JP7371558B2 - 印刷装置、印刷方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ページ記述言語で記述された印刷データを印刷する場合に、印刷装置に内蔵されているフォントを使用してラスターデータを生成する印刷装置、印刷方法及びプログラムに関する。
ページ記述言語で記述された印刷データは、図形を示す描画情報、文字のフォント情報、文字の印字位置、文字の原点から次の文字の原点までの間隔を示すグリフ幅などがそれぞれ記述されている。また、印刷データには命令が記述されている。印刷装置は、その記述された命令を解析することによってラスターデータを生成するRIP(Raster Image Processor)処理を行い、ラスターデータに基づく画像を用紙に印刷する。
印刷装置は、当該印刷装置自身がフォント情報を有している。印刷データ自体に文字のフォント情報が含まれていない場合、印刷装置は、当該印刷装置に内蔵されているフォント情報の中から代替のフォントである代替フォントを選択し、印刷データによって指定されたグリフ幅に収まるように、その代替フォントの文字を配置することでラスターデータを生成していた。特に、代替フォントの文字に割り当てられているグリフ幅が印刷データで指定されているグリフ幅よりも大きい場合は、印刷装置は、印刷データのグリフ幅に収まるように代替フォントのグリフ幅を縮小することでラスターデータを生成していた。
特許文献1の記録装置は、外部接続された装置により指定されたフォントを異なる他の内蔵フォントに対応づけるフォント置換情報を有する。このフォント置換情報に基づいて、特許文献1の記録装置は、指定されたフォントを他の内蔵フォントに置き換えている。
特開2014-56583号公報
文字のフォントの種類として、どの文字にも割り当てられている幅が固定幅である等幅フォントがある。等幅フォントでは、例えば文字[I]のような文字幅の狭い文字のグリフ幅は、文字の形状であるグリフの周りに空白が付け足されて、例えば文字[W]のような文字幅の広い文字のグリフ幅と同一となっている。上述の印刷装置において、代替フォントとして等幅フォントが選択された場合、次のような問題が生じていた。
上述の印刷装置においては、例えば、代替フォントとして等幅フォントが選択された場合、等幅フォントである文字[I]のグリフ幅が印刷データで指定されているグリフ幅よりも大きいと、従来のように文字[I]のグリフ幅を、印刷データで指定されているグリフ幅に収まるように縮小する。この場合、文字[I]に付加された空白によって文字[I]自体が、より小さく縮小されてしまい、文字[I]が印刷装置によって不自然に用紙に印刷される恐れがあった。
本発明の一態様は、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる印刷装置、印刷方法及びプログラムの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る印刷装置は、文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記印刷データによって指定された前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行する制御部と、前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷部と、固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントの情報が記憶されている記憶部と、を備え、前記制御部は、前記RIP処理において、該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォントを決定した場合において、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字の配置位置の補正あるいは文字の縮小の各処理が適宜行われるので、文字が横方向の一方に偏ったり、文字が細くなって見にくくなったりするなど、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷装置において、前記制御部は、前記対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅以上であれば、前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、制御部は、外接矩形の幅を算出する必要が無くなるので、RIP処理を迅速に行うことができる。
本発明の一態様に係る印刷装置において、前記記憶部は、文字ごとに異なる幅が割り当てられているプロポーショナルフォントの情報が記憶され、前記制御部は、前記RIP処理において、該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記プロポーショナルフォントを決定した場合において、該対象文字におけるグリフ幅が、前記プロポーショナルフォントにおいて指定されている該対象文字の幅以上であれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記プロポーショナルフォントである該対象文字を配置し、該対象文字におけるグリフ幅が、前記プロポーショナルフォントにおいて指定されている該対象文字の幅未満であれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記プロポーショナルフォントである該対象文字を縮小して配置する。
上記の構成によれば、プロポーショナルフォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字の配置位置の補正あるいは文字の縮小の各処理が適宜行われるので、文字が横方向の一方に偏ったり、文字が細くなって見にくくなったりするなど、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷装置は、文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記印刷データによって指定された前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行する制御部と、前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷部と、固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントの情報、及び文字ごとに異なる幅が割り当てられているプロポーショナルフォントが記憶されている記憶部と、を備え、前記制御部は、前記RIP処理において、該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントを決定した場合において、該対象文字におけるグリフ幅と指定されたフォントに割り当てられた幅とが等しければ、前記指定されたフォントに割り当てられた幅と前記グリフ幅とが一致するように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字におけるグリフ幅と指定されたフォントに割り当てられた幅とが等しければ、指定されたフォントに割り当てられた幅とグリフ幅とが一致するように、指定されたフォントである文字が配置される。したがって、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷装置において、前記制御部は、前記RIP処理において、該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントが指定された場合において、該対象文字におけるグリフ幅と指定されたフォントに割り当てられた幅とが等しければ、前記指定されたフォントに割り当てられた幅と前記グリフ幅とが一致するように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置し、該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも大きければ、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置し、該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記プロポーショナルフォントであれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記指定されたフォントである該対象文字を縮小して配置し、該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記等幅フォントであって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記等幅フォントであって、かつ、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字の配置位置の補正あるいは文字の縮小の各処理が適宜行われるので、文字が横方向の一方に偏ったり、文字が細くなって見にくくなったりするなど、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷装置において、前記制御部は、前記RIP処理において、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記グリフ幅の中央と前記固定幅の中央とが一致するように前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字の配置位置が補正されるので、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷方法は、文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記印刷データによって指定された前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行するRIP処理工程と、前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷工程と、を含み、
前記RIP処理工程において、該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして、固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントが決定された場合において、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字に対して、文字の配置位置の補正あるいは文字の縮小の各処理が適宜行われるので、文字が横方向の一方に偏ったり、文字が細くなって見にくくなったりするなど、文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の一態様に係る印刷方法は、前記RIP処理工程において、前記対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅以上であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する。
上記の構成によれば、外接矩形の幅を算出する必要が無くなるので、RIP処理工程を迅速に行うことができる。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記印刷装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記制御部としてコンピュータを機能させる。
本発明の一態様によれば、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字が不自然に用紙に印刷される事態を低減することができる。
本発明の実施形態の印刷装置であるプリンタの構成を示す概略のブロック図である。 グリフの外接矩形、外接矩形幅及びグリフ幅を示す説明図である。 代替フォントがプロポーショナルフォントである場合の従来の処理の説明図である。 代替フォントが等幅フォントである場合の従来の処理の説明図である。 図1に示したプリンタによるPDFデータのRIP処理を示すフローチャートである。 図1に示したプリンタによるフォント選択オペレータの解析処理を示すフローチャートである。 図1に示したプリンタによる文字描画オペレータの解析処理を示すフローチャートである。 図7に示したステップS38における位置補正処理の説明図である。 図7に示したステップS43における位置補正処理の説明図である。 図7に示したステップS44におけるスケーリング処理の説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態の印刷装置の一例であるプリンタ1の構成を示す概略のブロック図である。
(1.プリンタ1の構成の概要)
図1に示すように、プリンタ1は、例えば外部装置2と接続される。プリンタ1は、外部装置2からの指示を受けて、用紙に対する印刷動作を行う。外部装置2は例えばホストコンピュータである。
プリンタ1は、制御部11、入力部12、プログラム記憶部13、フォント記憶部14、表示部15、印刷部16及び給紙部17を備えている。
入力部12は、ユーザがプリンタ1に対して各種指示を入力する入力部である。プログラム記憶部13は、制御部11が実行する制御プログラムを記憶する。フォント記憶部14は、プリンタ1が使用する代替フォントを記憶する。代替フォントとしては等幅フォント及びプロポーショナルフォントがある。表示部15は、制御部11の制御により各種表示を行う。印刷部16は、制御部11の制御により、外部装置2から受信した印刷データやコマンドに基づき、印刷する文字や画像を作成し、給紙部17が供給する用紙に印刷する。給紙部17は、印刷用の用紙を印刷部16に供給する。
本実施形態では、印刷データは、PDF(Portable Document Formatの略)と呼ばれるファイルフォーマットが用いられたPDFデータである。PDFデータでは、PostScript(登録商標)をベースとするページ記述言語に従って画像が記述されている。ページ記述言語としては、PDFに限定されるのではなく、PCL(登録商標)、Postscript(登録商標)、LIPS(登録商標)であってもよい。
印刷データは、文字列、図形、イメージなどの描画に関する複数個のオペレータが処理順に並べられている。オペレータは、フォントの指定、文字の形状であるグリフ、グリフを描画する位置、グリフのサイズ、などを指定し、制御部11がオペレータに指定された内容を解析することでグリフとグリフとの間隔であるグリフ幅が決定される。
(グリフの外接矩形、外接矩形幅、グリフ幅)
ここで、グリフの外接矩形、外接矩形幅及びグリフ幅について説明する。図2は、グリフの外接矩形、外接矩形幅及びグリフ幅を示す説明図である。例えば、英小文字[g]のグリフの外接矩形、外接矩形幅及びグリフ幅は、図2に示すようになる。グリフ幅は、外接矩形幅よりも若干広く、文字の領域幅を規定する場合の一つグリフ原点から次のグリフ原点までの距離に相当する。
プリンタ1は、PDFデータをラスターデータに変換する処理であるRIP(Raster Image Processor)処理を実行する。RIP処理は、PDFデータの複数個のオペレータを順番に解析する解析処理と、解析処理によってオペレータが示す文字列、図形、イメージなどの描画オブジェクトを1ページの画像空間に順番に構築する構築処理と、構築処理によって構築された1ページの画像をラスターデータとして記憶部(不図示)に書きだす処理と、を行うことである。プリンタ1は、RIP処理によって生成されたラスターデータを印刷部16を用いて用紙に印刷する。
PDFデータの文字のグリフの描画に関するオペレータ(命令)は、1つの文字もしくは文字列に対して、フォントの名前、種類、イタリックやボルドなどの属性、等幅フォント又はプロポーショナルフォントを指定している。
PDFデータの中にオペレータによって指定されているグリフを描画するのに必要なフォント情報が埋めこまれている場合と、PDFデータの中にオペレータによって指定されているグリフを描画するのに必要なフォント情報が埋めこまれていない場合と、がある。なお、フォント情報は、グリフを描画するためのプログラムであってもよい。
(2.PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれている場合)
PDFデータの中にオペレータによって指定されているグリフを描画するためのフォント情報が埋めこまれている場合、プリンタ1は、RIP処理の際に、PDFデータの中に埋めこまれているフォント情報を用いて1ページの画像空間の所定位置に、グリフを描画し、最終的にラスターデータとして書きだす処理を行う。
(3.PDFデータにフォント情報が埋めこまれていない場合)
次に、本発明の課題を詳細に説明するために、PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれていない場合について、図3と図4とを用いて従来の処理について概要を説明する。
(3-1.プロポーショナルフォント)
図3の上段図301は、PDFデータのオペレータがプロポーショナルフォントを指定しているが、PDFデータの中にプロポーショナルフォントのフォント情報が埋めこまれておらず、プリンタ1が代替フォントとしてプロポーショナルフォントを選択した場合を、模式的に説明した図である。例えば、PDFデータの文字を指定するオペレータを解析することで、グリフ原点G1、グリフ原点G2、グリフ原点G3及びグリフ原点G4が定められる。また、PDFデータの文字を指定するオペレータによって、グリフ原点G1とグリフ原点G2との間であるグリフ幅W11には文字[A]のグリフ、グリフ原点G2とグリフ原点G3との間であるグリフ幅W12には文字[I]のグリフ、グリフ原点G3とグリフ原点G4との間であるグリフ幅W13には文字[B]のグリフ、を描画するように決められている。なお、以下、グリフ幅W11、グリフ幅W12及びグリフ幅W13を総称する場合、グリフ幅W1と称する。
PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれていない場合は、文字[A]、文字[I]及び文字[B]の各グリフを描画することができないため、図3の上段図301においては、文字[A]、文字[I]及び文字[B]の各グリフを描画せずに、各グリフ幅は空白で表現している。
図3の中段図302は、フォント記憶部14に代替フォントとして記憶されているプロポーショナルフォントのグリフMP1、プロポーショナルフォントのグリフMP2及びプロポーショナルフォントのグリフMP3の一例である。なお、プロポーショナルフォントのグリフMP1、プロポーショナルフォントのグリフMP2及びプロポーショナルフォントのグリフMP3を総称する場合、プロポーショナルフォントのグリフMPと称する。図3の中段図302では、例えば、プロポーショナルフォントのグリフMP1、プロポーショナルフォントのグリフMP2、プロポーショナルフォントのグリフMP3は、文字[A]、文字[I]及び文字[B]のそれぞれを示している。プロポーショナルフォントのグリフMPは、文字の種類によって、代替フォントのグリフ幅W21、グリフ幅22、グリフ幅23がそれぞれ異なっていることを示している。なお、以下、グリフ幅W21、グリフ幅W22及びグリフ幅W23を総称する場合、グリフ幅W2と称する。
フォント記憶部14には、プロポーショナルフォントのグリフの情報が文字の形状の情報として記憶されている。なお、原点GO1、原点GO2、原点GO3は、プロポーショナルフォントのグリフMP1、プロポーショナルフォントのグリフMP2、プロポーショナルフォントのグリフMP3のそれぞれの原点を示している。
図3の下段図303は、図3の上段図301の場合において、図3の中段図302で例示するフォント記憶部14に代替フォントとして記憶されているプロポーショナルフォントのグリフMPを用いて、PDFデータで指定されている1ページの画像空間の所定位置に、グリフを描画した場合を模式的に示した図を示している。
グリフ原点G1とグリフ原点G2との間のグリフ幅W11に、プロポーショナルフォントのグリフMP1である文字[A]のグリフを描画する場合、制御部11は、原点O1を基準としてプロポーショナルフォントのグリフMP1を1ページの画像空間に描画する。その際、グリフ原点G1とグリフ原点G2との間のグリフ幅W11と代替フォントのグリフ幅W21とは、グリフ幅W11の方がグリフ幅W21よりも大きい。このため、原点O1は下記の式に基づき定まる。なお、下記の式に基づく原点O1は、グリフ原点G1を基準とするX方向における原点O1の位置となる。
原点O1=グリフ原点G1+(グリフ幅W11-グリフ幅W21)/2
プロポーショナルフォントのグリフMP2についても、グリフ幅W12の方がグリフ幅W22よりも大きいため、プロポーショナルフォントのグリフMP1と同じように、制御部11が原点O2を基準としてプロポーショナルフォントのグリフMP2を1ページの画像空間に描画する。原点O2は、上述の原点O1と同様、下記の式に基づき定まる。
原点O2=グリフ原点G2+(グリフ幅W12-グリフ幅W22)/2
また、プロポーショナルフォントのグリフMP3についても、グリフ幅W13の方がグリフ幅W23よりも大きいため、制御部11が原点O3を基準としてプロポーショナルフォントのグリフMP3を1ページの画像空間に描画する。原点O3は、下記の式に基づき定まる。
原点O3=グリフ原点G3+(グリフ幅W13-グリフ幅W23)/2
仮に、グリフ幅W1とグリフ幅W2とを比較して、グリフ幅W1の方がグリフ幅W2よりも小さい場合は、制御部11は、グリフ幅W2をX方向に縮小して、グリフ原点G1を基準として1ページの画像空間にプロポーショナルフォントのグリフMPを描画する。具体的には、制御部11は、グリフ幅W2がグリフ幅W1に収まるように、グリフ幅W2をX方向に縮小する。この場合、制御部11は、グリフ幅W2とグリフ幅W1とが一致するように、グリフ幅W2をX方向に縮小するのが好ましい。
(3-2.等幅フォント)
図4の上段図401は、PDFデータのオペレータがプロポーショナルフォントを指定しているが、PDFデータの中にプロポーショナルフォントのフォント情報が埋めこまれておらず、プリンタ1が代替フォントとして等幅フォントを選択した場合を、模式的に説明した図である。例えば、PDFデータの文字を指定するオペレータを解析することで、グリフ原点G1、グリフ原点G2、グリフ原点G3、グリフ原点G4が定められる。また、PDFデータの文字を指定するオペレータによって、グリフ原点G1とグリフ原点G2との間であるグリフ幅W11には文字[A]のグリフ、グリフ原点G2とグリフ原点G3との間であるグリフ幅W12には文字[I]のグリフ、グリフ原点G3とグリフ原点G4との間であるグリフ幅W13には文字[B]のグリフ、を描画するように決められている。PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれていない場合は、文字[A]、文字[I]及び文字[B]の各グリフを描画することができないため、図3の上段図301の例と同様に、図4の上段図401においては、文字[A]、文字[I]及び文字[B]の各グリフを描画せずに各グリフ幅は空白で表現している。
図4の中段図402は、フォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMT1、等幅フォントのグリフMT2及び等幅フォントのグリフMT3の一例である。なお、等幅フォントのグリフMT1、等幅フォントのグリフMT2及び等幅フォントのグリフMT3を総称する場合、等幅フォントのグリフMTと称する。図4の中段図402では、例えば、等幅フォントのグリフMT1、等幅フォントのグリフMT2、等幅フォントのグリフMT3は、文字[A]、文字[I]及び文字[B]のそれぞれを示している。等幅フォントのグリフMTは、文字の種類にかかわらず、代替フォントのグリフ幅W21、グリフ幅W22、グリフ幅W23は全て同じ幅であることを示している。原点GO1、GO2、GO3は、等幅フォントのグリフMT1、等幅フォントのグリフMT2、等幅フォントのグリフMT3のそれぞれの原点を示している。
図4の下段図403は、図4の上段図401の場合において、図4の中段図402で例示するフォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMTを用いて、PDFデータで指定されている1ページの画像空間の所定位置に、グリフを描画した場合を模式的に示した図を示している。
グリフ幅W1の方がグリフ幅W2よりも大きい場合、従来であれば、等幅フォントのグリフMTの場合であっても上述したプロポーショナルフォントの場合と同じ処理を行っている。図4の例では、文字[A]のグリフに関しては、グリフ幅W11の方がグリフ幅W21よりも大きい。例えば、グリフ幅W1に文字[A]のグリフを描画する場合、制御部11は、原点O1を基準として文字[A]のグリフを1ページの画像空間に描画する。原点O1は下記の式に基づき定まる。なお、下記の式に基づく原点O1は、グリフ原点G1を基準とするX方向における原点O1の位置となる。
原点O1=グリフ原点G1+(グリフ幅W11-グリフ幅W21)/2
図4の例では、文字[B]のグリフに関しても、グリフ幅W13の方がグリフ幅W23よりも大きい。制御部11は、文字[A]のグリフの描画と同様、文字[B]のグリフを描画する。
一方、図4の例では、文字[I]のグリフに関しては、グリフ幅W12の方がグリフ幅W22よりも小さい。この場合、従来であれば、代替フォントが等幅フォントの場合であってもプロポーショナルフォントの場合と同じ処理を行っている。故に、制御部11は、グリフ幅W22をX方向に縮小して、そして、制御部11は、グリフ原点G1を基準として1ページの画像空間に文字[I]のグリフを描画する。
等幅フォントのグリフMT2である文字[I]は、その文字幅が狭いため、グリフの周りに空白が付け足されることで、文字幅が広い文字である文字[W]と同じグリフ幅W22となる。制御部11は、グリフ幅W22がグリフ幅W12に収まるようにグリフ幅W22をX方向に縮小することで、1ページの画像空間に文字[I]のグリフを描画する。
図4の下段図403の例では、グリフ幅W22をX方向に縮小すると、文字[I]の周りの空白によって、文字[I]が、より小さく縮小されてしまうという問題を示している。プリンタ1が、図4の下段図403のように、RIP処理によって作成されたラスターデータを印刷部16を用いて用紙に印刷すると、等幅フォントのグリフMTが代替フォントとして選ばれた文字がプリンタ1によって不自然に用紙に印刷されることになる。
図4の下段図403の文字[I]のように、文字[I]が、より小さく縮小されてしまう可能性を低減するために、制御部11は、図5、図6、図7に示すRIP処理を実行する。なお、等幅フォントが代替フォントとして選ばれた文字[I]は対象文字の一例である。
(4.プリンタ1の動作)
図5は、プリンタ1によるPDFデータのRIP処理を示すフローチャートである。図6は、プリンタ1によるフォント選択オペレータの解析処理を示すフローチャートである。図7は、プリンタ1による文字描画オペレータの解析処理を示すフローチャートである。なお、図5、図6、図7は、制御部11が実行する処理である。
プリンタ1は、例えば外部装置2から受信して入力されたPDFデータを印刷する場合、制御部11が、PDFデータのRIP処理(図5)を行う。RIP処理には、フォント選択オペレータの解析処理(図6)、文字描画オペレータの解析処理(図7)及びその他のオペレータの解析処理が含まれる。制御部11は、これら処理により、PDFデータを印刷可能なラスタイメージに変換する。
(4-1.PDFデータのRIP処理)
PDFデータのRIP処理では、図5に示すように、オペレータの解析処理を行う。
PDFデータは、イメージ、丸又は四角などの図形を指定するオペレータや、テキストを記述するオペレータ等から構成され、複数のオペレータによって構成されている。制御部11は、PDFデータのRIP処理を開始し、PDFデータを構成する複数のオペレータの中から順番にオペレータを検出する(S11)。
オペレータには、文字描画オペレータ、フォント選択オペレータ及びその他のオペレータが存在する。なお、その他のオペレータは、イメージや、丸又は四角などの図形の描画オブジェクトを指定するオペレータであり、イメージ、丸、四角などの図形の描画オブジェクトをワーク領域の記憶部(不図示)に一旦、書き出す処理を行う。
次に、制御部11は、検出したオペレータがその他のオペレータであれば(S12にて「その他」)、その他のオペレータの解析処理を行い(S13)、フォント選択オペレータであれば(S12にて「フォント選択」)、フォント選択オペレータの解析処理を行い(S14)、文字描画オペレータであれば(S12にて「文字描画」)、文字描画オペレータの解析処理を行う(S15)。制御部11は、フォント選択オペレータの解析処理、及び文字描画オペレータの解析処理を、この順序にて行う。
その後、制御部11は、PDFデータの全てのオペレータについてオペレータの解析処理が終了すると(S16にて「YES」)、全てのオペレータについて、1ページの画像空間としてワーク領域の記憶部(不図示)に書き出されたイメージや丸又は四角などの図形の描画オブジェクトやテキストを合体させてラスターデータとして記憶部(不図示)に書き出す処理を行った後、RIP処理が終了する。一方、制御部11は、PDFデータの全てのオペレータについてオペレータの解析処理が終了するまで(S16にて「NO」)、ステップS11~ステップS15を繰り返す。
(4-2.フォント選択オペレータの解析処理)
フォント選択オペレータの解析処理では、図6に示すように、制御部11は、オペレータがフォント選択オペレータであった場合、PDFデータに含まれるフォント辞書を解析し(S21)、フォント選択オペレータで指定されているフォントに該当するフォント情報がPDFデータ内に有るか否かを解析する(S22)。その結果、PDFデータ内にフォント情報があれば(S22にて「YES」)、制御部11は、そのフォント選択オペレータが示すフォント情報を選択する(S23)。一方、PDFデータ内にフォント選択オペレータが示すフォント情報がなければ(S22にて「NO」)、制御部11は、フォント記憶部14が保持する代替フォントを選択する(S24)。制御部11は、フォント記憶部14が保持する代替フォントを選択する場合、代替フォントである等幅フォント、又は、プロポーショナルフォントの中から、グリフ(文字の形状)などの条件に基づいて選択する。
(4-3.文字描画オペレータの解析処理)
以下の説明では、PDFデータで指定されているグリフのグリフ幅を指定グリフ幅W1、代替フォントを用いて描画するグリフのグリフ幅を描画グリフ幅W2、代替フォントを用いて描画するグリフの外接矩形の幅を外接矩形幅W3とする。描画グリフ幅W2は、文字を描画するフォントとして選択されたフォントが代替フォントである場合、その代替フォントである文字すなわち対象文字に割り当てられた幅である。
文字描画オペレータの解析処理は、図7に示すように、上記のフォント選択オペレータの解析処理にて選択された対象PDFデータを描画する場合のフォントが対象PDFデータ内のフォントファイルによるフォントであるか代替フォントであるかによって処理が異なる。
文字描画オペレータの解析処理では、制御部11は、描画文字コードを取得し(S31)、選択されたフォントが代替フォントでなければ(S32にて「NO」)、すなわちPDFデータ内のフォント情報のフォントであれば、そのフォント情報を使用して、通常どおり描画文字コードが示すグリフをワーク領域の記憶部(不図示)に描画し(S33)、処理を終了する。
一方、選択されたフォントが代替フォント(等幅フォント又はプロポーショナルフォント)であれば(S32にて「YES」)、制御部11は、指定グリフ幅W1及び描画グリフ幅W2を算出する(S34)。なお、指定グリフ幅W1を示すデータは、PDFデータの辞書を解析し、PDFデータの辞書から描画文字コードに対応するものを取得する。描画グリフ幅W2は、フォント記憶部14が保持する代替フォントのうちから、指定された代替フォントについて、描画文字コードが示す文字のフォントに対応するものを取得する。この場合、描画グリフ幅W2は、指定された代替フォントである文字に割り当てられた幅であり、代替フォントが等幅フォントであれば固定幅であり、代替フォントがプロポーショナルフォントであれば文字ごとに割り当てられた互いに異なる幅である。
次に、制御部11は、指定グリフ幅W1と描画グリフ幅W2とを比較し、指定グリフ幅W1=描画グリフ幅W2であれば(S35にて「YES」)、代替フォントを補正せずに描画文字コードが示すグリフをワーク領域の記憶部(不図示)に描画し(S36)、処理を終了する。すなわち、S36において、制御部11は、描画グリフ幅W2と指定グリフ幅W1とが一致するように、指定された代替フォントである対象文字を配置する。
また、制御部11は、指定グリフ幅W1と描画グリフ幅W2とを比較し、指定グリフ幅W1=描画グリフ幅W2ではなく(S35にて「NO」)、指定グリフ幅W1>描画グリフ幅W2であれば(S37にて「YES」)、制御部11は、代替フォントである対象文字の位置を補正する位置補正処理を行い、描画文字コードが示すグリフを描画し(S38)、処理を終了する。
図8は、指定グリフ幅W1>描画グリフ幅W2の場合において、制御部11が行う位置補正処理(S38)を説明した図である。図8の上段図801は、PDFデータのオペレータが等幅フォントを指定しているが、PDFデータの中に等幅フォントのフォント情報が埋めこまれていない場合を、模式的に説明した図である。図8の処理は、図3及び図4に示したグリフ幅W1>グリフ幅W2の場合における処理と同じである。
図8の上段図801のように、PDFデータによってグリフ原点G1、グリフ原点G2が定められる。また、PDFデータの文字を指定するオペレータによって、指定グリフ幅W1には文字[C]のグリフを描画するように定められている。PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれていない場合は、文字[C]のグリフを描画することができないため、図3の上段図301の例及び図4の上段図401の例と同様に、図8の上段図810においては、文字[C]のグリフを描画せずに、指定グリフ幅W1は空白で表現している。
図8の中段図802は、フォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMT4の一例である。図8の中段図802では、例えば、等幅フォントのグリフMT4は、文字[C]を示している。
図8の下段図803は、図8の上段図801において、図8の中段図802で例示するフォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMT4を用いて、PDFデータで指定されている1ページの画像空間の所定位置に、文字[C]のグリフを描画した場合を模式的に示した図を示している。
再び、図7に戻り、ステップS38において、指定グリフ幅W1に文字[C]のグリフを描画する場合、制御部11は、原点O1を基準として文字[C]のグリフを1ページの画像空間に描画する。その際、指定グリフ幅W1と描画グリフ幅W2とは、指定グリフ幅W1の方が描画グリフ幅W2よりも大きいため、原点O1の位置は、原点O1=グリフ原点G1+(指定グリフ幅W1-描画グリフ幅W2)/2の式に基づき定められる。
このようにして、制御部11は位置補正処理を実行する。
なお、代替フォントが等幅フォントであるかプロポーショナルフォントであるか否かに関わらず、ステップS38の位置補正処理は同じ処理となる。指定グリフ幅W1>描画グリフ幅W2であるからである。
なお、ステップS35にて「YES」の場合、及び、ステップS37にて「YES」の場合、制御部11は、後述するステップS41における、文字[C]のグリフの外接矩形幅W3を算出する必要は無くなる。それゆえ、それらの場合、外接矩形幅W3を算出する必要が無くなった分だけ、制御部11は、RIP処理を迅速に行うことができる。なお、ステップS35にて「YES」の場合、及び、ステップS37にて「YES」の場合は、指定グリフ幅W1≧描画グリフ幅W2である場合となる。
再び、ステップS37に戻ると、制御部11は、指定グリフ幅W1>描画グリフ幅W2でなく(S37にて「NO」)、使用する代替フォントがプロポーショナルフォントであれば(S39にて「YES」)、制御部11は、下記のスケーリング処理を行い、描画文字コードが示すグリフを描画し(S40)、処理を終了する。
ステップS40のスケーリング処理では、制御部11は、描画グリフ幅W2が指定グリフ幅W1に収まるように、描画グリフ幅W2をX方向に縮小することで、1ページの画像空間に描画する。
一方、制御部11は、使用する代替フォントがプロポーショナルフォントではなく、等幅フォントであれば(S39にて「NO」)、制御部11は、等幅フォントであるグリフの外接矩形幅W3を算出する(S41)。
次に、制御部11は、指定グリフ幅W1と外接矩形幅W3とを比較し、指定グリフ幅W1>外接矩形幅W3であれば(S42にて「YES」)、等幅フォントであるグリフの位置を補正する位置補正処理を行い、描画文字コードが示すグリフを描画し(S43)、処理を終了する。
図9は、代替フォントが等幅フォントであって、指定グリフ幅W1>外接矩形幅W3の場合において、制御部11が行う位置補正処理(S43)を説明した図である。
図9の中段図902は、フォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMT4の一例である。図9の中段図902では、例えば、等幅フォントのグリフMT4は、文字[C]を示している。図9の上段図901と図9の中段図902を比較すると、指定グリフ幅W1<描画グリフ幅W2となっているため、図4の下段図403に示した位置補正処理を実行すると、文字[C]の文字幅が必要以上に狭く描画されることになる。より具体的には、描画グリフ幅W2が指定グリフ幅W1に収まるように、描画グリフ幅W2をX方向に縮小すると、文字[C]の周りの余白により、文字[C]の文字幅が、より縮小されることになる。
ステップS43に戻り、図9の場合、制御部11は、指定グリフ幅W1に、等幅フォントのグリフMT4である文字[C]のグリフを描画する。具体的には、制御部11は、原点O1を基準として等幅フォントのグリフMT4である文字[C]のグリフを1ページの画像空間に描画する(S43)。
その際、原点O1の位置は、原点O1=グリフ原点G1+(指定グリフ幅W1-描画グリフ幅W2)/2の式に基づき定められる。原点O1の位置は、X方向とは逆の方向にグリフ原点G1よりオフセットされた位置となる。なお、この場合、描画グリフ幅W2の一部は、文字[C]から見てグリフ原点G1側で隣接するグリフの指定グリフ幅の一部と重畳する。また、描画グリフ幅W2の一部は、文字[C]から見てグリフ原点G2側で隣接するグリフの指定グリフ幅の一部と重畳する。例えば、描画グリフ幅W2と、文字[C]から見てグリフ原点G1側で隣接するグリフの指定グリフ幅とは、上述のオフセット分だけ重畳することになる。
ステップS43における位置補正処理では、結果的に指定グリフ幅W1の中央と描画グリフ幅W2の中央とが一致するように文字[C]を配置する。ステップS43における位置補正処理では、指定グリフ幅W1>外接矩形幅W3であるので、文字[C]の文字幅を縮小する必要もない。
また、ステップS42において、指定グリフ幅W1>外接矩形幅W3でなければ、すなわち、指定グリフ幅W1≦外接矩形幅W3であれば(S42にて「NO」)、文字[C]の文字幅を縮小することが必要となるので、制御部11は、下記のスケーリング処理を行い、グリフを描画し(S44)、処理を終了する。
図10は、代替フォントが等幅フォントであって、指定グリフ幅W1≦外接矩形幅W3の場合において、制御部11が行うスケーリング処理(S44)を説明した図である。図10の上段図1001は、PDFデータのオペレータが等幅フォントを指定しているが、PDFデータの中に等幅フォントのフォント情報が埋めこまれていない場合を、模式的に説明した図である。
図10の上段図1001のように、PDFデータによってグリフ原点G1及びグリフ原点G2が定められる。また、PDFデータの文字を指定するオペレータによって、指定グリフ幅W1には文字[C]のグリフを描画するように定められている。PDFデータの中にフォント情報が埋めこまれていない場合は、文字[C]のグリフを描画することができないため、図3の上段図301の例及び図4の上段図401の例と同様に、図10の上段図1001においては、文字[C]のグリフを描画せずに、指定グリフ幅W1は空白で表現している。
図10の中段図1002は、フォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントの一例である。図10の中段図1002では、例えば、等幅フォントは、文字[C]を示している。
図10の下段図1003は、図10の上段図1001において、図10の中段図1002で例示するフォント記憶部14に代替フォントとして記憶されている等幅フォントのグリフMTを用いて、PDFデータで指定されている1ページの画像空間の所定位置に、文字[C]のグリフを描画した場合を模式的に示した図を示している。
ステップS44のスケーリング処理では、制御部11は、描画グリフ幅W2が指定グリフ幅W1に収まるように、描画グリフ幅W2をX方向に縮小することで、1ページの画像空間に描画する。図10の下段図1003の例では、制御部11は、描画グリフ幅W2が指定グリフ幅W1に一致するように、描画グリフ幅W2を縮小している。
なお、以上の制御部11の動作において、一度処理した文字と同じ文字については、前回行った処理内容を適用し、再度同じ処理を行わない。
また、プリンタ1はサーバと接続された構成とし、プリンタ1の制御部11の動作をサーバにて行うようにしてもよい。この場合、プリンタ1は、サーバに対して入力PDFデータを送信し、プリンタ1は、入力PDFデータに対する制御部11が行う処理に相当する処理の結果をサーバから受信し、印刷動作を行う。
(5.ソフトウェアによる実現例)
プリンタ1の制御ブロック(特に制御部11)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、プリンタ1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 プリンタ
11 制御部
14 フォント記憶部
16 印刷部
W1 指定グリフ幅
W2 描画グリフ幅
W3 外接矩形幅

Claims (9)

  1. 文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記印刷データによって指定された前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行する制御部と、
    前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷部と、
    固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントの情報が記憶されている記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記RIP処理において、
    該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォントを決定した場合において、
    該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅以上であれば、前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記記憶部は、文字ごとに異なる幅が割り当てられているプロポーショナルフォントの情報が記憶され、
    前記制御部は、
    前記RIP処理において、
    該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記プロポーショナルフォントを決定した場合において、
    該対象文字におけるグリフ幅が、前記プロポーショナルフォントにおいて指定されている該対象文字の幅以上であれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記プロポーショナルフォントである該対象文字を配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が、前記プロポーショナルフォントにおいて指定されている該対象文字の幅未満であれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記プロポーショナルフォントである該対象文字を縮小して配置する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、
    前記RIP処理において、
    該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントを選択した場合において、
    該対象文字におけるグリフ幅と指定されたフォントに割り当てられた幅とが等しければ、前記指定されたフォントに割り当てられた幅と前記グリフ幅とが一致するように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記印刷データによって指定された前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行する制御部と、
    前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷部と、
    固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントの情報、及び文字ごとに異なる幅が割り当てられているプロポーショナルフォントが記憶されている記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記RIP処理において、
    該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして前記等幅フォント、又は、前記プロポーショナルフォントを決定した場合において、
    該対象文字におけるグリフ幅と指定されたフォントに割り当てられた幅とが等しければ、前記指定されたフォントに割り当てられた幅と前記グリフ幅とが一致するように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも大きければ、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記指定されたフォントである該対象文字を配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記プロポーショナルフォントであれば、前記対象文字の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記指定されたフォントである該対象文字を縮小して配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記等幅フォントであって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が指定されたフォントに割り当てられた幅よりも小さく、かつ、前記指定されたフォントが前記等幅フォントであって、かつ、該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 前記制御部は、
    前記RIP処理において、
    該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記グリフ幅の中央と前記固定幅の中央とが一致するように前記等幅フォントである該対象文字を配置する、
    ことを特徴とする請求項1、2又は5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 文字ごとに、対象文字と前記対象文字の原点と次の文字の原点との間隔で定義されるグリフ幅とが、ページ記述言語で記述されている印刷データがあって、前記印刷データを解析し、前記グリフ幅に収まるように前記対象文字を配置することでラスターデータを作成するRIP処理を実行するRIP処理工程と、
    前記ラスターデータに基づく画像を印刷する印刷工程と、を含み、
    前記RIP処理工程において、
    該対象文字について前記印刷データにフォント情報が存在せず、前記対象文字のフォントとして、固定幅がそれぞれ文字に割り当てられている等幅フォントが決定された場合において、
    該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅以下であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に一致するように、前記等幅フォントである該対象文字を縮小して配置し、
    該対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅未満であって、かつ、前記グリフ幅が前記等幅フォントである該対象文字のグリフの外接矩形の幅よりも大きければ、前記外接矩形の幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置する、
    ことを特徴とする印刷方法。
  8. 前記RIP処理工程において、
    前記対象文字におけるグリフ幅が前記固定幅以上であれば、前記固定幅が前記グリフ幅に収まるように、前記等幅フォントである該対象文字を配置することを特徴とする請求項7に記載の印刷方法。
  9. 請求項1に記載の印刷装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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