JP7376737B1 - 決済サーバ、決済システム、決済方法、およびプログラム - Google Patents

決済サーバ、決済システム、決済方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の利便性を向上させること。【解決手段】電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する付与部と、前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する決済部と、を備える決済サーバ。【選択図】図4

Description

本発明は、決済サーバ、決済方法、プログラム、およびアプリケーションプログラムに関する。
従来、情報処理装置は、メッセージングサービスを介して端末間でコンテンツの送受信を行わせる情報処理装置であって、複数の商品券を含む商品券群と商品券群指定情報とを対応付けて記憶する記憶部と、第1端末から商品券群指定情報及び宛先情報を受信する受信部と、受信部が受信した商品券群指定情報に対応する商品券群に含まれる複数の商品券のうちから当選商品券を決定する決定部と、決定部が決定した当選商品券に関する情報を、宛先情報が指定する第2端末に送信する送信部と、を含む情報処理装置が開示されている(例えば引用文献1参照)。
特開2023-8271号公報
従来の技術では、ユーザの利便性が十分に高いとは言えないことがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザの利便性が向上させることができる決済サーバ、決済方法、プログラム、およびアプリケーションプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する付与部と、前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する決済部と、を備える決済サーバである。
本発明の一態様によれば、ユーザの利便性が向上させることができる決済サーバ、決済方法、プログラム、およびアプリケーションプログラムを提供することができる。
電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その1)である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その2)である。 第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。 利用者情報172の内容の一例を示す図である。 加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。 決済アプリ20のトップ画面IF1の一例を示す図である。 インターフェース画面IF2の一例を示す図である。 決済アプリ20および決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 バウチャーの付与に応じた利用者情報172における情報の変化について説明するための図である。 証券サーバ200が提供するコンテンツを含むインターフェース画面IF3の一例を示す図である。 証券サーバ200、決済アプリ20および決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 バウチャーの他の一例を示す図である。 バウチャーを利用して証券を購入する利用者の利用者端末装置10の表示部に表示されるインターフェース画面IF5の一例を示す図である。 バウチャーが送信された際に表示されるインターフェース画面IF6の一例を示す図である。 用途を限定するためのインターフェース画面IF17の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の決済サーバの実施形態について説明する。アプリケーションプログラムと決済サーバは、協働して電子決済サービスを提供する。以下の説明ではアプリケーションプログラムを決済アプリと称する。電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗(実店舗)であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店(ブランド)に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者(ユーザ)と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。
[概要]
本実施形態の決済サーバは、例えば、電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する。
「付与するための処理」とは、前記電子決済サービスにおいて管理されている前記第2ユーザの識別情報に対して前記第1指示情報に対応するバウチャーを対応付けることである。これにより、第2ユーザは、付与されたバウチャーが利用可能である。
決済サーバは、例えば、前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する。これにより、第2ユーザは、バウチャーを利用して商品またはサービスを購入または取得することができる。
バウチャーの種別は、電子決済サービスにおいてバウチャーが利用できる加盟店またはサービス提供者(例えば証券サービスを提供する提供者)が定められた種別であってもよいし、電子決済サービスにおいてバウチャーが利用できる商品またはサービスが定められた種別であってもよい。また、バウチャーの種別は、電子決済サービスにおいて提供されている証券サービスにおいて購入可能な金融商品が定められた種別であってもよい。
[電子決済サービス]
図1は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ100を中心として実現される。決済サーバ100は、例えば、一以上の利用者端末装置10、一以上の第1店舗端末装置50、一以上の第2店舗端末装置70、及び証券サーバ200のそれぞれとネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。
利用者端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型端末装置である。利用者端末装置10は、少なくとも、光学読取機能、通信機能、表示機能、入力受付機能、プログラム実行機能を有するコンピュータ装置である。以下の説明では、これらの機能を実現するための構成をそれぞれカメラ、通信装置、タッチパネル、CPU(Central Processing Unit)等と称する。利用者端末装置10では、CPU等のプロセッサにより決済アプリ20が実行されることで、決済サーバ100と連携して電子決済サービスを利用者に提供するように動作する。決済アプリ20は、例えば、アプリケーションストアから利用者端末装置10にインストールされ、カメラ、通信装置、タッチパネルなどを制御する。
決済アプリ20は、証券アプリ30などの一以上のミニアプリを含む。ミニアプリは、例えば、決済アプリ20が利用者端末装置10にダウンロードされると、決済アプリ20に含まれるミニアプリも利用者端末装置10にダウンロードされる。ミニアプリは、決済アプリ20内で起動可能なように開発されたアプリケーションである。例えば、ミニアプリは、決済アプリ20内で起動し、webビュー機能を用いて各種画面を表示する。証券アプリ30が起動すると、証券アプリ30は、証券サーバ200(証券サーバ200が提供するAPI;Application Programming Interface)と協働して証券サーバ200が提供するコンテンツ(証券コンテンツ)を利用者端末装置10の表示部に表示させる。証券アプリ30は、例えば、URL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、webビュー機能により、証券サーバ200が提供するHTML(Hyper Text Markup Language)コンテンツを表示する。
なお、本実施形態では、一例として電子決済サービスは、証券サーバ200および証券アプリ30を備えるものとして説明するが、これに代えて(または加えて)、他のサービスサーバおよび他のサービスのミニアプリを含んでもよい。
第1店舗端末装置50は、例えば、店舗に設置される。第1店舗端末装置50は、少なくとも、商品価格取得機能、光学読取機能、プログラム実行機能、通信機能を有するコンピュータ装置である。第1店舗端末装置50は、いわゆるPOS(Point of Sale)装置を含み、POS装置によって商品価格取得機能や光学読取機能を実現してもよい。店舗コード画像60は、店舗に置かれ、QRコード(登録商標)等のコード画像が紙やプラスチックの媒体に印刷されたものである。なお、店舗コード画像60は、店舗に置かれたディスプレイ(スマートフォンなどの端末装置のディスプレイでもよい)によって表示されてもよい。
第2店舗端末装置70は、加盟店の運営者によって使用される。第2店舗端末装置70は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。第2店舗端末装置70では、加盟店向けインターフェース72が動作する。加盟店向けインターフェース72は、加盟店向けアプリであってもよいし、ブラウザであってもよい。加盟店向けインターフェース72は、加盟店の運営者によるクーポンの設定等を受け付け、決済サーバ100に送信する。スマートフォンである第2店舗端末装置70は、加盟店向けアプリを実行することで、店舗コード画像に相当するコード画像を表示したり、利用者端末装置10が表示するコード画像を読み取ったりする機能を有する。
決済サーバ100は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から受信した決済情報に基づいて電子決済を実現する。第1店舗端末装置50は、POS装置と加盟店サーバを含む場合があり、その場合、POS装置から加盟店サーバを介して決済情報が決済サーバ100に送信される。以下の説明では、これを特に区別せず、第1店舗端末装置50から決済情報が送信されるものとする。
図2および図3は、電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図である。電子決済には、パターン1とパターン2の二つが存在してよい。
図2に示すパターン1(以下、ユーザスキャンと称する)の場合、決済アプリ20が起動した状態の利用者端末装置10が、光学読取機能によって店舗コード画像60をデコードする(S1)。店舗コード画像60には、店舗URL(Uniform Resource Locator)の情報が含まれている。この店舗URLは、電子決済サービスのドメインに対して店舗を識別可能な情報が付加されたものであり、決済サーバ100において加盟店IDや店舗ID等との対応付けがなされている(後述)。決済アプリ20は、店舗URLとアカウントIDを含む第1決済情報を決済サーバ100に送信する(S2)。決済サーバ100は、店舗URLに対応する加盟店ID、店舗IDから、店舗情報(後述)を検索して加盟店名と店舗名の情報を取得し(S3)、決済アプリ20に送信する(S4)。利用者は、加盟店名や店舗名が表示された画面において、決済金額を利用者端末装置10に入力する(S5)。そして、利用者端末装置10は、少なくとも決済金額を含む第2決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S6)。決済サーバ100は、受信した第2決済情報に基づいて電子決済を行う(S7)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知(決済完了画面を表示するための情報)を決済アプリ20に送信し(S8)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S9)。なお、店舗コード画像60が店舗に置かれたディスプレイによって表示される場合、店舗コード画像60には、店舗URLだけでなく決済金額の情報が含まれる場合がある。この場合、利用者が決済金額を入力する手順が省略され、第1決済情報に決済金額の情報が含められて決済サーバ100に送信される。加盟店名や店舗名の情報は、決済完了画面に含めて表示されてよい。
図3に示すパターン2(以下、ストアスキャンと称する)の場合、決済アプリ20の起動時、決済アプリ20において支払う操作が行われたとき、自動更新のタイミング(例えば1分おき)になったとき、およびその他のタイミングで、決済アプリ20はワンタイムコードの発行要求を決済サーバ100に送信する(S11)。決済サーバ100はワンタイムコードを生成し(S12)、決済アプリ20に送信する(S13)。決済アプリ20は、ワンタイムコードに基づいて生成した、QRコードやバーコード等のコード画像を表示する(S14)。利用者は利用者端末装置10の表示面を第1店舗端末装置50に翳し(提示し)、第1店舗端末装置50は、光学読取機能によってコード画像をデコードし、ワンタイムコード等を取得する(S15)。そして、第1店舗端末装置50は、ワンタイムコード、決済金額、加盟店ID、店舗ID等を含む決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S16)。決済金額の情報は、予めバーコード読み取りや手入力等によって取得されている。決済サーバ100は、受信した情報に基づいて、ワンタイムコードに対応する利用者を特定し、電子決済を行う(S17)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知を決済アプリ20に送信し(S18)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S19)。
なお、上記のいずれか一方のみのパターンで電子決済が行われてもよい。また、図2で説明した「アカウントID」は、利用者の識別情報として用いられ得る他の情報(例えば電話番号)であってもよい。また、ストアスキャンにおいてワンタイムコードの発行が省略され、決済アプリ20は、利用者のアカウントIDに基づいて生成したコード画像を表示してもよい。その場合、決済サーバ100は、ワンタイムコードに対応する利用者を特定するのに代えて、アカウントIDに対応する利用者を特定する。
[決済サーバ]
図4は、第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。決済サーバ100は、例えば、通信部110と、決済コンテンツ提供部120と、決済処理部130と、情報管理部140と、記憶部170とを備える。通信部110および記憶部170以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などである。記憶部170は、決済サーバ100がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)装置であってもよい。記憶部170には、利用者情報172、決済コンテンツ情報174、加盟店/店舗情報176などの情報が格納される。
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークインターフェースカードである。
決済コンテンツ提供部120は、例えば、Webサーバの機能を有し、電子決済サービスの各種画面を表示するための情報(コンテンツ)を利用者端末装置10に提供する。決済コンテンツ提供部120は、決済コンテンツ情報174から適宜、必要なコンテンツを読み出して利用者端末装置10に提供する。利用者端末装置10は、決済アプリ20によってコンテンツが再生された状態で利用者による各種入力を受け付け、前述した決済情報などを決済サーバ100に送信する。
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50により送信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。決済処理部130は、利用者情報172を参照しながら決済処理を行う。
図5は、利用者情報172の内容の一例を示す図である。利用者情報172は、利用者の登録情報の一例である。利用者情報172は、例えば、利用者URL、アカウントID、電話番号、パスワードの他、メールアドレス、利用者ID、氏名・住所・生年月日、登録日、チャージ残高、後払い設定、後払い枠、後払い利用額、後払い利用可能額、決済方法設定、銀行口座、クレジットカード番号、チャージ履歴情報、決済履歴情報、バウチャー情報などの情報が対応付けられたものである。利用者URLは、利用者間の送金処理や後述するバウチャーの付与などに使用される。電子決済サービスへの新規登録時には、電話番号およびパスワードの登録が必須となる。アカウントIDは、決済サーバ100によって利用者に発行されるものであり、利用者IDは、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)IDである。メールアドレス、および氏名・住所・生年月日も同様に、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)情報である。登録日とは利用者が電子決済サービスに登録した日(アカウントを作成した日)である。以下、これらの情報が対応付けられた利用者のインスタンス(電子決済口座)のことをアカウントと称する。
チャージ残高は、利用者が予めアカウントに送金することで設定された電子マネーの残高を示す情報である。送金の手段としては、指定業者(銀行)のATM(Automatic Teller Machine)からの送金、登録された銀行口座からの送金などがある。
後払い枠は月ごとに利用可能な後払いの限度額であり、後払い利用額は、当月に既に利用された後払いの金額であり、後払い利用可能額は、後払い枠から後払い利用額を差し引いて求められる、当月に利用可能な後払いの金額である。図では後払い枠を一つだけ示しているが、実際には更に日ごとの上限額などが存在し、それらの低い方が後払い枠に設定されてよい。後払いの更なる詳細については後述する。決済方法設定は、その時点において利用者がチャージ残高による電子決済を行うのか、後払いによる決済を行うのかを示す設定情報である。銀行口座とクレジットカード番号のそれぞれは、電子決済サービスに入金可能な銀行口座またはクレジットカード番号の情報(口座番号、カード番号)である。チャージ履歴情報は、利用者が予め電子決済サービスに送金してチャージ残高を増加させた履歴である。決済履歴情報は、利用者が行った決済の内訳(日時、購買行動が行われた店舗の店舗ID、決済金額、決済方法など)を、決済ごとに示す情報である。バウチャー情報は、電子決済サービスにおいて利用可能なバウチャーの金額やバウチャーの種別(利用できる加盟店や、サービス提供者、利用できる商品またはサービス)などの情報である。
図6は、加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。加盟店/店舗情報176は、例えば、店舗URLに対して加盟店IDと店舗IDが対応付けられた第1テーブル176Aと、加盟店IDに対して加盟店名と売上金(前述)が対応付けられた第2テーブル176Bと、店舗IDに対して店舗IDが対応付けられた第3テーブル176Cとを含む。加盟店/店舗情報176には、これらの情報の他、加盟店または店舗のカテゴリ、店舗の所在地、決済パターン等の情報が含まれてもよい。
情報管理部140は、利用者端末装置10や第2店舗端末装置70から取得した情報に基づいて、利用者情報172および加盟店/店舗情報176を管理する。情報管理部140は、利用者情報172および加盟店/店舗情報176について新規レコードの追加、編集、削除などを行う。
情報管理部140は、例えば、取得部142および付与部144を含む。取得部142は、例えば、利用者端末装置10からバウチャーの付与の指示や、バウチャーを利用する指示などを取得する。付与部144は、利用者の指示に基づいて、他の利用者にバウチャーを付与する。付与するとは、上述したように利用者の識別情報に対してバウチャーの金額や種別を対応付けることである。
[電子決済]
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から決済情報が取得されると、利用者情報172を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部130は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部130は、例えば、利用者IDに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じたサイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。
決済処理部130は、「設定情報」が「後払い」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。後払いとは、電子決済サービスの運営者とは別主体であるクレジットカード会社との連携による「クレジット払い」とは別枠で設定されるものであり、電子決済サービスの運営者が与信者となって、後払い枠の範囲内でチャージ残高に依存しない電子決済を許容するものである。なお後払いサービスを受けるために、電子決済サービスの運営者が提供するクレジットカードの取得が要求されてよい。後払いで利用された金額は、一か月分まとめて翌月の支払日に、例えば銀行口座からの引き落としによって決済される。この場合、決済処理部130は、後払い利用額に決済金額を加算し、後払い利用可能額から同額を差し引くことで暫定決済を行い、締め日になると上記のように当月分の決済を翌月の支払い日に引き落とすための処理を行う。なお暫定決済の時点で決済金額が後払い利用可能額を超える場合は、エラー通知が決済アプリ20に返信される。
証券サーバ200は、証券アプリ30と連携して証券コンテンツを利用者端末装置10の表示部に表示させたり、利用者の証券アプリ30に対する操作に応じて有価証券の売買や管理などを行ったりする。証券サーバ200は、後述するようにバウチャーを利用した電子決済に基づいて商品またはサービス(例えば金融商品)を利用者に付与する。付与するとは、証券サービスにおいて管理している利用者の識別情報に対して商品またはサービスを対応付けることである。例えば、利用者に株式A、100株が付与された場合、証券サーバ200は、株式A、100株を保有していることを利用者の識別情報対応付けて、この情報を管理する。
[トップ画面]
図7は、決済アプリ20のトップ画面IF1の一例を示す図である。トップ画面IF1には、コード画像CDが表示される。コード画像CDは、例えばバーコードとQRコードを含む。また、トップ画面IF1は、他の利用者にバウチャーを付与するためのインターフェース画面を表示させるためのボタンB1を含む。「ボタン(スイッチ)」はタッチパネルと協働して実現されるGUI(Graphical User Interface)である。ボタンB1が操作されると、後述する図8のチャット機能においてバウチャーを付与するためのインターフェース画面に遷移する。またトップ画面IF1には、各種サービスを開始するためのボタンや、用意されたミニアプリを起動させるためのボタンなどを含む。各種サービスとは、電子決済サービスで提供しているサービスや、電子決済サービスと連携しているサービスなど種々のサービスである。
決済サーバ100は、電子決済サービスにおいて提供されているチャットにおいて第1ユーザが電子決済アプリを操作することによって入力された第1指示情報に基づいて、バウチャーを第2ユーザに付与するための処理を実行する。決済サーバ100は、第1ユーザが電子決済アプリを操作して指定したバウチャーの金額およびバウチャーの種別を含む第1指示情報に基づいて、バウチャーを第2ユーザに付与するための処理を実行する。本実施形態では、バウチャーを付与するインターフェース画面は、チャット機能において他の利用者にバウチャーを付与する態様として説明するが、これに限られず、チャット機能を利用せずにバウチャーを付与する態様であってもよい。
図8は、インターフェース画面IF2の一例を示す図である。インターフェース画面IF2は、ボタンB1が操作された後に表示されたインターフェース画面において、利用者が所定の操作を行って証券サービスにおいて1000円分のゴールドを購入できるバウチャーを第2ユーザに付与することを入力した後の画面である。
なお、本実施形態では、一例としてバウチャーは証券サービスにおいてゴールドを購入できるバウチャーであるものとして説明するが、これに代えて(加えて)、他のサービスで販売されている商品またはサービスを購入可能なバウチャーや、電子決済サービスの加盟店で利用可能なバウチャーであってもよい。
また、利用者は、付与するバウチャーの金額および種別を任意にまたは予め定められたルールの範囲内で決定してもよい。例えば利用者は、上記のようにゴールドを購入可能なバウチャーを指定したり、所定の加盟店で利用可能なバウチャーを指定したりしてもよい。また、利用者は、所定の商品またはサービスについて利用可能であることを指定してもよい。例えば、投資に対してはバウチャーが利用可能であり、他の対象については利用ができないようにバウチャーを指定してもよい。
[シーケンス図]
図9は、決済アプリ20および決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、第1ユーザが決済アプリ20を操作してバウチャーを第2ユーザに付与する操作を行った場合(S100)、決済アプリ20は、操作に応じた操作情報を決済サーバ100に送信する(S102)。操作情報は、第1ユーザの識別情報や、第2ユーザの識別情報、バウチャーの金額、バウチャーの種別、バウチャーを購入する際の決済方法など第2ユーザにバウチャーを付与するために必要な情報を含む。
次に、決済サーバ100が、操作情報に基づいて第2ユーザにバウチャーを付与するための処理を実行する(S104)。バウチャーを第2ユーザに付与した場合、決済サーバ100は、付与完了通知を第1ユーザの決済アプリ20に通知する(S106)。そして、第1ユーザの決済アプリ20は、付与完了通知に応じてバウチャーが第2ユーザに付与されたことを示す情報を表示部に表示させる(S108)。
更に、決済サーバ100は、付与完了通知を第2ユーザの決済アプリ20に通知する(S110)。そして、第2ユーザの決済アプリ20は、付与完了通知に応じてバウチャーが付与されたことを示す情報を表示部に表示させる(S112)。
上記のように、決済アプリ20と決済サーバ100とは連携して第1ユーザから第2ユーザにバウチャーを付与することができる。これにより、利用者の利便性が向上する。
[利用者情報における情報管理]
図10は、バウチャーの付与に応じた利用者情報172における情報の変化について説明するための図である。バウチャー付与前では、第2ユーザ(002)に対してはバウチャーが付与されていないが、バウチャーが付与された後、第2ユーザに対して1,000円のバウチャーが付与されている。例えば第1ユーザ(001)がチャージ残高を利用して第2バウチャーが付与した場合、第1ユーザのチャージ残高は、バウチャーの付与前から1,000円マイナスとなっている。
上記のように、決済サーバ100は、電子決済サービスにおいて管理されている利用者情報172を管理することで、利用者にバウチャーを付与することができる。これにより、複雑な処理や管理をせずに利用者にバウチャーのサービスを提供することができる。
[バウチャーの利用]
第2ユーザが決済アプリ20を操作して付与されたバウチャーを利用するための操作を行ったことで、バウチャーに対応するサービスサーバが第2ユーザの利用者端末装置10の表示部に表示するバウチャーを利用可能な商品またはサービスの情報を含むコンテンツにおいて所定の商品またはサービスを購入する操作がされた場合、決済サーバ100は、電子決済サービスを利用して指定された商品またはサービスの購入に対して電子決済を行うことを指示する情報に応じてバウチャーを利用して商品またはサービスを購入するための電子決済を実行する。
利用者は、証券サーバ200が提供するコンテンツにおいて選択した金融商品をバウチャーで購入することができる。図11は、証券サーバ200が提供するコンテンツを含むインターフェース画面IF3の一例を示す図である。インターフェース画面IF3は、例えば、決済アプリ20が表示部に表示させる画面である。インターフェース画面IF3は、例えば、証券サービスにおいて販売されている金融商品であってバウチャーで購入できる金融商品およびバウチャーでは購入できず他の電子決済で購入できる金融商品の情報を含む。
更に、インターフェース画面IF3は、例えば、ボタン11とボタン12とを含む。ボタン11は、金融商品を選択した後に金額を入力するためのボタンであり、ボタン12はバウチャーを利用して金融商品を購入することを指示するボタンである。例えば、利用者は、金融商品を所定の操作で選択したり、これらのボタンを操作したりして金融商品を購入することができる。例えば、利用者がバウチャーを利用して金融商品を購入する場合、ボタン12を操作することでバウチャーを利用してバウチャーの金額分のゴールドを購入することができる。
[シーケンス図]
図12は、証券サーバ200、決済アプリ20および決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、決済アプリ20が、利用者の操作に基づいてコンテンツの提供を証券サーバ200にリクエストすると(S200)、証券サーバ200が、リクエストに応じたコンテンツを決済アプリ20に提供する(S202)。コンテンツは、決済アプリ20の証券アプリ30と証券サーバ200とが連携して提供するコンテンツであってもよい。例えば、リクエストは証券アプリ30によって提供されてもよい。また、後述する決済アプリ20が実行する処理も証券アプリ30が実行してもよい。
次に、決済アプリ20が、利用者の操作に応じてバウチャーを利用してコンテンツの金融商品を利用して購入する操作を実行すると(S204)、購入の依頼を決済サーバ100に送信する(S206)。購入の依頼には、購入する金額商品の額や識別情報、バウチャーを利用した電子決済で購入することを示す情報などを含む。上記の購入の依頼は、決済アプリ20に代えて、決済アプリ20と連携している証券サーバ200が送信してもよい。
次に、決済サーバ100は、上記の購入の依頼に応じてバウチャーを利用した電子決済を実行する(S208)。決済サーバ100は、バウチャーを利用した電子決済を実行すると、購入が完了したことを決済アプリ20および証券サーバ200に通知する(S210、S212)。
次に、証券サーバ200は、完了の通知に応じて購入された商品を利用者に対応付ける処理を行う(S214)。例えば、証券サーバ200は、管理している利用者の識別情報と利用者の保有商品とが対応付けられた情報に購入された商品を追加する。
上記のように、バウチャーが付与された利用者は、バウチャーを利用して電子決済サービスにおいて提供されているサービスを介して商品またはサービスを購入することができる。これにより利用者の利便性が向上する。
例えば、これまで、利用者間でバウチャーを送付することは考慮されていなかった。このため、利用者間でギフトの提供を行うことができないことがあった。これに対して本実施形態では、利用者間でギフトを提供することができるため、利用者の利便性が向上し、更に電子決済サービスの利用が促進される。
<変形例1>
上記の例では、電子決済サービスにおいて提供された証券サービスにおいてバウチャーが利用される例について説明したが、これに代えて(または加えて)、証券サービスとは異なるサービスにおいてバウチャーが利用されてもよい。例えば、電子決済サービスにおいて提供されているショッピングサービスや、フードデリバリーサービスにおいてバウチャーが利用されてもよい。例えば、利用者が対象のサービスの利用に同意している場合に、バウチャーが利用可能とされてもよい。また、電子決済サービスとは異なるサービスにおいてもバウチャーが利用されてもよい。図13は、バウチャーの他の一例を示す図である。図13のインターフェース画面IF4のように、所定のショッピングサービスで利用可能なバウチャーが付与されてもよい。
上記のように、利用者は、所望のサービスで利用できるバウチャーを他の利用者に提供することができるため、より利用者の利便性が向上する。
例えば、上述した各実施形態で説明したように、子供などのギフトとしてバウチャーを提供する場合、提供者の意図に合った商品やサービスなどの購入にバウチャーが利用されることが望まれることがある。このため、提供者である利用者の意図にあった用途を限定したバウチャーを他の利用者に提供することができるため、利用者の意図に合ったギフトを他の利用者に提供することができる。
<変形例2>
バウチャーを受け取った利用者は、バウチャーで購入した金融商品を売却してもよいし、追加で同じ金融商品を購入してもよい。図14は、バウチャーを利用して証券を購入する利用者の利用者端末装置10の表示部に表示されるインターフェース画面IF5の一例を示す図である。インターフェース画面IF5は、証券サーバ200と証券アプリ30とが連携して表示部に表示させるインターフェース画面IF5である。利用者は、インターフェース画面IF5(例えば証券アプリ30)に対する操作によってバウチャーで購入した金融商品を売却したり、同じ金融商品を追加購入したりしてもよい。バウチャーを売却した場合、売却して得られた金銭は、例えば、自動でチャージ残高に加算されてもよいし、予め定められた銀行口座に入金されてもよい。
上記のように、バウチャーが提供された利用者は、バウチャーを容易に活用することができるため、利用者の利便性が向上する。
<変形例3>
バウチャーを他の利用者に送る利用者は、用途を指定したバウチャーを他の利用者に送ってもよい。図15は、バウチャーが送信された際に表示されるインターフェース画面IF6の一例を示す図である。インターフェース画面IF16のように、バウチャーは、食料品の購入や、投資など用途が定められていてもよい。また、バウチャーは利用できない用途が定められていてもよい。図16は、用途を限定するためのインターフェース画面IF17の一例を示す図である。利用者は、バウチャーを他の利用者に送信するときに、図16に示すインターフェース画面においてバウチャーが利用可能な商品またはサービスのカテゴリや、商品、サービス、店舗などを限定してもよいし、利用を除外するカテゴリや、商品、サービス、店舗などを特定してもよい。これにより、他の利用者は、指定された用途でバウチャーを利用することができる。
例えば、親から子または投資経験者から初心者に、バウチャーの金額と種別とが設定されたバウチャーが提供されると好適である。例えば、教育的な観点や投資の勉強のために子供や初心者にバウチャーが提供されば、安心して投資を始めることができる。子供や初心者は、信用のある人物から投資金額および投資対象が制限されたバウチャーが提供されるためである。例えば、特定のコーヒ店や特定の証券会社など特定の加盟店でしか利用できないバウチャーが提供されてもよい。特定の証券会社とは、例えば、バウチャーの提供者またはバウチャーの受領者が口座を既に開設している証券会社や、ミニアプリ30に対応する証券会社などである。例えば、バウチャーをマーケティングツールに利用して加盟店は利用者を獲得することができる。例えば、バウチャーは、利用できる商品またはサービスの種別が制限されていてもよい。例えば、バウチャーは食品のみを購入できる制限や、タバコやお酒などは購入できない制限、純金しか購入できない制限が設けられていてもよい。これにより、バウチャーの提供者の意図した利用が期待できる。
上記のように、利用者は、所望のサービスで利用できるバウチャーを他の利用者に提供することができるため、より利用者の利便性が向上する。
なお、上記の例において、決済サーバ100は、用途が限定されたバウチャーを利用した電子決済を行うとき、他のサービスサーバまたは自装置が取得した店舗のカテゴリや、商品またはサービスの識別情報など決済対象に対応付けられた情報と、バウチャーの用途とが合致するか否かを判定し、合致する場合、電子決済を実行する。
また、上述した例では、バウチャーの提供を受けた利用者が所定の処理を行ってバウチャーを利用するものとして説明したが、上記のような制限やルールが設けられたバウチャーは、自動でバウチャーの種別に応じた商品またはサービスに交換され、交換された商品またはサービスがバウチャーを受け取った利用者に提供されてもよい。バウチャーの利用者に選択肢を与えるよりも、使途が限定的な方が好適な場合、例えば、純金を購入できるバウチャーが提供された場合、利用者は、バウチャーを受け取ると、そのバウチャーが自動で利用されて純金が購入される。そして、利用者は、バウチャーを利用する処理を行わずに純金を受け取ることができる。このように、利用者がバウチャーを他の利用者に提供した場合、バウチャーを利用する処理を要せずに、バウチャーの種別に応じた商品またはサービスを他の利用者に提供することができる。これにより、バウチャーを受け取った利用者の利便性が向上し、更にバウチャーを提供する利用者は確実に意図したギフトを他の利用者に提供することができるため安心感および満足感が向上する。
<変形例4>
上記の例では、他の利用者にバウチャーを付与するものとして説明したが、これに代えて(または加えて)、自身にバウチャーを付与してもよい。これにより、予算の管理や家計の管理がより確実に行うことができる。例えば、月の初めに日常生活品を購入するためのバウチャーを購入し、所定額を貯蓄や投資などに給与を仕分ける。そして、バウチャーを利用することで無駄な出費や金銭の管理を容易に行うことができる。
以上説明した実施形態によれば、電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する付与部と、前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する決済部と、を備えることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 利用者端末装置
20 決済アプリ
100 決済サーバ
120 決済コンテンツ提供部
130 決済処理部
140 情報管理部
142 取得部
144 付与部

Claims (8)

  1. 電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する付与部と、
    前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する決済部と、を備え、
    前記バウチャーは、前記電子決済サービスにおいて提供されている証券サービスにおいて所定の金融商品が購入可能なバウチャーであり、
    前記決済部は、
    前記証券サービスを提供するサービスサーバにより提供されたインターフェース画面において、前記第2ユーザが前記第2ユーザの端末装置を介して前記金融商品を購入する操作を行ったことに応じて前記端末装置から送信されたユーザの識別情報、購入対象の金融商品の識別情報、および前記購入対象の購入の額の情報を含む決済の指示に基づいて、前記バウチャーを利用した電子決済を実行し、前記金融商品に係る前記電子決済の完了を示す完了情報を前記端末装置に送信し、更に証券サーバに前記ユーザが前記購入対象を購入したことを管理させるために前記完了情報を送信する、
    決済サーバ。
  2. 前記付与部は、前記電子決済サービスにおいて管理されている前記第2ユーザの識別情報に対して前記第1指示情報に対応するバウチャーを対応付けることで前記第2ユーザに前記バウチャーを付与する、
    請求項1に記載の決済サーバ。
  3. 前記付与部は、前記電子決済サービスにおいて提供されているチャットにおいて前記第1ユーザが前記電子決済アプリを操作することによって入力された前記第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する、
    請求項1または2に記載の決済サーバ。
  4. 前記付与部は、前記第1ユーザが前記電子決済アプリを操作して指定した前記バウチャーの金額および前記バウチャーの種別を含む第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する、
    請求項1または2に記載の決済サーバ。
  5. 前記電子決済に応じて前記電子決済に係る金融商品を前記第2ユーザの前記端末装置の前記電子決済アプリを介して前記第2ユーザに提供する、
    請求項1または2に記載の決済サーバ。
  6. 電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行する付与部と、
    前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行する決済部と、を備えた決済サーバと、
    前記決済サーバと連携してユーザにサービスを提供する決済アプリとを、備え、
    前記バウチャーは、前記電子決済サービスにおいて提供されている証券サービスにおいて所定の金融商品が購入可能なバウチャーであり、
    前記決済アプリは、前記第2ユーザが前記バウチャーを利用して金融商品を購入する操作を行った場合、前記バウチャーで購入可能な金融商品の情報と、前記バウチャーでは購入できないが他の決済方法で購入可能な金融商品の情報とを含むインターフェース画面を端末装置の表示部に表示させ、前記インターフェース画面に対して前記バウチャーで購入可能な金融商品を購入するユーザの操作に応じて、前記金融商品を販売する証券サーバおよび前記決済サーバと連携して、前記購入のための処理を実行する、
    決済システム。
  7. コンピュータが、
    電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行し、
    前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行し
    前記バウチャーは、前記電子決済サービスにおいて提供されている証券サービスにおいて所定の金融商品が購入可能なバウチャーであり、
    前記証券サービスを提供するサービスサーバにより提供されたインターフェース画面において、前記第2ユーザが前記第2ユーザの端末装置を介して前記金融商品を購入する操作を行ったことに応じて前記端末装置から送信されたユーザの識別情報、購入対象の金融商品の識別情報、および前記購入対象の購入の額の情報を含む決済の指示に基づいて、前記バウチャーを利用した電子決済を実行し、前記金融商品に係る前記電子決済の完了を示す完了情報を前記端末装置に送信し、更に証券サーバに前記ユーザが前記購入対象を購入したことを管理させるために前記完了情報を送信する、
    決済方法。
  8. コンピュータに、
    電子決済サービスにおいて利用される第1ユーザの電子決済アプリにより送信される第1指示情報であって、前記電子決済サービスを利用している第2ユーザに電子決済サービスで利用可能なバウチャーを付与することを指示する第1指示情報に基づいて、前記バウチャーを前記第2ユーザに付与するための処理を実行させ、
    前記電子決済サービスにおいて利用される前記第2ユーザの電子決済アプリに対する操作に応じて送信された第2指示情報であって、前記電子決済サービスにおいて前記バウチャーを利用した商品またはサービスである決済対象に対する電子決済を行う第2指示情報に基づいて、前記電子決済を実行させ
    前記バウチャーは、前記電子決済サービスにおいて提供されている証券サービスにおいて所定の金融商品が購入可能なバウチャーであり、
    前記証券サービスを提供するサービスサーバにより提供されたインターフェース画面において、前記第2ユーザが前記第2ユーザの端末装置を介して前記金融商品を購入する操作を行ったことに応じて前記端末装置から送信されたユーザの識別情報、購入対象の金融商品の識別情報、および前記購入対象の購入の額の情報を含む決済の指示に基づいて、前記バウチャーを利用した電子決済を実行させ、前記金融商品に係る前記電子決済の完了を示す完了情報を前記端末装置に送信させ、更に証券サーバに前記ユーザが前記購入対象を購入したことを管理させるために前記完了情報を送信させる、
    プログラム。
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