JP7352426B2 - 螺旋管の製管方法及び製管装置 - Google Patents

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Description

本発明は、帯状部材から螺旋管を製管する方法及び装置に関し、特に製管中異常があったときに螺旋管から帯状部材を引き剥がす工程を含む製管方法及び前記引き剥がしを実行可能な装置に関する。
老朽化した下水道管などの既設管の内周に螺旋管をライニングして、前記既設管を更生することは公知である。
特許文献1には、自走式の製管装置によって、帯状部材を螺旋状に巻回して螺旋管を構築することが開示されている。帯状部材の帯幅方向の両縁部には、雌雄の嵌合部が形成されている。前記製管装置は、製管中の螺旋管における延伸前方側の管端部の一箇所の内周上に配置されている。製管装置の一対の駆動ローラによって、帯状部材における未製管の後続帯部を挟み付けるとともに前記管端部へ向けて斜めに押し込む。これによって、後続帯部及び管端部の互いに対向する嵌合部どうしが凹凸嵌合されて製管が進展される。同時に推進反力が生じて製管装置が巻き方向に沿って推進される。
特許文献2には、合成樹脂製の帯本体と、鋼製(金属製)の補強帯材を含む帯状部材が開示されている。帯本体の外周側部(螺旋管に製管されたとき外周を向く側部)には、リブ及び一対の係止突起が設けられている。補強帯材が、前記リブに被さるようにして帯本体の外周側部に添えられ、補強帯材の両端部が一対の係止突起に係止されている。
国際公開2018/043619 特開2019-142181号公報
帯状部材から螺旋管を製管中、帯状部材の嵌合部どうしの凹凸嵌合が正しくなされていなかったり帯状部材に傷があったり等の異常があった場合、修復のために管端部から帯状部材の一部を引き剥がす必要がある。この際、一対の駆動ローラを逆転駆動させて、帯状部材を引き戻す方向へ力をかける。
一方、帯状部材が帯本体及び補強帯材を含む場合、前記嵌合部どうしの嵌合力が強いと、逆転駆動の際、嵌合が外れる前に、螺旋管を構成する帯状部材の帯本体が補強帯材から外れて螺旋管の内周側へ浮き上がる現象が発生する。このようになった場合、製管装置を一度取外し、帯状部材を工具などで切断し、再度製管装置を取り付ける作業が必要となるため、施工時間に影響を及ぼす。
本発明は、かかる事情に鑑み、帯本体及び補強帯材を含む帯状部材からなる螺旋管の製管時に異常があった場合に修復のために逆転駆動させる際、帯本体の嵌合部どうしの嵌合力が強くても、帯本体と補強帯材が分離されるのを防止して、管端部から帯状部材の一部を円滑に引き剥がし可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明方法は、帯幅方向の両縁部に凹状又は凸状又は凹凸状の嵌合部が形成された合成樹脂製の帯本体、及び該帯本体の外周側部に設けられた金属製の補強帯材を含む帯状部材を、螺旋状の巻き方向に沿って巻回して、前記両縁部の一周違いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させることによって、前記帯状部材からなる螺旋管を製管する方法であって、
製管中の螺旋管における管軸方向の延伸前方側の管端部の一箇所の内周側に配置された製管装置の一対の駆動ローラによって、前記帯状部材における未製管の後続帯部を挟み付ける工程と、
前記駆動ローラの正転駆動によって前記後続帯部を前記管端部上の嵌合位置へ向けて斜めに押し込む工程と、
前記押し込みによって、前記嵌合位置において前記後続帯部と前記管端部の互いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させる工程と、
前記押し込み及び前記凹凸嵌合により生じる推進反力によって、前記製管装置を前記巻き方向の推進前方側へ推進させる工程と、を実行し、
さらに、製管異常時には、前記製管装置に搭載の押さえ治具を、前記管端部における前記後続帯部と連なる第1巻き部分の延伸後方側に隣接する第2巻き部分の内周面と当接又は近接させる工程と、
前記駆動ローラの逆転駆動によって前記後続帯部を前記押し込む向きとは逆方向へ引き込むことによって、前記第1巻き部分と前記第2巻き部分との嵌合部どうしの凹凸嵌合を解除する工程を実行することを特徴とする。
通常運転時は、駆動ローラの正転駆動によって製管装置が推進前方側へ推進されながら、帯状部材から螺旋管が製管される。
製管異常時には、修復のために駆動ローラを逆転駆動させる。ここで、螺旋管における嵌合部どうしの嵌合力が強いと、前記逆転駆動によって、前記嵌合部どうしの嵌合が外れる前に、帯本体が補強帯材から外れて管端部の内周側へ浮き上がろうとする。すると、該帯本体に押さえ治具が突き当たって浮き上がりを阻止する。これによって、帯本体と補強帯材とが分離されるのが防止される。したがって、管端部から第1巻き部分を円滑に引き剥がすことができる。よって、製管装置を管端部から取り外す必要が無い。不具合を直した後で再度製管装置を取り付ける必要も無い。この結果、施工時間が長くなるのを回避できる。
本発明装置は、帯幅方向の両縁部に凹状又は凸状又は凹凸状の嵌合部が形成された合成樹脂製の帯本体、及び該帯本体の外周側部に設けられた金属製の補強帯材を含む帯状部材を、螺旋状の巻き方向に沿って巻回して、前記両縁部の一周違いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させることによって、前記帯状部材からなる螺旋管を製管する装置であって、
製管中の螺旋管における管軸方向の延伸前方側の管端部の一箇所の内周側に、装置前後方向を前記巻き方向へ沿わせ、かつ装置幅方向を前記管軸方向へ沿わせて配置されて、前記巻き方向へ推進可能な装置フレームと、
前記装置フレームに設けられ、前記管端部に対して前記巻き方向へ移動可能に係止される管端係止部と、
回転軸を前記装置幅方向へ向けて前記装置フレームに設けられ、前記帯状部材における未製管の後続帯部を挟み付ける一対の駆動ローラ、並びに前記駆動ローラを正転駆動及び逆転駆動可能な動力源を含み、前記正転駆動によって前記後続帯部を前記管端部上の嵌合位置へ向けて斜めに押し込んで、前記凹凸嵌合及び前記推進のための力を得る駆動部と、
前記装置フレームに設けられ、少なくとも前記逆転駆動時には、前記管端部における前記後続帯部と連なる第1巻き部分の延伸後方側に隣接する第2巻き部分の内周面と当接又は近接される押さえ治具と、
を備えたことを特徴とする。
当該製管装置によれば、通常運転時は、駆動ローラの正転駆動によって推進されながら螺旋管を製管する。製管異常に対する修復のための逆転駆動時には、押さえ治具によって帯本体と補強帯材との分離を阻止することで、第1巻き部分の引き剥がしを円滑に行うことができる。
押さえ治具は、装置フレームに着脱可能であってもよい。通常運転時は押さえ治具を装置フレームから外しておき、必要時(製管異常の修復のための逆転駆動時)に押さえ治具を装置フレームに取り付けてもよい。
前記製管方法において、前記押さえ治具を、前記第2巻き部分における前記嵌合位置を挟んで前記巻き方向の両側の所定範囲内に配置することが好ましい。
前記製管装置において、前記押さえ治具が、前記嵌合位置を挟んで前記装置前後方向の両側の所定範囲内に配置されていることが好ましい。
これによって、逆転駆動時に補強帯材と帯本体との分離が起きるのを確実に阻止できる。
前記製管方法において、前記押さえ治具を、前記第2巻き部分における前記嵌合位置の真横位置に配置することが好ましい。これによって、逆転駆動時に補強帯材と帯本体との分離が起きるのを効果的に阻止できる。
前記製管装置において、前記押さえ治具が、前記嵌合位置の延伸後方側の側部に配置されていることが好ましい。これによって、押さえ治具が嵌合位置の真横位置に配置される。
前記押さえ治具が、回転軸を前記装置幅方向へ向けた押さえローラを含んでいてもよい。押さえローラは、製管装置の推進又は後退に伴って第2巻き部分上を転動できる。
前記押さえ治具が、前記第2巻き部分の内周面と対向する面を有する押さえ板部を含んでいてもよい。これによって、第2巻き部分の帯状部材を面で押さえることができる。
前記装置フレームと前記押さえ治具との間には、前記押さえ治具を前記装置フレームに対して前記装置幅方向及び前記装置前後方向と直交する装置高さ方向に位置調節可能な高さ調節機構が設けられていることが好ましい。
これによって、螺旋管の曲率に応じて押さえ治具を高さ調節することで、押さえ治具を第2巻き部分に確実に当接させたり近接距離を調整したりできる。曲率が違っても同一の押さえ治具で対応できる。
前記製管装置が、前記押さえ治具を、前記装置フレームに対して、前記装置幅方向に沿う軸線まわりに角度調節可能な角度調節機構を、更に備えていることが好ましい。
前記角度調節機構は、前記押さえ治具を前記装置フレームに対して前記装置幅方向に沿う軸線まわりに回転可能に連結する連結部と、前記押さえ治具の角度を保持する保持部とを含むことが好ましい。
装置フレームに対して押さえ治具の角度を調節することで、押さえ治具の先端部を高さ調節できる。調節後、保持部によって押さえ治具の角度を固定する。これによって、押さえ治具を第2巻き部分に確実に当接させたり近接距離を調整したりでき、曲率が違っても同一の押さえ治具で対応できる。
本発明によれば、帯本体及び補強帯材を含む帯状部材からなる螺旋管の製管時に異常があった場合に、修復のために駆動ローラを逆転駆動させるとき、管端部の嵌合部どうしの嵌合力が強くても、管端部の帯本体が補強帯材から分離して浮き上がるのを阻止できる。したがって、前記逆転駆動によって、管端部から帯状部材の一部を円滑に引き剥がすことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る更生管の製管工程を、管軸方向と直交する断面で示す正面図である。 図2は、図1のII-II線に沿う、平面断面図である。 図3は、製管装置によって作製中の前記更生管の斜視図である。 図4は、図1のIV-IV線に沿う、帯状部材の断面図である。 図5は、図1のV-V線に沿う、嵌合位置における断面図である。 図6は、製管異常に対する修復工程時の前記嵌合位置における断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る製管装置によって作製中の更生管の斜視図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係る製管装置によって作製中の更生管の平面断面図である。 図9は、前記第3実施形態の作製中の更生管の斜視図である。 図10は、本発明の第4実施形態に係る製管装置によって作製中の更生管の平面断面図である。 図11は、前記第4実施形態の作製中の更生管の斜視図である。 図12(a)は、本発明の第5実施形態に係る押さえ治具を大曲率半径の更生管に適用した状態で示す正面図である。図12(b)は、前記第5実施形態に係る押さえ治具を小曲率半径の更生管に適用した状態で示す正面図である。 図13(a)は、本発明の第6実施形態に係る押さえ治具を大曲率半径の更生管に適用した状態で示す正面図である。図16(b)は、前記第6実施形態に係る押さえ治具を小曲率半径の更生管に適用した状態で示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態(図1~図6)>
図1及び図2は、老朽化した下水道管1(既設管状体)を更生する様子を示したものである。下水道管1の内周に更生管9(螺旋管)がライニングされることで、下水道管1が更生されている。
なお、更生対象の既設管状体は、下水道管に限らず、上水道管、農業用水管、水力発電導水管、ガス管その他の既設管でもよく、トンネルであってもよい。
図3に示すように、更生管9は、帯状部材90からなる螺旋管によって構成されている。図4に示すように、帯状部材90は、帯本体91と、補強帯材92を含み、一定の断面に形成されて、図4の紙面と直交する帯長方向へ延びている。帯本体91は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂によって構成されている。補強帯材92は、鋼鉄(スチール)、鉄などの金属によって構成されている。
帯本体91は、平坦な平帯部91aと、帯幅方向(図4において左右)の両縁部の一対をなす凹凸状の嵌合部93,94と、帯幅方向の中間の2つ(複数)のT字断面のリブ95を含む。嵌合部93,94及びリブ95が、平帯部91aから外周側(螺旋管に製管されたとき外周を向く側、図4において下方)へ突出されている。嵌合部93,94には、それぞれ係止突起93c,94cが付加されている。
補強帯材92は、概略Ω字状ないしはM字状の断面形状を有している。該補強帯材92が、帯本体91の外周側部(図4において下側)に嵌め込まれて係合されている。補強帯材92の両端部は、係止突起93c,94cに係止されている。補強帯材92の側板の内面にリブ95が当たっている。
図3及び図5に示すように、更生管9(螺旋管)においては、帯状部材90が下水道管1の内周に沿って螺旋状に巻回されるとともに、該帯状部材90の両縁部の一周違いに隣接する嵌合部93,94どうしが凹凸嵌合されている。
製管中の更生管9における管軸方向の延伸前方側の管端部9eには、帯状部材90における未製管の後続帯部90bが連続している。詳細な図示は省略するが、後続帯部90bは、地上から発進人孔に垂下され、製管中の更生管9の内部を経て、管端部9eに連なっている。
ここで、管端部9eは、製管中の更生管9の延伸前方側の数周の巻き部分を云う。図2に示すように、管端部9eは、後続帯部90bと連なる第1巻き部分9eaと、該第1巻き部分9eaの延伸後方側に隣接する第2巻き部分9ebを含む。
図1~図3に示すように、管端部9eには自走式の製管装置10が配置されている。図5に示すように、製管装置10によって、後続帯部90bにおける管端部9eとの連続部分と管端部9eとの互いに対向する嵌合部93,94どうしの嵌合操作が行われる。該嵌合がなされる位置を「嵌合位置9p」と称す。
製管装置10は、特許文献1等に開示された製管装置と同様の基本構造を有している。詳しくは、図1~図3に示すように、製管装置10は、装置フレーム11と、管端係止部20と、駆動部30を備えている。
図において簡略的に示す装置フレーム11は、管端部9eの周方向の一箇所の内周側に配置されている。好ましくは、装置フレーム11の配置箇所内に嵌合位置9pが含まれている。装置フレーム11ひいては製管装置10の前後方向MDは、更生管9(螺旋管)の巻き方向へ向けられている。装置フレーム11ひいては製管装置10の幅方向WDは、装置前後方向MDと直交し、更生管9(螺旋管)の管軸方向(図2において上下方向)に沿っている。厳密には、図2に示すように、装置幅方向WDは、前記管軸方向に対して螺旋管のリード角分だけずれている。装置フレーム11ひいては製管装置10の高さ方向HDは、概略円形をなす管端部9eの直径方向にほぼ沿っている。
管端部9eの周方向における装置フレーム11の配置箇所以外の部分は、内周側へ解放されている。製管装置10には、管端部9eの円形状を内周側から規制する内周規制体が設けられていない。なお、管端部9eの外周には、ワイヤなどの条体からなる外周規制体が掛け回されていてもよい。前記条体の両端部が装置フレーム11に繋着されていてもよい。
図1に示すように、装置フレーム11の底部に管端係止部20が設けられている。管端係止部20は、装置フレーム11の前後方向MDに互いに離れた複数の管端係止部材21,22を含む。図5に示すように、管端係止部材21,22は、係止爪23を有している。該係止爪23が管端部9eに外周側から係止されている。管端係止部材21,22は、該係止された状態で管端部9eの巻き方向(図5において紙面と直交する方向)に摺動(移動)可能である。さらに管端係止部20が、管端部9eと接して転動されるローラを含んでいてもよい。
管端係止部20によって、装置フレーム11ひいては製管装置10が、管端部9eに対して脱落しないように、かつ巻き方向へ移動可能に係合されている。
図1に示すように、装置フレーム11に駆動部30が設けられている。駆動部30は、少なくとも一対の駆動ローラ31,32と、駆動源33を含む。駆動ローラ31,32は、装置フレーム11における管端係止部20よりも装置高さ方向HDの高所側に配置されている。駆動ローラ31,32の回転軸は装置幅方向WD(図1において紙面と直交する方向)へ向けられている。一対の駆動ローラ31,32の間に後続帯部90bが挟み付けられている。
駆動源33は、油圧モータなどのモータによって構成されている。駆動源33の出力軸と各駆動ローラ31,32とが、ギア等の動力伝達機構(図示省略)を介して接続されている。駆動源33によって、駆動ローラ31,32が回転駆動される。さらに、駆動源33又は前記動力伝達機構の回転方向の切り替えによって、駆動ローラ31,32が正転駆動及び逆転駆動可能である。
図1~図3に示すように、さらに製管装置10は、押さえ治具40を備えている。第1実施形態における押さえ治具40は、平板状の押さえ板部41を含む。押さえ板部41は、装置フレーム11の底部に取り付けられている。したがって、押さえ板部41は、製管装置10の推進に伴って装置フレーム11と一体に移動される。
図5に示すように、押さえ板部41ひいては押さえ治具40は、管端部9eの第2巻き部分9ebの内周面上に配置されている。押さえ板部41の底面41aが、第2巻き部分9ebの内周面に当接されるか、又は僅かに離れて近接されている。近接している場合の押さえ板部41と第2巻き部分9ebとの間の隙間dの大きさは、d=3mm程度以下が好ましい。隙間dが大きすぎると、所期の押さえ効果が得られない。
図2に示すように、押さえ治具40は、第2巻き部分9eb上における嵌合位置9pを挟んで巻き方向(装置前後方向MD)の両側の所定範囲R内に配置されている。好ましくは、押さえ治具40は、第2巻き部分9ebにおける嵌合位置9pの真横位置すなわち嵌合位置9pの延伸後方側の側部に配置されている。
更生管9(螺旋管)は、次のようにして製管される。
製管装置10の一対の駆動ローラ31,32によって後続帯部90bを挟み付けた状態で、これら駆動ローラ31,32を正転駆動させる。これによって、後続帯部90bが更生管9の内周側から管端部9e上の嵌合位置9pへ向けて斜めに押し込まれる。そして、嵌合位置9pにおいて、後続帯部90bと管端部9eの互いに対向する嵌合部93,94どうしが凹凸嵌合される。前記押し込み及び凹凸嵌合によって推進反力が生じ、製管装置10が管端部9eの巻き方向の推進前方側へ推進される。
言い換えると、駆動部30は、正転駆動によって後続帯部90bを斜めに押し込んで、前記凹凸嵌合及び前記推進のための力を得る。
これによって、製管が進み、更生管9が延伸される。
製管装置10の推進に伴って、押さえ治具40が装置フレーム11と一体に推進前方側へ前進移動される。
製管中、嵌合部93,94どうしの凹凸嵌合が正しくなされないことが起き得る。また、帯状部材90が傷付いて破損していることもある。このような製管異常が見つかった場合、修復作業を行う。
具体的には、製管装置10に搭載された押さえ治具40を第2巻き部分9ebの内周面と対面させて当接又は近接させる。その状態で、駆動ローラ31,32を逆転駆動させる。これによって、駆動ローラ31,32間に挟まれた後続帯部90bが前記押し込む向きとは逆方向へ引き込まれる。このため、第1巻き部分9eaと第2巻き部分9ebとの嵌合部93,94どうしの凹凸嵌合が解除され、第1巻き部分9eaが管端部9eから引き剥がされて、剥離帯部分9ea’となる。引き剥がしに伴って、製管装置10が推進後方側へ後退される。押さえ治具40は、装置フレーム11と一体に後退移動される。
このとき、前記嵌合部93,94どうしの凹凸嵌合の嵌合力が強いと、該凹凸嵌合が外れる前に、図6の二点鎖線にて示すように、管端部9eにおける帯本体91が補強帯材92から外れて管端部9eの内周側へ浮き上がろうとする。すると、図6の実線にて示すように、押さえ治具40が、第2巻き部分9ebの帯本体91に突き当たり、該第2巻き部分9ebの帯本体91を内周側から押さえる。これによって、帯本体91が補強帯材92から外れて浮き上がるのが阻止される。したがって、第1巻き部分9eaを管端部9eから円滑に引き剥がすことができる。これによって、製管装置10を管端部9eから取り外す必要が無く、不具合を直した後で再度製管装置10を取り付ける必要も無く、施工時間が長くなるのを回避できる。
上記のようにして、製管異常箇所まで第1巻き部分9eaを引き剥がした後、嵌合部93,94に異物等が詰まっているときは、それをブラシ等で除去する等、製管異常が起きた要因を取り除く。製管異常箇所において帯状部材90が破損している場合は、破損箇所を切除し、再接合する。再接合には、溶着、連結板などを用いることができる。
その後、駆動ローラ31,32を正転駆動させ、製管工程を再開する。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態(図7)>
図7に示すように、第2実施形態における押さえ治具40は、押さえローラ42を含む。押さえローラ42の回転軸は、装置幅方向WDへ向けられている。押さえローラ42は、該回転軸のまわりに自由回転可能になっている。押さえローラ42は、第2巻き部分9ebの内周面に当接されていてもよく、僅かに離れて近接されていてもよい。当接されている場合、装置フレーム11の推進又は後退に伴って、押さえローラ42が第2巻き部分9eb上を転動される。
<第3実施形態(図8~図9)>
押さえ治具40は、第2巻き部分9eb上の嵌合位置9pを挟んで巻き方向(装置前後方向MD)の両側の所定範囲R内に配置されていればよい。嵌合位置9pから片側200mm~300mm程度離れた地点までであれば押さえ治具として所要機能を果たす。
図8及び図9に示すように、第3実施形態においては、押さえ治具40が嵌合位置9pよりも装置前後方向MDの推進前方側に配置されている。
なお、更生管9(螺旋管)の口径は、例えば800mm~2000mm程度である。
<第4実施形態(図10~図11)>
図10及び図11に示すように、第4実施形態においては、押さえ治具40が嵌合位置9pよりも装置前後方向MDの推進後方側に配置されている。
<第5実施形態(図12)>
図12に示すように、第5実施形態においては、装置フレーム11と押さえ治具40との間に高さ調節機構50が設けられている。押さえ治具40が、高さ調節機構50を介して装置フレーム11に支持されている。
高さ調節機構50は、ホルダ51と、1又は複数(図では2つ)の調節ネジ52を含む。ホルダ51は、装置フレーム11に固定されている。該ホルダ51に押さえ治具40が装置高さ方向HDへ移動可能に保持されている。
ホルダ51には雌ネジ孔53が形成されている。該雌ネジ孔53に調節ネジ52がねじ込まれている。調節ネジ52の端部は、ホルダ51よりも装置高さ方向HDの底部側(図12において下側)へ突出して、押さえ治具40の底部の押さえ板部41と係合されている。
調節ネジ52のねじ込み量を調節することによって、押さえ板部41ひいては押さえ治具40が装置高さ方向に位置調節される。
これによって、製管異常に対する修復のための逆転駆動時に、押さえ治具40を第2巻き部分9ebに確実に当接させることができる。又は押さえ治具40と第2巻き部分9ebとの間の近接距離を調整できる。
さらには、更生管9の曲率に応じて、押さえ治具40を高さ調節できる。例えば図12(a)に示すように、更生管9の曲率半径が大きいときは、押さえ治具40を装置高さ方向HDの底部側へ寄せて位置させる。
図12(b)に示すように、更生管9の曲率半径が小さいときは、押さえ治具40を装置高さ方向HDの頂部側へ寄せて位置させる。これによって、更生管9の曲率に拘わらず、押さえ治具40を第2巻き部分9ebに確実に当接させたり近接距離を調整したりできる。したがって、更生管9の曲率に応じて押さえ治具40を取り換える必要が無く、曲率が違っても同一の押さえ治具40で対応できる。
<第6実施形態(図13)>
図13に示すように、第3実施形態においては、押さえ治具60が、角度調節機構70を介して装置フレーム11に角度調節可能に支持されている。押さえ治具60は、棒状に形成されている。押さえ治具60の先端の押さえ部61は先細ないしは球面状に形成されている。
角度調節機構70は、連結ピン71(連結部)と、保持部72を含む。連結ピン71は、ボルト等によって構成され、装置フレーム11から図13の紙面手前へ突出されている。連結ピン71の軸線は、図13の紙面と直交する装置幅方向へ向けられている。連結ピン71によって、押さえ治具60の中間部が、装置フレーム11に対して前記軸線まわりに回転可能に連結されている。
保持部72は、ガイド73と、保持部材74を含む。ガイド73は、円弧状の板形状に形成され、押さえ治具60の頭部(押さえ部61とは反対側の端部)に固定されている。ガイド73にガイド孔73bが形成されている。ガイド孔73bは、連結ピン71の軸線を中心とする円弧状になっている。
保持部材74は、軸線を装置幅方向(図13の紙面直交方向)へ向けたボルトによって構成されている。該保持部材74が、ガイド孔73bを通して装置フレーム11のネジ孔75にねじ込まれている。
図13(a)及び同図(b)に示すように、保持部材74を緩めることで、ガイド73が保持部材74に対して相対変位可能となり、押さえ治具60の回転が許容される。押さえ治具60の回転可能な角度範囲は、ガイド孔73bの円弧長によって規制される。
保持部材74を締め付けることで、ガイド73が保持部材74に対して固定され、押さえ治具60の回転が阻止される。これによって、押さえ治具60を前記角度範囲内の任意の角度に調節して、その角度に保持できる。
第6実施形態によれば、角度調節機構70によって、押さえ治具60の装置フレーム11に対する角度を調節することで、押さえ部61を装置高さ方向HDに位置調節できる。角度調節機構70は高さ調節機構としての機能を併有している。
これによって、第5実施形態(図12)と同様に、製管異常に対する修復のための逆転駆動時に、押さえ部61を第2巻き部分9eb(図2参照)に確実に当接させることができる。又は押さえ部61と第2巻き部分9ebとの間の近接距離を調整できる。
さらには、更生管9の曲率に応じて、押さえ部61を高さ調節できる。例えば図13(a)に示すように、更生管9の曲率半径が大きいときは、押さえ治具60の倒れ角度を相対的に小さくすることで、押さえ部61を装置高さ方向HDの底部側へ寄せて位置させる。図13(b)に示すように、更生管9の曲率半径が小さいときは、押さえ治具60の倒れ角度を相対的に大きくすることで、押さえ部61を装置高さ方向HDの頂部側へ寄せて位置させる。
これによって、更生管9の曲率に拘わらず、押さえ部61を第2巻き部分9ebに確実に当接させたり近接距離を調整したりできる。したがって、更生管9の曲率に応じて押さえ治具60を取り換える必要が無く、曲率が違っても同一の押さえ治具60で対応できる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、押さえ治具40は、装置フレーム11に着脱可能であってもよい。通常運転時は押さえ治具40を装置フレーム11から外しておき、必要時(製管異常の修復のための逆転駆動時)にだけ押さえ治具40を装置フレーム11に取り付けてもよい。
帯状部材90の断面形状は、適宜設計変更してもよい。一方の嵌合部93が凹溝を有する凹状断面に形成され、他方の嵌合部94が前記凹溝と嵌合可能な凸条を有する凸状断面に形成されていてもよい。
第3実施形態(図8、図9)及び第4実施形態(図10、図11)の押さえ治具40は、第1実施形態(図1~図3)と同様の押さえ板部41によって構成されているが、第2実施形態(図7)と同様の押さえローラ42によって構成されていてもよい。
押さえローラ42を第5実施形態(図12)と同様の高さ調節機構50によって高さ調節可能にしてもよい。
第5実施形態(図12)の高さ調節機構50と第6実施形態(図13)の角度調節機構70とを組み合わせてもよい。
本発明は、例えば老朽化した下水道管の更生に適用できる。
MD 装置前後方向
WD 装置幅方向
HD 装置高さ方向
1 下水道管(既設管状体)
9 更生管(螺旋管)
9e 管端部
9ea 第1巻き部分
9eb 第2巻き部分
9p 嵌合位置
90 帯状部材
90b 後続帯部
91 帯本体
92 補強帯材
93 嵌合部
93c 係止突起
94 嵌合部
94c 係止突起
95 リブ
10 製管装置
11 装置フレーム
20 管端係止部
21,22 管端係止部材
23 係止爪
30 駆動部
31,32 駆動ローラ
33 駆動源
40 押さえ治具
41 押さえ板部
42 押さえローラ
50 高さ調節機構
60 押さえ治具
61 押さえ部
70 角度調節機構
71 連結ピン(連結部)
72 保持部
74 保持部材

Claims (6)

  1. 帯幅方向の両縁部に凹状又は凸状又は凹凸状の嵌合部が形成された合成樹脂製の帯本体、及び該帯本体の外周側部に設けられた金属製の補強帯材を含む帯状部材を、螺旋状の巻き方向に沿って巻回して、前記両縁部の一周違いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させることによって、前記帯状部材からなる螺旋管を製管する方法であって、
    製管中の螺旋管における管軸方向の延伸前方側の管端部の一箇所の内周側に配置された製管装置の一対の駆動ローラによって、前記帯状部材における未製管の後続帯部を挟み付ける工程と、
    前記駆動ローラの正転駆動によって前記後続帯部を前記管端部上の嵌合位置へ向けて斜めに押し込む工程と、
    前記押し込みによって、前記嵌合位置において前記後続帯部と前記管端部の互いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させる工程と、
    前記押し込み及び前記凹凸嵌合により生じる推進反力によって、前記製管装置を前記巻き方向の推進前方側へ推進させる工程と、を実行し、
    さらに、製管異常時には、前記製管装置に搭載の押さえ治具を、前記管端部における前記後続帯部と連なる第1巻き部分よりも延伸後方側に引っ込んだ位置において、前記第1巻き部分の延伸後方側に隣接する第2巻き部分における前記嵌合位置の真横位置又は前記嵌合位置より推進後方の内周面と当接又は近接させる工程と、
    前記駆動ローラの逆転駆動によって前記後続帯部を前記押し込む向きとは逆方向へ引き込むことによって、前記第1巻き部分と前記第2巻き部分との嵌合部どうしの凹凸嵌合を解除する工程を実行することを特徴とする製管方法。
  2. 帯幅方向の両縁部に凹状又は凸状又は凹凸状の嵌合部が形成された合成樹脂製の帯本体、及び該帯本体の外周側部に設けられた金属製の補強帯材を含む帯状部材を、螺旋状の巻き方向に沿って巻回して、前記両縁部の一周違いに対向する嵌合部どうしを凹凸嵌合させることによって、前記帯状部材からなる螺旋管を製管する装置であって、
    製管中の螺旋管における管軸方向の延伸前方側の管端部の一箇所の内周側に、装置前後方向を前記巻き方向へ沿わせ、かつ装置幅方向を前記管軸方向へ沿わせて配置されて、前記巻き方向へ推進可能な装置フレームと、
    前記装置フレームに設けられ、前記管端部に対して前記巻き方向へ移動可能に係止される管端係止部と、
    回転軸を前記装置幅方向へ向けて前記装置フレームに設けられ、前記帯状部材における未製管の後続帯部を挟み付ける一対の駆動ローラ、並びに前記駆動ローラを正転駆動及び逆転駆動可能な動力源を含み、前記正転駆動によって前記後続帯部を前記管端部上の嵌合位置へ向けて斜めに押し込んで、前記凹凸嵌合及び前記推進のための力を得る駆動部と、
    前記装置フレームに設けられ、少なくとも前記逆転駆動時には、前記管端部における前記後続帯部と連なる第1巻き部分よりも延伸後方側に引っ込んで、前記第1巻き部分の延伸後方側に隣接する第2巻き部分における前記嵌合位置の真横位置又は前記嵌合位置より推進後方の内周面と当接又は近接される押さえ治具と、
    を備えたことを特徴とする製管装置。
  3. 前記押さえ治具が、回転軸を前記装置幅方向へ向けた押さえローラを含むことを特徴とする請求項に記載の製管装置。
  4. 前記押さえ治具が、前記第2巻き部分の内周面と対向する面を有する押さえ板部を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の製管装置。
  5. 前記装置フレームと前記押さえ治具との間には、前記押さえ治具を前記装置フレームに対して前記装置幅方向及び前記装置前後方向と直交する装置高さ方向に位置調節可能な高さ調節機構が設けられていることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の製管装置。
  6. 前記押さえ治具を、前記装置フレームに対して、前記装置幅方向に沿う軸線まわりに角度調節可能な角度調節機構を、更に備えたことを特徴とする請求項の何れか1項に記載の製管装置。
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