JP 7379053 B2 JP7379053 B2 JP 7379053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drive current
current flowing
rotor
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019180952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021056422A (ja
Inventor
和久 小泉
陽介 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019180952A priority Critical patent/JP7379053B2/ja
Publication of JP2021056422A publication Critical patent/JP2021056422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7379053B2 publication Critical patent/JP7379053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置におけるモータの制御に関する。
従来、駆動対象である負荷を、複数のモータを用いて駆動する方法が知られている(特許文献1)。
特開2014-240869号公報
例えば、負荷を第一のモータと第二のモータとによって駆動する場合、以下の問題が生じる可能性がある。具体的には、例えば、第二のモータの回転軸の偏心によって第二のモータの速度が周期的に変動し、当該変動に起因して第一のモータの回転子に回転方向とは逆方向のトルクが発生し、モータの駆動効率が低下してしまう可能性がある。そこで、駆動対象である負荷を複数のモータを用いて駆動する際に、より効率的に負荷を駆動することができる構成が求められている。
上記課題に鑑み、本発明は、定着ローラを効率的に駆動することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像形成装置は、
記録媒体にトナー画像を定着させる定着ローラと、
前記定着ローラの回転軸に設けられた第一ギアと、
前記第一ギアに噛み合った第二ギアと、
前記第一ギア及び前記第二ギアを介して前記定着ローラを駆動する第一モータと、
前記第一ギアに噛み合った第三ギアと、
第一ギア及び前記第三ギアを介して前記定着ローラを駆動する第二モータと、
前記第一モータの回転子の回転速度を決定する第決定手段と、
前記定着ローラ目標度に対応する前記第一モータの回転子の第一指令速度を生成する生成手段と、
前記第指令速度と前記第決定手段によって決定された回転速度との偏差が小さくなるように、前記第一モータの巻線に流れる駆動電流を制御する第制御手段と、
前記第二モータの回転子の回転速度を決定する第二決定手段と、
前記第二モータの巻線に流れる駆動電流を制御する第二制御手段と、
前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態において前記第決定手段によって決定された回転速度に含まれる変動成分の位相が反転された成分に基づいて第二指令速度を生成する第二生成手段と
を有し、
前記第二制御手段は、前記第二モータの回転子の回転速度を制御する際は、前記第二指令速度と前記第決定手段によって決定された回転速度との偏差が小さくなるように、前記第モータの巻線に流れる駆動電流を制御することを特徴とする。
本発明によれば、定着ローラを効率的に駆動することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置を説明する断面図である。 前記画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 定着器29の駆動構成を説明する図である。 モータの制御方法を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状及びそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲が以下の実施の形態に限定される趣旨のものではない。なお、以下の説明においては、モータ制御装置が画像形成装置に設けられる場合について説明するが、モータ制御装置が設けられるのは画像形成装置に限定されるわけではない。例えば、記録媒体や原稿等のシートを搬送するシート搬送装置等にも用いられる。
〔第1実施形態〕
[画像形成装置]
図1は、本実施形態で用いられるシート搬送装置を有するカラーの電子写真方式の複写機(以下、画像形成装置と称する)100の構成を示す断面図である。なお、画像形成装置は複写機に限定されず、例えば、ファクシミリ装置、印刷機、プリンタ等であっても良い。また、記録方式は、電子写真方式に限らず、例えば、インクジェット等であっても良い。更に、画像形成装置の形式はモノクロ及びカラーのいずれの形式であっても良い。
以下に、図1を用いて、画像形成装置100の構成および機能について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、原稿給送装置201、読取装置202及び画像印刷装置301を有する。
<原稿読取装置>
原稿給送装置201の原稿積載部2に積載された原稿Pは、ピックアップローラ3によって1枚ずつ給送され、その後、給紙ローラ4によって搬送される。給紙ローラ4と対向する位置には、給紙ローラ4に圧接する分離ローラ5が設けられている。分離ローラ5は、該分離ローラ5に所定のトルク以上の負荷トルクがかかると回転する構成となっており、2枚重なった状態で給送された原稿を分離する機能を有する。
ピックアップローラ3と給紙ローラ4は揺動アーム12によって連結されている。揺動アーム12は、給紙ローラ4の回転軸を中心にして回動できるように給紙ローラ4の回転軸によって支持されている。
原稿Pは、給紙ローラ4等によって搬送されて、排紙ローラ11によって排紙トレイ10へ排紙される。なお、図1に示すように、原稿積載部2には、原稿積載部2に原稿が積載されているか否かを検知する原稿セットセンサSS1が設けられている。
読取装置202には、搬送される原稿の第1面の画像を読み取る原稿読取部16が設けられている。原稿読取部16に読み取られた画像情報は、画像印刷装置301へ出力される。
また、原稿給送装置201には、搬送される原稿の第2面の画像を読み取る原稿読取部17が設けられている。原稿読取部17に読み取られた画像情報は、原稿読取部16において説明した方法と同様にして画像印刷装置301へ出力される。
前述の如くして、原稿の読取が行われる。即ち、原稿給送装置201及び読取装置202は、原稿読取装置として機能する。
また、原稿の読取モードとして、第1読取モードと第2読取モードがある。第1読取モードは、上述した方法で搬送される原稿の画像を読み取るモードである。第2読取モードは、読取装置202の原稿ガラス214上に載置された原稿の画像を、一定速度で移動する原稿読取部16によって読み取るモードである。通常、シート状の原稿の画像は第1読取モードで読み取られ、本や冊子等の綴じられた原稿の画像は第2読取モードで読み取られる。
<画像印刷装置>
画像印刷装置301の内部には、記録媒体を収納するシート収納トレイ18が設けられている。なお、記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、用紙、樹脂シート、布、OHPシート、ラベル等は記録媒体に含まれる。
シート収納トレイ18に収納された記録媒体は、ピックアップローラ19によって送り出され、各搬送ローラによってレジストレーションローラ20へ送り出される。
原稿読取装置200から出力された画像信号は、半導体レーザ及びポリゴンミラーを含む光走査装置21Y、21M、21C、21Kに色成分ごとに入力される。具体的には、読取装置202から出力されたイエローに関する画像信号は光走査装置3Yに入力され、読取装置202から出力されたマゼンタに関する画像信号は光走査装置3Mに入力される。また、読取装置202から出力されたシアンに関する画像信号は光走査装置3Cに入力され、読取装置202から出力されたブラックに関する画像信号は光走査装置3Kに入力される。なお、以下の説明においては、イエローの画像が形成される構成について説明するが、マゼンタ、シアン、ブラックについても同様の構成である。
感光ドラム22Yは、帯電器23Yによって外周面が帯電される。感光ドラム22Yの外周面が帯電された後、原稿読取装置200から光走査装置22Yに入力された画像信号に応じたレーザ光が、光走査装置22Yからポリゴンミラー及びミラー等の光学系を経由し、感光ドラム22Yの外周面に照射される。この結果、感光ドラム22Yの外周面に静電潜像が形成される。
続いて、静電潜像が現像器24Yのトナーによって現像され、感光ドラム22Yの外周面にトナー像が形成される。感光ドラム22Yに形成されたトナー像は、感光ドラム22Yと対向する位置に設けられた転写ローラ25Yによって転写ベルト27に転写される。なお、トナー像が転写ベルト27に転写された後に感光ドラム22Yの外周面に残留したトナーは、クリーニング部26Yによって回収される。
転写部としての転写ベルト6に転写されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像は、転写ローラ対28によって記録媒体に転写される。この転写タイミングに合わせて、レジストレーションローラ20は記録媒体を転写ローラ対28へ送り込む。
前述の如くして、トナー像が転写された記録媒体は、定着部としての定着器29へ送り込まれ、定着器29によって加熱加圧されて、トナー像が記録媒体に定着される。このようにして、画像形成装置100によって記録媒体に画像が形成される。画像が形成された記録媒体は、排紙ローラ30、31によって排紙トレイ32へ排紙される。
以上が画像形成装置100の構成および機能についての説明である。
<画像形成装置の制御構成>
図2は、画像形成装置100の制御構成の例を示すブロック図である。システムコントローラ151は、図2に示すように、CPU151a、ROM151b、RAM151cを備えている。また、システムコントローラ151は、画像処理部112、操作部152、アナログ・デジタル(A/D)変換器153、高圧制御部155、モータ制御装置157、センサ類159、ACドライバ160と接続されている。システムコントローラ151は、接続された各ユニットとの間でデータやコマンドの送受信をすることが可能である。
CPU151aは、ROM151bに格納された各種プログラムを読み出して実行することによって、予め定められた画像形成シーケンスに関連する各種シーケンスを実行する。
RAM151cは記憶デバイスである。RAM151cには、例えば、高圧制御部155に対する設定値、モータ制御装置157に対する指令値及び操作部152から受信される情報等の各種データが記憶される。
システムコントローラ151は、画像処理部112における画像処理に必要となる、画像形成装置100の内部に設けられた各種装置の設定値データを画像処理部112に送信する。更に、システムコントローラ151は、センサ類159からの信号を受信して、受信した信号に基づいて高圧制御部155の設定値を設定する。
高圧制御部155は、システムコントローラ151によって設定された設定値に応じて、高圧ユニット156(帯電器23Y、23M、23C、23K、現像器24Y、24M、24C、24K等)に必要な電圧を供給する。
モータ制御装置157は、CPU151aから出力された指令に応じて、負荷を駆動する第一モータ402及び第二モータ403を制御する。なお、図2においては、モータ制御装置が1個しか記載されていないが、実際には、複数個のモータ制御装置が画像形成装置に設けられている。また、図2においては、モータが2個しか記載されていないが、実際には、3個以上のモータが画像形成装置に設けられている。
A/D変換器153は、定着ヒータ161の温度を検出するためのサーミスタ154が検出した検出信号を受信し、検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換してシステムコントローラ151に送信する。システムコントローラ151は、A/D変換器153から受信したデジタル信号に基づいてACドライバ160の制御を行う。ACドライバ160は、定着ヒータ161の温度が定着処理を行うために必要な温度となるように定着ヒータ161を制御する。なお、定着ヒータ161は、定着処理に用いられるヒータであり、定着器318に含まれる。
システムコントローラ151は、使用する記録媒体の種類(以下、紙種と称する)等の設定をユーザが行うための操作画面を、操作部152に設けられた表示部に表示するように、操作部152を制御する。システムコントローラ151は、ユーザが設定した情報を操作部152から受信し、ユーザが設定した情報に基づいて画像形成装置100の動作シーケンスを制御する。また、システムコントローラ151は、画像形成装置の状態を示す情報を操作部152に送信する。なお、画像形成装置の状態を示す情報とは、例えば、画像形成枚数、画像形成動作の進行状況、原稿読取装置201及び画像印刷装置301におけるシートのジャムや重送等に関する情報である。操作部152は、システムコントローラ151から受信した情報を表示部に表示する。
前述の如くして、システムコントローラ151は画像形成装置100の動作シーケンスを制御する。
<定着ローラの駆動構成>
図3は、定着器29の駆動構成を説明する図である。
図3に示すように、定着器29は、第1ローラ29aと第2ローラ29bとを有する。第1ローラ29aは、ギア420の回転軸404に取り付けられており、ギア420の回転に同期して回転する。
第2ローラ29bの回転軸にはギア406が取り付けられ、ギア406は第1ローラ29aの回転軸404に取り付けられているギア405に噛み合っている。第2ローラ29bは、ギア405の回転によってギア406が回転することにより回転する。即ち、第2ローラ29bは、第1ローラ29aに従動して回転する。
ギア420は、第一モータ402の回転軸に取り付けられたギア407及び第二モータ403の回転軸に取り付けられたギア408と噛み合っている。第一モータ402の駆動力及び第二モータ403の駆動力は、ギア407及びギア408を介してギア420に伝達される。即ち、第一モータ402の駆動力及び第二モータ403の駆動力は、ギア420、405、406、407、408及び回転軸404によって第1ローラ29a、第2ローラ29bに伝達される。なお、第一モータ402としてステッピングモータが用いられてもよいし、ブラシレスDCモータやブラシモータが用いられてもよい。また、第二モータ403としてステッピングモータが用いられてもよいし、ブラシレスDCモータやブラシモータが用いられてもよい。
[モータ制御装置]
次に、モータ制御装置157、158について説明する。以下の説明では、モータ制御装置157について説明するが、モータ制御装置158も同様の構成である。
モータ制御装置157は、少なくとも1つのASICで構成されており、以下に説明する各機能を実行する。
CPU151aは、画像形成装置100の動作シーケンスに基づいて、第1ローラ29aの目標角速度(目標値)に対応する第一モータ402の回転子の指令速度ω_ref1をモータ制御装置157に出力する。
ロータリエンコーダ409は、第一モータ402の回転子の回転速度を検知(決定)し、検知結果を速度制御部411に出力する。なお、ロータリエンコーダ409は、光を出射する発光部と、発光部から出射される光を受光する受光部と、発光部から出射される光が通過するスリットが所定角度毎に設けられた円盤と、を備え、受光部が光を受光する度に、パルス信号を検知結果として出力する。
速度制御部411は、ロータリエンコーダ409から出力された検知結果が示す回転速度と、CPU151aから出力された指令速度ω_ref1と、の偏差を周期T(例えば、200μs)で取得する。速度制御部411は、比例制御(P)、積分制御(I)、微分制御(D)に基づいて、取得する偏差が小さくなるように、第一モータ402の巻線に供給すべき電流の振幅の指令値I_ref1を生成して出力する。具体的には、速度制御部411は、P制御、I制御、D制御に基づいて取得する偏差が0になるように、指令値I_ref1を生成して出力する。指令値I_ref1は、第一モータ402に与えるべきトルクに関する値に対応する。なお、P制御とは、制御する対象の値を指令値と推定値との偏差に比例する値に基づいて制御する制御方法である。また、I制御とは、制御する対象の値を指令値と推定値との偏差の時間積分に比例する値に基づいて制御する制御方法である。また、D制御とは、制御する対象の値を指令値と推定値との偏差の時間変化に比例する値に基づいて制御する制御方法である。本実施形態における速度制御部411は、PID制御に基づいて指令値I_ref1を生成するが、これに限定されるものではない。例えば、速度制御部411は、PI制御に基づいて指令値I_ref1を生成しても良い。
速度制御部411から出力された指令値I_ref1は、電流制御器413に出力される。
第一モータ402の巻線に流れる駆動電流は、電流検出気415によって検出されアナログ値からデジタル値へと変換される。電流検出部415から出力される電流値は、電流制御器413及びCPU151aに入力される。
電流制御器413は、PID制御に基づいて、指令値I_ref1と電流検出気415から出力される電流値との偏差が小さくなるように駆動電圧V1を生成する。具体的には、電流制御器413は、指令値I_ref1と電流検出気415から出力される電流値との偏差が0になるように駆動電圧V1を生成する。なお、本実施形態における電流制御器413は、PID制御に基づいて駆動電圧V1を生成しているが、これに限定されるものではない。例えば、電流制御器413は、PI制御に基づいて駆動電圧V1を生成しても良い。
PWMインバータ417は、フルブリッジ回路を有する。フルブリッジ回路は駆動電圧V1に基づくPWM(パルス幅変調)信号によって駆動される。その結果、PWMインバータ417は、駆動電圧V1に応じた駆動電流I1を生成し、駆動電流I1をモータ402の巻線に供給することによって、第一モータ402を駆動させる。なお、本実施形態においては、PWMインバータ417はフルブリッジ回路を有しているが、PWMインバータ417はハーフブリッジ回路を有していても良い。
<第二モータによるアシスト駆動>
以下に、第一モータ及び第二モータを用いた定着器29の駆動方法について説明する。
図4は、CPU151aによるモータの制御方法を示すフローチャートである。以下に、図4を用いて、本実施形態における第一モータ402及び第二モータ403の制御について説明する。このフローチャートの処理は、CPU151aによって実行される。
画像形成を行うジョブが開始されると、S101において、CPU151aは、第一モータ402の駆動を開始するようにモータ制御装置157を制御する。この結果、モータ制御装置157による第一モータ402の駆動が開始される。なお、第二モータ403の駆動は開始されない。
S102において、第一モータ402の回転子の回転速度が目標速度に到達すると、S103において、CPU151aは、第二モータ403の回転子の回転速度をロータリエンコーダ410の検知結果から取得する。なお、回転軸404には、回転軸404が1回転したことを検知するための回転検出手段としてのホームポジションセンサ419が取り付けられている。CPU151aは、ホームポジションセンサ419の検知結果に基づいて、ギア420が1回転する期間の第二モータ403の回転子の回転速度(以下、速度変動成分データと称する)を取得する。
次に、S104において、第一モータ402の巻線に流れる電流が所定値以下である場合は、S105において、CPU151aは、画像形成動作(定着動作)を開始する。
一方、S104において、第一モータ402の巻線に流れる電流が所定値より大きい場合は、S106において、CPU151aは、第一モータ402の駆動を停止させる。
その後、S107において、CPU151aは、第一モータ402及び第二モータ403の駆動を開始する。
S108において、第一モータ402の回転子の回転速度が目標速度に到達すると、S109において、CPU151aは、第二モータ403の回転子の回転速度の制御を実行する。具体的には、CPU151aは、第1ローラ29aの目標角速度に対応する第モータ403の回転子の指令速度ω_ref2に、S103において取得した速度変動データの位相を反転させた回転速度を加算した速度を指令速度ω_ref2としてモータ制御装置158に出力する。即ち、CPU151aは、調整手段として機能する。なお、CPU151aは、第一モータ402の回転子の回転速度が目標速度に到達した後にホームポジションセンサ419によって第1ローラ29aが1回転したことが検知されたタイミングにおいて、指令速度ω_ref2に速度変動データの位相を反転させた回転速度を加算した速度を指令速度ω_ref2として出力する。この結果、指令速度ω_ref2に速度変動データの位相を反転させた回転速度を加算した速度の位相と、速度変動成分データとの位相が一致し、第二モータ403の速度の変動成分をより効果的に抑制することができる。
その後、CPU151aは、処理をS1005に進め、このフローチャートの処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、第一のモータ402を所定速度で回転させたときの第二モータ403の回転子の回転速度の変動を検出する。そして、第一モータ402及び第二モータ403を用いて負荷を駆動する場合、第二モータ403を、速度変動成分データに基づいて駆動する。具体的には、指令速度ω_ref2に速度変動データの位相を反転させた回転速度を加算した速度に基づいて第二モータ403を駆動する。この結果、負荷を効率的に駆動することができる。
なお、本実施形態では、複数のモータを用いて駆動する駆動対象の負荷として第1ローラ29aが用いられたが、この限りではない。例えば、感光ドラム、転写ベルト、シートを搬送する搬送ローラ等が駆動対象の負荷として用いられてもよい。
なお、感光ドラム、転写ベルト、定着器等は、画像形成部に含まれる。
29 定着器
100 画像形成装置
151a CPU
157、158 モータ制御装置
401 加圧ローラ
402 第一モータ
403 第二モータ
409、410 ロータリエンコーダ

Claims (6)

  1. 記録媒体にトナー画像を定着させる定着ローラと、
    前記定着ローラの回転軸に設けられた第一ギアと、
    前記第一ギアに噛み合った第二ギアと、
    前記第一ギア及び前記第二ギアを介して前記定着ローラを駆動する第一モータと、
    前記第一ギアに噛み合った第三ギアと、
    第一ギア及び前記第三ギアを介して前記定着ローラを駆動する第二モータと、
    前記第一モータの回転子の回転速度を決定する第決定手段と、
    前記定着ローラ目標度に対応する前記第一モータの回転子の第一指令速度を生成する生成手段と、
    前記第指令速度と前記第決定手段によって決定された回転速度との偏差が小さくなるように、前記第一モータの巻線に流れる駆動電流を制御する第制御手段と、
    前記第二モータの回転子の回転速度を決定する第二決定手段と、
    前記第二モータの巻線に流れる駆動電流を制御する第二制御手段と、
    前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態において前記第決定手段によって決定された回転速度に含まれる変動成分の位相が反転された成分に基づいて第二指令速度を生成する第二生成手段と
    を有し、
    前記第二制御手段は、前記第二モータの回転子の回転速度を制御する際は、前記第二指令速度と前記第決定手段によって決定された回転速度との偏差が小さくなるように、前記第モータの巻線に流れる駆動電流を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二ギアは前記第一モータの回転軸に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第三ギアは前記第二モータの回転軸に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第二生成手段は、前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態において前記第二決定手段によって決定された回転速度に含まれる変動成分の位相が反転された成分を、前記定着ローラの目標速度に対応する前記第二モータの回転子の目標速度に加算することによって、前記第二指令速度を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、前記定着ローラが1回転したことを検出する回転検出手段を有し、
    前記第二生成手段は、前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態における前記定着ローラが1回転する期間において前記第決定手段によって決定された回転速度に含まれる変動成分の位相が反転された成分を前記定着ローラの目標速度に対応する前記第二モータの回転子の目標速度に加算することによって前記第二指令速度を生成し
    前記第制御手段は、前記第二モータの回転子の回転速度を制御する際は、前記定着ローラが1回転したことが前記回転検出手段によって検出されると、前記第二指令速度に基づく前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御を開始することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記第一モータの巻線に流れる駆動電流を検出する電流検出手段を有し、
    前記定着ローラは、前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態において前記電流検出手段によって検出された駆動電流が所定値よりも小さい場合は、前記第二制御手段が前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御を行わず且つ前記第一制御手段が前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御を行っている状態で前記記録媒体への前記トナー画像の定着を行い、前記第二制御手段による前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われず且つ前記第一制御手段による前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御が行われることにより前記第二モータの回転子が回転している状態において前記電流検出手段によって検出された駆動電流が前記所定値よりも大きい場合は、前記第二制御手段が前記第二モータの巻線に流れる駆動電流の制御を行い且つ前記第一制御手段が前記第一モータの巻線に流れる駆動電流の制御を行っている状態で前記記録媒体への前記トナー画像の定着を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2019180952A 2019-09-30 2019-09-30 画像形成装置 Active JP7379053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180952A JP7379053B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180952A JP7379053B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021056422A JP2021056422A (ja) 2021-04-08
JP7379053B2 true JP7379053B2 (ja) 2023-11-14

Family

ID=75270657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019180952A Active JP7379053B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7379053B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042483A (ja) 2004-07-26 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置、及び該駆動制御装置を有する画像形成装置
JP2009220303A (ja) 2008-03-13 2009-10-01 Riso Kagaku Corp 印刷装置
JP2016022627A (ja) 2014-07-17 2016-02-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び用紙搬送用モータの駆動方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0947086A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Fuji Xerox Co Ltd 駆動力伝達装置および画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042483A (ja) 2004-07-26 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置、及び該駆動制御装置を有する画像形成装置
JP2009220303A (ja) 2008-03-13 2009-10-01 Riso Kagaku Corp 印刷装置
JP2016022627A (ja) 2014-07-17 2016-02-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び用紙搬送用モータの駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021056422A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6354775B2 (ja) 駆動装置、画像形成装置および画像形成装置の周辺装置
US10666173B2 (en) Motor control device, sheet conveying device, document feeding device, document reading device, and image forming apparatus
JP2007052111A (ja) 画像形成装置
US10474080B2 (en) Image forming apparatus
JP7379053B2 (ja) 画像形成装置
JP4873270B2 (ja) 画像形成装置
JP6991758B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US11126128B2 (en) Image forming apparatus
JP6776418B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2021067730A (ja) 画像形成装置
JP2021060532A (ja) 画像形成装置
JP2021022979A (ja) シート搬送装置、原稿読取装置及び画像形成装置
JP2009098172A (ja) 画像形成装置
JP6968674B2 (ja) 画像形成装置
JP7292983B2 (ja) 画像形成装置
US11809114B2 (en) Image forming apparatus
JP6849637B2 (ja) シート搬送装置、原稿読取装置及び画像形成装置
US20220365469A1 (en) Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus
JP2010026462A (ja) 画像形成装置
JP2022080685A (ja) モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置
JP2007108361A (ja) 画像形成装置
JP2006267612A (ja) 画像形成装置
JP2023144982A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2020177054A (ja) 画像形成装置
JP2019071731A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231101

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7379053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151