JP7353716B2 - コネクタ構造 - Google Patents

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本発明は、コネクタ構造に関する。
自動車には、多種多様な電子機器が搭載され、電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を備え、このコネクタを電子機器のコネクタや他のワイヤハーネスのコネクタに嵌合させることで、電子機器や他のワイヤハーネスに接続されている。
このようなワイヤハーネスに用いられるコネクタとして特許文献1に開示された従来のレバー式コネクタは、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、ハウジングに嵌着されるシールリングと、ハウジングに回動可能に装着されるレバーとを備えている。ハウジングの両側面には、一対の軸部(回転軸ピン)が突設されている。レバーは、連結部(操作部)と連結部の両端から突出する一対のアーム板(アーム部)とで全体として門型をなしている。アーム板には、軸部を受ける回転軸孔と、相手ハウジングのカムピンと係合するカム溝とが設けられている。このカム溝は、アーム板の外周縁に開口する入り口部を除いて、該アーム板を板厚方向に貫通して形成されている。
レバーは、ハウジングに外側から跨るように装着され、回転軸孔に軸部が嵌合されて、軸部を中心として回動可能とされている。両ハウジングの嵌合過程では、アーム板のカム溝にカムピンが係合した状態で、レバーが回動され、それに伴い発揮される倍力作用によって両ハウジングの嵌合動作が進行するようになっている。また、両ハウジングの嵌合時には、両ハウジング間にシールリングが液密に挟まれることで両ハウジング間のシールがとられるようになっている。このような従来のレバー式コネクタは、両ハウジングの嵌合時に、カム溝を通して、シールリングの状態を確認可能なように構成されている。
特開2014-212000号公報
しかしながら従来のレバー式コネクタは、レバーのアーム板が剥き出しになっており、両ハウジングが嵌合した状態で、カム溝から水が浸入する場合があった。
本発明は、防水性の向上を図ったコネクタ構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、機器の支持体の孔部に挿入されて該機器に固定される第1ハウジングと、該第1ハウジングに装着されて前記孔部の周縁に当接するシール部材と、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、該第2ハウジングに回動自在に取り付けられるレバーと、を備えたコネクタ構造であって、前記レバーは、前記第2ハウジングを互いの間に挟む一対のアーム板と、該各アーム板の外面に設けられたボス部と、を有し、前記第1ハウジングは、前記孔部の周縁に当接されるフランジ部と、該フランジ部に連続されて前記孔部の周縁に対向する対向壁部と、前記フランジ部の内周縁に連続されて前記孔部に挿入される端子収容部と、前記対向壁部を切欠いて前記ボス部を進入させつつ当該ボス部を前記対向壁部に当接させるカム溝と、前記対向壁部と前記孔部の周縁との間にて前記カム溝の前記アーム板から離れた側に設けられた開口部と、を有し、前記シール部材は、前記フランジ部と前記孔部の周縁との間に挟まれて保持される環状のシール本体と、該シール本体から前記対向壁部に向けて突出して設けられて、前記開口部を覆う覆い部と、を有していることを特徴とするコネクタ構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記支持体より第1ハウジングの挿入方向側が車内側となり、前記支持体の前記挿入反対方向側が車外側となるように前記支持体は設置されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、第1ハウジングは、孔部の周縁に当接されるフランジ部と、該フランジ部に連続されて孔部の周縁に対向する対向壁部と、フランジ部の内周縁に連続されて孔部に挿入される端子収容部と、対向壁部を切欠いてボス部を進入させつつ当該ボス部を対向壁部に当接させるカム溝と、対向壁部と孔部の周縁との間にてカム溝のアーム板から離れた側に設けられた開口部と、を有し、シール部材は、フランジ部と孔部の周縁との間に挟まれて保持される環状のシール本体と、該シール本体から対向壁部に向けて突出して設けられて開口部を覆う覆い部と、を有している。これによれば、覆い部によって開口部が塞がれていることにより、カム溝に直接水が掛かり難い構造となる。これにより、カム溝の水溜まりが軽減されて、機器の支持体の孔部から第1ハウジングの挿入方向側への水の浸入を抑制することができる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタ構造を示す斜視図である。 前記コネクタ構造の一部断面を示す斜視図である。 前記コネクタ構造を構成する第1コネクタを背面側から見た斜視図である。 前記第1コネクタを構成するシール部材を示す斜視図である。 前記コネクタ構造を構成する第2コネクタを示す分解斜視図である 前記第2コネクタを構成するレバーの初期状態を示す平面図である。 前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合する様子を説明するための斜視図である。 図7の後工程を示す断面図である。 図8の後工程を示す断面図である。 図9の後工程を示す断面図であり、第1コネクタ及び第2コネクタが嵌合した状態を示す図である。 図10の後工程を示す断面図であり、レバーがロックされて完成したコネクタ構造を示す図である。 前記コネクタ構造の断面図であり、本実施形態の作用効果を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図1~12に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るコネクタ構造を示す斜視図である。本実施形態に係るコネクタ構造は、自動車等に配索されるワイヤハーネスを構成する。このコネクタ構造1は、図1、2に示すように、矩形状の孔部20(図2に示す)が貫通して形成された機器の支持体2と、該支持体2の孔部20に挿入されて機器に固定されるコネクタユニット10と、を備えて構成されている。支持体2は、車両に搭載される機器のケースを構成する。即ち、コネクタユニット10は、車両に搭載された状態で機器のケースに固定される。
コネクタユニット10は、図2に示すように、第1コネクタ3と、該第1コネクタ3に嵌合可能な第2コネクタ4と、を備えている。第1コネクタ3及び第2コネクタ4は、第2コネクタ4に設けられたレバー5の回動に伴って、第2コネクタ4の第2ハウジング41を第1ハウジング32に引き寄せて嵌合状態となる。図面において、両ハウジング32、41が嵌合する方向をZ方向と記し、矢印Zに直交する方向をY方向と記し、矢印Zと矢印Yの双方向に直交する方向をX方向と記す場合がある。第2ハウジング41が第1ハウジング32に近づく方向、及び第1ハウジング32の孔部20への挿入方向をZ1方向と記し、反対方向をZ2方向(挿入反対方向)と記す場合がある。コネクタユニット10が機器のケースに固定された状態で、支持体2のZ1方向が車内側となり、支持体2のZ2方向が車外側となるように設置されている。
第1コネクタ3は、図3、4に示すように、第1端子30(図3に示す)と、Z方向に延びて形成されて第1端子30を収容する不図示の第1収容室を有する第1ハウジング32(図3に示す)と、該第1ハウジング32に装着されて支持体2の孔部20の周縁に当接するシール部材6(図4に示す)と、を備えている。
第1ハウジング32は、図3に示すように、例えば樹脂によって構成され、支持体2に形成された孔部20の周縁に当接されるフランジ体33と、第1収容室を有して全体が直方体状に形成された第1端子収容部34(端子収容部)と、を有して構成されている。この第1ハウジング32は、第1端子収容部34が支持体2に形成された孔部20に収容され、フランジ体33が孔部20の周縁に当接することで、支持体2に固定されるように構成されている。
フランジ体33は、図2、3に示すように、XY方向に延出されて支持体2に形成された孔部20の周縁に当接されるフランジ部35(図3に示す)と、シール部材6を装着可能な溝状のシール装着部36(図3に示す)と、第2コネクタ4のレバー5に設けられたボス部53を受け入れるカム溝37(図2に示す)と、を有している。
フランジ部35は、図3に示すように、支持体2の孔部20に当接可能な当接面350を有するフランジ本体351と、該フランジ本体351に連続される一対の対向壁部352、352と、を有している。フランジ本体351は、X方向を長辺としY方向を短辺とするような長方形状に形成されていて、対角線上の角部には、支持体2に固定される一対のボルト固定部353、353が設けられている。
一対の対向壁部352、352は、第1端子収容部34を挟んでY方向の両側に設けられ、各対向壁部352は、支持体2からZ2方向に離間して支持体2に対向して設けられている。各対向壁部352と支持体2との間には、(後述の)カム溝37と、フランジ本体351の一部を切欠いて形成されてシール部材6の覆い部61が装着される(後述の)覆い部装着部361(開口部)と、が設けられている。
シール装着部36は、図3に示すように、シール部材6のシール本体60が装着される溝状の装着部本体360と、該装着部本体360に連続されてシール部材6の覆い部61が装着される一対の覆い部装着部361、361(開口部)と、該覆い部装着部361に連続されてシール部材6の取付け片62が装着される一対の取付け片装着部362、362と、を有している。
装着部本体360は、第1端子収容部34を囲うように四角形状に連続形成されている。この装着部本体360は、フランジ本体351の内周縁及び外周縁のそれぞれから離間した中央部に設けられている。
一対の覆い部装着部361、361は、装着部本体360に連続されるとともに、第1端子収容部34から離れる方向Yに開口して構成されている。各覆い部装着部361は、第1ハウジング32を射出成形する際、後述するカム溝37を形成するためのスライド型が位置した場所であり、シール部材6の覆い部61が第1端子収容部34に近づく方向Yに挿入されて、覆い部61により塞がれるように構成されている。
一対の取付け片装着部362、362は、フランジ体33の対角線上の角部に設けられている。各取付け片装着部362は、装着部本体360の角部に設けられている。各取付け片装着部362は、Z方向に突出する突起362Aを有し、シール部材6の後述する取付け片62の孔部20を挿入可能に構成されている。
カム溝37は、図1、7に示すように、全体形状が略L字状に形成されている。カム溝37は、図7に示すように、レバー5の後述するボス部53が進入可能な空間であり、各対向壁部352の一部を切欠いて形成された入り口371と、該入り口371に連続されてX方向に延びる延在部372と、を有して構成されている。このようなカム溝37は、ボス部53を入り口371から進入させ、延在部372にて該ボス部53を各対向壁部352のZ2方向側の面に当接させることで、第2ハウジング41を第1ハウジング32に引き寄せて嵌合させるように構成されている。
シール部材6は、図4に示すように、シール装着部36の装着部本体360に装着される環状のシール本体60と、シール本体60に連続されて各覆い部装着部361に装着される一対の覆い部61、61と、シール本体60に連続されて各取付け片装着部362に装着される一対の取付け片62、62と、を有して構成されている。
シール本体60は、一対の長辺部60A、60Aと、一対の短辺部60B、60Bと、各長辺部60Aと各短辺部60Bとの間に位置する4つの角部60Cと、を有して構成されている。シール本体60は、本実施形態では、一対の長辺部60A、60AがX方向に延在し、一対の短辺部60B、60BがY方向に延在するように、シール装着部36の装着部本体360に装着されている。
各覆い部61は、各長辺部60AのX方向の真ん中より短辺部60B側に位置しているとともに、長辺部60AのZ2方向(対向壁部352側)に突出して形成されている。このような各覆い部61は、支持体2の孔部20の周縁と各対向壁部352との間に挟まれて保持されて、各覆い部装着部361のY方向の開口を覆うように構成されている。
各取付け片62は、シール本体60の4つの角部60Cのうち対角線上にある一対の角部60Cに連続して設けられている。この取付け片62の中央部には、各取付け片装着部362に形成された突起362Aが挿入される孔部62Aが設けられている。各取付け片62は、孔部62Aに突起362Aを嵌めて、取付け片装着部362に装着されるように構成されている。
第2コネクタ4は、図2、5に示すように、第2端子40(図2に示す)と、Z方向に延びて形成されて第2端子40を収容する第2収容室410を有する第2ハウジング41と、該第2ハウジング41に回動自在に取り付けられるレバー5と、を備えている。
第2ハウジング41は、図5に示すように、例えば樹脂によって構成され、全体が直方体状に形成されている。この第2ハウジング41のY方向の各側面411には、後述のレバー5の軸孔54に嵌る軸部42と、レバー5のガイド溝55に嵌るガイドピン43と、が設けられている。軸部42及び、ガイドピン43は、それぞれ、第2ハウジング41のY方向の各側面411から突出して設けられている。
レバー5は、図5、6に示すように、例えば樹脂によって構成され、一対のアーム板51、51と、これらアーム板51を連結する連結部52と、を有して構成されている。一対のアーム板51、51は、XZ方向に沿って延び、第2ハウジング41をY方向に挟むように構成されている。各アーム板51には、第1ハウジング32のカム溝37に進入可能なボス部53と、第2ハウジング41の軸部42が挿入される軸孔54と、第2ハウジング41のガイドピン43が進入案内されるガイド溝55と、ガイド溝55に連続された案内部56と、が形成されている。各アーム板51の先端から連結部52に向かう方向に、ボス部53、軸孔54、ガイド溝55、案内部56の順に設けられている。軸孔54は、各アーム板51の先端から連結部52に向かう方向に直線状に延在する長孔である。ガイド溝55は、軸孔54のボス部53側の一端を中心とする円弧状に形成されている。案内部56は、軸孔54に平行となるように設けられている。
ここで、図6に示すように、レバー5を第2ハウジング41に取り付ける際には、一対のアーム板51、51間に第2ハウジング41を挟み込み、軸部42を軸孔54に挿入し、ガイドピン43をガイド溝55に挿入する。こうして、レバー5が第2ハウジング41に取り付けられて、第2コネクタ4が完成する。第2コネクタ4が、レバー5が第2ハウジング41に取り付けられた初期状態では、ボス部53が軸部42よりZ1方向側(第1ハウジング32に近い位置)にあるように斜めに設けられ、軸部42は、軸孔54の一端に位置し、ガイドピン43はガイド溝55の一端に位置している。
次に、コネクタ構造1の組立て手順を、図7~11を参照して説明する。
まず、第1端子30を第1ハウジング32の第1収容室に収容する。次に、シール部材6のシール本体60がXY平面上に位置する格好で、シール本体60を装着部本体360に、各覆い部61を各覆い部装着部361に、各取付け片62を各取付け片装着部362に、それぞれ近づけて装着する。各覆い部61により、各覆い部装着部361のY方向の開口が塞がれる。
この後、図7に示すように、第1ハウジング32の第1端子収容部34を支持体2の孔部20に挿入し、フランジ体33を孔部20の周縁に当接させる。そして、各ボルト固定部353と支持体2とをボルトBを用いて固定する。こうして、第1コネクタ3が支持体2に固定される。第1コネクタ3が支持体2に固定された状態で、第1ハウジング32に装着されたシール本体60が、孔部20の周縁に当接し、各覆い部61が、孔部20の周縁と対向壁部352との間に挟まれる。この際、覆い部61のZ1方向側の面と孔部20の周縁とが密着し、覆い部61のZ2方向側の面と対向壁部352とが密着している。
続いて、図8に示すように、レバー5が初期状態である第2ハウジング41を、第1ハウジング32に近づけて、ボス部53をカム溝37の入り口371に挿入する。図9に示すように、第2ハウジング41をX方向に移動させてボス部53をカム溝37の延在部372に移動させ、ボス部53を対向壁部352のZ2方向側の面に当接させ、この当接状態を維持しつつ、軸部42を回転中心としてレバー5をさらに回動させる。こうして、図10に示すように、第2ハウジング41がさらに第1ハウジング32に近づけられて、ガイドピン43がガイド溝55の他端に移動する。これと略同時に、第1端子30及び第2端子40が嵌合する。
この後、図11に示すように、レバー5を第2ハウジング41に対してX方向に移動させる。これにより、ボス部53がカム溝37の他端に移動され、軸部42が軸孔54の他端に移動され、ガイドピン43が案内部56の他端に移動される。こうして、レバー5がロックされて、コネクタ構造1が完成する。
上述した構成のコネクタ構造1によれば、図12に示すように、各覆い部61によって各覆い部装着部361(開口部)が塞がれていることにより、カム溝37に直接水が掛かり難い構造となる。これにより、カム溝37の水溜まりが軽減されて、機器の支持体2の孔部20からZ1側(車内側)への水の浸入を抑制することができる。
また、支持体20より第1ハウジング32の挿入方向Z1側が車内側となり、支持体2の挿入反対方向Z2側が車外側となるように支持体2は設置されている。これによれば、機器の支持体2の孔部20から車内側への水の浸入を抑制することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 コネクタ構造
2 機器の支持体
20 孔部
32 第1ハウジング
34 第1端子収容部(端子収容部)
35 フランジ部
361、361 一対の覆い部装着部(開口部)
37 カム溝
41 第2ハウジング
5 レバー
51、51 一対のアーム板
53 ボス部
6 シール部材
60 シール本体
61 覆い部
Z1 第1ハウジングの孔部への挿入方向
Z2 孔部への挿入反対方向

Claims (2)

  1. 機器の支持体の孔部に挿入されて該機器に固定される第1ハウジングと、該第1ハウジングに装着されて前記孔部の周縁に当接するシール部材と、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、該第2ハウジングに回動自在に取り付けられるレバーと、を備えたコネクタ構造であって、
    前記レバーは、前記第2ハウジングを互いの間に挟む一対のアーム板と、該各アーム板の外面に設けられたボス部と、を有し、
    前記第1ハウジングは、前記孔部の周縁に当接されるフランジ部と、該フランジ部に連続されて前記孔部の周縁に対向する対向壁部と、前記フランジ部の内周縁に連続されて前記孔部に挿入される端子収容部と、前記対向壁部を切欠いて前記ボス部を進入させつつ当該ボス部を前記対向壁部に当接させるカム溝と、前記対向壁部と前記孔部の周縁との間にて前記カム溝の前記アーム板から離れた側に設けられた開口部と、を有し、
    前記シール部材は、前記フランジ部と前記孔部の周縁との間に挟まれて保持される環状のシール本体と、該シール本体から前記対向壁部に向けて突出して設けられて、前記開口部を覆う覆い部と、を有していることを特徴とするコネクタ構造。
  2. 前記支持体は、車両に搭載される前記機器のケースを構成するものであり、
    前記支持体より第1ハウジングの挿入方向側が車内側となり、
    前記支持体の前記挿入反対方向側が車外側となるように前記支持体は設置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ構造。
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