JP7368991B2 - 累進屈折力レンズの設計方法および累進屈折力レンズの設計システム - Google Patents
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Description
近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計方法であって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を有する、累進屈折力レンズの設計方法である。
モード選択工程において、
処方度数が所定値よりも低い場合、AS重視モードを選択し、
処方度数が所定値よりも高い場合、PW重視モードを選択する。
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)、処方度数がゼロ且つ付加する透過非点収差の量がゼロを原点としたときのプロットに基づきモード選択工程を行い、
プロットは、
所定値を挟む所定範囲から処方度数が負の方向に外れる場合、AS重視モードを選択し且つ付加する透過非点収差の量を正の方向にて一定とし、
所定値を挟む所定範囲から処方度数が正の方向に外れる場合、AS重視モードを選択し且つ付加する透過非点収差の量を負の方向にて一定とし、
処方度数が所定値を挟む所定範囲内の場合、処方度数が所定値のときY=0とし且つ所定範囲から外れたプロットに対して連続的に変化する。
処方度数は、遠用度数に加入度数を加えた近用度数であり、
所定値はゼロであり、
所定範囲は、所定値を中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである。
近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計システムであって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択部を有する、累進屈折力レンズの設計システムである。
近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズ群であって、
処方度数に応じ、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量が設定され、且つ、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量が設定された、累進屈折力レンズ群である。
処方度数は、遠用度数、または、遠用度数に加入度数を加えた近用度数である。
所定値はゼロである。
所定範囲は、所定値を中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである。
近用部および中間部に対して付加されるのは、絶対値がゼロを超え且つ0.25D以下の透過非点収差である。
乱視矯正のための屈折力を差し引いた後の遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値の絶対値が0.12D以下である。
遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値から近用部の測定基準点Nにおける透過非点収差の値までの変化量Δ[D]の絶対値の量は、加入度数ADD[D]の0.07~0.24倍の量である。
透過非点収差と共に透過屈折力が付加される。
また、レンズ上方から下方に向かって見たときに、少なくとも累進開始点から測定基準点Nまで(子午線の場合は交わる水平線まで)では、透過非点収差の付加が開始した後に付加量が単調増加し且つ単調増加した付加量は減少しないようにするまたは減少するとしても付加量の10%以下もしくは0.12D以下であるのも好ましい。
「近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計方法であって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を有する、累進屈折力レンズの設計方法。」
モード選択工程において、
処方度数が所定値よりも低い場合、AS重視モードを選択し、
処方度数が所定値よりも高い場合、PW重視モードを選択する。
図1を見ると、PW重視モードの場合、近用度数がゼロ(=所定値)未満の時には満足度が減少する一方、近用度数がゼロ(=所定値)を超えたときに満足度が増加する傾向がある。
図2を見ても、図1と同傾向であることがわかる。つまり、PW重視モードの場合、遠用度数が-2.00D(=所定値)未満の時には満足度が減少する一方、遠用度数が-2.00D(=所定値)を超えたときに満足度が増加する傾向がある。
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)、処方度数がゼロ且つ付加する透過非点収差の量がゼロを原点とする。付加する透過非点収差の量のことを「付加AS量」ともいう。
以降、該プロットについては同様の様式を採用するが、本発明はこの様式に限定されない。
その結果、本発明者は、処方度数が所定値よりも低いとき、AS重視モードを採用した累進屈折力レンズを装用者に提供する、という着想を得た。そしてその提供の結果、高い満足度を得ることができた。
その結果、本発明者は、処方度数が所定値よりも高いとき、PW重視モードを採用した累進屈折力レンズを装用者に提供する、という着想を得た。そしてその提供の結果、高い満足度を得ることができた。
[設定1]所定値を挟む所定範囲から処方度数が負の方向に外れる場合、AS重視モードを選択し且つ付加する透過非点収差の量を正の方向にて一定とする。
[設定2]所定値を挟む所定範囲から処方度数が正の方向に外れる場合、PW重視モードを選択し且つ付加する透過非点収差の量を負の方向にて一定とする。
[設定3]処方度数が所定値を挟む所定範囲内の場合、処方度数が所定値のときY=0とし且つ所定範囲から外れたプロットに対して連続的に変化する。
X≦-0.50のとき、Y=0.18
-0.50<X<0のとき、Y=-((-0.300*X+0.420)*X+0.645)*X
0<X<0.50のとき、Y=-((-1.420*X+0.420)*X+0.645)*X
X≧0.50のとき、Y=-0.25
本意図的に透過非点収差を付加した箇所であって眼鏡装用者が頻繁に視線を通過させる箇所とは、本発明の一態様においては中間部および近用部である。より正確に言えば、少なくとも遠用部に存在するフィッティングポイントまたはアイポイントFPには透過非点収差は付加しない。詳しくは後述の[定義]にて定義付けする。但し、後述の[変形例]でも言及するが、遠用部には該透過非点収差を付加することは排除しない。
「少なくとも累進開始点から測定基準点Nまで(子午線の場合は交わる水平線まで)では、透過非点収差の付加が開始した後に付加量が単調増加し且つ単調増加した付加量は減少しないまたは減少するとしても付加量の10%以下もしくは0.12D以下であるようにする。」
そこで、本実施形態においては、透過非点収差の付加に伴う屈折力の変化を補い、予定通りの加入度数を実現するよう、透過非点収差と共に透過屈折力(プラスまたはマイナス)も付加する。透過屈折力の付加量は、屈折力の差分と予定された加入度数に応じて決定すればよい。
透過非点収差と共に透過屈折力も付加することの一具体例としては、以下のとおりである。予め透過非点収差の付加量を決めておく。この透過非点収差の付加に伴う屈折力の変化を予め加味したレンズ設計を用意する。このレンズ設計に対し、予め決めておいた透過非点収差の付加を行うことにより、目標とする加入度数が得られるように設定してもよい。
なお、透過非点収差の付加が行われた累進屈折力レンズであって、近用部の測定基準点Nにおいて、該付加による屈折力の変化分に起因する、レンズ袋等に記載された遠用度数S+加入度数ADDの値すなわち近用度数からのずれが一部でも補填されていれば、透過屈折力の付加が行われているとみなす。一例としては、該ずれが累進屈折力レンズに最終的に存在しない状態または存在したとしてもそのずれ量が±0.12Dの範囲内の状態は、透過屈折力の付加が行われているとみなす。
以下、本実施形態の用語の定義を記載する。なお、以下の定義のほとんどは特許文献1に記載されているが、念のため、列挙する。
透過非点収差の付加状態を数値で定義すると、遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の絶対値から、中間部または近用部の任意の点における透過非点収差の絶対値に至るまでに値が増加している状態を指す。
特許文献1に記載された透過非点収差の付加のパターン1、3に示すように、必ずしも、累進開始点且つ幾何中心GCを通過する水平線よりも下方の領域全体に対して透過非点収差を付加せずともよい。
また、レンズ上方から下方に見たときに、必ずしも、FP直下、累進開始点直下、GC直下、またはプリズム開始点直下から透過非点収差の付加を開始しなくともよい。累進開始点と測定基準点Nとの間にて透過非点収差の付加を開始すればよい。中間部における遠用部寄りの部分には透過非点収差を付加せず、近用部寄りの部分のみに透過非点収差を付加してもよい。
但し、透過非点収差の付加を開始した部分から下方において、中間部および近用部を通過する主注視線(および/または子午線)上には透過非点収差を付加するのが好ましい。少なくとも、累進開始点から測定基準点Nまでの間の部分から測定基準点Nに至るまで全体に主注視線上に透過非点収差を付加するのが好ましい。子午線でいうと、少なくとも、累進開始点から測定基準点Nまでの間の部分(例えばGCから半径5mm内、好適には3mm内)から測定基準点Nと交わる水平線に至るまでの子午線全体上に透過非点収差を付加するのが好ましい。なお、FPおよび累進開始点は通常だと子午線上(y軸上)に存在するため、水平線を使用していないが、仮に子午線上に存在しない場合でも水平線を使用することにより、上記「子午線全体」を定義することは可能である。
なお、PW重視モードでの「透過非点収差が付加された近用部および中間部においては、垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きい部分を含む」とは、本段落に記載の内容において水平と垂直とを逆に置き換えた内容である。
以上、本発明の一態様について詳細に説明したが、本発明の累進屈折力レンズ、およびその設計方法は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。また、以下の各態様に対しても、本明細書で述べてきた好適例を適用してももちろん構わない。
具体的には、近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計システムであって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択部を有する、累進屈折力レンズの設計システムにも、本発明の技術的思想が反映されている。
具体的には、近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズ群であって、
処方度数に応じ、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量が設定され、且つ、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量が設定された、累進屈折力レンズ群である。
また、累進屈折力レンズの非点収差調整領域Rが、水平線HLに対して、下方の側にあるパターンであってもよい(基礎出願におけるPattern 2、[0303]-[0319])。
また、累進屈折力レンズの非点収差調整領域Rは、水平線HLの下方の側で、水平方向に一定の幅を有する領域を含むケースであってもよい(基礎出願におけるPattern 3、[0320]-[0337])。
以下、本開示の「累進屈折力レンズの設計方法、累進屈折力レンズの設計システムおよび累進屈折力レンズ群」について総括する。
本開示の一実施例は以下の通りである。
「近方距離を見るための近用部と、近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、近用部と遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
遠用部、近用部および中間部のうち近用部および中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計方法であって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を有する、累進屈折力レンズの設計方法。」
Claims (8)
- 近方距離を見るための近用部と、前記近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
乱視矯正のための屈折力を差し引いた後の前記遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値の絶対値が0.12D以下であり、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加されている一方で前記遠用部には透過非点収差は付加されておらず、
少なくとも主注視線上における、累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまでの間の部分から該測定基準点Nに至るまで全体に透過非点収差が付加されており、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計方法であって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を有し、
前記モード選択工程において、
遠用度数に加入度数を加えた近用度数である処方度数が0Dよりも低い場合、前記AS重視モードを選択し、
前記処方度数が0Dよりも高い場合、前記PW重視モードを選択し、
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)としたときのプロットに基づき前記モード選択工程を行い、
前記モード選択工程において、累進屈折力レンズの処方度数に対応する、付加される透過非点収差の量の値を前記プロットから得て、該付加される透過非点収差の量の値を、前記近用部および前記中間部に対して付加される透過非点収差の量に設定する際、
前記プロットでは、
処方度数である横軸Xの値が、横軸X方向において0Dを中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである所定範囲から負の方向に外れる場合、前記AS重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を正の一定の値1とし、
処方度数である横軸Xの値が、前記所定範囲から正の方向に外れる場合、前記PW重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を負の一定の値2とし、
処方度数である横軸Xの値が前記所定範囲内の場合、横軸Xの値が増加するにつれて、前記値1から前記値2に向けて、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値が連続的または不連続的に変化する、累進屈折力レンズの設計方法。 - 近方距離を見るための近用部と、前記近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
乱視矯正のための屈折力を差し引いた後の前記遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値の絶対値が0.12D以下であり、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加されている一方で前記遠用部には透過非点収差は付加されておらず、
少なくとも主注視線上における、累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまでの間の部分から該測定基準点Nに至るまで全体に透過非点収差が付加されており、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計方法であって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を有し、
前記モード選択工程において、
遠用度数である処方度数が-0.40D以上0D以下の範囲内の値3よりも低い場合、前記AS重視モードを選択し、
前記処方度数が前記値3よりも高い場合、前記PW重視モードを選択し、
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)としたときのプロットに基づき前記モード選択工程を行い、
前記モード選択工程において、累進屈折力レンズの処方度数に対応する、付加される透過非点収差の量の値を前記プロットから得て、該付加される透過非点収差の量の値を、前記近用部および前記中間部に対して付加される透過非点収差の量に設定する際、
前記プロットでは、
処方度数である横軸Xの値が、横軸X方向において前記値3を中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである所定範囲から負の方向に外れる場合、前記AS重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を正の一定の値1とし、
処方度数である横軸Xの値が、前記所定範囲から正の方向に外れる場合、前記PW重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を負の一定の値2とし、
処方度数である横軸Xの値が前記所定範囲内の場合、横軸Xの値が増加するにつれて、前記値1から前記値2に向けて、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値が連続的または不連続的に変化する、累進屈折力レンズの設計方法。 - 累進屈折力レンズにおいて少なくとも累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまででは、透過非点収差の付加が開始した後、前記モード選択工程において設定された透過非点収差の付加量に至るまで、付加量が単調増加し且つ単調増加した付加量は減少しないまたは減少するとしても付加量の10%以下もしくは0.12D以下であるようにする、請求項1または2に記載の累進屈折力レンズの設計方法。
- 前記プロットにおいて、Xの値が0DであるときはYの値は0Dである、請求項1~3のいずれか一つに記載の累進屈折力レンズの設計方法。
- 近方距離を見るための近用部と、前記近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
乱視矯正のための屈折力を差し引いた後の前記遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値の絶対値が0.12D以下であり、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加されている一方で前記遠用部には透過非点収差は付加されておらず、
少なくとも主注視線上における、累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまでの間の部分から該測定基準点Nに至るまで全体に透過非点収差が付加されており、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計システムであって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を行うモード選択部を有し、
前記モード選択部において、
遠用度数に加入度数を加えた近用度数である処方度数が0Dよりも低い場合、前記AS重視モードを選択し、
前記処方度数が0Dよりも高い場合、前記PW重視モードを選択し、
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)としたときのプロットに基づき前記モード選択工程を行い、
前記モード選択工程において、累進屈折力レンズの処方度数に対応する、付加される透過非点収差の量の値を前記プロットから得て、該付加される透過非点収差の量の値を、前記近用部および前記中間部に対して付加される透過非点収差の量に設定する際、
前記プロットでは、
処方度数である横軸Xの値が、横軸X方向において0Dを中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである所定範囲から負の方向に外れる場合、前記AS重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を正の一定の値1とし、
処方度数である横軸Xの値が、前記所定範囲から正の方向に外れる場合、前記PW重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を負の一定の値2とし、
処方度数である横軸Xの値が前記所定範囲内の場合、横軸Xの値が増加するにつれて、前記値1から前記値2に向けて、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値が連続的または不連続的に変化する、累進屈折力レンズの設計システム。 - 近方距離を見るための近用部と、前記近方距離よりも遠くの距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられ且つ累進屈折機能を有する中間部と、を備え、
乱視矯正のための屈折力を差し引いた後の前記遠用部の測定基準点Fにおける透過非点収差の値の絶対値が0.12D以下であり、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加されている一方で前記遠用部には透過非点収差は付加されておらず、
少なくとも主注視線上における、累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまでの間の部分から該測定基準点Nに至るまで全体に透過非点収差が付加されており、
前記遠用部、前記近用部および前記中間部のうち前記近用部および前記中間部に対して透過非点収差が付加された累進屈折力レンズの設計システムであって、
水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するAS重視モードを選択するか、
垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きくなるよう、付加する透過非点収差の量を設定するPW重視モードを選択するか、
を、処方度数に応じて決定するモード選択工程を行うモード選択部を有し、
前記モード選択部において、
遠用度数である処方度数が-0.40D以上0D以下の範囲内の値3よりも低い場合、前記AS重視モードを選択し、
前記処方度数が前記値3よりも高い場合、前記PW重視モードを選択し、
処方度数[D]を横軸X(正の方向はプラス度数、負の方向はマイナス度数)、付加する透過非点収差の量[D]を縦軸Y(正の方向は水平方向の屈折力の量が垂直方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量、負の方向は垂直方向の屈折力の量が水平方向の屈折力の量よりも大きいときの透過非点収差の量)としたときのプロットに基づき前記モード選択工程を行い、
前記モード選択工程において、累進屈折力レンズの処方度数に対応する、付加される透過非点収差の量の値を前記プロットから得て、該付加される透過非点収差の量の値を、前記近用部および前記中間部に対して付加される透過非点収差の量に設定する際、
前記プロットでは、
処方度数である横軸Xの値が、横軸X方向において前記値3を中心に±0.25Dの範囲から±1.25Dの範囲までの間の広さである所定範囲から負の方向に外れる場合、前記AS重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を正の一定の値1とし、
処方度数である横軸Xの値が、前記所定範囲から正の方向に外れる場合、前記PW重視モードを選択し、且つ、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値を負の一定の値2とし、
処方度数である横軸Xの値が前記所定範囲内の場合、横軸Xの値が増加するにつれて、前記値1から前記値2に向けて、付加する透過非点収差の量である縦軸Yの値が連続的または不連続的に変化する、累進屈折力レンズの設計システム。 - 累進屈折力レンズにおいて少なくとも累進開始点から前記近用部の測定基準点Nまででは、透過非点収差の付加が開始した後、前記モード選択工程において設定された透過非点収差の付加量に至るまで、付加量が単調増加し且つ単調増加した付加量は減少しないまたは減少するとしても付加量の10%以下もしくは0.12D以下であるようにする、請求項5または6に記載の累進屈折力レンズの設計システム。
- 前記プロットにおいて、Xの値が0DであるときはYの値は0Dである、請求項5~7のいずれか一つに記載の累進屈折力レンズの設計システム。
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