JP7358848B2 - 生産ナビゲーション装置、生産ナビゲーション方法及びプログラム - Google Patents
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Description
前記判定部は、撮像部により撮像された前記作業者を含む撮像画像に基づいて、前記実績作業情報を判定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、を備え、前記提示制御部は、第3の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムから作業完了情報が受信された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、生産ナビゲーション装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、を備え、前記提示制御部は、作業開始情報が読み取られた場合、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであるかが判定され、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアではないと判定された場合、最初に作業を行うべき作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように前記提示部を制御し、前記提示制御部は、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであると判定された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、生産ナビゲーション装置が提供される。
<1.1.全体構成例>
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す図である。システム1は、サーバ90及び複数の生産ナビゲーションシステム10を含む。システム1は、製品を生産する(即ち、組み立てる)工場において実装される。
図2は、本実施形態に係る生産ナビゲーションシステム10の論理的な構成の一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る生産ナビゲーションシステム10は、通信部110、表示部120、センサ部130、入力部140、記憶部150、及び制御部160を含む。
通信部110は、他の装置との間で情報の送受信を行う機能を有する。通信部110は、LAN(Local Area Network)、無線LAN、又はWi-Fi(登録商標)等の有線/無線の任意の通信規格に準拠した通信を行う。例えば、通信部110は、サーバ90との間で情報を送受信する。
表示部120は、情報の表示を行う機能を有する。表示部120は、例えば作業者に対する情報を表示する。
センサ部130は、作業者による作業に関する情報をセンシングする機能を有する。センシングの対象は、例えば、作業者全体、作業者の特定部位(例えば、手)、部品、又は部品倉庫の少なくともいずれかである。センサ部130は、画像、音、深度情報、慣性情報、又は生体情報等の任意の情報をセンシングする。センサ部130は、センシング結果を示す情報を制御部160に出力する。
入力部140は、情報の入力を受け付ける機能を有する。入力部140は、作業者からの情報の入力を受け付ける。
記憶部150は、生産ナビゲーションシステム10の動作のための各種情報を記憶する機能を有する。例えば、記憶部150は、入力部140により入力された情報、並びに部品載置部21(図3)ごとの載置された部品の識別情報及び数等を記憶する。
制御部160は、生産ナビゲーションシステム10の動作全般を制御する機能を有する。制御部160は、取得部161、判定部163、提示制御部165、通信制御部167、及び記憶制御部169を含む。例えば、提示制御部165は、表示部120による情報の表示を制御する機能を有する。記憶制御部169は、記憶部150への情報の記憶及びその読み出しを制御する機能を有する。これらの構成要素の詳細な動作については、後に詳しく説明する。
以下、図3~図9を参照しながら、本実施形態に係る生産ナビゲーションシステム10の物理的な構成の一例を説明する。
制御装置11は、生産ナビゲーションシステム10の動作全般を制御する情報処理装置(ナビゲーション装置)である。制御装置11は、図2を参照しながら説明した、通信部110、記憶部150及び制御部160に相当する。
棚12は、部品倉庫として機能する。棚12には、部品が載置される複数の部品載置部21が設けられており、図3~図6に示した例では、縦方向に4段、横方向に6列、合計24個の部品載置部21が設けられている。これら複数の部品載置部21は、例えばトレイとして構成され、隣接するトレイの間は各々のトレイの側壁により区切られる。さらに、棚12には、複数の仕切板22が設けられている。それぞれの仕切板22は、略鉛直方向に配置されており、個々の部品載置部21を区切っている。図5に示すように、仕切板22は、先端が棚12の前面から前方に突出するように配置されている。他方、仕切板22は、後端が棚12の後面から後方に突出するように配置されていてもよい。各部品載置部21には、トレイが載置されており、そのトレイには単一種類の部品(例えば、ネジやブラケット、ローラ等)が収納されている。なお、部品載置部21には、例えば、電動ドライバ等の組立ツールが載置されてもよい。
作業台13は、組立作業者が部品組立等に利用する台である。作業台13は、平坦な台面(上面)を備えている。その台面は、棚12の全幅に亘って、水平方向に延在するように配置されている。また、作業台13は、プロジェクタ31から投影された投影画像が結像される投影可能領域としても機能し得る。図6に示した例では、作業台13に、組み立ての見本を撮影した動画(組立動画)が表示される領域である組立動画表示領域37、注意喚起が表示される領域である注意喚起表示領域38、及び、作業指示書が表示される領域である作業指示書表示領域39が存在している。しかし、組立動画表示領域37、注意喚起表示領域38及び作業指示書表示領域39は、作業台13とは異なる場所に存在してもよい。
撮像部14は、作業者を撮像し、作業者を含む撮像画像を制御装置11に出力する。撮像部14は、例えばUSB(Universal Serial Bus)カメラであってもよい。撮像部14は、図2を参照しながら説明したセンサ部130に相当する。
表示機構15は、作業者に対し各種情報を表示するための機構である。表示機構15は、図2を参照しながら説明した表示部120に相当する。本実施形態では、表示機構15は、プロジェクタ31、ミラー32、第1の板状部材33、及び第2の板状部材34を含む。表示機構15は、いわゆるプロジェクションマッピング技術を用いて、第1の板状部材33及び第2の板状部材34に情報(詳しくは、投影画像)を投影する。
図3及び図4に示すように、プロジェクタ31は、棚12の上に配置されている。プロジェクタ31は、ミラー32に向けて投影光を照射する。プロジェクタ31から照射された投影光は、ミラー32に反射されて、第1の板状部材33及び第2の板状部材34に到達する。即ち、プロジェクタ31は、ミラー32を介して第1の板状部材33及び第2の板状部材34に情報を投影する。ミラー32は、作業台13の上面又は床面等の他の領域にも情報を投影してもよい。なお、プロジェクタ31は、棚12の上に限らず、第1の板状部材33及び第2の板状部材34、作業台13の上面又は床面等の他の領域に直接投影光が到達する角度の位置(図示しない天井や壁)に配置されてもよい。その場合、プロジェクタ31は、複数配置されてもよく、第1の板状部材33及び第2の板状部材34に直接投影光を投影するプロジェクタと、作業台13の上面又は床面等の他の領域に直接投影光を投影するプロジェクタとに分けて配置されてもよい。
図4に示すように、ミラー32は、支持フレーム44によって、標準的な身長の作業者の頭の高さよりも上の位置(例えば、最上段の部品載置部21よりも上方の位置)で、且つ、棚12の前面よりも前方の位置に配置されている。具体的には、ミラー32は、作業台13の上方でかつ棚12の斜め上方向に、反射面がプロジェクタ31並びに第1の板状部材33に対向するように配置されている。そして、図4に示すように、ミラー32は、プロジェクタ31から照射された投影光を、第1の板状部材33及び第2の板状部材34に向けて反射する。
第1の板状部材33は、プロジェクタ31から投影された投影画像が結像される投影可能領域として機能する。第1の板状部材33は、棚12の全幅に亘って左右方向(横方向)に延在し、且つ上下方向(縦方向)の長さは第2の板状部材34と比較して長い。そのため、第1の板状部材33は、比較的広い面積を要する情報の提示に適している。図6に示した例では、第1の板状部材33に、作業者の識別情報(作業者ID)が表示される領域である作業者ID表示領域35、及び、組立作業者が組み立てるべき製品の識別情報(製品番号)が表示される領域である製品番号表示領域36が存在している。しかし、作業者ID表示領域35及び製品番号表示領域36は、第1の板状部材33とは異なる場所に存在してもよい。第1の板状部材33は、部品載置部21の上方及び下方のいずれか一方又は双方の位置に配置される。好ましくは、第1の板状部材33は、部品載置部21の上方(即ち、棚12の最上段)に配置されることが望ましい。これにより、作業者がどの部品載置部21に手を入れた場合であっても、投影光が作業者の手により遮られることがないので、投影された情報の視認性を常に高く維持することが可能となる。
第2の板状部材34もまた、プロジェクタ31から投影された投影画像が結像される投影可能領域として機能する。第2の板状部材34は、棚12の全幅に亘って左右方向(横方向)に延在し、且上下方向(縦方向)の長さは第1の板状部材33と比較して短い。第2の板状部材34は、比較的狭い面積しか要さない情報の提示に適している。そのような情報の一例として、部品の採取を指示する指示情報(後述する採取指示情報)が挙げられる。例えば、第2の板状部材34のうち、作業者が部品を採取すべき部品載置部21付近の領域に採取指示情報が投影される。これにより、作業者は、部品を採取すべき部品載置部21を容易に認識することが可能となる。第2の板状部材34は、各々の部品載置部21の上方及び下方のいずれか一方又は双方の位置に配置される。好ましくは、第2の板状部材34は、各々の部品載置部21の上方にそれぞれ配置されることが望ましい。その結果、採取指示情報に従って部品載置部21に作業者が手を入れた際に、当該指示情報の投影光が作業者の手により遮られずに済むので、指示情報の視認性を維持することが可能となる。
図5に示すように、第1の板状部材33及び第2の板状部材34は、棚12の前面に斜めに傾斜して配置される。とりわけ、第1の板状部材33及び第2の板状部材34は、上端よりも下端の方が前方に位置するように、傾斜して配置される。そして、その傾斜は下方に配置されるものほど強い(即ち、水平に近づく)。これにより、第1の板状部材33及び第2の板状部材34と投影光との角度をより垂直に近づけることができ、より視認性のよい投影が可能となる。
コード入力部19は、情報コードの読み取りを行う。コード入力部19は、図2を参照しながら説明した入力部140に相当する。例えば、コード入力部19は、スキャナとして構成され、バーコード又は二次元コード等の各種情報コードを読み取る。コード入力部19は、スキャナに限定されず、例えばICカードリーダ又はキーボード等の各種入力装置により構成されてもよい。
モーションキャプチャカメラ20は、作業者の様子を撮像する。モーションキャプチャカメラ20は、図2を参照して上記説明したセンサ部130に相当する。モーションキャプチャカメラ20は、少なくとも作業者の上半身を含む、作業者のほぼ全体像を撮像する。モーションキャプチャカメラ20は、例えば棚12の側方に配置されている。制御装置11は、モーションキャプチャカメラ20によって撮像された動画像に基づいて、作業者の動線や顔の向き等を解析することができる。
<2.1.組立作業のナビゲーション>
制御装置11は、作業者(組立作業者)による組立作業、とりわけ組立のために部品を棚12から採取する採取作業を支援するための、ナビゲーションを行う。以下、この点について詳しく説明する。なお、棚12は、作業者によって作業が行われるエリア(作業エリア)の一例に該当する。したがって、作業エリアは、棚12でなくてもよく、作業者によって作業が行われるエリアの単位であてもよい。例えば、部品が台に載置される場合には、作業エリアは、部品が載置される台であってもよい。
制御装置11において、取得部161は、製品番号及び作業者IDを取得する。ここでは、一例として、製品番号及び作業者IDは、情報コードとして作業計画書等の書類に付され、最初に作業を行うべき棚に対応する生産ナビゲーションシステム10-1のコード入力部19から読み取られる場合を想定する。この場合、採取作業者は、最初に作業を行うべき棚での採取作業の開始前に、作業計画書に付された情報コードをコード入力部19にかざして読み取らせる。製品番号の読み取りによって、ナビゲーション(以下の(3)採取指示情報の表示)が開始される。
上記したように、作業者が製品を組み立てるに際して、生産ナビゲーションシステム10-1に対応する棚12での作業を最初に行い、生産ナビゲーションシステム10-2に対応する棚12での作業を次に行うのが正常である。したがって、作業者が、最初に作業を行うべき棚に対応する生産ナビゲーションシステム10-1から最初に作業を開始しようとした場合には、正常にナビゲーションが開始される。
制御装置11(例えば、提示制御部165)は、部品が載置される複数の部品載置部21が設けられた棚12からの、組立作業者による部品の採取作業を指示する採取指示情報を生成し、生成した採取指示情報を表示するよう表示機構15を制御する。制御装置11は、予定作業情報に従って、採取指示情報を生成する。採取指示情報は、第1の板状部材33及び/又は第2の板状部材34に表示される。採取指示情報は、予定作業情報において計画された製品の組み立てのために採取すべきひとつ以上の部品のうち、未採取の部品の採取を指示する情報である。
採取指示情報は、部品を採取すべき部品載置部21を示す情報を含む。かかる情報が表示されることにより、採取作業者は、どの部品載置部21から部品を採取すべきかを認識することが可能となる。そして、採取指示情報は、部品を採取すべき部品載置部21に対応付けられた領域に表示される。これにより、部品を採取すべき部品載置部21を示す情報が、当該部品載置部21に対応付けられた領域に表示されるので、どの部品載置部21から部品を採取すべきかをより容易に認識することが可能となる。採取示情報の表示例について、図11を参照して具体的に説明する。
採取指示情報は、採取すべき部品の識別情報を含んでいてもよい。ここでの部品の識別情報は、例えば、部品の名称、部品の画像、又は部品のイラスト等である。これにより、採取すべき部品を誤ることが防止される。また、採取指示情報が採取すべき部品の識別情報を含む場合、複数の部品に関する採取指示情報が一度に投影されてもよい。
採取指示情報は、採取すべき部品の数を示す情報を含んでいてもよい。なお、採取すべき部品の数は、採取すべき部品の総数であってもよいし、採取すべき部品の総数からすでに採取された部品の数を差し引いた、採取すべき部品の残数であってもよい。いずれにしろ、採取作業者は、採取すべき部品の数を容易に認識することが可能となる。
さらに、提示制御部165は、採取指示情報以外の情報も表示されるように表示部120を制御する。例えば、図6に示したように、提示制御部165は、組み立ての見本を撮影した組立動画を組立動画表示領域37に表示させ、注意喚起を注意喚起表示領域38に表示させ、作業指示書を作業指示書表示領域39に表示させてよい。また、提示制御部165は、コード入力部19によって読み取られた作業者ID、又は、通信部110によって受信された作業者IDを作業者ID表示領域35に表示させてよい。また、提示制御部165は、コード入力部19によって読み取られた製品番号、又は、通信部110によって受信された製品番号を、製品番号表示領域36に表示させてよい。
提示制御部165は、後述する作業状況の判定により、採取指示情報において指示された採取作業が完了したと判定部163によって判定された場合、次に採取すべき部品に関する採取指示情報が表示されるように表示部120を制御する。提示制御部165は、予定作業情報において採取が計画された全ての部品の採取が完了するまで、対象とする部品を切り替えながら採取指示情報を表示する。
制御装置11(例えば、判定部163)は、撮像部14により撮像された作業者を含む撮像画像に基づいて、作業者による採取作業の状況を判定する。以下、判定対象について詳しく説明する。
制御装置11は、採取作業者が部品載置部21に手を入れたか否かを判定する。例えば、制御装置11は、予め作業開始前に撮像された撮像画像と、作業中に撮像された撮像画像との間で差分が生じた領域が、採取口51に対応する領域である場合に、採取作業者が部品載置部21に手を入れたと判定する。
制御装置11は、上記説明した、採取作業の内容の判定結果に基づいて、採取指示情報により示される採取作業が採取作業者により行われたか否かを判定する。採取指示情報により示される採取作業と同一の作業を、以下では正しい採取作業とも称する。採取指示情報により示される採取作業と異なる採取作業を、以下では誤った採取作業とも称する。
制御装置11は、上記説明した、採取作業の内容の判定結果に基づいて、部品載置部21ごとに載置された部品の数を、部品が採取される度に減算し、部品が戻される度に加算する。かかる計算は、識別情報が同一の部品ごとに行われる。これにより、制御装置11は、どの部品載置部21にどの部品が何個載置されているかを、常時把握することが可能となる。
制御装置11(例えば、提示制御部165)は、誤った採取作業が採取作業者により行われると判定された場合に、警告情報を表示するよう表示機構15を制御する。これにより、採取作業者は、誤った採取作業を行ったことを容易に認識することができ、誤った採取作業をやり直すことが可能となり、部品の誤採取が防止される。警告情報の一例を、図12を参照しながら説明する。
上記したように、制御装置11(例えば、判定部163)は、採取指示情報において指示された採取作業が完了したか否かを判定する。
制御装置11(例えば、記憶制御部169)は、作業者による作業の様子を記録してもよい。例えば、制御装置11は、撮像部14及び/又はモーションキャプチャカメラ20により撮像された画像(静止画像/動画像)を記憶する。
図15は、本実施形態に係る生産ナビゲーションシステム10による表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15に示すように、まず、判定部163は、コード入力部19によって作業計画書に付された製品番号(作業開始情報)が読み取られたかを判定する(ステップS100)。判定部163は、コード入力部19によって製品番号が読み取られなかったと判定した場合(ステップS100/NO)、通信部110によって製品番号(作業完了情報)が受信されたかを判定する(ステップS106)。判定部163によって、製品番号(作業完了情報)が受信されなかったと判定された場合(ステップS106/NO)、処理はステップ100に戻る。一方、判定部163によって、製品番号(作業完了情報)が受信されたと判定された場合(ステップS106/YES)、処理はステップS108に進む。
上記実施形態では、作業者が手で部品を採取するものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、作業者が、ロボットアーム等を操作して部品を採取してもよい。その場合も、作業者が手で作業する場合と同様の採取指示情報の表示、作業状況の判定、及び警告情報の表示、各種のガイダンス情報の表示等が行われる。
以上、本発明の各実施形態を説明した。上述した作業状況の判定、並びに採取指示情報の表示、警告情報の表示、各種のガイダンス情報の表示等の情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する生産ナビゲーションシステム10のハードウェアとの協働により実現される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 生産ナビゲーションシステム
11 制御装置
12 棚
13 作業台
14 撮像部
15 表示機構
19 コード入力部
110 通信部
120 表示部
130 センサ部
140 入力部
150 記憶部
160 制御部
161 取得部
163 判定部
165 提示制御部
167 通信制御部
169 記憶制御部
20 モーションキャプチャカメラ
21 部品載置部
22 仕切板
31 プロジェクタ
32 ミラー
33 第1の板状部材
34 第2の板状部材
35 作業者ID表示領域
36 製品番号表示領域
37 組立動画表示領域
38 注意喚起表示領域
39 作業指示書表示領域
44 支持フレーム
51 採取口
61 採取指示情報
62 警告情報
63 位置情報
80 ネットワーク
90 サーバ
Claims (12)
- 第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、
前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、
前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、
前記第2の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムに作業完了情報が送信されるように通信部を制御する通信制御部と、
を備える、生産ナビゲーション装置。 - 前記通信制御部は、
前記実績作業情報と前記予定作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムに前記作業完了情報が送信されるように前記通信部を制御する、
請求項1に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記提示制御部は、第3の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムから作業完了情報が受信された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、
請求項1または2に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記作業完了情報は、前記予定作業情報が示す作業によって組み立てられる製品の識別情報である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記提示制御部は、作業開始情報が読み取られた場合、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであるかが判定され、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアではないと判定された場合、最初に作業を行うべき作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように前記提示部を制御する、
請求項1に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記提示制御部は、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであると判定された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、
請求項5に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記作業開始情報は、前記予定作業情報が示す作業によって組み立てられる製品の識別情報である、
請求項5または6に記載の生産ナビゲーション装置。 - 前記判定部は、撮像部により撮像された前記作業者を含む撮像画像に基づいて、前記実績作業情報を判定する、
請求項1に記載の生産ナビゲーション装置。 - 第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、
前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、
前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、
を備え、
前記提示制御部は、第3の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムから作業完了情報が受信された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、
生産ナビゲーション装置。 - 第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、
前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、
前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、
を備え、
前記提示制御部は、作業開始情報が読み取られた場合、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであるかが判定され、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアではないと判定された場合、最初に作業を行うべき作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように前記提示部を制御し、
前記提示制御部は、前記第1の作業エリアが最初に作業を行うべき作業エリアであると判定された場合、前記予定作業情報が示す作業のナビゲーションを開始する、
生産ナビゲーション装置。 - 第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得することと、
前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定することと、
前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御することと、
前記第2の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムに作業完了情報が送信されるように通信部を制御することと、
を備える、コンピュータにより実行される生産ナビゲーション方法。 - コンピュータを、
第1の作業エリアにおいて作業者によって実施される予定の作業を示す予定作業情報を取得する取得部と、
前記作業者によって前記第1の作業エリアにおいて実施された作業を示す実績作業情報を判定するとともに、前記第1の作業エリアに対して前記第1の作業エリアの次に作業が行われる予定の第2の作業エリアが関連付けられて登録されているかを判定する判定部と、
前記予定作業情報と前記実績作業情報とが合致すると判定された場合、かつ、前記第1の作業エリアに対して前記第2の作業エリアが関連付けられて登録されていると判定された場合、前記第2の作業エリアへの移動を促すための情報が提示されるように提示部を制御する提示制御部と、
前記第2の作業エリアに対応する生産ナビゲーションシステムに作業完了情報が送信されるように通信部を制御する通信制御部と、
を備える生産ナビゲーション装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2019157278A JP7358848B2 (ja) | 2019-08-29 | 2019-08-29 | 生産ナビゲーション装置、生産ナビゲーション方法及びプログラム |
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ニッポン製造業の生きる道 身の丈カイゼンで強さ伸ばし弱点補う,日経ビジネス,日経BP社,2017年04月10日,第1886号,p.32-37 |
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