JP2003059354A - ワイヤハーネスの組立及び検査方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの組立及び検査方法

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裕 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のサブハーネスを車両仕様に応じて選択
的に組み合わせて一つのワイヤハーネスを組み立てる場
合に、組み立てられたワイヤハーネスが車両仕様に合致
したサブハーネスの組み合わせになっているか否かを容
易に検査できるようにする。 【解決手段】 全てのサブハーネス24にそれぞれ電気接
続箱60に嵌合される特定コネクタ31を設ける。特定コネ
クタ31が嵌合される嵌合部62を有する電気接続箱60を用
意する。複数のサブハーネス24を組み合わせて一つのワ
イヤハーネスを組み立てる際に、各サブハーネスの特定
コネクタ31を電気接続箱60の所定の嵌合部62に嵌合す
る。このようにしてワイヤハーネスを組み立てた後、電
気接続箱60に嵌合されている特定コネクタ31の有無によ
り、サブハーネス24の組み合わせが車両仕様に合致して
いるか否かを検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数のサブハー
ネスを組み合わせて一つのワイヤハーネスを組み立てる
場合に、組立後の検査が容易な組立方法と、組立後の検
査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 車両のワイヤハーネスは、車両ユーザ
ーのニーズの多様化に伴い、各種装備の有無、バリエー
ションの組み合わせから、種類が非常に多くなってお
り、必要とされるワイヤハーネスの種類は数百種にも及
ぶ。このワイヤハーネスの種類を少なくするために、比
較的類似した車両仕様に対しては、まとめて一つのワイ
ヤハーネス品番を割り当てる方法をとっているが、それ
でも製品としてのワイヤハーネス品番数は百種類程度に
もなる。
【0003】 このような問題を解決するため、複数の
車型又は単一の車型の複数の仕様に対して共通に使われ
るベース回路を集合した共通サブハーネスと、特定の車
型又は特定の仕様に対して使われる少なくとも一つの回
路を集合したオプションサブハーネスとに分けて生産
し、これらのサブハーネスを、車両組み立て時の車両情
報に応じて選択的に組み合わせることにより、必要とす
るワイヤハーネスを生産する案が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上記のように複数の
サブハーネスを組み合わせて車両仕様に応じたワイヤハ
ーネスを生産する場合、生産されたワイヤハーネスが車
両仕様に合致したサブハーネスの組み合わせになってい
るか否かの検査が必要となる。各サブハーネスを自動で
生産する場合は、抜き取りで導通検査を行えば品質を保
証できる。またサブハーネスを手作業で生産する場合
も、サブハーネス完成の段階で導通検査を行えば、品質
を保証できる。これらのサブハーネスを合体したワイヤ
ハーネスで、再度導通検査を行うことは非効率である。
しかし従来、このような組み合わせ型のワイヤハーネス
において、車両仕様に合致したサブハーネスの組み合わ
せになっているか否かを検査する有効な方法がなかっ
た。
【0005】 したがって本発明の目的は、複数のサブ
ハーネスを車両仕様に応じて選択的に組み合わせて一つ
のワイヤハーネスを組み立てる場合に、組み立てられた
ワイヤハーネスが車両仕様に合致したサブハーネスの組
み合わせになっているか否かを検査することが容易なワ
イヤハーネスの組立方法と、組み立てられたワイヤハー
ネスの検査方法を提供することみある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
め本発明は、車両仕様に応じて複数のサブハーネスを選
択的に組み合わせて一つのワイヤハーネスを組み立てる
方法において、全てのサブハーネスにそれぞれ電気接続
箱に嵌合される特定コネクタを設けると共に、前記特定
コネクタが嵌合される電気接続箱を用意し、前記複数の
サブハーネスを組み合わせて一つのワイヤハーネスを組
み立てる際に、各サブハーネスの特定コネクタを電気接
続箱の所定の位置に嵌合することを特徴とするものであ
る。
【0007】 この方法でワイヤハーネスを組み立てる
場合、電気接続箱に、サブハーネスの特定コネクタを嵌
合する嵌合部を整列して設けておくことが好ましい。
【0008】 本発明に係るワイヤハーネスの検査方法
は、上記の組立方法でワイヤハーネスを組み立てた後、
電気接続箱に嵌合されている特定コネクタの有無によ
り、サブハーネスの組み合わせが車両仕様に合致してい
るか否かを検査することを特徴とするものである。
【0009】 本発明の検査方法では、各サブハーネス
の特定コネクタの表面に、各サブハーネスを識別するマ
ーク又はバーコード等の識別手段を付しておき、電気接
続箱に嵌合されている特定コネクタの識別手段を読みと
ることにより検査を行うことことができる。
【0010】 また本発明の検査方法では、電気接続箱
に嵌合されている特定コネクタの有無の検査を、光の透
過、遮断又は反射等の光学的手段により行うこともでき
る。
【0011】 また本発明の検査方法では、電気接続箱
に嵌合されている特定コネクタの有無の検査を電気的に
行うこともできる。
【0012】 また本発明の検査方法では、各サブハー
ネスの特定コネクタの色を、サブハーネス毎に異なら
せ、電気接続箱に嵌合されている特定コネクタの色を識
別することにより検査を行うこともできる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を、
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】 まず図1を参照して、複数のサブハーネ
スを組み合わせて一つのワイヤハーネスを組み立てる方
法を説明する。この実施形態は、車両搭載部品である空
調ダクト10にワイヤハーネスを組み付ける場合である。
空調ダクト10にはワイヤハーネス保持部14が設けられて
おり、ワイヤハーネス保持部14にはワイヤハーネスの支
線部を位置決めする切欠き部16と、ワイヤハーネスを固
定する固定部材18が設けられている。
【0015】 ワイヤハーネス保持部14に組み付けられ
るワイヤハーネスは、この実施形態では、1つの共通サ
ブハーネス24Pと、4つのオプションサブハーネス24Q
〜24Tの組み合わせにより構成される。各サブハーネス
24P〜24Tにおいて、26は幹線部、28は支線部、30はコ
ネクタである(結束部材は図示省略)。
【0016】 共通サブハーネス24Pは、複数の車型又
は単一の車型の複数の仕様に対して共通に使われるベー
ス回路を集合したもので、例えばエンジン制御回路、灯
火系回路、メータ表示の共通部分の回路、エアバッグ等
の安全装備回路などがこれに入る。また、どの範囲で共
通化するかによっても変わってくるが、エアコン等が標
準で装備されるような車格で共通化する場合には、エア
コン用回路も共通サブハーネスに入ることになる。
【0017】 一方、オプションサブハーネス24Q〜24
Tは、それぞれ特定の車型又は特定の仕様に対して使わ
れる回路を集合したもので、それぞれのオプションサブ
ハーネス24Q〜24Sには次のような回路が含まれる。
【0018】 第一のオプションサブハーネス24Qは例
えばオートマチック車用の回路である。このサブハーネ
ス24Qはエンジンコンピュータ行きコネクタとメータ行
きコネクタを有することになるが、共通サブハーネス24
Pもエンジンコンピュータ行きコネクタとメータ行きコ
ネクタを有している。このため共通サブハーネス24P及
び第一のオプションサブハーネス24Qのエンジンコンピ
ュータ行きコネクタをそれぞれエンジンコンピュータに
接続し、かつ両サブハーネスのメータ行きコネクタをそ
れぞれメータに接続する必要があり、結合コネクタ数が
増える。この場合、一つのコネクタホルダに前記二つの
サブハーネスの行き先が同じコネクタを差し込むか、あ
るいは前記二つのサブハーネスの行き先が同じコネクタ
を合体させれば、エンジンコンピュータ又はメータへの
コネクタ結合作業を従来同様一つのコネクタとして行う
ことができる。第二のオプションサブハーネス24Rはリ
モコンミラー回路用である。第三のオプションサブハー
ネス24Sはパワーウィンドウ回路用である。第四のオプ
ションサブハーネス24Tはフロントフォグランプ回路用
である。
【0019】 このほか、図示してないが、リアフォグ
ランプ回路用のオプションサブハーネスや、ヘッドラン
プレベリング回路用のオプションサブハーネスなども存
在する。この例の場合はワイヤハーネスへの要求仕様
が、オートマチック車、リモコンミラー付き、パワーウ
ィンドウ付き、フロントフォグランプ付きの仕様という
ことで、共通サブハーネス24Pのほかに4つのオプショ
ンサブハーネス24Q〜24Tが選択されて組み合わされ
る。
【0020】 これらのサブハーネス24P〜24Tは一端
側に、電気接続箱に嵌合される少なくとも一つの特定コ
ネクタ31を有している。共通サブハーネス24Pは回路規
模が大きいので、3個の特定コネクタ31a〜31cを有し
ている。
【0021】 空調ダクト10のワイヤハーネス保持部14
にサブハーネス24P〜24Tを配索するときは、図2に示
すように空調ダクト10及びリインフォースバー12を、イ
ンパネモジュール組立台36にセットした状態で配索する
ことが好ましい。組立台36には、他のインパネモジュー
ル構成部品である空調ユニット38やブロワーユニット40
等もセットされる。また組立台36には、コネクタ仮固定
治具42、支線部の分岐部仮固定治具44、外装部品仮固定
治具46、外装部品取付け指示盤48などが、それぞれ支柱
50に支持された状態で、所定の位置に設置されている。
【0022】 サブワイヤハーネス24P、24Q・・を配
索するときは、支線部寸法(幹線部26から支線部28先端
のコネクタ30までの長さ)を、最終的にワイヤハーネス
として完成したときに必要な所定の長さに合わせるた
め、コネクタ30をコネクタ仮固定治具42にセットしなが
ら配索する。これによって所定の支線部寸法が確保され
る。
【0023】 なお、コネクタ仮固定治具42や外装部品
取付け指示盤48などを支持する支柱50は、その下端を回
転中心として一方向に倒せるようになっており、かつ組
立台36には、支柱50及びそれに支持された仮固定治具4
2、44、46や指示盤48を収納する溝56が形成されてい
る。これにより使用しない仮固定治具等は、支柱50を倒
すことにより溝56に収納できるようになっている。
【0024】 図2において、60は電気接続箱である。
電気接続箱60はリインフォースバー12の左側にブラケッ
トにより固定されている。電気接続箱60には図3に示す
ように、各サブハーネス24P〜24Tの特定コネクタ31
a、31を嵌合する嵌合部62P〜62Tが整列して設けられ
ている。
【0025】 まず共通サブハーネス24Pを布線し、そ
の特定コネクタ31a〜31c(図1参照)を電気接続箱60
に嵌合する。共通サブハーネス24Pは全ての車両仕様に
対して共通に組み込まれるため、必ずしもオプションサ
ブハーネスと同様に検査する必要はないが、3個の特定
コネクタ31a〜31cのうちの1個例えば31aを(図2及
び図3では31b、31cの図示を省略)、オプションサブ
ハーネスの特定コネクタ31と共に電気接続箱60上で整列
させて嵌合するようにすれば、オプションサブハーネス
の組み合わせ検査と同時に共通サブハーネスの組み込み
の有無を検査することが可能である。
【0026】 次に第一のオプションサブハーネス24Q
を布線し、その特定コネクタ31を電気接続箱60の所定の
嵌合部62Qに嵌合する。図2の例は、生産すべきワイヤ
ハーネスの仕様が、第一のオプションサブハーネス24Q
(オートマチック車用)と、第三のオプションサブハー
ネス24S(パワーウィンドウ用)が組み込まれ、その他
のオプションサブハーネスは組み込まれない場合であ
る。したがって最後に第三のオプションサブハーネス24
Sを布線し、その特定コネクタ31を電気接続箱60の所定
の嵌合部62Sに嵌合すれば、サブハーネスの組み付けが
完了する。
【0027】 このあと、ワイヤハーネスの幹線部をソ
フトなシート材でくるみ、固定部材18でワイヤハーネス
保持部14に固定する。また共通サブハーネス24Pの支線
部28と、サブハーネス24Q、24Sの支線部28は、それぞ
れ同一経路にあたる部分をまとめて、テープ巻き、コル
ゲートチューブ装着等の外装が施される。以上のように
して車両仕様に応じた一つのワイヤハーネスが組み立て
られる。
【0028】 次に組み立てられたワイヤハーネスの検
査方法を説明する。図4は本発明の検査方法の一実施形
態を示す。この実施形態は、各サブハーネス24P〜24T
の特定コネクタ31a、31にそれぞれサブハーネス24P〜
24Tを識別するためのバーコード64を付しておき、電気
接続箱60に嵌合されている特定コネクタ31a、31のバー
コード64をバーコードリーダー66で読みとることによ
り、特定コネクタの有無を検出し、サブハーネスの組み
合せが車両仕様に合致しているか否かを検査するもので
ある。なお、バーコードリーダーの読み取り結果を、車
両仕様情報とリンクさせて、合否判定を行うようにして
もよい。
【0029】 図5は本発明に係るワイヤハーネス検査
方法の他の実施形態を示す。この実施形態は、検査を光
学的手段により行うもので、電気接続箱60に嵌合された
特定コネクタ31a、31を挟んで対向するように発光器68
と受光器70を設置し、特定コネクタ31a、31が嵌合され
ている所では発光器68の光が遮断され、嵌合されてない
所でのみ受光器70が光を受光できるようにして、特定コ
ネクタの有無を検出し、サブハーネスの組み合わせが車
両仕様に合致しているか否かを検査するものである。こ
のほか特定コネクタによる光の反射から特定コネクタの
有無を検出するようにしてもよい。この場合は発光部と
受光部を特定コネクタの片側に設置できるという利点が
ある。
【0030】 図6は本発明に係るワイヤハーネス検査
方法のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、各
サブハーネス24の特定コネクタ31に突起72を形成してお
き、電気接続箱60の各嵌合部62の付近にはそれぞれリミ
ットスイッチ74を設置しておいて、特定コネクタ31が嵌
合部62に嵌合されると、突起72がリミットスイッチ74を
作動させることで、嵌合部62に特定コネクタ31が嵌合さ
れているか否かを検出し、これによってサブハーネスの
組み合せが車両仕様に合致しているか否かを検査するも
のである。図6では一つのサブハーネス24と一つの嵌合
部62だけを示したが、他も同様の構成である。
【0031】 以上の実施形態では、いずれも電気接続
箱上に各サブハーネスの特定コネクタを整列させて配置
することにより、検査装置を単純化でき、検査時間を短
縮することが可能である。
【0032】 図7は本発明に係るワイヤハーネス検査
方法のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、検
査を電気的に行うもので、各サブハーネス24の特定コネ
クタ31に一対の端子の短絡回路76を設けておき、電気接
続箱60の各嵌合部62には特定コネクタ31の嵌合により短
絡される一対の端子78と80を設けておき、検査器82によ
り端子78と80が短絡されているか否かを検出して特定コ
ネクタ31の有無を検出し、サブハーネスの組み合せが車
両仕様に合致しているか否かを検査するものである。図
7では一つのサブハーネス24と一つの嵌合部62だけを示
したが、他も同様の構成である。この検査方法の場合
は、電気接続箱上に各サブハーネスの特定コネクタが整
列して配置されている必要はない。
【0033】 このほかの実施形態としては、各サブハ
ーネスの特定コネクタの色を、サブハーネス毎に異なら
せておき、電気接続箱に嵌合されているコネクタの色を
識別して検査を行う方法もある。
【0034】 以上の実施形態では、電気接続箱が一つ
の場合を説明したが、電気接続箱が複数設置されている
場合も、各サブハーネスに必要とされる電源回路を全て
一つの電気接続箱から供給するようにして、各サブハー
ネスの特定コネクタが必ず一つの電気接続箱に嵌合され
るように構成した方が、検査装置を単純化できる。しか
し電気接続箱が複数ある場合でも、複数の電気接続箱に
おいて以上の実施形態で説明したのと同様な検査を行
い、複数の電気接続箱で得られた情報を集めることによ
り、所定のサブハーネスが組み込まれているか否かを検
査することが可能である。
【0035】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
車両仕様に応じて複数のサブハーネスを選択的に組み合
わせて一つのワイヤハーネスを組み立てる場合に、全て
のサブハーネスにそれぞれ電気接続箱に嵌合される特定
コネクタを設け、ワイヤハーネスを組み立てる際に、各
サブハーネスの特定コネクタを電気接続箱の所定の位置
に嵌合するようにしたので、電気接続箱の所で特定コネ
クタの有無を検査するすることにより、サブハーネスの
組み合わせが車両仕様と合致しているか否かを簡単に確
認することができ、組み立てられたワイヤハーネスの検
査を短時間で確実に行うことができる。
【0036】 また電気接続箱に、各サブハーネスの特
定コネクタを嵌合する嵌合部を整列して設けることによ
り、検査装置を簡素化できると共に、全ての特定コネク
タの有無を同時に検査できるため、より検査時間の短縮
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のサブハーネスを組み合わせて一つのワ
イヤハーネスを組み立てる方法の説明図。
【図2】 本発明に係るワイヤハーネス組立方法の一実
施形態を示す斜視図。
【図3】 本発明の組立方法における各サブハーネスと
電気接続箱の関係を示す斜視図。
【図4】 本発明に係るワイヤハーネス検査方法の一実
施形態を示す斜視図。
【図5】 同じく他の実施形態を示す斜視図。
【図6】 同じくさらに他の実施形態の要部を示す断面
図。
【図7】 同じくさらに他の実施形態の要部を示す、
(A)は斜視図、(B)は回路図。
【符号の説明】
24P:共通サブハーネス 24Q〜24T:オプションサブハーネス 31a:共通サブハーネスの特定コネクタ 31:オプションサブハーネスの特定コネクタ 60:電気接続箱 62:嵌合部 64:バーコード 66:バーコードリーダー 68:発光器 70:受光器 72:突起 74:リミットスイッチ 76:短絡回路 78、80:短絡される一対の端子 82:検査器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両仕様に応じて複数のサブハーネスを
    選択的に組み合わせて一つのワイヤハーネスを組み立て
    る方法において、全てのサブハーネスにそれぞれ電気接
    続箱に嵌合される特定コネクタを設けると共に、前記特
    定コネクタが嵌合される電気接続箱を用意し、前記複数
    のサブハーネスを組み合わせて一つのワイヤハーネスを
    組み立てる際に、各サブハーネスの特定コネクタを電気
    接続箱の所定の位置に嵌合することを特徴とするワイヤ
    ハーネスの組立方法。
  2. 【請求項2】 電気接続箱に、サブハーネスの特定コネ
    クタを嵌合する嵌合部が整列して設けられていることを
    特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの組立方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の組立方法でワイヤ
    ハーネスを組み立てた後、電気接続箱に嵌合されている
    特定コネクタの有無により、サブハーネスの組み合わせ
    が車両仕様に合致しているか否かを検査することを特徴
    とするワイヤハーネスの検査方法。
  4. 【請求項4】 各サブハーネスの特定コネクタの表面
    に、各サブハーネスを識別するマーク又はバーコード等
    の識別手段を付しておき、電気接続箱に嵌合されている
    特定コネクタの識別手段を読みとることにより検査を行
    うことを特徴とする請求項3記載のワイヤハーネスの検
    査方法。
  5. 【請求項5】 電気接続箱に嵌合されている特定コネク
    タの有無の検査を、光の透過、遮断又は反射等の光学的
    手段により行うことを特徴とする請求項3記載のワイヤ
    ハーネスの検査方法。
  6. 【請求項6】 電気接続箱に嵌合されている特定コネク
    タの有無の検査を電気的に行うことを特徴とする請求項
    3記載のワイヤハーネスの検査方法。
  7. 【請求項7】 各サブハーネスの特定コネクタの色を、
    サブハーネス毎に異ならせ、電気接続箱に嵌合されてい
    る特定コネクタの色を識別することにより検査を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの検査方
    法。
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