JP7363325B2 - 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法 - Google Patents

電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7363325B2
JP7363325B2 JP2019184342A JP2019184342A JP7363325B2 JP 7363325 B2 JP7363325 B2 JP 7363325B2 JP 2019184342 A JP2019184342 A JP 2019184342A JP 2019184342 A JP2019184342 A JP 2019184342A JP 7363325 B2 JP7363325 B2 JP 7363325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
smoothing capacitor
power supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019184342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021061682A (ja
Inventor
健太朗 梶田
俊太郎 中山
達也 荻野
拓哉 谷村
崇彦 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019184342A priority Critical patent/JP7363325B2/ja
Publication of JP2021061682A publication Critical patent/JP2021061682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7363325B2 publication Critical patent/JP7363325B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)

Description

本発明は、電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法に関する。
特許文献1には、過電圧から平滑コンデンサを保護する目的で、交流を整流する整流部と、整流部から出力された電圧を平滑する平滑部(以下「平滑コンデンサ」)と、整流部と平滑コンデンサとを接続又は切断を切り替える切替部と、平滑コンデンサに印加される電圧の過電圧を検出する過電圧検出部と、過電圧検出部で過電圧を検出した場合、切替部で整流部と平滑コンデンサとの接続状態を開放する切替制御部と、を有する電源装置が開示される。特許文献1に開示される電源装置は、平滑コンデンサに印加される過電圧を検出したときに整流部と平滑コンデンサとの接続状態を開放する構成を採用する。
しかしながら、特許文献1に開示される電源装置では、平滑コンデンサへの電圧の印加が開始されてから当該電圧が過電圧と判定される値に達するまでには一定時間を要する。そのため、当該時間中に平滑コンデンサの耐圧を超える電圧が瞬間的に印加されていたとしても、当該時間が経過するまでは、整流部と平滑コンデンサとの接続状態を開放できず、平滑コンデンサの劣化が進行する可能性があるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、平滑コンデンサの劣化の進行を抑制できる。
上記課題に鑑み、本発明に係る電源装置は、交流を整流する整流回路と、前記整流回路で整流された電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサへの突入電流の流入を防止する突入電流防止回路とを備える。電源装置は、前記整流回路と前記平滑コンデンサとの間に設けられる抵抗器に印加される電圧を検出する検出回路を備える。電源装置は、前記検出回路で検出される電圧が電圧判定値未満の場合、前記整流回路へ前記平滑コンデンサを接続し、前記検出回路で検出される電圧が前記電圧判定値以上の場合、前記検出回路を駆動源として前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放して前記平滑コンデンサへの電流の流入を遮断する遮断回路を備える。電源装置は、前記遮断回路が前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放した後、駆動源としての前記検出回路に前記検出回路の動作のための電圧を印加することで前記遮断回路による遮断状態を保持させる遮断保持回路を備える。
本発明によれば、平滑コンデンサの劣化の進行を抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成例を示す図である。 図1に示す検出回路及び突入電流防止回路の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。 遮断保持回路が閉状態のときに流れる電流の経路を示す図である。 比較例に係る電源装置の構成例を示す図である。 比較例に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電源装置の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る電源装置の構成例を示す図である。 図11に示す検出回路及び突入電流防止回路の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態1~3の第1変形例に係る電源装置の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1~3の第2変形例に係る電源装置の構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法の構成例を示す図である。図2は図1に示す検出回路及び突入電流防止回路の構成例を示す図である。
電源装置100-1は、例えば商用電源から供給される単相交流を直流に変換して負荷に入力する電力変換装置である。負荷は、例えば直流電圧を交流電圧に変換するインバータ8である。なお、負荷は、直流電圧を入力する装置又は機械であればよく、インバータ8以外にも、例えば、直流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換して出力するDC/DCコンバータでもよい。
電源装置100-1は、直流電圧を交流電圧に変換する機能として、電源プラグ2、整流回路9、正極側直流母線P、負極側直流母線N、及び平滑コンデンサ3を備える。
また電源装置100-1は、突入電流防止回路6、及び過電圧抑制部20を備える。過電圧は、平滑コンデンサ3の耐圧を超える異常な値の電圧であり、過電圧が平滑コンデンサ3に印加されると、平滑コンデンサ3の劣化が進行する可能性がある。
電源プラグ2は、例えば商用電源からの単相交流電圧が供給されるコンセント1に差し込まれる差し込みプラグである。電源プラグ2は、例えば、ユーザの手で把持されるハウジングと、ハウジングから突出する金属製の2つの平栓刃と、2つの平栓刃の一方に接続される第1交流配線2aと、2つの平栓刃の他方に接続される第2交流配線2bとを備える。
整流回路9は、例えば4つのダイオードを組み合わせて構成される単相全波整流回路である。なお、整流回路9は、4つのダイオードを組み合わせた構成に限定されず、金属酸化膜半導体電界効果型トランジスタであるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor-Field Effect Transistor)を組み合わせて構成してもよい。
整流回路9は、第1交流配線2aが接続される第1入力端子9aと、第2交流配線2bが接続される第2入力端子9bと、正極側直流母線Pが接続される第1出力端子9cと、突入電流防止回路6及び検出回路4に接続される第2出力端子9dとを備える。第1入力端子9a及び第2入力端子9bは、第1交流配線2a及び第2交流配線2bを介してコンセント1と電気的に接続される。第1出力端子9cは、正極側直流母線Pを介して、遮断保持回路7の一端7aと平滑コンデンサ3の一端とに接続される。
突入電流防止回路6は、平滑コンデンサ3への突入電流の流入を防止する回路である。図2に示すように、突入電流防止回路6は、例えば、コンセント1に電源プラグ2が差し込まれた直後に平滑コンデンサ3に流入する突入電流を減衰させる抵抗器6aと、抵抗器6aに並列接続されるリレー部6bとを備える。例えば、コンセント1に電源プラグ2が差し込まれた時点から一定時間(例えば数十ms~数百ms)が経過するまでは、リレー部6bがオープン状態のため、抵抗器6aに電流が流れる。これにより、突入電流が抑制される。そして、当該時間が経過して突入電流が抑制されると、リレー部6bがクローズ状態となる。これにより、抵抗器6aのインピーダンスよりも低いインピーダンスの電流経路が形成される。従って、負荷の定常運転時の電流が抵抗器6aに流れることによる電力損失を抑制できる。
なお、突入電流防止回路6の具体的な構成例は、例えば特許第5933038号公報、特許第6081039号公報などに開示される通り公知であるため、以下では、その詳細な説明を割愛する。
過電圧抑制部20は、突入電流に起因して平滑コンデンサ3に印加される電圧を抑制するための機能である。過電圧抑制部20は、遮断回路5、遮断保持回路7、及び検出回路4を備える。
遮断回路5は、平滑コンデンサ3への突入電流の流入を遮断するための開閉機構である。遮断回路5は、例えば負極側直流母線Nに設けられる。
遮断回路5の一端5aは、負極側直流母線Nを介して、平滑コンデンサ3の一端とインバータ8とに接続される。遮断回路5の他端5bは、負極側直流母線Nを介して突入電流防止回路6に接続される。また遮断回路5の他端5bは、配線30を介して検出回路4に接続される。遮断回路5は、例えば、スイッチ5cと、スイッチ5cを駆動するソレノイド5dとを有する。スイッチ5cは、例えば検出回路4からの駆動信号を入力していないときにはクローズ状態であり、当該駆動信号を入力するとオープン状態になるノーマリクローズのスイッチである。
このように構成される遮断回路5は、検出回路4で検出される電圧が電圧判定値未満の場合、スイッチ5cを駆動せずに、整流回路9への平滑コンデンサ3の電気的な接続を保持する。電圧判定値は、例えば100V系電源の場合には200V、200V系電源の場合には418Vである。
また遮断回路5は、検出回路4で検出される電圧が電圧判定値以上の場合、検出回路4を駆動源として駆動信号を入力することで、スイッチ5cをオープン状態、すなわち遮断状態にする。これにより、整流回路9への平滑コンデンサ3の電気的な接続状態が開放され、平滑コンデンサ3への電流の流入が遮断される。
なお、遮断回路5によるオープン状態が保持される時間は、突入電流が抑制されるまでの時間(例えば数十ms~数百ms程度)である。当該時間が経過した後、検出回路4からの駆動信号の出力が停止することで、スイッチ5cはクローズ状態に復帰する。なお、遮断回路5は、平滑コンデンサ3への突入電流の流入を遮断できるものであればよく、ソレノイド式に開閉機構に限定されず、半導体スイッチング素子で構成してもよい。
遮断保持回路7は、遮断回路5におけるオープン状態、すなわち遮断状態を保持するための電力を検出回路4に供給する開閉機構である。遮断保持回路7の一端7aは、直流母線(例えば正極側直流母線P)に接続される。遮断保持回路7の他端7bは、検出回路4に接続される。
遮断保持回路7は、例えば、スイッチ7cと、スイッチ7cを駆動するソレノイド7dとを有する。スイッチ7cは、例えば検出回路4からの駆動信号を入力していないときにはオープン状態であり、当該駆動信号を入力するとクローズ状態になるノーマリオープンのスイッチである。ソレノイド7dは、例えば検出回路4からの駆動信号を入力すると電磁力を発生するコイルと、当該コイルの電磁力でスイッチ7cを駆動するプランジャとを備える。
このように構成される遮断保持回路7は、検出回路4で検出される電圧が電圧判定値未満の場合、検出回路4からの駆動信号を入力しないため、スイッチ7cをオープン状態に保持し、検出回路4への電力供給は行わない。
また、遮断保持回路7は、検出回路4で検出される電圧が電圧判定値以上の場合、検出回路4からの駆動信号を入力することで、スイッチ7cをクローズ状態に制御する。これにより、遮断回路5及び配線30経由で検出回路4に電力が供給されなくとも、遮断保持回路7経由で検出回路4に電力が供給される。
検出回路4は、遮断保持回路7の動作を制御するための駆動源であると共に、遮断回路5のスイッチ5cのオープン状態を保持するための駆動源でもある。検出回路4は、例えば、電圧検出部4a、記憶部4d、電源部4b、演算部4cを備える。
電圧検出部4aは、突入電流防止回路6の抵抗器6aの両端に印加される電圧を検出し、当該電圧の値を示す電圧情報を演算部4cに入力する。
記憶部4dは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などで構成されるメモリである。記憶部4dには、演算部4cの判定部4c1で利用される電圧判定値の他、演算部4cが有する判定部4c1、駆動信号生成部4c2などの機能を実現するためのプログラムが格納されている。演算部4cが当該プログラムを読み出して実行することにより、判定部4c1、駆動信号生成部4c2などの機能が実現される。判定部4c1及び駆動信号生成部4c2の詳細は後述する。
電源部4bは、配線30の一端に接続される。配線30の他端は、負極側直流母線Nに接続される。これにより、電源部4bは、配線30を介して、負極側直流母線Nと電気的に接続される。また、電源部4bは、遮断保持回路7の他端7bに接続される。これにより、電源部4bは、遮断保持回路7を介して、正極側直流母線Pと電気的に接続される。従って、電源部4bには、配線30又は遮断保持回路7を介して、電力が供給される。電源部4bは、配線30の一端に接続されると共に、遮断保持回路7の他端7bに接続される。これにより、電源部4bは、遮断保持回路7を介して、正極側直流母線Pと電気的に接続される。従って、電源部4bには、遮断保持回路7を介して、電力が供給される。
遮断回路5及び遮断保持回路7は、検出回路4の駆動信号生成部4c2によって、互いに相補的に動作するように制御されるため、例えば、遮断回路5のスイッチ5cがクローズ状態のときには、配線30経由で電源部4bに電力が供給される。また、遮断回路5のスイッチ5cがオープン状態のときには、遮断保持回路7経由で電源部4bに電力が供給される。電源部4bは、これらの電力により、電圧検出部4a及び演算部4cを駆動する電力を生成する。
演算部4cは、判定部4c1及び駆動信号生成部4c2を備える。
判定部4c1は、例えば、記憶部4dに記憶される電圧判定値と、電圧検出部4aからの電圧情報とを入力する。判定部4c1は、例えば、電圧情報と電圧情報から推定される電圧値とを対応付けた電圧テーブルを保持し、電圧情報を入力すると当該電圧テーブルを参照して、電圧情報に対応する電圧値を求める。そして、判定部4c1は、当該電圧値と記憶部4dに記憶される電圧判定値と比較することで、電圧値が電圧判定値未満であるか、又は、電圧値が電圧判定値以上であるかを判定する。
判定の結果、判定部4c1は、電圧値が電圧判定値未満の場合には、判定情報を駆動信号生成部4c2に入力せず、電圧値が電圧判定値以上の場合には判定情報を駆動信号生成部4c2に入力する。判定情報は、平滑コンデンサ3に印加される電圧が異常な値に達したことを示す情報である。
駆動信号生成部4c2は、判定情報を入力したとき、電源部4bから供給される電力を利用して、駆動信号を生成する。駆動信号は、遮断回路5のソレノイド5dと、遮断保持回路7のソレノイド7dとのそれぞれのコイルを励磁するための直流電圧である。
次に図3~図5を参照して電源装置100-1の動作を説明する。
図3は本発明の実施の形態1に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図3の横軸は時間である。図3には上から順に、コンセント1に印加される電圧の波形と、コンセント1に電源プラグ2が差し込まれる前後の状態と、平滑コンデンサ3に印加される電圧と、突入電流防止回路6に印加される電圧と、検出回路4で検出される電圧と、駆動信号のレベルと、遮断回路5のスイッチ5cの状態と、遮断保持回路7のスイッチ7cの状態とが示される。
コンセント1に印加される破線の電圧は、正常時の電圧値、すなわちコンセント1から発生する通常の電圧の値を表す。実線の電圧は、異常時の電圧値、すなわちコンセント1から発生する異常な電圧の値を表す。
電源プラグ2がコンセント1に差し込まれる前の状態は「OFF」、電源プラグ2がコンセント1に差し込まれた後の状態は「ON」とされる。
駆動信号「Low」は、駆動信号が生成されていないときの駆動信号生成部4c2の出力レベル又は、駆動信号が出力されていない状態を表す。駆動信号「High」は、駆動信号が生成されるときの駆動信号生成部4c2の出力レベル、又は駆動信号が出力されている状態を表す。
時刻t1は、電源プラグ2がコンセント1に差し込まれたタイミングである。時刻t2は、突入電流防止回路6に印加される電圧が電圧判定値に達したタイミングを表す。当該タイミングは、駆動信号のレベルがローレベルからハイレベルに変化するタイミングに等しい。また、当該タイミングは、遮断回路5のスイッチ5cがクローズからオープンに変化した時点に等しく、また遮断保持回路7のスイッチ7cがオープンからクローズに変化した時点に等しい。
図4は本発明の実施の形態1に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。図4に示すステップS1が実行されるタイミングは、例えば、直流母線に電圧が印加されておらず、遮断回路5のスイッチ5cがクローズ、かつ、遮断保持回路7のスイッチ7cがオープンのときである。
時刻t1でコンセント1に電源プラグ2が挿入されたとき(ステップS1)、検出回路4では突入電流に起因する電圧が検出される(ステップS2)。また、検出回路4では、検出された電圧が電圧判定値以上であるか否かが判定される(ステップS3)。
検出された電圧が電圧判定値未満の場合(ステップS3,No)、すなわち図3に示す時刻t1から時刻t2に達するまでの期間では、検出回路4は、遮断回路5のスイッチ5cをクローズ状態に保持しつつ、遮断保持回路7のスイッチ7cをオープン状態に保持するため、駆動信号の生成を実施しない(ステップS31)。
検出された電圧が電圧判定値以上の場合(ステップS3,Yes)、すなわち図3に示す時刻t2に達したとき、検出回路4は、遮断回路5のスイッチ5cをオープン状態にさせ、また遮断保持回路7のスイッチ7cをクローズ状態にさせるため、駆動信号を生成する(ステップS4)。
ステップS4の処理によって電源装置100-1に流れる電流の経路を図5に示す。図5は遮断保持回路が閉状態のときに流れる電流の経路を示す図である。
遮断回路5のスイッチ5cがオープン状態、かつ、遮断保持回路7のスイッチ7cがクローズ状態となることで、整流回路9で整流された電流Aは、図5の太実線で示すように、遮断保持回路7を介して検出回路4に流れる。これにより、時刻t2以降においては、平滑コンデンサ3に対して、平滑コンデンサ3の耐圧を超えるような高い電圧が印加されることを防止できる。
図4に戻り、例えばスイッチ5cがオープン状態になったことに気がついたユーザがコンセント1の抜き差しを行った場合、ステップS2以降の処理が繰り返される(ステップS5)。
次に図6及び図7を参照して、電源装置100-1の比較例の構成及び動作について説明する。以下では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分について述べる。
図6は比較例に係る電源装置の構成例を示す図である。比較例に係る電源装置100Aは、電源装置100-1の検出回路4、遮断保持回路7、及び配線30の代わりに、検出回路4Aを備える。
検出回路4Aは平滑コンデンサ3に並列接続され、平滑コンデンサ3に印加される電圧を検出する。検出回路4Aは、平滑コンデンサ3に印加される電圧が、電圧判定値未満であるか電圧判定値以上であるかを判定する。すなわち、検出回路4Aは、突入電流防止回路6に印加される電圧の代わりに、平滑コンデンサ3に印加される電圧に基づき、突入電流に起因する電圧が、電圧判定値以上であるか否かを判定する。
そして、検出回路4Aは、図2に示す駆動信号生成部4c2と同様の機能を有する。
具体的には、検出回路4Aは、平滑コンデンサ3に印加される電圧が電圧判定値以上であると判定すると、遮断回路5のスイッチ5cをオープン状態にするための駆動信号を生成する。
図7は比較例に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図7の横軸は時間である。図7には上から順に、コンセント1に印加される電圧の波形と、コンセント1に電源プラグ2が差し込まれる前後の状態と、平滑コンデンサ3に印加される電圧と、突入電流防止回路6に印加される電圧と、検出回路4Aで検出される電圧と、駆動信号のレベルと、遮断回路5のスイッチ5cの状態とが示される。
平滑コンデンサ3の電圧Vcは下記(1)式によって表される。Cは、平滑コンデンサ3の静電容量、iは平滑コンデンサ3に流れる電流である。
Vc(t)=(1/C)×∫i(t)・dt・・・(1)
(1)式から分かるように、平滑コンデンサ3の電圧Vcは、平滑コンデンサ3に流れる電流の積分値に比例して増加する。そのため、平滑コンデンサ3の電圧Vcは、図7に示すように、平滑コンデンサ3の充電が開始された時刻t1から徐々に上昇し、時刻t1から一定時間経過後の時刻t2で、電圧判定値と同等の値に達する。従って、時刻t1から時刻t2までの間に、平滑コンデンサ3の耐圧を超えるような過電圧が瞬間的に印加されていたとしても、平滑コンデンサ3の電圧Vcが電圧判定値に達するまでには一定時間を要する。
従って、比較例に係る電源装置100Aでは、この一定時間中に過電圧が瞬間的に印加されていたとしても、整流回路9と平滑コンデンサ3との接続状態を即座に開放できず、平滑コンデンサ3の劣化が進行する可能性がある。
これに対して実施の形態1に係る電源装置100-1は、突入電流防止回路6に印加される電圧を利用して、遮断回路5などを制御できる。そのため、平滑コンデンサ3の耐圧を超える電圧が瞬間的に印加された時点で、遮断回路5などを制御して、平滑コンデンサ3に流入する電流を遮断できる。従って、平滑コンデンサ3の劣化の進行を抑制できる。
その結果、電源装置100-1の信頼性が向上し、品質の高い電源装置100-1をユーザに提供できると共に、メンテナンスコストの大幅な低減が可能になる。また、平滑コンデンサ3の劣化に起因する電圧変動が抑制さるため、負荷の安定した動作を保証できる。
なお、電源装置100-1は、突入電流防止回路6の抵抗器6aに印加される電圧を利用しているが、直流母線にシャント抵抗を設けて、このシャント抵抗の両端に発生する電圧を利用してもよい。この場合、直流母線の任意の場所に電圧検出用のシャント抵抗を設けることができるため、電源装置100-1の設計条件に自由度を持たせることができる。
また、電源装置100-1は、シャント抵抗の代わりに、突入電流防止回路6の抵抗器6a(突入電流防止回路6に設けられる抵抗体)を利用する構成とすることで、シャント抵抗を別途設けることなく、突入電流を抑制するための抵抗器6aを利用できる。従って、電源装置100-1の構成が簡素化され、電源装置100-1の信頼性が向上すると共に、電源装置100-1の製造コストの上昇を抑制できる。
実施の形態2
図8は本発明の実施の形態2に係る電源装置の構成例を示す図である。以下では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分について述べる。
実施の形態2に係る電源装置100-2は、電源装置100-1の構成に加えて、平滑コンデンサ3に並列接続される抵抗器10を備える。抵抗器10の一端は平滑コンデンサ3の一端と正極側直流母線Pとに接続され、抵抗器10の他端は平滑コンデンサ3の他端と負極側直流母線Nとに接続される。
次に図9、図10を参照して電源装置100-2の動作を説明する。
図9は本発明の実施の形態2に係る電源装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図9の横軸は時間である。図9には上から順に、コンセント1に印加される電圧の波形と、コンセント1に電源プラグ2が差し込まれる前後の状態と、平滑コンデンサ3に印加される電圧と、突入電流防止回路6に印加される電圧と、検出回路4で検出される電圧と、駆動信号のレベルと、遮断保持回路7のスイッチ7cの状態と、遮断回路5のスイッチ5cの状態とが示される。
図10は本発明の実施の形態2に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。図10のフローチャートでは、ステップS4とステップS5の間にステップS41が追加されている。なお、他のステップの処理は、実施の形態1で述べた動作と同様のため、説明を割愛する。
ステップS4において判定情報に基づき駆動信号が生成されると、スイッチ5cがオープンになる。これにより、平滑コンデンサ3への充電が停止され、かつ、抵抗器10による平滑コンデンサ3の放電が行われる(ステップS41)。すなわち、平滑コンデンサ3に蓄えられた電荷が抵抗器10で消費される。
これにより、図9において符号Aで示す矢印のように、平滑コンデンサ3の電圧は徐々に低下する。
平滑コンデンサ3の充電時の電圧Vcの電圧変化率dVc/dtは、(2)式のように表わされる。Icは放電電流、Cは平滑コンデンサ3の静電容量である。
dVc/dt=Ic/C・・・(2)
そして、時刻t2から一定時間が経過すると、平滑コンデンサ3の電荷が全て放電されるため、平滑コンデンサ3の電圧は、時刻t1以前の電圧値と同等の値になる。
このように平滑コンデンサ3の電圧が低下するときにユーザが電源装置100-2の異常に気づき、時刻t3で、コンセント1から電源プラグ2を抜き出すと、抵抗器10によって平滑コンデンサ3が放電されて、検出回路4で検出される電圧が電圧判定値未満に低下する。そして、時刻t4で、再びコンセント1へ電源プラグ2が差し込まれると、平滑コンデンサ3の電圧が低下しているため、再度突入電流が流れる。従って、平滑コンデンサ3の電圧が再び上昇する。このとき、平滑コンデンサ3の電圧は、時刻t2~時刻t3までの間に十分低下しているため、時刻t2の時点での電圧値に上乗せされることがない。その後、平滑コンデンサ3の電圧が上昇し、時刻t5で電圧判定値に達すると、駆動信号がLowからHighに変化することで、スイッチ5cがオープンになる。
実施の形態2に係る電源装置100-2によれば、ユーザが電源装置100-2の異常に気づき、電源プラグ2の抜き差しが行われた場合でも、抵抗器10で平滑コンデンサ3の電荷を放電された後の電源再投入行為であるため、平滑コンデンサ3の耐圧を超えるような高い電圧が印加されることを抑制できる。従って、実施の形態1の効果に加えて、ユーザによる電源プラグ2の抜き差し操作に対してロバストな構造を得ることができる。
実施の形態3
図11は本発明の実施の形態3に係る電源装置の構成例を示す図である。以下では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分について述べる。なお実施の形態3の構成は実施の形態2に組み合わせることも可能である。
実施の形態3に係る電源装置100-3の過電圧抑制部20は、検出回路4に代えて、検出回路4Bを備える。また実施の形態3に係る電源装置100-3は、表示手段11を備える。
表示手段11は、例えば電源装置100-3に設定される情報、電源装置100-3の運転状態情報などを表示する、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどである。
次に図12を参照して検出回路4Bなどの構成について説明する。
図12は図11に示す検出回路及び突入電流防止回路の構成例を示す図である。図2の検出回路4との相違点は、検出回路4Bは、検出回路4の構成に加えて、表示制御部4eを備えることである。
次に図13を参照して電源装置100-3の動作を説明する。
図13は本発明の実施の形態3に係る電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。図13のフローチャートでは、ステップS4とステップS5の間にステップS42が追加されている。なお、他のステップの処理は、実施の形態1で述べた動作と同様のため、説明を割愛する。
ステップS4において判定情報に基づき駆動信号が生成されると、ステップS42において、演算部4cの表示制御部4eは、当該判定情報に基づき、平滑コンデンサ3に異常な値の電圧が印加されたことを示す報知情報を生成し、表示手段11に入力する。表示手段11は、表示制御部4eからの報知情報に基づき、平滑コンデンサ3に異常な値の電圧が印加されていることを報知する表示を行う。当該表示は、例えば、表示手段11の画面に異常を知らせるアイコンを点灯させることで行われる。
実施の形態3の電源装置100-3によれば、平滑コンデンサ3に異常な値の電圧が印加されたことを表示手段11に表示できるため、異常電圧が印加されたことを、表示手段11を通じてユーザに報知できる。従って、ユーザは平滑コンデンサ3に異常な値の電圧が印加されたことを知得できる。そのため、例えば、ユーザは、過去における、異常な値の電圧の発生回数などを記録しておき、電源装置100-3の次の定期点検の際、劣化が進行している可能性がある平滑コンデンサ3を早めに交換するなどの処置を行うことで、故障による電源装置100-3の動作停止を未然に防ぐことが可能である。
図14は本発明の実施の形態1~3の第1変形例に係る電源装置の構成例を示す図である。第1変形例に係る電源装置100Bでは、突入電流防止回路6が、電源プラグ2の第2交流配線2bに設けられている。
第1変形例に係る電源装置100Bは、実施の形態1~3の過電圧抑制部20に代えて、過電圧抑制部20Aを備える。過電圧抑制部20Aは、過電圧抑制部20の構成に加えて、検出回路4用の整流回路12を備える。
整流回路12は、例えば4つのダイオードを組み合わせて構成される単相全波整流回路である。なお、整流回路9は、4つのダイオードを組み合わせた構成に限定されず、MOSFETを組み合わせて構成してもよい。
整流回路12の第1入力端子12aは、突入電流防止回路6と整流回路9の第2入力端子9bとの間に接続される。整流回路12の第2入力端子12bは、第2交流配線2bに接続される。整流回路12の第1出力端子12cは、検出回路4と遮断保持回路7の他端7bとに接続される。整流回路12の第2出力端子12dは、検出回路4と遮断保持回路7のソレノイド7dと遮断回路5の5dとに接続される。整流回路12で整流された電流は、検出回路4に流れる。
電源装置100Bによれば、突入電流防止回路6が電源プラグ2と整流回路9との間に配置されるため、整流回路12を必要とする。すなわち、突入電流防止回路6を電源プラグ2と整流回路9との間に配置した場合、突入電流が整流されていないため、電圧検出に当たり、別途整流回路12が必要になる。
これに対して実施の形態1~3に係る電源装置100-1~100-3のように、整流回路9と平滑コンデンサ3との間に突入電流防止回路6を設けることにより、突入電流が整流回路9で整流されるため、整流回路12が不要になる。従って、電源装置100-1~100-3の構成が簡素化され、電源装置100-1~100-3の信頼性が向上し、品質の高い電源装置100-1~100-3をユーザに提供できると共に、メンテナンスコストの大幅な低減が可能になる。
図15は本発明の実施の形態1~3の第2変形例に係る電源装置の構成例を示す図である。第2変形例に係る電源装置100Cは、検出回路4Cを備える。検出回路4Cは、検出判定部40及び電源部41を備える。検出判定部40は、2つの抵抗器R1,R2を直接接続して構成される直列接続体を備える。当該直列接続体の一端は、遮断保持回路7と配線30に接続される。当該直列接続体の他端は、整流回路9とソレノイド5dとソレノイド7dとに接続される。
抵抗器R1と抵抗器R2との分圧比によって、所定の電圧値(電圧判定値)が設定される。具体的には、例えば、直列接続体の両端に印加される電圧をE、抵抗器R1に印加される電圧をV1、抵抗器R2に印加される電圧をV2、抵抗器R1の抵抗値をr1、抵抗器R2の抵抗値をr2としたとき、V2の値は(3)式のように表される。
V2=E・R2/(R1+R2)・・・(3)
抵抗器R2に印加される電圧V2は、スイッチ5c及びスイッチ7cに印加される。そのため、抵抗器R1と抵抗器R2との分圧比によって電圧判定値が設定され、この電圧判定値以上の電圧V2が発生すると、スイッチ5c及びスイッチ7cを動作させることができる。すなわち、スイッチ5c及びスイッチ7cを、オープン状態からクローズ状態に変化させ、又はクローズ状態からオープン状態に変化させる。
電源部41は、一端が2つの抵抗器R1,R2の接続点40aに接続され、他端が整流回路9に接続される。電源部41は、抵抗器Rと並列接続され、さらにソレノイド5d及びソレノイド7dを並列に接続される。異常突入電流が流れた時は、配線30を介して電源部41に電力供給が行われ、スイッチ5c動作後はスイッチ7cを介して電源部41に電力供給が行われる。
第2変形例に係る電源装置100Cによれば、抵抗器などの汎用の回路部品を利用して検出回路4Cを製造できるため、図2に示す演算部4c、記憶部4dなどを必要とせず、構造を簡素化できる。従って、電源装置100Cの信頼性が向上し、品質の高い電源装置100Cをユーザに提供できる。
なお、実施の形態1~3に係る電源装置100-1~100-3は、画像形成装置に設けることも可能である。
実施の形態1~3に係る電源装置100-1~100-3の入力過電圧保護方法は、電源装置が、コンセントに電源プラグが挿入されたとき、交流を整流する整流回路と当該整流回路で整流された電圧を平滑する平滑コンデンサとの間に設けられる抵抗器に印加される電圧を検出するステップと、検出された前記電圧が電圧判定値以上になったとき、前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放して前記平滑コンデンサへの電流の流入を遮断する遮断回路を遮断状態にさせるステップと、を含む。これにより、既存の突入電流防止回路6を利用して、平滑コンデンサ3に流入する電流を遮断でき、平滑コンデンサ3の劣化の進行を抑制できる。
1 :コンセント
2 :電源プラグ
2a :第1交流配線
2b :第2交流配線
3 :平滑コンデンサ
4,4A,4B,4C :検出回路
4a :電圧検出部
4b :電源部
4c :演算部
4c1 :判定部
4c2 :駆動信号生成部
4d :記憶部
4e :表示制御部
5 :遮断回路
5a :一端
5b :他端
5c :スイッチ
5d :ソレノイド
6 :突入電流防止回路
6a :抵抗器
6b :リレー部
7 :遮断保持回路
7a :一端
7b :他端
7c :スイッチ
7d :ソレノイド
8 :インバータ
9 :整流回路
9a :第1入力端子
9b :第2入力端子
9c :第1出力端子
9d :第2出力端子
10 :抵抗器
11 :表示手段
12 :整流回路
12a :第1入力端子
12b :第2入力端子
12c :第1出力端子
12d :第2出力端子
20,20A :過電圧抑制部
30 :配線
40 :検出判定部
40a :接続点
41 :電源部
100-1,100-2,100-3,100A,100B :電源装置
N :負極側直流母線
P :正極側直流母線
R1,R2 抵抗器
特開2016‐163537号公報

Claims (7)

  1. 交流を整流する整流回路と、
    前記整流回路で整流された電圧を平滑する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサへの突入電流の流入を防止する突入電流防止回路と、
    前記整流回路と前記平滑コンデンサとの間に設けられる抵抗器に印加される電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路で検出される電圧が電圧判定値未満の場合、前記整流回路へ前記平滑コンデンサを接続し、前記検出回路で検出される電圧が前記電圧判定値以上の場合、前記検出回路を駆動源として前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放して前記平滑コンデンサへの電流の流入を遮断する遮断回路と、
    前記遮断回路が前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放した後、駆動源としての前記検出回路に前記検出回路の動作のための電圧を印加することで前記遮断回路による遮断状態を保持させる遮断保持回路と、
    を備える電源装置。
  2. 前記抵抗器は、前記突入電流防止回路に設けられる抵抗体である請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記平滑コンデンサに並列接続され前記平滑コンデンサの電荷を放電する抵抗器を備える請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記検出回路で検出される電圧が前記電圧判定値以上の場合、前記平滑コンデンサに異常な値の電圧が印加されていることを報知する表示手段を備える請求項1~3の何れか一項に記載の電源装置。
  5. 前記突入電流防止回路は、前記整流回路と前記平滑コンデンサとの間に設けられる請求項1~4の何れか一項に記載の電源装置。
  6. 請求項1~5の何れか一項に記載の電源装置を備えた画像形成装置。
  7. 電源装置が、
    コンセントに電源プラグが挿入されたとき、交流を整流する整流回路と当該整流回路で整流された電圧を平滑する平滑コンデンサとの間に設けられる抵抗器に印加される電圧を検出回路で検出するステップと、
    検出された前記電圧が電圧判定値未満の場合、前記平滑コンデンサへの電流の流入を遮断する遮断回路を非遮断状態にさせて前記整流回路へ前記平滑コンデンサを接続するステップと、
    検出された前記電圧が電圧判定値以上になったとき、前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放して前記遮断回路を遮断状態にさせるステップと、
    前記遮断回路が前記整流回路への前記平滑コンデンサの接続を開放した後、駆動源としての前記検出回路に前記検出回路の動作のための電圧を印加することで前記遮断回路による遮断状態を保持させるステップと、
    を含む電源装置の入力過電圧保護方法。
JP2019184342A 2019-10-07 2019-10-07 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法 Active JP7363325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019184342A JP7363325B2 (ja) 2019-10-07 2019-10-07 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019184342A JP7363325B2 (ja) 2019-10-07 2019-10-07 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021061682A JP2021061682A (ja) 2021-04-15
JP7363325B2 true JP7363325B2 (ja) 2023-10-18

Family

ID=75380603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019184342A Active JP7363325B2 (ja) 2019-10-07 2019-10-07 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7363325B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114389246B (zh) * 2022-01-06 2023-12-05 合肥联宝信息技术有限公司 一种降低浪涌电压的方法和供电设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172149A (ja) 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Corp 過電圧保護装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62119196U (ja) * 1986-01-20 1987-07-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172149A (ja) 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Corp 過電圧保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021061682A (ja) 2021-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8472216B2 (en) Circuit arrangement and control circuit for a power-supply unit, computer power-supply unit and method for switching a power-supply unit
JP5464851B2 (ja) インバータ装置
KR20120054631A (ko) 과전압 방지를 위해 전압 트랜스포머를 제어하기 위한 방법, 전압 트랜스포머 및 전압 트랜스포머를 갖는 동작 디바이스
US20190237994A1 (en) Uninterruptible power supply
JP7363325B2 (ja) 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の入力過電圧保護方法
EP2549505A1 (en) Electronic magnetic contactor
AU2007236906B2 (en) Control Apparatus
JP6685465B2 (ja) 電子式回路遮断器
JP4121972B2 (ja) インバータ装置
JP6721443B2 (ja) インバータ装置
JP2006340532A (ja) 突入電流防止回路および電力変換装置
JP2011125158A (ja) 突入電流抑制装置、電気機器及び空気調和機
JP2006121779A (ja) コンバータおよびこれを用いたロボット用サーボ制御装置
JP2005201587A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2009048864A (ja) 単3中性線欠相保護付き遮断器
JP7311323B2 (ja) 整流装置及びモータ駆動装置
JP2010177067A (ja) 漏電遮断器
JP6106981B2 (ja) 電子回路装置
KR100657473B1 (ko) 인버터의 돌입전류 방지회로 및 방지방법
JP2007028792A (ja) コンバータ
JP2020145809A (ja) 電力変換装置
JP2010172150A (ja) 過電圧保護回路
JP4848690B2 (ja) 倍電圧整流平滑回路を備えた電源装置
JPH03107332A (ja) サーボ用直流電源装置
JP7095555B2 (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7363325

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151