JP7362215B2 - 液体容器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る液体容器1の側面図である。図2は、液体容器1の縦断面図である。この液体容器1は、飲料水やお茶などの液体を貯留して保温または保冷し、必要に応じて傾けることにより、コップ等の外部容器へ液体を注出可能な、いわゆるハンドポットである。図1および図2に示すように、液体容器1は、容器本体10、断熱容器20、および栓30を備えている。
この液体容器1の栓本体31は、注出口37からの液体の注出量を増加させるためのリブ38を有する。以下では、このリブ38について、説明する。
<3-1.第1変形例>
図7は、第1変形例に係るリブ38Aを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図7のリブ38Aは、上記実施形態のリブ38と同様に、横流路352の下面の内端部の周方向の中央から、下方へ向けて延びている。ただし、図7のリブ38Aは、上記実施形態のリブ38よりも、周方向の幅が大きく、かつ、上下方向の長さも長い。リブ38Aの下端部の高さは、栓本体31の流入口36を構成する下端部の高さと一致する。
図8は、第2変形例に係るリブ38Bを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図8の栓本体31は、一対のリブ38Bを有する。一対のリブ38Bは、縦流路351の外側に位置する栓本体31の内面のうち、横流路352の周方向の両側に近接した位置から、縦流路351へ向けて突出する。すなわち、一対のリブ38Bは、横流路352の周方向の中央を挟んで、両側に位置する。各リブ38Bの下端は、横流路352の下面よりも下方に位置する。また、各リブ38Bの上端は、横流路352の下面よりも上方まで延びている。
図9は、第3変形例に係るリブ38Cを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図9の栓本体31は、一対のリブ38を有する。一対のリブ38Cは、縦流路351の外側に位置する栓本体31の内面のうち、横流路352の下方に近接した位置から、縦流路351へ向けて突出する。各リブ38Cは、横流路352の下面の内端部の周方向の両側から、下方へ向けて延びている。すなわち、一対のリブ38Bは、横流路352の周方向の中央を挟んで、両側に位置する。また、各リブ38Cの下端部の周方向の幅は、下方へ向かうにつれて徐々に縮小する。
図10は、上述した構造の液体容器1に、20℃±2℃の水を、実用量である1リットル貯留し、液体容器1を30°傾けて、10秒間に注出される水の量を計測した結果を示している。図10の実験では、(1)リブが無い場合、(2)上記実施形態のリブ38を設けた場合、(3)第1変形例のリブ38Aを設けた場合、(4)第2変形例のリブ38Bを設けた場合、および(5)第3変形例のリブ38Cを設けた場合のそれぞれについて、同様に計測を行った。
続いて、上述した栓本体31に対する栓カバー33の組み付け構造について、説明する。図11は、栓本体31の斜視図である。図12は、栓本体31を径方向の外側から見た図である。図13は、栓カバー33の斜視図である。栓本体31および栓カバー33は、いずれも、金型内に溶融した樹脂を流し込んで硬化させる射出成形により製造される樹脂成形品である。
続いて、上述した容器本体10に対する栓30の取り付けに関して、より詳細に説明する。図14および図15は、容器本体10の肩部13付近の断面と、栓30の側面とを示した図である。図15中の容器本体10の断面は、図14のB-B位置から見た断面である。また、図14中の容器本体10の断面は、図15のC-C位置から見た断面である。なお、図14および図15では、栓カバー33および内栓ユニット34の図示が省略されている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
9 中心軸
10 容器本体
11 底部
12 側壁部
13 肩部
14 嘴部
15 ハンドル
16 開口
17 ホルダ
20 断熱容器
21 外壁部
22 内壁部
23 真空層
24 容器パッキン
30 栓
31 栓本体
32 栓パッキン
33 栓カバー
34 内栓ユニット
35 流路
36 流入口
37 注出口
38,38A,38B,38C リブ
41 爪部
42 凸部
51 段差部
52 凹部
61 雌ねじ
62 第1突起
71 雄ねじ
72 第2突起
131 パッキン受け部
311 大径部
312 小径部
331 円板部
332 外筒部
333 貫通孔
341 操作ボタン
342 封止板
343 切替機構
351 縦流路
352 横流路
421 凸部の端面
521 凹部の端面
611 雌ねじのねじ山
711 雄ねじのねじ山
Claims (6)
- 内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能な液体容器であって、
有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の上部に取り付けられる栓と、
を備え、
前記栓は、
前記注出口と、
前記注出口から前記栓の内側へ向けて横方向に延びる横流路と、
前記横流路の内端から下方へ向けて延びる縦流路と、
前記縦流路内に位置するリブと、
を有し、
前記リブは、前記縦流路の外側に位置する前記栓の内面のうち、前記横流路に近接した位置において、前記縦流路に沿って延設され、
前記リブの上端の高さ方向の位置は、前記横流路の下面の高さ方向の位置と一致する、液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器であって、
前記リブは、前記横流路の下面の内端部の周方向の中央から下方へ向けて延設されている、液体容器。 - 請求項2に記載の液体容器であって、
前記リブの下端部は、前記栓の下端部よりも上側に位置する、液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器であって、
前記栓は、一対の前記リブを有し、
前記一対のリブは、前記横流路の周方向の中央を挟んで両側に位置する、液体容器。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液体容器であって、
前記リブの下端部の幅は、下方へ向かうにつれて徐々に縮小する、液体容器。 - 内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能な液体容器であって、
有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の上部に取り付けられる栓と、
を備え、
前記栓は、
前記注出口と、
前記注出口から前記栓の内側へ向けて横方向に延びる横流路と、
前記横流路の内端から下方へ向けて延びる縦流路と、
前記縦流路内に位置するリブと、
を有し、
前記リブは、前記縦流路の外側に位置する前記栓の内面のうち、前記横流路に近接した位置において、前記縦流路に沿って延設され、かつ、前記横流路の下面の内端部の周方向の中央から下方へ向けて延設されている、液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020019079A JP7362215B2 (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020019079A JP7362215B2 (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 液体容器 |
Publications (2)
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JP2021122576A JP2021122576A (ja) | 2021-08-30 |
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Family Applications (1)
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JP2020019079A Active JP7362215B2 (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 液体容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7362215B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2672258B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1997-11-05 | 象印マホービン株式会社 | 液体容器の栓 |
-
2020
- 2020-02-06 JP JP2020019079A patent/JP7362215B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021122576A (ja) | 2021-08-30 |
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