JP7363348B2 - ゴム押出装置及びゴム供給装置 - Google Patents
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Description
この種のゴム押出装置は、スクリューを有する装置本体と、装置本体のゴム供給口に設けられたホッパとを有する。ホッパには、混錬された帯状のゴム材料(フィードゴム)が投入され、このゴム材料を装置本体のスクリューが搬送することによって、所定の断面形状を有するゴム部品が押し出される。
長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備えている。
このような構成によって、2つの押し込みローラによりスクリューへ向けてゴム材料を押し込むことができる。
このような構成によって、ホッパ内に新たなゴム材料が投入されたときだけ、2つの押し込みローラを接近させてスクリューへゴム材料を押し込むことができ、スクリューへゴム材料が安定して供給されている間は、2つの押し込みローラを離反させて押し込みを解除することで、スクリューへのゴム材料の供給をスムーズに行うことができる。
以上のような構成によって、第1及び第3押し込みローラの組み合わせ、並びに、第2及び第3押し込みローラの組み合わせを用いて、2つの経路でスクリューへ向けてゴム材料を押し込むことができる。
このような構成によって、押し込みローラを用いてゴム材料を確実にスクリューへ向けて押し込むことができる。
前記ゴム押出装置へ向けてゴム材料を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置により搬送されているゴム材料の材料切れを検出する材料切れセンサと、を備えている。
この構成によれば、ゴム押出装置に搬送されるゴム材料の材料切れを、材料切れセンサによって認識することができ、ゴム材料の補充等を迅速に行うことができる。
前記搬送装置よりも前記搬送方向の下流側に、搬送されているゴム材料に新たなゴム材料を接続するジョイント装置をさらに備えている。
以上のような構成によって、材料切れが生じた場合に、先行するゴム材料に新たなゴム材料を接続し、ゴム部品の押出成形を連続的に行うことが可能となる。
このような構成によって、ゴム材料の搬送速度が速い場合でも、2つの材料切れセンサを用いて確実に材料切れを検出することができる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るゴム押出装置を側方から見た断面図である。図2は、ゴム押出装置を正面側から見た断面図である。
ゴム押出装置10は、帯状のゴム材料Wから所定の断面形状を有する帯状のゴム部品を押出成形するものである。ゴム部品としては、空気入りタイヤを構成するトレッド、サイドウォール等が挙げられる。
装置本体11は、スクリュー21と、フィードローラ22と、ケーシング23とを備えている。
スクリュー21は、軸体の外周面にらせん状の羽根を備えて構成されている。スクリュー21は、モータ24によって回転駆動される。スクリュー21は、図2の矢印方向に回転することによってゴム材料Wを軸心方向に搬送する。
2つの押し込みローラ31は、外周面にゴム材料Wに噛み込む歯を有している。押し込みローラ31は、例えば、ヘリカルギア、ダブルヘリカルギヤ等の歯車によって構成される。2つの押し込みローラ31は、互いに平行に並べて配置されている。2つの押し込みローラ31の軸心は、スクリュー21及びフィードローラ22の軸心方向と平行に配置されている。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るゴム押出装置を正面から見た断面図である。
本実施形態のゴム押出装置10は、押し込み装置13の構成が上記実施形態とは異なっている。
本実施形態の押し込み装置13は、3つの押し込みローラ31を備えている。3つの押し込みローラ31は、互いに平行に並べて配置されている。並び方向の両外側に配置された2つの押し込みローラ31a,31b(以下、「第1押し込みローラ31a」、「第2押し込みローラ31b」ともいう)は、並び方向の中央に配置された1つの押し込みローラ31c(以下、「第3押し込みローラ31c」ともいう)に対して、接近・離反する方向に移動自在にケーシング23に支持されている。第1、第2押し込みローラ31a,31bは、それぞれ移動機構32によって、第3押し込みローラ31cに接近・離反する方向へ移動する。
第1,第2押し込みローラ31a,31bは、一方が第3押し込みローラ31cに接近しているとき、他方が第3押し込みローラ31cから離反する。したがって、第1,第2押し込みローラ31a,31bは、ゴム材料Wの押し込みのために同時に用いられず、交互に用いられる。
図4は、本発明のゴム押出装置にゴム材料を供給するゴム供給装置の一例を示す概略構成図である。
ゴム供給装置40は、ゴム材料Wを収容する収容装置41と、この収容装置41から引き出されたゴム材料Wを搬送する搬送装置42と、搬送されるゴム材料Wをガイドするガイド装置43と、ゴム材料Wの材料切れを検出する材料切れセンサ44と、ゴム材料Wを繋げるジョイント装置45と、を備えている。
ガイド装置43は、搬送装置42の前後やゴム押出装置10の直前等に配置されたガイドローラ43aにより構成される。
図5に例示されたゴム供給装置40は、複数の収容装置41a,41bを備えている。一方の収容装置41aに収容されたゴム材料Wは、搬送装置42によってゴム押出装置10に搬送され、他方の収容装置41bに収容されたゴム材料Wは、その先端Waが一方の収容装置41aのゴム材料Wの後端Wbに接続されている。
図5に例示されたゴム供給装置40には、図4において説明したようなジョイント装置45が設けられていてもよい。
上記実施形態のゴム押出装置10は、長尺のゴム材料Wが供給される供給口23aと、供給されたゴム材料Wを搬送するスクリュー21とを有する装置本体11と、供給口23aに設けられ、ゴム材料Wが投入されるホッパ12と、ホッパ12に投入されたゴム材料Wをスクリュー21へ向けて押し込む押し込み装置13とを備える。このようなゴム押出装置10を用いることによって、スクリュー21へのゴム材料Wの供給を確実に行うことができる。
上記第1の実施形態において、2つの押し込みローラ31は、双方が駆動機構33によって駆動されてもよい。また、上記第1、第2の実施形態において、従動ローラとされる押し込みローラ31、31cは、外周面に歯を備えていない(凹凸のない)ローラであってもよい。
11 :装置本体
12 :ホッパ
13 :押し込み装置
21 :スクリュー
23a :供給口
31 :押し込みローラ
31a :押し込みローラ
31b :押し込みローラ
31c :押し込みローラ
32 :移動機構
33 :駆動機構
40 :ゴム供給装置
42 :搬送装置
44 :材料切れセンサ
44a :材料切れセンサ
44b :材料切れセンサ
45 :ジョイント装置
W :ゴム材料
X :搬送方向
Claims (3)
- 長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備え、
前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された2つの押し込みローラと、少なくとも一方の押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、を備えており、前記少なくとも一方の押し込みローラが回転駆動されることによって、2つの前記押し込みローラの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込み、
前記押し込み装置が、2つの前記押し込みローラを接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、2つの前記押し込みローラを接近・離反させる移動機構をさらに備え、
前記移動機構は、前記スクリューへのゴム材料の供給状態に応じて2つの前記押し込みローラを接近・離反可能である、ゴム押出装置。 - 長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備え、
前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された3つの押し込みローラと、3つの押し込みローラのうち並び方向の両外側に配置された第1及び第2押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、前記第1及び第2押し込みローラを、並び方向の中央に配置された第3押し込みローラに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、前記第1及び第2押し込みローラをそれぞれ移動させる移動機構と、を備えており、前記第1押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第1押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込み、前記第2押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第2押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込む、ゴム押出装置。 - 前記駆動機構によって回転駆動される前記押し込みローラの外周面には、ゴム材料に噛み合う歯が形成されている、請求項1又は2に記載のゴム押出装置。
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JP2018144248A (ja) | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 中田エンヂニアリング株式会社 | ゴム材料供給システム及びゴム材料供給方法 |
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JPH043774Y2 (ja) * | 1985-08-20 | 1992-02-05 | ||
JPH0630424Y2 (ja) * | 1988-10-17 | 1994-08-17 | 株式会社三葉製作所 | ゴム、樹脂類押出機の原料供給制御装置 |
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