JP4873936B2 - マイクロフォン装置 - Google Patents

マイクロフォン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4873936B2
JP4873936B2 JP2005330808A JP2005330808A JP4873936B2 JP 4873936 B2 JP4873936 B2 JP 4873936B2 JP 2005330808 A JP2005330808 A JP 2005330808A JP 2005330808 A JP2005330808 A JP 2005330808A JP 4873936 B2 JP4873936 B2 JP 4873936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
ear
housing
mouth
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005330808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007142601A (ja
Inventor
勝行 松本
斉 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2005330808A priority Critical patent/JP4873936B2/ja
Publication of JP2007142601A publication Critical patent/JP2007142601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4873936B2 publication Critical patent/JP4873936B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電話機での通話の内容を録音するためのマイクロフォン装置に関するものである。
従来、電話機での通話は、図7に示す様な録音装置(3)を用いて録音することが可能である。該録音装置(3)は、電話機(9)の受話部(90)からの音声を検知する第1マイクロフォン(31)と、電話機(9)の送話部(91)に向けて発せられる音声を検知する第2マイクロフォン(32)と、第1及び第2マイクロフォン(31)(32)から出力される音声信号が供給されて会話の内容を録音する録音回路(図示省略)とを具え、第1マイクロフォン(31)が受話部(90)の近傍に位置すると共に、第2マイクロフォン(32)が送話部(91)の近傍に位置する様に、電話機(9)に取り付けられる(特許文献1参照)。
特開2000−232510号公報[H04M1/65]
しかし、図7に示す録音装置(3)は電話機(9)に取り付ける構造を有しているので、受話部(90)と送話部(91)の間隔が異なる等、形状の異なる電話機(9)では、録音装置(3)を使用することが出来ない問題があった。
本発明の目的は、電話機の機種や形状によらず通話の内容を録音することが可能なマイクロフォン装置を提供することである。
本発明のマイクロフォン装置は、使用者の耳に装着可能な第1筐体(10)の内部に第1音声検知器(8)を内蔵してなる耳用マイクロフォン(1)と、第1筐体(10)が耳に装着された状態で使用者の口元付近に配置可能な第2筐体(20)の内部に第2音声検知器(28)を内蔵してなる口用マイクロフォン(2)と、ステレオ録音機の外部入力端子に接続可能な左チャンネル端子部(41)及び右チャンネル端子部(42)を有するコネクター(4)と、耳用マイクロフォン(1)に内蔵された第1音声検知器(8)の出力信号と口用マイクロフォン(2)に内蔵された第2音声検知器(28)の出力信号とを前記コネクター(4)の両チャンネル端子部(41)(42)にそれぞれ供給するための信号線(50)(51)とを具え、前記第1筐体(10)には、耳に装着された状態で耳の内側に向く内側壁(13)と耳の外側に向く外側壁(11)のそれぞれに、貫通孔(14)(12)が開設されると共に、第1筐体(10)の内部には、両貫通孔(12)(14)を互いに連通せしめる音響通路Pが形成されている。
上記本発明のマイクロフォン装置を使用して電話機での通話を録音する場合、コネクター(4)を外部のステレオ録音機の外部入力端子に接続する。又、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)を耳に装着し、その上から電話機の受話部を当てる。又、口元に向けて口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)と電話機の送話部を配置する。
受話部からの音声、即ち、通話の相手方の音声は、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)の外側壁(11)に開設された貫通孔(12)から第1筐体(10)の内部に入り、第1筐体(10)内の音響通路Pを経て、内側壁(13)に開設された貫通孔(14)から第1筐体(10)の外部に出て、使用者の耳に伝えられる。従って、使用者は、受話部からの音声を聞いて通常通りの通話を行なうことが出来、使用者の電話機の送話部に発せられた音声は、電話機を介して通話の相手に伝えられる。
又、受話部からの音声は、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)の外側壁(11)に開設された貫通孔(12)から第1筐体(10)の内部に入り、第1音声検知器(8)により検知される。第1音声検知器(8)により検知された音声は、第1音声検知器(8)から音声信号として出力され、該音声信号が、信号線(50)を経てコネクター(4)の両チャンネル部(41)(42)の一方に供給されて受話部からの音声がステレオ録音機の一方のチャンネルに録音される。
電話機の送話部に向けて発せられた使用者の音声は、第2音声検知器(28)により検知される。第2音声検知器(28)により検知された音声は、第2音声検知器(28)から音声信号として出力され、該音声信号は、信号線(51)を経てコネクター(4)に供給される。第2音声検知器(28)からコネクター(4)に供給された音声信号は、前記第1音声検知器(8)からの音声信号とは異なるチャンネル端子部に供給され、ステレオ録音機の他方のチャンネルに録音される。この様にして、相手方の音声と使用者自身の音声がステレオ録音機の一対のチャンネルに録音されることになる。
具体的構成において、第1筐体(10)は、挿入可能な寸法形状を有しており、該具体的構成によれば、第1筐体(10)を耳に装着するための特別な器具が不要である。又、第1筐体(10)に妨げられることなく受話部を耳に近づけることが出来るので、受話部からの音声が殆ど外部に漏れることなく、然も、受話部からの音声を十分な音量により聞くことが出来る。
具体的構成において、耳用マイクロフォン(1)と口用マイクロフォン(2)の間を伸びる信号線の長さは、使用者の耳から口元までの距離に対応している。又、口用マイクロフォン(2)とコネクター(4)の間を伸びるケーブル(57)には、口用マイクロフォン(2)を使用者の口元に向けて衣服に取り付けるためのクリップ(55)が装備されている
該具体的構成によれば、口用マイクロフォン(2)を口元付近に確実に位置決めすることが出来る。
具体的構成において、耳用マイクロフォン(1)に内蔵された第1音声検知器(8)の出力信号はコネクター(4)の左チャンネル端子部(41)に供給され、口用マイクロフォン(2)に内蔵された第2音声検知器(28)の出力信号はコネクター(4)の右チャンネル端子部(42)に供給される。
ステレオ録音機の外部入力端子部に接続されるべきコネクター(4)を、標準的なモノラル録音機の外部入力端子部に接続した場合、モノラル録音機の外部入力端子部には、コネクター(4)の左チャンネル(41)のみが接続されて、右チャンネル(42)は接続されない。
従って、該具体的構成によれば、コネクター(4)がモノラル録音機に接続された場合にも、コネクター(4)の左チャンネル端子部(41)から供給される音声信号、即ち、より録音する必要性の高い相手方の音声は録音することが出来る。
本発明のマイクロフォン装置によれば、電話機の受話部からの音声を録音するための耳用マイクロフォン(1)を耳に装着した状態で、電話機の受話部からの音声を聞くことが出来、且つ、電話機の送話部に向けて発せられる音声を録音するための口用マイクロフォン(2)を使用者の口元付近に配置可能な構成としたので、耳用マイクロフォン(1)と口用マイクロフォン(2)を電話機に取り付ける必要がなく、よって電話機の形状や機種によらず通話の内容を録音することが出来る。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。図1及び図2に示す如く、本発明のマイクロフォン装置は、使用者の耳に装着されて電話機(9)の受話部(90)からの音声を検知するための耳用マイクロフォン(1)と、使用者の口元付近に位置して電話機(9)の送話部(91)に向けて発せられた使用者自身の音声を検知するための口用マイクロフォン(2)と、耳用マイクロフォン(1)と口用マイクロフォン(2)を外部のステレオ録音機(54)に接続するためのコネクター(4)と、両マイクロフォン(1)(2)からコネクター(4)へ伸びるケーブル(56)(57)とを有している。
耳用マイクロフォン(1)は、図3に示す様に、使用者の耳介に挿入されるべき第1筐体(10)を有している。筐体(10)は、直径約1.0cmの略円筒状の周壁(17)と、該周壁(17)の両側を塞ぐ内側壁(11)及び外側壁(13)を具えている。第1筐体(10)が使用者の耳介に挿入された状態で、内側壁(13)が使用者の耳の内側に向き、外側壁(11)が耳の外側、即ち電話機(9)の受話部(90)側を向くことになる。
図4に示す様に、内側壁(13)の外形は、直径約1.2cmの略円形に形成されており、外周縁部が周壁(17)の外側に突出して鍔部(13a)を形成している。内側壁(13)の中心部の円形の領域には、第1筐体(10)の内部の空間を拡げる様に突出したドーム状の凸部(13b)が形成されている。該凸部(13b)には、外部から第1筐体(10)の内部に貫通するスリット状の貫通孔(14)が4箇所に平行に開設されている。
図5に示す様に、外側壁(11)の外形は直径約1.0cmの略円形であり、外側壁(11)の中心部の円形の領域(11a)には、外部から第1筐体(10)の内部に貫通するスリット状の貫通孔(12)が3箇所に平行に開設されている。
図3に示す様に、第1筐体(10)は、周壁(17)から突出して設けられた突出部(19)を有している。該突出部(19)は、断面が略楕円形の扁平な筒状に形成されており、外側壁(11)と一体に形成された側壁部(19a)を有している。図5に示す様に、側壁部(19a)の周壁(17)側の端部には、外部から突出部(19)の内部に貫通する円形の小孔(16)が6箇所に開設されており、突出部(19)の先端部にはゴム部材(15)が取り付けられている。
図4に示す様に、第1筐体(10)には、第1筐体(10)を耳介に密着させるためのゴム製のカバー(7)が取り付けられている。該カバー(7)は、中央部に円形の窓部(70)を有するリング状に形成されている。又、図3に示す様に、カバー(7)の外周縁部には係止部(71)が形成され、カバー(7)は、該係止部(71)により第1筐体(10)の内側壁(13)の鍔部(13a)に取り付けられている。カバー(7)が第1筐体(10)に取り付けられた状態で、カバー(7)の窓部(70)から内側壁(13)の貫通孔(14)のほぼ全体が露出している。
図3に示す様に、第1筐体(10)の内部には、第1音声検知器(8)が収容され、第1音声検知器(8)と周壁(17)との間、及び第1音声検知部(8)と側壁(11)(13)との間には、音響通路Pを形成すべき空間が設けられている。
図3に示す様に、第1音声検知器(8)からは信号線(50)とグランド線(52)が引き出されている。第1筐体(10)の突出部(19)からは第1ケーブル(56)が伸びており、該第1ケーブル(56)は、絶縁被膜中に信号線(50)とグランド線(52)を埋設して構成されている。
図2に示す様に、口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)の一端部には、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)から伸びる第1ケーブル(56)が連結されている。第1ケーブル(56)の長さは、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)が使用者の耳介に挿入された状態で口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)が使用者の口元付近に位置する様に設定されている。
第2筐体(20)の3箇所には、外部から第2筐体(20)の内部に貫通する貫通孔(22)が設けられている。第2筐体(20)の内部には、第2音声検知器(28)が内蔵されており、該第2音声検知器(28)は、貫通孔(22)の近傍に配置されている。
第2音声検知器(28)からは、信号線とグランド線(図2では図示省略)が引き出されている。又、耳用マイクロフォン(1)の前記第1音声検知器(8)の信号線(50)とグランド線(52)は、第2筐体(20)の内部に挿入されている。
第2筐体(20)の他端部からは、第2ケーブル(57)が伸びており、該第2ケーブル(57)は、絶縁被膜中に、第1音声検知器の信号線(50)と第2音声検知器(28)の信号線とグランド線(52)とを埋設して構成されている。
口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)から伸びる第2ケーブル(57)の中間位置には、クリップ(55)が装備されており、第2ケーブル(57)の終端部は、コネクター(4)に連結されている。
コネクター(4)は、図1及び図2に示す様に、ステレオ録音機(54)の外部入力端子に接続可能な接続端子(40)を具えており、接続端子(40)は、左チャンネル端子部(41)と、右チャンネル端子部(42)と、該接続端子(40)がステレオ録音機(54)に接続されることにより接地されるグランド部(43)とから構成されている。
図6に、本発明のマイクロフォン装置の回路図を示す。第1音声検知器(8)を構成する回路においては、第1マイクロフォン素子(83)に対して、一対のコンデンサ(81)(81)とバリスタ(82)とが並列接続されている。バリスタ(82)は、第1マイクロフォン素子(83)を保護する役割を果たすものである。互いに並列に接続されたコンデンサ(81)(81)の両端からは、信号線(50)とグランド線(52)が引き出されている。
第2音声検知器(28)を構成する回路においては、第2マイクロフォン素子(26)に対して、一対のコンデンサ(24)(24)とバリスタ(25)とが並列接続されている。バリスタ(25)は、第2マイクロフォン素子(26)を保護する役割を果たすものである。互いに並列に接続されたコンデンサ(24)(24)の両端からは、信号線(51)とグランド線(52)が引き出されている。
第1音声検知器(8)から引き出された信号線(50)は、口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)の内部を通過して、コネクター(4)の左チャンネル端子部(41)に接続されている。
第2音声検知器(28)から引き出された信号線(51)は、コネクター(4)の右チャンネル端子部(42)に接続されている。
又、第1音声検知器(8)から引き出されたグランド(52)は、口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)の内部で第2音声検知器(28)から引き出されたグランド線(52)に接続され、該グランド線(52)は、コネクター(4)のグランド部(43)に接続されている。
上記マイクロフォン装置を使用して電話機(9)での通話を録音する場合、図1に示す様に、コネクター(4)を外部のステレオ録音機(54)の外部入力端子に接続する。又、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)を耳介に挿入し、その上から電話機(9)の受話部(90)を当て、口元に向けて電話機(9)の送話部(91)を配置する。そして、第2ケーブル(57)に取り付けられたクリップ(55)により衣服を挟み、口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)を口元付近に位置決めして、第2筐体(20)の図2に示す貫通孔(22)を口元側に向ける。
第1筐体(10)は、耳介に挿入可能な様に小型且つ薄型に形成されているので、第1筐体(10)を耳に装着するための特別な器具は不要である。又、第1筐体(10)に妨げられることなく受話部(90)を耳に近づけることが出来るので、受話部(90)からの音声が殆ど外部に漏れることなく、然も、受話部(90)からの音声を十分な音声により聞くことが出来る。
図3に示す様に、電話機(9)の受話部(90)からの音声S1は、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)の外側壁(11)の貫通孔(12)と突出部(19)の小孔(16)から第1筐体(10)の内部に入る。そして、受話部(90)からの音声S1は、第1筐体(10)と第1音声検知器(8)との間の空間を音響通路Pとして、矢印で示す様に第1筐体(10)の内部を通過し、内側壁(13)に開設された貫通孔(14)から第1筐体(10)の外部に出る。この様にして、第1筐体(10)を通過した通過音声S2は、使用者の耳に伝わり、使用者は、電話機(9)の受話部(90)からの音声S1、即ち通話の相手方の音声を聞いて、通常通りの通話を行なうことが出来る。使用者の電話機(9)の送話部(91)に発せられた音声は、電話機(9)を介して通話の相手に伝えられる。
上記の如く、第1筐体(10)には開口面積が十分に広い貫通孔(12)(14)を設けると共に、第1筐体(10)の内部には、両貫通孔(12)(14)を互いに連通する十分に広い音響通路Pを設けたので、第1筐体(10)を通過する通過音声S2は、電話機(9)の受話部(90)からの音声S1とほぼ同等の音量を維持する。従って、使用者は、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)を耳介に挿入した状態でも、通話の相手方の音声を十分な音量で聞くことが出来る。
又、図3に示す様に、受話部(90)からの音声S1は、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)の外側壁(11)の貫通孔(12)と突出部(19)の小孔(16)から第1筐体(10)の内部に入り、第1音声検知器(8)により検知される。第1音声検知器(8)は、検知した音声を音声信号として出力し、第1音声検知器(8)から出力された音声信号は、信号線(50)を経て、図1に示すコネクター(4)の左チャンネル端子部(41)からステレオ録音機(54)に供給される。この結果、通話の相手方の音声がステレオ録音機(54)の左チャンネルに録音されることになる。
又、図1に示す様に、電話機(9)の送話部(91)に向けて発せられた使用者の音声は、口用マイクロフォン(2)の第2筐体(20)に設けられた図2に示す貫通孔(22)から第2筐体(20)内部に入り、第2音声検知器(28)により検知される。第2音声検知器(28)は、検知した音声を音声信号として出力し、第2音声検知器(28)から出力された音声信号は、図6に示す信号線(51)を経て、コネクター(4)の右チャンネル端子部(42)からステレオ録音機(54)に供給される。この結果、使用者の音声がステレオ録音機(54)の右チャンネルに録音されることになる。
この様にして、ステレオ録音機(54)により、コネクター(4)の左チャンネル端子部(41)から供給された信号と、コネクター(4)の右チャンネル端子部(42)から供給された信号が、それぞれ一対のチャンネルに録音されるのである。
上述の如く、本発明のマイクロフォン装置によれば、電話機(9)の受話部(90)からの音声を録音するための耳用マイクロフォン(1)を耳に装着した状態で、受話部(90)からの音声を聞くことが出来、且つ、電話機(9)の送話部(91)に向けての音声を録音するための口用マイクロフォン(2)を使用者の口元付近に配置可能な構成としたので、耳用マイクロフォン(1)と口用マイクロフォン(2)を電話機に取り付ける必要がなく、よって電話機の形状や機種によらず汎用的に使用することが出来る。
尚、本発明のマイクロフォン装置は、本来、上記の如くコネクター(4)をステレオ録音機(54)に接続して使用するものであるが、コネクター(4)をモノラル録音機の外部入力端子部に接続して使用することも可能である。標準的なモノラル録音機の外部入力端子部には、ステレオ録音機(54)の外部入力端子部に接続されるべきコネクター(4)の左チャンネル端子部(41)のみが接続され、右チャンネル端子部(42)は接続されない。
従って、コネクター(4)の右チャンネル端子部(42)から供給される信号、即ち使用者自身の音声を録音することは出来ないが、コネクター(4)の左チャンネル端子部(41)から供給される信号、即ち、録音する必要性が高い相手方の音声は録音することが出来る。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、第1音声検知器(8)をコネクター(4)の右チャンネル端子部(42)に接続し、第2音声検知器(28)をコネクター(4)の左チャンネル端子部(41)に接続する構成も採用可能である。
又、耳用マイクロフォン(1)の第1筐体(10)は、耳介内に挿入する構成に限らず、例えば、第1筐体(10)を耳に装着するためのC字状の装着具を具え、該装着具によって第1筐体(10)を耳の外側に配置する構成であってもよい。
本発明のマイクロフォン装置の使用状態を示す図である。 本発明のマイクロフォン装置の全体正面図である。 耳用マイクロフォンの断面図である。 耳用マイクロフォンを拡大した正面図である。 耳用マイクロフォンを拡大した背面図である。 本発明に係るマイクロフォン装置の回路図である。 電話機での通話を録音するための従来の装置を示す図である。
符号の説明
(1) 耳用マイクロフォン
(10) 第1筐体
(11) 外側壁
(12) 貫通孔
(13) 内側壁
(14) 貫通孔
(17) 周壁
(2) 口用マイクロフォン
(20) 第2筐体
(28) 第2音声検知器
(4) コネクター
(40) 接続端子
(41) 左チャンネル端子部
(42) 右チャンネル端子部
(50) 信号線
(51) 信号線
(54) ステレオ録音機
(55) クリップ
(56) 第1ケーブル
(57) 第2ケーブル
(8) 第1音声検知器
(9) 電話機
(90) 受話部
(91) 送話部
P 音響通路

Claims (4)

  1. 使用者の耳に装着可能であって突出部を有する第1筐体の内部に第1音声検知器を内蔵してなる耳用マイクロフォンと、
    前記第1筐体が耳に装着された状態で使用者の口元付近に配置可能な第2筐体の内部に第2音声検知器を内蔵してなる口用マイクロフォンと、
    ステレオ録音機の外部入力端子に接続可能な左チャンネル端子部及び右チャンネル端子部を有するコネクターと、
    前記耳用マイクロフォンに内蔵された前記第1音声検知器の出力信号と前記口用マイクロフォンに内蔵された前記第2音声検知器の出力信号とを前記コネクターの両チャンネル端子部にそれぞれ供給するための信号線とを具え、
    前記第1筐体には、耳に装着された状態で耳の内側に向く内側壁と耳の外側に向く外側壁のそれぞれに複数の貫通孔と、前記信号線が埋設されている前記突出部の内部に貫通する複数の孔とが開設されると共に、該第1筐体の内部には、両貫通孔を互いに連通せしめる音響通路が形成されていることを特徴とするマイクロフォン装置。
  2. 前記第1筐体は、耳介内に挿入可能な寸法形状を有している請求項1に記載のマイクロフォン装置。
  3. 前記耳用マイクロフォンと前記口用マイクロフォンの間を伸びる信号線の長さは、使用者の耳から口元までの距離に対応している請求項1又は請求項2に記載のマイクロフォン装置。
  4. 前記耳用マイクロフォンに内蔵された前記第1音声検知器の出力信号は前記コネクターの左チャンネル端子部に供給され、前記口用マイクロフォンに内蔵された前記第2音声検知器の出力信号は前記コネクターの右チャンネル端子部に供給される請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマイクロフォン装置。
JP2005330808A 2005-11-15 2005-11-15 マイクロフォン装置 Expired - Fee Related JP4873936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005330808A JP4873936B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 マイクロフォン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005330808A JP4873936B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 マイクロフォン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007142601A JP2007142601A (ja) 2007-06-07
JP4873936B2 true JP4873936B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38204980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005330808A Expired - Fee Related JP4873936B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 マイクロフォン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4873936B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4889598B2 (ja) 2007-08-31 2012-03-07 三洋電機株式会社 マイクロフォンホルダー及びこれを用いたマイクロフォン装置
US10841700B2 (en) 2016-12-29 2020-11-17 Sony Corporation Sound pickup device

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354351U (ja) * 1989-09-29 1991-05-27
JP4123555B2 (ja) * 1998-02-05 2008-07-23 ソニー株式会社 イヤホン
JP2000232510A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Sony Corp 記録再生装置
JP4352932B2 (ja) * 2004-02-26 2009-10-28 ソニー株式会社 マイクロホン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007142601A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9219953B2 (en) Earphone microphone
US20090141923A1 (en) Earpiece with attached speaker
US8111857B2 (en) In-ear headset and in-ear earphone
CA2409625C (en) Communications earpiece and method of attenuating acoustical signals
JP2008283326A (ja) イヤホーンマイク
KR101499412B1 (ko) 통공부와 노이즈 제거 기능이 구비된 개인용 음향기기
KR20010029979A (ko) 마이크로폰
US8442238B2 (en) Device in a headset
KR102426408B1 (ko) 휴대용 음향기기
KR101693483B1 (ko) 헤드셋의 하울링 및 에코 제거 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP4873936B2 (ja) マイクロフォン装置
ITMI20011480A1 (it) Sistema di comunicazione audio a funzionalita' elevata per motoveicoli
JPH11215581A (ja) 骨導ヘッドセット
KR101652677B1 (ko) 이어폰 장치
KR200426390Y1 (ko) 마이크를 구비하는 이어폰
KR20080072323A (ko) 이어마이크폰
US11206477B2 (en) Sound transducer structure of electronic device
KR101693482B1 (ko) 하울링 및 에코 제거 기능을 갖는 헤드셋
US20210345033A1 (en) Portable audio equipment
JPH0354990A (ja) イヤーマイクロフォンおよびその使用方法
KR200204436Y1 (ko) 이어폰
JPS5822381Y2 (ja) 電気−音響変換器
KR101022312B1 (ko) 이어마이크폰
KR100853860B1 (ko) 분리형 음향 입/출력 장치
JP3135384U (ja) 録音用耳付けマイク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees