JP7353191B2 - 放射線検出モジュール、および放射線検出器 - Google Patents

放射線検出モジュール、および放射線検出器 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、放射線検出モジュール、および放射線検出器に関する。
放射線検出器の一例にX線検出器がある。X線検出器には、X線を蛍光に変換するシンチレータと、蛍光を電気信号に変換するアレイ基板とが設けられている。また、蛍光の利用効率を高めて感度特性を改善するために、シンチレータの上に反射層をさらに設ける場合もある。
また、水蒸気などに起因する特性の劣化を抑制するために、シンチレータと反射層は、外部雰囲気から隔離する必要がある。例えば、シンチレータが、CsI(ヨウ化セシウム):Tl(タリウム)やCsI:Na(ナトリウム)などを含む場合には、水蒸気などによる特性劣化が大きくなるおそれがある。そのため、X線検出器には、シンチレータと反射層を覆う防湿部がさらに設けられている。
ここで、X線検出器が大気圧よりも減圧された環境に置かれる場合がある。そのため、防湿部により画された空間の内部に空気などのガスがあると、X線検出器が大気圧よりも減圧された環境に置かれた際に、ガスが膨張して防湿部が破損するおそれがある。そこで、防湿部により画された空間の内部の圧力は、大気圧よりも低くなっている。
また、シンチレータの上端、あるいは、反射層の上端に局部的に凸部が生じる場合がある。例えば、真空蒸着法を用いてシンチレータを形成した際に、局部的に高さの高い結晶が形成される場合がある。また、反射層を形成した際に、不純物や異物の混入などにより反射層の厚みが局部的に厚くなり、局部的に凸部が生じる場合がある。
防湿部により画された空間の内部の圧力は大気圧よりも低くなっているので、防湿部は、大気圧により、シンチレータ側に押し付けられる。そのため、シンチレータの上端、あるいは、反射層の上端に局部的な凸部があると、凸部が押されて、シンチレータに局部的な応力が発生し易くなる。
そこで、シンチレータに局部的な応力が発生するのを抑制することができる技術の開発が望まれていた。
特開2009-128023号公報
本発明が解決しようとする課題は、シンチレータに局部的な応力が発生するのを抑制することができる放射線検出モジュール、および放射線検出器を提供することである。
実施形態に係る放射線検出モジュールは、複数の光電変換部を有するアレイ基板と、前記複数の光電変換部の上に設けられたシンチレータと、前記シンチレータの上方を覆い、前記シンチレータの上端の局部的な凸部を収納する収納部を有する防湿部と、を備えている。前記シンチレータの内部の空隙の雰囲気、および、前記収納部と、前記シンチレータの前記凸部と、の間の雰囲気は、大気圧よりも減圧されている。
本実施の形態に係るX線検出器およびX線検出モジュールを例示するための模式斜視図である。 X線検出モジュールを例示するための模式断面図である。 X線検出器のブロック図である。 (a)、(b)は、比較例に係るX線検出モジュールを例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係るX線検出モジュールを例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係るX線検出モジュールを例示するための模式断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
また、本発明の実施形態に係る放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線に適用させることができる。ここでは、一例として、放射線の中の代表的なものとしてX線に係る場合を例にとり説明をする。したがって、以下の実施形態の「X線」を「他の放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
また、放射線検出器は、例えば、一般医療などに用いることができる。ただし、放射線検出器の用途は、一般医療に限定されるわけではない。
図1は、本実施の形態に係るX線検出器1およびX線検出モジュール10を例示するための模式斜視図である。
なお、煩雑となるのを避けるために、図1においては、保護層2f、反射層6、防湿部7、および封止部8などを省いて描いている。
図2は、X線検出モジュール10を例示するための模式断面図である。
図3は、X線検出器1のブロック図である。
図1および図2に示すように、X線検出器1には、X線検出モジュール10、および回路基板11が設けられている。また、X線検出器1には、図示しない筐体を設けることができる。筐体の内部には、X線検出モジュール10、および回路基板11を設けることができる。例えば、筐体の内部に板状の支持板12を設け、支持板12のX線の入射側の面にはX線検出モジュール10を設け、支持板12のX線の入射側とは反対側の面には回路基板11を設けることができる。
X線検出モジュール10には、アレイ基板2、シンチレータ5、反射層6、防湿部7、および封止部8を設けることができる。
アレイ基板2は、基板2a、光電変換部2b、制御ライン(又はゲートライン)2c1、データライン(又はシグナルライン)2c2、配線パッド2d1、配線パッド2d2および保護層2fを有することができる。
なお、光電変換部2b、制御ライン2c1、およびデータライン2c2の数などは例示をしたものに限定されるわけではない。
基板2aは、板状を呈し、無アルカリガラスなどのガラスから形成することができる。基板2aの平面形状は、四角形とすることができる。基板2aの厚みは、例えば、0.7mm程度とすることができる。
光電変換部2bは、基板2aの一方の面側に複数設けられている。
光電変換部2bは、矩形状を呈し、制御ライン2c1とデータライン2c2とにより画された領域に設けることができる。複数の光電変換部2bは、マトリクス状に並べることができる。なお、1つの光電変換部2bは、X線画像の1つの画素(pixel)に対応する。
複数の光電変換部2bのそれぞれには、光電変換素子2b1と、スイッチング素子である薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)2b2を設けることができる。
また、光電変換素子2b1において変換した信号電荷を蓄積する蓄積キャパシタ2b3を設けることができる。蓄積キャパシタ2b3は、例えば、矩形平板状を呈し、各薄膜トランジスタ2b2の下に設けることができる。ただし、光電変換素子2b1の容量によっては、光電変換素子2b1が蓄積キャパシタ2b3を兼ねることができる。
光電変換素子2b1は、例えば、フォトダイオードなどとすることができる。
薄膜トランジスタ2b2は、蓄積キャパシタ2b3への電荷の蓄積および放出のスイッチングを行う。薄膜トランジスタ2b2は、ゲート電極、ドレイン電極及びソース電極を有することができる。薄膜トランジスタ2b2のゲート電極は、対応する制御ライン2c1と電気的に接続することができる。薄膜トランジスタ2b2のドレイン電極は、対応するデータライン2c2と電気的に接続することができる。薄膜トランジスタ2b2のソース電極は、対応する光電変換素子2b1と蓄積キャパシタ2b3とに電気的に接続することができる。また、光電変換素子2b1のアノード側と蓄積キャパシタ2b3は、グランドに接続することができる。なお、光電変換素子2b1のアノード側と蓄積キャパシタ2b3は、バイアスラインに接続することもできる。
制御ライン2c1は、所定の間隔をあけて互いに平行に複数設けることができる。制御ライン2c1は、例えば、行方向に延びている。1つの制御ライン2c1は、基板2aの周縁近傍に設けられた複数の配線パッド2d1のうちの1つと電気的に接続することができる。1つの配線パッド2d1には、フレキシブルプリント基板2e1に設けられた複数の配線のうちの1つを電気的に接続することができる。フレキシブルプリント基板2e1に設けられた複数の配線の他端は、回路基板11に設けられた読み出し回路11aとそれぞれ電気的に接続することができる。
データライン2c2は、所定の間隔をあけて互いに平行に複数設けることができる。データライン2c2は、例えば、行方向に直交する列方向に延びている。1つのデータライン2c2は、基板2aの周縁近傍に設けられた複数の配線パッド2d2のうちの1つと電気的に接続することができる。1つの配線パッド2d2には、フレキシブルプリント基板2e2に設けられた複数の配線のうちの1つを電気的に接続することができる。フレキシブルプリント基板2e2に設けられた複数の配線の他端は、回路基板11に設けられた信号検出回路11bとそれぞれ電気的に接続することができる。
制御ライン2c1、およびデータライン2c2は、アルミニウムやクロムなどの低抵抗金属を用いて形成することができる。
保護層2fは、光電変換部2b、制御ライン2c1、およびデータライン2c2を覆うことができる。保護層2fは、絶縁性材料から形成することができる。絶縁性材料は、例えば、酸化物絶縁材料、窒化物絶縁材料、酸窒化物絶縁材料、および樹脂などとすることができる。
シンチレータ5は、複数の光電変換部2bの上に設けられ、入射するX線を可視光すなわち蛍光に変換する。シンチレータ5は、基板2a上の複数の光電変換部2bが設けられた領域(有効画素領域A)を覆うように設けることができる。
シンチレータ5は、例えば、ヨウ化セシウム(CsI):タリウム(Tl)、ヨウ化ナトリウム(NaI):タリウム(Tl)、あるいは臭化セシウム(CsBr):ユーロピウム(Eu)などを含むものとすることができる。シンチレータ5は、真空蒸着法を用いて形成することができる。真空蒸着法を用いてシンチレータ5を形成すれば、複数の柱状結晶の集合体からなるシンチレータ5が形成される。シンチレータ5の厚みは、例えば、600μm程度とすることができる。
なお、真空蒸着法を用いてシンチレータ5を形成する際には、開口を有するマスクが用いられる。この場合、アレイ基板2上の開口に対峙する位置(有効画素領域Aの上)にシンチレータ5が形成される。また、蒸着による膜は、マスクの表面にも形成される。そして、マスクの開口の近傍においては、膜は、開口の内部に徐々に張り出すように成長する。開口の内部に膜が張り出すと、開口の近傍において、アレイ基板2への蒸着が抑制される。そのため、図1および図2に示すように、シンチレータ5の周縁近傍は、外側になるに従い厚みが漸減している。
また、シンチレータ5は、例えば、テルビウム賦活硫酸化ガドリニウム(GdS/Tb、又はGOS)などを用いて形成することもできる。この場合、複数の光電変換部2bごとに四角柱状のシンチレータ5が設けられるように、マトリクス状の溝部を設けることができる。
反射層6は、蛍光の利用効率を高めて感度特性を改善するために設けることができる。すなわち、反射層6は、シンチレータ5において生じた蛍光のうち、光電変換部2bが設けられた側とは反対側に向かう光を反射させて、光電変換部2bに向かうようにする。ただし、反射層6は、必ずしも必要ではなく、X線検出モジュール10に求められる感度特性などに応じて設けるようにすればよい。
以下においては、一例として、反射層6が設けられている場合を説明する。
反射層6は、シンチレータ5の上に設けられている。反射層6は、シンチレータ5の上端5bと、防湿部7との間に設けられている。反射層6は、少なくともシンチレータ5の上端5bを覆っている。反射層6は、シンチレータ5の側端5aをさらに覆うこともできる。
例えば、酸化チタン(TiO)などからなる光散乱性粒子と、樹脂と、溶媒とを混合した材料をシンチレータ5の上に塗布し、これを乾燥することで反射層6を形成することができる。
また、例えば、銀合金やアルミニウムなどの光反射率の高い金属からなる層をシンチレータ5の上に成膜することで反射層6を形成することができる。
防湿部7は、空気中に含まれる水分により、反射層6の特性やシンチレータ5の特性が劣化するのを抑制するために設けることができる。防湿部7は、シンチレータ5の上方、および反射層6の上方を覆うことができる。
ここで、複数の柱状結晶を含むシンチレータ5には、その体積の10%~40%程度の空隙が存在する。また、航空機などで輸送される場合のように、X線検出器1が大気圧よりも減圧された環境に置かれる場合がある。この場合、シンチレータ5の空隙に空気などのガスがあると、X線検出器1が大気圧よりも減圧された環境に置かれた際に、ガスが膨張して防湿部7が破損するおそれがある。そのため、X線検出器1においては、防湿部7により画された空間の内部の圧力が、大気圧よりも低くなるようにしている。例えば、大気圧よりも減圧された環境において防湿部7と封止部8とを接合すれば、防湿部7により画された空間の内部の圧力が大気圧よりも低くなるようにすることができる。
また、封止部8の内部に気泡や空隙があったり、封止部8と防湿部7の間に隙間やリークパスがあったり、封止部8とアレイ基板2の間に隙間やリークパスがあったりする場合がある。この場合、大気圧よりも減圧された環境において防湿部7と封止部8とを接合し、その後、これらを大気圧環境に戻した際に、隙間やリークパスなどを介して大気が内部に侵入する場合がある。大気が内部に侵入すると、防湿部7とシンチレータ5とが密着せず、防湿部7の表面にしわが発生したり、張りが無くなったりする。そのため、隙間やリークパスなどがあることを目視にて容易に知ることができる。隙間やリークパスなどがある製品の寿命は短くなるおそれがあるが、この様な製品を検査において容易に発見し除去することができる。そのため、X線検出器1の品質を向上させることが容易となる。
防湿部7は、例えば、金属を含むシートとすることができる。金属は、例えば、アルミニウムを含む金属、銅を含む金属、マグネシウムを含む金属、タングステンを含む金属、ステンレス、コバール材などとすることができる。この場合、金属を含む防湿部7とすれば、防湿部7を透過する水分をほぼ完全になくすことができる。
また、防湿部7は、樹脂膜、金属膜、および無機膜の少なくとも二種が積層された積層シートとすることもできる。
樹脂膜は、例えば、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、テフロン(登録商標)、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、弾性ゴムなどから形成されたものとすることができる。金属膜は、例えば、前述した金属を含むものとすることができる。金属膜は、例えば、スパッタリング法、ラミネート法などを用いて形成することができる。無機膜は、例えば、酸化珪素、酸化アルミニウムなどを含む膜とすることができる。無機膜は、例えば、スパッタリング法などを用いて形成することができる。
この場合、金属膜がシンチレータ5側に設けられるようにすることが好ましい。この様にすれば、樹脂膜や無機膜により金属膜を覆うことができるので、外力などにより金属膜が傷つくのを抑制することができる。また、金属膜が樹脂膜よりも内側(シンチレータ5側)に設けられていれば、樹脂層を介した透湿でシンチレータ5の特性が劣化するのを抑制することができる。
一般的には、樹脂の線膨張係数は、金属の線膨張係数よりも大きいため、樹脂膜の厚みを厚くし過ぎると、熱応力によるアレイ基板2の反りが発生しやすくなる。そのため、金属膜と樹脂膜を含む積層シートとする場合には、樹脂膜の厚みは、金属膜の厚み以下とすることが好ましい。
また、防湿部7の厚みは、X線の吸収や剛性などを考慮して決定することができる。この場合、防湿部7の厚みを厚くすると、防湿部7に吸収されるX線の量が多くなる。一方、防湿部7の厚みを薄くすると、剛性が低下して破損しやすくなる。
例えば、防湿部7の厚みを10μm未満にすると、防湿部7の剛性が低くなりすぎて、外力などによるダメージによりピンホールが生じ、リークが発生するおそれがある。防湿部7の厚みが50μmを超えると、防湿部7の剛性が高くなり過ぎて、変形による熱応力の緩和が生じにくくなり、アレイ基板2の反りが発生しやすくなる。また、前述した隙間やリークパスの確認が困難となるおそれがある。そのため、防湿部7の厚みは、10μm以上、50μm以下とすることが好ましい。
例えば、防湿部7は、厚みが10μm以上、50μm以下のアルミニウム箔とすることができる。アルミニウム箔の厚みが10μm以上、50μm以下であれば、厚みが100μmのアルミニウム箔に比べてX線の透過量を20%~30%程度多くすることができる。また、厚みが10μm以上、50μm以下のアルミニウム箔とすれば、前述したリークの発生を抑制することができ、且つ、前述した隙間やリークパスの確認が容易となる。また、熱応力によるアレイ基板2の反りを抑制することができる。
ここで、人体に対して大量のX線照射を行うと健康への悪影響があるため、人体へのX線照射量は必要最低限に抑えられる。そのため、医療に用いられるX線検出器1の場合には、照射されるX線の強度が小さくなり、防湿部7を透過するX線の強度が非常に小さくなるおそれがある。本実施の形態に係る防湿部7は、厚みが10μm以上、50μm以下のシートとしているので、照射されるX線の強度が小さい場合であってもX線画像の撮影が可能となる。
また、防湿部7の厚みを薄くすると防湿部7の剛性が低下する。そのため、つば部などを設けて立体的な防湿部とすると、例えば、金属箔をプレス成形する際に亀裂などが生じ易くなる。図2に示すように、シート状を呈する防湿部7の周縁近傍は、封止部8の外面8aに接合される。そのため、予め防湿部7を立体形状に加工する必要はなく、シート状を呈する防湿部7をそのまま封止部8の外面8aに接合することができる。その結果、防湿部7の厚みを10μm以上、50μm以下としても、防湿部7に亀裂などが発生するのを抑制することができる。
また、防湿部7の周縁近傍を加熱することで、防湿部7の周縁近傍と封止部8を接合することができる。この場合、防湿部7の周縁近傍の温度と、封止部8の温度が低下すると、防湿部7の周縁近傍と封止部8との間に熱応力が発生する。防湿部7の周縁近傍と封止部8との間に熱応力が発生すると、防湿部7の周縁近傍と封止部8との間に剥離が生じるおそれがある。剥離が生じると防湿性能が著しく低下するおそれがある。防湿部7の厚みは10μm以上、50μm以下としているので、熱応力が発生した際に防湿部7が延びやすくなる。そのため、熱応力を緩和させることができるので、防湿部7の周縁近傍と封止部8との間に剥離が生じるのを抑制することができる。
図2に示すように、封止部8は、シンチレータ5の側端5aとアレイ基板2に接合されている。この場合、封止部8は、シンチレータ5の側端5aと密着させることができる。シンチレータ5が複数の柱状結晶の集合体となっている場合には、シンチレータ5の側端5aに凹凸が形成されている。封止部8の一部が、シンチレータ5の側端5aの凹凸の内部に設けられていれば、封止部8とシンチレータ5との接合強度を大きくすることができる。封止部8は、アレイ基板2と密着させることができる。封止部8とアレイ基板2とが密着していれば、大気に含まれている水分などが、封止部8とアレイ基板2との間を透過してシンチレータ5に到達するのを抑制することができる。
封止部8の外面8aの形状は、外側に突出する曲面とすることができる。この様にすれば、封止部8の外面8aとシンチレータ5の側端5aとの間の距離Lを長くすることができる。そのため、大気に含まれている水分などが、封止部8の内部を透過してシンチレータ5に到達するのを抑制することができる。
また、封止部8の外面8aの形状が外側に突出する曲面となっていれば、防湿部7の周縁近傍を封止部8の外面8aに倣わせるのが容易となる。そのため、防湿部7を封止部8に密着させるのが容易となる。また、防湿部7をなだらかに変形させることができるので、防湿部7の厚みを薄くしても防湿部7に亀裂などが発生するのを抑制することができる。
また、封止部8の高さは、シンチレータ5の高さ以下とすることが好ましい。封止部8の高さがシンチレータ5の高さ以下となっていれば、防湿部7となるシートを無理なく変形させることができるので防湿部7にシワ、破断、ピンホールなどが発生するのを抑制することができる。
封止部8は、熱可塑性樹脂を主成分として含むものとすることができる。封止部8が熱可塑性樹脂を主成分として含んでいれば、加熱により、アレイ基板2、シンチレータ5、および防湿部7と接合することができる。ここで、例えば、封止部8が紫外線硬化樹脂を主成分として含んでいれば、封止部8を、アレイ基板2、シンチレータ5、および防湿部7と接合する際に紫外線を照射する必要がある。ところが、防湿部7は金属などを含んでいるため紫外線を透過させることができない。また、防湿部7が紫外線を透過するものとすると、紫外線によりシンチレータ5が変色し、発生した蛍光が吸収されるおそれがある。
これに対し、封止部8は、熱可塑性樹脂を主成分として含んでいるので、加熱により容易に接合を行うことができる。また、シンチレータ5が紫外線により変色することもない。また、封止部8の加熱と冷却に要する時間は短くてすむので、製造時間の短縮、ひいては製造コストの低減を図ることができる。
熱可塑性樹脂は、例えば、ナイロン、PET(Polyethyleneterephthalate)、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene),アクリル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどとすることができる。この場合、ポリエチレンの水蒸気透過係数は0.068g・mm/day・mであり、ポリプロピレンの水蒸気透過係数は0.04g・mm/day・mである。そのため、封止部8が、ポリエチレンおよびポリプロピレンの少なくともいずれかを主成分として含んでいれば、封止部8の内部を透過してシンチレータ5に到達する水分を大幅に少なくすることができる。
また、封止部8は、無機材料を用いたフィラーをさらに含むことができる。無機材料を用いたフィラーが封止部8に含まれていれば、水分の透過をさらに抑制することができる。無機材料は、例えば、タルク、グラファイト、雲母、カオリン(カオリナイトを主成分とする粘土)などとすることができる。フィラーは、例えば、扁平な形態を有するものとすることができる。外部から封止部8の内部に侵入した水分は、無機材料を用いたフィラーによって拡散が妨げられるので、水分が封止部8を通過する速度を減少させることができる。そのため、シンチレータ5に到達する水分の量を少なくすることができる。
また、少なくとも封止部8の外面8aは、撥水性を有するものとすることが好ましい。封止部8の外面8aが撥水性を有していれば、封止部8の内部に水分が侵入するのを抑制することができる。例えば、封止部8の外面8aに撥水剤を塗布することができる。また、封止部8が、ポリエチレンおよびポリプロピレンの少なくともいずれかを主成分として含んでいれば、撥水性を有する封止部8とすることができる。
図1に示すように、回路基板11は、アレイ基板2の、シンチレータ5が設けられる側とは反対側に設けることができる。回路基板11は、X線検出モジュール10(アレイ基板2)と電気的に接続することができる。
図3に示すように、回路基板11には、読み出し回路11aおよび信号検出回路11bを設けることができる。なお、これらの回路を1つの基板に設けることもできるし、これらの回路を複数の基板に分けて設けることもできる。
読み出し回路11aは、薄膜トランジスタ2b2のオン状態とオフ状態を切り替える。読み出し回路11aは、複数のゲートドライバ11aaと行選択回路11abとを有することができる。
行選択回路11abには、X線検出器1の外部に設けられた画像処理部などから制御信号S1が入力される。行選択回路11abは、X線画像の走査方向に従って、対応するゲートドライバ11aaに制御信号S1を入力する。ゲートドライバ11aaは、対応する制御ライン2c1に制御信号S1を入力する。
例えば、読み出し回路11aは、フレキシブルプリント基板2e1を介して、制御信号S1を各制御ライン2c1毎に順次入力する。制御ライン2c1に入力された制御信号S1により薄膜トランジスタ2b2がオン状態となり、蓄積キャパシタからの電荷(画像データ信号S2)が受信できるようになる。
信号検出回路11bは、複数の積分アンプ11ba、複数の選択回路11bb、および複数のADコンバータ11bcを有することができる。
1つの積分アンプ11baは、1つのデータライン2c2と電気的に接続されている。積分アンプ11baは、光電変換部2bからの画像データ信号S2を順次受信する。そして、積分アンプ11baは、一定時間内に流れる電流を積分し、その積分値に対応した電圧を選択回路11bbへ出力する。この様にすれば、所定の時間内にデータライン2c2を流れる電流の値(電荷量)を電圧値に変換することが可能となる。すなわち、積分アンプ11baは、シンチレータ5において発生した蛍光の強弱分布に対応した画像データ情報を、電位情報へと変換する。
選択回路11bbは、読み出しを行う積分アンプ11baを選択し、電位情報へと変換された画像データ信号S2を順次読み出す。
ADコンバータ11bcは、読み出された画像データ信号S2をデジタル信号に順次変換する。デジタル信号に変換された画像データ信号S2は、配線を介して、X線検出器1の外部に設けられた画像処理部に入力することができる。なお、デジタル信号に変換された画像データ信号S2は、無線により画像処理部に送信してもよい。
画像処理部は、デジタル信号に変換された画像データ信号S2に基づいてX線画像を構成する。なお、画像処理部は、回路基板11と一体化することもできる。
次に、防湿部7についてさらに説明する。
図4(a)、(b)は、比較例に係るX線検出モジュール110、110aを例示するための模式断面図である。なお、X線検出モジュール110、110aに設けられている防湿部17は、後述する収納部7aを有していない。
図4(a)に示すように、シンチレータ5を形成した際に、シンチレータ5の上端5bに局部的に凸部5b1が生じる場合がある。例えば、真空蒸着法を用いてシンチレータ5を形成した際に、局部的に高さの高い結晶が形成される場合がある。なお、図4(a)に例示をしたX線検出モジュール110には反射層6が設けられているが、反射層6が設けられていない場合も同様である(図5を参照)。
また、図4(b)に示すように、反射層6を形成した際に、反射層6の厚みが局部的に厚くなり、凸部6aが生じる場合がある。例えば、不純物や異物の混入により局部的に厚みの厚い部分が生じる場合がある。なお、図4(b)に例示をしたX線検出モジュール110aには複数の柱状結晶を含むシンチレータ5が設けられているが、テルビウム賦活硫酸化ガドリニウムなどを含む四角柱状のシンチレータ5が設けられている場合も同様である。
前述したように、防湿部17により画された空間の内部の圧力は大気圧よりも低くなっているので、防湿部17は、大気圧により、シンチレータ5の上端5b、あるいは、反射層6の上端に押し付けられる。そのため、シンチレータ5の上端5bおよび反射層6の上端の少なくともいずれかに局部的な凸部があると、局部的な凸部が押されて、シンチレータ5に局部的な応力Fが発生し易くなる。シンチレータ5に局部的な応力Fが発生すると、例えば、シンチレータ5の結晶などに障害が発生するおそれがある。
この場合、シンチレータ5の形成条件を厳格にしたり、反射層6への不純物や異物の混入をさらに抑制したりすれば、局部的な凸部の形成を抑制することができる。しかしながら、これらのようにしても、局部的な凸部の形成を完全に無くすことは難しい。また、X線検出モジュール1の製造コストの増大を招くおそれもある。
そこで、本実施の形態に係るX線検出モジュール10においては、図2に示すように、防湿部7に収納部7aを設けるようにしている。収納部7aは、防湿部7の、シンチレータ5側の面に開口している。また、収納部7aは、防湿部7の、シンチレータ5側とは反対側の面に突出している。この様な収納部7aは、例えば、防湿部7の面を局部的に押圧して、防湿部7を局部的に塑性変形させることで形成することができる。
シンチレータ5の局部的な凸部5b1、反射層6の局部的な凸部6aは、ランダムな位置に形成されるので、収納部7aの位置を予め設定することは困難である。そのため、例えば、X線検出モジュール10毎に、凸部5b1の位置や、凸部6aの位置を計測し、得られた位置情報に基づいて収納部7aを形成することができる。この際、凸部5b1の形状や大きさ、凸部6aの形状や大きさなども併せて計測し、形状や大きさに関する情報に基づいて収納部7aの形状や大きさを変化させることもできる。
前述したように、防湿部17は、大気圧により、シンチレータ5側に押し付けられるので、収納部7aの内壁の少なくとも一部と、凸部5b1や凸部6aが接触する場合がある。しかしながら、凸部5b1や凸部6aが収納部7aの内部に収納されていれば、前述した局部的な応力Fを緩和させることができる。
なお、凸部5b1や凸部6aの高さHが低い場合には、局部的な応力Fが小さくなるので、収納部7aを省くこともできる。この場合、高さHが防湿部7の厚みT以上となった場合には、収納部7aを設けることが好ましい。高さHが防湿部7の厚みT未満の場合には、収納部7aを省くこともできるし、収納部7aを設けることもできる。
図5は、他の実施形態に係るX線検出モジュール10aを例示するための模式断面図である。
前述したように、反射層6が省かれる場合がある。反射層6が省かれている場合にも、図5に示すように、シンチレータ5を形成した際に、局部的に高さの高い結晶が形成される場合がある。この様な場合にも、シンチレータ5の局部的な凸部5b1を収納部7aの内部に収納すれば、前述した局部的な応力Fを緩和させることができる。
図6は、他の実施形態に係るX線検出モジュール10bを例示するための模式断面図である。
シンチレータ5を形成した際に、局部的に高さの高い結晶が形成されなかった場合もある。しかしながら、反射層6を形成した際に、例えば、不純物や異物の混入により、反射層6に局部的な凸部6aが生じる場合がある。この様な場合にも、反射層6の局部的な凸部6aを収納部7aの内部に収納すれば、前述した局部的な応力Fを緩和させることができる。
すなわち、収納部7aは、シンチレータ5の凸部5b1、反射層6の凸部6a、および、シンチレータ5の凸部5b1と、反射層6のシンチレータ5の凸部5b1を覆う部分、のいずれかを収納することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 X線検出器、2 アレイ基板、2a 基板、2b 光電変換部、5 シンチレータ、5b 上端、5b1 凸部、6 反射層、6a 凸部、7 防湿部、7a 収納部、8 封止部、10 X線検出モジュール、10a X線検出モジュール、10b X線検出モジュール、11 回路基板

Claims (6)

  1. 複数の光電変換部を有するアレイ基板と、
    前記複数の光電変換部の上に設けられたシンチレータと、
    前記シンチレータの上方を覆い、前記シンチレータの上端の局部的な凸部を収納する収納部を有する防湿部と、
    を備え
    前記シンチレータの内部の空隙の雰囲気、および、前記収納部と、前記シンチレータの前記凸部と、の間の雰囲気は、大気圧よりも減圧されている放射線検出モジュール。
  2. 前記シンチレータの上端と、前記防湿部と、の間に設けられた反射層をさらに備え、
    前記収納部には、前記シンチレータの前記凸部と、前記反射層の、前記シンチレータの前記凸部を覆う部分と、が収納されるため、
    前記収納部と、前記反射層の、前記シンチレータの前記凸部を覆う部分と、の間の雰囲気は、大気圧よりも減圧されている請求項1記載の放射線検出モジュール。
  3. 複数の光電変換部を有するアレイ基板と、
    前記複数の光電変換部の上に設けられたシンチレータと、
    前記シンチレータの上に設けられた反射層と、
    前記反射層の上方を覆い、前記反射層の上端の局部的な凸部を収納する収納部を有する防湿部と、
    を備え、
    前記シンチレータの内部の空隙の雰囲気、および、前記収納部と、前記反射層の上端の局部的な前記凸部と、の間の雰囲気は、大気圧よりも減圧されている放射線検出モジュール。
  4. 前記防湿部は、シート状を呈し、厚みが10μm以上、50μm以下である請求項1~3のいずれか1つに記載の放射線検出モジュール。
  5. 前記防湿部は、樹脂膜、金属膜、および無機膜の少なくとも二種が積層された積層シート、または、金属を含むシートである請求項1~4のいずれか1つに記載の放射線検出モジュール。
  6. 請求項1~5のいずれか1つに記載の放射線検出モジュールと、
    前記放射線検出モジュールと電気的に接続された回路基板と、
    を備えた放射線検出器。
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