JP7355336B2 - 基材表面上に吐糸されたミノムシ絹糸由来の糸塊生産方法 - Google Patents
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Description
(1)ミノムシ絹糸の糸塊生産方法であって、基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与する湿潤液付与工程、及び基材と前記ミノムシ絹糸を分離する分離工程を含み、前記湿潤液は大気圧下において少なくとも20℃以上30℃未満で液体状態を呈し、かつミノムシ絹糸の繊維成分であるフィブロインタンパク質を損傷、変性、又は溶解しない純物質又は混合物である前記方法。
(2)前記湿潤液付与工程前に基材表面にミノムシを配置して、該ミノムシに吐糸させる吐糸工程を含む、(1)に記載の方法。
(3)前記吐糸工程後、及び前記湿潤液付与工程前にミノムシを巣と共に回収するミノムシ回収工程をさらに含む、(2)に記載の方法。
(4)分離したミノムシ絹糸を洗浄する洗浄工程を含む、(1)~(3)のいずれかに記載の方法。
(5)分離したミノムシ絹糸を精練する精練工程を含む、(1)~(4)のいずれかに記載の方法。
(6)前記湿潤液が20℃未満に融点を、及び30℃以上300℃以下に沸点を有する純物質又は混合物である、(1)~(5)のいずれかに記載の方法。
(7)前記湿潤液が水溶液又は有機溶媒である、(1)~(6)のいずれかに記載の方法。
(8)基材表面上に吐糸されたミノムシ絹糸を採糸する方法であって、基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与する湿潤液付与工程、及び基材と前記ミノムシ絹糸を分離する分離工程を含み、前記湿潤液は大気圧下において少なくとも20℃以上30℃未満で液体状態を呈し、かつミノムシ絹糸の繊維成分であるフィブロインタンパク質を損傷、変性、又は溶解しない純物質又は混合物である前記方法。
(9)前記湿潤液が水溶液又は有機溶媒である、(8)に記載の方法。
(10)(1)~(7)のいずれかに記載の糸塊生産方法、又は(8)又は(9)に記載の採糸方法を用いて得られるミノムシ絹糸。
(11)(1)~(7)のいずれかに記載の糸塊生産方法を用いて得られる、ミノムシ絹糸で構成された不織布。
本明細書は本願の優先権の基礎となる日本国特許出願番号2018-158762号の開示内容を包含する。
1-1.概念
本発明の第1の態様は、ミノムシ絹糸の糸塊生産方法である。本発明の生産方法は、基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与した後、基材とミノムシ絹糸とを分離することによって、目的のミノムシ絹糸からなる糸塊を得る方法である。本発明の方法によれば、優れた物性を有しながらも物理的損傷を与えずに回収することが困難であったため、従来利用されることのなかった足場絹糸を、損傷を与えることなく効率的に回収することができる。
本明細書で頻用する以下の用語について、以下の通り定義する。
「ミノムシ」とは、前述のようにチョウ目(Lepidoptera)ミノガ科(Psychidae)に属する蛾の幼虫の総称をいう。ミノガ科の蛾は世界中に分布するが、いずれの幼虫(ミノムシ)も全幼虫期を通して、自ら吐糸した絹糸で葉片や枝片等の自然素材を綴り、それらを纏った巣の中で生活している。また、いずれの種も移動に際しては、進行方向先に落下防止の足掛かりとなる足場絹糸を吐糸しながら進む習性を有する。したがって、本明細書で使用するミノムシは、ミノガ科に属する蛾の幼虫であって、前記習性を有する限り、種類、齢及び雌雄は問わない。例えば、ミノガ科には、Acanthopsyche、Anatolopsyche、Bacotia、Bambalina、Canephora、Chalioides、Dahlica、Diplodoma、Eumeta、Eumasia、Kozhantshikovia、Mahasena、Nipponopsyche、Paranarychia、Proutia、Psyche、Pteroma、Siederia、Striglocyrbasia、Taleporia、Theriodopteryx、Trigonodoma等の属が存在するが、本明細書で使用するミノムシは、いずれの属に属する種であってもよい。また、幼虫の齢は、初齢から終齢に至るまで、いずれの齢であってもよい。ただし、質量的に多くのミノムシ絹糸を得るには、大型のミノムシである方が好ましい。例えば、同種であれば終齢幼虫ほど好ましく、雌雄であれば大型となる雌の方が好ましい。またミノガ科内では大型種ほど好ましい。例えば、大型種のオオミノガ(Eumeta japonica)やチャミノガ(Eumeta minuscula)は、本発明で用いる種として好適である。
本態様の工程フローを図3に示す。この図で示すように、本態様の方法は、必須工程である湿潤液付与工程(S0103)及び分離工程(S0104)と、選択工程である吐糸工程(S0101)、ミノムシ回収工程(S0102)、洗浄工程(S0105)、及び精練工程(S0106)を含む。以下、フロー順に各工程について説明をする。
「吐糸工程」(S0101)は、基材表面にミノムシを配置して、該ミノムシに吐糸させるミノムシを基材と共に配置する工程であり、本発明における選択工程である。本工程は、後述の湿潤液付与工程前に実施される。
「ミノムシ回収工程」(S0102)は、吐糸工程で使用したミノムシを巣と共に回収する工程であって、本発明における選択工程である。本工程は、吐糸工程後、不要となったミノムシを基材上から分離し、回収することを目的とする。
なお、回収したミノムシは、給餌後に本発明の生産方法に再利用することができる。
「湿潤液付与工程」(S0103)は、基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与する工程であって、本発明において最も重要な必須工程である。
「分離工程」(S0104)は、湿潤液付与工程後に、基材とその表面に吐糸されたミノムシ絹糸とを分離する工程であって、本発明における必須工程である。基材とミノムシ絹糸との分離方法は、特に限定はしない。湿潤液付与工程により、基材とミノムシ絹糸との結合力は低下していることから、比較的弱い張力で両者を分離することができる。例えば、ミノムシ絹糸の端部を把持し、基材から引き剥がすように剥離する方法、基材とミノムシ絹糸との結合面に空気、又は液体を高圧噴射して剥離する方法、基材を固定した上でミノムシ絹糸を吸引剥離する方法、又は基材を液体に浸漬した後、基材を振盪する、又は液体を撹拌する等によって液体を流動させて、その際に発生する液体圧等によって両者を分離する方法等が挙げられる。本工程で前記液体を使用する場合、限定はしないが、液体は湿潤液付与工程で使用した湿潤液が好ましい。特に、水は好適である。本工程によって、従来方法では、損傷させずに回収することが困難であった基材表面に吐糸されたミノムシの足場絹糸を得ることができる。
「洗浄工程」(S0105)は、前記分離工程で分離されたミノムシ絹糸を洗浄する工程である。本工程は選択工程であり、必要に応じて行えばよい。
「精練工程」(S0106)は、本工程で生産されるミノムシの足場絹糸からなる糸塊を精練する工程である。本工程は選択工程であり、必要に応じて行えばよい。
2-1.概要
本発明の第2の態様は、ミノムシ絹糸の足場絹糸、及びそれで構成された不織布である。本発明のミノムシ絹糸及び不織布は、第1態様の糸塊生産方法を用いて得られる。
第1態様の方法で得られる糸塊は、ミノムシの移動を制御することなく基材表面上で吐糸させた場合、多くは、基材表面でミノムシ絹糸が縦横に重なった不織布の形態を成している。したがって、第1態様の糸塊生産方法により基材表面上のミノムシ絹糸を剥離したものは、そのまま不織布として利用することができる。さらに、第1態様の方法で得られる足場絹糸を既存の不織布の製法で、さらに不織布とすることもできる。既存の不織布の製法として、限定はしないが、スパンレース法やニードルパンチ法を利用できる。
(目的)
本発明の糸塊生産方法により、従来法では採糸が困難であった基材上に吐糸されたミノムシ絹糸(足場絹糸)を容易に採糸、回収できることを剥離張力評価試験で検証する。
ミノムシは、茨城県つくば市内の果樹農園で採集したオオミノガの終齢幼虫(オオミノガミノムシ)を使用した。また、基材は、約30cm2のアクリル板を使用した。
実施例で使用するミノムシには、吐糸工程の実施前日まで十分量の餌葉を与えた。
基材であるアクリル板の表面上への吐糸は、垂直に立てたアクリル板にミノムシを配置して、アクリル板壁面を登らせることによって実行した。
ここで、本実施例で使用した剥離張力評価試験について説明をする。図2Aで示すように、ミノムシの足場絹糸は、梯子様のジグザク状を呈する。この足場絹糸が基材表面に固定されているのは、図2Aにおいて破線楕円で示す梯子の横板に相当するジグザグ箇所(本明細書では「ジグザグブロック」と表記する。)の折り返し点(「固定点」と表記する。)である。足場絹糸の剥離では、各ジグザグブロックの固定点で、最も大きな力を必要とするために張力はピークを示すが、剥離後は次の固定点まで基材に固定されていないことから、張力は初期値ゼロにまで緩和する。次の固定点でも同様に、剥離の際に大きな張力を必要とするが、剥離後は直ちに初期値となる。足場絹糸の引き剥がしの際には各ジグザグブロック間でこのサイクルが繰り返される。剥離張力評価試験では、基材表面に吐糸されたミノムシの足場絹糸の一端を引張り試験機のロードセルに固定した後、一定速度でミノムシ絹糸を引き剥がし、その時の張力の変化を連続的に記録することによって、固定点での接着が解除され、ジグザグ状足場糸が直線状へと順次解きほぐされていく過程を剥離長(引き出し距離)と張力の関係として測定することができる。
図4及び表1に結果を示す。
(目的)
本発明の糸塊生産方法が、水やエタノール以外の他の湿潤液でも使用できることを剥離張力評価試験で検証する。
基本手順や基本操作は実施例1に準じた。ここでは、使用する湿潤液として、極性1価アルコールであるメタノール(MeOH)、極性含ハロゲン有機溶媒である1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノール(HFIP)、極性含硫黄有機溶媒であるジメチルスルホキシド(DMSO)、及び低極性含ハロゲン有機溶媒である四塩化炭素、また、極性3価アルコールであるグリセリン、さらに、0.05M濃度の塩化ナトリウム水溶液(NaCl aq)、及びカイコ絹糸の精練工程で広く用いられる0.05Mの炭酸ナトリウム水溶液(Na2CO3 aq)を用いた。
表2に結果を示す。
本明細書で引用した全ての刊行物、特許及び特許出願はそのまま引用により本明細書に組み入れられるものとする。
Claims (9)
- ミノムシ絹糸の糸塊生産方法であって、
基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与する湿潤液付与工程、及び
基材と前記ミノムシ絹糸を分離する分離工程を含み、
前記湿潤液は大気圧下において少なくとも20℃以上30℃未満で液体状態を呈し、かつミノムシ絹糸の繊維成分であるフィブロインタンパク質を損傷、変性、又は溶解しない純物質又は混合物である
前記方法。 - 前記湿潤液付与工程前に基材表面にミノムシを配置して、該ミノムシに吐糸させる吐糸工程を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記吐糸工程後、及び前記湿潤液付与工程前にミノムシを巣と共に回収するミノムシ回収工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 分離したミノムシ絹糸を洗浄する洗浄工程を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 分離したミノムシ絹糸を精練する精練工程を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記湿潤液が20℃未満に融点を、及び30℃以上300℃以下に沸点を有する純物質又は混合物である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記湿潤液が水溶液又は有機溶媒である、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
- 基材表面上に吐糸されたミノムシ絹糸を採糸する方法であって、
基材表面に吐糸されたミノムシ絹糸に湿潤液を付与する湿潤液付与工程、及び
基材と前記ミノムシ絹糸を分離する分離工程を含み、
前記湿潤液は大気圧下において少なくとも20℃以上30℃未満で液体状態を呈し、かつミノムシ絹糸の繊維成分であるフィブロインタンパク質を損傷、変性、又は溶解しない純物質又は混合物である
前記方法。 - 前記湿潤液が水溶液又は有機溶媒である、請求項8に記載の方法。
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