JP7351252B2 - 車両用差動装置取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用差動装置取付構造に関するものである。
一般に、車両後部の下側には、車両がカーブを曲がるときに左右のホイールの回転差を吸収する差動装置(デファレンシャルギアとも呼称される)が設けられている。差動装置は、比較的大型の装置であって、車両の走行中に荷重を受けるため、車体に対する高い取付剛性が求められている。
例えば、特許文献1の技術では、ディファレンシャル装置13に対して、前端側を取付部13aL、13aRを介して第1クロスメンバ5に取り付け、後端側をデフ取付ブラケット25を介して第2クロスメンバ7に取り付けている。特許文献1によれば、車両の低床化を実現しつつ、互いに車両前後方向に離れた第1クロスメンバ5および第2クロスメンバ7にディファレンシャル装置13を取り付けることで、デファレンシャル装置13から車体への振動入力を抑制することが可能であると述べられている。
特開2009-279993号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、取付部13aL、13aRおよびデフ取付ブラケット25は、第1クロスメンバ5および第2クロスメンバ7それぞれの下面に設置されている。そのため、各取付部の設置剛性の点においては、改良の余地を残している。
本発明は、このような課題に鑑み、差動装置の取付剛性を向上可能な車両用差動装置取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用差動装置取付構造の代表的な構成は、車両後部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、取付部は、クロスメンバの端部の近傍でクロスメンバの前壁に沿って設けられるフロントブラケットと、車両前後方向から見てフロントブラケットに重なっていてクロスメンバの後壁に沿って設けられるリアブラケットと、フロントブラケットおよびリアブラケットそれぞれとクロスメンバの端部とにわたって接合される第1ブレースとを有することを特徴とする。
本発明によれば、差動装置の取付剛性を向上可能な車両用差動装置取付構造を提供することが可能になる。
本発明の実施例に係る車両用差動装置取付構造の概要を示す図である。 図1(b)の取付部の拡大図である。 図2のフロントブラケットを車両前方および下方から見た図である。 図2の取付部を車両下方から正対して見た図である。 図4の取付部のA-A断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用差動装置取付構造は、車両用部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、取付部は、クロスメンバの端部側の近傍でクロスメンバの前壁に沿って設けられるフロントブラケットと、車両前後方向から見てフロントブラケットに重なっていてクロスメンバの後壁に沿って設けられるリアブラケットと、フロントブラケットおよびリアブラケットそれぞれとクロスメンバの端部とにわたって接合される第1ブレースとを有することを特徴とする。
上記構成によれば、第1ブレースが幅方向外側からフロントブラケットおよびリアブラケットを支えることで、差動装置の取付剛性を高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。
上記のフロントブラケットおよびリアブラケットのそれぞれは、クロスメンバよりも下方に形成され差動装置が接続される接続孔を有し、第1ブレースは、少なくともフロントブラケットおよびリアブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、クロスメンバの端部からフロントブラケットおよびリアブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていてもよい。
上記構成によれば、第1ブレースがフロントブラケットおよびリアブラケットの車幅方向の振動を好適にクロスメンバに伝達させ、その振動を効率よく抑制することが可能となる。特に、第1ブレースは、各ブラケットの荷重入力点である接続孔に対して突っ張ることで、上記の振動を効率よく抑えることができる。
当該車両用差動装置取付構造はさらに、クロスメンバの前壁のうちフロントブラケットよりも車幅方向外側の部分から車両前方に延びるフロントメンバを備え、第1ブレースは、フロントメンバにも接合されていてもよい。
上記の第1ブレースがフロントメンバにも接合されることで、フロントブラケットおよびリアブラケットの剛性をより高めることが可能になる。
上記のフロントメンバの後端は、クロスメンバの前壁に面接触するフランジになっていて、第1ブレースは、クロスメンバの下面に接合される第1接合部と、フロントメンバの下面に接合される第2接合部と、フロントメンバの車幅方向外側のフランジに車両前方から接合される第3接合部とを有してもよい。
上記構成によって、第1ブレースは、複数の方向に接合され、フロントブラケットおよびリアブラケットの振動をより効率よく防止することが可能になる。
上記の取付部はさらに、クロスメンバの前壁のうちフロントブラケットよりも車幅方向内側の部分とフロントブラケットとにわたって接合されるフロント第2ブレースと、クロスメンバの後壁のうちリアブラケットよりも車幅方向内側の部分とリアブラケットとにわたって接合されるリア第2ブレースとを備えてもよい。
上記の各第2ブレースが幅方向内側から各ブラケットを支えつつクロスメンバに接合されることで、各ブラケットの設置剛性をより高めることが可能になる。
上記のフロント第2ブレースは、少なくともフロントブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、フロントブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていて、リア第2ブレースは、少なくともリアブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、リアブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていてもよい。
上記の各第2ブレースによって、各ブラケットの車幅方向の振動を好適に防止することが可能になる。特に、各第2ブレースは、各ブラケットの荷重入力点である接続孔に対して突っ張ることで、各ブラケットの振動を効率よく抑えることが可能である。
上記の当該車両用差動装置取付構造はさらに、クロスメンバの後壁のうちリアブラケットよりも車幅方向内側の部分から車両後方に延びるリアメンバを備え、リア第2ブレースは、リアメンバにも接合されていてもよい。
上記のリアメンバによって、クロスメンバを車両後方から支えてその剛性を向上させることが可能である。また、リア第2ブレースがリアメンバにも接合されることで、リアブラケットの設置剛性をより高めることが可能である。
上記のフロント第2ブレースは、クロスメンバよりも下方に突出し、フロント第2ブレースの縁は、車両前方に屈曲したフランジ状になっていて、フランジ状の縁がフロントブラケットに接合されていて、リア第2ブレースは、クロスメンバよりも下方に突出し、リア第2ブレースの縁は、車両後方に屈曲したフランジ状になっていて、フランジ状の縁がリアブラケットに接合されてもよい。
各第2ブレースは、そのフランジ状の側縁で各ブラケットを車幅方向内側から支えることで、各ブラケットを効率よく補強することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用差動装置取付構造(以下、取付構造100)の概要を示す図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
図1(a)は、当該取付構造100を実施した車両後部の下側を示した図である。当該取付構造100は、差動装置102を車両のフロア104の下側に取り付けるための部材群である。差動装置102は、左右のリアホイールの回転差を吸収する装置であり、リアデファレンシャルギアとも呼称される。当該取付構造100は、差動装置102の取付剛性の向上を図ることで、走行中のフロアの振動の低減や、各部材の変形の抑制などを図っている。特に、当該取付構造100は、差動装置102の車両後側を支える取付部112、114の剛性向上に着目している。
図1(b)は、図1(a)の差動装置102を取り外した状態の図である。クロスメンバ108、110は、車体の骨格となる部材であり、車両後部のフロア104の下側を車幅方向に延びている。取付部112、114は、車両後部のうちの後側のクロスメンバ110に設けられ、差動装置102の後端側が取り付けられる。なお、差動装置102の前端側は、前側のクロスメンバ108に設けられたブラケット106に取り付けられる。
取付部112および取付部114は、それぞれクロスメンバ110の車幅方向左側および右側の端部近傍に設けられて、差動装置102の後端側を支持する。これら取付部112、114は、左右対称の同じ構成である。以下では、取付部112、114を代表して、車幅方向左側の取付部112を例に挙げて説明する。
当該取付構造100には、差動装置102の取り付けに関わる部材として、フロントメンバ116およびリアメンバ118も含まれている。フロントメンバ116およびリアメンバ118は、クロスメンバ108、110と同様に、フロア104の下側に設けられる部材である。フロントメンバ116は、クロスメンバ110から車両前方のクロスメンバ108に向かって延びている。リアメンバ118は、クロスメンバ110から車両後方のバックパネル120に向かって延びている。
図2は、図1(b)の取付部112の拡大図である。取付部112は、フロントブラケット122と、リアブラケット124とを含んで構成されている。フロントブラケット122は、クロスメンバ110の車幅方向の端部側の前壁110bに沿って設けられている。リアブラケット124は、車両前後方向から見てフロントブラケット122の車両後方に重なった状態で、クロスメンバ110の後壁110cに沿って設けられている。フロントブラケット122とリアブラケット124は、共に下端側がクロスメンバ110よりも下方に突出していて、この下端側に差動装置102が緩衝部材等を介して接続される。
取付部112には、第1ブレース126も含まれている。第1ブレース126は、フロントブラケット122およびリアブラケット124それぞれの車幅方向外側と、クロスメンバ110の端部およびフロントメンバ116とに接合される。第1ブレース126が幅方向外側からフロントブラケット122およびリアブラケット124を支えることで、差動装置102の取付剛性を高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。
取付部112はさらに、フロント第2ブレース128およびリア第2ブレース130を含んでいる。フロント第2ブレース128は、フロントブラケット122の車幅方向内側にて、フロントブラケット122とクロスメンバ110の前壁110bとにわたって接合される。リア第2ブレース130は、リアブラケット124の車幅方向内側にて、リアブラケット124とクロスメンバ110の後壁110cとにわたって接合される。フロント第2ブレース128が車幅方向内側からフロントブラケット122を支えつつクロスメンバ110に接合され、リア第2ブレース130が車幅方向内側からリアブラケット124を支えつつクロスメンバ110に接合されることで、フロントブラケット122およびリアブラケット124の設置剛性をより高めることが可能になる。
フロント第2ブレース128は、下端側がクロスメンバ110よりも下方に突出している。そして、フロント第2ブレース128は、上辺以外の縁、すなわち車幅方向両側および下端にわたる縁132が車両前方に屈曲したフランジ状になっている。特に、フロント第2ブレース128は、車幅方向外側のフランジ状の側縁132aでフロントブラケット122に接合される。このとき、フランジ状の縁132は、フロントブラケット122の車幅方向内側から当該フロント第2ブレース128の下端をわたってクロスメンバ110の前壁110bに到達するまで連続している。フロント第2ブレース128は、フランジ状の縁132でフロントブラケット122を車幅方向内側から支えることで、フロントブラケット122を効率よく補強することが可能になっている。
フロント第2ブレース128の縁132と同様に、リア第2ブレース130にもフランジ状の縁134が設けられている。縁134は、車両後方に屈曲したフランジ状になっていて、リアブラケット124の車幅方向内側に接合されるとともに、当該リア第2ブレース130の下端をわたってクロスメンバ110の後壁110cに到達するまで連続している。リア第2ブレース130においても、フランジ状の縁134でリアブラケット124を車幅方向内側から支えることで、リアブラケット124を効率よく補強することが可能になっている。
図3は、図2のフロントブラケット122を車両前方および下方から見た図である。フロントブラケット122は、差動装置102(図1(a)参照)が接続される接続孔136が、クロスメンバ110の下面110aよりも下方に形成されている。同様に、リアブラケット124も、クロスメンバ110の下面110aよりも下方に接続孔138(図2参照)を有している。
第1ブレース126は、少なくともフロントブラケット122およびリアブラケット124の接続孔136、138よりも下方に到達するよう、クロスメンバ110からフロントブラケット122およびリアブラケット124に近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっている。
上記の構成によって、第1ブレース126がフロントブラケット122およびリアブラケット124の車幅方向の振動を好適にクロスメンバ110に伝達させ、その振動を効率よく抑制することが可能となる。特に、第1ブレース126は、各ブラケットの荷重入力点である接続孔136、138に対して突っ張ることで、各ブラケットの振動を効率よく抑えることができる。
上述したように、第1ブレース126は、クロスメンバ110だけでなく、フロントメンバ116にも接合されている。詳しくは、まずフロント110メンバ116の後端116aは、クロスメンバ110の前壁110bのうちフロントブラケット122よりも車幅方向外側の部分につながっていて、このクロスメンバの前壁110bに面接触するフランジ116bを有している。第1ブレース126の第1接合部126aは、クロスメンバ110の下面110aに接合される。第2接合部126bは、フロントメンバ116の後端116aの下面に接合される。そして、第3接合部126cは、フロントメンバ116のフランジ116bの車幅方向外側に車両前方から接合される。
上記の第1ブレース126がフロントメンバ116にもわたって接合されることで、フロントブラケット122およびリアブラケット124の剛性をより高めることが可能になる。特に、第1ブレース126は、各接合部によって複数の方向に接合され、フロントブラケット122およびリアブラケット124の振動をより効率よく防止することが可能になる。
フロント第2ブレース128は、少なくともフロントブラケット122の接続孔136よりも下方に到達するよう、フロントブラケット122よりも車幅方向内側からフロントブラケット122に近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっている。
同様に、リア第2ブレース130は、少なくともリアブラケット124の接続孔138よりも下方に到達するよう、リアブラケット124よりも車幅方向内側からリアブラケット124に近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっている。
上記のフロント第2ブレース128およびリア第2ブレース130によって、フロントブラケット122およびリアブラケット124の車幅方向の振動を好適に防止することが可能になる。特に、各第2ブレースは、各ブラケットの荷重入力点である接続孔136、138に対して突っ張ることで、各ブラケットの振動を効率よく抑えることが可能である。
図4は、図2の取付部112を車両下方から正対して見た図である。リアメンバ118は、クロスメンバ110の後壁110cのうちリアブラケット124よりも車幅方向内側の部分から、車両後方のバックパネル120に向かって延びている。リアメンバ118は、クロスメンバ110を車両後方から支えてその剛性を向上させることが可能である。リア第2ブレース130は、リアメンバ118にもわたって接合されている。
図5は、図4の取付部112のA-A断面図である。リアメンバ118は、クロスメンバ110に接合されている。そして、リア第2ブレース130の上側フランジ140は、リアメンバ118の下面に接合されている。リア第2ブレース130がリアメンバ118にも接合されることで、例えばリア第2ブレース130がフロア104側に沈むように変形することが防止でき、リアブラケット124の設置剛性もより高めることが可能になる。
以上のように、本実施例の取付部112によれば、差動装置102の取付剛性を高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。特に、本実施例では、フロントブラケット122およびリアブラケット124に対して、車幅方向外側からは第1ブレース126が支え、車幅方向内側からはフロント第2ブレース128およびリア第2ブレース130が支える構成になっている。これら第1ブレース126および前後の第2ブレースは、フロントブラケット122等の接続孔136に対する筋交として機能する。これら本実施例によれば、差動装置102を十全に取り付け、差動装置102に由来するフロア104の振動および変形を好適に抑えることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用差動装置取付構造に利用することができる。
100…当該取付構造、102…差動装置、104…フロア、106…ブラケット、108…クロスメンバ、110…クロスメンバ、110a…下面、110b…前壁、110c…後壁、112…取付部、114…取付部、116…フロントメンバ、116a…後端、116b…フランジ、118…リアメンバ、120…バックパネル、122…フロントブラケット、124…リアブラケット、126…第1ブレース、126a…第1接合部、126b…第2接合部、126c…第3接合部、128…フロント第2ブレース、130…リア第2ブレース、132…縁、132a…側縁、134…縁、136…接続孔、138…接続孔、140…上側フランジ

Claims (8)

  1. 車両後部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、
    前記クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、
    前記取付部は、
    前記クロスメンバの端部の近傍で該クロスメンバの前壁に沿って設けられるフロントブラケットと、
    車両前後方向から見て前記フロントブラケットに重なっていて前記クロスメンバの後壁に沿って設けられるリアブラケットと、
    前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットそれぞれと前記クロスメンバの端部とにわたって接合される第1ブレースとを有することを特徴とする車両用差動装置取付構造。
  2. 前記フロントブラケットおよびリアブラケットのそれぞれは、前記クロスメンバよりも下方に形成され前記差動装置が接続される接続孔を有し、
    前記第1ブレースは、少なくとも前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、前記クロスメンバの端部から該フロントブラケットおよび該リアブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用差動装置取付構造。
  3. 当該車両用差動装置取付構造はさらに、前記クロスメンバの前壁のうち前記フロントブラケットよりも車幅方向外側の部分から車両前方に延びるフロントメンバを備え、
    前記第1ブレースは、前記フロントメンバにも接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用差動装置取付構造。
  4. 前記フロントメンバの後端は、前記クロスメンバの前壁に面接触するフランジになっていて、
    前記第1ブレースは、
    前記クロスメンバの下面に接合される第1接合部と、
    前記フロントメンバの下面に接合される第2接合部と、
    前記フロントメンバの車幅方向外側のフランジに車両前方から接合される第3接合部とを有することを特徴とする請求項3に記載の車両用差動装置取付構造。
  5. 前記取付部はさらに、
    前記クロスメンバの前壁のうち前記フロントブラケットよりも車幅方向内側の部分と該フロントブラケットとにわたって接合されるフロント第2ブレースと、
    前記クロスメンバの後壁のうち前記リアブラケットよりも車幅方向内側の部分と該リアブラケットとにわたって接合されるリア第2ブレースとを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用差動装置取付構造。
  6. 前記フロント第2ブレースは、少なくとも前記フロントブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、該フロントブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていて、
    前記リア第2ブレースは、少なくとも前記リアブラケットの接続孔よりも下方に到達するよう、該リアブラケットに近づくほど次第に寸法が下方に大きくなっていることを特徴とする請求項5に記載の車両用差動装置取付構造。
  7. 当該車両用差動装置取付構造はさらに、前記クロスメンバの後壁のうち前記リアブラケットよりも車幅方向内側の部分から車両後方に延びるリアメンバを備え、
    前記リア第2ブレースは、前記リアメンバにも接合されていることを特徴とする請求項5または6に記載の車両用差動装置取付構造。
  8. 前記フロント第2ブレースは、前記クロスメンバよりも下方に突出し、
    前記フロント第2ブレースの縁は、車両前方に屈曲したフランジ状になっていて、該フランジ状の縁が前記フロントブラケットに接合されていて、
    前記リア第2ブレースは、前記クロスメンバよりも下方に突出し、
    前記リア第2ブレースの縁は、車両後方に屈曲したフランジ状になっていて、該フランジ状の縁が前記リアブラケットに接合されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の車両用差動装置取付構造。
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