JP7367308B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
回路基板アセンブリに設けられかつ前記ヒートシンクの内面に接触する熱伝導体と、
前記筐体内にて前記回路基板アセンブリを、前記熱伝導体を介在させて前記ヒートシンクに固定する固定手段と、を有する電子機器であって、
前記固定手段は、
前記熱伝導体の前記ヒートシンクとの接触面に向かって傾斜するテーパ側面を有しかつ前記接触面の法線方向に前記回路基板アセンブリと共に移動可能な移動部材と、
前記移動部材の前記テーパ側面に接触する押圧面を有しかつ前記接触面の法線方向と直交する方向において前記押圧面を介して前記移動部材のテーパ側面に圧力を印加して前記熱伝導体の前記接触面を前記ヒートシンクに押圧固定する押圧固定部材と、を有する
ことを特徴とする。
(構成の説明)
図1に示すように、本実施例の電子機器10はヒートシンク11を備えた筐体12を有している。筐体12は略長方体形状を有し、その一面を閉塞するように、板状のヒートシンク11が複数のネジSc等により締結され固定されている。なお、説明の便宜上、図に示すように直交XYZ座標軸の各軸の方向をXYZ方向として、筐体の蓋部12R側を前側とし、その反対を後側(Z方向)とし、当該前側から見て左右(Y方向)、上下(X方向)として説明する。本実施例では、筐体右側側面のヒートシンク11は、筐体12の外部へ所定ピッチで突出した突出部の複数のフィンを有し、複数のフィン11bは上下(X方向)に平行に延びるように形成されている。ヒートシンク11は、例えば銅やアルミニウム等の金属やセラミックスから成る。
図4、図5に示すように、組み立てや交換中に回路基板アセンブリ14の熱伝導体13とヒートシンク11を密着させるには、回路基板アセンブリ14を筐体12へ搭載する際に、ヒートシンク11の所定位置に設けられた熱伝導体13部分を案内するガイドGDに沿って、熱伝導体13の前側のテーパ側面13Tを押圧固定部材15の押圧面PPに突き当てながら搭載する。
以上のように第一の実施例によれば、故障が発生して回路基板アセンブリを交換する作業では、ヒートシンク11と熱伝導体13の間を作業者による調整作業が容易になり、密着状態が安定して、冷却効率が安定する。また、取付ネジ17は筐体の手前に有るため、筐体内に落としたり、取付ネジ17に触れる際に他の部品を外す必要も無い。
第一の実施例では、固定手段の一部として熱伝導体13の前後側面を利用しているが、固定手段は、熱伝導体とは別体の回路基板アセンブリ14と共に移動可能な移動部材であってもよい。
(構成の説明)
図8に示すように、本実施例は、第一の実施例の変形例の移動部材MVMに代えてスライダーアセンブリSDA(押圧固定部材21、移動部材22、シャフト23、ピン24、ワッシャ25)とし、押圧固定部材15Aとブラケット16Aに代えて前側ブラケットを無くし後側ブラケット16Bのみを回路基板アセンブリ14の後側に設けた構成とした以外、該変形例と同一である。また、ヒートシンク11に固着された後側ブラケット16Bは、押圧固定部材の固定部分の位置が熱伝導体シート13Aおよび回路基板アセンブリ14の分のヒートシンク11からの高さを増加したものとして構成されている。スライダーアセンブリSDAの各部材要素は板金加工により製造できる。
図9に示すように、熱伝導体13Aとヒートシンク11を密着させるには、作業者は回路基板アセンブリ14を筐体12へ搭載後、前面側からシャフト23のすり割りSLTを時計方向に回転させる。シャフト23にはネジ加工THDを施しているため、シャフトが矢印A方向(Z方向)へ移動する。矢印A方向に移動することにより、スライダーアセンブリSDAの押圧固定部材21、他端側のピン24およびワッシャ25によって、スライダーアセンブリSDAの移動部材22が締めこまれる。押圧固定部材21と移動部材22は45度の角度θのテーパ側面13Tを有しているため、移動部材22は矢印B方向(Y方向)へ移動し、接触している回路基板アセンブリ14が押圧され、熱伝導体13Aをヒートシンク11へ押し付ける。
以上のように第二の実施例によれば、熱伝導体13Aを薄くでき、回路基板アセンブリ14とヒートシンク11の距離を短くできるため、熱が速くヒートシンク11へ伝わるため、冷却効率を上げることが期待できる。
(構成の説明)
図10に示すように、本実施例は、第二の実施例のスライダーアセンブリSDAに代えて、これを新たなスライダーアセンブリSDA(押圧固定部材31、移動部材33、シャフト23、ピン24、押圧可動部32)とした以外、第二の実施例と同一である。また、ヒートシンク11に固着された後側ブラケット16Bは熱伝導体シート13Aおよび回路基板アセンブリ14の分のヒートシンク11からの高さを増加したものとして構成されている。
図11に示すように、熱伝導体13Aとヒートシンク11を密着させるには、回路基板アセンブリ14を筐体12へ搭載後、シャフト23のすり割りSLTを時計方向に回転させる。シャフト23にはネジ加工THDを施しているため、シャフトが矢印C方向へ移動し、ピン24によって、押圧可動部32も矢印C方向へ移動する。スライダーアセンブリSDAの押圧固定部材31と押圧可動部32によって、移動部材33は締めこまれる。押圧固定部材31と移動部材33とは45度の角度θのテーパ側面13Tを有して接触し、押圧可動部32と移動部材33とはそれぞれテーパ側面13Tと押圧面PPにて接触しているため、移動部材33は矢印D方向へ移動し、接触している回路基板アセンブリ14が押圧され、熱伝導体13Aをヒートシンク11へ押し付ける。
以上のように第三の実施例によれば、押圧固定部材31と移動部材33は45度の角度θのテーパ側面13Tを有して接触し、押圧可動部32と移動部材33はそれぞれテーパ側面13Tと押圧面PPにて接触しているため、前後に挟まれた移動部材33への接触面積が等しくなり、シャフト23によって締めこまれると、移動部材33はスムーズに可動することが出来る。
11…ヒートシンク
12…筐体
13…熱伝導体
13S…接触面
13Tテーパ側面
14…回路基板アセンブリ
FXM…固定手段
PFX…押圧固定部材
PP…押圧面
MVM…移動部材
Claims (6)
- 筐体内に固定されたヒートシンクと、
回路基板アセンブリに設けられかつ前記ヒートシンクの内面に接触する熱伝導体と、
前記筐体内にて前記回路基板アセンブリを、前記熱伝導体を介在させて前記ヒートシンクに固定する固定手段と、を有する電子機器であって、
前記固定手段は、
前記熱伝導体の前記ヒートシンクとの接触面に向かって傾斜するテーパ側面を有しかつ前記接触面の法線方向に前記回路基板アセンブリと共に移動可能な移動部材と、
前記移動部材の前記テーパ側面に接触する押圧面を有しかつ前記接触面の法線方向と直交する方向において前記押圧面を介して前記移動部材のテーパ側面に圧力を印加して前記熱伝導体の前記接触面を前記ヒートシンクに押圧固定する押圧固定部材と、を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記ヒートシンクは前記筐体の外部へ突出した突出部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記固定手段は、前記テーパ側面と前記テーパ側面に接触する前記押圧面との一対を備え、前記テーパ側面および前記押圧面は、それぞれ前記テーパ側面および前記押圧面の前記一対の中間点に対して対称に形成され、配置されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記テーパ側面および前記押圧面は、それぞれ前記熱伝導体の前記接触面に対して45度の角度で傾斜している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電子機器。 - 前記移動部材は前記回路基板アセンブリと前記ヒートシンクとの間に配置された前記熱伝導体自体である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の電子機器。 - 前記移動部材は、前記回路基板アセンブリの前記ヒートシンクに対向する側の反対側の前記回路基板アセンブリの面を押圧するスライダーアセンブリである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の電子機器。
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JP2020129604A JP2020129604A (ja) | 2020-08-27 |
JP7367308B2 true JP7367308B2 (ja) | 2023-10-24 |
Family
ID=72175373
Family Applications (1)
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JP2019021521A Active JP7367308B2 (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 電子機器 |
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JP (1) | JP7367308B2 (ja) |
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JP2017199756A (ja) | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 日本電気株式会社 | 冷却部材、冷却装置、電子機器および冷却部材の形成方法 |
JP2018117100A (ja) | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 沖電気工業株式会社 | 電子機器の筐体 |
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- 2019-02-08 JP JP2019021521A patent/JP7367308B2/ja active Active
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