JP7365850B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1は、インクジェット記録装置を開示する。インクジェット記録装置は、カードの表面及び側面に同時に画像を形成する。表面記録用ヘッドのインク吐出方向は、カード表面に対して略直角になる。側面記録用ヘッドのインク吐出方向は、表面記録用ヘッドのインク吐出方向よりカード側面に対してより直角に近い角度となる。表面記録用ヘッド及び側面記録用ヘッドは、プラテン上でカードの送り方向と略直角方向にスキャンしながらインクを吐出する。
特許文献2は、板状建材の塗装方法を開示する。塗装方法では、塗装ユニットを用いてインクジェット塗装が行われる。塗装ユニットでは、カラーインクヘッド、クリアインクヘッド、紫外線ライトが順に並べて配置される。塗装方法では、板状建材の表面に着弾したカラーインクの上にクリアインクが吐出される。クリアインクは、カラーインクを覆う。その後、紫外線ライトが照射され、クリアインクが硬化する。塗装ユニットは、板状建材の下方に配置される。塗装ユニットは、板状建材の下面を下方より、カラーインクヘッド及びクリアインクヘッドによるインクジェット塗装及び紫外線ライトによる紫外線照射を順次行う。
特開2004-136459号公報 特許第5156363号公報
インクジェット記録装置は、各種の記録媒体に柄を高品質に記録することができる。発明者は、次の第一面及び第二面にそれぞれ柄が記録された記録媒体をインクジェット記録装置で効率的に生産することができる技術を検討した。第一面及び第二面は、互いに出会い角部を形成する。例えば、記録媒体が直方体形状を有し、第一面がこのような記録媒体の表面又は裏面である場合、第二面は、記録媒体の4つある外周面のうちの何れかである。
本発明は、記録媒体で角部を形成する第一面及び第二面に柄を記録することができるインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、記録媒体を支持する載置台と、前記記録媒体の第一面と、前記第一面と出会い角部を形成する前記記録媒体の第二面と、に第一方向の第一側から第二側に向けてインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記第一方向に直交する第二方向に沿った回転軸心を中心として前記載置台を回転させ、前記載置台を、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第一面が、前記第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の両方向に直交する第三方向と、に沿った面となる第一状態と、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第二面が、前記第二方向と、前記第三方向と、に沿った面となる第二状態と、する回転機構と、を備え、前記インクジェットヘッドは、前記載置台が前記第一状態である場合、前記第一面にインクを吐出し、前記載置台が前記第二状態である場合、前記第二面にインクを吐出し、前記回転機構は、前記載置台が前記第一状態である場合に前記第三方向の一方側となり、且つ前記載置台が前記第二状態である場合に前記第一方向の第一側となる前記載置台の端部に前記回転軸心を有する、インクジェット記録装置である。
このインクジェット記録装置によれば、記録媒体を載置台に支持したまま、柄を記録する記録媒体の面を、第一面から第二面とし又は第二面から第一面とすることができる。第一面への柄の記録時及び第二面への柄の記録時の何れであっても、インクの吐出方向を第一方向の第一側から第二側とすることができる。載置台が回転に伴い移動する第三方向の範囲を小さくすることができる。インクジェット記録装置を小型化することができる。
本発明の他の側面は、載置台で記録媒体を支持し、前記記録媒体の第一面と、前記第一面と出会い角部を形成する前記記録媒体の第二面と、に第一方向の第一側から第二側に向けてインクジェットヘッドからインクを吐出する記録工程と、前記第一方向に直交する第二方向に沿った回転軸心を中心として前記載置台を回転させ、前記載置台を、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第一面が、前記第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の両方向に直交する第三方向と、に沿った面となる第一状態と、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第二面が、前記第二方向と、前記第三方向と、に沿った面となる第二状態と、する回転工程と、を含み、前記記録工程では、前記載置台が前記第一状態である場合、前記インクジェットヘッドから前記第一面にインクを吐出し、前記載置台が前記第二状態である場合、前記インクジェットヘッドから前記第二面にインクを吐出し、前記回転工程では、前記載置台が前記第一状態である場合に前記第三方向の一方側となり、且つ前記載置台が前記第二状態である場合に前記第一方向の第一側となる前記載置台の端部に設けられた前記回転軸心を中心として前記載置台を回転させる、インクジェット記録方法である。
このインクジェット記録方法によれば、記録媒体を載置台に支持したまま、柄を記録する記録媒体の面を、第一面から第二面とし又は第二面から第一面とすることができる。第一面への柄の記録時及び第二面への柄の記録時の何れであっても、インクの吐出方向を第一方向の第一側から第二側とすることができる。載置台が回転に伴い移動する第三方向の範囲を小さくすることができる。
本発明によれば、記録媒体で角部を形成する第一面及び第二面に柄を記録することができるインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法を得ることができる。
インクジェット記録装置の概略構成の一例を示す斜視図である。載置台が第一状態である場合を示す。 インクジェット記録装置の概略構成の一例を示す斜視図である。載置台が第二状態である場合を示す。 載置台が第一状態である場合における第一距離と載置台が第二状態である場合における第二距離との関係を示す図である。第三方向の第六側から見た載置台、インクジェットヘッド、キャリッジ、回転機構の回転軸及び記録媒体を示す。インクジェットヘッド及びキャリッジは、切断面を示す。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。本発明は、他の構成を含むようにしてもよい。図面は、所定の構成を模式的に示したものである。ハッチングは、切断面を示す。
<インクジェット記録装置>
インクジェット記録装置10について、図1~3を参照して説明する。実施形態では、インクジェット記録装置10を特定するための方向を、第一方向、第二方向及び第三方向という。第二方向は、第一方向に直交する。第三方向は、第一方向及び第二方向の両方向に直交する。第一方向を鉛直方向とする。この場合、第二方向及び第三方向は、水平方向となる。第一方向の一方側を「第一側」といい、第一方向の他方側を「第二側」という。第一方向の第一側を鉛直方向の上側とし、第一方向の第二側を鉛直方向の下側とする。第二方向の一方側を「第三側」といい、第二方向の他方側を「第四側」という。第三方向の一方側を「第五側」といい、第三方向の他方側を「第六側」という。
インクジェット記録装置10は、記録媒体70に柄を記録する(図1,2参照)。記録媒体70としては、建築用資材が例示される。建築用資材としては、建物の内装材及び外装材が例示される。記録媒体70は、2つの面が出会って形成される角部73を有する。実施形態では、記録媒体70は、直方体形状を有する平板とする。柄が記録される記録媒体70の面を「第一面71」及び「第二面72」という。第二面72は、第一面71と出会い角部73を形成する。例えば、第一面71は、記録媒体70の表面であり、第二面72は、記録媒体70の4つある外周面のうちの何れかである。角部73は、先端が尖った形状であってもよく(図1,2参照)、又は先端が尖っていない形状であってもよい。先端が尖っていない形状の角部73としては、面取りされた角部が例示される。面取りとしては、C面取り又はR面取りが例示される。
インクジェット記録装置10は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のインクを用いて柄を記録する。但し、柄の記録には、これら各色のインクとは異なる色のインクを用いてもよい。インク色数は、3色以下又は5色以上としてもよい。図1で第一面71の一部に示す模様、図2で第一面71の全面及び第二面72の一部に示す模様、及び図3に示す第二状態で第一面71の全面に示す模様は、記録済みの柄に対応する。
インクジェット記録装置10は、載置台20と、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kと、キャリッジ35と、走査機構40と、搬送機構50と、回転機構60とを備える(図1,2参照)。載置台20は、記録媒体70を支持する。載置台20は、回転機構60によって第一状態又は第二状態とされる。第一状態では、載置台20に支持された記録媒体70の第一面71は、第二方向及び第三方向に沿った面となる(図1参照)。第二状態では、載置台20に支持された記録媒体70の第二面72は、第二方向及び第三方向に沿った面となる(図2参照)。
載置台20は、ピン21,22,23,24を備える(図1,2参照)。ピン21,22,23,24は、外周で記録媒体70の外周に接する。載置台20が第一状態又は第二状態である場合、ピン21,22は、記録媒体70の第二方向の位置を規制する(図1,2参照)。載置台20が第一状態である場合、ピン23,24は、記録媒体70の第三方向の第六側の位置を規制する(図1参照)。載置台20が第二状態である場合、ピン23,24は、記録媒体70の第一方向の第二側の位置を規制する(図2参照)。この場合、ピン23,24は、記録媒体70の落下を防止する。
インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、第一面71及び第二面72に第一方向の第一側から第二側に向けてインクを吐出する。インクジェットヘッド30Yは、イエローインクを吐出し、イエローインクによって第一面71及び第二面72に柄を記録する。インクジェットヘッド30Mは、マゼンタインクを吐出し、マゼンタインクによって第一面71及び第二面72に柄を記録する。インクジェットヘッド30Cは、シアンインクを吐出し、シアンインクによって第一面71及び第二面72に柄を記録する。インクジェットヘッド30Kは、ブラックインクを吐出し、ブラックインクによって第一面71及び第二面72に柄を記録する。
インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、同様の構成を有する。インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、複数のノズルを有する。但し、図1~3では、ノズルの図示は、省略されている。ノズルは、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの第一方向の第二側の面に設けられる。実施形態では、ノズルが設けられるインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの第一方向の第二側の面を「吐出面31」という。インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kで吐出面31の第一方向の位置は、全て同じとなる(図3参照)。複数のノズルは、第三方向に配列される。インクジェット記録装置10は、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kとして、公知のインクジェットヘッドを採用することができる。従って、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kに関するこの他の説明は、省略する。
キャリッジ35には、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kが搭載される。キャリッジ35上で、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、第二方向に隣り合う。第二方向におけるインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの配列順序は、図1,2とは異なる順序としてもよい。これらの配列順序は、諸条件を考慮して適宜決定される。
走査機構40は、キャリッジ35を第二方向に往復移動させる。走査機構40は、2個のプーリ41,42と、タイミングベルト43と、第一モータ44とを備える(図1,2参照)。プーリ41は、第二方向の第三側に設けられる。プーリ42は、第二方向の第四側に設けられる。プーリ42は、回転自在に支持される。タイミングベルト43は、張力が作用した状態で、プーリ41,42に架け渡される。タイミングベルト43には、キャリッジ35がステー36を介して取り付けられる。第一モータ44は、プーリ41に連結される。第一モータ44としては、例えば、エンコーダ付きのサーボモータが採用される。第一モータ44は、プーリ41を回転させる。図1でプーリ41の外周に示す右回りの矢印は、プーリ41が右回転していることを示す。図2でプーリ41の外周に示す左回りの矢印は、プーリ41が左回転していることを示す。
但し、上述のような走査機構40は、例示である。走査機構40は、プーリ41,42、タイミングベルト43及び第一モータ44とは異なる機構であってもよい。例えば、走査機構40は、リニアモータであってもよい。この場合、リニアモータの固定子は、プーリ41,42とタイミングベルト43との組み合わせと同様、第二方向に設けられる。リニアモータの可動子には、キャリッジ35が所定のステーを介して取り付けられる。
搬送機構50は、第三方向に載置台20とインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kとを相対移動する。搬送機構50は、移動機51と、ガイド55とを備える(図1,2参照)。実施形態では、搬送機構50は、移動機51としてリニアモータを採用し、ガイド55としてリニアガイドを採用する。但し、このような搬送機構50は、例示である。例えば、移動機51は、リニアモータとは異なる直動機構としてもよい。リニアモータとは異なる直動機構としては、ボールねじとモータとの組み合わせが例示される。
搬送機構50は、インクジェット記録装置10の架台15に設けられる。即ち、移動機51は、架台15の第一台座16上に設けられ、ガイド55は、架台15の第二台座17上に設けられる。第一台座16は、第二方向の第三側に設けられる架台15の部分である。第二台座17は、第二方向の第四側に設けられる架台15の部分である。第一台座16及び第二台座17は、第三方向に沿って設けられる。第二台座17は、第一台座16と所定の距離離間して第二方向に隣り合う。従って、ガイド55は、移動機51と第二方向に並んで設けられる。第一台座16と第二台座17との間には、載置台20が設けられる。
移動機51は、固定子52と、可動子53とを備える。固定子52は、第一台座16の第一方向の第一側に第三方向に沿って設けられる。可動子53は、固定子52との間で可動子53に作用する推進力によって固定子52上を第三方向に往復移動する。ガイド55は、ガイドレール56と、ブロック57とを備える。ガイドレール56は、第二台座17の第一方向の第一側に第三方向に沿って設けられる。ブロック57は、ブロック57に作用する第三方向の外力に従ってガイドレール56上を第三方向に往復移動する。リニアモータ及びリニアガイドは、公知の機械部品である。そのため、移動機51及びガイド55に関するこの他の説明は、省略する。
実施形態では、搬送機構50は、走査機構40の第二方向の第三側を支持し、走査機構40の第二方向の第四側を支持する。そのため、搬送機構50は、可動子53の第一方向の第一側に第一部品54を備え、ブロック57の第一方向の第一側に第二部品58を備える。第一部品54は、プーリ41の回転軸を回転自在に支持する。第一部品54には、第一モータ44が設けられる。第二部品58は、プーリ42の回転軸を回転自在に支持する。移動機51は、可動子53の第三方向への移動に伴い走査機構40を第三方向に移動させる。ガイド55は、この走査機構40の第三方向への移動をガイドする。搬送機構50は、走査機構40を第三方向に移動することで、タイミングベルト43に取り付けられたキャリッジ35と共にインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kを第三方向に移動する。即ち、搬送機構50による走査機構40の第三方向への移動は、搬送機構50によるインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの第三方向への移動を含む。
回転機構60は、第二方向に沿った回転軸心Lを中心として載置台20を回転させる(図1~3参照)。図1~3では、回転軸心Lを一点鎖線で示す。回転機構60は、載置台20を第一状態とし、載置台20を第二状態とする。回転機構60は、載置台20が第一状態である場合に第三方向の第五側となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第一方向の第一側となる載置台20の端部に回転軸心Lを有する(図1,2参照)。実施形態では、更に、回転軸心Lは、載置台20が第一状態である場合に載置台20の第一方向の中心となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第三方向の中心となる載置台20の端部に設けられる。(図1,2及び図3の「第一状態」参照)。但し、回転軸心Lの位置は、記録媒体70の厚さを考慮して設定してもよい。
回転機構60は、第一距離D1と第二距離D2とが等しくなる位置に回転軸心Lを有するとよい(図3参照)。第一距離D1は、載置台20が第一状態である場合における、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの吐出面31と第一面71との間の第一方向の距離である。第二距離D2は、載置台20が第二状態である場合における、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kの吐出面31と第二面72との間の第一方向の距離である。載置台20を第一状態から第二状態とした場合又は載置台20を第二状態から第一状態とした場合、キャリッジ35(インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30K)の第一方向の位置を調整することなく、第一面71の柄と第二面72の柄とを同じ記録品質とすることができる。但し、インクジェット記録装置10には、キャリッジ35の第一方向の位置を調整する調整機構を設けてもよい。
回転機構60は、回転軸61と、第二モータ62とを備える(図1,2参照)。回転軸61は、回転軸心Lを軸心とする。回転軸61は、載置台20に設けられる。回転軸61の第二方向の第三側の端部は、第一台座16に回転自在に支持され、回転軸61の第二方向の第四側の端部は、第二台座17に回転自在に支持される。第二モータ62は、回転軸61に連結される。第二モータ62は、回転軸61を回転させる。これに伴い、載置台20は、回転軸61と同じ方向に同じ量だけ回転する。実施形態では、第二モータ62は、第二台座17に設けられ、回転軸61の第二方向の第四側の端部に連結される。但し、第二モータ62は、第一台座16に設けてもよい。この場合、第二モータ62は、回転軸61の第二方向の第三側の端部に連結される。
第二モータ62は、載置台20を第一状態から第二状態とする場合(図1,2参照)、回転軸61を次の方向に1/4周回転させる。前述の方向は、図1で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向である。第二モータ62は、載置台20を第二状態から第一状態とする場合(図2,1参照)、回転軸61を次の方向に1/4周回転させる。前述の方向は、図2で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向である。
インクジェット記録装置10は、インクジェット記録方法を実行する。インクジェット記録方法は、記録工程と、回転工程とを含む。インクジェット記録方法では、第一面71又は第二面72への柄の記録は、次のように行われる。記録媒体70が載置台20にセットされる。載置台20上で記録媒体70の外周は、ピン21,22,23,24の外周に接する。第一面71に柄を記録する場合、回転機構60は、載置台20を第一状態とする(回転工程)。第二面72に柄を記録する場合、回転機構60は、載置台20を第二状態とする(回転工程)。搬送機構50は、走査機構40を第三方向の次の位置に移動する。前述の位置は、柄の記録開始位置として第一状態又は第二状態の載置台20に対して予め設定された第三方向の位置である。
走査機構40では、第一モータ44が時計回り及び反時計回りに往復して回転する。第一モータ44の回転に伴い、プーリ41が左右両側に往復して回転する。プーリ41が左回転すると、タイミングベルト43も左回転する。プーリ42は、左回転するタイミングベルト43に従動して回転する。これに伴い、キャリッジ35は、第二方向の第四側から第三側に移動する。キャリッジ35が第二方向の第三側の移動端に到達すると、第一モータ44の回転方向は反転し、プーリ41は、右回転する。プーリ41が右回転すると、タイミングベルト43も右回転する。プーリ42は、右回転するタイミングベルト43に従動して回転する。これに伴い、キャリッジ35は、第二方向の第三側から第四側に移動する。キャリッジ35が第二方向の第四側の移動端に到達すると、第一モータ44の回転方向は再度反転し、プーリ41は、再度左回転する。
搬送機構50は、キャリッジ35の第二方向の第四側から第三側への移動と、キャリッジ35の第二方向の第三側から第四側への移動とに対応させて走査機構40を第三方向に移動する。即ち、搬送機構50による走査機構40の移動は、キャリッジ35の第二方向の第側の移動端への到達と、キャリッジ35の第二方向の第側の移動端への到達とに応じて間欠的に行われる。搬送機構50による走査機構40の移動は、例えば、第三方向の第五側から第六側に行われる。但し、この移動は、例えば、第三方向の第六側から第五側に行われてもよい。この他、搬送機構50による走査機構40の移動は、載置台20が第一状態である場合と、載置台20が第二状態である場合とで逆向きとしてもよい。例えば、搬送機構50は、載置台20が第一状態である場合、走査機構40を第三方向の第五側から第六側に移動し、載置台20が第二状態である場合、走査機構40を第三方向の第六側から第五側に移動する。
インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、上述したキャリッジ35の第二方向への移動中、次のように動作する。即ち、載置台20が第一状態である場合、インクジェットヘッド30Yは、第一面71にイエローインクを吐出し、インクジェットヘッド30Mは、第一面71にマゼンタインクを吐出し、インクジェットヘッド30Cは、第一面71にシアンインクを吐出し、インクジェットヘッド30Kは、第一面71にブラックインクを吐出する(記録工程)。各色のインクは、第一面71に着弾する。これに伴い、第一面71に柄が記録される。載置台20が第二状態である場合、インクジェットヘッド30Yは、第二面72にイエローインクを吐出し、インクジェットヘッド30Mは、第二面72にマゼンタインクを吐出し、インクジェットヘッド30Cは、第二面72にシアンインクを吐出し、インクジェットヘッド30Kは、第二面72にブラックインクを吐出する(記録工程)。各色のインクは、第二面72に着弾する。これに伴い、第二面72に柄が記録される。
走査機構40及び搬送機構50は、第一面71又は第二面72への柄の記録が終了するまで動作する。従って、走査機構40によるキャリッジ35の第二方向への往復移動及び搬送機構50による走査機構40の第三方向への移動は、第一面71又は第二面72への柄の記録が終了するまで繰り返される。例えば、キャリッジ35を第二方向の第四側から第三側に1回移動させることで、第二面72の全面に柄を記録することができるとする。この場合、第二面72への柄の記録は、この1回の移動によって終了する。第二面72への柄の記録中、搬送機構50による走査機構40の移動は、実施されない。
インクジェット記録装置10では、例えば、記録媒体70は、第一状態の載置台20にセットされる。この場合、回転機構60は、載置台20が第二状態であれば、載置台20を第一状態とする(回転工程)。続けて、インクジェット記録装置10は、第一面71に柄を記録する(記録工程)。次に、回転機構60は、載置台20を第二状態とする(回転工程)。その後、インクジェット記録装置10は、第二面72に柄を記録する(記録工程)。第二面72への柄の記録後、回転機構60は、載置台20を第一状態としてもよい(回転工程)。載置台20を第一状態として、記録媒体70を載置台20にセットし、記録媒体70を載置台20から取り出すことで、前述の各作業を円滑に行うことができる。
記録工程での柄の記録は、第一面71、第二面72の順で行われてもよく、又は第二面72、第一面71の順で行われてもよい。回転工程では、上述した通り、第一面71及び第二面72への柄の記録順に対応させ、第一面71に柄が記録される場合、載置台20が第一状態とされ、第二面72に柄が記録される場合、載置台20が第二状態とされる。
<実施形態の効果>
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)インクジェット記録装置10は、載置台20と、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kと、回転機構60とを備え、インクジェット記録方法を実行する(図1,2参照)。載置台20は、記録媒体70を支持する。インクジェットヘッド30Yは、第一面71及び第二面72に第一方向の第一側から第二側に向けてイエローインクを吐出し、インクジェットヘッド30Mは、第一面71及び第二面72に第一方向の第一側から第二側に向けてマゼンタインクを吐出し、インクジェットヘッド30Cは、第一面71及び第二面72に第一方向の第一側から第二側に向けてシアンインクを吐出し、インクジェットヘッド30Kは、第一面71及び第二面72に第一方向の第一側から第二側に向けてブラックインクを吐出する(記録工程)。第二面72は、第一面71と出会い角部73を形成する。
回転機構60は、第二方向に沿った回転軸心Lを中心として載置台20を回転させる(回転工程 図1~3参照)。回転機構60は、載置台20を第一状態とする(図1及び図3の「第一状態」参照)。載置台20が第一状態である場合、載置台20に支持された記録媒体70の第一面71は、第二方向及び第三方向に沿った面となる。回転機構60は、載置台20を第二状態とする(図2及び図3の「第二状態」参照)。載置台20が第二状態である場合、載置台20に支持された記録媒体70の第二面72は、第二方向及び第三方向に沿った面となる。
インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、載置台20が第一状態である場合、第一面71に上述した色のインクをそれぞれ吐出する(記録工程 図1参照)。インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kは、載置台20が第二状態である場合、第二面72に上述した色のインクをそれぞれ吐出する(記録工程 図2参照)。
そのため、記録媒体70を載置台20に支持したまま、柄を記録する記録媒体70の面を、第一面71から第二面72とし又は第二面72から第一面71とすることができる。第一面71への柄の記録時及び第二面72への柄の記録時の何れであっても、インクの吐出方向を第一方向の第一側から第二側とすることができる。実施形態では、第一方向の第一側から第二側は、鉛直方向の上側から下側である。従って、第一面71に柄を記録する場合、インクを第一面71の所望の位置に着弾させることが容易となる。第二面72に柄を記録する場合、インクを第二面72の所望の位置に着弾させることが容易となる。
(2)回転機構60は、載置台20が第一状態である場合に第三方向の第五側となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第一方向の第一側となる載置台20の端部に回転軸心Lを有する(図1,2参照)。そのため、載置台20が回転に伴い移動する第三方向の範囲を小さくすることができる。インクジェット記録装置10を小型化することができる。
<変形例>
実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下では、上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は、適宜省略する。
(1)回転機構60は、第二モータ62を備える(図1,2参照)。第二モータ62は、回転軸心Lを中心として載置台20を回転させる。第二モータ62は、省略してもよい。この場合、例えば、回転機構には、手動操作用のハンドルを設けてもよい。ハンドルは、回転軸61に連結される。作業者は、載置台20を第一状態から第二状態とし又は第二状態から第一状態とする場合、ハンドルを前述の状態変更に対応する方向に回転させる。これに伴い、回転軸61と共に載置台20がハンドルの回転方向に対応する方向に回転し、載置台20を、上記同様、第一状態又は第二状態とすることができる(回転工程)。
回転機構には、第一固定機構を設けてもよい。第一固定機構は、載置台20を第一状態へと回転させた後、載置台20の位置を固定する。第一固定機構は、載置台20を第二状態へと回転させた後、載置台20の位置を固定してもよい。例えば、第一固定機構は、第一状態の載置台20の第一方向の第二側の面に接し、載置台20の次の方向への回転を規制する。前述の方向は、図1で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向である。第一固定機構は、第二状態の載置台20の第三方向の第六側の面に接し、載置台20の次の方向への回転を規制する。前述の方向は、図2で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向である。第二状態の載置台20の第三方向の第六側の面は、記録媒体70が設けられる載置台20の面である。但し、第一固定機構は、これとは異なる構成であってもよい。例えば、第一固定機構は、ハンドルの回転を規制してもよい。
この他、回転機構には、第二固定機構を設けてもよい。第二固定機構は、第二状態の載置台20の第三方向の第五側の面に接する。第二状態の載置台20の第三方向の第五側の面は、上述した第二状態の載置台20の第三方向の第六側の面とは反対側の面である。第二固定機構は、載置台20が次の位置から更に図1で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向に回転することを規制する。前述の位置は、第二状態の載置台20が配置される位置である。
(2)回転機構60は、載置台20が第一状態である場合に第三方向の第五側となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第一方向の第一側となる載置台20の端部に回転軸心Lを有する(図1,2参照)。回転機構は、前述とは異なる載置台20の部分に回転軸心Lを有してもよい。例えば、回転機構は、載置台20が第一状態である場合に第三方向の第六側となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第一方向の第一側となる載置台20の端部に回転軸心Lを有してもよい。この場合、載置台20を第一状態から第二状態とする場合、載置台20の回転方向は、図1で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向とは反対とするとよく、載置台20を第二状態から第一状態とする場合、載置台20の回転方向は、図2で回転軸心Lの外周に示す矢印の方向とは反対にするとよい。この他、例えば、回転機構は、載置台20が第一状態である場合に第三方向の中心となり、且つ載置台20が第二状態である場合に第一方向の中心となる載置台20の部分に回転軸心Lを有してもよい。但し、回転機構は、上記同様、第一距離D1と第二距離D2とが等しくなる位置に回転軸心Lを有するとよい。
(3)載置台20は、ピン21,22,23,24を備える(図1,2参照)。ピン21,22は、記録媒体70の第二方向の位置を規制する。載置台20が第一状態である場合、ピン23,24は、記録媒体70の第三方向の第六側の位置を規制する(図1参照)。載置台20が第二状態である場合、ピン23,24は、記録媒体70の第一方向の第二側の位置を規制する(図2参照)。ピン21,22,23,24は、省略してもよい。記録媒体70は、締結具によって載置台20に固定してもよい。締結具としては、ベルトが例示される。例えば、締結具は、載置台20を第二状態とする回転機構60の動作前に記録媒体70に締め付けられ、載置台20上で記録媒体70を固定する。
締結具としてベルトが用いられる場合、インクジェット記録方法は、例えば、次のように行われる。即ち、記録媒体70は、第一状態の載置台20上の所定の位置に載せ置かれ、ベルトによって載置台20上に締め付けられる。ベルトは、例えば、第一面71上に掛けられる。続けて、載置台20が第二状態とされ、第二面72に柄が記録される。次に、載置台20が第一状態とされ、ベルトが取り外される。その後、第一面71に柄が記録される。
図1,2のインクジェット記録装置10でも、ベルトのような締結具を採用し、載置台20を第二状態とする回転機構60の動作前に締結具によって記録媒体70を載置台20に固定してもよい。この他、載置台20では、ピン21,22,23,24の位置は、変更できてもよい。サイズの異なる複数種の記録媒体70に適宜対応することができる。
(4)搬送機構50は、載置台20に対してインクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kを第三方向に移動する(図1,2参照)。搬送機構は、インクジェットヘッド30Y,30M,30C,30Kに対して載置台20を第三方向に移動してもよい。この場合、搬送機構は、回転機構60も第三方向に移動する。例えば、搬送機構は、可動子53の第一方向の第一側に第三部品を備え、ブロック57の第一方向の第一側に第四部品を備える。第三部品は、回転軸61の第二方向の第三側の端部を回転自在に支持する。第四部品は、回転軸61の第二方向の第四側の端部を回転自在に支持する。第四部品には、第二モータ62が設けられる。搬送機構による第一状態又は第二状態の載置台20及び回転機構60の移動は、キャリッジ35の第二方向の第側の移動端への到達と、キャリッジ35の第二方向の第側の移動端への到達とに応じて間欠的に行われる。
(5)インクジェット記録装置を、走査機構40を備えるシリアル型のインクジェット記録装置10とした(図1,2参照)。インクジェット記録装置としては、インクジェット記録装置10とは異なるタイプの装置が実用化されている。この異なるタイプのインクジェット記録装置は、ライン型と称されるインクジェットヘッドを備える。回転機構60は、ライン型のインクジェットヘッドを備えるインクジェット記録装置に採用することもできる。このインクジェット記録装置は、柄の記録に用いる色数分のインクジェットヘッドを備える。ライン型のインクジェットヘッドでは、複数のノズルは、第二方向に配列される。各色のインクジェットヘッドは、キャリッジに第三方向に並んで搭載される。走査機構40は、省略される。搬送機構50は、キャリッジの第二方向の第三側を可動子53で支持し、キャリッジの第二方向の第四側をブロック57で支持する。搬送機構50は、柄の記録時、キャリッジを第三方向に連続的に移動する。換言すれば、搬送機構50は、柄の記録時、各色のライン型のインクジェットヘッドを第三方向に連続的に移動する。ライン型のインクジェットヘッド及びこれを備えるインクジェット記録装置は、既に実用化された公知の構成である。従って、これらに関するこの他の説明は、省略する。
(6)第二方向の第三側及び第四側は、上述した実施形態とは反対であってもよい。即ち、第二方向の第三側として設定した第二方向の一方側は、第二方向の第四側であってもよく、第二方向の第四側として設定した第二方向の他方側は、第二方向の第三側であってもよい。第三方向の第五側及び第六側は、上述した実施形態とは反対であってもよい。即ち、第三方向の第五側として設定した第三方向の一方側は、第三方向の第六側であってもよく、第三方向の第六側として設定した第三方向の他方側は、第三方向の第五側であってもよい。
10 インクジェット記録装置、 15 架台、 16 第一台座、 17 第二台座
20 載置台、 21,22,23,24 ピン
30Y,30M,30C,30K インクジェットヘッド、 31 吐出面
35 キャリッジ、 36 ステー、 40 走査機構、 41,42 プーリ
43 タイミングベルト、 44 第一モータ、 50 搬送機構、 51 移動機
52 固定子、 53 可動子、 54 第一部品、 55 ガイド
56 ガイドレール、 57 ブロック、58 第二部品、 60 回転機構
61 回転軸、 62 第二モータ、 70 記録媒体、 71 第一面
72 第二面、 73 角部、 D1 第一距離、 D2 第二距離、 L 回転軸心

Claims (2)

  1. 記録媒体を支持する載置台と、
    前記記録媒体の第一面と、前記第一面と出会い角部を形成する前記記録媒体の第二面と、に第一方向の第一側から第二側に向けてインクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記第一方向に直交する第二方向に沿った回転軸心を中心として前記載置台を回転させ、前記載置台を、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第一面が、前記第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の両方向に直交する第三方向と、に沿った面となる第一状態と、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第二面が、前記第二方向と、前記第三方向と、に沿った面となる第二状態と、する回転機構と、を備え、
    前記インクジェットヘッドは、
    前記載置台が前記第一状態である場合、前記第一面にインクを吐出し、
    前記載置台が前記第二状態である場合、前記第二面にインクを吐出し、
    前記回転機構は、前記載置台が前記第一状態である場合に前記第三方向の一方側となり、且つ前記載置台が前記第二状態である場合に前記第一方向の第一側となる前記載置台の端部に前記回転軸心を有する、インクジェット記録装置。
  2. 載置台で記録媒体を支持し、前記記録媒体の第一面と、前記第一面と出会い角部を形成する前記記録媒体の第二面と、に第一方向の第一側から第二側に向けてインクジェットヘッドからインクを吐出する記録工程と、
    前記第一方向に直交する第二方向に沿った回転軸心を中心として前記載置台を回転させ、前記載置台を、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第一面が、前記第二方向と、前記第一方向及び前記第二方向の両方向に直交する第三方向と、に沿った面となる第一状態と、前記載置台に支持された前記記録媒体の前記第二面が、前記第二方向と、前記第三方向と、に沿った面となる第二状態と、する回転工程と、を含み、
    前記記録工程では、
    前記載置台が前記第一状態である場合、前記インクジェットヘッドから前記第一面にインクを吐出し、
    前記載置台が前記第二状態である場合、前記インクジェットヘッドから前記第二面にインクを吐出し、
    前記回転工程では、前記載置台が前記第一状態である場合に前記第三方向の一方側となり、且つ前記載置台が前記第二状態である場合に前記第一方向の第一側となる前記載置台の端部に設けられた前記回転軸心を中心として前記載置台を回転させる、インクジェット記録方法。
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