JP7363348B2 - ゴム押出装置及びゴム供給装置 - Google Patents

ゴム押出装置及びゴム供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7363348B2
JP7363348B2 JP2019189356A JP2019189356A JP7363348B2 JP 7363348 B2 JP7363348 B2 JP 7363348B2 JP 2019189356 A JP2019189356 A JP 2019189356A JP 2019189356 A JP2019189356 A JP 2019189356A JP 7363348 B2 JP7363348 B2 JP 7363348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pushing
rubber material
rubber
rollers
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019189356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021062572A (ja
Inventor
博幸 鬼松
有 野坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2019189356A priority Critical patent/JP7363348B2/ja
Publication of JP2021062572A publication Critical patent/JP2021062572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7363348B2 publication Critical patent/JP7363348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

本発明は、ゴム押出装置及びゴム供給装置に関する。
空気入りタイヤを構成するトレッド、サイドウォール等の帯状のゴム部品は、例えば、スクリュー型のゴム押出装置を用いて押出成形される(例えば、特許文献1参照)。
この種のゴム押出装置は、スクリューを有する装置本体と、装置本体のゴム供給口に設けられたホッパとを有する。ホッパには、混錬された帯状のゴム材料(フィードゴム)が投入され、このゴム材料を装置本体のスクリューが搬送することによって、所定の断面形状を有するゴム部品が押し出される。
特開2014-124826公報
従来のゴム押出装置においては、ホッパに投入されたゴム材料がホッパ内で詰まって適切にスクリューに供給されず、ゴム部品の吐出量(押出量)等が不安定になることがあった。この場合、作業者がホッパ内へ押し込み棒等を挿入し、手作業でゴム材料をスクリューに押し込む作業が必要であった。
本発明は、以上のような実情に鑑み、スクリューへのゴム材料の供給を確実に行うことができるゴム押出装置及びゴム供給装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るゴム押出装置は、
長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備えている。
以上の構成を有するゴム押出装置を用いることによって、スクリューへのゴム材料の供給を確実に行うことができる。
(2) 好ましくは、前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された2つの押し込みローラと、少なくとも一方の押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、を備えており、前記少なくとも一方の押し込みローラが回転駆動されることによって、2つの前記押し込みローラの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込む。
このような構成によって、2つの押し込みローラによりスクリューへ向けてゴム材料を押し込むことができる。
(3) 好ましくは、前記押し込み装置が、2つの前記押し込みローラを互いに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、2つの前記押し込みローラを接近・離反させる移動機構をさらに備えている。
このような構成によって、ホッパ内に新たなゴム材料が投入されたときだけ、2つの押し込みローラを接近させてスクリューへゴム材料を押し込むことができ、スクリューへゴム材料が安定して供給されている間は、2つの押し込みローラを離反させて押し込みを解除することで、スクリューへのゴム材料の供給をスムーズに行うことができる。
(4) 好ましくは、前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された3つの押し込みローラと、3つの押し込みローラのうち並び方向の両外側に配置された第1及び第2押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、前記第1及び第2押し込みローラを、並び方向の中央に配置された第3押し込みローラに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、前記第1及び第2押し込みローラをそれぞれ移動させる移動機構と、を備えており、前記第1押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第1押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込み、第2押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第2押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込む。
以上のような構成によって、第1及び第3押し込みローラの組み合わせ、並びに、第2及び第3押し込みローラの組み合わせを用いて、2つの経路でスクリューへ向けてゴム材料を押し込むことができる。
(5) 好ましくは、前記駆動機構によって回転駆動される前記押し込みローラの外周面に、ゴム材料に噛み合う歯が形成されている。
このような構成によって、押し込みローラを用いてゴム材料を確実にスクリューへ向けて押し込むことができる。
(6) 本発明は、上記(1)~(5)のいずれか1つに記載のゴム押出装置にゴム材料を供給するゴム供給装置であって、
前記ゴム押出装置へ向けてゴム材料を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置により搬送されているゴム材料の材料切れを検出する材料切れセンサと、を備えている。
この構成によれば、ゴム押出装置に搬送されるゴム材料の材料切れを、材料切れセンサによって認識することができ、ゴム材料の補充等を迅速に行うことができる。
(7) 好ましくは、前記材料切れセンサが、前記搬送装置よりもゴム材料の搬送方向の上流側に配置され、
前記搬送装置よりも前記搬送方向の下流側に、搬送されているゴム材料に新たなゴム材料を接続するジョイント装置をさらに備えている。
以上のような構成によって、材料切れが生じた場合に、先行するゴム材料に新たなゴム材料を接続し、ゴム部品の押出成形を連続的に行うことが可能となる。
(8) 好ましくは、前記材料切れセンサが、前記搬送装置よりもゴム材料の搬送方向の上流側と下流側との双方に配置されている。
このような構成によって、ゴム材料の搬送速度が速い場合でも、2つの材料切れセンサを用いて確実に材料切れを検出することができる。
本発明のゴム押出装置によれば、スクリューへのゴム材料の供給を確実に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係るゴム押出装置を側方から見た断面図である。 ゴム押出装置を正面側から見た断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るゴム押出装置を正面から見た断面図である。 本発明のゴム押出装置にゴム材料を供給するゴム供給装置の一例を示す概略構成図である。 本発明のゴム押出装置にゴム材料を供給するゴム供給装置の他の例を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るゴム押出装置を側方から見た断面図である。図2は、ゴム押出装置を正面側から見た断面図である。
ゴム押出装置10は、帯状のゴム材料Wから所定の断面形状を有する帯状のゴム部品を押出成形するものである。ゴム部品としては、空気入りタイヤを構成するトレッド、サイドウォール等が挙げられる。
ゴム押出装置10は、装置本体11と、ホッパ12と、押し込み装置13とを備えている。
装置本体11は、スクリュー21と、フィードローラ22と、ケーシング23とを備えている。
スクリュー21は、軸体の外周面にらせん状の羽根を備えて構成されている。スクリュー21は、モータ24によって回転駆動される。スクリュー21は、図2の矢印方向に回転することによってゴム材料Wを軸心方向に搬送する。
フィードローラ22は、スクリュー21と平行な軸心を有し、スクリュー21の搬送始端側に配置されている。フィードローラ22は、スクリュー21と噛み合い、スクリュー21の回転駆動力によって図2の矢印方向に従動回転する。ゴム材料Wは、フィードローラ22とスクリュー21との間に噛み込まれることによってスクリュー21に供給される。
ケーシング23は、スクリュー21及びフィードローラ22を収容している。ケーシング23には、スクリュー21にゴム材料Wを供給するための供給口23aが設けられている。
ホッパ12は、装置本体11の供給口23aに取り付けられている。ホッパ12は、略四角筒形状であり、供給口23aに向けて断面積が縮小するように下方先細り形状に形成されている。ゴム材料Wは、ホッパ12内に投入されて供給口23aからスクリュー21に供給される。ホッパ12内の上部には、ゴム材料Wをガイドするガイドローラ25が設けられている。ガイドローラ25は、ホッパ12の4つの壁部のうち、スクリュー21及びフィードローラ22の軸心に直交する方向の両側の壁部12a、12bの近傍に配置されている。ガイドローラ25は、スクリュー21及びフィードローラ22の軸心方向と平行に配置されている。ガイドローラ25は、ホッパ12内へ投入されるゴム材料Wに接触することによって回転する。そのため、ゴム材料Wは、小さい抵抗でスムーズにホッパ12内へ投入される。
押し込み装置13は、装置本体11のケーシング23における供給口23aの近傍に設けられている。押し込み装置13は、2つの押し込みローラ31と、移動機構32と、駆動機構33とを備えている。
2つの押し込みローラ31は、外周面にゴム材料Wに噛み込む歯を有している。押し込みローラ31は、例えば、ヘリカルギア、ダブルヘリカルギヤ等の歯車によって構成される。2つの押し込みローラ31は、互いに平行に並べて配置されている。2つの押し込みローラ31の軸心は、スクリュー21及びフィードローラ22の軸心方向と平行に配置されている。
2つの押し込みローラ31は、互いに接近・離反する方向に移動自在にケーシング23に支持されている。そして、2つの押し込みローラ31は、それぞれ移動機構32によって互いに接近・離反する方向へ移動する。2つの押し込みローラ31は、互いに接近したときに、両者の間にゴム材料Wを挟み込み、スクリュー21に向けてゴム材料Wを押し込むことができる押し込み位置に配置される。また、2つの押し込みローラ31は、互いに離反したときに、ゴム材料Wの押し込みを解除する押し込み解除位置に配置される。
移動機構32は、例えば、エアシリンダ、油圧シリンダ、電装シリンダ等のアクチュエータにより構成される。移動機構32は、モータと、リンク機構、ギヤ機構、又はベルト伝動機構等との組み合わせであってもよい。
駆動機構33は、モータ及び減速機等により構成され、一方の押し込みローラ31を回転駆動する。駆動機構33によって一方の押し込みローラ31が回転すると、ホッパ12内に投入されたゴム材料Wが一対の押し込みローラ31の間に引き込まれ、スクリュー21へ向けて押し込まれる。他方の押し込みローラ31は、2つの押し込みローラ31の間にゴム材料Wが引き込まれることにより従動回転する。
したがって、ホッパ12内へ新たなゴム材料Wを投入するときに、一対の押し込みローラ31を接近させた状態で一方の押し込みローラ31を回転駆動することで、投入されたゴム材料Wをスクリュー21へ向けて押し込むことができる。そのため、押し込み棒等を用いて手作業でゴム材料Wをスクリュー21に向けて押し込む作業が不要となり、スクリュー21にゴム材料Wを確実に供給することができる。
スクリュー21にゴム材料Wが供給された後は、スクリュー21の回転によってゴム材料Wが引き込まれるので、移動機構32により一対の押し込みローラ31の間隔を広げることで、小さい抵抗でスムーズにゴム材料Wをスクリュー21へ供給することが可能となる。
移動機構32は、作業者が手動にてオンオフの操作を行う形態のほか、スクリュー21へのゴム材料Wの供給状態(供給の有無)を、供給口23a等に設けたセンサにより検出し、その検出結果に基づいて自動的にオンオフさせる形態を採用することができる。駆動機構33は、移動機構32に連動してオンオフさせることができる。
<第2の実施形態>
図3は、本発明の第2の実施形態に係るゴム押出装置を正面から見た断面図である。
本実施形態のゴム押出装置10は、押し込み装置13の構成が上記実施形態とは異なっている。
本実施形態の押し込み装置13は、3つの押し込みローラ31を備えている。3つの押し込みローラ31は、互いに平行に並べて配置されている。並び方向の両外側に配置された2つの押し込みローラ31a,31b(以下、「第1押し込みローラ31a」、「第2押し込みローラ31b」ともいう)は、並び方向の中央に配置された1つの押し込みローラ31c(以下、「第3押し込みローラ31c」ともいう)に対して、接近・離反する方向に移動自在にケーシング23に支持されている。第1、第2押し込みローラ31a,31bは、それぞれ移動機構32によって、第3押し込みローラ31cに接近・離反する方向へ移動する。
第1、第2押し込みローラ31a,31bは、図1に示されるような駆動機構33によって回転駆動される。第3押し込みローラ31cは、第3押し込みローラ31cと第1,第2押し込みローラ31a,31bとの間にゴム材料Wが引き込まれることにより従動回転する。
第1,第2押し込みローラ31a,31bは、一方が第3押し込みローラ31cに接近しているとき、他方が第3押し込みローラ31cから離反する。したがって、第1,第2押し込みローラ31a,31bは、ゴム材料Wの押し込みのために同時に用いられず、交互に用いられる。
ホッパ12内の上部側には、3つのガイドローラ25が設けられている。3つのガイドローラ25は、互いに平行に並べて配置されている。並び方向の両側のガイドローラ25a,25b(「第1ガイドローラ25a」、「第2ガイドローラ25b」ともいう)は、第1の実施形態と同様にホッパ12の壁部12a,12bに沿って配置されている。中央のガイドローラ25c(以下、「第3ガイドローラ25c」ともいう)は、第1、第2ガイドローラ25a,25bの中間に配置されている。第3ガイドローラ25cは、ホッパ12の上端の開口を2つの投入領域R1,R2に区画している。
第1、第3ガイドローラ25a,25cの間に形成された一方の投入領域R1から投入されたゴム材料Wは、第1、第3押し込みローラ31a,31cによってスクリュー21へ向けて押し込まれる。第2、第3ガイドローラ25b,25cの間に形成された他方の投入領域R2から投入されたゴム材料Wは、第2,第3押し込みローラ31b,31cによってスクリュー21へ向けて押し込まれる。
本実施形態のゴム押出装置10では、一方の投入領域R1から投入したゴム材料Wが終了した場合、そのまま続けて他方の投入領域R2から次のゴム材料Wを投入することができ、ゴム押出装置10にゴム材料Wを途切れることなく供給することができる。
<ゴム供給装置>
図4は、本発明のゴム押出装置にゴム材料を供給するゴム供給装置の一例を示す概略構成図である。
ゴム供給装置40は、ゴム材料Wを収容する収容装置41と、この収容装置41から引き出されたゴム材料Wを搬送する搬送装置42と、搬送されるゴム材料Wをガイドするガイド装置43と、ゴム材料Wの材料切れを検出する材料切れセンサ44と、ゴム材料Wを繋げるジョイント装置45と、を備えている。
収容装置41は、ゴム材料Wを折り畳んだ状態で収容する容器等からなる。ただし、収容装置41は、ゴム材料Wをリールに巻き付けることによって収容するものであってもよい。ゴム材料Wは、搬送装置42により収容装置41から引き出されて搬送される。
搬送装置42は、モータ等によって回転駆動される駆動ローラを含む複数の搬送ローラ42aにより構成されている。搬送ローラ42aは、ゴム材料Wの上下に配置され、駆動ローラを回転させることによってゴム材料Wを搬送する。
ガイド装置43は、搬送装置42の前後やゴム押出装置10の直前等に配置されたガイドローラ43aにより構成される。
材料切れセンサ44は、搬送装置42よりもゴム材料Wの搬送方向(矢印X)の上流側に配置されている。この材料切れセンサ44には、例えば、投光器と受光器とを有する光学センサが用いられる。ただし、材料切れセンサ44は、光学センサ以外の非接触式センサ又は接触式センサが用いられてもよい。
ジョイント装置45は、搬送装置42よりも搬送方向Xの下流側に配置されている。ジョイント装置45は、ゴム材料Wの上下に配置された一対のジョイントローラ45aを備えている。一対のジョイントローラ45aは、互いに接近するジョイント位置と、互いに離反するジョイント解除位置との間で移動自在に設けられている。ジョイントローラ45aの移動には、例えば、エアシリンダ、油圧シリンダ、又は電動シリンダ等のアクチュエータ(図示省略)が用いられる。
ジョイント装置45とゴム押出装置10との間には、ゴム材料Wを弛ませることによってゴム材料Wの搬送速度とゴム押出装置10へのゴム材料Wの供給速度との差を吸収するフェスツーン47が設けられている。
本例のゴム供給装置40では、収容装置41内のゴム材料Wがなくなり、材料切れとなった場合に、材料切れセンサ44がゴム材料Wの終端を検出する。搬送装置42は、材料切れセンサ44の検出結果に基づいてゴム材料Wの搬送を停止する。その後、作業者がゴム材料Wの終端に新たなゴム材料Wの始端を重ね合わせ、これらを一対のジョイントローラ45aで挟み込むことによって両者を接続することができる。以上より、材料切れが発生したとしても、早期に材料切れを認識し、ゴム材料Wを補充することができる。
なお、本例のゴム供給装置40では、材料切れセンサ44がゴム材料Wの材料切れを検出したとき、搬送装置42を停止する態様を採用しているが、これに加えて、材料切れが生じたことを作業者に報知する態様を採用することができる。この報知としては、音、表示、光等による報知を採用することができる。
図5は、本発明のゴム押出装置10にゴム材料を供給するゴム供給装置の他の例を示す概略構成図である。
図5に例示されたゴム供給装置40は、複数の収容装置41a,41bを備えている。一方の収容装置41aに収容されたゴム材料Wは、搬送装置42によってゴム押出装置10に搬送され、他方の収容装置41bに収容されたゴム材料Wは、その先端Waが一方の収容装置41aのゴム材料Wの後端Wbに接続されている。
また、ゴム供給装置40は、搬送装置42よりもゴム材料Wの搬送方向の上流側と下流側との双方に材料切れセンサ44a,44bを備えている。上流側の材料切れセンサ44aは、搬送装置42よりも収容装置41の近くに配置されている。
本例示のゴム供給装置40は、搬送装置42の両側の2箇所に材料切れセンサ44a,44bを備えているので、搬送装置42の両側において2段階で材料切れを検出することができる。そのため、搬送装置42によるゴム材料Wの搬送速度が速い場合等であっても確実に材料切れを検出し、搬送装置42を停止させることができる。また、上流側の材料切れセンサ44aが、搬送装置42よりも収容装置41aの近くに配置されているので、収容装置41aでゴム材料Wがなくなったことを、より早期に検出することができる。
図5において、先行する収容装置41aに収容されたゴム材料Wがなくなった場合には、当該収容装置41aを取り除き、その場所へ後続の収容装置41bを移動させればよい。
図5に例示されたゴム供給装置40には、図4において説明したようなジョイント装置45が設けられていてもよい。
<実施形態の作用効果>
上記実施形態のゴム押出装置10は、長尺のゴム材料Wが供給される供給口23aと、供給されたゴム材料Wを搬送するスクリュー21とを有する装置本体11と、供給口23aに設けられ、ゴム材料Wが投入されるホッパ12と、ホッパ12に投入されたゴム材料Wをスクリュー21へ向けて押し込む押し込み装置13とを備える。このようなゴム押出装置10を用いることによって、スクリュー21へのゴム材料Wの供給を確実に行うことができる。
上記第1実施形態の押し込み装置13は、互いに平行に並べて配置された2つの押し込みローラ31と、少なくとも一方の押し込みローラ31を回転駆動する駆動機構33とを備え、少なくとも一方の押し込みローラ31が回転駆動されることによって、2つの押し込みローラ31の間に挟まれたゴム材料Wをスクリュー21へ押し込む。そのため、2つの押し込みローラ31によりスクリュー21へ向けてゴム材料Wを押し込むことができる。
上記第1実施形態の押し込み装置13は、2つの押し込みローラ31を互いに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、2つの押し込みローラ31を接近・離反させる移動機構32をさらに備えている。そのため、ホッパ12内に新たなゴム材料Wが投入されたときだけ、2つの押し込みローラ31を接近させてスクリュー21へゴム材料Wを押し込むことができ、スクリュー21へゴム材料Wが安定して供給されている間は、2つの押し込みローラ31を離反させて押し込みを解除することで、スクリュー21へのゴム材料Wの供給をスムーズに行うことができる。
上記第2実施形態の押し込み装置13は、互いに平行に並べて配置された3つの押し込みローラ31a,31b,31cと、3つの押し込みローラ31a,31b,31cのうち並び方向の両外側に配置された第1及び第2押し込みローラ31a,31bを回転駆動する駆動機構33と、第1及び第2押し込みローラ31a,31bを、並び方向の中央に配置された第3押し込みローラ31cに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、第1及び第2押し込みローラ31a,31bをそれぞれ移動させる移動機構32とを備え、第1押し込みローラ31aが回転駆動されることによって、第1押し込みローラ31aと第3押し込みローラ31cとの間に挟まれたゴム材料Wをスクリュー21へ押し込み、第2押し込みローラ31bが回転駆動されることによって、第2押し込みローラ31bと第3押し込みローラ31cとの間に挟まれたゴム材料Wをスクリュー21へ押し込む。そのため、第1及び第3押し込みローラ31a,31cの組み合わせ、並びに、第2及び第3押し込みローラ31b,31cの組み合わせを用いて、2つの経路でスクリュー21へ向けてゴム材料Wを押し込むことができる。
上記実施形態では、駆動機構33によって回転駆動される押し込みローラ31、31a,31bの外周面に、ゴム材料に噛み合う歯が形成されている。そのため、押し込みローラ31、31a,31bを用いてゴム材料Wを確実にスクリュー21へ向けて押し込むことができる。
図4及び図5に示す実施形態のゴム供給装置40は、ゴム押出装置10へ向けてゴム材料Wを搬送する搬送装置42と、搬送装置42により搬送されているゴム材料の材料切れを検出する材料切れセンサ44、44a,44bとを備える。そのため、ゴム押出装置10に搬送されるゴム材料Wの材料切れを、材料切れセンサ44、44a,44bによって認識することができ、ゴム材料Wの補充等を迅速に行うことができる。
図4に示す実施形態のゴム供給装置40は、材料切れセンサ44が、搬送装置42よりもゴム材料Wの搬送方向Xの上流側に配置され、ゴム供給装置40は、搬送装置42よりも搬送方向Xの下流側に、搬送されているゴム材料Wに新たなゴム材料Wを接続するジョイント装置45をさらに備える。そのため、ゴム材料Wの材料切れが生じた場合に、先行するゴム材料Wに新たなゴム材料Wを接続し、ゴム部品の押出成形を連続的に行うことができる。
図5に示す上記実施形態のゴム供給装置40は、材料切れセンサ44a,44bが、搬送装置42よりもゴム材料Wの搬送方向Xの上流側と下流側との双方に配置される。そのため、ゴム材料Wの材料切れを2段階で検出することができ、ゴム材料の搬送速度が速い場合等でも確実に材料切れを検出することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、適宜変更することができる。
上記第1の実施形態において、2つの押し込みローラ31は、双方が駆動機構33によって駆動されてもよい。また、上記第1、第2の実施形態において、従動ローラとされる押し込みローラ31、31cは、外周面に歯を備えていない(凹凸のない)ローラであってもよい。
10 :ゴム押出装置
11 :装置本体
12 :ホッパ
13 :押し込み装置
21 :スクリュー
23a :供給口
31 :押し込みローラ
31a :押し込みローラ
31b :押し込みローラ
31c :押し込みローラ
32 :移動機構
33 :駆動機構
40 :ゴム供給装置
42 :搬送装置
44 :材料切れセンサ
44a :材料切れセンサ
44b :材料切れセンサ
45 :ジョイント装置
W :ゴム材料
X :搬送方向

Claims (3)

  1. 長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
    前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
    前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備え、
    前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された2つの押し込みローラと、少なくとも一方の押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、を備えており、前記少なくとも一方の押し込みローラが回転駆動されることによって、2つの前記押し込みローラの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込み、
    前記押し込み装置が、2つの前記押し込みローラを接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、2つの前記押し込みローラを接近・離反させる移動機構をさらに備え
    前記移動機構は、前記スクリューへのゴム材料の供給状態に応じて2つの前記押し込みローラを接近・離反可能である、ゴム押出装置。
  2. 長尺のゴム材料が供給される供給口と、供給されたゴム材料を搬送するスクリューとを有する装置本体と、
    前記供給口に設けられ、前記ゴム材料が投入されるホッパと、
    前記ホッパに投入されたゴム材料を前記スクリューへ向けて押し込む押し込み装置と、を備え、
    前記押し込み装置が、互いに平行に並べて配置された3つの押し込みローラと、3つの押し込みローラのうち並び方向の両外側に配置された第1及び第2押し込みローラを回転駆動する駆動機構と、前記第1及び第2押し込みローラを、並び方向の中央に配置された第3押し込みローラに接近させた押し込み位置と、離反させた押し込み解除位置との間で、前記第1及び第2押し込みローラをそれぞれ移動させる移動機構と、を備えており、前記第1押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第1押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込み、前記第2押し込みローラが回転駆動されることによって、前記第2押し込みローラと前記第3押し込みローラとの間に挟まれたゴム材料を前記スクリューへ押し込む、ゴム押出装置。
  3. 前記駆動機構によって回転駆動される前記押し込みローラの外周面には、ゴム材料に噛み合う歯が形成されている、請求項1又は2に記載のゴム押出装置。
JP2019189356A 2019-10-16 2019-10-16 ゴム押出装置及びゴム供給装置 Active JP7363348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019189356A JP7363348B2 (ja) 2019-10-16 2019-10-16 ゴム押出装置及びゴム供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019189356A JP7363348B2 (ja) 2019-10-16 2019-10-16 ゴム押出装置及びゴム供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021062572A JP2021062572A (ja) 2021-04-22
JP7363348B2 true JP7363348B2 (ja) 2023-10-18

Family

ID=75487192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019189356A Active JP7363348B2 (ja) 2019-10-16 2019-10-16 ゴム押出装置及びゴム供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7363348B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063879A (ja) 1999-08-31 2001-03-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The 帯状原料ゴムの結合方法及びその装置
JP2018069612A (ja) 2016-10-31 2018-05-10 鈴鹿エンヂニヤリング株式会社 圧縮加硫成形機へのゴム生地の供給方法及びその装置
JP2018144248A (ja) 2017-03-01 2018-09-20 中田エンヂニアリング株式会社 ゴム材料供給システム及びゴム材料供給方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043774Y2 (ja) * 1985-08-20 1992-02-05
JPH0630424Y2 (ja) * 1988-10-17 1994-08-17 株式会社三葉製作所 ゴム、樹脂類押出機の原料供給制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063879A (ja) 1999-08-31 2001-03-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The 帯状原料ゴムの結合方法及びその装置
JP2018069612A (ja) 2016-10-31 2018-05-10 鈴鹿エンヂニヤリング株式会社 圧縮加硫成形機へのゴム生地の供給方法及びその装置
JP2018144248A (ja) 2017-03-01 2018-09-20 中田エンヂニアリング株式会社 ゴム材料供給システム及びゴム材料供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021062572A (ja) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4941610B1 (ja) ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法
WO2011118493A1 (ja) 不良ワーク排出装置
JP5715606B2 (ja) ゴムストリップの製造装置及び製造方法
KR102228558B1 (ko) 고무 시트 부재의 공급장치 및 방법
JP7363348B2 (ja) ゴム押出装置及びゴム供給装置
JP5055134B2 (ja) 帯状部材の押出し方法および装置
JP5205384B2 (ja) 生タイヤの製造装置
JP6939382B2 (ja) 多層ゴム部材の製造装置、及び製造方法
US20110226886A1 (en) Method of and apparatus for winding a lengthy rubber material
JP5113730B2 (ja) 排気溝形成方法、及び排気溝形成装置
JP3559518B2 (ja) タイヤ用ゴムストリップの押出し成形装置
JP6809026B2 (ja) コード入りゴムシート部材の切断方法および装置
US20190070764A1 (en) Extruder feeding assembly and extruder apparatus incorporating it
JP2017196836A (ja) ゴムストリップの貼付装置
KR100682548B1 (ko) 트레드 압출물의 자체 터닝 이송장치
JP5132261B2 (ja) タイヤ構成部材の製造方法および装置
JP2020069775A (ja) 多層ゴム部材の製造装置、及び多層ゴム部材の製造方法
JP4536078B2 (ja) シート成形設備
JP5306782B2 (ja) タイヤ用材料自動送出し装置
JP5797730B2 (ja) 帯状部材の巻付け装置
JP6539424B1 (ja) ゴム押出機、ゴム押出システム及びバンクの計測方法
JP2012051159A (ja) 未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法
CN111093927B (zh) 连结辊以及搬运装置
JP5090067B2 (ja) 溶融樹脂の搬送装置
JP2020093411A (ja) タイヤ部材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7363348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150