JP3135384U - 録音用耳付けマイク - Google Patents

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Abstract

【課題】電話の受話器から発せられる相手の音声を明瞭に録音でき、且つその音声を明瞭に聞き取れる録音用耳付けマイクを提供する。
【解決手段】外耳管H内へ先端部から差し込み可能とする筒状の外耳道挿入部12の基部に外耳管Hの径よりも大きい径のフランジ部13を一体的に形成し、外耳道挿入部12には、電話の受話器からの音波の進行を妨害しないように耳介Mの外側と外耳管H内の空洞とを直通させた筒状の開口部4を形成する。フランジ部13には開口部4を覆わないように肉厚のマイク支持部3を一体的に突設して、そのマイク支持部3内にマイク収納空間6を形成し、このマイク収納空間6にマイク装置11をマイク受音面5が外側向きになるように収納し、このマイク装置11にマイク受音面5で捕らえた音の電気信号を録音機に送るための電気コード7を接続する。
【選択図】図3

Description

本考案は録音機に接続し、耳に装着して使用するマイクに関する。
電話の受話器から発せられる音声を耳で聞きつつ録音できるようにするために、音声発生源である受話器に近い位置となる耳に装着して使用するマイクロホン装置が下記特許文献に開示されている。
該マイクロホン装置は受話器から発信された通話相手の音声が耳に入るようにマイクロホンユニットを挟んで耳介の外側と外耳道とを連通させた構造となっている。
特開2005−244645号公報
しかし、上記特許文献1のマイクロホン装置は外側と外耳道とを連通させてはいるが、受話器から発信された相手の音声がマイクロホンユニットで一旦遮られてしまうために、そのマイクロホンユニットを迂回した一部の音波は外耳道まで侵入することができたとしても、多くはマイクロホンユニットで遮られて外耳道にまで導くことができないので相手の音声が聞き取りにくいという難点があった。
そこで本考案は、電話の受話器から発せられる通話相手の音声を明瞭に録音でき、且つ受話器から発せられる音声などの周囲の音声を使用者が明瞭に聞き取ることが可能となる録音用耳付けマイクを提供することを目的とする。
本考案の録音用耳付けマイクの請求項1に係る考案は、耳介の外側と外耳道とを直通させて受話器からの音波を導く開口部を備えるととも耳に装着可能とした耳係止手段と、該耳係止手段に前記開口部を覆わないように設けられたマイク支持部とを一体的に形成し、前記マイク支持部にはマイク収納空間を設けて、前記マイク収納空間に電気コードを介して外部の録音機に回路接続可能としたマイク装置をマイク受音面が外側向になるように装着したことを特徴とする。
請求項2に係る考案は、上記請求項1に記載の考案において、前記耳係止手段が、外耳管内に先端部から差し込み可能とする筒状の外耳道挿入部の基部に外耳管の径よりも大きい径のフランジ部を一体的に形成した外耳道挿入型であることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、上記請求項1に記載の考案において、前記耳係止手段が、耳朶上部の窪みに嵌合する形状に形成した耳朶上掛部に、耳介の外側と外耳道とが連通するように開口部を形成した耳朶上掛型であることを特徴とする。
請求項4に係る考案は、上記請求項1に記載の考案において、前記耳係止手段が、耳介の付け根を取り巻く輪状の耳掛け輪部を形成した耳掛け輪型であること特徴とする。
請求項5に係る考案は、上記考案において、前記耳係止手段及びマイク支持部を柔軟な樹脂材で一体的に形成したことを特徴とする。
本考案は、耳係止手段に設けられた開口部により、耳介の外側と外耳道とが障害物に邪魔されることなく直通して電話の受話器から発せられる耳介の外側の音声が直接的に鼓膜に到達する。このため、明瞭に電話の音声を聞き取ることができるようになる。
それと同時に、マイク受音面が発生源に近接する位置に配されるので、電話の受話器から発せられる小さな音声でも録音機に確実に録音することが可能となり、且つそのマイク受音面は口元に近接する位置となるので使用者の発した音声も確実に集音し録音することが可能となる。
そして、ポケットなどに身につけて持ち運べる携帯型録音機に本考案の録音用耳付けマイクを接続して使用すれば、商売上の交渉や仕事の打ち合わせなどでの会話の録音を、何時でも何処でも、交渉相手に警戒されずに行うことができる。そして後で音声を再生して会話内容を正確に確認できるので、記憶違いなどによる行き違いトラブルを防止することができるようになる。
また、耳への装着は、外耳道挿入型、耳朶上掛型及び耳掛け輪型などの耳係止手段が好みに応じて選択でき、いずれの形態であっても耳に対して簡単に着脱でき且つ外れることなく安定した状態で係止させることが可能となり、設けられた開口部により耳介の外側の音声が鼓膜まで何の障害もなく直接的に導かれ、その音声を明瞭に聞き取ることが可能となる。
さらに、前記耳係止手段及びマイク支持部を柔軟な樹脂で一体的に形成すれば、耳に装着している際に、肌に馴染みやすく違和感なく自然に装着できる。
本考案の実施の形態を以下詳細に説明する。
本考案の録音用耳付けマイクは、図3に示すように、耳に装着可能な形状に形成した耳係止手段2に、電話の受話器からの音波の進行を妨害しないように耳介Mの外側と外耳管H内の空洞とを直通させた開口部4を形成する。
前記耳係止手段2には、前記開口部4を覆わないようにマイク支持部5を下方へ一体的に突設させて、そのマイク支持部5内にはマイク収納空間6を設ける。
そして、このマイク収納空間6にマイク装置11をマイク受音面5が外側向きなるように収納し、このマイク装置11にマイク受音面5で捕らえた音の電気信号を録音機8に送るための電気コード7を接続する。
この電気コード7は、図1に示すように、その先端に差込端子9を備えてその差込端子9を録音機8の接続孔17へ差込めるようにする。このようにして前記マイク装置11の回路は前記録音機8に接続される。
耳に装着可能な形状の前記耳係止手段2の形態は、外耳道挿入型(図1及び図3に示す)、耳朶上掛型(図4に示す)及び耳掛け輪型(図2及び図5に示す)などが可能である。
このような形態の耳係止手段3は、図3、図4及び図5に示すように、いずれも耳に対して簡単に外れることなく安定した状態で係止させることが可能となる。
そして、これらのいずれの耳係止手段2においても、耳介Mの外側の音声が直接的に鼓膜まで到達できように開口部4を形成することができる。
次に前記耳係止手段2が前記外耳道挿入型である形態について図に基づいてより詳細に説明する。
この形態では、図3に示すように、外耳管H内へ先端部から差し込み可能とする筒状の外耳道挿入部12の基部に外耳管Hの径よりも大きい径のフランジ部13が一体的に形成され、外耳管Hに差込むことで耳に装着可能となる形状となっている。
前記外耳道挿入部12には、電話の受話器からの音波の進行を妨害しないように耳介Mの外側と外耳管H内の空洞とを連通させた筒状の開口部4を形成する。
そして、前記フランジ部13には前記開口部4を覆わないように肉厚のマイク支持部3を下方へ一体的に突設して、そのマイク支持部3内にマイク収納空間6を形成する。
このマイク収納空間6にマイク装置11をマイク受音面5が外側向きなるように収納し、そのマイク受音面5の外面を保護のための通音網10で覆う。そしてこのマイク装置11にマイク受音面5で捕らえた音の電気信号を録音機8に送るための電気コード7を接続する。
この外耳道挿入型の耳係止手段2の形態では、前記開口部4が障害物なく外部に直通されているので電話の受話器から発せられる音声が直進して鼓膜Kまで到達し、その音声を明瞭に聞き取ることが可能となる。
なお、前記録音機8には、図1に示すように、液晶表示部19、操作ボタン20、巻き戻ボタン21、早送りボタン22、音量調節ツマミ23、スピーカ24、電源ランプ25、電源ボタン26、接続孔17、接続孔18などが備わり、それらの操作部分で前記録音機8に備わっている各種機能の操作が可能となっている。
次に前記耳係止手段2が耳朶上掛型の形態を説明する。
この形態では、図4に示すように、耳朶上掛部15に耳朶Nの上部の窪み部分に嵌合する形状の掛止部14を形成する。そしてこの耳朶上掛部15には耳介Mの外側と外耳道Hとが直通するように開口部4を形成する。
前記耳朶上掛部15には前記開口部4を覆わないように肉厚のマイク支持部3を下方へ一体的に突設して、そのマイク支持部3内にマイク収納空間6を形成する。
このマイク収納空間6にマイク装置11をマイク受音面5が外側向きなるように収納し、そのマイク受音面5の外面を保護のための通音網10で覆い、このマイク装置11にマイク受音面5で捕らえた音の電気信号を録音機8に送るための電気コード7を接続する。
この耳朶上掛型の形態でも、前記開口部4が障害物なく外部に直通されているので電話の受話器から発せられる音声が直進して鼓膜Kまで到達し、その音声を明瞭に聞き取ることが可能となる。
次に前記耳係止手段2が耳掛け輪型の形態を説明する。
この耳掛け輪型では、図2及び図5に示すように、前記耳係止手段2を、耳介Mの付け根を取り巻く輪状の耳掛け輪部16に形成し、この耳掛け輪部16に輪の内側にむけて外耳管Hの開口部を避けた位置に突出させて肉厚のマイク支持部3を一体的に設ける。そしてそのマイク支持部3内にマイク収納空間6を形成する。
このマイク収納空間6にマイク装置11をマイク受音面5が外側向きなるように収納し、そのマイク受音面5の外面を保護のための通音網10で覆い、このマイク装置11にマイク受音面5で捕らえた音の電気信号を録音機8に送るための電気コード7を接続する。
この耳掛け輪型の形態でも、前記開口部4が障害物なく外部に直通されているので電話の受話器から発せられる音声が直進して鼓膜Kまで到達し、その音声を明瞭に聞き取ることが可能となる。
また、上記各種形態の耳係止手段2とそれに突設されるマイク支持部3とは、柔軟な樹脂で一体的に形成すれば、耳に装着したときに肌に馴染みやすく、違和感なく自然な装着が可能となる。
本考案は、携帯用などの録音機に接続して、電話の受話器から発せられる音声を集音すると同時に耳に付けたとき電話の音声が明瞭に聞き取れるようにしたものであるが、通常の会話など耳で聞こえた音声は全て録音することができるので、電話をしていない場合での商売の交渉や、打ち合わせなどの記録においても使用することが可能である。
本考案の斜視図である。 耳係止手段が耳掛け輪部を有する形態の斜視図である。 耳係止手段が外耳管挿入部を有する形態の使用状態を示す縦断斜視図である。 耳係止手段が耳朶上掛部を有する形態の使用状態を示す縦断斜視図である。 耳係止手段が耳掛け輪部を有する形態の使用状態を示す縦断斜視図である。
符号の説明
1 耳付けマイク
2 耳係止手段
3 マイク支持部
4 開口部
5 マイク受音面
6 マイク収納空間
7 コード
8 録音機
9 差込端子
10 通音網
11 マイク装置
12 外耳管挿入部
13 フランジ部
14 掛止部
15 耳朶上掛部
16 耳掛け輪部
17 接続孔
18 接続孔
19 液晶表示部
20 操作ボタン
21 巻き戻ボタン
22 早送りボタン
23 音量調節ツマミ
24 スピーカ
25 電源ランプ
26 電源ボタン
H 外耳管
K 鼓膜
M 耳介
N 耳朶

Claims (5)

  1. 耳介の外側と外耳道とを直通させて受話器からの音波を導く開口部を備えるとともに耳に装着可能とした耳係止手段と、該耳係止手段に前記開口部を覆わないように設けられたマイク支持部とを一体的に形成し、
    前記マイク支持部にはマイク収納空間を設けて、前記マイク収納空間に電気コードを介して外部の録音機に回路接続可能としたマイク装置をマイク受音面が外側向になるように装着したことを特徴とする録音用耳付けマイク。
  2. 耳係止手段が、外耳管内に先端部から差し込み可能とする筒状の外耳道挿入部の基部に外耳管の径よりも大きい径のフランジ部を一体的に形成した外耳道挿入型であることを特徴とする請求項1に記載の録音用耳付けマイク。
  3. 耳係止手段が、耳朶上部の窪みに嵌合する形状に形成した耳朶上掛部に、耳介の外側と外耳道とが連通するように開口部を形成した耳朶上掛型であることを特徴とする請求項1に記載の録音用耳付けマイク。
  4. 耳係止手段が、耳介の付け根を取り巻く輪状の耳掛け輪部を形成した耳掛け輪型であること特徴とする請求項1に記載の録音用耳付けマイク。
  5. 耳係止手段及びマイク支持部を柔軟な樹脂材で一体的に形成したことを特徴とする請求項1から4のうちいずれかに記載の録音用耳付けマイク。
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