JP7018953B2 - 検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光による空間を円盤状に形成する光空間生成装置を備える検出装置に関するものである。
従来から、空間に出射した光を活用した技術がある。たとえば、光を用いた防犯センサ技術および光を用いた殺菌技術などが知られている。たとえば、紫外線は、細菌の原形質である核酸に作用してDNAの複製を阻害し、増殖能力を奪うだけでなく、細胞質や細胞膜の形成物質であるタンパク質などを破壊して細菌を死滅させる作用を有することが知られている。そこで、内壁面が反射面となって、光を反射させる反射板を有する多角形筒体において、紫外線を多角形筒体の内壁面の反射板に出射する。そして、反射板による紫外線の反射を複数回繰り返すことで、多角形筒体の内部に、紫外線による膜のようなディスク状の殺菌空間を形成する装置がある(たとえば、特許文献1参照)。以後、光が反射する円盤状の空間を光空間と呼ぶ。
再表2017-119152号公報
上述したような従来の光空間に係る技術では、多角形筒体内部において、出射した光を、筒体内部に配置された複数の反射鏡で反射させ、光空間を形成する。しかしながら、複数の反射鏡での光の反射に伴い、光空間内の位置によって光量に偏りが生じるおそれがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するため、光空間における光量の偏りを抑えることができる光空間生成装置を備える検出装置を得ることを目的とする。
この発明に係る検出装置は、底面が開口し、空間を内側に有する筒体と、筒体の側壁面に配置され、空間に光を出射する出射部と、出射部が配置された部分以外の側壁面の内側に配置され、光を反射する反射板とを有し、出射部は、2以上の方向に向けて光を出射する複数の光源を有する光空間生成装置と、特定波長域の光を検出する検出器とを備え、光空間生成装置は、出射部から特定波長域の光を出射して筒体の内側の空間を通過する流体に照射し、出射部から出射した光が複数の反射板で反射し、検出器には、最後に反射した光が入射され、出射部が出射した光に対する、検出器が検出した光の減衰率に基づいて、特定波長域の光に対して吸収特性を有する物質を検出するものである。
この発明によれば、側壁面の一部に複数の光源を有する出射部および側壁面の内側に反射板が配置された筒体を備え、出射部から2以上の方向に向けて光を出射するようにした。このため、筒体内側に生成される光空間において光量の偏りを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置の構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置の筒体内部における光の進行を、筒体の側面側から見た図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置における光出射部の概略を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置における光源からの距離と光の強度との関係を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置に関し、光の反射面における入射光と反射光との関係を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から1方向に光を出射したときの進行方向について説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から1方向に光を出射したときの光空間における光の分布の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの光空間における光の分布の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る殺菌装置の概略を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る殺菌装置の筒体内部における光の進行を多角柱の側面側から見た図である。 この発明の実施の形態2に係る殺菌装置が設置された空気調和装置について説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る空気中の粒子などについて説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る各反射板の近辺における紫外線の光量分布について説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図(その1)である。 この発明の実施の形態3に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図(その2)である。 この発明の実施の形態3に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図(その3)である。 この発明の実施の形態3に係る光出射部の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る空気調和装置の構成の概略を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る冷蔵庫の構成の概略を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る水殺菌装置の構成の概略を示す図である。 この発明の実施の形態7に係る検出装置の構成の概略を示す図である。 この発明の実施の形態7に係る検出装置の光出射および検出部の概略を示す図である。 この発明の実施の形態8に係る光空間生成装置の構成を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態に係る光空間生成装置、殺菌装置、空気調和装置、冷蔵庫、水殺菌装置および検出装置の構成と動作について、図を参照しながら説明する。ここで、以下の図において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置の構成を説明する図である。光空間生成装置1は、筒体5、光出射部3および反射板4を有する。光空間生成装置1は、光出射部3から出射された光を、筒体5が内壁面に有する反射板4の反射面で反射して光空間を生成する構造である。
実施の形態1の筒体5は、多角柱形状で、内側は空洞であり、空間が形成されている。実施の形態1の筒体5は、正九角柱の形状である。そして、光出射部3が出射した光が反射板4での反射を繰り返して空間を通過することで、光空間が生成される。筒体5において、多角柱底面は開口している。一方、筒体5の側壁面における内側の内壁面は、1面を除いて、表面が平滑であり、入射した光を鏡面反射(以下、反射という)する反射板4が形成されている。図1に示すように、実施の形態1では、筒体5の側面A~側面Hに反射板4が形成されている。ここで、筒体5における各側面に形成された反射板4は、便宜的にそれぞれ反射板4A~反射板4Hとして独立したものとする。ただし、これに限定するものではない。
筒体5の側面における内壁面のうち、反射板4が形成されていない1面には、光出射部3が設置される。光出射部3は、後述するように、光を出射する光源2を複数有する。実施の形態1においては、各光源2は、コリメートレンズを設置したLED光源または狭照射角を持つLED光源とする。このため、各光源2からは平行光が出射される。ここで、各光源2の光は完全な平行光でなくてもよく、たとえば、疑似平行光でもよい。また、光源2から出射される光の波長については、特に限定するものではない。光空間生成装置1の用途に応じた様々な波長域の光を選択することができる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置の筒体内部における光の進行を、筒体の側面側から見た図である。図1および図2において、光軸6は、光源2から出射された光の進行方向を示している。
図3は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置における光出射部の概略を示す図である。実施の形態1の光空間生成装置1において、光出射部3は、8個の光源2を有する。そして、8個の光源2のうち、4個は、反射板4Bに向けて光を出射するB方向光源7である。また、残りの4個は、反射板4Aに向けて光を出射するA方向光源8である。図3の光出射部3は、B方向光源7とA方向光源8とを、互い違いにジグザグ状に設置した構造である。ただし、これに限定するものではない。
図4は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置における光源からの距離と光の強度との関係を説明する図である。たとえば、点光源で光が発散放射される場合、ある位置において照射される光の強度は、逆2乗の法則に従って減衰する。しかし、図4に示すように、指向性の強い理想的な平行光は、発散することなく、出射された光の進行に係る面積と反射板4に照射される光の面積とが等しい。このため、光の強度は減衰しにくい。したがって、光源2の半値幅を小さくすることで、反射板4で反射される光は、反射による光の減衰が起こるだけで、空気中を通過しても強度が減衰することなく、進行する。そのため、光源2からの光が、多角形構造である光空間生成装置1の筒体5内部で反射を繰り返し、全体に進行する。光の強度は、光が反射板4の各面で反射されることにより、光源2から出射した強度よりも、反射回数に従って増大する。その結果、光空間生成装置1の筒体5内部全体で光の強度が増大し、高効率かつ省エネルギーに光を増大することができる。
図5は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置に関し、光の反射面における入射光と反射光との関係を示す図である。図5に示すように、光は、空気中を通過し、金属板などで鏡面反射される際、反射する光の入射角と反射角は等しいという、反射の法則が成り立つ。入射角と反射角とは、それぞれに光の進行方向と反射板4の垂線である法線との間の角度として定義される。したがって、光空間生成装置1において、各反射板4に入射された光は、同じ角度で反射される。
また、光源2からの光が反射板4において反射を繰り返す場合、反射板4にて反射される光は、次式(1)で表される。ここで、nは反射回数である。また、Rは、反射率(%)である。L0は初期の光の強度であり、Lnは、n回反射した際の光の強度である。反射率は、光の波長と材料との関係により異なる。したがって、使用する光の波長域に対する反射率が高い反射特性を有する材料を、反射板4に使用することが望ましい。
[数1]
Ln=L0×(R/100) …(1)
図6は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から1方向に光を出射したときの進行方向について説明する図である。前述したように、正九角形の筒体5において、8つの面は反射板4が形成され、反射面となる。光出射部3に設置された複数の光源2のうち、たとえば、B方向光源7から、平行な光が出射され、反射板4Bの反射面に対して、10°の角度で入射する場合、入射された光は、10°の角度で反射され、反射板4Fに入射する。その後、反射板4C、反射板4G、反射板4D、反射板4H、反射板4E、反射板4Aの順番にすべての反射板4で入射および反射が繰り返される。
図7は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から1方向に光を出射したときの光空間における光の分布の一例を示す図である。ここでは、B方向光源7が光を出射するものとして説明する。また、光出射部3のB方向光源7が出射する光の強さが100であり、反射板4における反射率が70%であるものとして説明する。B方向光源7から出射した光は、最初に反射板4Bにおいて反射される。反射板4Bで反射された光の強さは、70まで減衰する。その後、反射板4Fにて反射された光の強さは49となる。さらに、反射板4Cにて反射された光の強さは34.3となる。さらに、反射板4Gにて反射された光の強さは24.0、反射板4Dにて反射された光の強さは16.8、反射板4Hにて反射された光の強さは11.8、反射板4Eにて反射された光の強さは8.2、反射板4Aにて反射された光の強さは5.8となる。このように、反射が繰り返されることで、光は次第に減衰していく。最後に反射される反射板4Aにおいて反射された光は、B方向光源7が出射する光の強さの5.8%まで減少する。このため、図7に示すように、筒体5の内部の光空間において、光の分布に偏りが生じる。
図8は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図である。図8では、光出射部3に設置されたB方向光源7およびA方向光源8から、それぞれ平行な光が出射され、反射板4Bおよび反射板4Aの反射面に対して、10°の角度で入射する場合について説明する。B方向光源7の進行方向は、前述した通りである。一方、A方向光源8から出射され、反射板4Aの反射面に対して、10°の角度で入射した光は、10°の角度で反射され、反射板4Eに入射する。その後、反射板4H、反射板4D、反射板4G、反射板4C、反射板4F、反射板4Bの順番にすべての反射板4で入射および反射が繰り返される。
図9は、この発明の実施の形態1に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの光空間における光の分布の一例を示す図である。ここでは、図7と同様に、光出射部3が出射する光の強さが100であり、反射板4における反射率が70%であるものとして説明する。図7において説明したB方向光源7から出射された光と同様に、A方向光源8が出射した光について、最後に反射される反射板4Bにおいて反射された光は、A方向光源8が出射した光の強さの5.8%まで減少する。
ここで、B方向光源7から出射した光が反射板4Bで反射される光の強さは70となる。このため、反射板4Bにおいて、A方向光源8に係る反射光が弱くても、B方向光源7に係る反射光が強いため、全体として反射される光量は増える。同様に、すべての反射板4付近において、2方向に出射されたそれぞれの光の反射光は、補完し合うことで、全体として反射光の光量は増える。
以上のように、実施の形態1の光空間生成装置では、光出射部3から出射する光について、2以上の方向に向けて光を出射するように、光源2(A方向光源8およびB方向光源7)が配置される。このため、反射を繰り返して弱くなったある光源2からの光が入射する反射板4には、別の光源2からの光を直接入射させるなどして、互いに補完しながら反射させることで、偏りが少ない光空間を生成することができる。
ここで、実施の形態1の光空間生成装置1が生成する光量の偏りのない光空間において、光源2から出射する光の波長域によって様々な応用が可能である。たとえば、紫外線を光として出射する光源2を有する光空間生成装置1であれば、殺菌用途に適用することができる。また、可視光線を光として出射する光源2を有する光空間生成装置1であれば、照明用途に適用することができる。さらに、赤外線を光として出射する光源2を有する光空間生成装置1であれば、検出用途に適用することができる。このように、幅広い用途に応用することができる。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2に係る殺菌装置の概略を示す図である。図10において、図1と同じ符号を付している機器などについては、実施の形態1で説明したことと同様の機能を果たす。殺菌装置9は、筒体5内の光空間に流体を通過させ、流体に含まれる菌に紫外線を照射して殺菌をはかる装置である。ここで、実施の形態2の説明では、空気を流体とする。
殺菌装置9において、多角柱の筒体5は、前述したように底面が開口している。開口部分は、空気の流入口14と空気の排出口15とになる。実施の形態2の殺菌装置9は、光として紫外線を出射する。このため、実施の形態2の殺菌装置9は、光出射部3の代わりに紫外線出射部11を有する。実施の形態2において、紫外線を出射する光源2は、波長域250~265nmにピーク波長を持ち平行光線を出射できるコリメートレンズを設置したUV-LED光源とする。以上より、紫外線出射部11から出射される紫外線の進行方向と光空間を通過する空気の流れとは直交する。
図11は、この発明の実施の形態2に係る殺菌装置の筒体内部における光の進行を多角柱の側面側から見た図である。図11において、光軸6は、光源2から出射された紫外線の進行方向を示している。殺菌装置9の筒体5において、底面側は開口しており、空気の流入口14と排出口15となる。
図12は、この発明の実施の形態2に係る殺菌装置が設置された空気調和装置について説明する図である。実施の形態2の空気調和装置17は、殺菌装置9を内部に設置している。空気調和装置17は、空気流入口19と空気排出口20とを有する風路18において、殺菌装置9と送風装置21とを設置した構造を有する。
次に、筒体5内の空気の進行方向と紫外線光源10から照射された紫外線の進行方向を示す光軸6との関係について説明する。紫外線光源10および反射板4は、空気の進行方向に対して垂直に紫外線が出射または反射するように配置されている。そのため、図11に示すように、紫外線は、空気の進行方向に対して、光軸6が垂直に出射または反射される。
そして、図12の空気調和装置17において、紫外線光源10から照射された紫外線の光軸が、空気の流入口14と空気の排出口15の側面が開口している筒体5であっても、空気の進行方向に対して、殺菌装置9の外に反射されることは少ない。殺菌装置9の前後にある風路18への紫外線の漏出が少ないことから、材料の劣化が起こりにくい。このため、殺菌装置9は、空気の流入口14と空気の排出口15の側面を全面開口することができる。したがって、空気調和装置17に殺菌装置を搭載したときに、殺菌装置9の設置による圧力損失を少なくすることができる。
ここで、反射板4の紫外線に対する反射率は材料により異なる。好適に使用できる紫外線反射材を例示すれば、クロム(紫外線反射率:約50%)、白金(紫外線反射率:約50%)、ロジウム(紫外線反射率:約65%)、炭酸マグネシウム(紫外線反射率:約75%)、炭酸カルシウム(紫外線反射率:約75%)、酸化マグネシウム(紫外線反射率:約90%)、アルミニウム(紫外線反射率:約90%)などを挙げることができる。
これらの中でも、紫外線反射材としては、アルミニウムを用いることが特に好ましい。アルミニウムは、メッキ法および蒸着法などの表面処理により、高い反射率の表面とすることができる。また、アルミニウムは、加工性に優れている。アルミニウムの表面処理として、二酸化ケイ素SiO、フッ化マグネシウムMgFでコーティングすることで、アルミニウム材料の表面を保護し、かつ、紫外域での反射率を増やすことができる。
図13は、この発明の実施の形態2に係る空気中の粒子などについて説明する図である。空気中には、水または埃などの浮遊粒子22が存在している。浮遊粒子22の大きさは様々ある。たとえば、浮遊粒子状物質(SPM)の場合は、10μm以下である。また、PM2.5の場合は、2.5μm以下である。一方、浮遊微生物23は、たとえば、細菌またはウイルスなどである。細菌の大きさは、約0.5~4μm、ウイルスの大きさは、約0.03~0.3μmである。空気中の浮遊微生物23は、浮遊粒子22に付着した状態で空気中に浮遊している。
殺菌装置9は、風路18と筒体13を通過した空気中の浮遊粒子22に付着している浮遊微生物23を紫外線を照射することで殺菌する。殺菌装置9は、筒体13の内部を紫外線反射構造として、殺菌可能な紫外線空間を形成する。筒体13内を通過した空気中の浮遊粒子22には、あらゆる角度から紫外線が照射される。
図14は、この発明の実施の形態2に係る各反射板の近辺における紫外線の光量分布について説明する図である。図14は、紫外線出射部11から1方向に紫外線を出射したときの光量分布と2方向に紫外線を出射したときの光量分布とを比較するものである。ここで、筒体5の中央部分は、各反射板4が反射した光が通過する。このため、筒体5の中央部分は、紫外線の光量が最も大きい部分となる。したがって、各反射板4近辺における紫外線の光量を見れば、光空間において殺菌に必要な光量の紫外線が得られているかがわかる。
図14において、点線は、殺菌に必要な紫外線光量の最下限を表す。紫外線出射部11から反射板4Bに向けて紫外線を出射したとき、反射板4B、反射板4F、反射板4Cおよび反射板4Gに反射される紫外線は、殺菌に必要な紫外線光量に達している。このため、紫外線出射部11から1方向に紫外線を出射した場合でも、殺菌装置9は、筒体5の中央部分だけでなく、各反射板4の近辺を通過する空気中の浮遊粒子22に付着した浮遊微生物23に対して殺菌効果を有する。しかし、反射板4D、反射板4H、反射板4Eおよび反射板4Aに反射される紫外線は、殺菌に必要な光量に達していない。このため、これらの反射板4の近辺を通過する空気に対しては殺菌効果が低下する。
一方、紫外線出射部11から反射板4Aおよび反射板4Bの2方向に向けて紫外線を出射したとき、反射板4における反射の繰り返しによる紫外線光量の偏りが発生しにくい。このため、実施の形態2の殺菌装置9は、いずれの反射板4の近辺であっても、殺菌に必要な光量に達している。以上のことから、実施の形態2の殺菌装置9によれば、紫外線出射部11から2方向に紫外線を出射することで、筒体5を通過する空気全体に偏り無く紫外線を照射することができ、空気中の浮遊粒子22に付着した浮遊微生物23を殺菌することができる。
実施の形態3.
図15~図17は、この発明の実施の形態3に係る光空間生成装置において光出射部から2方向に光を出射したときの進行方向について説明する図である。実施の形態3の筒体5は、正十一角柱の形状である。したがって、図15~図17に示すように、実施の形態3では、筒体5の側面A~側面Jに反射板4が形成されている。ここで、筒体5における各側面に形成された反射板4は、それぞれ反射板4A~反射板4Jとする。
したがって、図15に示すように、光源2の角度を光出射部3に対して±8.175°にする場合、光出射部3からの光は、反射板4Bと反射板4Aとに出射される。反射板4Bに入射した光は、反射板4B、反射板4G、反射板4C、反射板4H、反射板4D、反射板4I、反射板4E、反射板4J、反射板4Fおよび反射板4Aの順番にすべての反射板4で反射される。一方、反射板4Aに入射した光は、反射板4A、反射板4F、反射板4J、反射板4E、反射板4I、反射板4D、反射板4H、反射板4C、反射板4Gおよび反射板4Bの順番にすべての反射板4で反射される。
また、図16に示すように、光源2の角度を光出射部3に対して±24.54°にする場合、光出射部3からの光は、反射板4Cと反射板4Jとに出射される。反射板4Cに入射した光は、反射板4C、反射板4I、反射板4F、反射板4B、反射板4H、反射板4E、反射板4A、反射板4G、反射板4Dおよび反射板4Jの順番にすべての反射板4で反射される。一方、反射板4Jに入射した光は、反射板4J、反射板4D、反射板4G、反射板4A、反射板4E、反射板4H、反射板4B、反射板4F、反射板4Iおよび反射板4Cの順番にすべての反射板4で反射される。
図17に示すように、光源2の角度を光出射部3に対して±40.795°にする場合、光出射部3からの光は、反射板4Dと反射板4Iとに出射される。反射板4Dに出射した光は、反射板4D、反射板4A、反射板4H、反射板4F、反射板4C、反射板4J、反射板4G、反射板4E、反射板4Bおよび反射板4Iの順番にすべての反射板4に反射される。一方、反射板4Iに出射した光は、反射板4I、反射板4B、反射板4E、反射板4G、反射板4J、反射板4C、反射板4F、反射板4H、反射板4Aおよび反射板4Dの順番にすべての反射板4に反射される。光源2から出射する光の角度による光空間における光の分布について、光源2から出射する光の角度が大きくなるほど、光量分布が内壁面に偏る傾向にある。このため、光源2から出射する光の角度を複数設定し、これらを組み合わせることで、光空間生成装置1内部の光の分布を均一化することができる。このため、光が紫外線の場合には、効率的な殺菌が可能となる。
図18は、この発明の実施の形態3に係る光出射部の概略構成を示す図である。筒体5は多角柱形状である。側面の数をnとすると、反射板4での反射は、最大n-1回行われる。そのため、正n角形のnが大きくなるほど、光出射部3における光源2の光出射部3に対する角度の組み合わせが重要になる。
実施の形態3において、光源2が出射する光の強さが100であり、反射板4における反射率が70%とする。このとき、1回目の反射光は、70となる。また、2回目の反射光は49となる。その後の反射光は34.3、24.0、16.8、11.8、8.2、5.8および4.0となる。10回目の反射光は、2.8となる。したがって、光源2から出射する光の角度は±8.175°、±24.54°および±40.795°とし、これらの角度で出射される光を組み合わせることで。光空間における光の偏りを防ぐことができる。
たとえば、図18に示すように、実施の形態3に係る光出射部3では、ある光源2の角度を±8.175°にし、反射板4Bおよび反射板4Aに光を出射する。また、光出射部3では、別の光源2の角度を±24.54°にし、反射板4Cおよび反射板4Jに光を出射する。その結果、反射を繰り返しても光の偏りはなくなる。そして、光が紫外線の場合には、いずれの反射板4の近辺であっても、殺菌に必要な光量に達し、効率良く殺菌が可能となる。
実施の形態4.
図19は、この発明の実施の形態4に係る空気調和装置の構成の概略を示す図である。実施の形態4は、実施の形態2において説明した殺菌装置9を内部に搭載したの空気調和装置24について説明する。実施の形態4の空気調和装置24は、空気の流入口25、プレフィルター26、送風機27、熱交換器28および空気の排出口29を有する。
流入口25は、空気調和装置24内に空気を流入するための開口部である。プレフィルター26は、埃およびゴミなどを集塵する。送風機27は、空気の流入口25から流入した空気を熱交換器28を通過させて排出口29から排気する流れを形成する。熱交換器28は、たとえば、冷媒と空気とを熱交換し、空気を加熱または冷却する。排出口29は、たとえば、加熱または冷却された空気を空気調和装置24外に排気し、空気調和装置24が設置された室内に送り込む。
実施の形態4の空気調和装置24は、殺菌装置9を送風機27の空気流入側に設置した例を示す。空気調和装置24内部には送風機27により、空気を吸い込んで、空気の流入口25から取り入れられた空気は、必ず送風機27の羽根部分を通過する。そのため、送風機27の羽根部分を覆う形で、殺菌装置9を配置する。空気調和装置24は運転を開始すると、送風機27が駆動する。室内の空気が空気調和装置24内に流入する。流入した空気が殺菌装置9を通過することで、空気中の微生物を殺菌する。
以上のように、実施の形態4における殺菌装置9を設置した空気調和装置24によれば、空気調和装置24内に流入した空気中のカビ、細菌およびウイルスなどの微生物を殺菌することができる。このため、微生物の空気調和装置24内への付着および増殖を抑え、空気調和装置24から発生する臭気を抑制するとともに、室内の空気中の微生物数を減少させることができる。ここで、実施の形態4の空気調和装置24は、空気の流入口25から流入した空気は、プレフィルター26、送風機27および熱交換器28を通って、排出口29から排気される構造としたが、これに限定するものではない。他の構造であっても、空気調和装置24内に流入した空気が通過する位置に殺菌装置9を配置すれば、同様の効果を期待することができる。
実施の形態5.
図20は、この発明の実施の形態5に係る冷蔵庫の構成の概略を示す図である。実施の形態5は、実施の形態2において説明した殺菌装置9を内部に搭載したの冷蔵庫30について説明する。実施の形態5の冷蔵庫30には、送風ファン31により空気流入口32から空気が取り入れられる。また、コンプレッサー33、コンデンサー34、キャピラリーチューブ35および冷却器36を配管接続して、冷媒回路が構成される。そして、冷却器36において冷却された空気は、庫内に送られる。
冷却された空気は冷蔵庫ドア38を開くと排気されるが、冷蔵庫ドア38を閉じた状態では、冷蔵庫30内部で循環される。内部を循環する空気には、冷蔵庫30に保管されている食品に由来する細菌のような微生物が含まれることがある。そのため、実施の形態4の冷蔵庫30は、空気を庫内で循環させる送風機37の近傍に殺菌装置9を有する。そして、庫内を循環する空気を殺菌装置9に通過させ、殺菌を行うことで、空気中の微生物数を減少させることができる。ここで、実施の形態5の冷蔵庫30は、冷蔵庫ドア38を閉じた状態において、庫内を循環する空気は、殺菌装置9を通過し続ける。このため、高効率な殺菌効果を期待することができる。
実施の形態6.
図21は、この発明の実施の形態6に係る水殺菌装置の構成の概略を示す図である。実施の形態5は、実施の形態2において説明した殺菌装置9を、水中の微生物を殺菌する水殺菌装置に適用する。ポンプ40を駆動することにより、流水配管39を、給水口41から排水口42に向かって水が流れる。このとき、水は、殺菌装置9を通過する。これにより、水中の細菌の殺菌およびウイルスの不活化を行う水殺菌装置を構成することができる。空気と水とは、流体である点は同じである。このため、殺菌動作は空気を水に置き換えることができる。
実施の形態7.
図22は、この発明の実施の形態7に係る検出装置の構成の概略を示す図である。実施の形態7の検出装置43において、図1などと同じ符号を付している機器などについては、実施の形態1などで説明したことと同様の機能を果たす。実施の形態7の検出装置43において、光出射および検出部44は、光を出射する光源2と光を検出する検出器47とが組み合わせられている。ここで、光源2から出射する光の角度は任意に選択することができる。ここでは、たとえば、光源2から出射された光が反射板4Bに入射されるときの光の進行方向について示している。また、制御器49は、検出器47に入射された光量に基づいて、検出対象となるガスおよび粒子などが筒体5内に存在するかどうかなどを判定する処理を行う。
ここで、図22に示すように、光出射および検出部44において、光源2が、光出射および検出部44の中心よりも左側または右側に偏るように配置されるようにする。そして、その隣に検出器47が配置されるようにする。光源2が出射した光は進行方向46に沿って進行し、反射板4Bに反射される。この際、反射板4Bに照射された光の面積において反射が行われる。たとえば、光出射および検出部44の中心よりも左側に位置する光源2からの光は、反射板4Bの中心よりも右側に入射する。反射板4Bの反射光は、反射板4Fの中心よりも左側に入射する。そして、反射板4Aからの最終反射光48は、光源2の右隣に設置された検出器47に入射する。ここで、光源2が出射する角度は、検出装置43を構成する反射板4のうち、いずれかの反射板4に出射する角度であればよい。
ガスおよび粒子などは、各々特定波長域の光を吸収する吸収特性を持つ。たとえば、メタン(CH)、一酸化炭素(CO)および二酸化炭素(CO)などは2000~5000nmの波長域の光を吸収する。また、水粒子(HO)は、1450~1940nmの光を吸収する。さらに、分子が有する官能基についても、それぞれの官能基により、特定の波長域を吸収することが知られている。O-H官能基は、3650~3590nmの波長域の光を吸収する。また、C=O官能基は、1750~1700nmの波長域の光を吸収する。さらに、C-N官能基は、1340~1250nmの波長域の光を吸収する。また、C―H官能基は、2900~2700nmおよび1440~1320nmの波長域の光を吸収する。そのため、ガスおよび粒子などが特定の波長域に吸収を持つ特性を利用し、検出装置43の筒体5を通過する流体中に含まれたガスおよび粒子などを検出することができる。
図23は、この発明の実施の形態7に係る検出装置の光出射および検出部の概略を示す図である。反射板4Bに向けて光を出射するB方向光源7からの光は、筒体5内で反射を繰り返し、最終的にB方向光源7に隣接された検出器47に入射する。検出対象となるガスなどによって光が吸収されれば、検出器47に入射した光量は少なくなる。そこで、制御器49は、検出器47に入射した光量に基づいて、光の減衰率を算出するなどして、検出対象となるガスなどが検出されたかどうかを判定する。ここで、光出射および検出部44における光源2および検出器47の個数、光源2から出射する光の角度については、任意に決定することができる。
以上のように、実施の形態7の検出装置43によれば、筒体5内で偏りの少ない光空間を生成することができる。このため、筒体5を通過する流体中のガスおよび粒子などを、高効率かつ省エネルギーで検出することができる。
実施の形態8.
図24は、この発明の実施の形態8に係る光空間生成装置の構成を説明する図である。実施の形態1の光空間生成装置1は、多角柱形状の筒体5であった。実施の形態8の光空間生成装置1は、円柱形状の円筒体50で構成したものである。そして、円筒体50の一部が開口しており、開口部分に光出射部3が設置されている。このように、実施の形態8の光空間生成装置1によれば、円柱状の円筒体50であっても、偏りが少ない光空間を生成することができる。
1 光空間生成装置、2 光源、3 光出射部、4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4H,4I,4J 反射板、5,13 筒体、6 光軸、7 B方向光源、8 A方向光源、9 殺菌装置、10 紫外線光源、11 紫外線出射部、14,25 流入口、15,29 排出口、17,24 空気調和装置、18 風路、19 空気流入口、20 空気排出口、21 送風装置、22 浮遊粒子、23 浮遊微生物、26 プレフィルター、27,37 送風機、28 熱交換器、30 冷蔵庫、31 送風ファン、32 空気流入口、33 コンプレッサー、34 コンデンサー、35 キャピラリーチューブ、36 冷却器、38 冷蔵庫ドア、39 流水配管、40 ポンプ、41 給水口、42 排水口、43 検出装置、44 光出射および検出部、46 進行方向、47 検出器、48 最終反射光、49 制御器、50 円筒体。

Claims (2)

  1. 底面が開口し、空間を内側に有する筒体と、
    前記筒体の側壁面に配置され、前記空間に光を出射する出射部と、
    前記出射部が配置された部分以外の前記側壁面の内側に配置され、前記光を反射する反射板とを有し、
    前記出射部は、2以上の方向に向けて前記光を出射する複数の光源を有する光空間生成装置と、
    特定波長域の光を検出する検出器とを備え、
    前記光空間生成装置は、前記出射部から前記特定波長域の光を出射して、前記筒体の内側の前記空間を通過する流体に照射し、
    前記出射部から出射した光が複数の反射板で反射し、前記検出器には、最後に反射した前記光が入射され、
    前記出射部が出射した前記光に対する、前記検出器が検出した前記光の減衰率に基づいて、前記特定波長域の光に対して吸収特性を有する物質を検出する検出装置。
  2. 複数の前記光源のそれぞれは、コリメートレンズを有しており、前記コリメートレンズを介して前記光に指向性を与えて出射する請求項に記載の検出装置。
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