JP7369336B2 - ベビーカー - Google Patents

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Description

本発明は、荷物等の運搬を可能にしたベビーカーに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、幼児用の座席を形成する可撓性のシートと、前記シートが装着されるとともに折畳み可能に構成されたフレームと、前記フレームの下端側に支持されて路面を転動する四つの車輪と、前記座席と前記車輪の間に支持された荷物入れ籠とを備えたものがある。
ところで、家族でキャンプを楽しむ場合等には、幼児を載せるために前記従来のベビーカーに加えて、特許文献2に示すワゴンがあれば、食材や食器、テントや寝具等、大量の荷物を容易に運ぶことができ便利である。
特開2016-94048公報 特表2018-520050号公報
しかしながら、上記従来技術を用いた場合、使用者などがベビーカーとワゴンの両方を用意する必要が生じ、コストがかかる上、これらベビーカー及びワゴンをキャンプ場等の使用場所まで運搬する労力が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するために、以下の構成を具備するものである。
枠状の本体フレームを含む複数のフレームからなる本体と、前記本体の内側に止着された可撓性のシートと、前記本体の下方側で路面を転動する3以上の車輪とを備え、前記本体フレームを所定の傾斜角度に保持して、前記シートを座部と背部を有する座席状に形成したベビーカー態様と、前記本体フレームを前記傾斜角度よりも倒した状態に保持して、前記シートを底部と周側壁を有するバケット状に形成したキャリーワゴン態様とに変容するように構成されており、前記ベビーカー態様では、前記本体の内側での止着とは別に、前記シートの途中位置を前記本体に係止することで、前記座部を保持し、前記キャリーワゴン態様では、前記シートの途中位置を前記本体から外して下方に弛ませることで、前記座部を底部側に配置するようにされ、前記シートは、前記ベビーカー態様にて前記座部及び前記背部を形成する座席シートと、前記キャリーワゴン態様にて前記底部及び前記周側壁を形成する本体シートとを具備し、前記座席シートが重ね合わせられた前記本体シートを、前記本体に係止するようにされ、前記キャリーワゴン態様では、前記座席シートが、前記座部及び前記背部を底部側に配置した第一の位置と、前記座部を底部側に配置し前記背部を後側で立ち上げた第二の位置との二つの位置で、前記本体シートに対し着脱可能であることを特徴とするベビーカー。
本発明は、以上説明したように構成されているので、単一のベビーカーによってベビーカーとしての機能とキャリーワンゴンとしての機能を兼ね備えることができる。
本発明に係るベビーカー一例について、ベビーカー態様の状態を示す斜視図である。なお、シートは概略形状を示している。 同ベビーカーについて、変容途中の状態を示す斜視図である。なお、シートは省略している。 同ベビーカーについて、キャリーワゴン態様の状態を示す斜視図である。なお、シートは概略形状を示している。 同ベビーカーについて、(a)と(b)に二種類の収納態様を示す斜視図である。なお、シートは省略している。 同ベビーカーについて、(a)~(d)に順次に変容の様子を示す側面図である。なお、シートは概略形状を示している。(d)は後輪側を省略している。 同ベビーカーについて、(a)~(e)に順次に変容の様子を示す斜視画像である。なお、(a)のみ幌を装着している。 同ベビーカーについて、(a)と(b)に二種類の座席シートの装着態様を模式的に示す側面図である。 座席シートの展開平面図である。 本体シートの展開平面図である。 第一のロック機構の内部構造を示す要部分解斜視図である。 第二のロック機構の内部構造を示す要部分解斜視図である。 第二のロック機構の動作を(a)~(d)に順次に示す模式図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、枠状の本体フレームを含む複数のフレームからなる本体と、前記本体の内側に止着された可撓性のシートと、前記本体の下方側で路面を転動する3以上の車輪とを備え、前記本体フレームを所定の傾斜角度に保持して、前記シートを座部と背部を有する座席状に形成したベビーカー態様と、前記本体フレームを前記傾斜角度よりも倒した状態に保持して、前記シートを底部と周側壁を有するバケット状に形成したキャリーワゴン態様とに変容するように構成されている(図1~図12参照)。
第2の特徴として、前記ベビーカー態様では、前記シートを前記本体に係止することで、前記座部を保持し、前記キャリーワゴン態様では、前記シートを前記本体から外して下方に弛ませることで、前記座部を底部側に配置する(図1、図3、図5及び図6参照)。
第3の特徴として、前記シートには、前記シートを前記本体に係止するための座部側係止部が設けられ、この座部側係止部は、前記ベビーカー態様にて前記座部を保持するように、前記座部の前端側に設けられている(図1及び図9参照)。
第4の特徴として、前記シートには、前記シートを前記本体に係止するための背部側係止部が設けられ、この背部側係止部は、前記ベビーカー態様にて前記背部を保持するように、前記背部の上端側に設けられている(図1及び図9参照)。
第5の特徴として、前記シートは、前記ベビーカー態様にて前記座部及び前記背部を形成する座席シートと、前記キャリーワゴン態様にて前記底部及び前記周側壁を形成する本体シートとを具備し、前記座席シートが重ね合わせられた前記本体シートを、前記本体に係止する(図1、図6、図8及び図9参照)。
第6の特徴として、前記キャリーワゴン態様では、前記座席シートが、前記座部及び前記背部を底部側に配置した第一の位置と、前記座部を底部側に配置し前記背部を後側で立ち上げた第二の位置との二つの位置で、前記本体シートに対し着脱可能である(図6(d)(e)及び図7参照)。
第7の特徴として、前記本体フレームには、その前後方向の途中箇所に、下端側に前記車輪としての後輪を支持する後輪支持フレームが前後回動可能に接続され、前記本体フレームと前記後輪支持フレームとの間には、前記ベビーカー態様を保持する角度位置と前記キャリーワゴン態様を保持する角度位置とにおいて、前記後輪支持フレームを回動不能に係止したりその係止状態を解除したりする第一のロック機構が設けられている(図1~図6及び図10参照)。
第8の特徴として、前記本体フレームには、前記後輪支持フレームの接続箇所よりも前側に、下端側に前記車輪としての前輪を支持する前輪支持フレームが前後回動可能に接続され、前記本体フレームと前記前輪支持フレームとの間には、前記ベビーカー態様を保持する角度位置と前記キャリーワゴン態様を保持する角度位置とにおいて、前記前輪支持フレームを回動不能に係止したりその係止状態を解除したりする第二のロック機構が設けられている(図1~図6及び図11~図12参照)。
第9の特徴として、前記本体フレームは、幅方向の両側に位置する二つの側杆部と、これら二つの側杆部の前端側間にわたる前杆部とを有し、前記前輪支持フレームは、幅方向の両側に位置するとともに後端側が前記本体フレームに対し回動可能に接続された二つの側杆部と、これら二つの側杆部の前端側間にわたる前杆部とを有し、前記本体フレームの前杆部と、前記前輪支持フレームの前杆部との間には、両方の前記前杆部に対し回転自在であって且つ両回転軸間の長さを変化可能なリンク部が設けられ、前記第二のロック機構は、ロック状態では、前記リンク部の前記長さを固定し、ロック解除状態では、前記リンク部の前記長さを変化可能な状態にする(図11~図12参照)。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、本明細書中、前とは、ベビーカー1が前進する方向であって、前輪52等を有する側を意味する。後とは、ベビーカー1が後退する方向であって、後輪51等を有する側を意味する。また、左右方向とは、前後方向に略直交するベビーカー1の横幅方向を意味する。
このベビーカー1は、枠状の本体フレーム10を含む複数のフレームからなる本体mと、キャリーワゴン態様Bにて着脱可能に接続される牽引用の引手部材40と、本体mの内側に止着された可撓性のシート60とを具備し、ベビーカー態様A(図1,図5(a),図6(a)参照)と、キャリーワゴン態様B(図3,図5(d),図6(d)(e)参照)とに変容するように構成される。
ベビーカー態様Aでは、本体フレーム10を所定の傾斜角度に保持し、シート60を本体mに係止することで、このシート60を座部61aと背部61b、足受部61c等を有する座席状に形成し、幼児等を着座可能にする。
キャリーワゴン態様Bでは、本体フレーム10を前記傾斜角度よりも倒した略水平状に保持し、シート60を本体mから外して下方に弛ませることで、このシート60を底部62aと周側壁62bを有するとともに上方を開口したバケット状に形成し、座部61aを底部62a側に配置して、荷物等の載置や幼児の着座等を可能にする。
本体mは、本体フレーム10と、ベビーカー態様Aにて後斜め下方へ延設されてその先端側に後輪51(車輪)を支持する後輪支持フレーム20と、本体フレーム10における後輪支持フレーム20の接続箇所よりも前側で前斜め下方へ延設されてその先端側に前輪52(車輪)を支持する前輪支持フレーム30とを、変容可能な一体状に具備している。
<本体フレーム10>
本体フレーム10は、合成樹脂や金属等からなる硬質のパイプ材を平面視略長方形の枠状に構成したものであり、幅方向の両側に位置する二つの側杆部10a,10aと、これら二つの側杆部10a,10aの前端側間にわたる前杆部10bと、二つの側杆部10a,10aの後端側間にわたる後杆部10cとを有する。
この本体フレーム10の後端側には、該後端側部分と略同形状の操作ハンドル11が、パイプ状の支持ブラケット11aを介して接続されている。支持ブラケット11aは、本体フレーム10に対し溶接等により一体化されている。そして、この支持ブラケット11aには、被係止部10dが固定されている。
被係止部10dは、支持ブラケット11aから側方(左方向と右方向)へ突出している。この被係止部10dは、付け根側が括れた環状に形成され、その括れた環状部分に、本体シート62の背部側係止部62dが係止される。
また、本体フレーム10の前端側は、前輪支持フレーム30の付け根よりも先側で、下方へ屈曲しており、この屈曲部分の前端側に、両側杆部10a,10a間にわたる前杆部10bを有する。
<後輪支持フレーム20>
後輪支持フレーム20は、本体フレーム10の左右の側杆部10a,10aに対し、軸状部材や後述する第一のロック機構70等を介して、前後方向に沿って回動するように接続される。これら二本の後輪支持フレーム20,20の下端側は、これらの間にわたる棒状の接続部材21によって接続される。
この接続部材21は、左右の後輪支持フレーム20,20を補強する。
各後輪支持フレーム20には、後輪51が、前後へ転動するように、回転自在に支持されている。
本体フレーム10と各後輪支持フレーム20との間には、ベビーカー態様Aを保持する角度位置(図5(a)参照)とキャリーワゴン態様Bを保持する角度位置(図5(c)(d))とにおいて、手動操作により後輪支持フレーム20を回動不能に係止したり、その係止状態を解除したりする第一のロック機構70が設けられている。
<第一のロック機構70>
第一のロック機構70は、図10に示すように、本体フレーム10の外側で回動可能かつ横幅方向へ移動可能なボタン部71と、このボタン部71を外方へ付勢するスプリング(図示せず)、本体フレーム10の内側で左右方向へ移動可能なロック部材72と、ロックピン72aを嵌脱する係脱孔73aを有し本体フレーム10に固定された本体フレーム側係脱板73と、係脱孔73aに挿通されたロックピン72aの先端側に嵌脱する係脱孔74aを有し後輪支持フレーム20の付け根側に固定された後輪支持フレーム側係脱板74と、ボタン部71を回転方向へ付勢するようにボタン部71と外側カバー75の間に設けられた捩じりバネ(図示せず)と、ロック部材72を外側へ付勢するように内側カバー76と内側補助カバー77の間に設けられた圧縮バネ(図示せず)とを具備している。
外側カバー75は、後輪支持フレーム側係脱板74を外側から覆うとともに、ボタン部71を動作可能に支持する。
内側カバー76は、本体フレーム10を挟むようにして外側カバー75に接続される。
内側補助カバー77は、内側カバー76に対し、その内側に装着される。
ボタン部71は、所定量の回転と、本体フレーム10に対する内外方向への移動とが可能なように、外側カバー75に係合している。
ロック部材72は、内側カバー76、本体フレーム側係脱板73,後輪支持フレーム側係脱板74、外側カバー75に挿通されてボタン部71に当接した回転軸72bと、この回転軸72bの周囲で外方へ突出して内側カバー76、係脱孔73a及び一組の係脱孔74aに挿通される一対のロックピン72aとを有する。
後輪支持フレーム側係脱板74は、本体フレーム側係脱板73中心の回転軸73bに回転可能に嵌り合っている。
この後輪支持フレーム側係脱板74には、径方向の両側に位置する一対の係脱孔74aが、周方向に間隔を置いて複数組設けられる。
また、本体フレーム側係脱板73には、一対のロックピン72aを挿通可能であって、且つ、一組の後輪支持フレーム側係脱板74に対応するように、一対の係脱孔73aが設けられる。
この第一のロック機構70によれば、ベビーカー態様Aとキャリーワゴン態様Bと第一の収納態様C(図4(a)参照)のそれぞれの態様においては、ロックピン72aが、一対の係脱孔73aに挿通されて、何れかの一組(一対)の係脱孔74aにも嵌り合っている。したがって、後輪支持フレーム20は、本体フレーム10に対し回動不能に固定される。
なお、第二の収納態様D(図4(b)参照)では、ロックピン72aがどの係脱孔74aにも嵌り合わないで、後輪支持フレーム20が回動可能なフリー状態にある。
操作者等が、ボタン部71を所定量回転させた後に押せば、ロックピン72aが、係脱孔74aから離脱し、後輪支持フレーム20が本体フレーム10に対し回動可能なフリー状態になる。
このフリー状態で、ベビーカー態様A、キャリーワゴン態様B又は第一の収納態様Cとなる角度位置まで後輪支持フレーム20を回動させると、ロックピン72aが、図示しない圧縮バネ(例えば圧縮コイルバネ)の付勢力により外方へ移動して、係脱孔74aに嵌り合って、後輪支持フレーム20を回動不能に固定する。
なお、この第一のロック機構70には、前記構成以外の周知構造を適用することが可能である。
<前輪支持フレーム30>
また、前輪支持フレーム30は、幅方向の両側に位置する二つの側杆部30aと、これら二つの側杆部30a,30aの前端側間にわたる前杆部30bとを有する略U字状に構成される。
各側杆部30aは、その後端側が、本体フレーム10の各側杆部10aに対し、横幅方向へわたる回転軸13を介して回転自在に接続される。
各側杆部30aの後端側は、回転軸13よりも後方へ突出しており、この突出部分には、後述するシート60の座部側係止部62eを係止するための被係止部31が設けられる。この被係止部31は、座部側係止部62eを掛けるための環状の凹溝を有する。
前輪支持フレーム30の前端側の左右方向に延設された部分には、その左端側と右端側に、それぞれ、前輪52が回転自在且つ方向転換可能に支持される。
<リンク部81及び第二のロック機構82>
本体フレーム10の前杆部10bと前輪支持フレーム30の前杆部30bとの間には、一端側と他端側をそれぞれ前杆部10bと前杆部30bに対し回転可能に係合するリンク部81と、ベビーカー態様Aを保持する角度位置とキャリーワゴン態様Bを保持する角度位置とにおいて、前輪支持フレーム30を回動不能に係止したりその係止状態を解除したりする第二のロック機構82とが設けられる。
リンク部81は、本体フレーム10の前杆部10bと前輪支持フレーム30の前杆部30bとの両方に対し、回転自在であって且つこれら両回転軸間の長さを変化可能に係合している。
詳細に説明すれば、このリンク部81は、図11に示すように、左右方向に間隔を置いて二つのリンク片81aを具備している。
各リンク片81aは、前杆部10bと前杆部30bに跨るように延設された部材であり、その延設方向の一方側に前杆部30bを回転自在に挿通する丸孔を有するとともに、他方側に前杆部10bを回転自在であって且つ前記延設方向へ移動可能に挿通する長孔81a1を有する。
この構成によれば、前杆部30bを支点にして、リンク片81aを回転させた際に、前杆部10bが、相対的に、長孔81a1内を前後方向へ移動する(図12参照)。
第二のロック機構82は、ロック状態では、リンク部81の両回転軸間の長さを固定し、ロック解除状態では、同リンク部の前記長さを変化可能な状態にする。
詳細に説明すれば、この第二のロック機構82は、左右のリンク片81aの間に位置する係脱部材82aと、係脱部材82aに対し前後方向へスライドするように係合する解除操作部82bと、リンク片81aと係脱部材82aと解除操作部82b等を上下から挟むようにして覆う上カバー82c及び下カバー82dと、係脱部材82aを前杆部10bに対する係合方向へ付勢するスプリング(図示せず)と、解除操作部82bを上カバー82cに対する係合方向へ付勢するスプリング(図示せず)とを備える。
係脱部材82aは、上カバー82cと下カバー82dの間で、上下方向へ所定量スライドするように支持される。なお、この係脱部材82aは、リンク部81の前記延設方向へは移動しない。
この係脱部材82aは、ベビーカー態様A及びキャリーワゴン態様Bにおいて前杆部10bに当接して本体フレーム10に対する前輪支持フレーム30の回動を規制する(図12(a)(d)参照)。そして、この係脱部材82aは、操作者等により押し下げられると、前杆部10bから離れて前記規制を解除する(図12(b)(c)参照)。
解除操作部82bは、係脱部材82aに対し前後方向(リンク部81の延設方向)へスライドするように係脱部材82aに支持される。この解除操作部82bは、初期状態において、上カバー82cに係合することで、係脱部材82aを押動不能にする。
この解除操作部82bは、操作者等の操作により前杆部10b側へスライドすると、上カバー82cから外れて、係脱部材82aを押動可能な状態にする。
上記構成によれば、ベビーカー態様Aでは、係脱部材82aが前杆部10bに当接して、リンク部81、前輪支持フレーム30及び本体フレーム10が、側面視において鈍角な頂部pを後斜め下方へ向けた側面視略三角形状に固定される(図12(a)参照)。
この状態で、操作者等が、解除操作部82bを前杆部10b側へスライドさせて、この後に係脱部材82aを後斜め下方へ押動すれば、係脱部材82aが前杆部10bから離脱する(図12(b)参照)。
この離脱状態において、操作者等がリンク部81を前方へ引けば、リンク部81は前方へ起き上がるようにして回動し、これに伴って、本体フレーム10の前杆部10bも前方へ回動する(図12(c)参照)。
そして、この後、係脱部材82aは、図示しないスプリングの付勢力により、逆方向へ移動して前杆部10bに嵌り合う(図12(d)参照)。このため、リンク部81、前輪支持フレーム30及び本体フレーム10が、側面視において鈍角な頂部p’を前斜め上方へ向けた略三角形状に固定される。
なお、この第二のロック機構82には、前記構成以外の周知構造を適用することが可能である。
<引手部材40>
引手部材40は、図3に示すように、前輪支持フレーム30の前杆部30bに対し着脱可能に接続される着脱軸部41と、着脱軸部41に接続される棒状部42と、棒状部42を着脱軸部41に対し回転自在且つ揺動自在に接続する自在継手部43と、棒状部42をその中央部側で折り曲げたり展開したりするヒンジ状部材45と、棒状部42先端側に固定されたT字状の把持部44とを一体的に具備している。
この引手部材40は、ベビーカー1を牽引可能な構成とすれば、他の棒状部材や、紐状部材等に置換することが可能である。
<シート60>
シート60は、ベビーカー態様Aにおいて、座部61aの前端側に位置する座部側係止部62eと、背部61bの上端側に設けられた背部側係止部62dとを、それぞれ本体フレーム10側の被係止部31と被係止部10dに係止することで、シート60の座席シート61(座部61a)を着座可能な状態に保持する。
また、このシート60は、キャリーワゴン態様Bにおいて、座部側係止部62e及び背部側係止部62dを本体フレーム10から外し下方へ弛むことで、座部61a及び背部61bを底部側に降下する。
このシート60は、ベビーカー態様Aにて座部61a、背部61b及び足受部61c等を形成する座席シート61と、キャリーワゴン態様Bにて底部62a及び周側壁62b等を形成する本体シート62とを具備し、本体シート62上に、座席シート61を着脱可能に重ね合わせている。
<座席シート61>
座席シート61は、単数又は複数の板状の布地により形成され、図8に示すように、座部61a、背部61b、及び足受部61c、係脱具61e、係脱部61g、回動片61i等を一体的に具備している(図8参照)。
座部61aは、幼児等によって着座される矩形平板状の部分であり、ベビーカー態様Aにて、略水平状、又は後部側が若干下がった傾斜面状に保持される。
この座部61aの前寄りには、安全ベルト90(図6参照)の中央下側の帯部が止着される。
背部61bは、幼児等が凭れかかる矩形平板状の部分であり、座部61aの後端から若干後方へ傾斜しながら上方へ延設される。
この背部61bの上部側には、安全ベルト90の上側二本の帯部が止着される(図6参照)。
なお、図中、符号61fは、着座した幼児等のふくらはぎの側部を覆うように上方へ折り曲げられる側部である。また、符号61hは、着座した幼児等の足先側の部分の覆い保護するように上方へ折り曲げられる覆い部材である。
座部61a、背部61b、足受部61cの各々には、必要に応じて、平板状の芯材が内在される。
そして、座部61aと背部61bの接続箇所、座部61aと足受部61cの接続箇所、足受部61cと側部61fの接続箇所、足受部61cと覆い部材61hの接続箇所は、それぞれ、自在に曲がるように布等の可撓性部材により接続されている。
安全ベルト90は、周知の5点式安全ベルトであり、幼児等の股間に位置する帯部、幼児等の両肩部を覆う帯部、幼児等の腰部を覆う左右の帯部等の有する(図6参照)。
また、係脱具61eは、ベビーカー態様Aにて背部61bを座部61a後端から立ち上がった状態に保持する部材であり、背部61bの上端寄りの裏側に止着されている。
この係脱具61eは、バックル等と呼称される着脱具の片半部であり、可撓性の帯状部材を介して背部61bの上端側に止着される。この係脱具61e(バックル)の他半部61e2は、本体シート62の後壁部62b2、又は本体フレーム10の後杆部10cに止着される。
上記構成の座席シート61は、キャリーワゴン態様Bにて、座部61a及び背部61bを底部側に配置した第一の位置(図7(a)参照)と、座部61aを底部側に配置し背部61bを後側で立ち上げた第二の位置(図7(b))との二つの位置で、本体シート62に対し着脱可能となるように構成される。
座部61aの裏面には、本体シート62に対し着脱可能な係脱部61gが設けられる。この係脱部61gには、例えば、着脱可能な二つの辺部からなる面テープの一片部が用いられる。
また、背部61bのの裏側には、係脱部61gが外された状態で、座席シート61を前記第一の位置と第二の位置との間で回動させるための回動片61iが設けられる(図7及び図8参照)。
この回動片61iは、矩形状の布でありその一辺部を背部61bの背面に止着するとともに、前記一辺部に対向する他辺部に、本体シート62に対し着脱可能な係脱具61i1を有する。この係脱具61i1は、例えば、ファスナー(チャックやジッパー等と呼称される場合もある。)の一片部である。この係脱具61i1の他例としては、ホックやボタン等とすることも可能である。
回動片61iは、係脱具61i1によって本体シート62に止着された際に、この係脱具61i1を支点にして回動する(図7参照)。
<本体シート>
本体シート62は、単数又は複数の可撓性の生地により形成される。なお、図9における符号aと符号bは、展開図における便宜上の破断線であり、実際には接続されている。
この本体シート62は、キャリーワゴン態様Bにて略平坦な水平面状に形成される底部62aと、底部62aの周縁から上方へ立ち上がる周側壁62bと、本体フレーム10又は前輪支持フレーム30等に着脱可能な係脱具62c、本体mに係止するための座部側係止部62e及び背部側係止部62d等を一体的に具備している(図9参照)。
底部62aは、前側領域62a1と、前側領域62a1の後方側に連続する後側領域62a2とを有する(図9参照)。これら前側領域62a1と後側領域62a2は、それぞれ、座席シート61の座部61aと背部61bに対応している。
これら前側領域62a1と後側領域62a2には、それぞれ、必要に応じて、平板状の芯材が内在される。
前側領域62a1と後側領域62a2の接続箇所は、自在に曲がるように布等の可撓性部材により接続されている。
前側領域62a1と後側領域62a2には、それぞれ、上述した係脱部61gに着脱可能な被係脱部62a3,62a4が止着固定される。これら被係脱部62a3,62a4は、上記面テープの他片部である。
また、後側領域62a2の後端側には、上述した係脱具61i1(ファスナー)の一片部に着脱される他片部62a5が設けられている。すなわち、回動片61iは、係脱具61i1を介して、背部61b裏面に着脱可能に止着され、その止着箇所を支点して回動する。
また、底部62aの裏面側には、図示しない袋状の収納部が設けられる。
この収納部には、ベビーカー態様Aにおいて、上述した引手部材40やその他の物品を収納することが可能である。
また、周側壁62bは、図9に示す展開図において、前側領域62a1から前方へ連続する前壁部62b1と、後側領域62a2から後方へ連続する後壁部62b2と、底部62aからそれぞれ左右両側へ連続する側壁部62b3,62b3とを具備している。
前壁部62b1、後壁部62b2、及び左右の側壁部62b3,62b3は、底部62aの周縁から立ち上がるように曲げられ、キャリーワゴン態様Bにて、底部62a上方の空間を全周にわたって囲む略角筒状に構成される。
ベビーカー態様Aにおいて、前側領域62a1は、座席シート61の座部61aを下方から受ける。また、前壁部62b1は、前斜め下方へ曲げられて、座席シート61の足受部61cを下方から受ける。そして、後側領域62a2は、座席シート61の背部61bを後方側から受ける。
係脱具62cは、片半部と他半部を凹凸状に係脱するようにしたホックの片半部である。このホックの他半部は、本体フレーム10又は前輪支持フレーム30に止着固定されている。
図9の展開図において、前壁部62b1の係脱具62cは、本体フレーム10の前杆部10bに止着される。また、後壁部62b2の係脱具62cは、本体フレーム10の後杆部10cに止着される。そして、左右の側壁部62b3,62b3の係脱具62cは、前輪支持フレーム30の側杆部30aや、本体フレーム10の側杆部10a等に止着される。
<座部側係止部62eと背部側係止部62d>
座部側係止部62eは、ベビーカー態様Aにて座部61aを保持するように、本体フレーム10の被係止部31に対し着脱可能に係止される。
この座部側係止部62eは、本体シート62の内面側において、前側領域62a1の左右両縁側に位置するように二つ設けられる(図9参照)。
背部側係止部62dは、ベビーカー態様Aにて背部61bを保持するように、本体フレーム10の被係止部10dに対し着脱可能に係止される。
この背部側係止部62dは、本体シート62の外面側において、後側領域62a2後端側の左右両側に位置するように二つ設けられる(図9参照)。
これら座部側係止部62eと背部側係止部62dは、それぞれ、環状の紐状体(例えば布製の紐やゴム紐等)であり、本体フレーム10側の被係止部31と被係止部10dに環状に係止される。
この係止により、座部61aが、略水平状又は後側を若干下げて傾斜状に保持され、背部61bが、上方へ立ち上がるとともにその上部側が後方へ若干傾いた傾斜状に保持される。
<ホロ12>
また、上記構成のベビーカー1には、図6(a)に示すように、ベビーカー態様Aにおける本体フレーム10の上端寄りに、着脱可能なホロ12が設けられる。このホロ12は、キャリーワゴン態様Bにおいて、本体フレーム10の後端寄りに装着することが可能である。
<特徴的な作用効果>
次に上記構成のベビーカー1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図1は、ベビーカー1をベビーカー態様Aに保持した状態を示す。
このベビーカー態様Aでは、シート60の各座部側係止部62eが被係止部31に掛止され、各背部側係止部62dが被係止部10dに掛止されることで、座部61aが後端側を少し下げた傾斜状に保持され、背部61bが上がりながら若干後方へ向かう傾斜状に保持され、足受部61cが前方斜め下方へ向かう傾斜状に保持される。
ベビーカー1をベビーカー態様Aからキャリーワゴン態様Bに変容させるには、先ず、左右のボタン部71をそれぞれ所定量回して押し動かす。すると第一のロック機構70が解除されて、左右の後輪支持フレーム20,20が後方へ回動し、この回動に伴って、本体フレーム10及び操作ハンドル11等が、傾倒してゆき、図2、図5(b)及び図6(b)等に示す変容途中状態になる。
次に、解除操作部82bを後方へ所定量スライドさせた後に、係脱部材82aを下方へ押動する(図12(a)(b)参照)。すると、係脱部材82aと前杆部10bとの係止状態が解除され、リンク部81及び係脱部材82a等が、前杆部10bと前杆部30bの両方に対し回転自在になる。
このため、操作者等がリンク部81を手前に引くようにして回動させれば、本体フレーム10が、略水平になるまで傾動する(図12(b)(c)、図5(b)(c)及び図6(b)(c)参照)。
次に、操作者等が、座部側係止部62eと背部側係止部62dを、それぞれ、被係止部31と被係止部10dから外せば、本体シート62が底部62aの自重により下降し上方を開口したバケット状に変容する。そして、この変容に伴い、座席シート61の足受部61cが、本体シート62の前壁部62b1に重なり、座席シート61の座部61a及び背部61bが、本体シート62の底部62aに重なり合う。
よって、ベビーカー1は、図5(d)及び図6(d)等に示すキャリーワゴン態様Bになる。
キャリーワゴン態様Bでは、座席シート61を、座部61a及び背部61bを底部側に配置するとともに足受部61cを前側で立ち上げた第一の位置(図6(d)及び図7(a)参照)と、座部61a及び足受部61cを底部側に配置し背部61bを後側で立ち上げた第二の位置(図6(e)及び図7(b))との二つの位置にすることが可能である。
第一の位置では、座席シート61の係脱部61gが、本体シート62の前側の被係脱部62a3に係止される(図7(a)参照)。
第二の位置では、同係脱部61gが、本体シート62の後側の被係脱部62a4に係止される(図7(b)参照)。
座席シート61は、第一の位置から第二の位置に変容する際、回動片61iの基端側を支点にして回動する。
キャリーワゴン態様Bでは、第一の位置と第二の位置の何れにおいても、本体シート62内に荷物等を入れて、キャリーワゴンとしての機能を奏する。
特に、第二の位置では、幼児等が、足を伸ばし、背中を背部61bに凭れるようにして着座することも可能である。この状態で、本体フレーム10にホロ12を装着することも可能である。なお、このホロ12は、ベビーカー態様A、キャリーワゴン態様B、変容途中等、何れの状態においても装着可能である。
また、ベビーカー1は、ボタン部71を操作して後輪支持フレーム20を回動させれば、ベビーカー態様Aから第一の収納態様C(図4(a)参照)に、さらに第二の収納態様D(図4(b))にすることが可能である。
第一の収納態様Cでは、前後方向の幅が小さい省スペースな態様にて、ベビーカー1を前後の車輪51,52により自立させることができる。
また、第二の収納態様Dでは、前後方向の幅がより小さい収納性の良好な態様にすることができる。
よって、上記構成のベビーカー1によれば、単一のベビーカーによってベビーカーとしての機能とキャリーワンゴンとしての機能を得ることができ、その使い勝手が良好である。
<変形例>
上記実施態様によれば、シート60を座席シート61と本体シート62の二つから構成したが、他例としては、シート60を単一のシートから構成した態様や、三以上のシートから構成した態様とすることが可能である。
また、上記実施態様によれば、本体シート62を本体mに着脱可能に係止したが、他例としては、座席シート61を本体mに対し着脱可能に係止する態様とすることを可能である。
また、上記実施態様によれば、本体シート62を本体フレーム10に係止してベビーカー態様Aを保持するようにしたが、他例としては、本体シート62を後輪支持フレーム20や前輪支持フレーム30の適宜箇所に係止してベビーカー態様Aを保持する態様とすることも可能である。
また、上記実施態様では、4つの車輪(詳細には後輪51と前輪52)を具備するようにしたが、他例としては、3つ又は5つ以上の車輪を具備する態様とすることも可能である。
本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:ベビーカー
10:本体フレーム
20:後輪支持フレーム
30:前輪支持フレーム
40:引手部材
51,52:車輪
60:シート
61:座席シート
61a:座部
61b:背部
61c:足受部
62:本体シート
62a:底部
62b:周側壁
62d:背部側係止部
62e:座部側係止部
70:第一のロック機構
71:ボタン部
81:リンク部
82:第二のロック機構
82a:係脱部材
82b:解除操作部
A:ベビーカー態様
B:キャリーワゴン態様
C:第一の収納態様
D:第二の収納態様

Claims (6)

  1. 枠状の本体フレームを含む複数のフレームからなる本体と、前記本体の内側に止着された可撓性のシートと、前記本体の下方側で路面を転動する3以上の車輪とを備え、
    前記本体フレームを所定の傾斜角度に保持して、前記シートを座部と背部を有する座席状に形成したベビーカー態様と、前記本体フレームを前記傾斜角度よりも倒した状態に保持して、前記シートを底部と周側壁を有するバケット状に形成したキャリーワゴン態様とに変容するように構成されており、
    前記ベビーカー態様では、前記本体の内側での止着とは別に、前記シートの途中位置を前記本体に係止することで、前記座部を保持し、前記キャリーワゴン態様では、前記シートの途中位置を前記本体から外して下方に弛ませることで、前記座部を底部側に配置するようにされ、
    前記シートは、前記ベビーカー態様にて前記座部及び前記背部を形成する座席シートと、前記キャリーワゴン態様にて前記底部及び前記周側壁を形成する本体シートとを具備し、前記座席シートが重ね合わせられた前記本体シートを、前記本体に係止するようにされ、
    前記キャリーワゴン態様では、前記座席シートが、前記座部及び前記背部を底部側に配置した第一の位置と、前記座部を底部側に配置し前記背部を後側で立ち上げた第二の位置との二つの位置で、前記本体シートに対し着脱可能であることを特徴とするベビーカー。
  2. 前記シートには、前記シートの途中位置を前記本体に係止するための座部側係止部が設けられ、この座部側係止部は、前記ベビーカー態様にて前記座部を保持するように、前記座部の前端側に設けられていることを特徴とする請求項記載のベビーカー。
  3. 前記シートには、前記シートの途中位置を前記本体に係止するための背部側係止部が設けられ、この背部側係止部は、前記ベビーカー態様にて前記背部を保持するように、前記背部の上端側に設けられていることを特徴とする請求項又は記載のベビーカー。
  4. 前記本体フレームには、その前後方向の途中箇所に、下端側に前記車輪としての後輪を支持する後輪支持フレームが前後回動可能に接続され、
    前記本体フレームと前記後輪支持フレームとの間には、前記ベビーカー態様を保持する角度位置と前記キャリーワゴン態様を保持する角度位置とにおいて、前記後輪支持フレームを回動不能に係止したりその係止状態を解除したりする第一のロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1~何れか1項記載のベビーカー。
  5. 前記本体フレームには、前記後輪支持フレームの接続箇所よりも前側に、下端側に前記車輪としての前輪を支持する前輪支持フレームが前後回動可能に接続され、
    前記本体フレームと前記前輪支持フレームとの間には、前記ベビーカー態様を保持する角度位置と前記キャリーワゴン態様を保持する角度位置とにおいて、前記前輪支持フレームを回動不能に係止したりその係止状態を解除したりする第二のロック機構が設けられていることを特徴とする請求項記載のベビーカー。
  6. 前記本体フレームは、幅方向の両側に位置する二つの側杆部と、これら二つの側杆部の前端側間にわたる前杆部とを有し、
    前記前輪支持フレームは、幅方向の両側に位置するとともに後端側が前記本体フレームに対し回動可能に接続された二つの側杆部と、これら二つの側杆部の前端側間にわたる前杆部とを有し、
    前記本体フレームの前杆部と、前記前輪支持フレームの前杆部との間には、両方の前記前杆部に対し回転自在であって且つ両回転軸間の長さを変化可能なリンク部が設けられ、
    前記第二のロック機構は、ロック状態では、前記リンク部の前記長さを固定し、ロック解除状態では、前記リンク部の前記長さを変化可能な状態にすることを特徴とする請求項記載のベビーカー。
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