JP7364800B2 - 空気除菌装置およびそれを用いた空気調和装置 - Google Patents

空気除菌装置およびそれを用いた空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、空気除菌装置およびそれを用いた空気調和装置に関する。
家やオフィス、工場および商業施設などの屋内、飛行機や鉄道、船舶および車などの輸送手段の車内において、浮遊する塵埃や細菌、ウイルス等の多くは、換気等により外部に自然排出されるが、一部は屋内、車内にとどまり、空調機による空気の循環によって拡散することが懸念される。近年、たびたび発生する新型感染症等への関心の高まりから、屋内、車内に残留する細菌・ウイルス等を従来以上に低減することが強く求められている。
波長が200nm~300nmの深紫外線は、細菌やカビの殺菌、ウイルスの不活化、花粉などのアレルゲンの不活化に効果があることが知られている。
例えば特許文献1には、紫外線を使用して循環する空気中の細菌・ウイルスなどを殺菌(不活化)する技術が開示されている。
特許第6587783号明細書
特許文献1には、細菌・ウイルスなどを不活化する紫外線の光源として、紫外線発光ダイオード(以降、紫外線LEDと略す)を用いることが示されている。紫外線LEDは、比較的寿命が長く安価であるというメリットがある反面、一般的には紫外線LEDから照射される紫外線の強度が低いというデメリットもある。
空気中の細菌・ウイルスなどを効率的に不活化するためには、細菌・ウイルスなどを含む空気を高い紫外線光線密度の空間(不活化空間)に取り入れて、細菌・ウイルスなどに十分な強度の紫外線を照射する必要がある。そのような不活化空間を、紫外線LEDを用いて創成するには、紫外線LEDを複数個実装したり、紫外線LEDから出射された紫外線を反射させて細菌・ウイルスなどに照射する反射鏡を設けるほか、空気の流れに対して紫外線の照射時間を長く確保するなどの工夫も必要になる。
複数の紫外線LEDや反射鏡を配置するスペースを確保するとともに、空気中に含まれる細菌・ウイルスなどに紫外線を照射する時間を長く確保するには、不活化空間を空気の流れ方向に沿って極力長く確保することが一案である。
さらに空気調和装置または空気清浄機に、細菌・ウイルスなどを不活化する紫外線照射装置を組み込むことで、複数の機能を実現できる複合装置を提供できる。その場合、複合装置の小型化を図るべく、空気調和装置または空気清浄機の内部ダクト内の空間を、紫外線照射装置の不活化用空間として利用することもできる。
しかしながら、一般的な空気調和装置または空気清浄機の内部ダクトにおいては、単位時間当たり多量の空気を流す必要があり、その送風抵抗の低減も重要な課題である。一般的な空気調和装置などでは、熱交換器の熱交換性能を向上させつつ送風抵抗を低減するため、空気が流れる断面の断面積を大きく確保している。したがって、空気調和装置などの内部ダクト内を不活化空間として用いた場合、流れる空気に対して十分な量の紫外光を照射するためにダクト長を延長すると、送風抵抗の増大を招くという問題が生じる。
本発明は、従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、送風抵抗の増大を抑制しつつ、循環する空気中の塵埃や細菌・ウイルス等に、効率的に紫外線を照射することができる空気除菌装置ならびにそれを用いた空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明の空気除菌装置の一つは、
内部を空気が通過する枠と、
所定の発散角を持つ紫外光を出射する紫外線光源と、
前記紫外光を反射して、前記枠内を通過する空気に向かって照射する鏡面と、を有し、
前記枠の空気が通過する方向の厚さは、前記枠の内周に接する円の直径よりも小さく、
前記紫外線光源から出射された紫外光が前記鏡面で反射したときに、その反射光は、少なくとも前記枠の厚さ方向において前記発散角よりも小さな発散角または収束角を持ち、
3つ以上の奇数個の前記紫外線光源が、前記枠の内面に埋め込まれ前記枠の周方向に沿って等間隔に配置されており、前記紫外線光源の出射面は、前記枠の内側を向いており、
前記枠の内面が前記鏡面であり、前記鏡面は、凹状の球面または放物面を含み、
前記枠の厚さ方向に平行な断面において、前記紫外線光源から出射された紫外光が、前記枠の中心を挟んで前記紫外線光源に対向する前記鏡面で反射されたのち、平行に進行する、ことにより達成される。
本発明によれば、送風抵抗の増大を抑制しつつ、循環する空気中の塵埃や細菌・ウイルス等に、効率的に紫外線を照射することができる空気除菌装置ならびにそれを用いた空気調和装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の第1の実施形態の空気除菌装置の斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態の空気除菌装置の軸線方向における断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態の空気除菌装置の軸線直交方向における断面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態の空気除菌装置の斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施形態の空気除菌装置の軸線方向における断面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態の空気除菌装置の軸線直交方向における断面図である。 図7は、本発明の第3の実施形態の、空気除菌装置の実装構造を示す図である。 図8は、本発明の第3の実施形態の、空気除菌装置を用いたダクト構成の断面図である。 図9は、本発明の第3の実施形態の、空気除菌装置を用いたダクト構成の部分カットモデルを示す図である。 図10は、本発明の第3の実施形態で用いられているフィンチューブ熱交換器の構成要素を示す図である。 図11は、本発明の第4の実施形態の、空気除菌装置を用いた空気調和装置の構成を示す図である。 図12は、本発明の第5の実施形態の、空気調和装置またはダクトへの空気除菌装置の実装図である。 図13は、本発明の第6の実施形態の空気除菌装置の斜視図である。 図14は、本発明の第6の実施形態の空気除菌装置の軸線方向における断面図である。 図15は、本発明の第6の実施形態の空気除菌装置の軸線直交方向における断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を、図1、図2および図3を用いて説明する。図1は、第1の実施形態にかかる空気除菌装置の斜視図である。また図2および図3は、空気除菌装置の断面構造を示す図である。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
図1に示す様に、本実施形態の空気除菌装置は、円筒状の枠21の内側に紫外線光源20として紫外線LEDを、周方向に沿って複数個実装している。紫外線光源20は、不図示の電源から給電を受けて、枠21の径方向内側を向いた出射面より紫外光を出射可能となっている。枠21の内面は、鏡面部22となっている。鏡面部22は、紫外線光源20が配置された領域を除いて鏡面22aを有する。鏡面22aは、紫外線光源20から出た紫外光を高い反射率で反射できるようになっている。鏡面22aは、紫外線光源20から径方向内側に向けて出射された紫外光を繰り返し反射することによって、枠21の円筒内側に留め、円筒内面の紫外光線密度を高める機能を有する。
空気の流れ7の矢印が示す方向に、空気が流れる。つまり、円筒形の枠21の厚さ方向(すなわち軸方向)に、空気は流れる。
また図1に示す様に、枠21の円筒内周面の直径は、枠21の軸方向厚さよりも大きい。これは、空気調和装置などの空気が流れるダクトには、熱交換器やフィルターなどの構造物があり、かかる構造物との干渉を避けるため、そのダクト内の空いた空間に実装する空気除菌装置は、空気の流れに対して薄い形状のほうが好ましいためである。また、枠21の軸方向厚さを薄くすることで、送風抵抗の増大を抑制できる。
紫外線光源20から出射される紫外線は、200nmから300nm程度の波長を有する特に深紫外線と呼ばれる紫外線であり、細菌やウイルスなどに照射されることで、その形成物質であるタンパク質を破壊する。このため、細菌やウイルス等に200nm~300nm程度の波長の紫外線を当てることで、不活性化が可能となる。
紫外光の波長によって細菌やウイルスなどが不活化するのに必要なエネルギー量は異なるが、200nmから300nm間のいずれかの波長の紫外光であれば、所定量を照射することにより細菌及びウイルスなどを不活化することが可能である。現在、深紫外線を照射するLEDとして、280nmの波長の光を出力する製品が上市されており、とくに本実施形態では、この280nm以下の波長の紫外線LEDを実装することを想定している。
細菌やウイルスなどに一定のエネルギーの紫外光を照射し不活化するには、紫外光線密度と照射時間を確保する必要があるが、流れる空気中でしかも流れ方向に厚さのない照射空間では、照射時間を確保することが困難であり、そのため紫外光線密度を高めることが重要である。
図2は、図1で示す円筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に平行な断面で切った断面図である。この図2に示す様に、紫外線光源20は、枠21の内面側で厚さ方向の中央に複数個埋め込まれるように設置されている。そして枠21の内面は、紫外線光源20を除き鏡面部22であり、鏡面部22は、図2に示す断面で切ったとき、外側に膨らむような凹面の曲面形状の鏡面22aを有している。紫外線光源20である紫外線LEDから出射された紫外光は、一定の角度を有して広がる発散光となっている。この広がり角度(半値角とする)は、たとえば40°から60°であると好ましい。
紫外線光源20から出射された紫外光は、所定の発散角で枠21の厚さ方向外側に広がりながら進行し、その光軸は枠21の軸線と直交しつつ、対向する鏡面(凹面)22aによって厚さ方向内側に向かって(少なくとも枠21の厚さ方向において、紫外線光源20から出射された紫外光の発散角よりも小さな発散角(発散角が0°である場合を含む)または収束角で)反射するため、枠21の外へ漏れる光の量を抑制することができ、枠21の内側における紫外光線密度を高めることができる。
この鏡面(凹面)22aの形状としては、曲率半径を、この枠21の内面の直径と同等とする円弧としても良い。このような球面形状にすると、鏡面(凹面)22aで反射した紫外光は、対向する面の近辺で焦点を結ぶこととなるので、より枠21の外側へ漏れる光の量を抑制できる。
また、この鏡面(凹面)22aの形状としては、枠21の厚さ方向に平行な断面において、紫外線光源20から広がりをもって出射された紫外光が、鏡面(凹面)22aで平行に反射されるような、入射する紫外光の光軸を中心とする放物面、つまりパラボロイド構造としても良い。このような形状にすると、鏡面(凹面)22aで反射した紫外光は、次に対向する鏡面(凹面)22aで反射した際に、対向する面の近辺で焦点を結ぶこととなるので、より枠21の外側へ漏れる光の量を抑制できる。
図3は、図1で示す円筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に垂直な断面で切った断面図である。この図3に示す様に、紫外線光源20は枠21の内面側に、周方向に沿って均等に奇数個配置され、とくに紫外線光源20の対向する面には紫外線光源20を配置していない。仮に、紫外線光源20の対向する面に紫外線光源20を配置した場合、それにより紫外光が吸収され反射率が低下する恐れがある。紫外線光源20を枠21の中心を挟んで鏡面22aに対向させることにより、反射率の低下を抑制できる。このように均等に、かつ対向する面が鏡面になるように、紫外線光源20を3つ以上の奇数個配置することで、たとえ1個の紫外線光源20の光出力強度が低くとも、枠21の内部の紫外光線密度を高めることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態を、図4、図5および図6を用いて説明する。図4は、第2の実施形態にかかる空気除菌装置の斜視図である。また図5および図6は、空気除菌装置の断面構造を示す図である。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
図4に示す様に、本実施形態の空気除菌装置は、円筒状の枠21の内側に紫外線光源20として紫外線LEDを、周方向に沿って複数個実装している。枠21の内面は鏡面部22となっており、その一部に円形の開口部が設けてあり、該開口部の中心に支持部材を介して紫外線光源20が支持されている。紫外線光源20の出射面は、枠21の外側に向いており、その出射面から出射された紫外光28(図6)は、外側にある反射ケース27の鏡面27aにて反射して、開口部から枠21内部に照射される(図5,6の点線参照)。
鏡面部22は、開口部から枠21内部に放射された紫外光を高い反射率で反射できる鏡面22aを有する。鏡面22aは、径方向内側に向けて出射された紫外光を繰り返し反射することによって、枠21の円筒内側に留め、円筒内面の紫外光線密度を高める機能を有する。
空気の流れ7の矢印が示す方向に、空気が流れる。つまり、円筒形の枠21の厚さ方向(すなわち軸方向)に、空気は流れる。
また図4に示す様に、枠21の円筒内周面の直径は、枠21の軸方向厚さよりも大きい。これは、空気調和装置などの空気が流れるダクトには、熱交換器やフィルターなどの構造物があり、そのダクト内の空いた空間に実装する空気除菌装置は、空気の流れに対して薄い形状のほうが好ましいためである。
図5は、図4で示す円筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に平行な断面で切った断面図である。この図5に示す様に、紫外線光源20は、枠21の内面側で厚さ方向の中央断面上に複数個埋め込まれるように設置されている。また第1の実施形態では、紫外線光源20は枠21の中心方向、内側へ向かって紫外光を発するように、内側を向いた出射面を配置しているが、本実施形態では、紫外線光源20は枠21の外側へ向かって紫外光を発するように、外側を向いた出射面を配置している。
枠21の外側には、開口部を覆うようにして反射ケース27が配置されており、この反射ケース27の紫外線光源20と対向する面が、鏡面(凹面)27aとなっている。本実施形態において反射ケース27内部の鏡面(凹面)27aは、紫外線光源20から広がった光を平行光に近い形に(紫外光の発散角よりも小さな発散角(発散角が0°である場合を含む)または収束角で)反射させ、枠21の内部に供給する。このため、紫外線光源20を開口部に対して支持する支持部材は、柱のように細い形状であると好ましい。
また本実施形態において、枠21自体の内面は円筒状の鏡面部22になっており、球面状とはなっていない。しかし枠21自体が円筒状となっているため、鏡面27aから出射された紫外光は平行光のまま進行し、対向する鏡面22aに反射されたとき、楕円形状となって反射する。より具体的に、反射光の断面長が枠21の厚さ方向には不変であり(図5の点線参照)、枠21の厚さ方向に直交する方向には減少する(図6の点線参照)。このため、枠内の紫外光線密度を均一化することができる。
しかしながら、枠21の内面に凹面状の鏡面22aを設けても良く、その場合は凹面の曲率半径を直径よりも十分に大きくとることで、枠21の厚さ方向の外側へ漏れる紫外光を抑制することが考えられる。
図6は、図4で示す円筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に垂直な断面で切った断面図である。この図6に示す様に、紫外線光源20は枠21の内面側に、周方向に沿って均等に配置されている。またとくに紫外線光源20の出射面の背面に対向する位置には、紫外線光源20を配置しない。仮に、対向する位置に紫外線光源20に配置されている場合、反射ケース27を介して枠21内に出射された紫外光が、対向する紫外線光源20に入射して吸収される恐れがある。紫外線光源20の出射面の背面に対向する位置に、紫外線光源20を配置しないことで、反射率の低下を抑制できる。
このように均等に、かつ対向する面が鏡面になるように、紫外線光源20を3つ以上奇数個配置することで、1個の紫外線光源20の光出力強度が弱くとも枠21の内部の紫外光線密度を高めることができる。
また反射ケース27の紫外線光源20と対向する鏡面(凹面)22aの構造は、紫外線光源20の発散光を反射して極力平行な光を作り出すために、放物面、つまりパラボロイド構造となっていると好ましい。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態を、図7、図8、図9及び図10を用いて説明する。図7は、第3の実施形態の空気除菌装置の実装構造を示す図である。図8は、第3の実施形態の空気除菌装置を用いたダクト構成の断面図であり、図9は、その部分カットモデルを示す図である。また図10は、第3の実施形態で用いられているフィンチューブ熱交換器の構成要素を示す図である。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
本実施形態においては、図7に示す様に、第1の実施形態および第2の実施形態で示した空気除菌装置23をフレーム24に複数実装した。フレーム24は、枠21を通過する空気の流れを阻害しないような開口を備えている。これによって、1つの空気除菌装置23で細菌やウイルスなどを不活化しながら流せる流量が小さくとも、これを複数個用いることで、大量に流れる空気中の細菌やウイルスなどを一度に処理することができる。
また図7で示すフレーム24を、図8に示す様に、空調などの空気を流す空調ダクト25内に実装することが可能となる。フレーム24に実装する空気除菌装置23の数は、空調ダクト25の断面積に応じて任意に変更できる。特に本実施形態の構造は薄型であるため、空調ダクト25の熱交換器2とフィルター26の間に実装することも容易である。フィルター26は、金属製金網などで構成され、空調ダクト25内を流れる空気中の塵埃等を除去する機能を有する。熱交換器2は、内部にフロン系冷媒や水などが流されており、通過する空気の温度を冷やしたり、温めたりする機能を有する。特に、熱交換器2において空気を冷却する場合には、条件によっては結露水が熱交換器2の表面に生じることがある。
図9は、図8で示した空調ダクト25の構造内部を示すカットモデルであり、フレーム24によって囲われているため、空調ダクト25内の空気の流れはすべて、空気除菌装置23を通過するようになっている。
加えて図10に示す様に、熱交換器2は、フィンチューブ式と呼ばれる形式のものである。熱交換器2は、図10に示すように、多数の平板状のフィン8を、ヘアピン上に成形された伝熱管9が貫いている構造となっている。伝熱管の端部はリターンパイプ10のような接手で接続され、閉回路となった伝熱管9とリターンパイプ10の内部により、蛇行する冷媒流路を構成している。
本実施形態の空気除菌装置23は、その厚さが比較的薄いため紫外光が厚さ方向に漏れやすくなっている。熱交換器2は、多数の平板上のフィンで構成されたフィンチューブ式の熱交換器となっているため、空気除菌装置23から漏れた紫外光を、フィン表面の細菌やウイルスなどに照射することで不活化できる。特に、紫外光照射により、匂いのもととなるカビの発生を抑制することができる。
一方で、空気除菌装置23の紫外光は、熱交換器2とは反対側に漏れた場合、フィルター26に照射される。フィルター26が金属製である場合には、紫外光による劣化もなく、むしろフィルター26表面に堆積したホコリの細菌・ウイルスなどを不活化するとともに、ホコリの一部を分解し、堆積したホコリを減らすことも期待できる。
空気除菌装置23の軸方向に漏れ出た紫外光は、多くが熱交換器2およびフィルター26に吸収されるが、その一部が熱交換器2のフィン間の隙間を通じて、またはフィルターの隙間を通過してさらに外側へ漏洩する可能性がある。したがって、この空調ダクト25の両端に、紫外光を漏らさないように、送風ファンを配置したり、または漏れ出た紫外光が直接、空調ダクトの外に出ないようなグリル形状とすることが好ましい。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態を、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態にかかる空気除菌装置の鉄道車両用空調装置への実装構造を図示している。図11中、矢印は空気の流れを示す。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
図11に示す様に、車体6の屋根上に、空気調和機(空気調和装置)1が搭載されている。空気調和機1が作動すると、両側にある送風機3が発生する空気流により、車室空気は吸込グリル4が設置された空気吸込口11を通って空気調和機1の内部に導入される。導入された空気は、図示していないがフィルターを通過し、空気除菌装置5を通過し、熱交換器2により冷却または加熱され、送風機3を通って空気吹出口12から車内に戻ることになる。空気除菌装置5は、上述した実施形態と同様な構成である。
送風機3には、遠心ファンが用いられている。一般に遠心ファンやシロッコファンは、その回転軸の方向に空気を吸い込み、回転軸と垂直な方向に空気を吹き出す形式が用いられる。本実施形態では、送風機3の空気の吸込方向は車体の長手方向と一致する方向となっている。吸込グリル4は、複数の略平板状の羽根の長手方向を略同一方向に配列することにより構成されている。また、この羽根の角度及び流れ方向の長さは、羽根面が、空気除菌装置5の紫外線光源と車室内を結ぶ直線に交差するように設定されて、空気除菌装置5からの紫外線が通過しないようになっている。また、羽根表面には蛍光物質が塗布されている。
空気除菌装置5から漏れ出た紫外光は、特に塵埃や細菌・ウイルス等が付着しやすい熱交換器2に照射され、塵埃の脆化や細菌・ウイルス等の不活化効果を発揮する。一方、空気除菌装置5から漏れ出た紫外光のうち、熱交換器2とは反対側に向かう紫外光については、空気調和機1のフィルターや上面カバー、吸込グリル4に照射される。
吸込グリル4については、前記の通り、それを構成する羽根の角度及び流れ方向の長さが、羽根面が紫外線光源と車室内を結ぶ直線に交差するように配置されているため、紫外光が直接車内に漏洩し、車室内にいる乗客に照射されることを防ぐことができる。さらに、羽根面に照射された紫外光は、羽根面に塗布された蛍光物質を発光させるため、車内から紫外線光源の作動を確認することができ、これにより乗客への安心感や清潔感をアピールすることもできる。
このように、本実施形態によれば、空気調和機1を通過する空気中の細菌・ウイルス等を不活化するとともに、熱交換器2やフィルター表面に紫外光を照射し、塵埃の脆化や細菌・ウイルス等の消毒効果を発揮できる。加えて、車内への紫外光の漏洩も防止でき、安全に、清潔性に優れた空気を供給できる鉄道車両用空気調和機を提供することができる。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態を、図12を用いて説明する。図12は、空気除菌装置の実装構造を示している。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
第4の実施形態の鉄道車両用空気調和装置で示したように、空調装置および送風ダクトの送風機として、図12に送風機3として示す様なシロッコファンが用いられている場合がある。一般に遠心ファンやシロッコファンは、その回転軸の方向に空気を吸い込み、回転軸と垂直な方向に空気を吹き出す形式が用いられる。図12では、側面の送風機吸込み口3aから空気を吸い込み、内部で回転する翼によって、下向きの送風機吐き出し口3bから空気を吹き出す構造となっている。
一般に、遠心ファンやシロッコファンは、送風機吸込み口3aが円形となっている。そこで、送風機吸込み口3aの径に一致させた空気除菌装置23を、送風機吸込み口3aに嵌合配置する。このような構造をとることで、細菌やウイルス等を含む空気が送風機3に吸い込まれる前に、空気除菌装置23により不活化されるため、送風機吐き出し口3bから清浄な空気を吹き出すことができる。
加えて、この送風機3の内部で回転する翼が金属製である場合、空気除菌装置23から漏れ出た紫外光は、翼にあたり反射吸収されるため、送風機吐き出し口3bから漏れる光の量を非常に少なくできる。したがって、ダクト空調などで、送風機吐き出し口3bの先に人が存在する環境でも、空気除菌装置23を送風機吸込み口3aに配置した場合、送風機吐き出し口3bから漏れる紫外線を極力抑制できる。なお、送風機吸込み口3a側には熱交換器などが配置されているため、空気除菌装置23を送風機吸込み口3aに配置しても、漏れた紫外光は熱交換器などにより遮られるため、特に問題はない。
[第6の実施形態]
本発明の第6の実施形態を、図13、図14および図15を用いて説明する。図13は、第6の実施形態にかかる空気除菌装置の斜視図である。また図14および図15は、空気除菌装置の断面構造を示す図である。しかし、これらの実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
図13に示す様に、本実施形態の空気除菌装置は、枠21を六角筒形としている。本実施形態が示す様に、円筒状の形状でない多角筒形であっても、紫外線光源20に対向する鏡面22aに、紫外線光源20が存在しないように配置すれば、紫外光反射時のロスが少なく済み、内部の紫外光線密度を高めやすい。また、枠21を多角筒形状とすることで、隣接する枠同士の間隔を詰めて、単位面積あたりに配設される枠21の数を増大させることができる。なお、枠21の内面に接する最大内接円の直径は、枠21の軸方向厚さよりも大きい。
図14は、図13で示す六角筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に平行な断面で切った断面図である。この図14に示す様に、紫外線光源20を、枠21の内面側で厚さ方向の中央に複数個埋め込まれるように設置されている。そして枠21の内面は鏡面部22となっているが、第1の実施形態と同様に、外側に膨らむような凹面の曲面形状の鏡面22aを有している。紫外線光源20から出射された紫外光は、枠21の厚さ方向外側に広がりながら進行し、対向するこの鏡面(凹面)22aによって厚さ方向内側に向かって反射するため、枠21の外へ漏れる光の量を抑制することができる。
第1の実施形態と同様に、この鏡面(凹面)22aの形状としては、曲率半径を、この枠21の内面の向き合う面の距離と同等とする円弧としても良い。また、鏡面(凹面)22aで平行に反射されるような、放物面、つまりパラボロイド構造とすると良い。
図15は、図13で示す六角筒形の空気除菌装置を、厚さ方向に垂直な断面で切った断面図である。この図15に示す様に、紫外線光源20は枠21の内面側に均等に配置され、とくに紫外線光源20の対向する面には、紫外線光源20を配置しない。仮に、対向する位置に紫外線光源20に配置されている場合、紫外線光源20から出射された紫外光が、対向する紫外線光源20に入射し吸収され、反射率が低下する恐れがある。紫外線光源20の対向する面に、紫外線光源20を配置しないことで、反射率の低下を抑制できる。
このように均等に、かつ対向する面が鏡面になるように紫外線光源20を複数個配置することで、1個の紫外線光源20の光出力強度が弱くとも枠21の内部の紫外光線密度を高めることができる。したがって、特に本実施形態のように多角形で空気除菌装置を構成する場合は、紫外線光源20が3個の場合は六角筒形、4個の場合は八角筒形など、紫外線光源20の個数の2倍の辺を持つ正多角筒形で構成することが望ましい。
なお、鏡面22aを凹状の曲面とした枠21を持つ実施形態において、その代わりに、緩やかに傾斜した円(角)錐内周面を鏡面としたものを一対形成し、その円(角)錐鏡面同士を向かい合わせるように組み合わせて、枠21としてもよい。紫外線光源20から所定の発散角で出射された紫外光は、一方の円(角)錐鏡面で反射されて、枠21の中心側に向かい、また他方の円(角)錐鏡面で反射されて、同様に枠21の中心側に向かうため、紫外光が枠21の外部に漏れることを抑制できる。
本発明によれば、比較的寿命が長く低コストである紫外線LEDを用いて紫外光を出射し、枠内側にて紫外光の反射を繰り返し行うことにより、枠内側の紫外光線密度を高めることができる。また枠の厚さ方向の光の漏れを凹面である鏡面の反射によって抑えることができるため、枠の厚さを薄くしても比較的紫外光の枠外への放出を抑制することができる。かかる構成によって、送風抵抗を抑制しつつ、熱交換器やフィルターなどに挟まれた狭小な空調ダクト内にも実装可能な、空気除菌装置を実現することが可能となる。
1:空気調和機、2:熱交換器、3:送風機、3a:送風機吸込み口、3b:送風機吐き出し口、4:吸込グリル、5:空気除菌装置、6:車体、7:空気の流れ、8:フィン、9:伝熱管、10:リターンパイプ、11:空気吸込口、20:紫外線光源、21:枠、22:鏡面部、22a:鏡面、23:空気除菌装置、24:フレーム、25:空調ダクト、26:フィルター、27:反射ケース、27a:鏡面(凹面)

Claims (8)

  1. 内部を空気が通過する枠と、
    所定の発散角を持つ紫外光を出射する紫外線光源と、
    前記紫外光を反射して、前記枠内を通過する空気に向かって照射する鏡面と、を有し、
    前記枠の空気が通過する方向の厚さは、前記枠の内周に接する円の直径よりも小さく、
    前記紫外線光源から出射された紫外光が前記鏡面で反射したときに、その反射光は、少なくとも前記枠の厚さ方向において前記発散角よりも小さな発散角または収束角を持ち、
    3つ以上の奇数個の前記紫外線光源が、前記枠の内面に埋め込まれ前記枠の周方向に沿って等間隔に配置されており、前記紫外線光源の出射面は、前記枠の内側を向いており、
    前記枠の内面が前記鏡面であり、前記鏡面は、凹状の球面または放物面を含み、
    前記枠の厚さ方向に平行な断面において、前記紫外線光源から出射された紫外光が、前記枠の中心を挟んで前記紫外線光源に対向する前記鏡面で反射されたのち、平行に進行する、
    ことを特徴とする空気除菌装置。
  2. 請求項1に記載の空気除菌装置において、
    前記紫外線光源の光軸は、前記枠の軸線と交差する、
    ことを特徴とする空気除菌装置。
  3. 請求項に記載の空気除菌装置において、
    前記枠は、円筒形または多角筒形を有し、前記紫外線光源は、前記枠の中心を挟んで前記鏡面と対向する、
    ことを特徴とする空気除菌装置。
  4. 請求項1に記載の空気除菌装置において、
    前記紫外線光源は、波長200nmから300nmの紫外線を発光する紫外線発光ダイオードである、
    ことを特徴とする空気除菌装置。
  5. 請求項1に記載の空気除菌装置と、熱交換器またはフィルターを、空調ダクトに備えた空気調和装置であって、
    前記空気除菌装置は、前記熱交換器の上流側、または前記フィルターの下流側に配置されている、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  6. 請求項に記載の空気調和装置であって、
    複数個の前記空気除菌装置が、前記空気の流れに対して並列に、前記空調ダクトに設置されたフレーム上に配置されている、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  7. 請求項に記載の空気調和装置であって、
    前記空気除菌装置から出射された紫外線の一部が、前記熱交換器または前記フィルターに照射される、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  8. 請求項に記載の空気調和装置であって、
    前記空気の流れを生じさせる送風機を有し、前記枠を前記送風機の送風機吸込み口に設置しており、
    前記送風機の回転する翼により、前記紫外線光源から出射された紫外光が遮られる、
    ことを特徴とする空気調和装置。
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