JP7359333B1 - 光半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

基板(16)と、基板(16)の上に形成され、レーザ光を発生する活性層(20)と、基板(16)の上に形成され、活性層(20)と隣接し、レーザ光を変調する変調層(22)と、活性層(20)および変調層(22)の上に形成されたクラッド層(24)と、クラッド層(24)の上に形成されたコンタクト層(26)と、を備え、変調層(22)の上面には、活性層(20)側の端部に1突起(28)が形成され、クラッド層(24)の上面には、1突起(28)の鉛直上方に2突起(30)が形成され、コンタクト層(26)は、2突起(30)によってレーザ光の光軸方向に分断されている。

Description

本開示は、光半導体装置およびその製造方法に関する。
近年の移動体通信システムやクラウドサービスにおいてデータ通信量は急速に増大しつつあり、膨大なデータ通信量を高速、かつ大量に処理するには、光半導体装置の高速化と多量の光半導体装置が必要である。
例えば特許文献1には、半導体レーザと光変調器とを同一半導体基板上に集積し、それぞれにコンタクト層を有する光半導体装置が開示されている。かかる光半導体装置では、半導体レーザと光変調器の上部に、エピタキシャル成長の手法を用いてp型半導体層である低抵抗なコンタクト層を形成する。コンタクト層のうち、半導体レーザと光変調器との接続箇所の上をエッチングで除去してアイソレーショントレンチを形成することでコンタクト層を分断し、相互に流れる電流を抑制している。
特開2000-275460号公報
しかしながら、特許文献1に開示された光半導体装置では、半導体レーザと光変調器の間にアイソレーショントレンチを形成し、さらにこのアイソレーショントレンチを埋めるという複雑な工程を必要としており、結果、工程数が増大し、大量生産を阻害する要因となっている。
本開示は上記の問題を解消するためになされたもので、工程数が増大することなくコンタクト層を分断することができる光半導体装置およびその製造方法を得ることを目的としている。
本開示にかかる光半導体装置は、半導体基板と、半導体基板の上に形成され、レーザ光を発生する活性層と、半導体基板の上に形成され、活性層と隣接し、レーザ光を変調する光変調層と、活性層および光変調層の上に形成されたクラッド層と、クラッド層の上に形成されたコンタクト層と、を備え、光変調層の上面には、活性層側の端部に第1の突起が形成され、クラッド層の上面には、第1の突起の鉛直上方に第2の突起が形成され、コンタクト層は、第2の突起によってレーザ光の光軸方向に分断されており、活性層の直上はクラッド層であり、クラッド層は単一の層である
本開示にかかる光半導体装置の製造方法は、半導体基板の上に、レーザ光を発生する活性層を形成する工程と、活性層の上に、絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜を選択成長マスクとして、半導体基板の上に、活性層と隣接し、上面には活性層側の端部に第1の突起を有し、レーザ光を変調する光変調層を形成する工程と、絶縁膜を除去する工程と、活性層および光変調層の上に、第1の突起の鉛直上方において上面に第2の突起を有し、単一の層からなるクラッド層を形成する工程と、クラッド層の上に、第2の突起によってレーザ光の光軸方向に分断されたコンタクト層を形成する工程と、を備え、クラッド層を形成する工程において、活性層の直上はクラッド層となるようにクラッド層を形成する。
本開示によれば、工程数が増大することなくコンタクト層を分断することができる光半導体装置およびその製造方法を得られる。
実施の形態1にかかる光半導体装置の斜視図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態2にかかる光半導体装置の断面図である。 実施の形態2にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態3にかかる光半導体装置の断面図である。 実施の形態3にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態3にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態4にかかる光半導体装置の断面図である。 実施の形態4にかかる光半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる光半導体装置10の斜視図を図1に示す。図1におけるA-A断面を図2に示す。光半導体装置10はリッジ型の光変調器付き半導体レーザであり、レーザ部12と、レーザ部12に隣接する変調器部14とを備える。光半導体装置10には、レーザ部12から変調器部14にかけてストライプ状のメサ部18が形成されている。メサ部18は、レーザ部12においては活性層20、クラッド層24およびコンタクト層26を有し、変調器部14においては光変調層22、クラッド層24およびコンタクト層26を有する。レーザ部12では活性層20においてメサ部18のストライプ方向に共振するレーザ光が発生する。変調器部14では光変調層22において活性層20からのレーザ光を透過・吸収することで変調する。変調器部14で変調されたレーザ光はメサ部18の変調器部14側の端面から出射される。
光半導体装置10は半導体基板16を備える。半導体基板16は例えばn型InPから成る。
半導体基板16の上に活性層20が形成されている。活性層20は例えばInPから成り、歪多重量子井戸構造を有する。この構造により、光半導体装置10から出力されるレーザ光の高出力化および低歪化が実現できる。
半導体基板16の上に、活性層20に隣接して光変調層22が形成されている。光変調層22は例えばInGaAsPから成り、量子井戸構造を有する。光変調層22の上面には、活性層20側の端部に、第1の突起28が形成されている。第1の突起28は活性層20の上面よりも高い位置まで突出している。
活性層20および光変調層22の上にクラッド層24が形成されている。クラッド層24は例えばZnをドープしたp型InPから成り、p型濃度は1×1018cm-3であり、厚さは1μmである。クラッド層24の上面には第2の突起30が形成されている。この第2の突起30は第1の突起28の鉛直上方に形成されている。ここで鉛直とは、半導体基板16の上面に対する鉛直を指す。
クラッド層24の上にコンタクト層26が形成されている。コンタクト層26は例えばZnをドープしたp型InPから成り、p型濃度は1×1019cm-3であり、厚さは400nmである。コンタクト層26は、第2の突起30によってレーザ光の光軸方向(図2の左右方向)に分断されている。第2の突起30の高さは、分断されたコンタクト層26の電気的分離性を高めるために、コンタクト層26の厚さ以上とする。また、コンタクト層26の厚さは、電流を活性層20、光変調層22に均等に流す必要があり、またコンタクト層26自体のキャリア濃度を保持するために400nm以上が望ましい。
メサ部18の上面および側面と、半導体基板16の上面を覆う保護膜32が形成されている。メサ部18の上面における保護膜32には、レーザ部12と変調器部14それぞれに開口部が形成され、この開口部を介してコンタクト層26と電気的に接続されるレーザ電極34、変調器電極36が形成されている。これらの電極は例えば下からTi/Pt/Auで構成されている。また、半導体基板16の裏面には裏面電極38が形成されている。裏面電極38は例えば半導体基板16に近い方からAu/Ge/Ni/Auで構成されている。
ここで、光半導体装置10の製造方法を説明する。
まず図3のように、半導体基板16の上に活性層20を形成する。形成には例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を用いる。
次に、活性層20の上にストライプ状に形成した絶縁膜40をエッチングマスクとして、RIE(Reactive Ion Etching)などを用いて活性層20を半導体基板16に達するまでドライエッチングし、図4の構造を得る。絶縁膜40は例えばSiOから成り、スパッタ法および写真製版技術を用いて形成する。
次に図5のように、絶縁膜40を選択成長マスクとし、MOCVD法によって半導体基板16の上に光変調層22を埋め込むように形成する。光変調層22の形成時、絶縁膜40の上に流入した原料ガスの一部は光変調層22側(図5の右側)に流れるため、光変調層22には活性層20側の端部にオーバーグロースが生じる。その結果、光変調層22には第1の突起28が形成される。
次に図6のように、絶縁膜40を除去する。
次に図7のように、活性層20および光変調層22の上にクラッド層24を形成する。形成には例えばMOCVD法を用いる。このとき、クラッド層24には、第1の突起28の鉛直上方に、第2の突起30が形成される。
次に図8のように、クラッド層24の上にMOCVD法を用いてコンタクト層26を形成する。このとき、塩素系ガス(例えばHCl)を添加しながら成長させる。これにより、第2の突起30の上にできる成長層が削られながらコンタクト層26が成長するため、コンタクト層26はレーザ光の光軸方向に分断されて形成される。また、成長温度の範囲は550~650℃とする。このように高温下で成長させるため、マストランスポートの効果がアシストされ、第2の突起30の上面では111B面に対してコンタクト層26が成長しない。なお図8では第2の突起30の上面のどこにもコンタクト層26が成長しないように示したが、最上部にはコンタクト層26が成長することもある。しかし、第2の突起30の左右の傾斜部分にはコンタクト層26が成長しないため、コンタクト層26が第2の突起30で左右方向に分断されることに変わりはない。
次に、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法でメサ用絶縁膜をクラッド層24およびコンタクト層26の上に形成し、転写プロセスでストライプ状にパターニングし、メサ用絶縁膜をドライエッチング加工する。次に、メサ用絶縁膜をマスクとしてICP(Inductively Coupled Plasma)装置にて塩素系ガスでコンタクト層26、クラッド層24、活性層20および光変調層22を基板までドライエッチング加工し、ストライプ状のメサ部18を形成する。
次に、メサ用絶縁膜を除去したあと、図9のように保護膜32を第2の突起30およびコンタクト層26の上(およびメサ部18の側面と半導体基板16の上)に成膜する。次に、転写プロセスを用いてレーザ部12と変調器部14それぞれにおいて保護膜32に開口部を形成する。次に、この開口部それぞれにレーザ電極34、変調器電極36を形成する。次に、半導体基板16の裏面に裏面電極38を形成する。次に、レーザ光の光軸方向と直角にへき開し、へき開面をコーティングし、光半導体装置10を得る。
以上より、この実施の形態によれば、第2の突起30を形成しているため、コンタクト層26の成長と分断を同時にMOCVD装置の中で実施できる。よって、工程数が増大することなくコンタクト層26を分断することができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる光半導体装置50の断面を図10に示す。実施の形態1とは異なり、光半導体装置50の光変調層62は、活性層20との接続箇所付近だけでなく、全体的に厚みが増している。すなわち、光変調層62の上面はどの位置においても活性層20の上面よりも高い位置にある。
光半導体装置50の製造方法は、実施の形態1と比較して、活性層20を半導体基板16に達するまでドライエッチングする工程(図4の工程)までに違いはない。図4の工程のあと、光変調層62の上面がどの位置においても活性層20の上面よりも高くなるように光変調層62を形成し、図11の構造を得る。これ以降の製造工程は実施の形態1と同様である。
このように光変調層62を厚くすると、実施の形態1において記載した効果に加え、光変調層62の高さ方向の製造ばらつきを許容できるようになる。
実施の形態3.
実施の形態3にかかる光半導体装置90の断面を図12に示す。実施の形態1とは異なり、光半導体装置90のクラッド層104は活性層20の上より光変調層22の上のほうが厚い。
光半導体装置90の製造方法は、実施の形態1と比較して、絶縁膜40を除去する工程(図6の工程)までに違いはない。図6の工程のあと、光変調層22の上に、第1の突起28の鉛直上方に第3の突起111を有する第1のクラッド層121を形成し、図13の構造を得る。次に図14のように、活性層20および第1のクラッド層121の上に、第2のクラッド層122を形成する。第2のクラッド層122は第3の突起111を有する。第1のクラッド層121と第2のクラッド層122を合わせたものがクラッド層104である。これ以降の製造工程は実施の形態1と同様である。
このように変調器部94におけるクラッド層104の厚みを増すことで、実施の形態1において記載した効果に加え、高いキャリア濃度で形成されたコンタクト層106と光変調層22との距離が長くなるため、光のロスが削減され、光出力が大きくなる。また、出射するレーザ光の形状(ファーフィールドパターン)の乱れが小さい。
なお、実施の形態2に実施の形態3の特徴を追加してもよい。
実施の形態4.
実施の形態4にかかる光半導体装置130の断面を図15に示す。実施の形態1とは異なり、光半導体装置130は第2の突起150の上面およびコンタクト層146の上面が同一平面上にある。
光半導体装置130の製造方法は、実施の形態1と比較して、コンタクト層26を成長する工程(図8の工程)までに違いはない。図8の工程のあと、Brを含む液体を用いたウェットエッチングを行うことで第2の突起150およびコンタクト層146の平坦化を実施し、図16の構造を得る。これ以降の製造工程は実施の形態1と同様である。
このように第2の突起150およびコンタクト層146を平坦化すると、実施の形態1において記載した効果に加え、漏れ電流および寄生容量を低減できる。この実施の形態では第2の突起150の高さが低くなり、第2の突起150の側面の面積が減少しているため、レーザ部132側の第2の突起150の側面から変調器部134へ流出する漏れ電流、および、変調器部134側の第2の突起150の側面からレーザ部132へ流出する漏れ電流が低減される。またこの実施の形態では第2の突起150の側面の面積が減少しているため、クラッド層144、光変調層22、半導体基板16からなるP-I-N(IはIntrinsicの意)構造の寄生容量が低減される。
なお、全ての実施の形態において、半導体基板がp型であってもよい。その場合、クラッド層、コンタクト層はn型である。また、光半導体装置はリッジ型に限らず、埋込み型レーザであってもよい。
10,50,90,130 光半導体装置、16 半導体基板、20 活性層、22,62 光変調層、24,64,104 クラッド層、26,66,106,146 コンタクト層、28 第1の突起、30,70,110,150 第2の突起、40 絶縁膜、111 第3の突起、121 第1のクラッド層、122 第2のクラッド層

Claims (9)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の上に形成され、レーザ光を発生する活性層と、
    前記半導体基板の上に形成され、前記活性層と隣接し、前記レーザ光を変調する光変調層と、
    前記活性層および前記光変調層の上に形成されたクラッド層と、
    前記クラッド層の上に形成されたコンタクト層と、
    を備え、
    前記光変調層の上面には、前記活性層側の端部に第1の突起が形成され、
    前記クラッド層の上面には、前記第1の突起の鉛直上方に第2の突起が形成され、
    前記コンタクト層は、前記第2の突起によって前記レーザ光の光軸方向に分断されており、
    前記活性層の直上は前記クラッド層であり、前記クラッド層は単一の層である
    光半導体装置。
  2. 前記光変調層の上面はどの位置においても前記活性層の上面よりも高い位置にある
    請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記クラッド層は、前記活性層の上より前記光変調層の上のほうが厚い
    請求項1に記載の光半導体装置。
  4. 前記第2の突起の上面および前記コンタクト層の上面が同一平面上にある
    請求項1に記載の光半導体装置。
  5. 半導体基板の上に、レーザ光を発生する活性層を形成する工程と、
    前記活性層の上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜を選択成長マスクとして、前記半導体基板の上に、前記活性層と隣接し、上面には前記活性層側の端部に第1の突起を有し、前記レーザ光を変調する光変調層を形成する工程と、
    前記絶縁膜を除去する工程と、
    前記活性層および前記光変調層の上に、前記第1の突起の鉛直上方において上面に第2の突起を有し、単一の層からなるクラッド層を形成する工程と、
    前記クラッド層の上に、前記第2の突起によって前記レーザ光の光軸方向に分断されたコンタクト層を形成する工程と、
    を備え、
    前記クラッド層を形成する工程において、前記活性層の直上は前記クラッド層となるように前記クラッド層を形成する
    光半導体装置の製造方法。
  6. 前記光変調層を形成する工程において、前記光変調層の上面がどの位置においても前記活性層の上面よりも高くなるように前記光変調層を形成する
    請求項5に記載の光半導体装置の製造方法。
  7. 前記コンタクト層を形成する工程において、塩素系ガスを添加しながら前記コンタクト層を形成する
    請求項5または6に記載の光半導体装置の製造方法。
  8. 半導体基板の上に、レーザ光を発生する活性層を形成する工程と、
    前記活性層の上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜を選択成長マスクとして、前記半導体基板の上に、前記活性層と隣接し、上面には前記活性層側の端部に第1の突起を有し、前記レーザ光を変調する光変調層を形成する工程と、
    前記絶縁膜を除去する工程と、
    前記活性層および前記光変調層の上に、前記第1の突起の鉛直上方において上面に第2の突起を有するクラッド層を形成する工程と、
    前記クラッド層の上に、前記第2の突起によって前記レーザ光の光軸方向に分断されたコンタクト層を形成する工程と、
    を備え、
    前記クラッド層を形成する工程において、前記光変調層の上に、前記第1の突起の鉛直上方に第3の突起を有する第1のクラッド層を形成したあとに、前記活性層および前記第1のクラッド層の上に第2のクラッド層を形成することにより、前記第1のクラッド層と前記第2のクラッド層を合わせた前記クラッド層を形成する
    光半導体装置の製造方法。
  9. 半導体基板の上に、レーザ光を発生する活性層を形成する工程と、
    前記活性層の上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜を選択成長マスクとして、前記半導体基板の上に、前記活性層と隣接し、上面には前記活性層側の端部に第1の突起を有し、前記レーザ光を変調する光変調層を形成する工程と、
    前記絶縁膜を除去する工程と、
    前記活性層および前記光変調層の上に、前記第1の突起の鉛直上方において上面に第2の突起を有するクラッド層を形成する工程と、
    前記クラッド層の上に、前記第2の突起によって前記レーザ光の光軸方向に分断されたコンタクト層を形成する工程と、
    前記コンタクト層を形成する工程のあと、Brを含む液体を用いたウェットエッチングを行うことにより、前記第2の突起の上面および前記コンタクト層の上面が同一平面上にあるように、前記第2の突起の上面および前記コンタクト層の上面を平坦化する工程を備えた
    光半導体装置の製造方法。
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