JP7362215B2 - 液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能な液体容器に関する。
従来、飲料水やお茶などの液体を貯留して保温または保冷し、必要に応じて傾けることにより、注出口からコップ等の外部容器へ液体を注出可能な液体容器(いわゆるハンドポット)が知られている。従来の液体容器については、例えば、特許文献1,2に記載されている。
特許第6518019号公報 特開2007-135891号公報
この種の液体容器のユーザは、液体を注出する間、卓上から液体容器を持ち上げて傾けた状態で保持しなければならない。このようなユーザの負担を減らすために、液体の注出にかかる時間を短くすることが求められている。すなわち、注出口からの液体の単位時間あたりの注出量を、増加させることが求められている。ただし、液体のオーバーフローを防止するため、あるいは、デザイン上の制約により、注出口を大きくすることができない場合がある。また、注出口の大きさを大きくしても、注出口の開口面積が流路として有効に利用されていなければ、注出口からの液体の注出量を増加させることはできない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、注出口の開口面積を有効に利用して、注出口からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる液体容器を提供することを目的とする。
本発明の液体容器は、内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能であり、有底筒状の容器本体と、前記容器本体の上部に取り付けられる栓と、を備え、前記栓は、前記注出口と、前記注出口から前記栓の内側へ向けて横方向に延びる横流路と、前記横流路の内端から下方へ向けて延びる縦流路と、前記縦流路内に位置するリブと、を有し、前記リブは、前記縦流路の外側に位置する前記栓の内面のうち、前記横流路に近接した位置において、前記縦流路に沿って延設されている。
この液体容器は、液体を注出するときに、縦流路から横流路へ流れる液体が、リブにより、横流路の下面側へ引き付けられる。このため、液体は、横流路の上面から下面までの全体を通って、注出口へ向かう。したがって、注出口の開口面積を有効に利用して、液体を注出できる。その結果、注出口からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。
また、前記リブの上端の高さ方向の位置は、前記横流路の下面の高さ方向の位置と一致することが好ましい。これにより、縦流路から横流路へ流れる液体を、横流路の下面側へ、より引き付けることができる。
また、前記リブは、前記横流路の下面の内端部の周方向の中央から下方へ向けて延設されていることが好ましい。この場合、リブは、横流路の下面の内端部の周方向の全幅を遮らない。このため、リブを設けたことによる流路抵抗の増加を抑制できる。
また、前記リブの下端部は、前記栓の下端部よりも上側に位置することが好ましい。これにより、リブを設けたことによる流路抵抗の増加を、より抑制できる。
また、前記栓は、一対の前記リブを有し、前記一対のリブは、前記横流路の周方向の中央を挟んで両側に位置することが好ましい。この場合、リブは、横流路の下面の内端部の周方向の全幅を遮らない。このため、リブを設けたことによる流路抵抗の増加を抑制できる。また、一対のリブにより、縦流路から横流路へ液体をガイドする効果も得ることができる。
また、前記リブの下端部の幅は、下方へ向かうにつれて徐々に縮小することが好ましい。これにより、リブを設けたことによる流路抵抗の増加を、より抑制できる。
本発明によれば、液体容器を傾けて液体を注出するときに、縦流路から横流路へ流れる液体が、リブにより、横流路の下面側へ引き付けられる。このため、液体は、横流路の上面から下面までの全体を通って、注出口へ向かう。したがって、注出口の開口面積を有効に利用して、液体を注出できる。その結果、注出口からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。
液体容器の側面図である。 液体容器の縦断面図である。 栓の縦断面図である。 栓本体の流路付近の断面図である。 栓本体の内周面を、図4中の白抜き矢印Aの方向に見た図である。 リブが無い場合とある場合とで、注出口から注出される液体の流れを、模式的に示した図である。 第1変形例に係るリブを有する栓本体の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。 第2変形例に係るリブを有する栓本体の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。 第3変形例に係るリブを有する栓本体の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。 液体容器からの液体の注出量を計測した結果である。 栓本体の斜視図である。 栓本体を径方向の外側から見た図である。 栓カバーの斜視図である。 容器本体の肩部付近の断面と、栓の側面とを示した図である。 容器本体の肩部付近の断面と、栓の側面とを示した図である。 容器本体に栓を取り付けるときの、パッキン受け部に対する栓パッキンの接触状態の変化を示したタイミングチャートである。 容器本体に栓を取り付けるときの、第1突起に対する第2突起の接触状態の変化を示したタイミングチャートである。 容器本体および栓の各部の高さ寸法を比較した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.液体容器の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る液体容器1の側面図である。図2は、液体容器1の縦断面図である。この液体容器1は、飲料水やお茶などの液体を貯留して保温または保冷し、必要に応じて傾けることにより、コップ等の外部容器へ液体を注出可能な、いわゆるハンドポットである。図1および図2に示すように、液体容器1は、容器本体10、断熱容器20、および栓30を備えている。
容器本体10は、有底円筒状の部品である。容器本体10の材料には、例えば合成樹脂が用いられる。ただし、容器本体10は、合成樹脂以外の材料により形成されたものであってもよい。図1および図2に示すように、容器本体10は、底部11、側壁部12、肩部13、嘴部14、およびハンドル15を有する。底部11は、容器本体10の最下部に位置する円板状の部分である。側壁部12は、底部11の縁から上方へ向けて、略円筒状に延びている。肩部13は、側壁部12の上端部から、内方および下方へ向けて延びている。肩部13の内周面には、らせん状の雌ねじが設けられている。また、肩部13の下端の内側には、円形の開口16が設けられている。
嘴部14は、肩部13の周方向(液体容器1の中心軸9に対する円周方向。以下同じ)の一部分から、外側へ向けて突出する。嘴部14の形状は、外端へ向かうにつれて徐々に収束する溝状となっている。栓30の後述する注出口37から注出される液体は、嘴部14を介して、外部容器へ注がれる。ハンドル15は、側壁部12の外周面に設けられている。嘴部14とハンドル15とは、中心軸9を挟んで互いに反対側に位置する。ユーザは、ハンドル15を把持して、液体容器1を持ち運んだり、注出のために液体容器1を傾けたりすることができる。
断熱容器20は、容器本体10の内部において、液体を貯留する容器である。断熱容器20は、容器本体10の底部11上に固定されたホルダ17に、支持されている。断熱容器20の材料には、ガラスまたはステンレスが用いられる。断熱容器20は、真空二重構造となっている。すなわち、断熱容器20は、袋状の外壁部21と、外壁部21の内側に位置する袋状の内壁部22とを有する。外壁部21と内壁部22との間には、真空層23が介在する。これにより、断熱容器20の内部に貯留された液体を、保温または保冷することができる。
容器本体10の肩部13と、断熱容器20の上端部との間には、円環状の容器パッキン24が介在する。容器パッキン24は、シリコン等の弾性変形可能な樹脂により形成されている。容器パッキン24により、容器本体10の肩部13と、断熱容器20の上端部との間の隙間が封止される。これにより、断熱容器20の内部に貯留された液体が、断熱容器20と容器本体10との間の空間へ、漏れ出すことが抑制される。
栓30は、複数の部品により構成されるユニットである。栓30は、容器本体10の上部に取り付けられる。栓30は、容器本体10の上部の開口16を塞ぐとともに、容器本体10から液体を注出するための流路を開栓および閉栓する機能を有する。図3は、栓30の縦断面図である。図3に示すように、栓30は、栓本体31、栓パッキン32、栓カバー33、および内栓ユニット34を有する。
栓本体31は、合成樹脂により形成された円環状の部材である。図3に示すように、栓本体31は、大径部311と、大径部311よりも径が小さい小径部312と、を有する。大径部311は、栓本体31の最上部に位置する。小径部312は、大径部311の下部から下方へ向けて延びている。小径部312は、外周面に、らせん状の雄ねじを有する。液体容器1の使用時には、肩部13の雌ねじに、栓本体31の雄ねじを螺合させる。これにより、容器本体10に栓30が取り付けられる。容器本体10に栓30が取り付けられると、小径部312の下端部は、肩部13の内側の開口16に挿入される。
小径部312の内部には、液体を注出するための流路35が設けられている。流路35は、小径部312の下端部に設けられた流入口36と、小径部312の外周面の一部分に設けられた注出口37とを連通する。具体的には、流路35は、縦流路351と横流路352とを有する。横流路352は、注出口37から径方向(液体容器1の中心軸9に対する半径方向。以下同じ)に沿って内側へ向けて、横方向(水平方向)に延びる。縦流路351は、横流路352の内端から下方へ向けて、流入口36まで延びる。液体の注出時には、断熱容器20内の液体が、流入口36から縦流路351および横流路352を通って注出口37へ流れ、注出口37から嘴部14を介して外部容器へ注がれる。
栓パッキン32は、円環状の弾性部品である。栓パッキン32は、小径部312の下端部の外周面に固定されている。栓パッキン32の材料には、シリコン等の弾性変形可能な樹脂が用いられる。容器本体10に栓30が取り付けられると、肩部13の開口16の縁に、栓パッキン32が接触する。これにより、栓本体31の外周面と、肩部13との間の隙間が封止される。その結果、断熱容器20内の液体が、栓本体31の外周面と肩部13との間を通って外部ヘ漏れ出すことが、抑制される。
栓カバー33は、栓本体31の上部を覆う部品である。図3に示すように、栓カバー33は、円板部331と、円板部331の縁から下方へ向けて延びる円筒状の外筒部332とを有する。円板部331の中央には、円形の貫通孔333が設けられている。外筒部332は、栓本体31の大径部311の周囲に位置する。栓本体31の大径部311は、外周面から径方向外側へ向けて突出する爪部41を有する。一方、栓カバー33の外筒部332の内周面には、爪部41と係合する段差部51が設けられている。この段差部51と爪部41との係合により、栓本体31に対して栓カバー33が固定されている。
内栓ユニット34は、栓本体31の下端部の流入口36を開閉するためのユニットである。内栓ユニット34は、操作ボタン341と、封止板342と、切替機構343とを有する。操作ボタン341は、栓カバー33の上述した貫通孔333の内側に位置する。封止板342は、栓本体31の流入口36を封止するための部品である。切替機構343は、操作ボタン341の操作に応じて、封止板342の位置を切り替える機構である。切替機構343は、コイルばねやカム等の複数の部品により構成される。
操作ボタン341を押下すると、切替機構343により、封止板342の位置が、閉栓位置と、閉栓位置よりも低い開栓位置との間で、切り替えられる。封止板342が、閉栓位置に配置されたときには、栓本体31の下端部の流入口36が、封止板342により閉鎖される。この状態では、仮に液体容器1が倒れたとしても、断熱容器20内の液体が注出口37からこぼれることはない。一方、封止板342が開栓位置に配置されると、流入口36が開放される。この状態では、液体容器1を傾けることにより、注出口37から液体を注出することができる。
<2.注出量増加用のリブについて>
この液体容器1の栓本体31は、注出口37からの液体の注出量を増加させるためのリブ38を有する。以下では、このリブ38について、説明する。
図4は、栓本体31の流路35付近の断面図である。図5は、栓本体31の内周面を、図4中の白抜き矢印Aの方向に見た図である。図5に示すように、径方向の内側から見たときの横流路352および注出口37の形状は、矩形状である。
リブ38は、縦流路351内に位置する突起である。リブ38は、縦流路351の外側に位置する栓本体31の内面のうち、横流路352の下方に近接した位置から、縦流路351へ向けて突出する。また、リブ38は、縦流路に沿って延設されている。本実施形態では、横流路352の内端の真下にリブ38が位置する。リブ38は、径方向および上下方向に延びる板状となっている。また、リブ38の上端の高さ方向の位置は、横流路352の下面の高さ方向の位置と一致する。
図6は、このようなリブ38が無い場合とある場合とで、注出口37から注出される液体の流れを、模式的に示した図である。リブ38が無い場合、図6の上段の図のように、縦流路351から横流路352へ流れる液体が、横流路352の下面に接触せず、横流路352の上面側に偏った状態で、注出口37へ向かう。このため、注出口37の全体ではなく、注出口37の上部の領域のみから液体が注出されることとなる。
これに対し、リブ38がある場合、図6の下段の図のように、縦流路351から横流路352へ流れる液体は、リブ38により横流路352の下面へ引き付けられる。このため、液体は、横流路352の上面から下面までの全体を通って、注出口37へ向かう。したがって、注出口37の開口面積を有効に利用して、液体を注出することができる。その結果、リブ38が無い場合よりも、注出口37からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。特に、本実施形態では、リブ38の上端部の高さが、横流路352の下面と同じ高さとなっている。このため、リブ38によって、縦流路351から横流路352へ流れる液体を、横流路352の下面へ引き付ける効果を、より顕著に得ることができる。
図5に示すように、本実施形態のリブ38は、横流路352の下面の内端部の周方向の中央から、下方へ向けて延設されている。そして、リブ38の周方向の幅d1,d2は、横流路352の周方向の幅d0よりも小さい。このようにすれば、リブ38は、横流路352の下面の内端部の周方向の全幅を遮らない。このため、リブ38の周方向の幅d1,d2を、横流路352の周方向の幅d0と同程度とした場合と比べて、リブ38により生じる流路抵抗を低減できる。したがって、リブ38を設けたことによる流路抵抗の増加の影響を抑えて、注出口37からの液体の単位時間あたりの注出量を、より増加させることができる。
特に、本実施形態では、図5のように、リブ38の下端部の周方向の幅d1は、リブ38の上端部の周方向の幅d2よりも小さい。また、図4のように、リブ38の下端部の突出量(径方向の寸法)d3は、リブ38の上端部の突出量(径方向の寸法)d4よりも小さい。このように、リブ38の幅または突出量を、下方へ向かうにつれて徐々に小さくすれば、リブ38により生じる流路抵抗を、より低減できる。したがって、リブ38を設けたことによる流路抵抗の増加の影響をより小さくして、注出口37から注出される液体の量を、より増加させることができる。
また、本実施形態では、図4および図5のように、リブ38の下端部が、栓本体31の流入口36を構成する下端部よりも、上側に位置する。このようにすれば、リブ38の下端部を栓本体31の下端部まで延ばした場合と比べて、リブ38による流路抵抗を、より低減できる。したがって、リブ38を設けたことによる流路抵抗の増加の影響をさらに小さくして、注出口37から注出される液体の量を、さらに増加させることができる。
<3.リブの変形例>
<3-1.第1変形例>
図7は、第1変形例に係るリブ38Aを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図7のリブ38Aは、上記実施形態のリブ38と同様に、横流路352の下面の内端部の周方向の中央から、下方へ向けて延びている。ただし、図7のリブ38Aは、上記実施形態のリブ38よりも、周方向の幅が大きく、かつ、上下方向の長さも長い。リブ38Aの下端部の高さは、栓本体31の流入口36を構成する下端部の高さと一致する。
この第1変形例では、上記実施形態よりも、リブ38による流路抵抗がやや増加する。しかしながら、この第1変形例においても、縦流路351から横流路352へ流れる液体は、リブ38Aにより横流路352の下面へ引き付けられる。このため、注出口37の開口面積を有効に利用して、液体を注出することができる。したがって、リブ38Aが無い場合よりも、注出口37からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。
なお、上記の実施形態では、栓本体31の内周面に、1本のリブ38が設けられていた。また、上記の第1変形例においても、栓本体31の内周面に、1本のリブ38Aが設けられていた。しかしながら、リブがない場合と比較して液体の注出量が増加するのであれば、栓本体31の内周面に、複数本のリブを設けてもよい。
<3-2.第2変形例>
図8は、第2変形例に係るリブ38Bを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図8の栓本体31は、一対のリブ38Bを有する。一対のリブ38Bは、縦流路351の外側に位置する栓本体31の内面のうち、横流路352の周方向の両側に近接した位置から、縦流路351へ向けて突出する。すなわち、一対のリブ38Bは、横流路352の周方向の中央を挟んで、両側に位置する。各リブ38Bの下端は、横流路352の下面よりも下方に位置する。また、各リブ38Bの上端は、横流路352の下面よりも上方まで延びている。
この第2変形例においても、縦流路351から横流路352へ流れる液体は、リブ38Bにより横流路352の下面へ引き付けられる。このため、注出口37の開口面積を有効に利用して、液体を注出することができる。したがって、リブ38Bが無い場合よりも、注出口37からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。
また、この第2変形例では、横流路352の下面の内端部の真下には、リブ38Bが存在しない。このため、横流路352の下面の内端部の真下における流路抵抗を、より低減できる。また、一対のリブ38Bにより、縦流路351から横流路352へ液体をガイドする効果も得ることができる。
<3-3.第3変形例>
図9は、第3変形例に係るリブ38Cを有する栓本体31の内周面を、図5と同じ向きに見た図である。図9の栓本体31は、一対のリブ38を有する。一対のリブ38Cは、縦流路351の外側に位置する栓本体31の内面のうち、横流路352の下方に近接した位置から、縦流路351へ向けて突出する。各リブ38Cは、横流路352の下面の内端部の周方向の両側から、下方へ向けて延びている。すなわち、一対のリブ38Bは、横流路352の周方向の中央を挟んで、両側に位置する。また、各リブ38Cの下端部の周方向の幅は、下方へ向かうにつれて徐々に縮小する。
この第3変形例においても、縦流路351から横流路352へ流れる液体は、リブ38Cにより横流路352の下面へ引き付けられる。このため、注出口37の開口面積を有効に利用して、液体を注出することができる。したがって、リブ38Cが無い場合よりも、注出口37からの液体の単位時間あたりの注出量を増加させることができる。
また、この第3変形例では、各リブ38Cの下端部の周方向の幅が、下方へ向かうにつれて徐々に縮小する。これにより、リブ38Cを設けたことによる流路抵抗の増加を抑えて、注出口37から注出される液体の量を、より増加させることができる。また、この第3変形例では、一対のリブ38Cにより、縦流路351から横流路352へ液体をガイドする効果も得ることができる。
<4.実験結果>
図10は、上述した構造の液体容器1に、20℃±2℃の水を、実用量である1リットル貯留し、液体容器1を30°傾けて、10秒間に注出される水の量を計測した結果を示している。図10の実験では、(1)リブが無い場合、(2)上記実施形態のリブ38を設けた場合、(3)第1変形例のリブ38Aを設けた場合、(4)第2変形例のリブ38Bを設けた場合、および(5)第3変形例のリブ38Cを設けた場合のそれぞれについて、同様に計測を行った。
図10の計測結果を参照すると、リブを設けた(2)~(5)のいずれの場合においても、リブが無い場合(1)よりも、注出量の平均値が大きくなった。特に、(3)(4)の場合よりも、(2)(5)の場合の方が、注出量の平均値が大きくなった。また、(2)の場合に、注出量の平均値が最も大きくなることが分かった。
<5.栓本体に対する栓カバーの組み付け構造について>
続いて、上述した栓本体31に対する栓カバー33の組み付け構造について、説明する。図11は、栓本体31の斜視図である。図12は、栓本体31を径方向の外側から見た図である。図13は、栓カバー33の斜視図である。栓本体31および栓カバー33は、いずれも、金型内に溶融した樹脂を流し込んで硬化させる射出成形により製造される樹脂成形品である。
図11および図12に示すように、栓本体31は、上述した爪部41と、爪部41とは別に設けられた凸部42とを有する。爪部41は、大径部311の外周面から径方向の外側へ向けて突出する。爪部41の下面は、水平面に沿って広がる。爪部41の上面は、径方向の外側へ向かうにつれて徐々に高さが低くなるように、傾斜する。したがって、爪部41の上下方向の寸法は、径方向の外側ヘ向かうにつれて徐々に小さくなる。また、爪部41は、上面視において円弧状に広がっている。
凸部42は、大径部311の外周面の周方向の一部分から、径方向の外側へ向けて突出する。図12に示すように、径方向の外側から見た凸部42の形状は、矩形状である。凸部42は、周方向の両端部に、一対の端面421を有する。一対の端面421は、いずれも、周方向に対して略垂直な平面である。凸部42の上端部は、爪部41よりも上側に位置する。また、凸部42の突出量(径方向の寸法)は、爪部41の突出量(径方向の寸法)と略同一である。
なお、栓本体31の大径部311の外周面に設けられる凸部42の数は、1つであってもよく、複数であってもよい。
図13に示すように、栓カバー33は、上述した段差部51と、段差部51とは別に設けられた凹部52とを有する。段差部51は、外筒部332の内周面に設けられている。外筒部332の内周面のうち、段差部51より上側の部分は、段差部51より下側の部分よりも、径方向の外側に位置する。段差部51は、爪部41に対応するように、周方向に沿って円弧状に広がっている。
凹部52は、外筒部332の内周面のうち、段差部51よりも下側の部分の、周方向の一部分から、径方向の外側へ向けて凹む。凹部52の凹み量(径方向の寸法)は、段差部51の径方向の寸法と略同一である。図13に示すように、径方向の内側から見た凹部52の形状は、矩形状である。凹部52は、周方向の両端部に、一対の端面521を有する。一対の端面521は、いずれも、周方向に対して略垂直な平面である。一対の端面521の間における凹部52の周方向の寸法は、凸部42の周方向の寸法よりも、僅かに大きい。
なお、栓カバー33の外筒部332の内周面に設けられる凹部52の数は、1つであってもよく、複数であってもよい。栓カバー33は、栓本体31の凸部42に対応する位置に、凸部42と同数の凹部52を有していればよい。
液体容器1の製造工程において、栓本体31に栓カバー33を組み付けるときには、栓カバー33の外筒部332の内側に、栓本体31の大径部311を挿入する。このとき、作業者は、栓本体31の凸部42のうち、爪部41よりも上側の部分を、栓カバー33の凹部52に嵌めることによって、栓本体31に対して栓カバー33を、正しい回転位置に位置決めすることができる。
栓本体31に対する栓カバー33の回転位置が決まると、栓本体31に対して栓カバー33を下方へ押し込む。これにより、栓カバー33の段差部51に、栓本体31の爪部41が係合する。すなわち、段差部51の上面に、爪部41の下面が引っ掛かる状態となる。これにより、栓本体31に対する栓カバー33の上方への抜けが防止される。このため、栓30は一体となり、液体容器1の使用時に、不意に栓本体31から栓カバー33が外れにくくなる。
また、栓本体31に栓カバー33を組み付ける際、栓本体31の凸部42は、栓カバー33の凹部52に嵌合する。これにより、栓本体31に対する栓カバー33の、中心軸9を中心とする回転が防止される。すなわち、栓本体31に対して栓カバー33が回転しようとしても、凸部42の周方向の端面421に、凹部52の周方向の端面521が接触するので、栓カバー33は回転しない。
本実施形態では、このような回り止め用の凸部42が、栓カバー33ではなく、栓本体31に設けられている。このため、各部品を樹脂成形により作製するときに、凸部42の裏側に、冷却固化に伴うヒケ(僅かな窪み)が生じたとしても、そのヒケが液体容器1の外表面に露出することはない。したがって、液体容器1の外表面の美観を損なうことなく、栓本体31に対する栓カバー33の回り止めを実現することができる。
また、凸部42の周方向の端面421と、凹部52の周方向の端面521とは、周方向に近接した状態で対向する。このため、栓本体31に対して栓カバー33が少しでも傾こうとすると、これらの凸部42の端面421と凹部52の端面521とが接触する。これにより、栓本体31に対する栓カバー33の傾きが抑制される。その結果、栓本体31から栓カバー33が、より外れにくくなる。
また、本実施形態の構造では、液体容器1の外表面にヒケが生じないため、凸部42の周方向の寸法を、大きめに設計することができる。例えば、凸部42の周方向の寸法d1を、凸部42の上下方向の寸法d2と同一、あるいは、それより大きくすることもできる。このようにすれば、凸部42の剛性を向上させることができる。したがって、上述のように、凸部42の端面421に凹部52の端面521が接触したときに、凸部42が撓みにくくなる。その結果、栓本体31から栓カバー33が、より外れにくくなる。
<6.容器本体に対する栓の取り付けについて>
続いて、上述した容器本体10に対する栓30の取り付けに関して、より詳細に説明する。図14および図15は、容器本体10の肩部13付近の断面と、栓30の側面とを示した図である。図15中の容器本体10の断面は、図14のB-B位置から見た断面である。また、図14中の容器本体10の断面は、図15のC-C位置から見た断面である。なお、図14および図15では、栓カバー33および内栓ユニット34の図示が省略されている。
図14および図15に示すように、容器本体10は、肩部13の内周面に、らせん状の雌ねじ61を有する。雌ねじ61は、複数のねじ山611により構成されている。各ねじ山611は、その上下方向の位置が、螺合時の栓30の回転方向に沿って徐々に低くなるように、斜めに延びている。また、容器本体10の肩部13は、開口16の周囲に、円環状のパッキン受け部131を有する。パッキン受け部131は、肩部13の雌ねじ61よりも下方の位置から、径方向の内側へ向けて突出する。
また、容器本体10は、肩部13の内周面のうち、雌ねじ61とは異なる部分に、第1突起62を有する。本実施形態では、肩部13の内周面のうち、雌ねじ61よりも上側の部分から、径方向の内側へ向けて、第1突起62が突出する。第1突起62は、雌ねじ61のねじ山611と平行に延びる。すなわち、第1突起62は、その上下方向の位置が、螺合時の栓30の回転方向に沿って徐々に低くなるように、斜めに延びている。ただし、第1突起62の周方向の長さは、ねじ山611の周方向の長さよりも、短い。
一方、栓本体31は、小径部312の外周面に、らせん状の雄ねじ71を有する。雄ねじ71は、栓パッキン32よりも上側に位置する。雄ねじ71は、複数のねじ山711により構成されている。各ねじ山711は、その上下方向の位置が、螺合時の栓30の回転方向に沿って徐々に低くなるように、斜めに延びている。
また、栓本体31は、小径部312の外周面のうち、雄ねじ71とは異なる部分に、第2突起72を有する。本実施形態では、小径部312の外周面のうち、雄ねじ71よりも上側の部分から、径方向の外側へ向けて、第2突起72が突出する。第2突起72の周方向の長さは、ねじ山711の周方向の長さよりも、短い。また、第2突起72の周方向の長さは、第1突起62の周方向の長さよりも、短い。
この液体容器1では、容器本体10に栓30を取り付けると、パッキン受け部131に栓パッキン32が接触する。また、容器本体10に栓30を取り付ける過程で、第1突起62と第2突起72とが、一時的に接触する。図16は、容器本体10に栓30を取り付けるときの、パッキン受け部131に対する栓パッキン32の接触状態の変化を示したタイミングチャートである。図17は、容器本体10に栓30を取り付けるときの、第1突起62に対する第2突起72の接触状態の変化を示したタイミングチャートである。
容器本体10に栓30を取り付けるときには、まず、容器本体10の肩部13の内側に、栓30の小径部312を挿入しつつ、中心軸9を中心として、栓30を時計回りに回転させる。そうすると、容器本体10の雌ねじ61に、栓本体31の雄ねじ71が螺合する。このとき、栓30は下方へ向かう重力を受けるため、雄ねじ71のねじ山711の下面が、雌ねじ61のねじ山611の上面に接触する。
この状態で、栓30を引き続き回転させると、次に、容器本体10の第1突起62に、栓本体31の第2突起72が接触する(図16,図17の時刻t1)。具体的には、第1突起62の上面に、第2突起72の下面が接触する。その際、第1突起62の上面に第2突起72が乗り上げることにより、栓30は、僅かに上方へ引き上げられる。これにより、雄ねじ71のねじ山711は、雌ねじ61のねじ山611の上面から離れ、1つ上のねじ山611の下面に接触する。
なお、図16に示すように、この時刻t1では、まだ、栓パッキン32は、パッキン受け部131に接触していない。
この状態で、栓30をさらに回転させると、第1突起62に対する第2突起72の接触が維持されたまま、容器本体10のパッキン受け部131に、栓パッキン32が接触する(図16,図17の時刻t2)。そうすると、栓パッキン32が圧力を受けて弾性変形する。これにより、栓本体31は、栓パッキン32から上向きの反発力を受ける。しかしながら、栓本体31の第2突起72は、容器本体10の第1突起62に接触しており、また、栓本体31の雄ねじ71のねじ山711の上面は、容器本体10の雌ねじ61のねじ山611の下面に接触している。このため、栓パッキン32からの反発力による栓本体31の振動が抑制される。
その後、栓30をさらに回転させると、パッキン受け部131に対する栓パッキン32の接触が維持されたまま、第1突起62から第2突起72が離れる(図16,図17の時刻t3)。この時刻t3の後は、第1突起62と第2突起72は非接触となるが、栓パッキン32からの上向きの反発力によって、雄ねじ71のねじ山711の上面は、雌ねじ61のねじ山611の下面に接触した状態に維持される。したがって、栓パッキン32からの反発力による栓本体31の振動は、抑制される。
また、時刻t3の後は、第1突起62と第2突起72が非接触となるため、第1突起62と第2突起72の摩擦による抵抗が無くなる。このため、第1突起62と第2突起72との接触により必要となった大きな力は不要となり、栓を元の軽い力で回転させることができる。したがって、締め付けの最終段階において、栓30を軽い力で回転させることができる。すなわち、容器本体10に対する栓30の取り付け時に、栓パッキン32からの反発力による栓本体31の振動を抑制することと、締め付けの最終段階において栓30を軽い力で回転させることとを、両立させることができる。
特に、本実施形態では、容器本体10の第1突起62が、雌ねじ61のねじ山611と平行に延びている。このようにすれば、雌ねじ61に雄ねじ71を螺合させる動作に伴って、第1突起62に沿って第2突起72を移動させることができる。したがって、第1突起62の長さを適切に設計することで、第1突起62に対する第2突起72の接触の範囲(図17のt1~t3の時間)をコントロールできる。
図18は、容器本体10および栓30の各部の高さ寸法を比較した図である。図18に示すように、栓パッキン32の下面(パッキン受け部131に接触する面)から第2突起72の下面までの高さ寸法を、h1とする。また、パッキン受け部131の上面(栓パッキン32に接触する面)から第1突起62の上面の上端621までの高さ寸法を、h2とする。また、パッキン受け部131の上面(栓パッキン32に接触する面)から第1突起62の上面の下端622までの高さ寸法を、h3とする。
本実施形態の構造では、高さ寸法h1は、高さ寸法h2よりも小さい。このようにすれば、上述した時刻t1のように、パッキン受け部131の上面に栓パッキン32の下面が接触する前に、第1突起62の上面の上端621に第2突起72の下面を接触させることができる。また、本実施形態の構造では、高さ寸法h1は、高さ寸法h3よりも大きい。このようにすれば、上述した時刻t2のように、第1突起62の上面の下端622から第2突起72が離れる前に、パッキン受け部131の上面に栓パッキン32を接触させることができる。このように、高さ寸法h1,h2,h3は、h3<h1<h2の関係を満たしていることが好ましい。
<7.その他>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上述した液体容器1は、加熱機能をもたないハンドポットであった。しかしながら、本発明の液体容器は、外部から供給される電力により、内部に貯留した液体を加熱することができる、いわゆる電気ケトルであってもよい。また、本発明の液体容器は、液体を貯留して持ち運ぶことができる水筒であってもよい。
また、液体容器の細部の形状については、本願の各図と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 液体容器
9 中心軸
10 容器本体
11 底部
12 側壁部
13 肩部
14 嘴部
15 ハンドル
16 開口
17 ホルダ
20 断熱容器
21 外壁部
22 内壁部
23 真空層
24 容器パッキン
30 栓
31 栓本体
32 栓パッキン
33 栓カバー
34 内栓ユニット
35 流路
36 流入口
37 注出口
38,38A,38B,38C リブ
41 爪部
42 凸部
51 段差部
52 凹部
61 雌ねじ
62 第1突起
71 雄ねじ
72 第2突起
131 パッキン受け部
311 大径部
312 小径部
331 円板部
332 外筒部
333 貫通孔
341 操作ボタン
342 封止板
343 切替機構
351 縦流路
352 横流路
421 凸部の端面
521 凹部の端面
611 雌ねじのねじ山
711 雄ねじのねじ山

Claims (6)

  1. 内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能な液体容器であって、
    有底筒状の容器本体と、
    前記容器本体の上部に取り付けられる栓と、
    を備え、
    前記栓は、
    前記注出口と、
    前記注出口から前記栓の内側へ向けて横方向に延びる横流路と、
    前記横流路の内端から下方へ向けて延びる縦流路と、
    前記縦流路内に位置するリブと、
    を有し、
    前記リブは、前記縦流路の外側に位置する前記栓の内面のうち、前記横流路に近接した位置において、前記縦流路に沿って延設され、
    前記リブの上端の高さ方向の位置は、前記横流路の下面の高さ方向の位置と一致する、液体容器。
  2. 請求項に記載の液体容器であって、
    前記リブは、前記横流路の下面の内端部の周方向の中央から下方へ向けて延設されている、液体容器。
  3. 請求項に記載の液体容器であって、
    前記リブの下端部は、前記栓の下端部よりも上側に位置する、液体容器。
  4. 請求項に記載の液体容器であって、
    前記栓は、一対の前記リブを有し、
    前記一対のリブは、前記横流路の周方向の中央を挟んで両側に位置する、液体容器。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の液体容器であって、
    前記リブの下端部の幅は、下方へ向かうにつれて徐々に縮小する、液体容器。
  6. 内部に液体を貯留し、傾けることにより注出口から液体を注出可能な液体容器であって、
    有底筒状の容器本体と、
    前記容器本体の上部に取り付けられる栓と、
    を備え、
    前記栓は、
    前記注出口と、
    前記注出口から前記栓の内側へ向けて横方向に延びる横流路と、
    前記横流路の内端から下方へ向けて延びる縦流路と、
    前記縦流路内に位置するリブと、
    を有し、
    前記リブは、前記縦流路の外側に位置する前記栓の内面のうち、前記横流路に近接した位置において、前記縦流路に沿って延設され、かつ、前記横流路の下面の内端部の周方向の中央から下方へ向けて延設されている、液体容器。
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