JP7353968B2 - ポンプ装置、ポンプ機場 - Google Patents
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Description
P = (L-l)×ρg/106
によって算出してもよい。
図1は、第1実施形態に係るポンプ機場1の全体構成図である。
図1に示すポンプ機場1は、内燃機関20によって駆動するポンプ装置10(立軸ポンプ)を備える。ポンプ装置10は、ポンプ機場1に1台または不図示であるが複数台設置されている。ポンプ機場1には、ポンプ装置10の内燃機関20を設置した第1床1Aと、ポンプ装置10のポンプケーシング30を設置した第2床1Bと、が設けられている。
P = (L-l)×ρg/106 …(1)
図2に示すように、平常時では、流入弁52a、通気弁53a、大気開放弁54a、排水弁55aは閉じられている。
次のステップ2では、大気開放弁54a及び排水弁55aを閉じ、補助タンク51の内部に溜まった空気(大気開放で取り込んだ外気)が、補助タンク51の外部に漏れないようにする。
以上が、圧縮空気供給プロセスの基本的な流れである。
なお、その後、ポンプケーシング30の隙間からの空気漏れ等により、圧力計40の計測結果が目標圧力未満に下がった場合は、圧縮空気の供給(ステップ1~9)を再開する。これにより、羽根車37の下端が液体と触れないようにポンプケーシング30の内部圧力を保持できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図3に示すように、第2実施形態に係る圧縮空気供給機構50は、軸貫通部32に環状に設けられ、ポンプケーシング30に供給する圧縮空気の一部が供給されることで膨らみ、軸貫通部32をシールする止水ゴム56を有する。
図4に示すように、止水ゴム56は、筒体56aに固定されていなくても構わない。図4に示す止水ゴム56は、環状(浮き輪状)に形成され、ポンプ回転軸31と筒体56aとの隙間に配置されている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図6に示すように、ポンプ機場1は、上述したポンプ回転軸31を回転させる内燃機関20に圧縮空気を供給する空気槽60と、空気槽60に圧縮空気を溜める空気圧縮機61と、を有している。第3実施形態の圧縮空気供給機構50は、これら空気槽60及び空気圧縮機61から構成されている。
2 吸込水槽
2a 水位計
3 吐出水槽
3a 水位計
10 ポンプ装置
20 内燃機関
30 ポンプケーシング
31 ポンプ回転軸(回転軸)
32 軸貫通部
37 羽根車(回転体)
38 吐出管
38a 吐出口
39 吐出弁
40 圧力計
50 圧縮空気供給機構
51 補助タンク
51a 圧力計(第2の圧力計)
51b 水位計
52 流入管
52a 流入弁
53 通気管
53a 通気弁
54a 大気開放弁
55a 排水弁
56 止水ゴム
56a 筒体
60 空気槽
61 空気圧縮機
Claims (14)
- ポンプケーシングと、
前記ポンプケーシングの内部に設けられた回転体と、
前記ポンプケーシングよりも下流側の吐出管に設けられた吐出弁と、
前記ポンプケーシングの内部の圧力を計測する圧力計と、
前記吐出弁が閉じているとき、前記ポンプケーシングの内部に圧縮空気を供給し、前記ポンプケーシングの内部の水位を下げる圧縮空気供給機構と、を有し、
前記圧縮空気供給機構は、前記ポンプケーシングの内部の水位を、予め設定された水位まで下げる前記ポンプケーシングの内部の目標圧力を算出し、前記圧力計の計測結果が前記目標圧力以上になるまで、前記圧縮空気を供給し、
さらに、
前記回転体を回転させる内燃機関と、
前記内燃機関に圧縮空気を供給する空気槽と、
前記空気槽に圧縮空気を溜める空気圧縮機と、を有し、
前記圧縮空気供給機構として、前記空気槽及び前記空気圧縮機を有する、ことを特徴とするポンプ装置。 - ポンプケーシングと、
前記ポンプケーシングの内部に設けられた回転体と、
前記ポンプケーシングよりも下流側の吐出管に設けられた吐出弁と、
前記ポンプケーシングの内部の圧力を計測する圧力計と、
前記吐出弁が閉じているとき、前記ポンプケーシングの内部に圧縮空気を供給し、前記ポンプケーシングの内部の水位を下げる圧縮空気供給機構と、を有し、
前記圧縮空気供給機構は、前記ポンプケーシングの内部の水位を、予め設定された水位まで下げる前記ポンプケーシングの内部の目標圧力を算出し、前記圧力計の計測結果が前記目標圧力以上になるまで、前記圧縮空気を供給し、
前記吐出管の吐出口は、吐出水槽に没しており、
前記圧縮空気供給機構は、
前記吐出水槽の水位未満の高さに設けられた補助タンクと、
前記補助タンクと前記吐出水槽との水頭差で、前記吐出水槽側から前記補助タンク側に液体を流入させる流入管と、
前記流入管からの液体の流入によって前記補助タンクの内部で圧縮された圧縮空気を、前記ポンプケーシングの内部に供給する通気管と、を有する、ことを特徴とするポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、
前記流入管に設けられた流入弁と、
前記通気管に設けられた通気弁と、
前記補助タンクの内部を大気開放する大気開放弁と、
前記補助タンクの内部に流入した液体を排水する排水弁と、を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、前記大気開放弁及び前記排水弁を開き、前記補助タンクの内部を大気開放及び排水した後、前記大気開放弁及び前記排水弁を閉じ、その後、前記流入弁を開き、前記補助タンクの内部の空気を圧縮した後、前記流入弁を閉じ、その後、前記通気弁を開き、前記補助タンクの内部の圧縮空気を前記ポンプケーシングの内部に供給する圧縮空気供給プロセスを実行する、ことを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。
- 前記圧縮空気供給機構は、前記圧力計の計測結果が前記目標圧力以上になるまで、前記圧縮空気供給プロセスを繰り返す、ことを特徴とする請求項4に記載のポンプ装置。
- 前記圧縮空気供給機構は、
前記補助タンクの内部の圧力を計測する第2の圧力計を有し、
前記圧縮空気供給プロセスにおいて前記圧力計と前記第2の圧力計との計測結果の差圧が所定値以下になったら、前記通気弁が開いている状態でさらに前記流入弁を開き、前記補助タンクの内部の空気を前記ポンプケーシングの内部に押し込む、ことを特徴とする請求項4または5に記載のポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、
前記補助タンクの内部の水位を計測する水位計を有し、
前記水位計の計測結果に基づいて、前記圧縮空気供給プロセスにおける前記流入弁を閉じるタイミングを調整する、ことを特徴とする請求項4~6のいずれか一項に記載のポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、前記吐出弁が閉じていることを前提に、さらに、前記回転体が停止してから所定時間経過し、且つ、前記ポンプケーシングの内部の水位が前記回転体の下端以上であり、且つ、前記ポンプケーシングの内部の圧力が前記目標圧力未満であることを条件に、前記圧縮空気の供給を開始する、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のポンプ装置。
- 前記圧縮空気供給機構は、前記ポンプケーシングの外部の水位をL[m]、前記予め設定された水位をl[m]、液体の比重をρ[kg/m3]、重力加速度をg[m/s2]としたとき、前記目標圧力であるP[mAq]を、
P = (L-l)×ρg/106
によって算出する、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載のポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、前記圧力計の計測結果が前記目標圧力以上になった場合、前記圧縮空気の供給を停止し、前記圧力計の計測結果が前記目標圧力未満に下がった場合は、前記圧縮空気の供給を再開する、ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載のポンプ装置。
- 前記ポンプケーシングは、前記回転体の回転軸が貫通する軸貫通部を有しており、
前記圧縮空気供給機構は、
前記軸貫通部に環状に設けられ、前記圧縮空気の一部が供給されることで膨らみ、前記軸貫通部をシールする止水ゴムを有する、ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載のポンプ装置。 - 前記圧縮空気供給機構は、
前記回転軸を囲う筒体を有し、
前記止水ゴムは、前記回転軸と前記筒体との空間を埋めるように膨らむ、ことを特徴とする請求項11に記載のポンプ装置。 - 請求項1~12のいずれか一項に記載のポンプ装置を有する、ことを特徴とするポンプ機場。
- 前記ポンプ装置として、第1のポンプ装置を有し、
前記圧縮空気供給機構を有さないポンプ装置として、第2のポンプ装置を有し、
前記第1のポンプ装置の前記圧縮空気供給機構が、前記第2のポンプ装置に前記圧縮空気を供給する、ことを特徴とする請求項13に記載のポンプ機場。
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JP2009121434A (ja) | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Dmw Corp | 立軸ポンプおよびその制御方法 |
JP2019183697A (ja) | 2018-04-05 | 2019-10-24 | 株式会社荏原製作所 | 横軸ポンプ装置 |
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JPS53122108A (en) * | 1977-03-31 | 1978-10-25 | Kubota Ltd | Shaft sealing device for hydraulic power machine |
JPS62225795A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-03 | Toshiba Corp | 海水中に浸漬されるポンプの保管方法 |
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2019
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