JP7351866B2 - ワイヤハーネスの配索治具および部品製造システム - Google Patents

ワイヤハーネスの配索治具および部品製造システム Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載されるワイヤハーネスの配索治具およびその配索治具を用いた部品製造システムに関する。
一般的に自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスは、様々な種類の多数の電線を束ねて一体的に構成した電線の集合体であり、複雑な形状を有している。このワイヤハーネスは、車載バッテリーなどの電源と、車両上の様々な電装品との間を接続したり、複数の電装品同士の間を接続するために利用される。また、ワイヤハーネスは、電線接続箇所の着脱を容易にするために、多数のコネクタを備えている。
例えば、特許文献1には、様々な要求仕様に従って様々な構成のワイヤハーネスを製造する場合に、製造コストの増大を抑制することができるワイヤハーネス製造方法及びワイヤハーネス製造装置が開示されている。
具体的には、基本仕様のベースハーネスと選択可能なオプションの1つ以上のオプションハーネスとを組み合わせたワイヤハーネスを形成する場合に、注文情報に従い、ベースハーネスの仕様、及びオプションハーネスの仕様を特定する。オプションハーネスの仕様に含まれる共通回路の構成を抽出し、抽出した共通回路を、ベースハーネスの仕様に組み入れ、オプションハーネスの仕様から共通回路の構成を削除することにより、共通回路を組み替えたデータに基づき複数の中間構造体を製造し、これらを組み合わせてワイヤハーネスを製造する。
また、ワイヤハーネスを製造する部品メーカは、顧客である車両メーカなどがその都度決定する仕様、数量、納期などの要求に基づいて、その要求を満たすワイヤハーネスの完成品を納期までに製造して、指定された納期までに顧客に対し納品する。また、部品メーカは、車両の種類、グレード、仕向地などによってそれぞれ異なる品番で管理される様々な種類のワイヤハーネスを、車両メーカなどの要求に従ってそれぞれ製造する。車両メーカは、納期の数日前に品番毎の最終納品数を確定し、部品メーカに対し発注確定の通知を行う。
一方、ワイヤハーネスの製造に関わる人的資源、様々な製造設備の確保、製造コストなどを考慮した場合には、部品メーカは、車両を製造する国以外の海外でワイヤハーネスを製造することもある。しかしながら、部品メーカが、海外で製造したワイヤハーネスを海外から日本に輸入して日本国内の顧客に納品する場合には、海外で発送されてから日本国内に届くまでに2~3週間程度かかる。
そこで、部品メーカは、例えば、複数の品番に共通するワイヤハーネスの主要部分のみを海外で製造し、最終納品数が確定する前に予め日本に輸送しておき、品番ごとの最終納品数が確定したならば、主要部分のワイヤハーネスに、品番ごとに異なるワイヤハーネスを組み合わせて、要求仕様に応じたワイヤハーネスを完成させ、車両メーカに納品することが考えられる。
特開2017-152154号公報
ところで、海外で製造された主要部分のワイヤハーネスを日本に輸送する場合には、ワイヤハーネスを輸送用の収容箱に収容して船積みや陸送することになる。そして、日本の工場においては、届いた収容箱から主要部分のワイヤハーネス(「共通ワイヤハーネス」と呼ぶ)を取り出して治具板上に配置し、その主要部分のワイヤハーネスに対し、品番毎に異なる部分のワイヤハーネス(「オプションワイヤハーネス」と呼ぶ)を組み付けることで、顧客に納品する仕様のワイヤハーネスを完成させる。
しかしながら、主要部分のワイヤハーネスは、多数の電線やコネクタにより構成されており複雑な形状をなしている。このため、収容箱への収容や収容箱から治具板上に配索する工程を人手に頼ると、手間と時間が大きくかかるという問題が発生する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイヤハーネスの製造工程が複数の拠点に跨っている場合において、拠点間でのワイヤハーネスの移送作業の合理化を図れるようにした、ワイヤハーネスの配索治具およびその配索治具を用いた部品製造システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの配索治具および部品製造システムは、下記(1)~()を特徴としている。
(1) ワイヤハーネスの各コネクタを受けるためのコネクタ受け部を有する複数のブロックと、当該複数のブロックの相互位置関係を規定し保持する保持手段と、を備え、
前記複数のブロックは、配置形態として、前記ワイヤハーネスの実際の配索形状における各コネクタの位置に前記コネクタ受け部を対応させることのできる展開形態と、格納のために密に集合させた収縮形態と、に選択的に変形可能に設けられており、
前記保持手段は、前記複数のブロックの配置形態を前記展開形態としたときに、前記複数のブロックの相互位置関係を保持することができるように設けられており
各前記ブロックの形状は、前記複数のブロックを前記収縮形態としたときに、隣り合う前記ブロックの側面同士が互いに嵌まり合うことで、前記複数のブロックが長方形状の連続する一つの平板を構成するように、設定されている、
ことを特徴とするワイヤハーネスの配索治具。
(2) 前記複数のブロック間が、前記保持手段として設けられた所定長の線状の連結部材によって繋がれており、
前記連結部材の長さが、伸ばしたときに前記ワイヤハーネスの配索形状における各コネクタの位置に前記複数のブロックの各コネクタ受け部が配置されるように設定されている、
ことを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネスの配索治具。
) 前記収縮形態となるように前記複数のブロックを集合させたときに、前記複数のブロックの周囲を囲って前記収縮形態を保持する拘束部材を有する、
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載のワイヤハーネスの配索治具。
) ワイヤハーネスを製造する部品メーカが使用可能であり、ワイヤハーネスの配索治具を用いた部品製造システムであって、
前記配索治具は、
ワイヤハーネスの各コネクタを受けるためのコネクタ受け部を有する複数のブロックと、当該複数のブロックの相互位置関係を規定し保持する保持手段と、を備え、
前記複数のブロックは、配置形態として、前記ワイヤハーネスの実際の配索形状における各コネクタの位置に前記コネクタ受け部を対応させることのできる展開形態と、格納のために密に集合させた収縮形態と、に選択的に変形可能に設けられており、
前記保持手段は、前記複数のブロックの配置形態を前記展開形態としたときに、前記複数のブロックの相互位置関係を保持することができるように設けられており、
前記部品製造システムは、
互いに異なるに配置される第1生産拠点および第2生産拠点を含み、
前記第1生産拠点は、車両の複数の品番に共通して用いられる共通ワイヤハーネスを生産する機能を有し、
前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点よりも顧客が指定する納品地の近くに配置され、
前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点から前記共通ワイヤハーネスを取得するとともに、品番毎に異なる複数のオプションワイヤハーネスを前記共通ワイヤハーネスと結合して、前記納品地に完成ワイヤハーネスを納品する機能を有し、
前記第1生産拠点では、前記配索治具上に前記共通ワイヤハーネスを装着したまま前記配索治具を前記収縮形態に保持格納した状態で前記第2生産拠点に発送し、
前記第2生産拠点では、前記第1生産拠点から届いた前記収縮形態の前記配索治具を前記展開形態となるよう展開し、当該展開形態の配索治具上で前記共通ワイヤハーネスと前記オプションワイヤハーネスとを結合して前記完成ワイヤハーネスを組み上げる、
ことを特徴とする部品製造システム。
) 前記第1生産拠点では、前記配索治具を裏返した状態で前記収縮形態に保持格納する、
ことを特徴とする上記()に記載の部品製造システム。
上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索治具によれば、コネクタ受け部を有する複数のブロックの配置形態を、展開形態と収縮形態のいずれかに変化させることができ。そして、配索治具を展開形態とすると、各ブロックに設けられたコネクタ受け部に、実際の配索形状に配索したワイヤハーネスのコネクタを装着することができる。したがって、各コネクタをブロックでそれぞれ保持すれば、ブロックを動かしても元の位置(展開形態での位置)に戻しさえすれば、ワイヤハーネスの全体を元の(実際の)配索形状に容易に戻すことができる。
そこで、輸送に際しては、予めコネクタを保持するブロックを密に集合させてコンパクトな収縮形態にして収容コンテナなどに格納する。そうすることで、格納スペースを小さくでき、輸送効率を高めることができる。そして、輸送後に、収容コンテナなどから取り出した配索治具を、収縮形態から展開形態にして各ブロックを元の位置に戻すことで、コネクタを元の位置に戻し、コネクタを基準としたワイヤハーネスの全体の形状を元の配索形状に戻すことができる。したがって、この元の配索形状に戻ったワイヤハーネスに対して、他のワイヤハーネスを容易に組み付けることが可能となる。
ところで、輸送前のブロックの収縮工程や輸送後のブロックの展開工程においては、個別にコネクタを作業者が手作業で元の位置に戻すのではなく、コネクタを保持しているブロックを動かすだけでよい。よって、例えばブロックのスライド機構を組み込んだ自動機を使用することにより、作業員の手作業によらずに、収縮工程や展開工程を自動化することができ、省力化による合理化が可能になる。
更に、上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索治具によれば、収縮形態となるように複数のブロックを集合させたときに、隣り合うブロックの側面同士が互いに嵌まり合うようになっている。したがって、ブロックの集合寸法を小さくすることができて、配索治具の格納スペースの縮小を図ることができ、輸送効率の向上に寄与することができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスの配索治具によれば、ブロック間を保持手段としての線状の連結部材で繋ぐことにより、展開時のブロックの相互位置を連結部材の長さで規定するようにしている。したがって、部材コストをかけずに展開形態でのブロックの相互位置関係を容易に規定することができる。
上記()の構成のワイヤハーネスの配索治具によれば、収縮形態となるように複数のブロックを集合させたときに、複数のブロックの周囲を拘束部材で囲って収縮形態を保持するようになっている。したがって、格納時の安定を図ることができる。
上記()の構成の部品製造システムによれば、第1生産拠点で生産した共通ワイヤハーネスを配索治具上に装着したまま、配索治具を収縮形態に保持格納した状態で第2生産拠点に向けて発送するので、コンパクトな形態で効率よく共通ワイヤハーネスを第2生産拠点に輸送することができる。また、第2生産拠点では、第1生産拠点から届いた収縮形態の配索治具を展開形態にすることにより、共通ワイヤハーネスを元の(実際の)配索形状に戻すことができる。したがって、その配索治具上で、元の配索形状に戻った共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスとを結合して完成ワイヤハーネスを組み上げることができる。
これら一連の工程の中で、輸送前のブロックの収縮工程や輸送後のブロックの展開工程においては、個別にコネクタを作業者が手作業で元の位置に戻すのではなく、コネクタを保持しているブロックを動かすだけでよい。したがって、例えばブロックのスライド機構を組み込んだ自動機を使用することにより、作業員の手作業によらずに、配索治具の収縮工程や展開工程を自動化することができ、省力化による合理化が可能になる。
上記()の構成の部品製造システムによれば、第1生産拠点では、配索治具を裏返した状態で収縮形態に保持格納するので、コネクタはブロックで保持しているものの、コネクタ間を繋ぐ電線は下方に垂れ下げた状態で支持することができる。したがって、電線をブロック間に挟むおそれがなくなり、電線に邪魔されずに、複数のブロックを密に集合させることができる。その結果、ブロックの集合寸法を小さくして、配索治具や共通ワイヤハーネスの格納効率を向上させることができる。
本発明によれば、ワイヤハーネスの製造過程が複数の拠点に跨っている場合において、拠点間でのワイヤハーネスの移送作業の合理化が可能となる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る配索治具を使用して製造するワイヤハーネスの説明図で、図1(a)は共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスとを組み合わせて完成させた完成ワイヤハーネスを車両に配索した様子を示す斜視図、図1(b)は共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスの区別を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る配索治具の構成を示す図で、図2(a)は展開したときの状態を示す斜視図、図2(b)は収縮したときの状態を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る部品製造システムの説明図で、第1生産拠点において共通ワイヤハーネスを製造している状態を示す斜視図である。 図4は、部品製造システムの説明図で、図4(a)は第1生産拠点において製造した共通ワイヤハーネスと展開形態にした配索治具とを示す斜視図、図4(b)は展開形態にする前の配索治具の状態を示す斜視図である。 図5は、部品製造システムの説明図で、第1生産拠点において製造した共通ワイヤハーネスを、展開させた配索治具上にセットしている状態を示す斜視図である。 図6は、部品製造システムの説明図で、配索治具を裏返しにしている状態を示す斜視図である。 図7は、部品製造システムの説明図で、裏返した配索治具を収縮形態にした状態を示す斜視図である。 図8は、部品製造システムの説明図で、収縮形態にした配索治具および共通ワイヤハーネスを多数保持格納して船積みし輸送する工程を説明するための図である。 図9は、部品製造システムの説明図で、輸送後に配索治具を表を上に向けて展開させた状態を示す斜視図である。 図10は、部品製造システムの説明図で、共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスを組み合わせて完成させた完成ワイヤハーネスを示す斜視図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る配索治具を使用して製造するワイヤハーネスの説明図で、図1(a)は共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスとを組み合わせて完成させた完成ワイヤハーネスを車両に配索した様子を示す斜視図、図1(b)は共通ワイヤハーネスとオプションワイヤハーネスの区別を示す図である。
まず、本実施形態の配索治具(図2参照)を使用する前提として、ワイヤハーネスを製造する部品メーカでは、図1(a)、(b)に示すように、車両1に搭載するワイヤハーネスを大きく2系統に区別する。第1の系統は、共通部Mとしてのワイヤハーネスであり、ここでは共通ワイヤハーネス10と呼ぶ。第2の系統は、差別化部Nとしてのワイヤハーネスであり、ここではオプションワイヤハーネス20と呼ぶ。
ワイヤハーネスの製造メーカは、例えば、複数の品番に共通するワイヤハーネスの主要部分(共通部M)のみを海外で製造し、最終納品数が確定する前に、海外(第1生産拠点)から予め日本(第2生産拠点)に輸送しておく。一方、日本国内の工場(第2生産距離)では、品番ごとに異なる差別化部Nとしてのワイヤハーネス(オプションワイヤハーネス20)を製造する。そして、品番ごとの最終納品数が確定したら、共通ワイヤハーネス10にオプションワイヤハーネス20を組み合わせて、要求仕様に応じたワイヤハーネスを完成させる(完成ワイヤハーネスWH)。
このような生産の流れにおいて、海外で製造された共通ワイヤハーネス10を日本に輸送する段階では、ワイヤハーネスを輸送用の収容コンテナなどに収容して船積みや陸送することになる。また、日本の工場においては、届いた収容コンテナなどから共通ワイヤハーネス10を取り出して治具板上に配置するなどの工程を実施することになる。しかし、この種の共通ワイヤハーネス10は、多数の電線やコネクタにより構成されており複雑な形状をなしている。そのため、収容コンテナなどへの収容工程や収容コンテナなどから治具板上に配索する工程などに手間がかかる。特に作業員の人手に頼ると、手間と時間が大きくかかることになる。そこで、極力の自動化が望まれる。そこで、本実施形態に係る配索治具を使用する。
図2は、本発明の実施形態に係る配索治具の構成を示す図で、図2(a)は展開したときの状態を示す斜視図、図2(b)は収縮したときの状態を示す斜視図である。
図2(a)、(b)に示すように、配索治具30Mは、共通ワイヤハーネス10の各コネクタ11(図1(b)参照)を受けるためのコネクタ受け部31を有する複数のブロック30を備えている。これらのブロック30は、例えば、展開台40の上に平面的に配置されており、展開台40の上で一定の方向にスライドさせることにより、1箇所にまとめたり、分散させたりすることができるようになっている。つまり、複数のブロック30の配置形態は、複数のブロック30を分散させた展開形態と、複数のブロック30を1箇所に密にまとめた収縮形態と、のいずれかに選択的に変化されるようになっている。
展開形態とは、図2(a)に示すように、ワイヤハーネスの実際の配索形状における各コネクタの位置に各コネクタ受け部31を対応させることのできる形態のことである。また、収縮形態とは、図2(b)に示すように、格納のために複数のブロック30を密に集合させた形態のことである。展開形態から収縮形態に移行するには、図2(a)中の矢印A方向にブロック30をスライドさせる。また、収縮形態から展開形態に移行するには、図2(b)中の矢印B方向にブロック30をスライドさせる。ブロック30の形状は任意であるが、スライド方向(矢印A、B方向)と直交する方向に長いバー状のものが好適である。スライド方向の設定も任意であるが、例えば、共通ワイヤハーネス10の縦横寸法のうち長い方向(車両の前後方向に相当)に合わせるようにする。
ブロック30の個数、形状および大きさは任意であるが、展開形態としたときに、実際の配索形状のワイヤハーネスの各コネクタの位置に各コネクタ受け部31が配置されるようにすると共に、収縮形態としたときに、できるだけ集合寸法(スライド方向の占有寸法)Lが小さくなるように設定されていると好適である。例えば、図2(b)に示すように、各ブロック30は、収縮形態での集合寸法Lができるだけ小さくなるように、隣り合うブロック30の側面同士が互いに嵌まり合うような形状となっている。
また、この配索治具30Mは、複数のブロック30の配置形態を展開形態としたときに、複数のブロック30の相互位置関係が崩れないように規定し保持するための保持手段を備えている。本実施形態の配索治具30Mは、保持手段として、所定長の線状の連結部材35を有し、これらの線状の連結部材35によって複数のブロック30が繋がれている。これらの連結部材35は、その長さが、伸ばしたときに共通ワイヤハーネス10の実際の配索形状における各コネクタ11の位置に複数のブロック30の各コネクタ受け部31が配置されるように設定されている。連結部材35としては、ワイヤ、金属線、テープ、紐などが選択可能である。
また、この配索治具30Mには、収縮形態となるように複数のブロック30を集合させたときに、複数のブロック30の周囲を囲って収縮形態を保持するための拘束部材が必要に応じて設けられる。拘束部材としては、ベルトや枠などが採用できる。
上記の配索治具30Mを使用することによって、以下のような効果が得られる。
すなわち、上記の配索治具30Mは、コネクタ受け部31を有する複数のブロック30の配置形態を、展開形態と収縮形態のいずれかに変化させることができる。そして、展開形態とすることで、各ブロック30に設けられたコネクタ受け部31に、実際の配索形状に配索した共通ワイヤハーネス10のコネクタ11を装着することができる。したがって、各コネクタ11をブロック30でそれぞれ保持すれば、ブロック30を動かしても元の位置(展開形態での位置)に戻しさえすれば、共通ワイヤハーネス10の全体を元の(実際の)配索形状に容易に戻すことができる。
そこで、輸送に際しては、予めコネクタ11を保持するブロック30を密に集合させてコンパクトな収縮形態にして収容コンテナなどに格納する。これにより、格納スペースを小さくでき、輸送効率を高めることができる。そして、輸送後に、収容コンテナなどから取り出した配索治具30Mを、収縮形態から展開形態にして各ブロック30を元の位置に戻すことで、コネクタ11を元の位置に戻し、コネクタ11を基準とした共通ワイヤハーネス10の全体の形状を元の配索形状に戻すことができる。したがって、元の配索形状に戻った共通ワイヤハーネス10に対して、他のオプションワイヤハーネス20を容易に組み付けることが可能となる。
ところで、輸送前のブロック30の収縮工程や輸送後のブロック30の展開工程においては、個別にコネクタ11を作業者が手作業で元の位置に戻すのではなく、コネクタ11を保持しているブロック30を動かすだけでよい。したがって、例えばブロック30のスライド機構を組み込んだ自動機を使用すれば、作業員の手作業によらずに、収縮工程や展開工程を自動化することができ、省力化による合理化が可能になる。
また、上記の配索治具30Mによれば、ブロック30間を保持手段としての線状の連結部材35で繋ぐことにより、展開時のブロック30の相互位置を連結部材35の長さで規定するようにしているので、部材コストをかけずに展開形態でのブロック30の相互位置関係の容易に規定することができる。
また、上記の配索治具30Mによれば、収縮形態となるように複数のブロック30を集合させたときに、隣り合うブロック30の側面同士が互いに嵌まり合うようになっているので、ブロック30の集合寸法Lを小さくすることができて、配索治具30Mの格納スペースの縮小を図ることができ、輸送効率の向上に寄与することができる。
また、収縮形態となるように複数のブロック30を集合させたときに、複数のブロック30の周囲を拘束部材で囲って収縮形態を保持するようにしたことにより、格納時の安定を図ることができる。
次に、上記の配索治具30Mを用いた部品製造システムについて説明する。
顧客の要求する仕様のワイヤハーネスを製造するこの部品製造システムでは、互いに異なる地域に配置される第1生産拠点および第2生産拠点を用意しており、生産コストの安価な海外などの地域に配置される第1生産拠点で、車両の複数の品番に共通して用いられる共通ワイヤハーネス10を生産し、第2生産拠点へ向けて発送する。
また、第2生産拠点は、第1生産拠点よりも顧客が指定する納品地の近く、例えば国内に配置している。この第2生産拠点では、第1生産拠点から送られて来る共通ワイヤハーネス10を受け取り、この共通ワイヤハーネス10に対して、品番毎に異なる複数のオプションワイヤハーネス20を組み付けて、顧客の要求する仕様の完成ワイヤハーネスWHを製造し、その完成ワイヤハーネスWHを納品地に納品する。
具体的には、図3に示すように、海外などの第1生産拠点で、まず、共通ワイヤハーネス10を配索台50などを用いて製造する。次に、図4および図5に示すように、予め、収縮形態(図4(b)の形態)から展開形態(図4(a)の形態)にブロック30の配置を変化させた配索治具30Mの上に、製造した共通ワイヤハーネス10をセットする(図5参照)。つまり、共通ワイヤハーネス10の各コネクタ11を、各ブロック30のコネクタ受け部31に装填する。
これにより、ほぼ全部のコネクタ11をブロック30で保持することができる。コネクタ11は、共通ワイヤハーネス10を構成する電線の端末に取り付けられているので、このようにコネクタ11が保持されることで、共通ワイヤハーネス10の全体が保持されることになる。
次に、図6および図7に示すように、配索治具30Mを裏返した状態にして、ブロック30を収縮位置に図7中の矢印Aのようにスライドさせ、収縮形態にして、図8に示すように、複数セットをまとめて保持格納する。
このように配索治具30Mを裏返しにした状態でブロック30を収縮形態にスライドさせることにより、コネクタ11間を繋ぐ電線を下方に垂れ下げた状態にすることができ、電線をブロック30間に挟むおそれがなくなる。したがって、電線に邪魔されずに、複数のブロック30を密に集合させることができ、その結果、ブロック30の集合寸法を小さくして、配索治具30Mや共通ワイヤハーネス10の格納効率を向上させることができる。
上記のように配索治具30Mや共通ワイヤハーネス10を収縮形態にして保持格納し船Sに積み込み、第2生産拠点に向けて発送する。
次に第2生産拠点では、第1生産拠点から届いた収縮形態の配索治具30Mを、図9に示すように展開形態となるよう展開する。そして、当該展開形態の配索治具30M上で共通ワイヤハーネス10とオプションワイヤハーネス20とを結合して、図10に示すような完成ワイヤハーネスWHを組み上げる。なお、オプションワイヤハーネス20の製造は、それぞれ別の配索治具を用いて行い、完成したオプションワイヤハーネス20を、配索治具30Mの保持する共通ワイヤハーネス10に組み付けてもよいし、配索治具30M上でオプションワイヤハーネス20を組み立てて共通ワイヤハーネス10に結合してもよい。
以上のように、本実施形態に係る部品製造システムによれば、第1生産拠点で生産した共通ワイヤハーネス10を配索治具30M上に装着したまま、配索治具30Mを収縮形態に保持格納した状態で第2生産拠点に向けて発送するので、コンパクトな形態で効率よく共通ワイヤハーネス10を第2生産拠点に輸送することができる。そして、第2生産拠点では、第1生産拠点から届いた収縮形態の配索治具30Mを展開形態にすることにより、共通ワイヤハーネス10を元の(実際の)配索形状に戻すことができる。したがって、その配索治具30M上で、元の配索形状に戻った共通ワイヤハーネス10とオプションワイヤハーネス20とを結合して完成ワイヤハーネスWHを組み上げることができる。
これらの一連の工程の中で、輸送前のブロック30の収縮工程や輸送後のブロック30の展開工程においては、個別にコネクタ11を作業者が手作業で元の位置に戻すのではなく、コネクタ11を保持しているブロック30を動かすだけでよい。したがって、例えばブロック30のスライド機構を組み込んだ自動機をシステム内に取り込むことにより、作業員の手作業によらずに、配索治具30Mの収縮工程や展開工程を自動化することができ、省力化による合理化が可能になる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの配索治具および部品製造システムの特徴をそれぞれ以下[1]~[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] ワイヤハーネス(10)の各コネクタ(11)を受けるためのコネクタ受け部(31)を有する複数のブロック(30)と、当該複数のブロック(30)の相互位置関係を規定し保持する保持手段(35)と、を備え、
前記複数のブロック(30)は、配置形態として、前記ワイヤハーネス(10)の実際の配索形状における各コネクタ(11)の位置に前記コネクタ受け部(31)を対応させることのできる展開形態と、格納のために密に集合させた収縮形態と、に選択的に変形可能に設けられており、
前記保持手段(35)は、前記複数のブロック(30)の配置形態を前記展開形態としたときに、前記複数のブロック(30)の相互位置関係を保持することができるように設けられている、
ことを特徴とするワイヤハーネスの配索治具(30M)。
[2] 前記複数のブロック(30)間が、前記保持手段(35)として設けられた所定長の線状の連結部材(35)によって繋がれており、
前記連結部材(35)の長さが、伸ばしたときに前記ワイヤハーネス(10)の配索形状における各コネクタ(11)の位置に前記複数のブロック(30)の各コネクタ受け部(31)が配置されるように設定されている、
ことを特徴とする上記[1]に記載のワイヤハーネスの配索治具(30M)。
[3] 各前記ブロック(30)の形状は、前記複数のブロック(30)を前記収縮形態としたときに、隣り合う前記ブロック(30)の側面同士が互いに嵌まり合うように設定されている、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のワイヤハーネスの配索治具(30M)。
[4] 前記収縮形態となるように前記複数のブロック(30)を集合させたときに、前記複数のブロック(30)の周囲を囲って前記収縮形態を保持する拘束部材を有する、
ことを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索治具(30M)。
[5] ワイヤハーネス(WH)を製造する部品メーカが使用可能な部品製造システムであって、
互いに異なる地域に配置される第1生産拠点および第2生産拠点を含み、
前記第1生産拠点は、車両の複数の品番に共通して用いられる共通ワイヤハーネス(10)を生産する機能を有し、
前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点よりも顧客が指定する納品地の近くに配置され、
前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点から前記共通ワイヤハーネス(10)を取得するとともに、品番毎に異なる複数のオプションワイヤハーネス(20)を前記共通ワイヤハーネス(10)と結合して、前記納品地に完成ワイヤハーネス(WH)を納品する機能を有し、
前記第1生産拠点では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配索治具(30M)上に前記共通ワイヤハーネス(10)を装着したまま前記配索治具(30M)を前記収縮形態に保持格納した状態で前記第2生産拠点に発送し、
前記第2生産拠点では、前記第1生産拠点から届いた前記収縮形態の前記配索治具(30M)を前記展開形態となるよう展開し、当該展開形態の配索治具(30M)上で前記共通ワイヤハーネス(10)と前記オプションワイヤハーネス(20)とを結合して前記完成ワイヤハーネス(WH)を組み上げる、
ことを特徴とする部品製造システム。
[6] 前記第1生産拠点では、前記配索治具(30M)を裏返した状態で前記収縮形態に保持格納する、
ことを特徴とする上記[5]に記載の部品製造システム。
1 車両
10 共通ワイヤハーネス
11 コネクタ
20 オプションワイヤハーネス
21 コネクタ
30M 配索治具
30 ブロック
31 コネクタ受け部
35 線状の連結部材(保持手段)
WH 完成ワイヤハーネス(要求仕様のワイヤハーネス)
M 共通部
N 差別化部
S 船

Claims (5)

  1. ワイヤハーネスの各コネクタを受けるためのコネクタ受け部を有する複数のブロックと、当該複数のブロックの相互位置関係を規定し保持する保持手段と、を備え、
    前記複数のブロックは、配置形態として、前記ワイヤハーネスの実際の配索形状における各コネクタの位置に前記コネクタ受け部を対応させることのできる展開形態と、格納のために密に集合させた収縮形態と、に選択的に変形可能に設けられており、
    前記保持手段は、前記複数のブロックの配置形態を前記展開形態としたときに、前記複数のブロックの相互位置関係を保持することができるように設けられており
    各前記ブロックの形状は、前記複数のブロックを前記収縮形態としたときに、隣り合う前記ブロックの側面同士が互いに嵌まり合うことで、前記複数のブロックが長方形状の連続する一つの平板を構成するように、設定されている、
    ことを特徴とするワイヤハーネスの配索治具。
  2. 前記複数のブロック間が、前記保持手段として設けられた所定長の線状の連結部材によって繋がれており、
    前記連結部材の長さが、伸ばしたときに前記ワイヤハーネスの配索形状における各コネクタの位置に前記複数のブロックの各コネクタ受け部が配置されるように設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの配索治具。
  3. 前記収縮形態となるように前記複数のブロックを集合させたときに、前記複数のブロックの周囲を囲って前記収縮形態を保持する拘束部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索治具。
  4. ワイヤハーネスを製造する部品メーカが使用可能であり、ワイヤハーネスの配索治具を用いた部品製造システムであって、
    前記配索治具は、
    ワイヤハーネスの各コネクタを受けるためのコネクタ受け部を有する複数のブロックと、当該複数のブロックの相互位置関係を規定し保持する保持手段と、を備え、
    前記複数のブロックは、配置形態として、前記ワイヤハーネスの実際の配索形状における各コネクタの位置に前記コネクタ受け部を対応させることのできる展開形態と、格納のために密に集合させた収縮形態と、に選択的に変形可能に設けられており、
    前記保持手段は、前記複数のブロックの配置形態を前記展開形態としたときに、前記複数のブロックの相互位置関係を保持することができるように設けられており、
    前記部品製造システムは、
    互いに異なるに配置される第1生産拠点および第2生産拠点を含み、
    前記第1生産拠点は、車両の複数の品番に共通して用いられる共通ワイヤハーネスを生産する機能を有し、
    前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点よりも顧客が指定する納品地の近くに配置され、
    前記第2生産拠点は、前記第1生産拠点から前記共通ワイヤハーネスを取得するとともに、品番毎に異なる複数のオプションワイヤハーネスを前記共通ワイヤハーネスと結合して、前記納品地に完成ワイヤハーネスを納品する機能を有し、
    前記第1生産拠点では、前記配索治具上に前記共通ワイヤハーネスを装着したまま前記配索治具を前記収縮形態に保持格納した状態で前記第2生産拠点に発送し、
    前記第2生産拠点では、前記第1生産拠点から届いた前記収縮形態の前記配索治具を前記展開形態となるよう展開し、当該展開形態の配索治具上で前記共通ワイヤハーネスと前記オプションワイヤハーネスとを結合して前記完成ワイヤハーネスを組み上げる、
    ことを特徴とする部品製造システム。
  5. 前記第1生産拠点では、前記配索治具を裏返した状態で前記収縮形態に保持格納する、
    ことを特徴とする請求項に記載の部品製造システム。
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