JP7350585B2 - 建設機械用保安ベルト - Google Patents
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Description
このような現場において、一般には、建設機械への人の不要な接近が生じないように、建設機械の周辺に立ち入り禁止のバー等を設置したり(例えば、特許文献1等参照)、専任の監視員による安全確保の為の監視が行われることが多い。
そのため、監視員による監視作業の補助として、建設機械の周辺のさらなる安全確保を可能とする用具が所望されている。
可撓性部材を用いて大凡平板帯状に形成された本体部を有し、前記本体部には、ソナー素子により検知領域内における障害物の存在を検出可能としたソナ-信号処理回路と、前記ソナー信号処理回路による障害物の検出に応じて外部の電子制御ユニットから入力される制御信号に応じて、それぞれ駆動可能に設けられた警告灯と鳴動素子が配設されてなる一方、前記本体部の一端には、第1の接続部が、前記本体部の他端には、第2の接続部が、それぞれ形成されてなる建設機械用保安ベルトであって、
前記建設機械用保安ベルトは、建設機械の外周において、当該建設機械用保安ベルトの長手軸方向に複数配置されて前記建設機械の外周に環状に取り付けられるものであって、隣接する建設機械用保安ベルト間において、一方の建設機械用保安ベルトの前記第1の接続部と他方の建設機械用保安ベルトの前記第2の接続部とは、相互に嵌合可能に構成されてなり、隣接する前記第1の接続部と前記第2の接続部を勘合状態とすることで、前記建設機械の外周への環状の取り付けを可能とされてなる一方、前記外部の電子制御ユニットは、前記建設機械に設けられ、当該電子制御ユニットと前記本体部との間に設けられた配線を介して前記制御信号に基づく前記駆動を可能とされてなるものである。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における建設機械用保安ベルトの外観構成及びその使用状態について図1及び図2を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態における建設機械用保安ベルト200は、建設機械の外周に複数縦続接続して環状に取り付けられるものである。
図2には、この建設機械用保安ベルト200の表面側から全体を臨んだ状態が示されているが、この建設機械用保安ベルト200の少なくとも裏面側は、裏面全体、又は、一部が磁気を帯びており、建設機械(図示せず)の金属製の外周面に磁力により取着可能となっている。
なお、建設機械用保安ベルト200を建設用機械の外周面に取着する方策としては、上述のように磁気を利用したものに限定される必要は無く、例えば、良く知られている機械的な結合方法を用いても好適である。
一方、接続溝3は、接続相手となる他の建設機械用保安ベルト200の接続突起2が嵌合する形状に形成されたものとなっている(図3(B)参照)。
かかる構成の接続突起2と接続溝3は、接続突起2の先端部分を接続溝3の端から中へ滑り込ませるようにして挿入してゆくことで相互に嵌合状態を形成できるものとなっている。
この場合、間隔調整を目的とした建設機械用保安ベルト200(以下、説明の便宜上「間隔調整建設機械用保安ベルト」と称する)を1つ用いるようにすると好適である。すなわち、1つだけ所望の長さに形成した建設機械用保安ベルト200を、他の定尺の建設機械用保安ベルト200の間に接続することで所望の建設機械の外周に複数の建設機械用保安ベルト200を確実に環状に取り付けることが可能となる。なお、間隔調整建設機械用保安ベルト200は、ソナー素子6a~6d等を設けずに単に間隔調整のためだけに必要な構造としても良い。
この警告灯4a~4cは、例えば、それぞれ複数のLEDの集合体として構成されている(詳細は後述)。
3個のブザー5a~5cは、建設機械用保安ベルト200の中央付近において長手軸方向に沿って適宜な間隔で設けられている(図2参照)。
本発明の実施の形態においては、3個のブザー5a~5cと4個のソナー素子6a~6dは、ほぼ同一直前上に沿うように設けられている(図2参照)。
なお、上述の警告灯4a~4c、ブザー5a~5c、ソナー素子6a~6d及びスピーカ7a,7bの個数は、あくまでも一例であり、この例に限定されるものではないことは勿論である。
本発明の実施の形態における保安ベルト制御回路250は、LED駆動回路(図4においては「LED-DRV」と表記)51と、ブザー駆動回路(図4においては「BZ-DRV」と表記)53と、スピーカ駆動回路(図4においては「SP-DRV」と表記)54と、インターフェイス回路(図4においては「IF」と表記)55とに大別されて構成されたものとなっている。
本発明の実施の形態において、保安ベルト制御回路250は、建設機械用保安ベルト200内に設けられているが、必ずしもこのような構成に限定される必要は無く、例えば、後述する電子制御ユニット(図4においては「ECU」と表記)400内に設ける構成としても良い。
本発明の実施の形態において、警告灯4a~4cは、それぞれ、複数のLED集合灯11-1~11-nを用いて構成されている。
このLED集合灯11-1~11-nは、それぞれ、複数のLEDが直列接続された構成を有しており、全体として高い輝度が確保可能となっている。
スピーカ駆動回路54は、操作室310内に設けられたヘッドセットマイク8からの音声信号を増幅出力する回路である。
すなわち、本発明の実施の形態においては、操作室310内において作業者が被るヘルメット9はヘッドセットマイク8が取着されたものとなっており、このヘッドセットマイク8は、インターフェース回路55に接続されている。そして、ヘッドセットマイク8から入力された作業者の音声は、インターフェイス回路55を介してスピーカ駆動回路54へ入力され、音声増幅されてスピーカ7a,7bから音声出力可能となっている。
なお、インターフェイス回路55と電子制御ユニット400との間の配線は、ケーブル等の引き出し等のための既設の穴を利用して配設して、また、専用の穴を適宜な部位に設けるようにしても、いずれでも良い。
本発明の実施の形態において、ソナー素子6a~6dは、電子制御ユニット400と直接接続されており、電子制御ユニット400により超音波の送受信制御処理が実行されるようになっている。
図5には、この電子制御ユニット400による保安ベルト制御回路250の動作制御処理の手順の一例が示されており、以下、同図を参照しつつ、その内容について説明する。
電子制御ユニット400による処理が開始されると、最初に、超音波反射信号受信の有無が判定される(図5のステップS110)すなわち、ソナー素子6a~6dにより反射信号が受信されたか否かが判定される。
メインルーチンにおいては、所用の他の処理が実行された後、再び、ステップS110の処理が開始されるようになっている。
なお、警告灯4a~4cは、いずれも特定の一色、例えば、赤色だけの単色としても良いし、また、一つの警告灯4a~4cにおいて、例えば、赤、黄色、緑の三色を点灯可能に構成し、これらを適宜使い分けしても良い。さらに、3つの警告灯4a~4cを、赤、黄色、緑のいずれか一色に、適宜割り当てて、所望する色によって、3つの警告灯4a~4cを使い分けるようにしても好適である。
この後、一旦、図示されないメインルーチンへ戻り、先に述べたように所用の他の処理が実行された後、再び、ステップS110から一連の処理が開始されるようになっている。
例えば、警告灯4a~4cは、先に述べたように、単一色のみならず、複色としても良く、この場合、例えば、色別に交互に点灯させて、周囲に存在する人に対してより効果的に注意喚起を促すことができるようにしても好適である。
さらに、警告灯点灯(図5のステップS120)とブザー鳴動(図5のステップS130)の処理順は、図5に示された順とは逆であっても良く、また、同時並行的に処理するような構成としても良いことは勿論である。
5a~5c…ブザー
6a~6d…ソナー素子
7a,7b…スピーカ
200…建設機械用保安ベルト
Claims (2)
- 可撓性部材を用いて大凡平板帯状に形成された本体部を有し、前記本体部には、ソナー素子により検知領域内における障害物の存在を検出可能としたソナ-信号処理回路と、前記ソナー信号処理回路による障害物の検出に応じて外部の電子制御ユニットから入力される制御信号に応じて、それぞれ駆動可能に設けられた警告灯と鳴動素子が配設されてなる一方、前記本体部の一端には、第1の接続部が、前記本体部の他端には、第2の接続部が、それぞれ形成されてなる建設機械用保安ベルトであって、
前記建設機械用保安ベルトは、建設機械の外周において、当該建設機械用保安ベルトの長手軸方向に複数配置されて前記建設機械の外周に環状に取り付けられるものであって、隣接する建設機械用保安ベルト間において、一方の建設機械用保安ベルトの前記第1の接続部と他方の建設機械用保安ベルトの前記第2の接続部とは、相互に嵌合可能に構成されてなり、隣接する前記第1の接続部と前記第2の接続部を勘合状態とすることで、前記建設機械の外周への環状の取り付けを可能とされてなる一方、前記外部の電子制御ユニットは、前記建設機械に設けられ、当該電子制御ユニットと前記本体部との間に設けられた配線を介して前記制御信号に基づく前記駆動を可能としてなることを特徴とする建設機械用保安ベルト。 - 前記建設機械用保安ベルトは、少なくとも裏面側の一部において磁気を発生可能に構成されてなることを特徴とする請求項1記載の建設機械用保安ベルト。
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