JP7361253B2 - 歯科用工具のホルダー - Google Patents
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Description
ここで、図14(a)は、振動装置80を上側から観察した斜視図であり、そして、図14(b)は、図14(a)に示す振動装置80のa-a線の断面図である。
振動装置80は、マンドレル82と、そのマンドレル82のヘッドを覆うように設けられた保持チューブ83とを有している。
ファイル84及び止め部材85(ストッパー)は、主に、この保持チューブ83を使用してマンドレル82のヘッド部において保持されている。
マンドレル82のヘッド部及び保持チューブ83の長手方向に対して垂直方向に設けられたつまみ86を回すことによって、保持チューブ83を締め付けて、この締付けによって保持チューブ83のファイル用孔87及び止め部材用孔88を小さくして、最終的にファイル84及び止め部材85をマンドレル82のヘッド部に取り付けている。
図14に示すような振動装置80の場合には、つまみ86を回すことによって保持チューブ83を締め付けて、この締付けによって保持チューブ83のファイル用孔87及び止め部材用孔88を小さくするという機構を採用しているので、振動装置80の構造が複雑となってしまう欠点がある。
更に、保持チューブ83及びつまみ86をマンドレル82のヘッド部の外周に設ける必要があるので、マンドレル82のヘッド部が大型化してしまう欠点がある。また、この大型化によって、狭い口腔内での歯科用ハンドピースの操作性が困難となってしまう欠点もある。
ホルダー本体と、少なくとも1つの挿入端部を有するストッパーと、ストッパー用固定具とを含む、歯科用工具を取り付けるためのホルダーであって、
(A)前記ホルダー本体が、
(1)ヘッド部と、
(2)前記挿入端部を前記ヘッド部において収容するための少なくとも1つのストッパー用収容孔と、
(3)前記ストッパー用固定具を収容するためのストッパー固定具用収容部であって、そのストッパー固定具用収容部が前記ストッパー用収容孔と隣接して設けられている、前記ストッパー固定具用収容部と
を含むこと、
前記収容孔が、貫通孔又は非貫通孔であること、
前記固定具用収容部の空間と前記ストッパー用収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、
及び
(B)前記ストッパー用収容孔に前記ストッパーの挿入端部を収容し、そして前記固定具用収容部においてストッパー用固定具を収容した状態において、前記ストッパーの挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用収容孔の収容面とによって挟み込まれていることを特徴とする、前記ホルダーによって解決することができる。
前記挿入端部が上部収容孔と下部収容孔とによって形成されており、その上部収容孔の深さ方向の中心軸とその下部収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部収容孔の下部空間と前記下部収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている。
前記少なくとも1つの挿入端部が第1挿入端部及び第2挿入端部であること、
前記ストッパー用収容孔がストッパー用第1収容孔及びストッパー用第2収容孔であること、
前記ストッパー固定具用収容部が前記第1収容孔と前記第2収容孔との間に設けられていること、
前記固定具用収容部の空間と前記ストッパー用第1収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、
前記固定具用収容部の空間と前記ストッパー用第2収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、そして、
前記ストッパー用第1収容孔に前記第1挿入端部を収容し、そして前記ストッパー用第2収容孔に前記第2挿入端部を収容し、更に前記固定具用収容部においてストッパー用固定具を収容した状態において、前記ストッパーの第1挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用第1収容孔の収容面とによって挟み込まれており、更に前記ストッパーの第2挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用第2収容孔の収容面とによって挟み込まれている。
前記ストッパー用第1収容孔が上部第1収容孔と下部第1収容孔とによって形成されており、その上部第1収容孔の深さ方向の中心軸とその下部第1収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部第1収容孔の下部空間と前記下部第1収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっているか、及び/又は
前記ストッパー用第2収容孔が上部第2収容孔と下部第2収容孔とによって形成されており、その上部第2収容孔の深さ方向の中心軸とその下部第2収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部第2収容孔の下部空間と前記下部第2収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている。
前記ヘッド部の長手方向中心軸に対して略垂直方向において、歯科用工具の一方の挿入端部を収容するための歯科工具用収容部が設けられており、
前記歯科工具用収容部と前記ストッパー固定具用収容部とが、その歯科工具用収容部における後方側収容面においてつながっていること、
前記歯科工具用収容部と、前記ヘッド部の前方先端部から前記歯科工具用収容部の前方側収容面に向かって設けられた歯科工具固定具用収容部とが、その歯科工具用収容部における前方側収容面においてつながっていること、及び
歯科用工具の一方の挿入端部を歯科工具用収容部に収容した状態において、歯科工具用固定具の後面と歯科工具用収容部の後方側収容面との間において歯科用工具の把持部が挟み込まれており、これによって歯科用工具の把持部が固定されている。
ヘッド部12には、図2に示すように、ストッパー4の挿入端部を収容するためのストッパー用第1収容孔30及びストッパー用第2収容孔32が設けられている。このストッパー用第1収容孔30及びストッパー用第2収容孔32は、ホルダー10の長手方向中心軸(図3の一点鎖線A)に対して略垂直方向に(すなわち、ヘッド部12の下側外表面から上部側にかけて)設けられている。
更に、ヘッド部12には、図3に示すように、歯科工具用収容部20と、ストッパー用固定具5を収容するためのストッパー固定具用収容部22と、歯科工具用固定具6を収容するための歯科工具固定具用収容部24とが設けられている。
歯科工具用収容部20は、ホルダー10の長手方向中心軸に対して略垂直方向に、下側外表面から上部にかけて設けられている。歯科工具用収容部20は、貫通孔又は(上部のみが閉鎖されている)非貫通孔のいずれであってもよい。
ストッパー固定具用収容部22の収容面の形状は、ストッパー用固定具5の側面52の外周形状と略同一であることが好ましい。
ストッパー用固定具5の前面50には、歯科用工具62を歯科工具用収容部20に固定するための歯科工具用固定突起を更に設けることができる。
歯科用工具62の歯科工具用収容部20への固定は、ストッパー用固定具5の前面50それ自体を使用することも、又は歯科工具用固定突起を使用することもできる。
歯科工具固定具用収容部24の収容面の形状は、歯科工具用固定具6の外周形状と略同一であるか、又は歯科工具用固定具6と螺合可能な形状とすることが好ましい。
また、ストッパー固定具用収容部22の空間とストッパー用第1収容孔30の空間とは隣接し交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている。更に、ストッパー固定具用収容部22の空間と前記ストッパー用第2収容孔32の空間とは隣接し交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている。
ストッパー固定具用収容部22の長手方向中心軸の距離(図4の矢印D)は、少なくとも、歯科工具用収容部20の後方側収容面20bからストッパー用収容孔30,32の後方側収容面までの距離(図4の矢印E)があればよい。もちろん、図4に示すように、ストッパー固定具用収容部22の長手方向中心軸の距離を、ストッパー用収容孔30,32の後方側収容面よりも更に後方側に延長(図4の矢印F)することもできる。
例えば、ストッパー4は、図5に示すように、略円柱状の第1挿入端部40と略円柱状の第2挿入端部42と防止部44とを含む。防止部44の一方の端部は第1挿入端部40と結合しており、そして、防止部44の他方の端部は第2挿入端部42と結合している。
ストッパー4の外観形状は、図5(a)に示すようにU字形状にしたり、図5(b)に示すようにV字形状にしたり、又は、図5(c)に示すように1組のL字形状にしたりすることができる。
図5(a)及び図5(b)に示すストッパー4の場合には、防止部44は一体型である。また、図5(c)に示すストッパー4の場合には、防止部44は非一体型である(すなわち、防止部44は、第1防止部44aと第1防止部44bとに分かれている)。
第1挿入端部40と第2挿入端部42とは、ストッパー4をホルダー10に取り付けて前方から観察した場合には、それらの挿入端部の長手方向(図5の矢印G)の中心軸が互に平行であり、そこから視線を90°回転させた場合には(すなわち、側方から観察した場合には)、それらの挿入端部の長手方向の中心軸は略一致している。
(1)ホルダー本体1に設けたストッパー用第1収容孔30及びストッパー用第2収容孔32に対して、ストッパー4の第1挿入端部40及び第2挿入端部42をそれぞれ挿入する。
(2)ストッパー用固定具5を、歯科工具固定具用収容部24又は歯科工具用収容部2を使用して、ストッパー固定具用収容部22に圧入(収容)する。
(3)歯科用工具62を歯科工具用収容部20に収容する。
(4)歯科工具用固定具6を歯科工具固定具用収容部24に収容する。この際に、歯科工具用固定具6の後面及び/又は歯科工具用収容部20の前方側収容面20aと、ストッパー用固定具5の前面(又は、ストッパー用固定具5の前面において歯科工具用固定突起が設けられている場合には、その歯科工具用固定突起)及び/又は歯科工具用収容部20の後方側収容面20bとの間に歯科用工具62の把持部64が挟み込まれるようにする。この挟み込みよって、歯科用工具62の把持部64が歯科工具用収容部20において固定される。
なお、図8~図13は、上記原理を説明することを目的とする模式図である。
ストッパー用第1収容孔30及びストッパー用第2収容孔32は、それぞれ、直線状に貫通している。
図8(b)に示すように、ストッパー固定具用収容部22の空間とストッパー用第1収容孔30の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている(図8(b)の破線で囲まれた部分J)。また、ストッパー固定具用収容部22の空間とストッパー用第2収容孔32の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている(図8(b)の破線で囲まれた領域K)。
この交わり合う部分Kについての短手方向の長さ(図8(b)の矢印L)及び深さ方向の長さ(図8の矢印N)は、ストッパー固定具用収容部22に収容するストッパー用固定具5についての側面外周形状によって決定される。
なお、この交わり合う部分Kについての短手方向の長さは、ストッパー用第2収容孔32の直径方向の長さ(図8(b)の矢印M)に対して、好ましくは1/5以下、更に好ましくは1/10以下である。
交わり合う部分Jの短手方向及び深さ方向の長さの定義は、それぞれ、交わり合う部分Kの短手方向及び深さ方向の長さの定義と同様である。
ストッパー4の第2挿入端部42は、ストッパー用固定具5の側面52とストッパー用第2収容孔32の収容面33とによって挟み込まれている。すなわち、ストッパー4の第2挿入端部42は、図9に示す矢印Oの力によって固定されている。
ストッパー4の第2挿入端部42が長手方向に弓なり(図9の矢印Q)となるように、ストッパー用第2収容孔32の直径方向の長さ(図9の矢印M)を、ストッパー4の第2挿入端部42の直径方向の長さ(図9の矢印P)よりも長くすることが好ましい。
ストッパー用第2収容孔32の直径方向の長さとストッパー4の第2挿入端部42の直径方向との比率は、ストッパー4の第2挿入端部42の弓なりに程度によって、適宜変更することができる。
ストッパー用第1収容孔30にストッパー4の第1挿入端部40を収容した場合についての原理は、ストッパー用第2収容孔32に第2挿入端部42を収容した場合の原理と同様である。
第2の実施態様では、ストッパー用第1収容孔30は、上部第1収容孔30a及び下部第1収容孔30bによって形成されている。また、ストッパー用第2収容孔32は、上部第2収容孔32a及び下部第2収容孔32bによって形成されている。
下部第1収容孔30bは、上部第1収容孔30aよりも、ホルダー本体1のヘッド部12の左外表面側に配置されている。下部第2収容孔32bは、上部第2収容孔32aよりも、ホルダー本体1のヘッド部12の右外表面側に配置されている。
上部第1収容孔30a及び上部第2収容孔32aは、ホルダー本体1のヘッド部12の上側外表面から孔を開けることによって形成することができる。そして、下部第1収容孔30b及び上下部第2収容孔32bは、ヘッド部12の下側外表面から孔を開けることによって形成することができる。
この交わり合いは、具体的には、以下の通りである。
上部第1収容孔30aの深さ方向の中心軸(図11(b)の一点鎖線R1)と下部第1収容孔30bの深さ方向の中心軸(図11(b)の一点鎖線S1)とは一致させていない。また、上部第2収容孔32aの深さ方向の中心軸(図11(b)の一点鎖線R2)と下部第2収容孔32bの深さ方向の中心軸(図11(b)の一点鎖線S2)とは一致させていない。
上部収容孔の深さ方向の中心軸と下部収容孔の深さ方向の中心軸とを一致させていないので、上部収容孔及び下部収容孔に収容されたストッパーの先端部は、これらの収容孔に挿入するだけで、この収容孔に沿って自然に曲がるようになる(図11(b)の矢印V)。
(1)上部第1収容孔30aの深さ方向の中心軸と上部第2収容孔32aの深さ方向の中心軸との距離(図11(b)の矢印Tの長さ)と(2)下部第1収容孔30bの深さ方向の中心軸と下部第2収容孔32bの深さ方向の中心軸との距離(図11(b)の矢印Uの長さ)との差(ピッチ差)は、0.3mm以下が好ましい。0.3mm以下であれば、ストッパーをストッパー用収容孔に収容することが容易となり、量産性が良くなるからである。
ストッパー固定具用収容部22の中心点Xと、その中心点Xからホルダー本体1のヘッド部12の上側外表面に向かって下部第1収容孔30bの深さ方向中心軸に対して平行となるように延ばした仮想直線がストッパー固定具用収容部22の収容面と接触する点との距離(図11(b)の矢印Z)に対して、下部第1収容孔30bの上部先端30T2と、上記中心点Xから下部第1収容孔30bの深さ方向中心軸に対して垂直方向になるように伸ばした仮想直線が下部第1収容孔30bの深さ方向中心軸と接触する点との距離(図11(b)の矢印Z1)は、0.5/1.0~0.8/1.0(図11(b)の矢印Z1の距離/図11(b)の矢印Zの距離)であることが好ましい。
特に、下部第1収容孔30bの上部先端30T2を上記の位置に配置することによって、ストッパーの先端部を適切に曲げること(すなわち、ストッパーを収容孔にしっかり固定すること)ができる。
上部第2収容孔32aの下部先端及び下部第2収容孔32bの上部先端についても、上記と同様であることが好ましい。
ストッパー4の第2挿入端部42の先端部は、上部第2収容孔32aの下部と下部第2収容孔32bの上部との交わり(図11(b)の破線で囲まれた領域W2)によってその先端部が曲げられている。これによって、第2挿入端部42の先端部は、下部第2収容孔32bの収容面33に向かって強く押し付けられる。すなわち、第2挿入端部42の先端部は、ストッパー用固定具5の側面52と下部第2収容孔32bの収容面33とによって強く挟まれ(図12の矢印AA)、更に下部第2収容孔32bの上部先端領域30T2とストッパー用固定具5とによっても強く挟まれる(図12の矢印BB)こととなる。すなわち、この2つの挟み込みによって、第2挿入端部42の先端部は、上部第2収容孔32a及び下部第2収容孔32bにおいて強く固定されることとなる。
ストッパー用第1収容孔30にストッパー4の第1挿入端部40を収容した場合についての原理は、ストッパー用第2収容孔32に第2挿入端部42を収容した場合の原理と同様である。
6・・・歯科工具用固定具;10・・・ホルダー;12・・・ヘッド部;
14・・・ネック部;16・・・連結部;
20・・・歯科工具用収容部;20a・・・歯科工具固定具用収容部の前方側収容面;
20b・・・歯科工具固定具用収容部の後方側収容面;
22・・・ストッパー固定具用収容部;24・・・歯科工具固定具用収容部;
30・・・ストッパー用第1収容孔;30a・・・上部第1収容孔;
30b・・・下部第1収容孔;32・・・ストッパー用第2収容孔;
32a・・・上部第2収容孔;32b・・・下部第2収容孔;
33・・・ストッパー用第2収容孔の収容面;40・・・第1挿入端部;
42・・・第2挿入端部;44・・・防止部;50・・・ストッパー用固定具の前面;
52・・・ストッパー用固定具の側面;60・・・歯科用ハンドピース本体;
62・・・歯科用工具;64・・・把持部;66・・・刃部;
80・・・従来の振動装置;82・・・マンドレル;83・・・保持チューブ;
84・・・ファイル;85・・・止め部材;86・・・つまみ;
87・・・ファイル用孔;88・・・止め部材用孔;
Claims (5)
- ホルダー本体(1)と、少なくとも1つの挿入端部(40,42)を有するストッパー(4)と、ストッパー用固定具(5)と、着脱可能な歯科工具用固定具(6)とを含む、歯科用工具(62)を取り付けるためのホルダー(10)であって、
(A)前記ホルダー本体が、
(1)ヘッド部(12)と、
(2)前記ストッパーの前記挿入端部を前記ヘッド部において収容するための少なくとも1つのストッパー用収容孔(30,32)と、
(3)前記ストッパー用固定具を収容するためのストッパー固定具用収容部(22)であって、そのストッパー固定具用収容部が前記ストッパー用収容孔と隣接して設けられている、前記ストッパー固定具用収容部と
(4)前記ヘッド部の長手方向中心軸に対して略垂直方向において、前記歯科用工具の一方の挿入端部を収容するための歯科工具用収容部(20)と、
(5)前記歯科工具用固定具を収容するための歯科工具固定具用収容部(24)であって、その歯科工具固定具用収容部が前記歯科工具用収容部と隣接して設けられている、前記歯科工具固定具用収容部と
を含むこと、
前記ストッパー用収容孔が、貫通孔又は非貫通孔であること、
前記ストッパー固定具用収容部の空間と前記ストッパー用収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、
前記歯科工具固定具用収容部の空間と前記歯科工具用収容部の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、
及び
(B)前記ストッパー用収容孔に前記ストッパーの挿入端部を収容し、そして前記ストッパー固定具用収容部においてストッパー用固定具を収容した状態において、前記ストッパーの挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用収容孔の収容面とによって挟み込まれていることを特徴とする、前記ホルダー。 - 前記ストッパー用収容孔が上部収容孔と下部収容孔とによって形成されており、その上部収容孔の深さ方向の中心軸とその下部収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部収容孔の下部空間と前記下部収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている、請求項1に記載のホルダー。
- 前記少なくとも1つの挿入端部が第1挿入端部及び第2挿入端部であること、
前記ストッパー用収容孔がストッパー用第1収容孔及びストッパー用第2収容孔であること、
前記ストッパー固定具用収容部が前記第1収容孔と前記第2収容孔との間に設けられていること、
前記固定具用収容部の空間と前記ストッパー用第1収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、
前記固定具用収容部の空間と前記ストッパー用第2収容孔の空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっていること、そして、
前記ストッパー用第1収容孔に前記第1挿入端部を収容し、そして前記ストッパー用第2収容孔に前記第2挿入端部を収容し、更に前記固定具用収容部においてストッパー用固定具を収容した状態において、前記ストッパーの第1挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用第1収容孔の収容面とによって挟み込まれており、更に前記ストッパーの第2挿入端部が、前記ストッパー用固定具の側面と前記ストッパー用第2収容孔の収容面とによって挟み込まれている、請求項1に記載のホルダー。 - 前記ストッパー用第1収容孔が上部第1収容孔と下部第1収容孔とによって形成されており、その上部第1収容孔の深さ方向の中心軸とその下部第1収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部第1収容孔の下部空間と前記下部第1収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっているか、及び/又は
前記ストッパー用第2収容孔が上部第2収容孔と下部第2収容孔とによって形成されており、その上部第2収容孔の深さ方向の中心軸とその下部第2収容孔の深さ方向の中心軸とが一致しておらず、そして、前記上部第2収容孔の下部空間と前記下部第2収容孔の上部空間とが交わり、その交わりにおいて空間同士がつながっている、請求項3に記載のホルダー。 - 前記歯科工具用収容部と前記ストッパー固定具用収容部とが、その歯科工具用収容部における後方側収容面においてつながっていること、
前記歯科工具用収容部と、前記ヘッド部の前方先端部から前記歯科工具用収容部の前方側収容面に向かって設けられた歯科工具固定具用収容部とが、その歯科工具用収容部における前方側収容面においてつながっていること、及び
歯科用工具の一方の挿入端部を歯科工具用収容部に収容した状態において、歯科工具用固定具の後面と歯科工具用収容部の後方側収容面との間において歯科用工具の把持部が挟み込まれており、これによって歯科用工具の把持部が固定されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のホルダー。
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