JP7352050B1 - 網戸用害虫防除方法および網戸用害虫防除用エアゾール - Google Patents

網戸用害虫防除方法および網戸用害虫防除用エアゾール Download PDF

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Abstract

本発明は、1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールを用いて害虫を防除する方法であって、前記エアゾール組成物が害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなり、噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が5~50gfであり、噴射対象物から20~80cm離れた距離から噴射し、前記噴射対象物が網戸である、害虫防除方法に関する。

Description

本発明は、害虫防除方法および害虫防除用エアゾールに関し、特に網戸を対象とした害虫防除方法および害虫防除用エアゾールに関する。
家屋などで使用されている網戸には、室内からの光に誘引され種々の害虫が集まってきたり、網戸の網を潜って室内に侵入したりすることから、人に不快感を与えることが多い。このような状況を解決するために、網戸に害虫防除成分を付着させて害虫を防除する方法が提案されている。
特許文献1には、害虫忌避成分を含有した網戸用害虫忌避剤と噴射剤とからなる害虫忌避用エアゾール組成物が記載されている。
日本国特開2000-103702号公報
特許文献1に記載される害虫忌避用エアゾール組成物は、網戸に対し連続噴射するものであり、また、網戸から比較的近距離から噴射することが通例であった。ここで、使用者が噴射操作に慣れていない場合は、薬剤付着量が不均一となる可能性が高い上に、処理ムラが生じないよう、処理中にエアゾールを上下左右に動かす必要があった。また、連続噴射の場合、過剰に噴射される結果、液ダレや跡残りが発生し、付着効率が低下したり使用感が低下したりするおそれがあった。
このように、連続噴射型のエアゾールでは、処理面への薬剤付着量の不均一性と作業効率の悪さが懸念される。そこで本発明は、均一で十分な防除効果が得られ、使用者の負担や過剰噴射を低減できる、網戸を対象とした害虫防除方法および害虫防除用エアゾールを提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、所定の噴射圧とすること、さらに所定の距離から噴射することで、害虫防除成分の網戸への付着率及び均一付着性を高められることを見出した。また、1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールとすることで、長時間の噴射操作に伴う使用者の処理中の負担や過剰使用を低減できることを見出した。
すなわち本発明は以下の(1)~(4)の害虫防除方法および害虫防除用エアゾールに関する。
(1)1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールを用いて害虫を防除する方法であって、
前記エアゾール組成物が害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなり、
噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が5~50gfであり、
噴射対象物から20~80cm離れた距離から噴射し、
前記噴射対象物が網戸である、
害虫防除方法。
(2)前記定量噴射型エアゾールの1回あたりの噴射量が0.1~4.0mLである、(1)に記載の害虫防除方法。
(3)耐圧容器と、前記耐圧容器に充填されたエアゾール組成物とを有する害虫防除用エアゾールであって、
前記エアゾールは、1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールであり、
前記エアゾール組成物が害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなり、
噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が5~50gfであり、
噴射対象物が網戸である、
害虫防除用エアゾール。
(4)複数の噴口を有する(3)に記載の害虫防除用エアゾール。
対象物である網戸は空隙を有するため噴射物が通過するおそれがあるところ、本発明の害虫防除方法および害虫防除用エアゾールによれば、所定の噴射圧とすることおよび所定の距離から噴射することで、害虫防除成分の網戸への付着率及び均一付着性を高められ、均一で十分な防除効果が得られる。さらに1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールとすることで、処理中にエアゾールを動かす必要がないため使用者の処理中の負担を低減でき、また、過剰使用を回避できる。
以下、本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。
(害虫防除用エアゾール)
本発明の害虫防除用エアゾールは、耐圧容器と、前記耐圧容器に充填されたエアゾール組成物とを有する。
(エアゾール組成物)
エアゾール組成物は害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなる。以下、各成分について説明する。
害虫防除成分は、対象害虫を殺虫、忌避、ノックダウン等することができる成分である。害虫防除成分の種類は、特に限定されず、公知の化合物を使用できる。
害虫防除成分としては、例えば、ペルメトリン、シフルトリン、ビフェントリン、フェノトリン、シフェノトリン、シペルメトリン、トラロメトリン、ピレトリン、アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、フラメトリン、エムペントリン、プラレトリン、イミプロトリン、モンフルオロトリン、トランスフルトリン、メトフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、メパフルトリン等のピレスロイド系化合物;フェニトロチオン、ジクロルボス、クロルピリホスメチル、ダイアジノン、フェンチオン等の有機リン系化合物;カルバリル、プロポクスル等のカーバメイト系化合物;メトプレン、ピリプロキシフェン、メトキサジアゾン、フィプロニル、アミドフルメト、ブロフラニリド等の化合物;ハッカ油、オレンジ油、ウイキョウ油、ケイヒ油、チョウジ油、テレビン油、ユーカリ油、ヒバ油、ジャスミン油、ネロリ油、ペパーミント油、ベルガモット油、ブチグレン油、レモン油、レモングラス油、シナモン油、シトロネラ油、ゼラニウム油、シトラール、l-メントール、酢酸シトロネリル、シンナミックアルデヒド、テルピネオール、ノニルアルコール、cis-ジャスモン、リモネン、リナロール、1,8-シネオール、ゲラニオール、α-ピネン、p-メンタン-3,8-ジオール、オイゲノール、酢酸メンチル、チモール、安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジル等の各種精油成分;アジピン酸ジブチル等の二塩基酸エステル類等が挙げられる。これらは、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。なかでも、防除効力、網戸への残存性の観点から難揮散性ピレスロイド系化合物が好ましく、ペルメトリン、シフルトリン、ビフェントリン、フェノトリン、シフェノトリン、シペルメトリン、トラロメトリンが特に好ましい。
なお、害虫防除成分は、対象害虫の種類に合わせて適宜選択すればよい。対象害虫としては、例えば、飛翔害虫や匍匐害虫が挙げられ、双翅目、半翅目、鱗翅目、膜翅目、等翅目、鞘翅目、咀顎目、カゲロウ目、あるいは昆虫綱に限らず、クモガタ綱やクモ綱に含まれる害虫も挙げられる。具体的には、蚊、ハエ、ユスリカ、チョウバエ、キノコバエ、アブ、ブユ、ガガンボ等の双翅目飛翔害虫;カメムシ、ヨコバイ、ウンカ、セミ等の半翅目飛翔害虫;ガ等の鱗翅目飛翔害虫;ゴキブリ等の等翅目匍匐害虫あるいはシロアリ(有翅虫)等の等翅目飛翔害虫;ハチ、アリ(有翅虫)等の膜翅目飛翔害虫;キクイムシ、ゴミムシ、カミキリムシ、カツオブシムシ、ハネカクシ等の鞘翅目害虫;チャタテムシ等の咀顎目害虫;カゲロウ等のカゲロウ目飛翔害虫;クモ、ダニ等のクモガタ綱匍匐害虫;タカラダニ等のクモ綱匍匐害虫等が挙げられる。
害虫防除成分の含有量は、原液中において0.01~70質量/容量%であることが好ましい。害虫防除成分の含有量が原液中において0.01質量/容量%以上であることで、十分な害虫防除効果を得ることができ、70質量/容量%以下であると噴霧粒子の均一拡散性が向上する。害虫防除成分の含有量は、下限は0.1質量/容量%以上がより好ましく、0.3質量/容量%以上がさらに好ましく、0.5質量/容量%以上が特に好ましく、また上限は65質量/容量%以下がより好ましく、50質量/容量%以下がさらに好ましく、25質量/容量%以下が特に好ましい。
原液は、原液の粘度を調整する、噴霧粒子の粒子径を調整する、害虫に対する害虫防除成分の浸透性を上げる等の目的のために溶剤を含有してもよい。このような溶剤としては、例えば、炭化水素系溶剤、アルコール系溶剤、芳香族系溶剤、エステル系溶剤、水等が挙げられる。
炭化水素系溶剤としては、例えば、パラフィン系炭化水素やナフテン系炭化水素等の脂肪族炭化水素及び脂環式炭化水素が挙げられ、JIS 1号灯油等の灯油が好ましい。具体的にはノルマルパラフィン、イソパラフィン等が挙げられる。ノルマルパラフィンとしては、炭素数が8~16のものが代表的で、例えば、三光化学工業株式会社製のネオチオゾール等が挙げられる。イソパラフィンとしては、炭素数が8~16のものが代表的で、例えば、出光興産株式会社製のIPクリーンLX等が挙げられる。
アルコール系溶剤としては、例えば、エタノール、プロパノール(ノルマル、イソ)等の低級アルコール、グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール等が挙げられる。
芳香族系溶剤としては、例えば、トルエン、キシレン等が挙げられる。
エステル系溶剤としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル等が挙げられる。
これらは、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。なかでも、噴霧粒子が網戸に到達するときの粒子径を調整する観点から、低級アルコールが好ましい。
溶剤の含有量は、原液中において30~99.99質量/容量%であることが好ましい。溶剤の含有量が原液中において30質量/容量%以上であることで、噴霧粒子の均一拡散性を向上させることができ、99.99質量/容量%以下であると、十分な害虫防除効果を担保できるため好ましい。溶剤の含有量は、下限は35質量/容量%以上であることがより好ましく、50質量/容量%以上がさらに好ましく、また上限は99.9質量/容量%以下がより好ましく、99.5質量/容量%以下がさらに好ましい。
原液には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分を含有させることができる。その他の成分としては、例えば、香料、消臭剤、除菌剤、殺菌剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、無機物、界面活性剤、溶解助剤等が挙げられる。
エアゾール組成物中の原液の含有量は、定量噴射型エアゾールの使用目的や噴射剤との組み合わせに応じて適宜変更可能であり、特に限定されないが、例えば、エアゾール組成物中に1~50容量%とすることができる。エアゾール組成物中に原液が1容量%以上であると、十分な害虫防除効果を得ることができ、50容量%以下であると、噴霧粒子の均一拡散性を向上させ、網戸における液ダレや跡残りを抑制することができる。原液の含有量は、エアゾール組成物中、下限は3容量%以上であることがより好ましく、5容量%以上がさらに好ましく、また、上限は40容量%以下であることがより好ましく、30容量%以下がさらに好ましい。
噴射剤は、上記原液を噴射するための媒体であり、原液とともに耐圧容器に加圧充填される。
噴射剤としては、例えば、プロパン、プロピレン、n-ブタン、イソブタン等の液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)等の液化ガス、炭酸ガス、窒素ガス、圧縮空気等の圧縮ガス、HFC-152a、HFC-134a、HFO-1234yf、HFO-1234ze等のハロゲン化炭素ガス等の1種又は2種以上を用いることができる。使用する噴射剤は、原液との相溶性やエアゾールバルブ等の容器部材に合わせて適宜選択すればよい。
エアゾール組成物中の噴射剤の含有量は、定量噴射型エアゾールの使用目的や原液との組み合わせに応じて適宜変更可能であり、特に限定されないが、例えば、エアゾール組成物中に50~99容量%とすることができる。エアゾール組成物中に噴射剤が50容量%以上であると、原液を噴霧粒子として噴射することができるため害虫防除成分がより拡散しやすくなり、害虫防除効果が持続しやすくなる。また、噴射剤が99容量%以下であると、十分な害虫防除効果を得ることができる。噴射剤の含有量は、エアゾール組成物中、下限は60容量%以上であることがより好ましく、70容量%以上がさらに好ましく、また、上限は97容量%以下がより好ましく、95容量%以下がさらに好ましい。
なお、エアゾール組成物中の原液と噴射剤の体積比は、1:99~50:50であることが好ましく、3:97~40:60がより好ましく、5:95~30:70がさらに好ましい。このような体積比とすることで、十分な害虫防除効果を得ることができる。
(定量噴射型エアゾール)
本発明の害虫防除用エアゾールは、耐圧容器と、耐圧容器に充填された上記エアゾール組成物とを有する。耐圧容器はエアゾールバルブによりその開口を閉止される。
本発明の害虫防除用エアゾールはさらに、1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールである。定量噴射型エアゾールは、エアゾールバルブに取り付けられた噴射部材(以下、噴射ボタンともいう。)が使用者に操作されることにより、エアゾールバルブを通って耐圧容器内のエアゾール組成物の一定量が噴射され、原液は噴射剤によって粒子状とされ噴霧粒子として噴射される。定量噴射型エアゾールとすることで、使用者による処理量のばらつきを抑えることができる。使用者の過剰使用による噴霧粒子の刺激を低減でき、安全性を確保できる。
(エアゾールバルブ)
エアゾールバルブは、噴射部材が使用者に操作されることにより耐圧容器内と外部との連通および遮断を切り替えるための開閉部材と、開閉部材が取り付けられるハウジングと、ハウジングを耐圧容器の所定の位置に保持するためのマウント部材を備える。また、開閉部材は、噴射部材と連動して上下に摺動するステムを含む。ステムの摺動によりエアゾール組成物の連通(噴射状態)および遮断(非噴射状態)が切り替えられる。エアゾールバルブには、耐圧容器からエアゾール組成物を取り込むためのハウジング孔と、取り込まれたエアゾール組成物を噴射部材に送るためのステム孔とが形成されている。ハウジング孔からステム孔までの経路は、エアゾール組成物が通過する内部通路を構成する。
本発明において、エアゾールバルブは、噴射部材を1回操作することで定量噴射される定量型のエアゾールバルブである。エアゾールバルブの噴射量は、1回の噴射操作で好ましくは0.1~4.0mLの範囲、より好ましくは0.2~2.0mLの範囲の、所定の一定量とされている。噴射量をかかる範囲とすることで、網戸に対する害虫防除成分の付着量を高めることができる。エアゾールバルブの噴射量は、前記範囲であれば所定の噴射量を適宜設定することができる。
(噴射部材)
噴射部材(噴射ボタン)は、エアゾールバルブを介して耐圧容器に取り付けられる部材である。噴射ボタンには、エアゾールバルブのステム孔を介して耐圧容器から取り込まれるエアゾール組成物が通過する操作部内通路とエアゾール組成物が噴射される噴口が形成されている。なお、噴射ボタンは、上から押圧するボタンタイプでもよく、操作性の観点から、トリガータイプでもよい。
噴射ボタンの噴口の内径(噴口孔径)は、噴射時間を所望の範囲とするという観点から、φ0.45~3.0mmであることが好ましく、φ0.5~2.0mmがより好ましく、φ0.6~1.6mmがさらに好ましい。
また、本発明の害虫防除用エアゾールは複数の噴口を有してもよい。複数の噴口を有することで、広範囲に薬剤を噴射でき、また、網戸の網目を薬剤が通過してしまうことを抑制しやすいため好ましい。噴口を複数有する場合は、それぞれの噴口の内径(噴口孔径)は等しいことが好ましい。また噴口数としては好ましくは1~6個、さらに好ましくは2~5個である。
(噴射圧)
本発明の害虫防除用エアゾールは、上記したようにエアゾール用耐圧容器にエアゾール組成物が充填され、噴射部材を操作することにより、1回の操作によって一定量のエアゾール組成物が噴射される。
本発明の害虫防除用エアゾールは、噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が、5~50gfであり、好ましくは10~30gfであり、特に好ましくは12~25gfである。噴口から5cmにおける噴射圧が5gf以上であればエアゾール組成物が網戸に十分に付着でき、50gf以下であれば、エアゾール組成物が網戸の網目を通過することなく付着できる。噴口付近の噴射圧を上記範囲とすることで、網戸に対する害虫防除成分の付着量を高めることができる。
本発明のエアゾールはさらに、噴射距離30cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が、好ましくは1~30gfであり、より好ましくは2~20gfであり、特に好ましくは3~15gfである。噴口から30cmにおける噴射圧が1gf以上であれば60cm程度までエアゾール組成物が到達でき、30gf以下であればエアゾール組成物が網戸の網目を通過することなく付着できる。網戸付近の噴射圧を上記範囲とすることで、60cm程度離れた網戸に対して効率よくエアゾール組成物を付着させることができる。
なお、噴射圧は、25℃の室温条件下で、害虫防除用エアゾールの噴口からそれぞれ5cm、または30cmの距離からデジタルフォースゲージ(例えば、株式会社イマダ製、型番:DS2-2N)に装着したφ60mmの円状の平板の中心に向かってエアゾール組成物を1回噴射した際の最大値を測定することにより求めることができる。
本発明において、噴射圧を調整する方法としては、例えば、噴射剤の種類によりガス圧を変更する、ボタンの噴口孔径や形状を変更する、バルブステム径を調節する、原液と噴射剤の比率を変更すること等が挙げられる。ガス圧は、定量噴射型エアゾールの使用目的や噴射剤との組み合わせに応じて適宜変更可能であり、特に限定されないが、例えば、エアゾール内圧として0.35~0.55MPaとすることができる。内圧が0.35MPa以上であれば噴射不良が発生しにくく、0.55MPa以下であれば網戸の網目を薬剤が通過するのを抑制することができる。
(平均粒子径)
本発明における害虫防除用エアゾールは、拡散性を高め網戸に均一に処理できる観点から、25℃条件下、噴射距離60cmにおけるエアゾール組成物の平均粒子径(D50)が、10~50μmであることが好ましく、10~40μmであることがより好ましく、10~30μmであることがさらに好ましい。エアゾール組成物の平均粒子径は、レーザー粒度分布測定装置(例えば、マイクロトラック・ベル株式会社製「LDSA-1400A」)を用いて測定できる。
また、エアゾール組成物の平均粒子径は噴射剤の種類によりガス圧を変更する、ボタンの噴口孔径や形状を変更する、原液と噴射剤の比率を変更すること等により調整できる。
(害虫防除方法)
本発明の害虫防除方法は、定量噴射型エアゾールである上記本発明の害虫防除用エアゾールを用い、噴射対象物である網戸に対しエアゾール組成物を定量噴射することで網戸に近づく害虫を効率的に防除できる。
本発明の害虫防除方法では、噴射対象物である網戸から20~80cm、好ましくは30~70cm、特に好ましくは40~60cmの距離から噴射する。噴射距離をかかる範囲とすることで、噴射されたエアゾール組成物が網戸に到達する時点で粒子状に十分に拡散するため、網目に対し均一に付着させることができる。
本発明の噴射対象物である網戸に関しては特に限定されないが、噴霧粒子の均一付着性を向上させる観点から、18~30メッシュのものが好ましい。
網戸に対する害虫防除成分の噴射量は、十分な害虫防除効力を得るとともに網戸の汚染を抑制する観点から、1mg以上が好ましく、20mg以上がより好ましく、60mg以上が特に好ましく、また、100mg以下が好ましく、80mg以下がより好ましい。
また、網戸に対する害虫防除成分の付着量は、1mg/m以上が好ましく、20mg/m以上がより好ましく、60mg/m以上が特に好ましく、また、100mg/m以下が好ましく、80mg/m以下がより好ましい。
本発明の害虫防除方法によれば、網戸に対しエアゾール組成物を特定の噴射距離から特定の噴射圧で定量噴射することで、網目に対し均一かつ十分にエアゾール組成物を付着させることができ高い害虫防除効果が得られると共に、使用者の処理中の負担および過剰使用を低減できる。
以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。
<実施例1~8:定量噴射型エアゾール製品>
下記に示す処方で原液1~5を調製した。
Figure 0007352050000001
エアゾール用耐圧容器(容量100mL)に、各原液を充填し、エアゾールバルブ(1回噴射量1mL)でエアゾール用耐圧容器を閉止した。続いて、噴射剤として液化石油ガス(0.45MPa(25℃))を加圧充填した。原液と噴射剤の充填量は合計で90mLとし、充填割合(v/v%)は下記表2に示す割合とした。
エアゾールバルブに噴射ボタン(噴口孔径φ1mm、下記表2に示す噴口数)を取り付け、下記表2に示す性能を有する検体1~8の定量噴射型エアゾール製品を得た。
各性能の測定方法は後述のとおりである。
Figure 0007352050000002
(噴射圧の測定方法)
25℃、噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の噴射圧は、エアゾール製品の噴口から5cmの距離からデジタルフォースゲージ(株式会社イマダ製、型番:DS2-2N)に装着した直径φ60mmの円状の平板の中心に向かってエアゾール組成物を噴射した際の最大値を測定し、3回測定した平均値を求めた。
25℃、噴射距離30cmにおけるエアゾール組成物の噴射圧は、エアゾール製品の噴口からの距離を30cmとした以外は上記と同様に測定した。
(平均粒子径の測定方法)
25℃におけるエアゾール組成物の平均粒子径は、レーザー粒度分布測定装置(マイクロトラック・ベル株式会社製「LDSA-1400A」)を用いて、60cmの位置における粒子径を測定した。なお、測定方法は、オート・スタート平均(平均化回数3回、間隔0.60ms)とし、5回の平均値を算出することにより測定した。
<実施例9~13、比較例1~2:カメムシへの効力試験>
(1)30cm×30cmの網戸(ダイオ化成株式会社製、20メッシュ)の中央に向かって10cm、60cm、100cmの距離から検体1の定量噴射型エアゾール製品を1回噴射した。
(2)処理面の乾燥後、左右端から12.5cm、上端から3.75cm離して5cm×5cmの正方形になるように網戸を切断したもの(試験片A)、左右端から12.5cm、上下端から12.5cm離して5cm×5cmの正方形になるように網戸を切断したもの(試験片B)、左右端から12.5cm、下端から3.75cm離して5cm×5cmの正方形になるように網戸を切断したもの(試験片C)を作製した。
(3)直径φ130mm、高さ100mmの円筒状プラスチック容器の底面中央部に5cm×5cmの正方形の穴をあけ、それぞれ試験片A、B、Cの網戸を貼り付けた。
(4)容器底面に貼り付けられた網戸試験片に容器内部側からチャバネアオカメムシを1頭供試し、容器を静かに逆さまにした。
(5)網戸試験片からチャバネアオカメムシが落下するまでの時間を測定した。
(6)同様の試験を3回繰り返し、落下時間の平均値を求めた。結果を下記表3に示す。
Figure 0007352050000003
上記結果より、20~80cm以内の距離から噴射した実施例9~13の方法では、いずれの網戸試験片においても平均落下時間が20分以内であることから、害虫防除成分を網戸に対し均一に十分な量で付着させることができたことが分かる。特に、60cmの距離から噴射した実施例12の方法では、どの網戸試験片においても供試虫が落下するまでの時間が10分以内と短いことから、害虫防除成分を網戸に対し均一に十分な量で付着させることができたことが分かる。
一方、噴射距離が10cmである比較例1の方法では、網戸上部および下部の試験片AおよびCは落下するまでの時間が長いことから、害虫防除成分の付着量に偏りが生じたと考えられる。噴射距離が100cmである比較例2の方法では、全体的に落下するまでの時間が長く、害虫防除成分の付着量が不十分であったと考えられる。
以上より、特定距離から噴射することで網戸に対する防除効果が高まることが分かる。
<実施例14~20:カメムシへの効力試験>
検体1の定量噴射型エアゾール製品を、下記表4に示す各検体の定量噴射型エアゾール製品に替えた点以外は実施例11または12と同様にして、カメムシへの効力試験を行った。試験は3回繰り返し、落下時間の平均値を求めた。
結果を下記表4に示す。
Figure 0007352050000004
上記結果より、いずれの検体を用いた場合であっても、どの網戸試験片においても供試虫が落下するまでの時間が20分以内と短いことから、害虫防除成分を網戸に対し均一に十分な量で付着させることができたことが分かる。
<実施例21、比較例3~4:害虫防除成分の付着量>
(1)30cm×30cmの網戸(ダイオ化成株式会社製、20メッシュ)の中央に向かって10cm、60cm、100cmの距離から検体1の定量噴射型エアゾールを1回噴射した。
(2)処理面の乾燥後、10cm×10cmになるよう網戸を9分割したもの(上部左から下部右の順に試験片a~i)を作製した。
(3)各試験片に付着した害虫防除成分をアセトンで抽出し、ガスクロマトグラフにより付着量を定量した。
(4)害虫防除成分の定量値より、下記の基準に従って害虫防除成分の付着性を評価した。結果を表5に示す。
○:定量値が0.6mg以上
×:定量値が0.6mg未満
Figure 0007352050000005
上記結果より、60cmの距離から噴射した実施例21の方法では、全ての試験片で0.6mg以上の害虫防除成分が付着していることが確認された。
一方、噴射距離が10cmである比較例3の方法と噴射距離が100cmである比較例4の方法では、害虫防除成分の付着量が0.6mg未満である試験片が確認された。
以上より、特定距離から噴射することで網戸に対し均一に十分な量で付着させることができることが分かる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。本出願は2021年11月26日出願の日本特許出願(特願2021-192385)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (4)

  1. 1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールを用いて害虫を防除する方法であって、
    前記エアゾール組成物が害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなり、
    前記害虫防除成分の前記原液中の含有量が3~30質量/容量%であり、
    噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が5~50gfであり、
    噴射対象物から20~80cm離れた距離から噴射し、
    前記噴射対象物が網戸である、
    網戸用害虫防除方法。
  2. 前記定量噴射型エアゾールの1回あたりの噴射量が0.1~4.0mLである、請求項1に記載の網戸用害虫防除方法。
  3. 耐圧容器と、前記耐圧容器に充填されたエアゾール組成物とを有する害虫防除用エアゾールであって、
    前記エアゾールは、1回の噴射操作で一定量のエアゾール組成物を噴射する定量噴射型エアゾールであり、
    前記エアゾール組成物が害虫防除成分を含む原液と噴射剤とからなり、
    前記害虫防除成分の前記原液中の含有量が3~30質量/容量%であり、
    噴射距離5cmにおけるエアゾール組成物の25℃における噴射圧が5~50gfであり、
    噴射対象物が網戸である、
    網戸用害虫防除用エアゾール。
  4. 複数の噴口を有する請求項3に記載の網戸用害虫防除用エアゾール。
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