JP7356379B2 - フラットデッキプレート - Google Patents

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Description

この発明は、デッキプレート、特に、例えば、フラットデッキプレート型枠工法により、床スラブの下面に間仕切り壁を構築する際に、フラットデッキプレートのリブの切断が不要となるとともに、リブ部の再使用が可能となるデッキプレートに関するものである。
フラットデッキプレートは、プレートと、プレートの下面に形成された複数本のリブとからなり、リブの両端部には、リブを押し潰すことによって、梁材に載置され、固定される載置部が形成されている。
フラットデッキプレート型枠工法により耐火間仕切り壁を構築する際には、フラットデッキプレートのリブと耐火間仕切り壁の上端とが干渉しないように、リブを、溶断、サンダー切断、グラインダー等により耐火間仕切り壁の厚さ分だけ切断し、除去する必要があった。
ところが、リブを切断する場合、残り代が残ってしまい、そのままにしておくと、耐火間仕切り壁の構築に支障を来たすため、ハンマー等で残り代に打撃を加えて、残り代を水平に折り曲げる必要があった。そのため、作業時間が長くなるとともに、構築コストが嵩むといった問題があった。
そうした中、特許文献1には、リブを除去する際の作業時間の短縮と、構築コストの低減を図ることができるフラットデッキプレートが開示されている。具体的には、図1、図2に示すように、特許文献1のフラットデッキプレートは、リブ101と、プレート102とを有し、複数本のリブ101の各合せ部103にプレート102の幅方向端部に形成された折り曲げ部104がそれぞれ挿入されて組み立てられている。
そして、リブ101を除去する場合には、プレート102とリブ101との隙間にくさびを打ち込みプレート102とリブ101を分離し、次いで、リブ101を溶断、サンダー切断、グラインダー等により切断し、除去する。このように、特許文献1のフラットデッキプレートによれば、リブ101を長手方向に切断する必要が無くなるため作業時間の短縮と、構築コストの低減を図ることができる。
特開2019-65593号公報
しかしながら、特許文献1のフラットデッキプレートでは、短い長さではあるがリブを切断する必要があるし、切断方法によっては火花が飛び散るため火災の危険性もあるという問題がある。
そこで、この発明の目的は、プレートに対してリブを着脱可能なフラットデッキプレートを提供し、フラットデッキプレート型枠工法におけるリブの切断に伴う火災の危険性を無くし、工期を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、プレートと、前記プレートに対して着脱可能に設けられるリブとを含むフラットデッキプレートであって、前記リブは、底面部と、第1の側面部と、前記第1の側面部と対向する第2の側面部と、前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の側面間隔を調整可能な調整手段と、を有し、各前記側面部の上端部には前記プレートに形成された挿入溝に挿入される挿入部が形成され、前記プレートには、前記第1の側面部の前記挿入部が挿入される第1の前記挿入溝と、前記第2の側面部の前記挿入部が挿入される第2の前記挿入溝と、が形成され、前記調整手段は、双方の前記挿入部がそれぞれ双方の前記挿入溝に挿入されない間隔と、双方の前記挿入部がそれぞれ双方の前記挿入溝に挿入される間隔とに調整可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、前記調整手段は、前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の対向する位置にそれぞれ形成された貫通孔と、各前記貫通孔に形成されたねじ溝と、各前記側面部の外側から各前記貫通孔に前記ねじ溝と螺合しながら挿通される2本のボルトと、を有し、前記2本のボルトのそれぞれの先端を当接させながら回転させることにより前記側面間隔を調整可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、前記調整手段は、前記第1の側面部の上部に形成された貫通孔と、前記貫通孔に形成されたねじ溝と、前記第1の側面部の外側から前記貫通孔に前記ねじ溝と螺合しながら挿通されるボルトと、を含み、前記ボルトの先端を前記第2の側面部の内面に当接させながら回転させることにより前記側面間隔を調整可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のフラットデッキプレートであって、前記第1の側面部に形成された前記貫通孔は、前記第1の側面部に取り付けられたナットを含み、前記第2の側面部に形成された前記貫通孔は、前記第2の側面部に取り付けられたナットを含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のフラットデッキプレートであって、前記貫通孔は、前記第1の側面部に取り付けられたナットを含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載のフラットデッキプレートであって、前記第1の側面部に形成された前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成され、前記第2の側面部に形成された前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載のフラットデッキプレートであって、前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、前記調整手段は、前記底面部から挿入されるボルトと、前記ボルトに螺合し、前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の内壁に当接する調整部材と、を有し、前記ボルトを回転させることにより前記調整部材を鉛直方向に移動させて前記側面間隔を調整可能であることを特徴とする。
この発明によれば、プレートにリブを取り付ける場合には、第1の側面部と第2の側面部の上部の側面間隔を、第1の側面部の挿入部と第2の側面部の挿入部がそれぞれ第1の挿入溝と第2の挿入溝に挿入されない間隔から挿入される間隔に調整することにより取り付けることができる。また、プレートからリブを取り外す場合には、第1の側面部と第2の側面部の上部の側面間隔を、第1の側面部の挿入部と第2の側面部の挿入部がそれぞれ第1の挿入溝と第2の挿入溝に挿入される間隔から挿入されない間隔に調整することにより取り外すことができる。したがって、プレートに対してリブが着脱可能となり、延いては、フラットデッキプレート型枠工法におけるリブの切断に伴う火災の危険性を無くし、工期短縮を実現することができる。
従来のフラットデッキプレートのリブ取り外し時の正面図である。 従来のフラットデッキプレートのリブ取り付け時の正面図である。 (A)は、第1実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り外し時の正面拡大図であり、(B)は、第1実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り付け時の正面拡大図である。 (A)は、第1実施形態に係るフラットデッキプレートの平面図であり、(B)は、第1実施形態に係るフラットデッキプレートのA-A断面図であり、(C)は、第1実施形態に係るフラットデッキプレートのB-B断面図である。 (A)は、第2実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り外し時の正面拡大図であり、(B)は、第2実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り付け時の正面拡大図である。 (A)は、第2実施形態に係るフラットデッキプレートの平面図であり、(B)は、第2実施形態に係るフラットデッキプレートのC-C断面図であり、(C)は、第2実施形態に係るフラットデッキプレートのD-D断面図である。 (A)は、第3実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り外し時の正面拡大図であり、(B)は、第3実施形態に係るフラットデッキプレートのリブ取り付け時の正面拡大図である。 (A)は、第3実施形態に係るフラットデッキプレートの平面図であり、(B)は、第3実施形態に係るフラットデッキプレートのE-E断面図であり、(C)は、第3実施形態に係るフラットデッキプレートのF-F断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図3及び図4を参照しながら、本発明に係るフラットデッキプレートの第1実施形態について説明する。
第1実施形態に係るフラットデッキプレート1は、プレート10と、プレート10に対して着脱可能に設けられる複数のリブ20とを含んで構成される。
プレート10は、折曲げ加工により、一のリブ20に対して2つの溝(第1挿入溝11と第2挿入溝12)が形成されている。第1挿入溝11(「第1の挿入溝」の一例)には、リブ20に形成された後述の第1挿入部28(「第1の挿入部」の一例)が挿入され、第2挿入溝12(「第2の挿入溝」の一例)には、リブ20に形成された後述の第2挿入部29(「第2の挿入部」の一例)が挿入される。
リブ20は、第1側面部21(「第1の側面部」の一例)と、第1側面部21と対向する第2側面部22(「第2の側面部」の一例)と、底面部23と、第1側面部21と第2側面部22の上部の側面間隔Dを調整可能な調整手段を有する。
第1側面部21と第2側面部22の上端部はそれぞれ外側に折り曲げられることにより、第1挿入部28と第2挿入部29が形成されている。
調整手段は、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入されない間隔と、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入される間隔との調整に用いられる。
第1実施形態における調整手段は、第1側面部21と第2側面部22の上部の対向する位置にそれぞれ形成された貫通孔(図示しない)と、各貫通孔に形成されたねじ溝と、第1側面部21と第2側面部22のそれぞれの外側から各貫通孔にねじ溝と螺合しながら挿通される第1ボルト25と第2ボルト27とを有する。
第1実施形態における調整手段によれば、第1ボルト25と第2ボルト27のそれぞれの先端を当接させながら回転させることにより側面間隔Dを調整することができる。例えば、第1ボルト25と第2ボルト27を締めることにより側面間隔Dを広げ、第1ボルト25と第2ボルト27を緩めることにより側面間隔Dを狭めることができる。
なお、第1実施形態において、第1側面部21に取り付けられた第1ナット24は第1側面部21に形成された貫通孔の一部を構成し、第2側面部22に取り付けられた第2ナット26は第2側面部22に形成された貫通孔の一部を構成する。すなわち、第1ナット24のねじ溝が第1側面部21の貫通孔に形成されるねじ溝に相当し、第2ナット26のねじ溝が第2側面部22の貫通孔に形成されるねじ溝に相当する。
なお、それぞれの貫通孔にナットを取り付ける代わりに、それぞれの貫通孔の内壁にねじ溝を形成することとしてもよい。具体的には、第1側面部21に形成された貫通孔の内壁にねじ溝を形成し、第2側面部22に形成された貫通孔の内壁にねじ溝を形成することとする。
次に、第1実施形態において、プレート10にリブ20を取り付ける方法について説明する。
まず、図3(A)に示すように、第1ボルト25と第2ボルト27を緩めることにより第1挿入部28の先端と第2挿入部29の先端の間隔が、第1挿入溝11の入口と第2挿入溝12の入口の距離よりも短くなるように、側面間隔Dを狭めておく。
次いで、プレート10の底面の第1挿入溝11と第2挿入溝12の間に、リブ20の第1挿入部28と第2挿入部29の上面を当接させた状態で、第1ボルト25と第2ボルト27を締めていく。そうすると、図3(B)に示すように、側面間隔Dが広がっていき、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12に挿入され、プレート10にリブ20が取り付けられる。
なお、プレート10からリブ20を取り外す場合には、第1ボルト25と第2ボルト27を緩めていき、側面間隔Dを狭める。そうすると、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12から抜け出すことにより、プレート10からリブ20が取り外すことができる。
以上説明した第1実施形態に係るフラットデッキプレート1によれば、プレート10にリブ20を取り付ける場合には、第1ボルト25と第2ボルト27を締めていき側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入されない間隔から挿入される間隔に調整することにより取り付けることができる。また、プレート10からリブ20を取り外す場合には、第1ボルト25と第2ボルト27を緩めていき、側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入される間隔から挿入されない間隔に調整することにより取り外すことができる。したがって、プレート10に対してリブ20が簡易に着脱可能となり、延いては、フラットデッキプレート型枠工法における耐火間仕切り壁等を構築する際にリブ20の切断に伴う火災の危険性を無くし、工期短縮を実現することができる。
[第2実施形態]
図5及び図6を参照しながら、本発明に係るフラットデッキプレートの第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態との差異点を中心に説明し、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態における調整手段は、第2側面部22(「第1の側面部」の一例)の上部に形成された貫通孔(図示しない)と、当該貫通孔に形成されたねじ溝と、第2側面部22の外側から貫通孔にねじ溝と螺合しながら挿通されるボルト31(「ボルト」の一例)とを有する。
第2実施形態における調整手段によれば、ボルト31の先端を第1側面部21の内面に当接させながら回転させることにより側面間隔Dを調整することができる。例えば、ボルト31を締めることにより側面間隔Dを広げ、ボルト31を緩めることにより側面間隔Dを狭めることができる。
なお、第2実施形態において、第2側面部22に取り付けられたナット30(「ナット」の一例)は第2側面部22に形成された貫通孔の一部を構成する。すなわち、ナット30のねじ溝が、第2側面部22の貫通孔に形成されるねじ溝に相当する。
なお、貫通孔にナットを取り付ける代わりに、貫通孔の内壁にねじ溝を形成することとしてもよい。具体的には、第2側面部22に形成された貫通孔の内壁にねじ溝を形成することとする。
次に、第2実施形態において、プレート10にリブ20を取り付ける方法について説明する。
まず、図5(A)に示すように、ボルト31を緩めることにより第1挿入部28の先端と第2挿入部29の先端の間隔が、第1挿入溝11の入口と第2挿入溝12の入口の距離よりも短くなるように、側面間隔Dを狭めておく。
次いで、プレート10の底面の第1挿入溝11と第2挿入溝12の間に、リブ20の第1挿入部28と第2挿入部29の上面を当接させた状態で、ボルト31を締めていく。そうすると、図5(B)に示すように、側面間隔Dが広がっていき、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12に挿入され、プレート10にリブ20が取り付けられる。
なお、プレート10からリブ20を取り外す場合には、ボルト31を緩めていき、側面間隔Dを狭める。そうすると、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12から抜け出すことにより、プレート10からリブ20が取り外すことができる。
以上説明した第2実施形態に係るフラットデッキプレート1によれば、プレート10にリブ20を取り付ける場合には、ボルト31を締めていき、側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入されない間隔から挿入される間隔に調整することにより取り付けることができる。また、プレート10からリブ20を取り外す場合には、ボルト31を緩めていき、側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入される間隔から挿入されない間隔に調整することにより取り外すことができる。したがって、プレート10に対してリブ20が簡易に着脱可能となり、延いては、フラットデッキプレート型枠工法における耐火間仕切り壁等を構築する際にリブ20の切断に伴う火災の危険性を無くし、工期短縮を実現することができる。
[第3実施形態]
図7及び図8を参照しながら、本発明に係るフラットデッキプレートの第3実施形態について説明する。第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態との差異点を中心に説明し、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態における調整手段は、底面部23から挿入されるボルト33(「ボルト」の一例)と、ボルト33に螺合し、第1側面部21と第2側面部22の上部の内壁に当接する調整部材32とを有する。調整部材32は、円錐台又は四角錘台の形状をしており(但し、調整部材32は任意の形状とすることができる)、中心軸に沿って雌ねじが切られていて底面部23から挿入されたボルト33と螺合している。なお、リブ20は、ボルト33が回転した際における調整部材32の回転を防止する回転防止機構を備えている。
第2実施形態における調整手段によれば、ボルト33を回転させることにより調整部材32を鉛直方向に移動させて側面間隔Dを調整することができる。例えば、ボルト33を締めることにより調整部材32が下降して(底面部23側に移動して)側面間隔Dを広げ、ボルト33を緩めることにより調整部材32が上昇して(底面部23と反対側に移動して)側面間隔Dを狭めることができる。
次に、第3実施形態において、プレート10にリブ20を取り付ける方法について説明する。
まず、図7(A)に示すように、ボルト33を緩めることにより第1挿入部28の先端と第2挿入部29の先端の間隔が、第1挿入溝11の入口と第2挿入溝12の入口の距離よりも短くなるように、側面間隔Dを狭めておく。
次いで、プレート10の底面の第1挿入溝11と第2挿入溝12の間に、リブ20の第1挿入部28と第2挿入部29の上面を当接させた状態で、ボルト33を締めていく。そうすると、図7(B)に示すように、側面間隔Dが広がっていき、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12に挿入され、プレート10にリブ20が取り付けられる。
なお、プレート10からリブ20を取り外す場合には、ボルト33を緩めていき、側面間隔Dを狭める。そうすると、第1挿入部28及び第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11及び第2挿入溝12から抜け出すことにより、プレート10からリブ20が取り外すことができる。
以上説明した第3実施形態に係るフラットデッキプレート1によれば、プレート10にリブ20を取り付ける場合には、ボルト33を締めていき、側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入されない間隔から挿入される間隔に調整することにより取り付けることができる。また、プレート10からリブ20を取り外す場合には、ボルト33を緩めていき、側面間隔Dを、第1挿入部28と第2挿入部29がそれぞれ第1挿入溝11と第2挿入溝12に挿入される間隔から挿入されない間隔に調整することにより取り外すことができる。したがって、プレート10に対してリブ20が簡易に着脱可能となり、延いては、フラットデッキプレート型枠工法における耐火間仕切り壁等を構築する際にリブ20の切断に伴う火災の危険性を無くし、工期短縮を実現することができる。
1:フラットデッキプレート
10:プレート
11:第1挿入溝
12:第2挿入溝
20:リブ
21:第1側面部
22:第2側面部
23:底面部
24:第1ナット
25:第1ボルト
26:第2ナット
27:第2ボルト
28:第1挿入部
29:第2挿入部
30:ナット
31:ボルト
32:調整部材
33:ボルト
101:リブ
102:プレート
103:合せ部
104:折り曲げ部

Claims (8)

  1. プレートと、前記プレートに対して着脱可能に設けられるリブとを含むフラットデッキプレートであって、
    前記リブは、底面部と、第1の側面部と、前記第1の側面部と対向する第2の側面部と、前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の側面間隔を調整可能な調整手段と、
    を有し、
    各前記側面部の上端部には前記プレートに形成された挿入溝に挿入される挿入部が形成され、
    前記プレートには、前記第1の側面部の前記挿入部が挿入される第1の前記挿入溝と、前記第2の側面部の前記挿入部が挿入される第2の前記挿入溝と、が形成され、
    前記調整手段は、双方の前記挿入部がそれぞれ双方の前記挿入溝に挿入されない間隔と、双方の前記挿入部がそれぞれ双方の前記挿入溝に挿入される間隔とに調整可能であることを特徴とするフラットデッキプレート。
  2. 請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記調整手段は、
    前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の対向する位置にそれぞれ形成された貫通孔と、
    各前記貫通孔に形成されたねじ溝と、
    各前記側面部の外側から各前記貫通孔に前記ねじ溝と螺合しながら挿通される2本のボルトと、
    を有し、
    前記2本のボルトのそれぞれの先端を当接させながら回転させることにより前記側面間隔を調整可能であることを特徴とするフラットデッキプレート。
  3. 請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記調整手段は、
    前記第1の側面部の上部に形成された貫通孔と、
    前記貫通孔に形成されたねじ溝と、
    前記第1の側面部の外側から前記貫通孔に前記ねじ溝と螺合しながら挿通されるボルトと、
    を含み、
    前記ボルトの先端を前記第2の側面部の内面に当接させながら回転させることにより前記側面間隔を調整可能であることを特徴とするフラットデッキプレート。
  4. 請求項2に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記第1の側面部に形成された前記貫通孔は、前記第1の側面部に取り付けられたナットを含み、
    前記第2の側面部に形成された前記貫通孔は、前記第2の側面部に取り付けられたナットを含むことを特徴とするフラットデッキプレート。
  5. 請求項3に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記貫通孔は、前記第1の側面部に取り付けられたナットを含むことを特徴とするフラットデッキプレート。
  6. 請求項2に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記第1の側面部に形成された前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成され、
    前記第2の側面部に形成された前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成されていることを特徴とするフラットデッキプレート。
  7. 請求項3に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記貫通孔の内壁に前記ねじ溝が形成されていることを特徴とするフラットデッキプレート。
  8. 請求項1に記載のフラットデッキプレートであって、
    前記調整手段は、
    前記底面部から挿入されるボルトと、
    前記ボルトに螺合し、前記第1の側面部と前記第2の側面部の上部の内壁に当接する調整部材と、
    を有し、
    前記ボルトを回転させることにより前記調整部材を鉛直方向に移動させて前記側面間隔を調整可能であることを特徴とするフラットデッキプレート。
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