JP7353105B2 - 濁度測定装置および凝集槽 - Google Patents

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Description

本発明は、槽内に貯留される液体の濁度を測定する濁度測定装置および濁度測定装置を備えた凝集槽に関する。
従来、例えば浄水場等において、図14に示すような汚泥処理を行っている。原水101(汚泥)を混和槽102に供給し、混和槽102内の原水101に凝集剤103を注入して攪拌し、その後、凝集槽104において、混和槽102から供給された微小フロック群を攪拌用パドル105によって順次攪拌し、粒径の大きな凝集フロック106を形成する。その後、沈殿池107において、凝集槽104から供給された凝集フロック106を沈殿させ、上澄み液108を処理した後に放流している。
沈殿池107の出口には、沈殿池107内の上澄み液108の濁度を測定する濁度測定装置109が設けられている。濁度測定装置109は、図15に示すように、工業用のテレビカメラ110(ITV)と照明装置111とを気密容器112内に収納し、沈殿池107内の液面下に没したものである。
気密容器112には、ガラス窓113,114と、ガラス窓113,114の表面の汚れを取り除くためのワイパー115とが設けられている。照明装置111の照明光は、ガラス窓113,114と両ガラス窓113,114間の上澄み液108とを経て、テレビカメラ110に取り込まれる。
これによると、濁度測定装置109で沈殿池107内の上澄み液108の濁度を測定し、この測定値に基づいて混和槽102への凝集剤103の注入量等を調節している。例えば、測定した上澄み液108の濁度が基準値よりも高い場合、凝集剤103の注入量を増加させ、測定した上澄み液108の濁度が基準値よりも低い場合、凝集剤103の注入量を減少させている。
上記のような汚泥処理システムについては例えば下記特許文献1に記載されている。
特公平6-61410
しかしながら上記の従来形式では、凝集槽104における攪拌工程に数十分の時間を要し、沈殿池107における沈殿工程に数時間を要するため、上記のように沈殿池107の出口で測定した濁度に基づいて凝集剤103の注入量を調節する際、数時間のタイムラグが発生し、凝集剤103を最適な注入量に調節することが困難であった。
このようなタイムラグを低減させるための対策として、凝集槽104内に貯留される液体116(汚泥)の濁度を測定することが考えられる。しかしながら、凝集槽104内の液面上からカメラ撮影しようとすると、凝集槽104内の液体116が攪拌用パドル105等の攪拌装置で攪拌されているため、凝集槽104内の液面が大きく波打ち、安定した画像を得ることができず、また、凝集槽104内の液体116中でカメラ撮影しようとすると、凝集槽104内の凝集フロック106が妨げとなって、本来測定したい凝集フロック106を除いた液分の濁度が測定できないといった問題がある。
また、従来の濁度測定装置109では、テレビカメラ110と照明装置111とを内蔵した気密容器112が沈殿池107内の液面下に没した状態で撮影するため、ガラス窓113,114の表面に汚れが付着し易く、正確な撮影データを得ることができなくなる虞がある。このため、ワイパー115を作動して、頻繁にガラス窓113,114を清掃する必要があるが、このようなワイパー115等の清掃手段が必要になるため、濁度測定装置109の構造が複雑化し、ワイパー115とガラス窓113,114との間に異物が挟まってワイパー115が破損したり、ガラス窓113,114に傷が付くといった不具合が発生し易い。
本発明は、簡素な構造で、安定した画像を得ることが可能な濁度測定装置、および、濁度測定装置を備えた凝集槽を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、槽内に貯留される液体の濁度を測定する濁度測定装置であって、
筒部材と、
筒部材内に設けられた濁度判定標識と、
濁度判定標識を撮影可能な撮影手段とを有し、
筒部材は、液面下に没する水没部と、液面上に突出する突出部と、水没部の下端に形成された下端開口部とを有し、
濁度判定標識は筒部材内の液面下に没しており、
撮影手段は筒部材内の液面よりも上方に位置し、
下端開口部は濁度判定標識の下方に位置し、
筒部材の水没部内で且つ濁度判定標識と下端開口部との間には、液体中の凝集フロックが沈降する凝集フロック沈降領域が形成されており、
濁度判定標識と下端開口部との上下間の距離は筒部材内の液面と濁度判定標識との上下間の距離よりも長く設定されており、
濁度判定標識よりも上方における筒部材内の液体を筒部材外へ排出可能であるものである。
これによると、撮影手段で筒部材内の濁度判定標識を撮影し、この画像に基づいて筒部材内の液体の濁度を求める。この際、筒部材の水没部が槽内の液面下に没しているため、筒部材の周囲の液面が波打っていても、この波は筒部材に当って遮断され、筒部材内の液面は波立ちの少ない平穏な状態に保たれる。これにより、安定した画像を得ることができる。
また、撮影手段は、液面下に没せず、筒部材内の液面よりも上方に位置するため、液体中の汚れが撮影手段に付着することはなく、ガラス窓を清掃する等の清掃手段が不要になる。これにより、濁度測定装置の構造が簡素化される。
さらに、筒部材内の凝集フロック沈降領域において液体中の凝集フロックが沈降するため、筒部材内の液面付近には、粗大化した凝集フロックが少ない上澄み液が出現し、濁度判定標識は筒部材内の液面下に没した状態で上澄み液中に存在する。撮影手段で濁度判定標識を撮影することにより、この画像に基づいて、液体中の凝集フロックに妨げられることなく、筒部材内の上澄み液の濁度を求めることができる。
本第2発明における濁度測定装置は、筒部材は上端が閉口し、
筒部材内の液面が筒部材外の液面よりも低いものである。
これによると、筒部材内は大気圧よりも高い正圧で水封された状態となり、筒部材内の液面の変動と波立ちが抑制される。
本第3発明における濁度測定装置は、筒部材内の液面よりも上方から濁度判定標識を照射可能な照明装置を有し、
筒部材は遮光性を備え、
撮影手段の撮影中心軸が、筒部材内の液面に対し、斜め下方に向けて傾いているものである。
これによると、撮影手段の撮影中心軸が筒部材内の液面に対して斜め下方に向けて傾いているため、照明装置の照射光が筒部材内の液面に反射して生じる反射光が撮影手段の視野に入り込む量を低減することができる。これにより、撮影した画像に反射光が映り込んでしまうのを低減することができるため、得られた画像から筒部材内の液体の濁度を正確に求めることができる。
また、外部から筒部材内に入射しようとする光が遮断されるため、外部からの光が筒部材内の液面で反射する等の悪影響を防止することができる。
本第発明における濁度測定装置は、筒部材内の液面から筒部材の下端までの長さが筒部材の下端開口部の直径の1~10倍に設定されているものである。
本第発明における濁度測定装置は、筒部材内に気体を供給する気体供給装置と、
筒部材内の液体を揚水して筒部材外へ排出する揚水管とを有し、
揚水管は、一端が筒部材内で開口するとともに、他端が筒部材外で開口し、
揚水管の一端開口部が筒部材外の液面よりも下位であり、
揚水管の他端開口部が筒部材外の液面よりも上位であるものである。
これによると、気体供給装置から筒部材内に気体を供給することにより、筒部材内の液体が、揚水管の一端開口部から流入する気体に同伴して押し上げられて揚水管内を上昇し、揚水管の他端開口部から筒部材外に排出される。
このように筒部材内の液体が揚水管を通って筒部材外に排出されると、これに伴って、槽内の液体が筒部材の下端開口部から筒部材内に流入するため、筒部材内の液体が筒部材の外部との間でゆっくりと循環して入れ替えられる。これにより、常に最新の性状の液体を筒部材内に導入して、その濁度を測定することができる。
本第発明における濁度測定装置は、濁度判定標識の上面に、明度および大きさの少なくともいずれかが異なる標識が表示されているものである。
これによると、撮影手段で筒部材内の濁度判定標識を撮影し、その標識の画像を処理することにより、筒部材内の液体の濁度を求めることができる。
本第発明における濁度測定装置は、濁度判定標識は上面が傾斜しているものである。
これによると、上面が傾斜せずに水平になった濁度判定標識を用いた場合に比べて、筒部材内の液体の濁度の測定精度を向上させることができる。
本第発明は、上記第1発明から第発明のいずれか1項に記載の濁度測定装置を備えた凝集槽であり、
槽内の汚泥と汚泥に注入された凝集剤とを攪拌する攪拌装置が設けられているものである。
これによると、槽内の汚泥に凝集剤を注入して、攪拌装置で攪拌することによって、凝集フロックが形成される。この際、槽内の液面が波打っても、この波は濁度測定装置の筒部材に当って遮断されるため、筒部材内の液面は波立ちの少ない平穏な状態に保たれる。これにより、安定した画像を得ることができ、凝集槽において濁度を測定することができる。
以上のように本発明によると、簡素な構造で、安定した画像を得ることが可能な濁度測定装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における濁度測定装置を備えた汚泥処理システムの一部を示す図である。 同、濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 図2におけるX-X矢視図である。 同、濁度測定装置の濁度判定標識の拡大平面図である。 同、濁度測定装置によって撮影された標識の二値化後の画像の面積値と濁度との関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態における濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 本発明の第3の実施の形態における濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 本発明の第4の実施の形態における濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 本発明の第5の実施の形態における濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 本発明の第6の実施の形態における濁度測定装置を備えた凝集槽の断面図である。 本発明の第7の実施の形態における濁度測定装置の濁度判定標識の拡大平面図である。 本発明の第8の実施の形態における濁度測定装置の濁度判定標識の拡大平面図である。 本発明の第9の実施の形態における濁度測定装置の濁度判定標識の拡大平面図である。 従来の濁度測定装置を備えた汚泥処理システムを示す図である。 同、濁度測定装置の断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は産業廃水処理システムの一部であり、凝集槽2と、その下流側に設置された沈殿池3とを有している。凝集槽2には、凝集槽2内に貯留される汚泥5(液体の一例)に高分子凝集剤6を注入する注入装置7と、凝集槽2内の汚泥5を攪拌する攪拌装置8と、濁度測定装置10とが備えられている。
尚、図1および図2では、濁度測定装置10の構造を理解し易くするために、凝集槽2のサイズに対して濁度測定装置10のサイズを実際のサイズ以上に大きく表現しており、実機においては、凝集槽2のサイズに対する濁度測定装置10のサイズは図1および図2に示す割合よりも小さいものである。また、後述する他の実施の形態(図6~図10)についても同様である。
高分子凝集剤6を注入装置7から凝集槽2内の汚泥5に注入し、攪拌装置8で攪拌することにより、径の大きな凝集フロック12(粗大フロック)が汚泥5中に形成される。
また、沈殿池3では汚泥5中の凝集フロック12を沈殿させ、上澄み液13を沈殿池3の出口から取り出して中和処理等を行った後に放流する。
図2~図4に示すように、濁度測定装置10は、上端が閉口し下端が開口する円形の筒部材20と、筒部材20内に設けられた濁度判定標識21と、濁度判定標識21を撮影可能なカメラ22(撮影手段の一例)と、照明装置23と、筒部材20内に圧縮空気24(気体の一例)を供給する空気供給装置25(気体供給装置の一例)と、筒部材20内の汚泥5を揚水して筒部材20外へ排出する揚水管26と、筒部材20を凝集槽2に取り付ける取付部材27とを有している。
筒部材20は、金属製又は樹脂製の遮光体からなり、円筒状の周壁部30と、周壁部30の上端に設けられた天井部31と、液面35下に没する水没部32と、液面35上に突出する突出部33と、水没部32の下端に形成された下端開口部34とを有している。尚、筒部材20の上部が突出部33として構成され、突出部33の下方が水没部32として構成されている。
また、筒部材20内の液面37は筒部材20外の液面35よりも低く、濁度判定標識21は筒部材20内の液面37下に没している。尚、筒部材20内の液面37から筒部材20の下端までの長さAは下端開口部34の直径Dの1~10倍(より好ましくは4~6倍)に設定されている。
濁度判定標識21は、平板状の部材であり、取付軸28を介して筒部材20に取り付けられている。濁度判定標識21の上面には、大きさが同じで且つ明度(濃淡)が異なる複数の円形の標識39a~39eが表示されている。このうち、一端部に配置された標識39aは最も黒色に近い濃い灰色であり、他端部に配置された標識39eは最も白色に近い淡い灰色であり、中間部に配置された標識39b~39dは白黒の濃淡の度合いが段階的に異なった灰色である。尚、濁度判定標識21はその上面を水平方向にして取り付けられている。
カメラ22は、筒部材20の天井部31に取り付けられて、筒部材20内の液面37よりも上方に位置している。尚、カメラ22の撮影中心軸41は筒部材20内の液面37に対して直交している。また、カメラ22にはケーブル42を介して画像処理装置(図示省略)が接続されている。
照明装置23は、円環状の照明であり、カメラ22のレンズ部分の周囲を取り囲むようにして筒部材20の天井部31に取り付けられており、筒部材20内の液面37よりも上方位置から濁度判定標識21を照射する。尚、照明装置23の光源には例えばLED等が使用されている。
筒部材20の周壁部30は濁度判定標識21よりも下方に延伸されており、筒部材20の水没部32内で且つ濁度判定標識21の下方に、汚泥5中の凝集フロック12が沈降する凝集フロック沈降領域44が形成されている。
空気供給装置25は、エアポンプ等からなり、給気管46を介して筒部材20の天井部31に接続されている。
揚水管26は、一端が筒部材20内で開口するとともに、他端が筒部材20外で開口し、上下方向の直管部26aが筒部材20内に設けられている逆L形の管である。揚水管26の一端開口部47は、筒部材20外の液面35よりも下位にあり、下向きに開口している。また、揚水管26の他端開口部48は、筒部材20外の液面35よりも上位にあり、横向きに開口している。
以下、上記構成における作用を説明する。
高分子凝集剤6を注入装置7から凝集槽2内の汚泥5に注入し、凝集槽2内の汚泥5を攪拌装置8で攪拌することにより、径の大きな凝集フロック12を凝集槽2内の汚泥5中に形成する。
この際、後述するように、筒部材20内の汚泥5が揚水管26を通じて筒部材20外へ排出されるため、筒部材20外の汚泥5が下端開口部34から筒部材20内に流入するが、筒部材20内の凝集フロック沈降領域44において汚泥5中の凝集フロック12が沈降するため、筒部材20内の液面37付近には、粗大化した凝集フロック12が少ない上澄み液50が出現し、濁度判定標識21は筒部材20内の液面37下に没した状態で上澄み液50中に存在する。そして、照明装置23で濁度判定標識21を照射し、カメラ22で濁度判定標識21を撮影し、撮影した濁度判定標識21の標識39a~39eの画像を二値化処理等することにより、汚泥5中の凝集フロック12に妨げられることなく、筒部材20内の上澄み液50の濁度を求めることができる。
この際、攪拌装置8が凝集槽2内の汚泥5を攪拌することによって、筒部材20の周囲の液面35が波打ったとしても、筒部材20の水没部32が液面35下に没しているため、この波は筒部材20の周壁部30に当って遮断され、筒部材20内の液面37は波立ちの少ない平穏な状態に保たれる。これにより、安定した画像を得ることができる。
このように、凝集槽2内の汚泥5の上澄み液50の濁度を濁度測定装置10で測定することができるため、測定された濁度に基づいて、注入装置7から凝集槽2内に注入される高分子凝集剤6の注入量を調節することにより、タイムラグが短縮され、高分子凝集剤6の注入量を最適な注入量に調節することができる。
また、カメラ22は、液面37下に没せず、筒部材20内の液面37よりも上方に位置するため、汚泥5中の汚れがカメラ22に付着することはなく、ガラス窓を清掃する等の清掃手段が不要になる。これにより、濁度測定装置10の構造が簡素化される。
また、空気供給装置25から筒部材20内に圧縮空気24を供給することにより、筒部材20内の上澄み液50が、揚水管26の一端開口部47から流入する圧縮空気24の気泡に同伴して押し上げられて揚水管26内を上昇し、他端開口部48から筒部材20外に排出される。
このようなエアリフト作用によって筒部材20内の上澄み液50が揚水管26を通って筒部材20外に排出されると、これに伴って、凝集槽2内の汚泥5が筒部材20の下端開口部34から筒部材20内に流入するため、筒部材20内の汚泥5が筒部材20の外部との間でゆっくりと循環して入れ替えられる。これにより、常に最新の性状の汚泥5を筒部材20内に導入して、その濁度を測定することができる。
この際、筒部材20内は大気圧よりも高い正圧で水封された状態となり、筒部材20内の液面37の変動と波立ちが抑制される。
また、凝集フロック12の沈降速度をV1(通常は数cm/分)とし、上澄み液50と気泡との混合流体が揚水管26内を下から上へ流れる時の管内流速をV2とすると、管内流速V2が沈降速度V1よりも低速(すなわちV1>V2)になるように設計されている。
これにより、凝集フロック沈降領域44において凝集フロック12が確実に沈降し、凝集フロック沈降領域44の凝集フロック12が上昇して揚水管26内に流入するのを防止することができる。
尚、図2に示すように、筒部材20内の液面37から筒部材20の下端までの長さAを下端開口部34の直径Dの1~10倍に設定しているため、攪拌装置8による攪拌の影響を受け難くなり、濁度測定までのタイムラグを短くすることができる。例えば、仮に上記長さAを上記直径Dの1倍未満に設定すると、下端開口部34が濁度判定標識21の下方近傍に位置することになるため、攪拌装置8による攪拌の影響を受け易くなってしまう。また、仮に上記長さAが上記直径Dの10倍を超えると、下端開口部34から筒部材20内に流入した汚泥5が上昇して濁度判定標識21に達するまでに時間を要し、濁度測定までのタイムラグが長くなってしまう。
また、筒部材20は遮光体からなるため、外部から筒部材20内に入射しようとする光が遮断され、これにより、外部からの光が筒部材20内の液面37で反射する等の悪影響を防止することができる。
尚、撮影された濁度判定標識21の標識39a~39eは以下のような画像処理を施される。カメラ22で撮影された標識39a~39eの画像を所定の明度閾値で二値化し、二値化後の標識39a~39eの画像の面積値と濁度との相関関係に基づいて、濁度を求める。
例えば、筒部材20内の上澄み液50中の濁質が黒色や赤色等の有色成分を含んでいる場合、上澄み液50の濁り具合が上昇すると、撮影された標識39a~39eの画像を所定の明度閾値で二値化した場合、各標識39a~39eの画像のうちの黒と認識される部分の面積(又は標識の数)が増えるとともに、白と認識される部分の面積(又は標識の数)が減る関係がある。また、上澄み液50の濁り具合が低下すると、撮影された標識39a~39eの画像を所定の明度閾値で二値化した場合、各標識39a~39eの画像のうちの黒と認識される部分の面積(又は標識の数)が減るとともに、白と認識される部分の面積(又は標識の数)が増える関係がある。
図5は、二値化後の標識39a~39eの画像の黒と認識される部分の面積値と濁度との相関関係を示すグラフである。これによると、濁度が上昇した場合、二値化後の標識39a~39eの画像の黒と認識される部分の面積値が一定の割合で上昇する。このうち、第1のグラフG1は、上記第1の実施の形態において、上面を水平方向にした濁度判定標識21を使用した場合に該当する。また、第2のグラフG2は、後述する第2の実施の形態において、上面が上下方向に傾斜している濁度判定標識21を使用した場合に該当する。
尚、上記第1の実施の形態では、上澄み液50中の濁質が有色成分を含んでいる場合について説明したが、上澄み液50中の濁質が白色成分のみを含んでいる場合は、濁度が大きくなるほど、白と認識される部分の面積値が増加するため、図5のグラフとは逆の関係になり、黒と認識される部分の面積値が小さくなるので、この点について注意が必要である。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図6に示すように、濁度判定標識21は、その上面が上下方向に傾斜した状態で、筒部材20内に設けられている。ここでは、一端部に配置された最も黒色に近い濃い灰色の標識39aを上位にし、他端部に配置された最も白色に近い淡い灰色の標識39eを下位にして、上位ほど明度が小さくなるように濁度判定標識21を傾斜させている。濁度判定標識21の傾斜角度Bは例えば45°に設定されている。
これによると、二値化後の標識39a~39eの画像の黒と認識される部分の面積値と濁度とは図5の第2のグラフG2のような関係になる。図5の第2のグラフG2の傾きC2は第1のグラフG1の傾きC1よりも大きいため、第1のグラフG1と比べて第2のグラフG2の方が、面積値の変化量に対する濁度の変化量が小さくなる。これにより、第1のグラフG1よりも第2のグラフG2の方が、面積値の誤差に対する濁度の誤差が小さくなるので、濁度判定標識21を傾斜させた方が、濁度判定標識21を水平方向にした第1の実施の形態と比べて、濁度の測定精度を向上させることができる。
また、筒部材20内の上澄み液50中に、凝集フロック12より微細な固形粒子が存在しても、このような微細固形粒子は傾斜した濁度判定標識21の上面に堆積し難いため、安定した測定が可能である。
尚、上記第2の実施の形態では、濁度判定標識21の傾斜角度Bを45°に設定しているが、濁度判定標識21を45°以外の傾斜角度Bで傾斜させてもよい。また、濁度判定標識21の傾斜角度Bを変更可能にし、汚泥5の性状等に応じて最適な傾斜角度Bに調節してもよい。
また、上記第2の実施の形態では、一端部に配置された最も黒色に近い濃い灰色の標識39aが上位で且つ他端部に配置された最も白色に近い淡い灰色の標識39eが下位になるように濁度判定標識21を傾斜させているが、逆に、一端部に配置された標識39aが下位で且つ他端部に配置された標識39eが上位になるように濁度判定標識21を傾斜させてもよい。或いは、最も黒色に近い濃い灰色の標識39aのみを複数個配列した濁度判定標識を傾斜させてもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、図7に示すように、筒部材20は汚泥5の液面35,37に対して所定角度で傾斜しており、これにより、カメラ22の撮影中心軸41が、筒部材20内の液面37に対し、斜め下方に向けて所定角度Eで傾いている。
これによると、照明装置23の照射光55が筒部材20内の液面37に反射して生じる反射光56がカメラ22の視野に入り込む量を低減することができる。これにより、撮影した画像に反射光56が映り込んでしまうのを低減することができるため、得られた画像から筒部材20内の上澄み液50の濁度を正確に求めることができる。
(第4の実施の形態)
上記第3の実施の形態では、図7に示すように、筒部材20を液面35,37に対して所定角度で傾斜させることにより、カメラ22の撮影中心軸41を筒部材20内の液面37に対して斜め下方に向けて所定角度Eで傾斜させているが、以下に説明する第4の実施の形態では、図8に示すように、筒部材20を、液面35,37に対して、傾斜させず、垂直に立てている。
カメラ22は筒部材20の天井部31に傾斜して取り付けられており、これにより、カメラ22の撮影中心軸41が、筒部材20内の液面37に対し、斜め下方に向けて所定角度Eで傾斜している。
また、照明装置23は筒部材20の周壁部30に傾斜して取り付けられており、これにより、照明装置23の光軸58が、筒部材20内の液面37に対し、斜め下方に向けて傾斜している。
これによると、上記第3の実施の形態と同様の作用および効果を得ることができる。
尚、上記第4の実施の形態では、カメラ22と照明装置23との両方をそれぞれ傾斜させているが、いずれか片方のみを傾斜させてもよい。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、図9に示すように、揚水管26は、一端が筒部材20内で開口するとともに、他端が筒部材20外で開口し、上下方向の直管部26aが筒部材20外に設けられているJ形の管である。揚水管26の一端開口部47は、筒部材20外の液面35よりも下位にあり、上向きに開口している。また、揚水管26の他端開口部48は、筒部材20外の液面35よりも上位にあり、上向きに開口している。
これによると、上記第1の実施の形態と同様のエアリフト作用によって、筒部材20内の上澄み液50が揚水管26を通って筒部材20外に排出され、筒部材20内の汚泥5が筒部材20の外部との間でゆっくりと循環して入れ替えられる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態では、図10に示すように、筒部材20内の径方向の横断面積は、濁度判定標識21よりも下方領域において、下端開口部34に向かうほど次第に縮小され、下端開口部34において最小になっている。
これによると、エアリフト作用によって筒部材20内の上澄み液50が揚水管26を通って筒部材20外に排出されると、これに伴って、凝集槽2内の汚泥5が筒部材20の下端開口部34から筒部材20内に流入するため、筒部材20内の汚泥5が筒部材20の外部との間でゆっくりと循環して入れ替えられる。
この際、筒部材20内の横断面積は下端開口部34から上方ほど次第に拡大するため、下端開口部34から筒部材20内に流入した汚泥5は、上昇するほど、その流速が低下していく。これにより、汚泥5中の凝集フロック12が沈降し易くなり、このため、筒部材20内の液面37から筒部材20の下端までの長さAを短縮することができると共に、凝集フロック沈降領域44において、汚泥5中の凝集フロック12を確実に沈降させることができる。これにより、筒部材20を上下方向において小型軽量化することができる。
(その他の実施の形態)
第7の実施の形態として、図11に示すように、濁度判定標識21の標識39a~39eは、明度が同じ(全て黒色)で大きさが異なっているものでもよい。また、第8の実施の形態として、図12に示すように、濁度判定標識21の標識39a~39eは、明度と大きさの両者が異なっているものでもよい。さらに、第9の実施の形態として、図13に示すように、濁度判定標識21の標識39a~39eは、1つの円の中心ほど濃く、円の外周ほど薄くなるものであってもよい。
また、標識39a~39eは、円形に限定されるものではなく、円形以外の形状例えば四角形等であってもよい。また、標識39a~39eは白色と黒色の濃淡を段階的に変化させているが、白黒に限定されるものではなく、汚泥5等の液体の性状に応じて例えば青色や赤色の濃淡を段階的に変化させてもよい。
上記各実施の形態では、濁度判定標識21は筒部材20内の液面37下に完全に没しているが、全ての標識39a~39eが筒部材20内の液面37下に没していれば、濁度判定標識21の一部が筒部材20内の液面37上に突出していてもよい。
2 凝集槽
5 汚泥(液体)
10 濁度測定装置
12 凝集フロック
20 筒部材
21 濁度判定標識
22 カメラ(撮影手段)
23 照明装置
24 圧縮空気(気体)
25 空気供給装置(気体供給装置)
26 揚水管
32 水没部
33 突出部
34 下端開口部
35 筒部材外の液面
37 筒部材内の液面
39a~39e 標識
41 撮影中心軸
44 凝集フロック沈降領域
47 一端開口部
48 他端開口部
A 筒部材内の液面から筒部材の下端までの長さ
D 下端開口部の直径

Claims (8)

  1. 槽内に貯留される液体の濁度を測定する濁度測定装置であって、
    筒部材と、
    筒部材内に設けられた濁度判定標識と、
    濁度判定標識を撮影可能な撮影手段とを有し、
    筒部材は、液面下に没する水没部と、液面上に突出する突出部と、水没部の下端に形成された下端開口部とを有し、
    濁度判定標識は筒部材内の液面下に没しており、
    撮影手段は筒部材内の液面よりも上方に位置し、
    下端開口部は濁度判定標識の下方に位置し、
    筒部材の水没部内で且つ濁度判定標識と下端開口部との間には、液体中の凝集フロックが沈降する凝集フロック沈降領域が形成されており、
    濁度判定標識と下端開口部との上下間の距離は筒部材内の液面と濁度判定標識との上下間の距離よりも長く設定されており、
    濁度判定標識よりも上方における筒部材内の液体を筒部材外へ排出可能であることを特徴とする濁度測定装置。
  2. 筒部材は上端が閉口し、
    筒部材内の液面が筒部材外の液面よりも低いことを特徴とする請求項1記載の濁度測定装置。
  3. 筒部材内の液面よりも上方から濁度判定標識を照射可能な照明装置を有し、
    筒部材は遮光性を備え、
    撮影手段の撮影中心軸が、筒部材内の液面に対し、斜め下方に向けて傾いていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の濁度測定装置。
  4. 筒部材内の液面から筒部材の下端までの長さが筒部材の下端開口部の直径の1~10倍に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の濁度測定装置。
  5. 筒部材内に気体を供給する気体供給装置と、
    筒部材内の液体を揚水して筒部材外へ排出する揚水管とを有し、
    揚水管は、一端が筒部材内で開口するとともに、他端が筒部材外で開口し、
    揚水管の一端開口部が筒部材外の液面よりも下位であり、
    揚水管の他端開口部が筒部材外の液面よりも上位であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の濁度測定装置。
  6. 濁度判定標識の上面に、明度および大きさの少なくともいずれかが異なる標識が表示されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の濁度測定装置。
  7. 濁度判定標識は上面が傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の濁度測定装置。
  8. 上記請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の濁度測定装置を備えた凝集槽であり、
    槽内の汚泥と汚泥に注入された凝集剤とを攪拌する攪拌装置が設けられていることを特徴とする凝集槽。
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