JP2022130814A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収納棚を用いた作業を行う作業者に対して、より適切な支援を行う。【解決手段】複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
現在、複数の収納部を有する収納棚を用いた作業が様々な分野で行われている。例えば、作業者は、収納棚の複数の収納部の各々には収納された対象物を順次取り出すことで作業を行うことができる。
例えば、特許文献1には、複数の収納部を有し、部品組立業務に用いられる収納棚に対して、作業者が収納部から採取する部品を指示する情報をプロジェクタにて投影する作業支援システムが記載されている。
特開2018-45669号公報
このような作業支援システムでは、収納棚の撮像画像に基づいて収納棚に対する作業の進捗状況を認識し、認識した作業の進捗状態に応じた支援を作業者に対して行っている。しかしながら、収納部に収納される対象物の形状又は大きさによっては、作業者による収納棚への作業が認識されないことがあり得る。このような場合、作業支援システムは、収納棚を用いる作業者に対して、適切な支援を行うことが困難となってしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、収納棚を用いた作業を行う作業者に適切な支援を行うことが可能な新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記複数の収納部は、配達物をそれぞれ収納してもよい。
前記オブジェクトは、前記収納部に前記配達物を収納する作業者の手であってもよい。
前記オブジェクトは、前記収納部の開口から突出する前記配達物であってもよい。
前記認識エリアは、前記収納部の開口の外側に設定された領域であってもよい。
前記認識対象から除外された前記収納部において、前記収納部を撮像した画像と、空の状態の前記収納部の画像との差分が閾値以下となる場合、前記除外制御部は、前記収納部から前記配達物が取り出されたと判断してもよい。
前記除外制御部は、前記配達物が取り出されたと判断された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象に復帰させてもよい。
前記配達物が取り出された前記収納部に対応する居住者名簿を含む支援画像を投影させる投影制御部をさらに備えてもよい。
前記居住者名簿は、前記配達物の配達ルートに沿った順で世帯が並べられた名簿であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、を備える、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、として機能させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、収納棚を用いた作業を行う作業者に適切な支援を行うことが可能である。
本発明の一実施形態に係る作業支援システムの構成の一例を示す斜視図である。 同実施形態に係る情報処理装置と、管理者端末との接続を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機構構成を示すブロック図である。 収納部に対する認識エリアの設定位置を示す収納棚12の外観図である。 同実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャート図である。 同実施形態に係る情報処理装置を具現するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.収納棚を用いた作業について>
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理装置が適用される収納棚を用いた作業について説明する。作業者は、作業に関する対象物が収納される複数の収納部を有する収納棚から、作業における必要性に応じて対象物を取り出すことができる。
以下では、収納部に収納される対象物として、指定された宛先に配達される配達物を例示して説明を行う。しかしながら、本実施形態に係る技術は、配達物に対する作業に限定されず、部品に対する作業(例えば、部品の組み立て順に応じた仕分け又は並び替え作業)に対して適用することも可能である。また、複数の収納部を備える収納棚の構成は、作業の種類に応じて適宜変更することが可能である。
例えば、収納棚は、配達物の配達業務において、配達物の仕分け、及び並び替え等の事前作業に用いられる。具体的には、配達物の配達業務における事前作業は、以下の手順1~手順3に従って行われる。
・手順1:複数の配達物を同一方面の宛先ごとにまとめ、対応する収納部に収納する(仕分け作業)。
・手順2:収納部から配達物を取り出し、実際の配達ルート順に従って配達物を並べ替えて収納部に戻す(並べ替え作業)。
・手順3:並べ替えた配達物を収納部の各々から実際の配達ルート順に従って順次取り出し、配達に用いるキャリーボックス等に積み込む(配達のための回収作業)。
ここで、同一方面の宛先とは、配達の出発地点を基準として方向が同一又は類似する宛先であってもよい(ただし、類似の範囲は特に限定されない)。または、同一方面の宛先とは、同一の地域(都道府県、市、又は町など)に含まれる宛先であってもよい。作業に用いられる収納棚では、複数の収納部の各々と、方面の各々とが対応付けられており、「手順1」では、作業者は、各方面に対応する収納部に配達物を収納する。これにより、配達物は、同一方面の宛先ごとにまとめられる。
「手順2」では、配達ルートに沿った順序で宛先の世帯が並べられた名簿(以下、居住者名簿とも称する)が収納部ごとに作業者に提示される。作業者は、収納部に収納された配達物を取り出し、提示された居住者名簿を参照して配達ルート順に配達物を並べ替えた後、並び替えた配達物を元の収納部に戻す。作業者は、配達物を収納した収納部の全てに対して上記作業を順次行う。このような配達物の並べ替え作業は、「配達物並替作業」とも称される。
「手順3」では、作業者は、配達ルートに沿った順序で収納部の各々に収納された配達物を取り出し、取り出した配達物をキャリーボックスに順次積み込む。このとき、作業者は、収納部から順次取り出した配達物の束をキャリーボックスに並び順を変えずに積み込む。これにより、配達物の配達業務において、配達者は、手前から順に配達物を取り出すことで、配達ルート順に配達物を取り出すことができるようになる。
<2.システム構成例>
次に、図1及び図2を参照して、上記の収納棚を用いた作業を支援する作業支援システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る作業支援システム10の構成の一例を示す斜視図である。作業支援システム10は、本実施形態に係る情報処理装置を含む。
図1に示すように、作業支援システム10は、情報処理装置11と、収納棚12と、作業台13と、センサ部14と、表示投影部15と、ミラー18とを備える。作業支援システム10は、上述した配達物並替作業を行う作業者に対して、居住者名簿を含む各種情報を提示することで、作業者の配達物並替作業を支援する。
なお、図1では、収納棚12から作業台13に向かう方向を前方向とし、前方向と逆方向を後方向とする。また、作業台13から収納棚12を見たとき(すなわち、前方向側から後方向側を見たとき)の上下左右の方向をそれぞれ上方向、下方向、左方向、及び右方向とする。
収納棚12は、複数の収納部121を備える。作業者は、いずれかの収納部121に手を入れて、収納部121に配達物を収納することができる。また、作業者は、いずれかの収納部121に手を入れて、収納部121に収納された配達物を取り出すことができる。図1に示す例では、収納棚12は、縦方向に4段、横方向に4列の合計16個の収納部121を備える。ただし、収納棚12が備える収納部121の数は、特に限定されない。収納棚12は、20個、30個、又は50個等のさらに多くの収納部121を備えてもよい。
作業台13は、作業者が配達物並替作業を行う際に用いる台である。作業台13は、収納棚12の全幅に亘って水平方向に延在する平坦な台面(上面)を備える。作業台13は、表示投影部15から投影された画像が結像する投影可能領域として機能してもよい。
センサ部14は、作業者による作業に関する情報をセンシングする各種センサを含む。具体的には、センサ部14は、可視光を検出するカメラを含み、カメラによる撮像によってセンシングを行ってもよい。センサ部14は、センシング結果を示す情報として、例えば、カメラによる撮像にて得られた画像を情報処理装置11に出力してもよい。例えば、センサ部14は、USB(Universal Serial Bus)にて情報処理装置11に接続される左右2台のライブカメラ(USBカメラとも称される)を含んでもよい。ただし、センサ部14が含むカメラの種類は限定されない。例えば、センサ部14は、赤外線を検出するカメラを含んでもよく、深度情報を取得可能なカメラを含んでもよい。
センサ部14は、標準的な身長の作業者の頭部の高さよりも上側の位置(例えば、最上段の収納部121よりも上方の位置)、かつ収納棚12の前面よりも前方側の位置に配置されたカメラを含んでもよい。このような場合、センサ部14は、作業支援システム10の前方に位置する作業者の一部又は全身を含む画像を撮像することができる。センサ部14は、例えば、図1に示すように、ミラー18を支持する支持フレーム17に取り付けられてもよい。
また、センサ部14は、収納棚12を撮像するように配置されたカメラをさらに含んでもよい。このような場合、センサ部14は、収納棚12の画像を撮像することができる。したがって、情報処理装置11は、収納棚12の撮像画像に基づいて、作業者による収納部121への配達物の収納、又は作業者による収納部121からの配達物の取り出しを認識することができる。
なお、センサ部14に含まれるカメラの数及び設置場所は、特に限定されない。センサ部14は、例えば、作業台13の上面を撮像するように配置されたカメラ、又は作業支援システム10の周囲の環境を撮像するように配置されたカメラなどを含んでもよい。
表示投影部15は、情報処理装置11の制御に基づいて、作業者の作業を支援するための各種情報を含む支援画像を投影によって表示させる。例えば、表示投影部15は、プロジェクタによる、いわゆるプロジェクションマッピング技術を用いて、収納棚12又は作業台13に支援画像を投影してもよい。
表示投影部15は、例えば、図1に示すように、収納棚12の上に配置されてもよい。このような場合、表示投影部15は、ミラー18に向けて投影光を照射することで、ミラー18に反射された投影光を収納棚12又は作業台13に投影することができる。すなわち、表示投影部15は、ミラー18を介して、収納棚12の前面、又は作業台13の上面に支援画像を投影することができる。
なお、表示投影部15は、収納棚12の前面、又は作業台13の上面に投影光を直接投影可能な位置(例えば、作業支援システム10が配置された空間の図示しない天井又は壁など)に配置されてもよい。また、表示投影部15は、複数のプロジェクタを含んでもよい。例えば、表示投影部15は、収納棚12の前面に投影光を投影するプロジェクタと、作業台13の上面に投影光を投影するプロジェクタとを含んでもよい。
ミラー18は、例えば、図1に示すように、標準的な身長の作業者の頭部の高さよりも上側の位置(例えば、最上段の収納部121よりも上方の位置)、かつ収納棚12の前面よりも前方側の位置に配置される。具体的には、ミラー18は、反射面が収納棚12の前面又は作業台13の上面と、表示投影部15とに対向するように、作業台13の上方かつ収納棚12の斜め上方向に配置されてもよい。これによれば、ミラー18は、表示投影部15から照射された投影光を収納棚12の前面又は作業台13の上面に向けて反射することができる。
ミラー18は、反射角度が上下方向に変更可能なように、支持機構によって回動可能に支持されてもよい。これによれば、ミラー18は、表示投影部15から照射された投影光を任意の反射角度で反射することができる。したがって、ミラー18は、表示投影部15から照射された投影光を収納棚12の前面又は作業台13の上面に対して選択的に反射することができる。
情報処理装置11は、作業支援システム10の動作全般を制御するコンピュータ等である。情報処理装置11の機能構成については、図3を参照して後述する。
情報処理装置11には、作業者のID(identification)カードを読み取るカードリーダ19が接続されてもよい。カードリーダ19は、収納棚12又は作業台13の周辺に設けられる。カードリーダ19は、IDカードから作業者情報(例えば作業者の識別番号及び氏名等)を読み取り、情報処理装置11に出力することができる。IDカードは、磁気カードであってもよく、IC(integrated circuit)カードであってもよい。例えば、情報処理装置11は、IDカードの読み取りによって、どの作業者によって作業が開始されたかを認識してもよい。
なお、作業支援システム10は、カードリーダ19に替えて又は加えて、指紋又は掌紋等の生体情報を認識する生体情報認識装置、識別番号を入力する識別番号入力装置、又は作業者の情報が格納されたバーコード又は二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を読み取るコードリーダ装置を備えていてもよい。
情報処理装置11は、例えば、ネットワーク40を介して、管理者が操作する管理者端末30と接続されてもよい。図2は、本実施形態に係る情報処理装置11と、管理者端末30との接続を示すブロック図である。
図2に示すように、管理者端末30は、ネットワーク40を介して、少なくとも1つ以上の情報処理装置11と接続するコンピュータ等で構成される。管理者端末30は、接続された情報処理装置11から送信されるデータを管理することで、作業支援システム10の各々における作業の進捗等を管理することができる。
ここで、作業支援システム10は、収納部121の開口に設定された認識エリアに入り込んだ作業者の手などのオブジェクトを認識することで、作業者によって作業が行われた収納部121を認識している。一方で、近年、配達物の多様化に伴って、収納部121の開口からはみ出すような大型の配達物が増加している。
したがって、開口から大きくはみ出るような配達物が収納部121に収納される場合、作業支援システム10は、収納部121の認識エリアに入り込んだ該配達物をオブジェクトとして認識してしまう。このような場合、作業支援システム10は、他の収納部121の認識エリアに作業者の手が入り込んだ際に、作業者の手が入り込んだ認識エリアを有する収納部121を特定することが困難になるため、作業者によって作業が行われた収納部121を認識することが困難になる。
以下では、収納部121の認識エリアに入り込むような大型の配達物が収納部121に収納された場合でも、作業が行われた収納部121を認識することが可能となる技術について説明する。具体的には、本実施形態に係る情報処理装置11は、収納部121の開口に設定された認識エリアにて、所定時間継続してオブジェクト(例えば、作業者の手、又は収納部121からはみ出る配達物)の存在が認識された場合、該認識エリアに対するオブジェクトの認識を一時停止する。
これによれば、情報処理装置11は、収納部121の開口からはみ出す配達物に影響されることなく、作業者によって作業が行われた収納部121を認識することが可能である。したがって、情報処理装置11は、作業者によって作業が行われた収納部121を適切に認識することができるため、作業者に対してより適切な支援を行うことが可能である。
なお、認識エリアにおけるオブジェクトの認識が一時停止された収納部121は、収納部121から配達物が取り出されたと判断された場合に、オブジェクトの認識が再開される。収納部121からの配達物の取り出しは、例えば、収納部121の撮像画像と、空の状態の収納部121の画像との比較によって判断されてもよい。これによれば、情報処理装置11は、収納部121の認識エリアに入り込む配達物が取り出された際に、収納部121に対する処理を自動的に元に戻すことが可能である。
<3.情報処理装置の構成例>
続いて、図3を参照して、本実施形態に係る情報処理装置11の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置11の機構構成を示すブロック図である。
図3に示すように、情報処理装置11は、制御部110と、I/F(インタフェース)部120と、記憶部130とを備える。
(制御部110)
制御部110は、作業支援システム10の動作全般を制御する。制御部110は、画像取得部111と、オブジェクト認識部112と、作業進捗推定部113と、除外制御部114とを含む。
例えば、制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを含む。制御部110は、ROMに記憶されたプログラムがRAMに一時的に展開され、CPUにて実行されることにより、作業支援システム10の動作全般を制御することができる。
画像取得部111は、センサ部14によって連続的に得られる収納棚12のリアルタイムの撮像画像をI/F部120を介して取得する。画像取得部111は、取得したリアルタイムの撮像画像を記憶部130に記憶させてもよい。例えば、画像取得部111は、過去一定時間のリアルタイムの撮像画像を記憶部130に記憶させてもよい。または、画像取得部111は、センサ部14から取得するごとに記憶部130に記憶させたリアルタイムの撮像画像を上書き(更新)してもよい。
また、画像取得部111は、仕分け作業(手順1の作業)が開始される前に、収納部121のいずれにも配達物が収納されていない空の状態の収納棚12の撮像画像を取得し、取得した撮像画像を記憶部130に記憶させる。記憶部130に記憶された空の状態の収納棚12の撮像画像は、後述する除外制御部114にて収納部121から配達物が取り出されたか否かを判断するための基準画像として用いられる。なお、空の状態の収納棚12の撮像画像は、仕分け作業開始前に取得されて記憶部130に記憶されてもよく、あらかじめ記憶部130に記憶されてもよい。
オブジェクト認識部112は、画像取得部111により取得された収納棚12の撮像画像に基づいて、収納部121の各々に設定された認識エリアにオブジェクトが存在するか否かを認識する。具体的には、オブジェクト認識部112は、画像取得部111により取得されたリアルタイムの収納棚12の撮像画像と、空の状態の収納棚12の撮像画像とを比較することで、収納部121の各々に設定された認識エリアにオブジェクトが入り込んだか否かを認識する。
認識エリアは、例えば、収納部121に対して図4に示す位置に設定されてもよい。図4は、収納部121に対する認識エリア127の設定位置を示す収納棚12の外観図である。
図4に示す収納棚12では、例えば、縦方向に4段、横方向に4列の合計16個の収納部121が設けられる。収納部121の各々には、作業者による作業によって配達物150が収納される。また、収納部121の開口125の下方の収納棚12の前面には、収納部121の各々を識別するための情報を含む識別画像123が表示される。識別画像123は、例えば、対応する収納部121に収納される配達物150の宛先の方面を示す情報を含んでもよい。
認識エリア127は、収納部121の開口125から外側に設定される。例えば、認識エリア127は、収納部121の開口125の全幅に広がって開口125から前面側に設けられてもよい。認識エリア127は、配達物150が収納部121に収納される際に作業者の手が通過する位置に設定されることにより、認識エリア127におけるオブジェクトの認識によって、作業者による収納部121への作業を検出することができる。
ここで、オブジェクトとは、空の状態の収納部121に対する差分となる物体全般であり、具体的には、収納棚12を用いて作業を行う作業者の手である。オブジェクト認識部112は、認識エリアに入り込んだ作業者の手を認識することで、作業者が作業を行うために手を入れた収納部121を作業進捗推定部113で特定することが可能となる。
ただし、オブジェクト認識部112は、認識エリアに入り込んだ、空の状態の収納部121に対する差分となる物体全般をオブジェクトとして認識してしまう。そのため、オブジェクト認識部112は、収納部121の開口から突出する配達物もオブジェクトとして認識してしまう。本実施形態に係る情報処理装置11では、所定時間継続してオブジェクト(すなわち、収納部121から突出する配達物)が認識された認識エリアは、オブジェクト認識部112の認識対象から除外される。これにより、後段の作業進捗推定部113は、作業者が作業を行うために手を入れた収納部121を容易に特定することが可能となる。
作業進捗推定部113は、オブジェクト認識部112によるオブジェクトの認識に基づいて、作業が行われた収納部121を判断し、作業の進捗を推定する。
具体的には、作業進捗推定部113は、オブジェクト認識部112にてオブジェクトが認識された認識エリアを有する収納部121を作業者によって作業が行われた収納部121と判断する。
また、作業進捗推定部113は、作業者による作業が上述した手順1~手順3のいずれの段階で行われたかを考慮することで、作業者によって行われた作業の内容を推定する。
例えば、作業進捗推定部113は、手順1が開始された後に収納部121に行われた作業を収納部121に配達物を収納する作業(仕分け作業)と推定することができる。また、作業進捗推定部113は、手順2が開始された後に収納部121に行われた作業を収納部121から配達物を取り出す作業と推定することができる。作業進捗推定部113は、手順2の収納部121から配達物を取り出す作業の後に収納部121に行われた作業を配達物並替作業が行われた配達物を収納部121に戻す作業と推定することができる。さらに、作業進捗推定部113は、手順3が開始された後に収納部121に行われた作業を収納部121から配達物を取り出す作業(回収作業)と推定することができる。
除外制御部114は、オブジェクト認識部112によるオブジェクト認識の対象となる収納部121を制御する。具体的には、除外制御部114は、所定時間継続してオブジェクトが認識された認識エリアを有する収納部121をオブジェクト認識部112による認識対象から除外する。なお、所定時間とは、例えば、1秒~3秒としてもよい。
認識エリアにて所定時間継続してオブジェクトが認識された場合、認識されたオブジェクトは、作業者の手ではなく、収納部121の開口から突出する配達物である可能性が高い。除外制御部114は、所定時間継続してオブジェクトが認識された収納部121ではオブジェクトの認識を行わないようにオブジェクト認識部112を制御することで、収納部121の開口から突出する配達物がオブジェクトとして認識され続けることを防止することができる。
これによれば、オブジェクト認識部112は、収納部121の認識エリアに入り込んだ作業者の手のみをオブジェクトとして認識することができるため、作業者によって作業が行われた収納部121を作業進捗推定部113にて容易に特定することが可能となる。したがって、本実施形態に係る情報処理装置11は、作業者による作業の進捗をより適切に推定することができるため、作業者に対してより適切な支援を行うことが可能である。
また、除外制御部114は、認識対象から除外された収納部121にて、リアルタイムの収納部121の撮像画像と、空の状態の収納部121の撮像画像との差分が閾値以下となった場合、収納部121から配達物が取り出されたと判断してもよい。具体的には、リアルタイムの収納部121の撮像画像と、空の状態の収納部121の撮像画像との画素値の差分が5%以下となった場合、除外制御部114は、収納部121から配達物が取り出されて収納部121が空の状態となったと判断してもよい。このような場合、オブジェクト認識部112にてオブジェクトとして認識される収納部121の開口から突出する配達物が収納部121から取り除かれた可能性がある。したがって、除外制御部114は、認識対象から除外されていた収納部121をオブジェクト認識部112の認識対象に復帰させることで、収納部121の認識エリアに作業者の手が入り込んだことを再び認識可能とすることができる。
(I/F部120)
I/F部120は、有線又は無線にて接続された外部装置とデータの入出力を行う。具体的には、I/F部120は、通信接続したセンサ部14から、センサ部14にて撮像された画像を受信してもよい。また、I/F部120は、通信接続したカードリーダ19から、カードリーダ19により読み取られたID情報を受信してもよい。さらに、I/F部120は、通信接続した管理者端末30に作業進捗に関する情報を送信してもよい。例えば、I/F部120は、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成されたインタフェースであってもよい。
(記憶部130)
記憶部130は、制御部110を動作させるためのプログラム及びデータを記憶する記憶装置である。また、記憶部130は、制御部110の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶してもよい。記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成されてもよい。
以上の構成を備える情報処理装置11は、手順2の並び替え作業において、作業者が配達物を取り出した収納部121を容易に特定することができるため、配達物が取り出された収納部121に対応する居住者名簿の画像を作業者に提示することができる。また、情報処理装置11は、手順3の配達のための回収作業において、作業者が配達物を取り出した収納部121を容易に特定することができるため、配達物を取り出す収納部121を配達ルート順に作業者に誘導することができる。よって、情報処理装置11は、収納棚12を用いて作業を行う作業者により適切な支援を行うことが可能である。
<4.情報処理装置の動作例>
続いて、図5を参照して、本実施形態に係る情報処理装置11の動作例について説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理装置11の動作の流れを示すフローチャート図である。
図5に示すように、まず、画像取得部111は、収納棚12のリアルタイムの撮像画像を取得する(S101)。
続いて、オブジェクト認識部112は、収納部121の各々に設定された認識エリアに存在するオブジェクトを認識する(S102)。例えば、オブジェクト認識部112は、リアルタイムの収納棚12の撮像画像と、空の状態の収納棚12の撮像画像とを比較することで、収納部121の各々に設定された認識エリアに存在するオブジェクトを認識してもよい。オブジェクト認識部112にて認識されるオブジェクトは、例えば、収納棚12を用いて作業を行う作業者の手、又は収納部121の開口から突出する配達物などである。
次に、除外制御部114は、所定時間(例えば、1秒~3秒など)、認識エリアにオブジェクトが継続して存在しているか否かを判断する(S103)。
所定時間継続して認識エリアにオブジェクトが存在しない場合(S103/No)、除外制御部114は、認識されたオブジェクトは作業者の手であると判断し、ステップS102に戻ってオブジェクトの認識を続行する。一方、所定時間継続して認識エリアにオブジェクトが存在する場合(S103/Yes)、除外制御部114は、認識されたオブジェクトは収納部121から突出する配達物であると判断し、該当する収納部121をオブジェクト認識部112の認識対象から除外する(S104)。
その後、画像取得部111は、収納棚12のリアルタイムの撮像画像を取得し(S105)、除外制御部114は、認識対象から除外された収納部121のリアルタイムの撮像画像と、空の状態の収納部121の撮像画像(基準画像)との差が閾値以下となったか否かを判断する(S106)。例えば、除外制御部114は、認識対象から除外された収納部121のリアルタイムの撮像画像と、空の状態の収納部121の撮像画像との画素値の差が5%以下となったか否かを判断してもよい。
認識対象から除外された収納部121のリアルタイムの撮像画像と、基準画像との差が閾値以下ではない場合(S106/No)、除外制御部114は、認識対象から除外された収納部121に収納された配達物は取り出されていないと判断し、ステップS105に戻ってリアルタイムの撮像画像の取得を続行する。
一方、認識対象から除外された収納部121のリアルタイムの撮像画像と、基準画像との差が閾値以下である場合(S106/Yes)、除外制御部114は、認識対象から除外された収納部121に収納された配達物が取り出されたと判断する(S107)。その後、除外制御部114は、収納部121の認識対象からの除外を解除し、該当する収納部121をオブジェクト認識部112によるオブジェクトの認識対象に復帰させる(S108)。
以上の動作によれば、情報処理装置11は、収納部121から突出する配達物に影響されることなく、収納部121に対して作業を行う作業者の手を認識することができるため、作業の進捗をより適切に推定することができる。したがって、情報処理装置11は、収納棚12を用いて作業を行う作業者に対して、より適切な支援を行うことが可能である。
<6.ハードウェア構成例>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した作業支援システム10により実施される各種の情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する作業支援システム10のハードウェアとの協働により実現される。
図6は、本実施形態に係る作業支援システム10(より具体的には、例えば情報処理装置11)を具現する情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力機器908と、出力機器909と、ストレージ機器910と、ドライブ911と、通信機器913とを備える。
CPU901は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラム及び演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラム、及びプログラムの実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらのCPU901、ROM902、及びRAM903は、CPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。CPU901、ROM902、及びRAM903の協働により、上述した制御部110の機能が実現される。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、ホストバス904、ブリッジ905、及び外部バス906は、必ずしも分離構成されずともよく、1つのバスにこれらの機能が実装されてもよい。
入力機器908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、又はマイクロフォン等ユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路とから構成される。情報処理装置900を操作するユーザは、入力機器908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり、処理動作を指示したりすることができる。
また、入力機器908は、作業に関する情報を検出する装置により構成されてもよい。例えば、入力機器908は、画像センサ(例えば、カメラ)、深度センサ(例えば、ステレオカメラ)、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサ、測距センサ、力センサ等の各種のセンサを含んで構成されてもよい。入力機器908は、例えば、センサ部14の機能を実現し得る。
出力機器909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置、及びスピーカ等の音声出力装置を含む。出力機器909は、例えば、表示投影部15の機能を実現し得る。
ストレージ機器910は、データ格納用の機器である。ストレージ機器910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ機器910は、例えば、記憶部130の機能を実現し得る。
ドライブ911は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に外付けされる。ドライブ911は、装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体912に記録されている情報を読み出し、RAM903に出力する。また、ドライブ911は、リムーバブル記憶媒体912に情報を書き込むことも可能である。
通信機器913は、通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。通信機器913は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であってもよく、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。通信機器913は、例えば、I/F部120の機能を実現し得る。
なお、情報処理装置900のハードウェア構成は、図6に示す構成に限定されない。例えば、情報処理装置900は、接続されている外部の通信デバイスを介して通信を行う場合には、通信機器913を備えなくてもよい。また、情報処理装置900は、例えば、入力機器908又は出力機器909等を備えなくてもよい。さらに、図6に示す構成の一部又は全部は、1又は2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
<5.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
また、本明細書において説明した情報処理装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組み合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記憶媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。上記記憶媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記憶媒体を用いずに、例えば、ネットワークを介して配信されてもよい。
10 作業支援システム
11 情報処理装置
12 収納棚
121 収納部
13 作業台
14 センサ部
15 表示投影部
17 支持フレーム
18 ミラー
19 カードリーダ
30 管理者端末
40 ネットワーク
110 制御部
111 画像取得部
112 オブジェクト認識部
113 作業進捗推定部
114 除外制御部
120 I/F部
130 記憶部
123 識別画像
125 開口
127 認識エリア
150 配達物

Claims (11)

  1. 複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、
    前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記複数の収納部は、配達物をそれぞれ収納する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記オブジェクトは、前記収納部に前記配達物を収納する作業者の手である、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記オブジェクトは、前記収納部の開口から突出する前記配達物である、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記認識エリアは、前記収納部の開口の外側に設定された領域である、請求項2~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記認識対象から除外された前記収納部において、前記収納部を撮像した画像と、空の状態の前記収納部の画像との差分が閾値以下となる場合、
    前記除外制御部は、前記収納部から前記配達物が取り出されたと判断する、請求項2~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記除外制御部は、前記配達物が取り出されたと判断された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象に復帰させる、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記配達物が取り出された前記収納部に対応する居住者名簿を含む支援画像を投影させる投影制御部をさらに備える、請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記居住者名簿は、前記配達物の配達ルートに沿った順で世帯が並べられた名簿である、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、
    前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、
    を備える、情報処理システム。
  11. コンピュータを、
    複数の収納部を含む収納棚の撮像画像を取得する画像取得部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記複数の収納部の各々に設定された認識エリアにおけるオブジェクトの存在をそれぞれ認識するオブジェクト認識部と、
    前記認識エリアにて所定時間継続して前記オブジェクトの存在が認識された場合、該認識エリアが設定された前記収納部を前記オブジェクト認識部の認識対象から除外する除外制御部と、
    として機能させる、プログラム。
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