JP7364544B2 - モータの冷却部材及びモータの冷却構造 - Google Patents
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Description
オイルが供給される給油口140と、
前記給油口140から供給されたオイルが流通可能な冷却油路130と、
前記冷却油路130と連通され、モータに向かってオイルを吐出する複数の吐出口150と、
前記冷却油路130をオイルの流通方向に並ぶように少なくとも2以上の部分に区画すると共に前記部分ごとに段階的にオイルを流通させる壁部160(流通調整部)と、
を具備するものである。
すなわち、給油口140からのオイルを冷却油路130の全体に供給するのではなく冷却油路130において区画された部分ごとに段階的に流通させることによって、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、当該部分ごとに内圧を高めて複数の吐出口150からオイルを吐出させることができる。こうして、冷却部材10においては、オイルポンプの負荷に応じて冷却性能を可変することができる。
前記壁部160(流通調整部)は、
前記流通方向に沿って互いに隣接する2つの部分のうち、第一の部分130a(上流側の部分)に所定量のオイルが貯留するまで第二の部分130b(下流側の部分)へのオイルの流通を規制するものである。
すなわち、第一の部分130a(上流側の部分)にオイルを貯留させることにより、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、当該第一の部分130aで内圧を効率よく高めて複数の吐出口150からオイルを吐出させ易くすることができる。
前記給油口140は、
前記2以上の部分のうち、最も上方に設けられた第一の部分(最上位の部分)と連通されるものである。
すなわち、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、オイルをコイルエンド4aの上部から下方へと伝わせることで当該コイルエンド4aを広範囲に亘って(略全体を)冷却することができる。
前記壁部160(流通調整部)は、
前記給油口140から供給されたオイルを、前記第一の部分(最上位の部分)内において上方へ流通させるものである。
すなわち、給油口140から供給されたオイルを第一の部分内において上方へ流通させることにより、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、当該第一の部分130aで内圧を効率よく高めて複数の吐出口150からオイルを吐出させ易くすることができる。
前記冷却油路130は、
互いに離間した一対の平板状部材(第一平板部21及び第二平板部31)により区画される平板側油路131(第一の油路)を含み、
前記壁部160(流通調整部)は、
前記平板側油路131(第一の油路)に設けられるものである。
すなわち、互いに離間した一対の平板状部材により区画される第一の部分130a(上流側の部分)にオイルを貯留させることにより、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、当該第一の部分130aで内圧を効率よく高めて複数の吐出口150からオイルを吐出させ易くすることができる。
前記冷却油路130は、
互いに径方向に重複すると共に離間した一対の円筒状部材(第一円筒部22及び第二円筒部32)により区画される円筒側油路132(第二の油路)を含み、
前記複数の吐出口150のうち少なくとも一部は、
前記一対の円筒状部材(第一円筒部22及び第二円筒部32)のうち第一円筒部22(前記径方向の内側の円筒状部材)に設けられるものである。
すなわち、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、コイルエンド4aの側面(コイルエンド4aの軸方向に対して直角方向)からもオイルを供給することができるため、当該コイルエンド4aを効果的に冷却することができる。
前記冷却油路130は、
互いに離間した一対の平板状部材(第一平板部21及び第二平板部31)により区画される平板側油路131(第一の油路)と、
互いに径方向に重複すると共に離間した一対の円筒状部材(第一円筒部22及び第二円筒部32)により区画される円筒側油路132(第二の油路)と、を含み、
前記複数の吐出口150は、
前記一対の平板状部材(第一平板部21及び第二平板部31)のうち第一平板部21(一方の平板状部材)と、
前記一対の円筒状部材(第一円筒部22及び第二円筒部32)のうち第一円筒部22(前記径方向の内側の円筒状部材)と、に設けられ、
前記平板側油路131(第一の油路)及び前記円筒側油路132(第二の油路)は、
互いに連通されるものである。
すなわち、例えオイルポンプから供給されるオイル量が比較的少ない場合であっても、当該比較的少ないオイル量を平板側油路131(第一の油路)及び前記円筒側油路132(第二の油路)で共有すると共に、コイルエンド4aの正面及び側面(コイルエンド4aの軸方向に対して直角方向)からも吐出されたオイルを供給することができるため、当該コイルエンド4aを効果的に冷却することができる。
上述の如く構成されたモータ1の冷却部材10と、略円筒状に形成されたコイル4と、を具備し、
前記冷却部材10は、
2つ設けられると共に、前記コイル4の軸線方向の両端部(前側及び後側のコイルエンド4a)とそれぞれ対向するように設けられるものである。
4 コイル
4a コイルエンド
10 冷却部材
130 冷却油路
140 給油口
150 吐出口
Claims (6)
- オイルが供給される給油口と、
前記給油口から供給されたオイルが流通可能な油路と、
前記油路と連通され、モータに向かってオイルを吐出する複数の吐出口と、
前記油路をオイルの流通方向に並ぶように少なくとも2以上の部分に区画すると共に前記部分ごとに段階的にオイルを流通させる流通調整部と、
を具備し、
前記給油口は、
前記2以上の部分のうち、最も上方に設けられた最上位の部分と連通され、
前記流通調整部は、
前記給油口から供給されたオイルを、前記最上位の部分内において上方へ流通させる、
モータの冷却部材。 - オイルが供給される給油口と、
前記給油口から供給されたオイルが流通可能な油路と、
前記油路と連通され、モータに向かってオイルを吐出する複数の吐出口と、
前記油路をオイルの流通方向に並ぶように少なくとも2以上の部分に区画すると共に前記部分ごとに段階的にオイルを流通させる流通調整部と、
を具備し、
前記油路は、
互いに径方向に重複すると共に離間した一対の円筒状部材により区画される第二の油路を含み、
前記複数の吐出口のうち少なくとも一部は、
前記一対の円筒状部材のうち前記径方向の内側の円筒状部材に設けられる、
モータの冷却部材。 - オイルが供給される給油口と、
前記給油口から供給されたオイルが流通可能な油路と、
前記油路と連通され、モータに向かってオイルを吐出する複数の吐出口と、
前記油路をオイルの流通方向に並ぶように少なくとも2以上の部分に区画すると共に前記部分ごとに段階的にオイルを流通させる流通調整部と、
を具備し、
前記油路は、
互いに離間した一対の平板状部材により区画される第一の油路と、
互いに径方向に重複すると共に離間した一対の円筒状部材により区画される第二の油路と、を含み、
前記複数の吐出口は、
前記一対の平板状部材のうち一方の平板状部材と、
前記一対の円筒状部材のうち前記径方向の内側の円筒状部材と、に設けられ、
前記第一の油路及び前記第二の油路は、
互いに連通される、
モータの冷却部材。 - 前記流通調整部は、
前記流通方向に沿って互いに隣接する2つの部分のうち、上流側の部分に所定量のオイルが貯留するまで下流側の部分へのオイルの流通を規制する、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のモータの冷却部材。 - 前記油路は、
互いに離間した一対の平板状部材により区画される第一の油路を含み、
前記流通調整部は、
前記第一の油路に設けられる、
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のモータの冷却部材。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のモータの冷却部材と、略円筒状に形成されたコイルと、を具備し、
前記冷却部材は、
2つ設けられると共に、前記コイルの軸線方向の両端部とそれぞれ対向するように設けられる、
モータの冷却構造。
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JP2020152216A JP7364544B2 (ja) | 2020-09-10 | 2020-09-10 | モータの冷却部材及びモータの冷却構造 |
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JP2020152216A JP7364544B2 (ja) | 2020-09-10 | 2020-09-10 | モータの冷却部材及びモータの冷却構造 |
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JP2022046271A JP2022046271A (ja) | 2022-03-23 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020152216A Active JP7364544B2 (ja) | 2020-09-10 | 2020-09-10 | モータの冷却部材及びモータの冷却構造 |
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WO2023197136A1 (zh) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 喷环、电机及车辆 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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