JP7356589B2 - スイッチ装置および組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置および組立方法に関する。
例えば、下記特許文献1には、ラバードームスイッチの復元力によって、傾動した駆動部材を中立位置に復帰させることで、操作ノブを初期位置に復帰させることが可能な、カム機構を備える車両用パワーシートのスイッチ装置が開示されている。
国際公開第2019/187343号
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、駆動部材が支持部材により支持され、保持部材が筐体により支持されている。駆動部材と保持部材とは操作伝達系の中核をなす部材なので、これらの部材がそれぞれ別の部材(支持部材、筐体)によって支持されていると、各構成部品の寸法公差の積み重ねにより、操作伝達系のガタが大きくなってしまう虞がある。そのため、操作伝達系に接続された操作ノブのガタが大きくなってしまう虞がある。
一実施形態に係るスイッチ装置は、水平方向にスライド操作可能な操作ノブと、操作ノブを保持し、操作ノブと一体に水平方向に移動可能な保持部材と、保持部材の水平方向への移動に伴って傾動可能な駆動部材と、駆動部材の傾動に伴って、駆動部材によって押下されるスイッチと、保持部材を水平方向への移動可能に支持する支持部材とを備え、保持部材は、水平方向における中央に設けられた基部と、基部よりも水平方向における外側に張り出した鍔部とを有し、支持部材は、鍔部の上面に当接することによって保持部材の垂直方向への移動を規制する上壁部と、上壁部と上壁部よりも下側の中間壁部との間に設けられ、一定の上下幅を有するスリット部と、を有する。
一実施形態によれば、スイッチ装置が備える操作伝達系、及び、操作ノブのガタを抑制することができる。
一実施形態に係るスイッチ装置の外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置の平面図 一実施形態に係るスイッチ装置の側面図 一実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図 一実施形態に係るホルダユニットの外観斜視図 一実施形態に係るホルダユニットの分解斜視図 一実施形態に係る支持部材の上面側から見た外観斜視図 一実施形態に係る支持部材の底面側から見た外観斜視図 図2に示すスイッチ装置のA-A断面図 一実施形態に係る支持部材(保持部材の鍔部が係合していない状態)の平面図 一実施形態に係る支持部材(保持部材の鍔部が係合していない状態)の底面図 一実施形態に係る支持部材(保持部材の鍔部が係合している状態)の平面図 一実施形態に係る支持部材(保持部材の鍔部が係合している状態)の底面図 図11に示す支持部材のB-B断面線による断面を表す斜視断面図 一実施形態に係る操作ノブおよび保持部材(互いに組み合わされていない状態)の外観斜視図 一実施形態に係る操作ノブおよび保持部材(互いに組み合わされた状態)の外観斜視図 一実施形態に係る駆動部材および支持部材および保持部材の組立方法を説明する一部分解斜視図(a) 一実施形態に係る駆動部材および支持部材および保持部材の組立方法を説明する一部分解斜視図(b) 一実施形態に係る駆動部材および支持部材および保持部材の組立方法を説明する一部分解斜視図(c) 一実施形態に係る駆動部材および支持部材および保持部材の組立方法を説明する一部分解斜視図(d) 一実施形態に係る支持部材および回路基板の組立方法を説明する一部分解斜視図(a) 一実施形態に係る支持部材および回路基板の組立方法を説明する一部分解斜視図(b) 一実施形態に係る保持部材の下方斜視図
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降の説明では、便宜上、XY平面に対して平行な方向を「水平方向」とし、Z軸方向を「垂直方向」とする。
(スイッチ装置100の概要)
図1は、一実施形態に係るスイッチ装置100の外観斜視図である。図2は、一実施形態に係るスイッチ装置100の平面図である。図3は、一実施形態に係るスイッチ装置100の側面図である。
図1~図3に示すスイッチ装置100は、車両のパワーシートを駆動するためにユーザによって操作される装置である。例えば、スイッチ装置100は、車内における所定の設置面(例えば、ドアのインナーパネル、シートの座面の側面等)に設置される。
図1に示すように、スイッチ装置100は、ケース102および操作ノブ104を備える。操作ノブ104は、ケース102の上面102Aに対して上方に突出して設けられている。操作ノブ104は、パワーシートの各種調整(例えば、リクライニング調整、高さ調整、傾き調整、前後位置調整)を行うための、スライド操作がなされる操作部材である。操作ノブ104は、ユーザによるスライド操作がなされることにより、水平方向(ケース102の上面102AおよびXY平面と平行な方向)にスライド可能である。なお、図1~図3に示す例では、スイッチ装置100は、互いに異なるスイッチ操作が可能な、2つの操作ノブ104を備える。
スイッチ装置100は、コネクタ、ケーブル等の接続部材(図示省略)を介して、車両に搭載されたコントロールユニット(図示省略)に電気的に接続される。これにより、スイッチ装置100は、操作ノブ104によるスライド操作に応じた電気信号を、コントロールユニットに出力して、コントロールユニットにパワーシートの制御を行わせることができる。
(スイッチ装置100の構成)
図4は、一実施形態に係るスイッチ装置100の分解斜視図である。図5は、一実施形態に係るホルダユニット110の外観斜視図である。図6は、一実施形態に係るホルダユニット110の分解斜視図である。図7は、一実施形態に係る支持部材112の上面側から見た外観斜視図である。図8は、一実施形態に係る支持部材112の底面側から見た外観斜視図である。図9は、図2に示すスイッチ装置100のA-A断面図である。図23は、一実施形態に係る保持部材111の下方斜視図である。
図4に示すように、スイッチ装置100は、上方から順に、操作ノブ104、ケース102、ホルダユニット110、ラバーシート107、回路基板105、およびアンダーパネル108を備えて構成されている。
スイッチ装置100は、操作ノブ104がスライド操作されたとき、図6に示す保持部材111がスライド移動し、その移動によって駆動部材113の軸部113Bが水平方向の操作力を受けることにより駆動部材113が傾倒する。このとき、駆動部材113は、腕部113Cごと傾倒し、傾倒した腕部113Cは、図4に示す複数のスイッチ106をラバーシート107越しに押圧する。複数のスイッチ106は、操作ノブ104が操作された方向に対応して押圧されるため、操作ノブ104がどの方向に操作されたのかを検出することが可能となっている。
以下に構成を詳述する。ケース102は、内部空間を有し、下側に下部開口を有する容器状の部材である。例えば、ケース102は、樹脂素材を射出成形することによって形成される。また、ケース102の上面102Aには、1つの操作ノブ104につき、2つの開口部102Bが形成されている。開口部102Bは、操作ノブ104の軸部104Aが挿通される部分である。ケース102の下部開口は、アンダーパネル108が取り付けられることによって閉塞される。ケース102の内部空間には、ホルダユニット110、ラバーシート107、および回路基板105が収容される。
操作ノブ104は、ケース102の上面102Aから上方に突出して設けられる。操作ノブ104は、ユーザ操作がなされる部材である。本実施形態では、操作ノブ104は、垂直方向(Z軸方向)において薄型の直方体形状を有する。図9に示すように、操作ノブ104は、その底面から下方へ延在する軸部104Aを有する。軸部104Aは、ケース102の上面に形成された開口部102Bを通じて、保持部材111に連結される。これにより、操作ノブ104は、保持部材111によって保持され、保持部材111と一体に水平方向にスライド可能になる。
ホルダユニット110は、操作ノブ104毎に設けられている。すなわち、本実施形態のスイッチ装置100は、図4に示すように、2つの操作ノブ104に対応して、2つのホルダユニット110を備える。2つのホルダユニット110は、互いの同一の構成を有する。ホルダユニット110の詳細な構成は、図5~図8に示される。図5および図6に示すように、ホルダユニット110は、保持部材111、支持部材112、および駆動部材113を備える。
なお、本実施形態では、ホルダユニット110は、水平方向に並べて設けられた、2つの保持部材111と、2つの駆動部材113とを備える。また、操作ノブ104は、水平方向に並べて設けられた、2つの軸部104Aを有しており、当該2つの軸部104Aにおいて、2つの保持部材111に連結される。これにより、本実施形態のスイッチ装置100は、操作ノブ104の水平方向への操作により、2つの保持部材111を介して、2つの駆動部材113を同時に駆動することができる。
保持部材111は、操作ノブ104の軸部104Aの下側に、軸部104Aと同軸上に設けられる。保持部材111は、操作ノブ104の軸部104Aを保持し、操作ノブ104のスライド操作がなされた際に、操作ノブ104と一体に水平方向に移動する部材である。保持部材111は、その水平方向における中央部に、垂直方向(Z軸方向)に延在する円筒状の基部111Aを有する。図9に示すように、基部111Aの上側筒部111Bには、操作ノブ104の軸部104Aが上方から嵌め込まれる。これにより、保持部材111は、操作ノブ104の軸部104Aを保持する。また、図9に示すように、基部111Aの下側筒内111Cには、駆動部材113の軸部113Bの上端部分が嵌め込まれる。これにより、保持部材111は駆動部材113の軸部113Bを保持し、操作ノブ104と一体に水平方向に移動した際に、駆動部材113を傾動させることができる。また、図5および図6に示すように、保持部材111は、その下端部において、基部111Aから水平方向における外側に張り出した鍔部111Dを有する。鍔部111Dは、垂直方向に一定の厚さを有する、水平な平板状の部分である。図5および図6に示すように、本実施形態では、保持部材111は、基部111Aを中心として、90°間隔を有する4つの水平方向の各々に突出した、4つの鍔部111Dを有する。また、図23に示すように、保持部材111は、鍔部111Dの下面と連続して、保持部材111の下面側に設けられた摺接面111Gを有する。鍔部111Dの下面と、摺接面111Gとは、水平な平面状の部分である。鍔部111Dの上面と、鍔部111Dの下面と、摺接面111Gとは、互いに平行に設けられている。鍔部111Dの上面は、組立後に、詳しくは後述する上側当接面112Hと摺動可能に当接する面である。鍔部111Dの下面は、詳しくは後述する組立工程において、下側当接面112Iと当接する面である。摺接面111Gは、組立後に、詳しくは後述する下側当接面112Iと摺動可能に当接する面である。本実施形態では、保持部材111は、鍔部111Dの上面を高さの基準面として、鍔部111Dの下面の高さが摺接面111Gの高さよりも小さく形成されており、鍔部111Dの下面と摺接面111Gとは連続して形成されている。また、鍔部111Dの下面と摺接面111Gとの繋ぎ目は、滑らかなスロープ状に形成されている。ただし、鍔部111Dの下面の高さは摺接面111Gの高さ以下となるように形成されていれば良く、鍔部111Dの下面の高さは摺接面111Gの高さと同じであっても良い。鍔部111Dの下面の高さが摺接面111Gの高さ以下となるように形成されていることにより、詳しくは後述する組立工程において、保持部材111が基部111Aを中心として回転されるとき、鍔部111Dをスリット部112Gへ差し込む作業が容易になる。
支持部材112は、保持部材111の下側に設けられる。支持部材112は、保持部材111を水平方向への移動可能に支持するとともに、駆動部材113を傾動可能に支持する。図6に示すように、支持部材112は、水平な平板状の中間壁部112Aを有する。また、支持部材112は、中間壁部112Aの上側に、十字状に凹んだ形状の凹部112Bを有する。図5に示すように、凹部112Bには、保持部材111が配置される。支持部材112は、凹部112Bにおいて、保持部材111を水平方向への移動可能に支持する。また、図7に示すように、支持部材112は、中間壁部112Aの下側に、駆動部材113の外形状と略同形状(すなわち、平面視において十字状)の、収容部112Dを有する。収容部112Dは、駆動部材113を、傾動可能に収容する。また、図6および図7に示すように、中間壁部112Aには、開口部112Cが形成されている。開口部112Cは、収容部112Dに収容された駆動部材113の軸部113Bが挿通される部分である。
ここで、図7および図8を参照して、支持部材112の凹部112Bの詳細な構成について説明する。図7に示すように、凹部112Bは、その中央から4つの水平方向(X軸正方向,X軸負方向,Y軸正方向,Y軸負方向)の各々に延在する4つの溝部からなる、十字状に凹んだ形状を有する。
また、図7に示すように、支持部材112は、凹部112Bの外周縁部に接する、いずれも直角な4つの内角部112Eを有する。4つの内角部112Eの各々には、上壁部112Fおよびスリット部112Gが形成されている。上壁部112Fは、平面視において内角部112Eの縁部に沿った直角形状を有する、一定の厚さを有する水平な板状の部分であり、中間壁部112Aよりも高い位置に設けられている。スリット部112Gは、上壁部112Fと中間壁部112Aとの間に形成される空間部分である。支持部材112は、スリット部112Gに保持部材111の鍔部111Dが差し込まれることにより、保持部材111の上下方向への移動を規制しつつ、保持部材111を水平方向へ移動可能に支持することができる。
また、図8に示すように、上壁部112Fの下面の角部には、下方に僅かに突出した位置に上側当接面112Hが設けられている。上側当接面112Hは、スリット部112Gに差し込まれた保持部材111の鍔部111Dの上面に対して局所的に当接する水平な平面部分である。上側当接面112Hは、保持部材111の鍔部111Dの上面に局所的に当接することにより、保持部材111の上方への移動を規制しつつ、保持部材111の水平方向への移動の摺動抵抗を抑制することができる。また、保持部材111は金型技術を用いて成形される樹脂部材であり、上側当接面112Hは、局所的な部位として設けられている。金型技術を用いた成形を行う場合、局所的な部位として設けた部分的な形状の寸法精度を高めることは容易であり、上側当接面112Hは、高い寸法精度を有して設けられている。このことによれば、上側当接面112Hを鍔部111Dの上面に当接させることで、鍔部111Dの移動を精度よく規制することが出来る。
また、図7に示すように、中間壁部112Aの上面(内角部112Eをなす2つの辺に接する部分)には、上方に僅かに突出した位置に下側当接面112Iが設けられている。下側当接面112Iは、詳しくは後述する組立工程において、保持部材111が図18に示された状態から図19に示された状態へと遷移して凹部112Bに配置されたとき、鍔部111Dの下面と当接する水平な平面部分である。下側当接面112Iは、上側当接面112Hと平行に設けられている。下側当接面112Iは、上側当接面112Hと対向配置された面であり、本実施形態においては平面視した時、重ならない位置に配置されている。スイッチ装置100は、下側当接面112Iと鍔部111Dの下面とを当接可能な構成を有することにより、組立工程において、保持部材111と支持部材112との上下方向の高さ位置の位置合わせを素早く、且つ、正確に行うことが可能となっている。また、保持部材111の下面には、図9に示すように、平面形状を有する摺接面111Gが設けられている。また、図20に示されるように、組立工程において、下側当接面112Iは、凹部112B内に配置された保持部材111が基部111Aを中心として45°回転され、保持部材111の鍔部111Dは、スリット部112Gへと差し込まれる。それと同時に、鍔部111Dの下面と連続して保持部材111の下面側に設けられた摺接面111Gは、下側当接面112Iと接する。摺接面111Gと下側当接面112Iとは、互いに当接可能に、且つ、互いに摺動可能に設けられている。一実施形態に係るスイッチ装置100は、鍔部111Dの下面と摺接面111Gとが連続して設けられている。このことにより、保持部材111と支持部材112との組立工程において、保持部材111を回転させることが容易になる。また、一実施形態に係るスイッチ装置100は、下側当接面112Iと摺接面111Gとが摺動可能に設けられている。このことにより、組立後に保持部材111が水平方向にスライド移動するとき保持部材111の下方への移動を規制しつつ、保持部材111の水平方向への移動の摺動抵抗を抑制することが出来る。
支持部材112は金型を用いて成形された樹脂部材であり、下側当接面112Iは、支持部材112の局所的な部位として平面形状を有して設けられている。そして、下側当接面112Iは、金型技術を用いることによって高い寸法精度を有して設けられている。
なお、図9に示すように、上側当接面112Hと下側当接面112Iとの間の間隔は、保持部材111の鍔部111Dの上面と摺接面111Gとの間の間隔と同寸法である。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、スリット部112Gにおいて、保持部材111の鍔部111Dの垂直方向のガタが生じないようになっている。結果、操作ノブ104の操作に伴って保持部材111はガタ無く水平移動できることとなる。
また、図8に示すように、支持部材112における十字状の収容部112Dの4つの内角部の各々には、曲面部112Jが形成されている。曲面部112Jは、駆動部材113の中央部113Aの表面に沿った湾曲形状を有する。
また、図8に示すように、支持部材112は、その底面から下方に突出して設けられた、一対の爪部112Kを有する。一対の爪部112Kは、回路基板105に形成された開口部105A(図4参照)の開口縁部に対して、スナップフィット構造によって係合する。これにより、支持部材112は、回路基板105の上面に固定される。
駆動部材113は、操作ノブ104および保持部材111の水平移動に伴って傾動し、傾動方向に応じたスイッチ106を押下する部材である。図6に示すように、駆動部材113は、中央部113A、軸部113B、および4本の腕部113Cを有する。中央部113Aは、支持部材112の収容部112D内の中央に配置され、駆動部材113の傾動の中心となる部分である。複数のスイッチ106の復元力が、4本の腕部113Cを介して伝わることによって、上方に押し上げられる。これにより、中央部113Aは、支持部材112における収容部112Dの4つの内角部112Eの各々に形成された曲面部112J(図8参照)に圧接される。中央部113Aは、軸部113Bの傾倒に伴って、支持部材112の曲面部112Jに摺接しながら回転する。軸部113Bは、中央部113Aから上方に垂直に延在する柱状の部分である。軸部113Bは、支持部材112の開口部112Cを貫通して、支持部材112の中間壁部112Aよりも上方に突出する。そして、軸部113Bは、その上端部が、保持部材111の基部111Aの下側筒内111Cに嵌め込まれる。これにより、駆動部材113は、保持部材111に連結され、操作ノブ104のスライド操作に伴って、操作ノブ104および保持部材111が水平方向に移動したとき、保持部材111によって操作されて、中央部113Aを回動中心として、傾動する。4本の腕部113Cは、中央部113Aから、90°間隔を有する4つの水平方向の各々に延在する、腕状の部分である。すなわち、4本の腕部113Cは、平面視において中央部113Aを中心とする十字状に配置されている。各腕部113Cは、中央部113Aを中心として下方へ回動することにより、当該腕部113Cの下側に設けられたスイッチ106を押下する部分である。
回路基板105は、水平方向に沿って広がる平板状の部材である。回路基板105には、電子回路が実装される。回路基板105の上面には、複数のスイッチ106が設けられている。複数のスイッチ106の各々は、駆動部材113が有する4本の腕部113Cの内のいずれか一の腕部113Cの下側に設けられている。これにより、複数のスイッチ106の各々は、駆動部材113の傾動に伴って、傾動方向に対応する一の腕部113Cが下方へ回動したとき、当該一の腕部113Cの下面によって押下され、オン状態に切り替わる。例えば、複数のスイッチ106の各々には、ラバードームスイッチが用いられる。これにより、複数のスイッチ106の各々は、その復元力によって、駆動部材113の腕部113Cを上方へ付勢することができる。これにより、複数のスイッチ106の各々は、駆動部材113を中立状態に復帰させることができる。
ラバーシート107は、弾性および防水性を有する素材(例えば、ゴム、シリコン等)からなるシート状の部材である。ラバーシート107は、回路基板105の上面の全体を覆うことにより、回路基板105の被水を防止する。
次に、図10~図14を参照して、支持部材112に対する保持部材111の取り付け方法について説明する。
図10は、一実施形態に係る支持部材112(保持部材111の鍔部111Dが係合していない状態)の平面図である。図11は、一実施形態に係る支持部材112(保持部材111の鍔部111Dが係合していない状態)の底面図である。図12は、一実施形態に係る支持部材112(保持部材111の鍔部111Dが係合している状態)の平面図である。図13は、一実施形態に係る支持部材112(保持部材111の鍔部111Dが係合している状態)の底面図である。図14は、図11に示す支持部材112のB-B断面線による断面を表す斜視断面図である。
図10および図11に示すように、保持部材111は、最初に、4つの鍔部111Dの各々が、凹部112Bを構成する4つの溝部の各々に配置されるように、支持部材112の凹部112B内に載置される。この時点では、保持部材111の4つの鍔部111Dの各々は、支持部材112の4つの上壁部112Fの各々に係合していないため、保持部材111の上方への移動は規制されない。
次に、保持部材111は、基部111Aを中心として、上方から見て反時計回り方向(図10に示す矢印D1方向)に所定の角度である45°回転される。これにより、図12および図13に示すように、保持部材111の4つの鍔部111Dの各々が、支持部材112の4つのスリット部112Gの各々に差し込まれ、支持部材112の4つの上壁部112Fの各々に係合する。このことによって、保持部材111の上方への移動は規制される。
図13に示すように、スリット部112Gに差し込まれた鍔部111Dの上面は、上壁部112Fの下面から下方に僅かに突出した位置に設けられている上側当接面112Hに当接する。また、スリット部112Gに差し込まれた鍔部111Dの下面は、中間壁部112Aの上面から上方に僅かに突出した位置に設けられている、下側当接面112Iに当接する。これにより、鍔部111Dは、スリット部112Gにおいて、水平方向に移動可能でありつつ、上下方向への移動が上側当接面112Hおよび下側当接面112Iによって規制される。
このように、一実施形態に係るスイッチ装置100は、保持部材111を凹部112Bに載置してから所定の角度(45°)回転させるという簡易な作業をすることにより、保持部材111と支持部材112とを組立てることが出来る。組立てられた保持部材111は、支持部材112に対して水平方向に移動可能に、且つ、垂直方向へのガタが生じないように、取り付けられる。
図15は、一実施形態に係る操作ノブ104および保持部材111(互いに組み合わされていない状態)の外観斜視図である。図16は、一実施形態に係る操作ノブ104および保持部材111(互いに組み合わされた状態)の外観斜視図である。
図15に示すように、保持部材111の基部111Aの上側筒部111Bの外周面には、突起部111Eおよびリブ111Fが、外側に突出して設けられている。
一方、図15に示すように、操作ノブ104の軸部104Aの外周壁部には、開口部104Bおよび溝部104C(「回転規制部」の一例)が形成されている。
図16に示すように、操作ノブ104は、その軸部104Aが保持部材111の上側筒部111Bに嵌め込まれることにより、保持部材111によって保持される。
このとき、図16に示すように、保持部材111の突起部111Eが、操作ノブ104の開口部104Bに嵌め込まれることにより、操作ノブ104が操作ノブ104から容易に抜け落ちないようになっている。
また、図16に示すように、保持部材111のリブ111Fが、操作ノブ104の溝部104Cに挿入されることにより、保持部材111の回転が規制されるようになっている。
既に説明したように、保持部材111は、回転することによって、支持部材112によって支持される。このため、保持部材111は、支持部材112によって支持されている状態から、意図せず回転してしまうことで、支持部材112から脱落してしまう虞がある。そこで、一実施形態に係るスイッチ装置100は、図15および図16を用いて説明したように、保持部材111に、操作ノブ104が取り付けられることによって、保持部材111の回転を、操作ノブ104によって規制することができる。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、支持部材112からの保持部材111の脱落を、防止することができる。
(組立工程の説明)
図17~図22は、一実施形態に係るスイッチ装置100の組み立て工程を説明する図である。図17は、一実施形態に係る駆動部材113および支持部材112および保持部材111の組立方法を説明する一部分解斜視図(a)である。図18は、一実施形態に係る駆動部材113および支持部材112および保持部材111の組立方法を説明する一部分解斜視図(b)である。図19は、一実施形態に係る駆動部材113および支持部材112および保持部材111の組立方法を説明する一部分解斜視図(c)である。図20は、一実施形態に係る駆動部材113および支持部材112および保持部材111の組立方法を説明する一部分解斜視図(d)である。図21は、一実施形態に係る支持部材112および回路基板105の組立方法を説明する一部分解斜視図(a)である。図22は、一実施形態に係る支持部材112および回路基板105の組立方法を説明する一部分解斜視図(b)である。
<駆動部材収容工程>
まず、図17および図18に示すように、駆動部材113は、支持部材112の下方に配置され、支持部材112に向けて上方に移動され、収容部112Dに収容される。収容部112Dに収容された駆動部材113は、軸部113Bが開口部112Cに挿通される。なお、駆動部材113と支持部材112とを組立てる工程は、詳しくは後述する保持部材111と支持部材112とを組立てる工程の後に行っても良い。
<保持部材載置工程>
次に、図18に示すように、保持部材111は、支持部材112の上方に配置され、鍔部111Dの下面が下側当接面112Iに当接するまで、支持部材112に向けて下方に移動され、凹部112B内に載置される。このとき、駆動部材113は、軸部113Bの上端部が、保持部材111の基部111Aの下側筒内111Cに嵌め込まれることにより、支持部材112を間に挟んで、保持部材111と結合される。
上方から見た時、保持部材111の有する4つの鍔部111Dは、正方形状の外形を有して設けられている。そして、支持部材112の有する凹部112Bは、上方から見た時、4つの鍔部111Dのなす正方形状よりも僅かに大きな正方形状を有して設けられている。そのため、正方形状が合わさる角度において、鍔部111Dと凹部112Bとは容易に組み合わせることが出来る。尚、本実施形態において、鍔部111D及び凹部112Bは正方形状に設けられているが、鍔部111D及び凹部112Bは正方形以外の多角形状に設けられていても良い。
下側当接面112Iは、中間壁部112Aの一部に局所的に設けられた部位であるため、寸法精度を局所的に高めることが容易な構成となっている。このことによれば、保持部材111と支持部材112とを組立てる工程において、保持部材111の動作を精度良く規制することが可能となり、組立工程における作業ミスを減らすことが出来る。
<保持部材回転工程>
次に、図19および図20に示すように、凹部112B内に載置された保持部材111は、基部111Aのなす軸を中心として45°回転される。保持部材111を45°回転させたとき、鍔部111Dは、スリット部112Gに差し込まれ、上面が上側当接面112Hに当接する。このことにより、保持部材111は、支持部材112に対して上方への移動が規制され、且つ、水平方向への移動が可能となる。
<回路基板取付工程>
次に、図21および図22に示すように、支持部材112は、駆動部材113および保持部材111と組み合わされた後、回路基板105の上方へ配置されてから、回路基板105と組み合わされる。この組立工程の第一段階として、支持部材112と回路基板105とは、スナップイン形状(112K,105A)を用いて係止されることで仮組みされる(仮組み工程)。スナップイン形状を用いて仮組みした後、支持部材112と回路基板105とは、ボルト止めされる(ボルト止め工程)。先に仮組み工程を行うことにより、ボルト止め工程が容易となり、組立工程全体の作業ミスを減らすことが出来る。
以上説明したように、一実施形態に係るスイッチ装置100は、水平方向にスライド操作可能な操作ノブ104と、操作ノブ104を保持し、操作ノブ104と一体に水平方向に移動可能な保持部材111と、保持部材111の水平方向への移動に伴って傾動可能な駆動部材113と、駆動部材113の傾動に伴って、駆動部材113によって押下されるスイッチ106と、保持部材111を水平方向への移動可能に支持する支持部材112とを備え、保持部材111は、水平方向における中央に設けられた基部111Aと、基部111Aよりも水平方向における外側に張り出した鍔部111Dとを有し、支持部材112は、鍔部111Dの上面に当接することによって保持部材111の垂直方向への移動を規制する上壁部112Fを有する。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、保持部材111と駆動部材113との双方を、支持部材112によって支持することができるため、部品点数を抑制することができる。また、一実施形態に係るスイッチ装置100は、支持部材112が有する上壁部112Fによって、保持部材111の垂直方向へのガタを抑制することができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100によれば、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、支持部材112は、上壁部112Fと、上壁部112Fよりも下側の中間壁部112Aとの間に、一定の上下幅を有するスリット部112Gを有し、保持部材111は、鍔部111Dがスリット部112Gに差し込まれることにより、水平方向への移動可能でありつつ、垂直方向への移動が規制される。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、支持部材112が有する上壁部112Fと中間壁部112Aとによって、保持部材111の上方および下方の双方から、保持部材111の垂直方向へのガタを抑制することができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100によれば、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、上壁部112Fは、当該上壁部112Fの下面から下方に突出した位置に設けられ、鍔部111Dの上面に当接する上側当接面112Hを有する。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、鍔部111Dの上面に当接する上側当接面112Hの寸法精度を局所的に高めることができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100によれば、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、中間壁部112Aは、当該中間壁部112Aの上面から上方に突出した位置に設けられ、保持部材111の下面に設けられた摺接面111Gに当接する下側当接面112Iを有する。
下側当接面112Iは局所的に設けられた形状である。下側当接面112Iは、金型技術を用いて支持部材112を形成することにより、高い寸法精度を有して設けられている。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、下側当接面112Iと摺接面111Gが摺動する保持部材111の動作の精度を高めることが出来るため、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、支持部材112は、中間壁部112Aの上面が内底面となり、且つ、保持部材111を上方から載置可能な凹部112Bを有し、上壁部112Fおよびスリット部112Gは、凹部112Bに載置された保持部材111を所定の角度回転させたときの鍔部111Dと対応する位置に設けられている。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、凹部112Bに載置された保持部材111を所定の角度回転させるだけで、支持部材112に対して、保持部材111を水平方向に移動可能に、且つ、垂直方向へのガタが生じないように、取り付けることができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、保持部材111は、複数の鍔部111Dを有し、上壁部112Fおよびスリット部112Gは、凹部112Bに載置された保持部材111を所定の角度回転させたときの複数の鍔部111Dの各々と対応する位置に設けられている。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、支持部材112が有する複数の上壁部112Fによって、保持部材111の複数の鍔部111Dの各々に対して、垂直方向へのガタを抑制することができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100によれば、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、保持部材111は、基部111Aから水平方向における4つの方向の各々に張り出した4つの鍔部111Dを有し、上壁部112Fおよびスリット部112Gは、凹部112Bに載置された保持部材111を所定の角度回転させたときの4つの鍔部111Dの各々と対応する位置に設けられている。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、支持部材112が有する4つの上壁部112Fによって、保持部材111の4つの鍔部111Dの各々に対して、垂直方向へのガタを抑制することができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100によれば、当該スイッチ装置100が備える操作伝達系、及び、操作ノブ104のガタを抑制することができる。
また、一実施形態に係るスイッチ装置100において、操作ノブ104は、保持部材111が所定の角度回転され、鍔部111Dがスリット部112Gに差し込まれた状態において、保持部材111の回転を規制する溝部104Cを有する。
これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、保持部材111の意図しない回転による支持部材112からの脱落を、防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明を車両用のパワーシートスイッチに適用した例を説明したが、これに限らず、本発明は如何なるスイッチ装置にも適用可能である。
本国際出願は、2020年6月24日に出願した日本国特許出願第2020-108984号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
100 スイッチ装置
102 ケース
102A 上面
102B 開口部
104 操作ノブ
104A 軸部
104B 開口部
104C 溝部
105 回路基板
105A 開口部
106 スイッチ
107 ラバーシート
108 アンダーパネル
110 ホルダユニット
111 保持部材
111A 基部
111B 上側筒部
111C 下側筒内
111D 鍔部
111E 突起部
111F リブ
111G 摺接面
112 支持部材
112A 中間壁部
112B 凹部
112C 開口部
112D 収容部
112E 内角部
112F 上壁部
112G スリット部
112H 上側当接面
112I 下側当接面
112J 曲面部
112K 爪部
113 駆動部材
113A 中央部
113B 軸部
113C 腕部

Claims (9)

  1. 水平方向にスライド操作可能な操作ノブと、
    前記操作ノブを保持し、前記操作ノブと一体に前記水平方向に移動可能な保持部材と、
    前記保持部材の前記水平方向への移動に伴って傾動可能な駆動部材と、
    前記駆動部材の傾動に伴って、前記駆動部材によって押下されるスイッチと、
    前記保持部材を前記水平方向への移動可能に支持する支持部材と
    を備え、
    前記保持部材は、
    前記水平方向における中央に設けられた基部と、前記基部よりも前記水平方向における外側に張り出した鍔部とを有し、
    前記支持部材は、
    前記鍔部の上面に当接することによって前記保持部材の垂直方向への移動を規制する上壁部と、前記上壁部と前記上壁部よりも下側の中間壁部との間に設けられ、一定の上下幅を有するスリット部と、を有する
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記支持部材は、
    前記中間壁部の上面が内底面となり、且つ、前記保持部材を上方から載置可能な凹部を有し、
    前記上壁部および前記スリット部は、
    前記凹部に載置された前記保持部材を所定の角度回転させたときの前記鍔部と対応する位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記保持部材は、
    前記鍔部が前記スリット部に差し込まれることにより、前記水平方向への移動可能でありつつ、前記垂直方向への移動が規制される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  4. 前記上壁部は、当該上壁部の下面から下方に突出した位置に設けられ、前記鍔部の上面に当接する上側当接面を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  5. 前記保持部材は、前記鍔部の下面と連続して下面側に形成された摺接面を有し、
    前記中間壁部は、当該中間壁部の上面から上方に突出した位置に設けられ、前記摺接面に当接する下側当接面を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  6. 前記保持部材は、
    複数の前記鍔部を有し、
    前記上壁部および前記スリット部は、
    前記凹部に載置された前記保持部材を所定の角度回転させたときの前記複数の鍔部の各々と対応する位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  7. 前記保持部材は、
    前記基部から前記水平方向における4つの方向の各々に張り出した4つの前記鍔部を有し、
    前記上壁部および前記スリット部は、
    前記凹部に載置された前記保持部材を所定の角度回転させたときの4つの前記鍔部の各々と対応する位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項2または6に記載のスイッチ装置。
  8. 前記操作ノブは、
    前記保持部材が前記所定の角度回転され、前記鍔部が前記スリット部に差し込まれた状態において、前記保持部材の回転を規制する回転規制部を有する
    ことを特徴とする請求項2または6または7に記載のスイッチ装置。
  9. 請求項1に記載のスイッチ装置の組立方法であって、
    前記駆動部材を前記支持部材の下側から前記支持部材に収容する駆動部材収容工程と、
    前記保持部材を前記支持部材の上側から前記支持部材に載置し、前記支持部材を間に挟んで、前記保持部材を前記駆動部材に結合させる保持部材載置工程と、
    前記支持部材に載置された前記保持部材を所定の角度回転させることにより、前記保持部材の前記鍔部を前記支持部材の前記スリット部に差し込む保持部材回転工程と
    を含むことを特徴とする組立方法。
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