JP7373725B2 - 宅配ボックス - Google Patents

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Description

本開示は、宅配ボックスに関する。
従来から、宅配荷物を無人で受け取り可能な宅配ボックスが知られている。例えば、宅配ボックスでは、伝票等の押印用の用紙にスタンプできる。この宅配ボックスでは、例えば荷物の配達員が収容室(荷物室)に荷物を入れた後、扉を閉め、その状態で、用紙を差し込み口に差し込み、操作レバーを押し下げることにより、用紙がスタンプされる。
一方、特許文献1には、外壁に埋め込まれた埋め込み型ポストが記載されている。埋め込み型ポストは、外壁において、投入口の上部に固定されたヒンジに上下方向に回動自在に軸支されているフラップ(扉)が設けられる。荷物をポストに投入する場合、フラップを押して荷物をポストの収納部に落下させる。
特開2000-253987号公報
上記の宅配ボックスにおいて、特許文献1に記載された構成のように上側に設けた扉を開放して荷物室の外側から荷物を入れることが可能な構成とすることが考えられる。このとき、上側の扉は施錠されない。しかしながら、扉を開放した状態で、荷物室の下側が扉で遮られることがないので、外部から人が腕を荷物室の下側に差し込んで荷物を取り出すことが可能であり、防犯性を高くする面から改良の余地がある。
本開示の目的は、上側に設けた扉を施錠することなく防犯性を高くできる宅配ボックスを提供することにある。
本開示の宅配ボックスは、荷物が収容可能である荷物室を有する箱本体と、上部に形成された上開口を開閉する上扉と、下部に形成された下開口を開閉する荷物取り出し用の下扉と、を備え、上扉は、上開口の下端側に設けられた横方向の軸を中心に、箱本体の外側に向かって上開口を開放するように回動する外開き型であり、上扉には荷物室内で上扉と連動して回動し、上扉が開放側に回動されたときに荷物を載置可能な載置台が固定され、載置台は、上扉が閉鎖側に回動されたときに、載置された荷物を荷物室の下側に落下させる、宅配ボックスである。
本開示に係る宅配ボックスによれば、上扉を荷物室の外側に回動した状態で、載置台によって荷物室の下側の少なくとも一部が遮られる。これによって、上開口から人が腕を差し込んで荷物室の下側にある荷物を取り出そうとしても、そのことが載置台によって邪魔される。このため、箱本体に上扉を施錠することなく防犯性を高くできる。
実施形態の宅配ボックスにおいて、郵便物が投函される状態を示している正面側から見た斜視図である。 図1Aの宅配ボックスを模式的に示す断面図である。 図1Aの宅配ボックスにおいて、荷物が入れられる直前の状態を示す正面側から見た斜視図である。 図1Aの宅配ボックスの箱本体に、上扉及び載置台を含む扉ユニットを取り付ける状態を示す斜視図である。 図3Aの扉ユニットを構成する押印装置を示す模式図である。 図1Aの宅配ボックスにおいて、配達員が荷物を入れた後、受領印を押印するために用紙をスリットに差し込む状態を示す正面側から見た斜視図である。 図1Aの宅配ボックスにおいて、荷物及び郵便物を取り出す状態を示す裏側から見た斜視図である。 図1Aの宅配ボックスに郵便物を投函した状態(a)と、宅配ボックスから郵便物を取り出す状態(b)とを模式的に示す断面図である。 図1Aの宅配ボックスの上扉を開放し載置台に荷物を載置した状態(a)と、上扉を閉鎖側に回動した状態(b)とを模式的に示す断面図である。 図1Aの宅配ボックスから荷物を取り出す状態を示す断面図である。 実施形態の別例の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動し切った状態を、箱本体の一部を省略して示している正面側から見た斜視図である。 図9の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動し切った状態を、箱本体の一部を省略して示している裏側から見た斜視図である。 図9の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動し切った状態を、箱本体の一部を省略して右側から見た図である。 図9の宅配ボックスにおいて、上扉の閉鎖状態を模式的に示す断面図である。 (a)は、図9の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動する途中の状態を模式的に示す断面図であり、(b)は、上扉を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図である。 図9の宅配ボックスにおいて、載置台及び補助載置台に載置した荷物を荷物室の下側に落とす状態を模式的に示す断面図である。 実施形態の別例の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図である。 (a)は、実施形態の別例の宅配ボックスにおいて、上扉を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図であり、(b)は、載置台及び補助載置台に荷物を載置した状態を示す(a)に対応する図である。 図16(a)の状態から上扉を閉鎖側に徐々に回動することにより荷物を荷物室の下側に落とす状態を示す図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、宅配ボックスの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下の説明及び図面で、Rは、宅配ボックスの外側から上扉がある正面に向かって見た場合の右側であり、Lは、同じく左側であり、Fは、宅配ボックスの正面側であり、Bは、宅配ボックスの裏側である。R及びLを結ぶ方向と、F及びBを結ぶ方向とは、互いに直交する。
図1Aは、実施形態の宅配ボックス12において、郵便物100が投函される状態を示している正面側から見た斜視図である。図1Bは、宅配ボックス12を模式的に示す断面図である。図2は、宅配ボックス12において、荷物101が入れられる直前の状態を示す正面側から見た斜視図である。宅配ボックス12は、例えば戸建住宅等で使用され、宅配される荷物101(図2)を無人で受け取り可能である。宅配ボックス12は、荷物101の配達員(図示せず)が荷物101を預けるとともに、用紙としての伝票102(図4)に受領印を押印するために使用される。宅配ボックス12において、正面側Fの上部に設けられた上扉24は施錠されない。また、宅配ボックス12は、郵便物100を受け取り可能であり、郵便物100の配達員が上扉24に設けられた投函口26から内側に郵便物100を投函可能である。
宅配ボックス12は、例えば住宅等の外塀や門柱に取り付けられて使用される。例えば、宅配ボックス12は、正面側F端部が露出した状態で門を形成する門塀に埋め込まれるように取り付けられてもよい。
宅配ボックス12は、略直方体状の箱本体13と、箱本体13の内側に設けられた荷物室14と、宅配ボックス12の上部に形成された上開口22を開閉する上扉24と、宅配ボックス12の下部に形成された下開口16(図5)を開閉する下扉17(図1B)とを備える。荷物室14は、荷物101(図2)が収容可能である略直方体の箱状である。箱本体13は、例えば金属板により形成される。箱本体13の高さは、例えば100~120cmである。
上扉24は、荷物室14の正面側Fの上開口22を閉鎖、すなわち塞いでいる。図1Bに示すように、上扉24は、箱本体13において、上開口22の下端側、より具体的には上開口22の下端より下側、または下端付近に設けられた横方向の軸、すなわち左右方向に沿った軸O1を中心に回動する。例えば、横方向の軸の中間部が、上扉24及び後述の載置台25の連結部を貫通し、その横方向の軸の両端部が後述の枠体21における上開口22の下端近傍に回転可能に支持される。図2に示すように、上扉24は、荷物室14の外側に向かって上開口22を開放するように回動する外開き型である。図1A、図1Bに示すように上扉24が上開口22を閉鎖した状態で、上扉24はほぼ鉛直方向に延びている。例えば、上扉24の上端部が、後述の枠体21の裏側面で上開口22の上端縁部に押し付けられてもよい。上扉24の左右両端部が枠体21の裏側面で上開口22の縁部に押し付けられてもよい。
このように上扉24が回動するので、図2に示すように、宅配ボックス12は、上扉24を開放側に回動した状態で、外から上開口22を通じて荷物101を荷物室14に入れることが可能である。以下の説明では、荷物101が横方向長さda、奥行き長さdb、高さdcを有し、高さdcが横方向長さda及び奥行き長さdb以下である直方体である場合を説明するが、本開示はこれに限定されない。
さらに、上扉24の上端部には郵便物用の投函口26が形成される。投函口26は、横長の矩形であり、例えばJISのA4サイズの封筒が入る大きさであり、横方向長さが例えば350mm以上である。投函口26には、横方向の軸O2(図1B)を中心に回動するフラップ28が取り付けられる。例えば、フラップ28は、後述の枠体21の上端部で投函口26の上端縁部に取り付けられたヒンジによって回動可能に取り付けられる。これにより、宅配ボックス12は、外から投函口26を通じて郵便物100を投函することが可能である。荷物室14は、荷物101及び郵便物100を収容可能である。
さらに、上扉24の回動角度は、鉛直方向上方に向いた状態を基準として略90度である。本例では、図2のように枠体21の内面において上開口22の下端に上扉24を突き当てることで、上扉24の回動角度を略90度としている。これにより、上扉24を開放側に回動した状態で、上扉24の上面に荷物101を載置することが可能であり、荷物101が上扉24上で重力により滑り落ちることが防止される。
さらに、図1Bに示すように、上扉24には、軸O1に対し上扉24と反対側に延びるように載置台25が固定される。後述の図7に示すように、載置台25は、上扉24と連動して回動し、上扉24が開放側に回動されたときに、載置台25の上面に荷物を載置可能である。例えば上扉24と載置台25とは、それぞれ平板状であり、上扉24と載置台25との一方側面(図1Bの右側面)は単一の平面上にあり、他方側面(図1Bの左側面)は一方側面と平行な平面上にある。図1Bに示すように、載置台25は、上扉24が閉鎖側に回動されたときに、荷物室14内で上扉24に連動して回動する。これにより、後述の図7(b)に示すように、載置台25は、上面に載置された荷物101を荷物室14の下側に重力で落下させる。このため、図2のように上扉24を開放側に(荷物室14の外側に)回動した状態で、載置台25によって荷物室14の下側の少なくとも一部が遮られる。したがって、後述のように、上開口22から人が腕を差し込んで荷物室14の下側にある荷物を取り出そうとしても、そのことが載置台25によって邪魔される。この結果、箱本体13に上扉24を施錠することなく防犯性を高くできる。
図3Aは、宅配ボックス12の箱本体13に、上扉24及び載置台25を含む扉ユニット20を取り付ける状態を示す斜視図である。宅配ボックス12は、箱本体13の正面側Fの上部に扉ユニット20を取り付けると共に、箱本体13の裏側Bの下部に下扉17(図1B)を回動可能に取り付けることにより形成される。扉ユニット20は、断面が横長の矩形である枠体21と、枠体21の右側R端部に取り付けられた押印装置40と、枠体21の左側L端部と左右方向中間部にわたる部分に回動可能に取り付けられた上扉24及び載置台25とを含む。枠体21の正面側Fから裏側Bに向かう方向の厚みは、例えば20mm程度である。上開口22は、枠体21の左側L端部と左右方向中間部にわたる部分に形成される、断面が横長の矩形状である。上扉24の回動中心となる軸部23(図1B)は、枠体21の裏側B端の下端部に設けられる。扉ユニット20の枠体21、上扉24及び載置台25は、例えば樹脂により形成される。扉ユニット20は、箱本体13において、正面側F端の上部の開口Eが形成された部分の周縁部に、枠体21をネジや接着で取り付けることにより、箱本体13の正面側F上部に取り付けられる。これにより、上開口22の周縁部の正面側Fに厚みがある枠体21が設けられ、上扉24を開放したときに雨水が入りにくくなっている。さらに、上開口22において、上扉24で開放可能な部分の高さd1(図1B)は、宅配ボックス12で受け入れ可能な荷物101(図2)の高さdc(図2)の上限値より大きくする。
押印装置40は、枠体21の右側R端部の裏側B端に取り付けられたパネル41と、パネル41の裏側Bに、上下方向の移動を可能に支持されたレバー45とを含む。レバー45は、パネル41に縦長に形成されたスリット42の上側に設けられた開口43から上端部が露出する。スリット42は、伝票102(図4)が差し込まれる孔である。レバー45は、パネル41の外側から押し下げ可能に形成される。
図3Bは、扉ユニット20を構成する押印装置40を示す模式図である。図3Bに示すように、押印装置40は、上記のパネル41(図3A)及びレバー45と、スタンプホルダ46と、アーム50と、バネ52とを含み、レバー45、スタンプホルダ46、アーム50及びバネ52は、パネル41(図3A)の裏側に配置される。パネル41の裏側でスリット42(図3A)の周縁部には縦長の矩形の枠状の筒部44が突出形成されて、その筒部44の上端とレバー45との間に配置されたバネ52により、レバー45は上側に付勢されている。スタンプホルダ46は、パネル41の裏側に左右方向の移動のみを可能に支持される。レバー45の下端部にV字形のアーム50の一端部が揺動可能に支持され、アーム50の中間部に固定されたピン51が、スタンプホルダ46の長穴47に摺動可能に係合する。さらに、アーム50の他端部に形成された長孔50aには、スタンプホルダ46に固定されたピン48が摺動可能に係合する。スタンプホルダ46の裏側には、スタンプ手段49が保持される。スタンプ手段49は、例えばインク浸透式のハンコであり、スタンプ手段49の先端(R端)が伝票102(図4)に押し付けられた場合に伝票102に受領印を押印する。
図4は、宅配ボックス12において、配達員(図示せず)が荷物101を入れた後、受領印を押印するために伝票102をスリット42に差し込む状態を示す正面側Fから見た斜視図である。図4に示すように、配達員は、宅配ボックス12に荷物101を入れた後、宅配ボックス12の外側からスリット42に伝票102を差し込む。そしてその状態でレバー45を押し下げることにより、伝票102に受領印が押印される。このとき、レバー45は図3Bの矢印α方向に移動し、アーム50がβ方向に回動することでスタンプホルダ46がスタンプ手段49と共に矢印γ方向に移動する。これによってスタンプ手段49の先端が筒部44の裏側を横切って伝票102に受領印を押印する。このとき、筒部44の左右方向一端側(R端側)には、受け板部(図示せず)が固定され、押印時に筒部44の裏側を横切ったスタンプ手段49の先端が、受け板部の側面に伝票102を介して押し付けられてもよい。これによって伝票102に受領印が印字されやすくなる。
図5は、宅配ボックス12において、荷物101及び郵便物100を取り出す状態を示す裏側から見た斜視図である。図5に示すように、荷物等の受取人(図示せず)が宅配ボックス12から荷物101及び郵便物100の一方または両方を取り出すときには、宅配ボックス12の裏側Bの下部に取り付けられた下扉17を、開放するように回動する。これにより、下扉17は、荷物及び郵便物の取り出し用として用いられる。下扉17は、回動式であっても、スライド式であってもよい。下扉17は、荷物101等の受け取りの待機時には、箱本体13にダイヤル錠等の施錠装置で施錠されていて、荷物101等の取り出し時に解錠されてもよい。
図6は、宅配ボックス12に郵便物100を投函した状態(a)と、宅配ボックス12から郵便物100を取り出す状態(b)とを模式的に示す断面図である。図6(a)のように配達員(図示せず)により宅配ボックス12に郵便物100が投函される場合には、上扉24に設けられたフラップ28が回動され投函口26を通じて郵便物100が荷物室14の下側に入れられる。図6(b)のように郵便物100は、郵便物の受取人(図示せず)が下扉17を回動することで荷物室14の下側から取り出される。
図7は、宅配ボックス12の上扉24を開放し載置台25に荷物101を載置した状態(a)と、上扉24を閉鎖側に回動した状態(b)とを模式的に示す断面図である。図7(a)のように配達員(図示せず)により宅配ボックス12に荷物101が入れられる場合には、上扉24を荷物室14の外側に引くように回動させる。これにより上扉24が開放側に回動し切った状態で、上扉24は正面側Fに略水平方向に延びる。例えば、上扉24が鉛直方向上方に向いた状態から、略90度回動した状態で維持される。このとき、上扉24は上面に荷物101を載置することが可能であり、かつ荷物101の重力による滑り落ちを防止しやすい。さらに上扉24が開放側に回動し切った状態で、載置台25は、荷物室14内で裏側Bに略水平方向に延びる。この状態で、載置台25の奥側端部である先端縁(図7(a)の右端縁)と箱本体13の内側の側壁面13aとの間には隙間18が形成される。そして、配達員が載置台25の上面に荷物101を載置した状態で、図7(b)に示すように上扉24を閉鎖するように荷物室14側に回動させると、載置台25の上面から荷物101が荷物室14の下側に落下して荷物室14に収容される。
なお、宅配ボックス12は、上扉24及び載置台25に荷物101等の重量物が載置されていない状態で上扉から手を離した場合に、上扉24が閉鎖状態となる側に回動するように構成されていてもよい。例えば、枠体21と上扉24との間に、上扉24を閉鎖側に回動するように付勢するバネ等の付勢手段(図示せず)が設けられてもよい。これにより、上扉24及び載置台25の上に荷物101が載置されていない状態で、上扉24が開放されたまま放置されることを防止できる。さらに、上扉24が枠体21に閉鎖状態で保持されるように上扉24と枠体21との一方にマグネットが取り付けられ、他方にマグネットに吸引される鉄板等の金属板が取り付けられてもよい。また、マグネット及び金属板の代わりに、スナップフィット構造等の部品の弾性変形を利用する係止構造で、上扉24が枠体21に閉鎖状態で保持されてもよい。
図8は、宅配ボックス12から荷物101を取り出す状態を模式的に示す断面図である。荷物101の受取人が宅配ボックス12から荷物101を取り出すときには、図8のように下扉17を開いて荷物101を取り出すことができる。
さらに、本例の宅配ボックス12は、箱本体13の高さLが、上扉24の高さH1の3倍以上である。これにより、図7(b)のように配達員が、上扉24を閉鎖側に回動して荷物101を荷物室14の下に落としたときに荷物101を、その奥行方向が荷物室14の奥行方向(図8の左右方向)と一致した姿勢で荷物室14の下に入れやすくなる。さらに、宅配ボックス12に多くの荷物101を入れやすくなる。また、荷物室14の高さが大きくなるので、宅配ボックス12の外から上開口22を通って荷物室14に人の腕が差し込まれた場合でも、その手が荷物室14の下側にある荷物101に届きにくくなる。これにより、防犯性のさらなる向上を図れる。
また、上扉24の高さH1と下扉17の高さH2(図7(a))は略同じとすることができる。これにより、下扉17が過度に大きくなることを防止できる。なお、箱本体13の高さは、上扉24の高さH1の3倍以上である場合に限定するものではなく、例えば、箱本体13に荷物101を押し込んで落としたときに、上扉24が開放側に回動し切った状態で載置台25より下側に荷物101の上端があるのであれば、箱本体13の高さを上扉24の2倍程度としてもよい。
さらに、上扉24の一部には郵便物用の投函口26が形成され、荷物室14は、荷物101及び郵便物100を収容可能であり、下扉17は、荷物101及び郵便物100の少なくとも一方を取り出すために開閉される。これにより、宅配ボックスとは別に郵便ポストを設置する構成の場合と比べて、設置コスト及び設置空間の低減と、デザイン性の向上とを図れる。また、荷物101及び郵便物100の両方が宅配ボックス12に入れられているときに、荷物101及び郵便物100を、下扉17を開いて同時に取り出すことができるので、ユーザの利便性向上を図れる。
上記の宅配ボックス12によれば、図7(a)のように上扉24を荷物室14の外側に回動した状態で、載置台25によって荷物室14の下側の少なくとも一部が遮られる。これによって、図8のように荷物室14の下側に荷物101が収容されている状態で上扉24を外側に回動して上開口22から人が腕を差し込んで荷物室14の下側にある荷物101を取り出そうとしても、そのことが載置台25によって邪魔される。このため、箱本体13に上扉24を施錠することなく防犯性を高くできる。
さらに、上扉24を荷物室14の外側に回動し切った状態で、上扉24の上面及び載置台25の上面を単一の平面上に配置し、上扉24の上面及び載置台25の上面を直接に、または平面または緩やかな曲面を介して連結すれば、上扉24から載置台25に荷物101を滑らせることにより、荷物室14内に荷物101を容易に移動させることができる。
図9は、実施形態の別例の宅配ボックス12aにおいて、上扉24を開放側に回動し切った状態を、箱本体13の一部を省略して示している正面側から見た斜視図である。図10は、別例の宅配ボックス12aにおいて、上扉24を開放側に回動し切った状態を、箱本体13の一部を省略して示している裏側から見た斜視図である。図11は、別例の宅配ボックス12aにおいて、上扉24を開放側に回動し切った状態を、箱本体13の一部を省略して右側Rから見た図である。図12は、別例の宅配ボックス12aにおいて、上扉24の閉鎖状態を模式的に示す断面図である。
本例の構成では、箱本体13の奥側に補助載置台60(図10~図12)が回転可能に支持されている。補助載置台60は、荷物室14内で上扉24と連動して回動する。このために、上扉24に固定された載置台25の左右方向両端には、中心角が略90度であり、円板を1/4にした形状で円弧面に歯列が形成された2つの第1ギヤ部61が、載置台25の上面より上側に突出するように固定される。さらに、上扉24が開放側に回動し切った状態で載置台25の奥側端部である先端縁(図11の右端縁)と対向するように、荷物室14内に平板状の補助載置台60が配置される。補助載置台60の左右方向両端には、中心角が略90度であり、円板を1/4にした形状で円弧面に歯列が形成された2つの第2ギヤ部62が、補助載置台60の上面より上側に突出するように固定される。そして、各第2ギヤ部62及び補助載置台60の裏側B端部が箱本体13を形成する左右両端の2つの側壁部13bに回転可能に支持されると共に、2つの第2ギヤ部62のそれぞれが、対向する第1ギヤ部61に噛み合っている。これにより、補助載置台60は、上扉24が開放側に回動されたときに、載置台25の先端縁と対向する。また、上扉24が閉鎖側に回動されたときには、第1ギヤ部61と第2ギヤ部62との噛み合いによって、補助載置台60が下側に向くように回動する。これにより、図12のように上扉24が閉鎖側に回動し切った状態で、補助載置台60は鉛直方向下側に向くように配置される。また、図12の状態で載置台25の下端部は、補助載置台60の下端より下側に延びている。
図13(a)は、宅配ボックス12aにおいて、上扉24を開放側に回動する途中の状態を模式的に示す断面図であり、図13(b)は、上扉24を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図である。図14は、宅配ボックス12aにおいて、載置台25及び補助載置台60に載置した荷物101を荷物室14の下側に落とす状態を模式的に示す断面図である。
図13(a)のように上扉24の閉鎖状態から矢印P1方向に上扉24及び載置台25を回動させると補助載置台60が矢印P2方向に回動する。図13(b)のように上扉24及び載置台25が略90度回動した状態で、補助載置台60も略90度回動して、載置台25及び補助載置台60の上面がほぼ単一の平面上に配置される。この状態で、図13(b)のように、荷物101の配達員(図示せず)は、載置台25及び補助載置台60の上面に荷物101を載置することができる。この状態から、配達員が図14に示すように、上扉24を閉鎖するように回動させると、載置台25及び補助載置台60が互いの先端の間隔を大きくするように下側に向かって回動するので、載置台25及び補助載置台60に載置されていた荷物101が荷物室14に落下して荷物室14に収容される。
本例の構成によれば、上扉24を開放側に回動した状態で、図13(b)のように載置台25の先端縁と補助載置台60の先端縁とが対向し、先端縁同士の間に微小隙間63が形成される。これにより、人が上扉24を開放側に回動した場合に、荷物が収容された荷物室14の下側は、載置台25及び補助載置台60によりほぼ塞がれた状態となる。このため、上扉24を開いて荷物室14の下側から荷物を取り出すことができず、防犯性のさらなる向上を図れる。
一方、本例の構成では、上扉を開放側に回動し切った状態での載置台25の奥行き方向長さLaが、補助載置台60の奥行き方向長さLbより大きくなっている。このため、上扉24が開放側に回動し切った状態で、載置台25の下面から載置台25の長さと略同じ高さHa下がった位置までの空間において、載置台25及び補助載置台60のそれぞれの先端縁の回動軌跡によって外縁が規定され、載置台25及び補助載置台60がそれぞれ通過する空間S1,S2(図13)が、荷物を収容できないデッドスペースとなる。本例において、その他の構成及び作用は、図1A~図8の構成と同様である。
図15は、実施形態の別例の宅配ボックス12bにおいて、上扉24を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図である。本例の構成は、図9~図14の構成で形成されるデッドスペースを小さくするために考えられたものである。このために、本例では、図9~図14の構成と異なり、上扉24を開放側に回動し切った状態での載置台25の奥行き方向長さLaを、補助載置台60の奥行き方向長さLbと略同じとなるように、載置台25を短くして、載置台25の先端縁と補助載置台60の先端縁との間の隙間64を、平均的な成人男性の前腕120の最大厚み部分が入らない条件で大きくしている。具体的には、上扉24が開放側に回動され切ったときに、補助載置台60と、載置台25との間に、奥行き方向長さLcが20~30mmの隙間64が形成されるようにしている。
本例の構成によって、載置台25及び補助載置台60のそれぞれの先端縁の回動軌跡で外縁が規定されるデッドスペースとなる空間S3,S4を、図13(b)の場合の空間S1,S2以下に小さくしやすくなる。また、デッドスペースとなる空間S3,S4の高さHbを、図13(b)の空間S1の高さHaよりも小さくしやすくなる。本例において、その他の構成及び作用は、図1A~図8の構成、または図9~図14の構成と同様である。
図16(a)は、実施形態の別例の宅配ボックス12cにおいて、上扉24を開放側に回動し切った状態を模式的に示す断面図であり、図16(b)は、載置台及び補助載置台60に荷物を載置した状態を示す図16(a)に対応する図である。図17は、図16(a)の状態から上扉24を閉鎖側に徐々に回動することにより荷物101を荷物室14の下側に落とす状態を示す図である。
本例の宅配ボックス12cは、図16のように上扉24が開放側に回動され切った状態で、載置台25の上面より下側に補助載置台60の上面が配置されるように構成される。例えば、補助載置台60の左右方向両端に直立する板部を固定し、それぞれの板部を第2ギヤ部62(図9~図11)の内側面に固定する。これにより、上扉24が開放側に回動し切った状態で、補助載置台60の上面が、載置台25の上面より下側に配置される。さらに、この状態で、載置台25及び補助載置台60の先端同士の間には、奥行き方向(図16(a)(b)の左右方向)について所定長さの隙間65が形成される。
上記の構成によれば、図16(a)のように上扉24を開放側に回動し切った状態で、宅配ボックス12cの正面側Fにいる人が上開口22を通じて荷物室14を見たときに、その人の視線が載置台25及び補助載置台60の先端同士の間の隙間65に届くことがない。図16(a)では人の視線の上下方向の角度範囲を、δで示している。これにより、宅配ボックス12cの正面側Fにいる人には、宅配ボックス12の上部は、下側の空間と載置台25、または載置台25と補助載置台60とによって完全に仕切られているように見える。このため、上扉24を開けた人に荷物室14の下側に腕を入れることができないと感じさせることができるので、防犯性を高くできる。さらに、載置台25及び補助載置台60の先端同士の間の隙間65を大きくできるので、載置台25及び補助載置台60の奥行き方向長さLa、Lbをいずれも小さくできる。これにより、荷物室14の内部において、載置台25及び補助載置台60が通過可能な、荷物を収容できないデッドスペースを小さくできる。
さらに、荷物の配達員が荷物室14に荷物101を入れる場合には、図16(b)のように上扉24を開放側に回動し切った状態で、載置台25及び補助載置台60の両方の上面に荷物101を、補助載置台60の側に下がるように傾けて載置する。これにより、図17(a)~(c)のように上扉24を閉鎖側に回動したときに、まず載置台25から補助載置台60に向かって荷物101を移動させ、その後に補助載置台60から荷物室14の下側に落とすことができる。このとき、荷物101は、補助載置台60側の端部が下がるように傾いた後、載置台25側の端部が下がるように傾いて落ちる。これにより、荷物室14の内部で載置台25及び補助載置台60に荷物101がより引っ掛かりにくくなりながら、荷物室14の下側に荷物101を落として収容することができる。本例において、その他の構成及び作用は、図1A~図8の構成、または図9~図14の構成と同様である。
なお、本開示に係る宅配ボックスは、上述した実施形態に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更や改良が可能である。例えば、上記の例では、上扉24の上端部に横長の投函口26が形成された場合を説明したが、投函口は縦長でもよく、また、投函口は上扉の上端部以外、例えば下端部に形成されてもよい、また、宅配ボックスにおいて、上扉とは別の位置に投函口及びフラップが形成されてもよく、宅配ボックスから投函口及びフラップが省略されて、宅配ボックスを荷物受け取り専用として用いることもできる。
また、上記では箱本体13の正面側に扉ユニット20を取り付ける場合を説明したが、箱本体13の正面側の上部に上開口を直接に形成すると共に、上開口を開閉するように箱本体に上扉を回動可能に支持し、かつ上扉に載置台を固定してもよい。また、上扉の荷物載置側の面と、載置台の荷物載置側の面とがなす角度は、180度未満の所定の角度としてもよい。
12,12a~12c 宅配ボックス、13 箱本体、14 荷物室、16 下開口、17 下扉、18 隙間、20 扉ユニット、21 枠体、22 上開口、23 軸部、24 上扉、25 載置台、26 投函口、28 フラップ、29 ストッパ、40 押印装置、41 パネル、42 スリット、43 開口、44 筒部、45 レバー、46 スタンプホルダ、47 長穴、48 ピン、49 スタンプ手段、50 アーム、50a 長孔、51 ピン、52 バネ、60 補助載置台、61 第1ギヤ部、62 第2ギヤ部、63 微小隙間、64,65 隙間、100 郵便物、101 荷物、102 伝票、120 前腕。

Claims (3)

  1. 荷物が収容可能である荷物室を有する箱本体と、
    上部に形成された上開口を開閉する上扉と、
    下部に形成された下開口を開閉する荷物取り出し用の下扉と、
    を備え、
    前記上扉は、前記上開口の下端側に設けられた横方向の軸を中心に、前記箱本体の外側に向かって前記上開口を開放するように回動する外開き型であり、
    前記上扉には前記荷物室内で前記上扉と連動して回動し、前記上扉が開放側に回動されたときに荷物を載置可能な載置台が固定され、
    前記載置台は、前記上扉が閉鎖側に回動されたときに、載置された荷物を前記荷物室の下側に落下させ、
    前記箱本体において、前記荷物室内で前記上扉と連動して回動する補助載置台が支持されており、
    前記補助載置台の先端は、前記上扉が開放側に回動されたときに、前記載置台の奥側端部に近づき、
    前記上扉が開放側に回動され切った状態で、前記補助載置台の上面が前記載置台の上面より下側に配置されると共に、前記補助載置台と前記載置台との先端同士の間には、奥行き方向についての隙間が形成される、
    宅配ボックス。
  2. 請求項1に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記箱本体の高さは、前記上扉の高さの3倍以上である、
    宅配ボックス。
  3. 請求項2に記載の宅配ボックスにおいて、
    前記上扉の高さと前記下扉の高さは同じである、
    宅配ボックス。
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