JP2022130096A - コネクタ - Google Patents

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喬子 福山
Kyoko Fukuyama
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることを可能としたコネクタを提供する。【解決手段】第1方向D1に向かって開口する開口部16を有する本体部11と、本体部11に支持された複数の端子12と、絶縁体にて構成され開口部16を塞ぐカバー20と、絶縁体にて構成されカバー20に取り付けられた別体部材30と、を備える。複数の端子12は、開口部16の内面から開口部16の内側に延出している。別体部材30は、絶縁壁32を有している。絶縁壁32は、開口部16の内側に延出するとともに、複数の端子12のうち隣り合う2つの端子12の間に配置される。【選択図】図1

Description

本開示は、コネクタに関するものである。
例えば特許文献1に、車両用のコネクタが開示されている。同コネクタは、開口部を有する本体部と、本体部に支持された複数の端子と、絶縁体にて構成され、前記開口部を塞ぐカバーと、を備えている。カバーは、合成樹脂などの絶縁体にて構成されている。
特開2017-27756号公報
上記のようなコネクタにおいて、隣り合う端子の間の絶縁距離を確保するために、カバーに絶縁壁を一体に形成し、その絶縁壁を隣り合う端子の間に配置することが考えられる。この場合、カバーと端子との位置関係によっては、絶縁壁の延出長さが長くなることがある。絶縁壁の延出長さが長くなると、絶縁壁の寸法精度を出すための高い製造技術が求められるため、製造性の観点から改善の余地がある。
そこで、絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることを可能としたコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、第1方向に向かって開口する開口部を有する本体部と、前記本体部に支持された複数の端子と、絶縁体にて構成され、前記開口部を塞ぐカバーと、絶縁体にて構成され、前記カバーに取り付けられた別体部材と、を備え、前記複数の端子は、前記開口部の内面から前記開口部の内側に延出しており、前記別体部材は、絶縁壁を有し、前記絶縁壁は、前記開口部の内側に延出し、前記複数の端子のうち隣り合う2つの端子の間に配置されている。
本開示によれば、絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることを可能としたコネクタを提供することが可能となる。
図1は、実施形態におけるコネクタの斜視図である。 図2は、同形態におけるコネクタの分解斜視図である。 図3は、同形態におけるカバーユニットの分解斜視図である。 図4は、同形態におけるカバーユニットの平面図である。 図5は、同形態のカバーユニットにおける要部を拡大して示す斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]第1方向に向かって開口する開口部を有する本体部と、前記本体部に支持された複数の端子と、絶縁体にて構成され、前記開口部を塞ぐカバーと、絶縁体にて構成され、前記カバーに取り付けられた別体部材と、を備え、前記複数の端子は、前記開口部の内面から前記開口部の内側に延出しており、前記別体部材は、絶縁壁を有し、前記絶縁壁は、前記開口部の内側に延出し、前記複数の端子のうち隣り合う2つの端子の間に配置されている。
この構成によれば、隣り合う端子の間に配置される絶縁壁は、カバーに取り付けられた別体部材に設けられる。これにより、絶縁壁をカバーに一体に形成する場合に比べて、絶縁壁の長さを短く構成することが可能となる。その結果、絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
[2]前記複数の端子の各々は、前記開口部から前記カバーの反対側に延びるとともに、前記本体部の外部に位置する接続部を有し、前記接続部は、相手端子に接続される部位であり、前記絶縁壁は、隣り合う2つの前記接続部の間にまで延びている。
この構成によれば、端子の接続部がカバーから離れた位置にあり、絶縁壁を接続部の近くまで延ばす必要がある。この場合であっても、別体部材に絶縁壁を設けることで、絶縁壁の長さを短く構成することが可能となり、その結果、絶縁壁の寸法精度を向上させることが可能となる。
[3]前記複数の端子は、前記第1方向に交差する第2方向に並んで設けられている。
この構成によれば、複数の端子が一方向に並んで設けられたコネクタにおいて、絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
[4]前記複数の端子は3つ以上あり、前記絶縁壁は、隣り合う2つの前記端子の各々の間に配置される態様で複数設けられている。
この構成によれば、絶縁壁が複数設けられたコネクタにおいて、各絶縁壁の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
[5]前記別体部材は、前記カバーに取り付けられる基部を有し、前記複数の絶縁壁の各々は、前記基部から前記カバーの反対側に延出している。
この構成によれば、基部によって各絶縁壁が繋がっている。このため、別体部材を1つの部品として構成することが可能となる。その結果、別体部材に複数の絶縁壁を備えつつも、部品点数の増加を抑えることが可能となる。
[6]前記別体部材は、前記基部から前記カバー側に延出する係止部を有し、前記カバーは、前記係止部が係止される被係止部を有している。
この構成によれば、係止部と被係止部との係止によって、別体部材をカバーに固定することが可能となる。
[7]前記カバーは、前記開口部を塞ぐカバー本体と、前記カバー本体から延出する一対の壁部と、を有し、前記一対の壁部は、互いに対向し、互いに対向する面を前記壁部の内側面とし、その反対側の面を前記壁部の外側面として、前記被係止部は、前記一対の壁部の各々の前記外側面に設けられ、前記係止部は、一対の前記被係止部にそれぞれ対応して一対設けられ、前記一対の係止部は、前記一対の壁部の前記外側面にそれぞれ接触している。この構成によれば、一対の係止部と一対の壁部との接触によって、カバーと別体部材との間のがたつきを抑制することが可能となる。
[8]前記一対の壁部は、前記第2方向に並んで設けられている。
この構成によれば、第2方向、すなわち複数の端子が並ぶ方向において、係止部を壁部に接触させることができる。このため、一対の係止部と一対の壁部との接触により、複数の端子が並ぶ方向におけるカバーと別体部材との間のがたつきを抑制することが可能となる。その結果、絶縁壁と端子との間隔の寸法精度を向上させることが可能となる。
[9]前記絶縁壁は、前記絶縁壁の先端部と前記基部との間に中間部を有し、前記第2方向における前記中間部の厚さは、前記第2方向における前記先端部の厚さよりも厚い。
この構成によれば、先端部よりも厚い中間部によって、絶縁壁の強度を確保しやすい構成となる。また、延出する絶縁壁において先端部ほど寸法精度が出にくいが、先端部の厚さを中間部の厚さよりも薄くすることで、絶縁壁の寸法精度が若干悪くなったとしても、絶縁壁の先端部が端子に近づくことを抑制できる。
[10]前記コネクタは、前記本体部を覆う電磁シールドカバーを備え、前記電磁シールドカバーは、導体にて構成され、前記カバーは、前記電磁シールドカバーに固定されている。
この構成によれば、電磁シールドカバーによって、端子周辺に対して電磁的にシールドすることが可能となる。また、電磁シールドカバー、カバー、及び別体部材をASSY部品として取り扱うことが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。また、本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用ならびに効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。また、本明細書の説明で使用される「環状」という用語は、ループを形成する任意の構造、または端部のない連続形状、並びに、C字形のようなギャップを有する、一般的にループ形状の構造を指すことがある。なお、「環状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれるが、これらに限定されない。
(コネクタ10の全体構成)
図1に示すように、コネクタ10は、本体部11と、複数の端子12と、複数の電線13と、カバーユニット14と、を備えている。本体部11は、例えば合成樹脂などの絶縁体で構成されている。複数の端子12は、本体部11に支持されている。複数の電線13は、複数の端子12にそれぞれ接続されている。なお、図面では、互いに直交するXYZ軸を図示している。
本体部11には、例えば、固定プレート15が取り付けられている。固定プレート15は、コネクタ10を図示しない接続相手に固定するためのものである。端子12は、当該接続相手が有する図4に示す相手端子Tに接続される。なお、当該接続相手は、例えばインバータである。電線13は、一端が端子12に接続され、他端が例えば電気自動車やハイブリッド車などにおける走行駆動用モータに接続される。
(本体部11の構成)
図2に示すように、本体部11は、開口部16を有している。開口部16は、X軸に沿った第1方向D1に向かって開口する。開口部16は、例えば、本体部11を第1方向D1に沿って貫通している。
本体部11は、シール部材17を備えている。シール部材17は、開口部16において前記接続相手に対向する端部側に設けられている。シール部材17は、第1方向D1から見て、開口部16を囲む環状をなしている。シール部材17は、例えば前記接続相手のハウジングに接触することで、開口部16を液密に封止する。
図2に示すように、複数の端子12は、第1方向D1に交差する第2方向D2に並んで設けられている。本実施形態の第2方向D2は、例えば、Y軸に沿った方向であって、第1方向D1に直交する方向である。端子12は例えば3つ以上設けられている。本実施形態では、端子12は6個設けられている。各端子12は、例えば、金属板をプレス加工することにより形成されている。
各端子12は、開口部16の内面から開口部16の内側に延出している。また、端子12は、開口部16の内側に位置する部位から例えば第1方向D1に沿って延びて、本体部11の外部まで延出している。各端子12は、開口部16から第1方向D1の一方側に延びている。当該端子12が延びる方向は、前記接続相手側である。
各端子12は、相手端子Tに接続される接続部12aを有している。接続部12aは、開口部16に対する第1方向D1の一方側において、本体部11の外部に位置している。接続部12aは、例えば、端子12の先端部を屈曲させることで形成されている。また例えば、接続部12aの板面は、第1方向D1に直交している。接続部12aは、例えば、図示しないボルトなどによって相手端子Tに接続される。なお、接続部12aと相手端子Tとの接続作業は、開口部16を介して行われる。そして、接続部12aと相手端子Tとを組み付けた後、カバーユニット14が本体部11に組み付けられる。また、端子12において接続部12aとは反対側の端部は、例えば、本体部11の内部で電線13に接続されている。
各電線13は、本体部11の外周から本体部11の外部に引き出されている。また、各電線13は、例えば、第1方向D1及び第2方向D2の各々に交差する第3方向D3に沿って、開口部16から離れるように引き出されている。本実施形態の第3方向D3は、例えば、Z軸に沿った方向であって、第1方向D1及び第2方向D2の各々に直交する方向である。
(カバーユニット14の構成)
図2及び図3に示すように、カバーユニット14は、カバー20と、別体部材30と、電磁シールドカバー40と、を備えている。
カバー20は、カバー本体21と、カバー本体21から延出する一対の壁部22と、被係止部23とを有している。カバー20は、例えば合成樹脂などの絶縁体にて構成されている。カバー本体21と各壁部22とは、例えば、合成樹脂で一体に形成されている。
カバー本体21は、第1方向D1における開口部16の一端側を塞いでいる。詳しくは、カバー本体21は、開口部16における前記接続相手が取り付く側とは反対側を塞いでいる。なお、各端子12は、開口部16からカバー20の反対側に延びている。カバー本体21は、開口部16の内側に嵌合する嵌合部24を有している。嵌合部24は、開口部16を塞いでいる。嵌合部24と開口部16との間には、図示しないシール部材が介在されている。当該シール部材は、例えば、嵌合部24の外周面に組み付けられている。
図3及び図4に示すように、一対の壁部22は、嵌合部24からそれぞれ延出している。一対の壁部22は、例えば、第2方向D2に並んで設けられている。すなわち、一対の壁部22は、第2方向D2に互いに対向している。各壁部22は、内側面22a及び外側面22bを有している。一方の壁部22の内側面22aは、第2方向D2において、他方の壁部22の内側面22aに対向する。各壁部22において、外側面22bは内側面22aとは反対側の面である。被係止部23は、一対の壁部22の各々の外側面22bに設けられている。被係止部23は、例えば、外側面22bから突出する凸部である。
カバー20は、例えば、嵌合部24から突出する突出壁部25を有している。突出壁部25は、例えば、開口部16側に第1方向D1に沿って突出している。突出壁部25は、例えば、第2方向D2において、一対の壁部22の間に位置している。
(別体部材30の構成)
別体部材30は、カバー本体21の開口部16側の面に取り付けられている。別体部材30は、例えば合成樹脂などの絶縁体にて構成されている。別体部材30は、基部31と、複数の絶縁壁32と、一対の係止部33とを備えている。基部31は、カバー本体21に取り付けられる。基部31は、複数の絶縁壁32同士を互いに連結している。
図1及び図2に示すように、各絶縁壁32は、例えば、基部31から第1方向D1に沿って延出している。各絶縁壁32は、基部31からカバー本体21とは反対側に延出している。各絶縁壁32は、開口部16の内側を通っている。絶縁壁32は、隣り合う2つの端子12の各々の間に配置される態様で複数設けられている。また、各絶縁壁32の先端部34は、隣り合う2つの接続部12aの間にまで延びている。絶縁壁32は、端子12同士の間の絶縁距離を確保するためのものである。各絶縁壁32は、先端部34と基部31との間に中間部35を有している。図4に示すように、第2方向D2において、中間部35の厚さは、先端部34の厚さよりも厚く設定されている。
図2及び図3に示すように、各係止部33は、基部31からカバー20側に延出している。係止部33は、一対の被係止部23にそれぞれ対応して一対設けられている。係止部33は、カバー20の被係止部23に対して、第1方向D1及び第3方向D3に係止される。すなわち、係止部33は、凸部としての被係止部23が第1方向D1及び第3方向D3に引っ掛かる凹状をなしている。また、一対の係止部33は、それぞれ対応する壁部22の外側面22bに対して第2方向D2に接触している。換言すると、一対の係止部33は、第2方向D2において、一対の壁部22を挟んでいる。各係止部33と各被係止部23との係止によって、別体部材30がカバー20に固定される。
図5に示すように、別体部材30は、挟持部36を有している。挟持部36は、基部31からカバー20側に延出している。挟持部36は、第2方向D2において、一対の係止部33の間に位置している。挟持部36は、第3方向D3において、カバー20の突出壁部25を挟んでいる。これにより、第3方向D3において、別体部材30がカバー20に対して位置ずれすることが抑制されている。
電磁シールドカバー40は、金属などの導体にて構成されている。電磁シールドカバー40は、本体部11における前記接続相手が取り付く側とは反対側を覆っている。電磁シールドカバー40は、例えば、固定プレート15にボルト締結などによって固定されている。カバー本体21は、電磁シールドカバー40に例えばねじによって固定されている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)隣り合う端子12の間に配置される絶縁壁32は、カバー20に取り付けられた別体部材30に設けられる。これにより、絶縁壁32をカバー20に一体に形成する場合に比べて、第1方向D1における絶縁壁32の長さを短く構成することが可能となる。その結果、絶縁壁32の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
(2)複数の端子12の各々は、開口部16からカバー20の反対側に延びるとともに、本体部11の外部に位置する接続部12aを有している。接続部12aは、相手端子Tに接続される部位である。そして、絶縁壁32は、隣り合う2つの接続部12aの間にまで延びている。この構成によれば、端子12の接続部12aがカバー20から離れた位置にあり、絶縁壁32を接続部12aの近くまで延ばす必要がある。この場合であっても、別体部材30に絶縁壁32を設けることで、絶縁壁32の長さを短く構成することが可能となり、その結果、絶縁壁32の寸法精度を向上させることが可能となる。
(3)複数の端子12は、第1方向D1に交差する第2方向D2に並んで設けられている。この構成によれば、複数の端子12が一方向に並んで設けられたコネクタにおいて、絶縁壁32の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
(4)複数の端子12は3つ以上ある。そして、絶縁壁32は、隣り合う2つの端子12の各々の間に配置される態様で複数設けられている。この構成によれば、絶縁壁32が複数設けられたコネクタにおいて、各絶縁壁32の寸法精度を容易に向上させることが可能となる。
(5)別体部材30は、カバー20に取り付けられる基部31を有している。そして、複数の絶縁壁32の各々は、基部31からカバー20の反対側に延出している。この構成によれば、基部31によって各絶縁壁32が繋がっている。このため、別体部材30を1つの部品として構成することが可能となる。その結果、別体部材30に複数の絶縁壁32を備えつつも、部品点数の増加を抑えることが可能となる。
(6)基部31は、基部31からカバー20側に延出する係止部33を有している。カバー20は、係止部33が係止される被係止部23を有している。この構成によれば、係止部33と被係止部23との係止によって、別体部材30をカバー20に固定することが可能となる。
(7)カバー20は、開口部16を塞ぐカバー本体21と、カバー本体21から延出する一対の壁部22と、を有している。一対の壁部22は、互いに対向している。被係止部23は、一対の壁部22の各々の外側面22bに設けられている。係止部33は、一対の被係止部23にそれぞれ対応して一対設けられている。そして、一対の係止部33は、一対の壁部22の外側面22bにそれぞれ接触している。この構成によれば、一対の係止部33と一対の壁部22との接触によって、カバー20と別体部材30との間のがたつきを抑制することが可能となる。
(8)一対の壁部22は、第2方向D2に並んで設けられている。つまり、一対の係止部33は、それぞれ対応する壁部22の外側面22bに対して第2方向D2に接触している。このため、一対の係止部33と一対の壁部22との接触により、第2方向D2、すなわち複数の端子12が並ぶ方向におけるカバー20と別体部材30との間のがたつきを抑制することが可能となる。その結果、絶縁壁32と端子12との間隔の寸法精度を向上させることが可能となる。
(9)絶縁壁32は、先端部34と基部31との間に中間部35を有している。そして、第2方向D2における中間部35の厚さは、第2方向D2における先端部34の厚さよりも厚い。この構成によれば、先端部34よりも厚い中間部35によって、絶縁壁32の強度を確保しやすい構成となる。また、延出する絶縁壁32において先端部34ほど寸法精度が出にくいが、先端部34の厚さを中間部35の厚さよりも薄くすることで、絶縁壁32の寸法精度が若干悪くなったとしても、先端部34が端子12に近づくことを抑制できる。
(10)コネクタ10は、本体部11を覆う電磁シールドカバー40を備える。電磁シールドカバー40は、導体にて構成されている。そして、カバー20は、電磁シールドカバー40に固定されている。この構成によれば、電磁シールドカバー40によって、端子12の周辺に対して電磁的にシールドすることが可能となる。また、別体部材30が取り付けられたカバー20が電磁シールドカバー40に固定されるため、電磁シールドカバー40、カバー20、及び別体部材30を、ASSY部品であるカバーユニット14として取り扱うことが可能となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各壁部22において、被係止部23を外側面22bではなく内側面22aに設けてもよい。この場合、別体部材30の各係止部33は、各壁部22の内側面22aに接触させる。
・一対の壁部22を、第3方向D3に並ぶように設けてもよい。
・上記実施形態では、被係止部23側を凸状とし、係止部33側を凹状としたが、これに限らず、係止部33側を凸状とし、被係止部23側を凹状としてもよい。
・第2方向D2における絶縁壁32の厚さを、第1方向D1の全体にわたって一様にしてもよい。
・上記実施形態では、カバー20が電磁シールドカバー40に固定された構成としたが、これに限らず、例えば、カバー20が本体部11のみに固定され、電磁シールドカバー40には固定されない構成であってもよい。
・上記実施形態の端子12では、接続部12aが本体部11の外部に位置するが、これに限らず、接続部12aが開口部16の内側に位置する構成であってもよい。この構成であっても、上記の効果(1)を得ることができる。
・端子12の数及び配置は、上記実施形態に限定されるものではなく、コネクタ10の構成に応じて適宜変更可能である。例えば、複数の端子12が第3方向D3に並ぶ構成であってもよい。また、端子12の数に応じて絶縁壁32の数を適宜変更してもよい。端子12の数が2つの場合には、それら2つの端子12の間に配置される絶縁壁32の数は1つでよい。
・上記実施形態では、端子12の並ぶ方向、すなわち第2方向D2が、第1方向D1に直交しているが、これに特に限定されない。つまり、第2方向D2は、第1方向D1に対して交差する方向であれば、第1方向D1に対して直交でなくてもよい。
・今回開示された実施形態及び変更例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 コネクタ
11 本体部
12 端子
12a 接続部
13 電線
14 カバーユニット
15 固定プレート
16 開口部
17 シール部材
20 カバー
21 カバー本体
22 壁部
22a 内側面
22b 外側面
23 被係止部
24 嵌合部
25 突出壁部
30 別体部材
31 基部
32 絶縁壁
33 係止部
34 先端部
35 中間部
36 挟持部
40 電磁シールドカバー
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
T 相手端子

Claims (10)

  1. 第1方向に向かって開口する開口部を有する本体部と、
    前記本体部に支持された複数の端子と、
    絶縁体にて構成され、前記開口部を塞ぐカバーと、
    絶縁体にて構成され、前記カバーに取り付けられた別体部材と、を備え、
    前記複数の端子は、前記開口部の内面から前記開口部の内側に延出しており、
    前記別体部材は、絶縁壁を有し、
    前記絶縁壁は、前記開口部の内側に延出し、前記複数の端子のうち隣り合う2つの端子の間に配置されている、
    コネクタ。
  2. 前記複数の端子の各々は、前記開口部から前記カバーの反対側に延びるとともに、前記本体部の外部に位置する接続部を有し、
    前記接続部は、相手端子に接続される部位であり、
    前記絶縁壁は、隣り合う2つの前記接続部の間にまで延びている、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記複数の端子は、前記第1方向に交差する第2方向に並んで設けられている、
    請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記複数の端子は3つ以上あり、
    前記絶縁壁は、隣り合う2つの前記端子の各々の間に配置される態様で複数設けられている、
    請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記別体部材は、前記カバーに取り付けられる基部を有し、
    前記複数の絶縁壁の各々は、前記基部から前記カバーの反対側に延出している、
    請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記別体部材は、前記基部から前記カバー側に延出する係止部を有し、
    前記カバーは、前記係止部が係止される被係止部を有している、
    請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記カバーは、前記開口部を塞ぐカバー本体と、前記カバー本体から延出する一対の壁部と、を有し、
    前記一対の壁部は、互いに対向し、互いに対向する面を前記壁部の内側面とし、その反対側の面を前記壁部の外側面として、
    前記被係止部は、前記一対の壁部の各々の前記外側面に設けられ、
    前記係止部は、一対の前記被係止部にそれぞれ対応して一対設けられ、
    前記一対の係止部は、前記一対の壁部の前記外側面にそれぞれ接触している、
    請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記一対の壁部は、前記第2方向に並んで設けられている、
    請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記絶縁壁は、前記絶縁壁の先端部と前記基部との間に中間部を有し、
    前記第2方向における前記中間部の厚さは、前記第2方向における前記先端部の厚さよりも厚い、
    請求項5から請求項8のいずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 前記本体部を覆う電磁シールドカバーを備え、
    前記電磁シールドカバーは、導体にて構成され、
    前記カバーは、前記電磁シールドカバーに固定されている、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ。
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