JP2013239032A - 侵入検知システム - Google Patents

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【課題】侵入検知エリアから離れて敷設された侵入検知機器で侵入者を検知するシステムにおいて、システムの調整を一人で実施できる侵入検知システムを提供する。
【解決手段】侵入検知用電波を侵入検知エリアに放射する第一の伝送路1と、受信した侵入検知用電波から侵入検知用受信信号を伝送する第二の伝送路2と、侵入検知用受信信号から検知処理信号を生成する検知処理部31、無線LAN用電波を放射又は受信する第一の伝送路1又は第二の伝送路2の何れか又は両方を使用する第一の無線LAN部34とを有する制御装置3と、検知処理信号に基づき侵入の有無を検知する侵入検知機器5と、無線LAN用電波により第一の無線LAN部34と通信する第二の無線LAN部71、侵入検知機器5又は制御装置3の何れか少なくとも一つの動作を調整する調整部72を有した携帯調整機器7を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、侵入検知用電波を送信する送信側伝送路と、この送信側伝送路からの侵入検知用電波を受信する受信側伝送路とを侵入検知エリアに並設して、受信側伝送路で受信される侵入検知用電波の変化によって侵入者を検知する侵入検知システムに関するものである。
侵入者を検知するシステムとしては、送信側の漏洩伝送路と、この送信側の漏洩伝送路と並設され、この送信側の漏洩伝送路からの漏洩電波を受信する受信側の漏洩伝送路を備え、受信側の漏洩伝送路で受信した電波が変化すれば侵入者があったと判定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような侵入検知システムにおいては、システムを調整する場合、送受信の漏洩伝送路が設置してある侵入検知エリアに作業者が立ち入り、この侵入検知エリアとは離れた場所の建屋に設置された侵入検知機器の操作者と、例えば携帯電話で逐次連絡を取りながら、侵入検知の動作、検知エリアの状態等を確認することになる。
特開2007−179402号公報(第4頁〜第6頁、図1)
従来の侵入検知システムでは、システムの検査・調整には、侵入検知機器の操作と、送受信の漏洩伝送路で形成される検知エリアへの作業者の立ち入りとが必要である。そのため、現状では侵入検知システムの調整時には、侵入検知機器を操作する操作者一名と、実際に検知エリアに立ち入る(侵入する)作業者一名の最低二名で作業しなければならなかった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、侵入検知エリアから離れた場所に設置された侵入検知機器において侵入者を検知するシステムであっても、システムの調整・検査を一人で作業が実施できる侵入検知システムを提供することを目的とする。
この発明に係る侵入検知システムは、侵入検知エリアに敷設され、一端から入力された侵入検知用送信信号を伝送し、伝送の途中で前記侵入検知用送信信号を侵入検知用電波として前記侵入検知エリアに放射する第一の伝送路と、前記侵入検知エリアに前記第一の伝送路と離間して敷設され、前記第一の伝送路から放射された前記侵入検知用電波を受信し、受信した前記侵入検知用電波を侵入検知用受信信号として伝送する第二の伝送路と、前記侵入検知用送信信号を前記第一の伝送路に送信する送信部、前記第二の伝送路から伝送された前記侵入検知用受信信号を受信する受信部、受信した前記侵入検知用受信信号から検知処理信号を生成する検知処理部、無線LAN用電波を放射または受信するアンテナとして前記第一の伝送路および前記第二の伝送路のどちらかまたは両方を使用する第一の無線LAN部を有する制御装置と、前記検知処理信号に基づき前記侵入検知エリアへの侵入の有無を検知する侵入検知機器と、前記無線LAN用電波により前記第一の無線LAN部と通信する第二の無線LAN部、前記侵入検知機器および前記制御装置の何れか少なくとも一つの動作を調整する調整部を有した携帯調整機器を備えたものである。
この発明によれば、これまで二人で行っていたシステムの調整作業を一人で行うようにすることができる。
この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの携帯調整機器を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの携帯調整機器のモニター部の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器のモニター部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る侵入検知システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器のモニター部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器のモニター部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る侵入検知システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る侵入検知システムの携帯調整機器を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器のモニター部の構成を示す図である。
実施の形態1.
この発明における実施の形態1について図1から図4に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの構成を示す図である。図1において、送信側の伝送路1は、侵入検知エリアに敷設され、一端から入力された侵入検知のための侵入検知用送信信号を伝送して、伝送の途中で侵入検知エリアに侵入検知用送信信号を侵入検知用電波として送信(放射)する第一の伝送路である。受信側の伝送路2は、侵入検知エリアに送信側の伝送路1と離間して敷設され、送信側の伝送路1から送信(放射)された侵入検知用電波を受信し、受信した侵入検知用電波を侵入検知用受信信号として伝送する第二の伝送路である。これらの伝送路には、例えば、漏洩同軸ケーブル(LCX)が使用され、またこれらが延在する方向に沿って、ある間隔で点在する複数個の電波漏洩個所(スリット)が設けられている。
図2は、この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの制御装置3を示すブロック図である。制御装置3は、図2のブロック図に示すように、検知処理部31と送信部32と受信部33、第一の無線LAN部となる無線LAN部34、信号変調復調部35で構成される。従来の侵入検知システムの構成である検知処理部31と送信部32と受信部33に加え、この発明では信号変調復調部35と無線LAN部34を新たに備えている。検知処理部31の信号である侵入検知用送信信号と無線LAN部34の信号を信号変調復調部35で変調(合成)して送信部32から送信側の伝送路1に送信し、変調された電波を送信側の伝送路1から侵入検知エリアに放射する。受信部33では、受信側の伝送路2で受信した侵入検知用電波を侵入検知用受信信号として信号が入力される。受信した信号は信号変調復調部35で復調され、検知処理部31と無線LAN部34でそれぞれ処理される。検知処理部31は、受信した侵入検知用受信信号から検知処理信号を生成する。検知処理信号としてHUBやルータ、LANスイッチ等の集線・中継装置4を経由して、侵入検知機器5に送られる。第一の無線LAN部である無線LAN部34に対して、無線LAN用電波を放射するアンテナとして第一の伝送路を使用し、受信するアンテナとしては第二の伝送路を使用する。また、無線LAN用電波を放射または受信するアンテナとして第一の伝送路1および第二の伝送路2のどちらかまたは両方を使用しても良い。
集線・中継装置4は制御装置3からの伝送路を構成するケーブルを集線し中継する。例えば、HUBやルータ、LANスイッチ等が使用される。侵入検知機器5は制御装置3の動作を調整する調整部を有し、また、制御装置3からの検知処理信号に基づき侵入が検出された場合には警報信号を発生する。監視機器6は侵入検知機器5が発生する警報信号及び制御装置3からの検知処理信号のそれぞれを監視する監視機能を有する。侵入検知機器5が有する制御装置3を調整する調整部は、制御装置3から送信される侵入検知のための信号を制御する。具体的には、信号の強弱を変化させて侵入者の検知レベルを変更したり、信号のON/OFFを制御したりできる。このように、調整部は、制御装置3のパラメータを設定・調整する機能を有しており、侵入検知エリア内における侵入検知用電波の強弱を調整することができる。
図3は、この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの携帯調整機器7を示すブロック図である。携帯調整機器7は、図3のブロック図に示すように、第二の無線LAN部である無線LAN部71と調整部72とモニター部73から構成され、作業者8が調整、検査のために検知エリアに侵入する際に携帯される。無線LAN部71は、図2に示す無線LAN部34と無線LAN通信をするための無線LAN用電波を送受信したり、無線LAN用信号を処理したりする。調整部72は、侵入検知機器5に有した調整部と同じ機能を有し、無線LAN通信によって制御装置3と接続されるので、制御装置3又は侵入検知機器5の何れか少なくとも一つの動作を調整して、侵入検知用電波のレベルを変化させたり、侵入検知用電波を放射あるいは停止させたりする。
携帯調整機器7のモニター部73は、調整作業で必要とする操作部、表示画面等で構成されている。ここでの調整作業とは、不具合調査作業も含んだ侵入検知システム全体において、何らかの調整、調査を行う作業を表している。図4は、この発明の実施の形態1に係る侵入検知システムの携帯調整機器7のモニター部73の構成例を示す図である。図4に示すように、制御装置3からの検知処理信号の記録を開始するための記録開始ボタン731、検知処理信号の記録を終了するための記録終了ボタン732、記録開始ボタン731によって記録が開始される検知処理信号を保存する際のファイル名を入力する記録ファイル名入力部733、検知エリア全体の検知処理信号をグラフ化して表示する画面734、選択した検知エリアの検知処理信号を数値で表示する画面735を有している。
侵入検知機器5を含め、制御装置3、監視機器6等は屋内に設置され、検知エリアを形成する送信側の伝送路1、受信側の伝送路2は屋外に設置される。
次に、侵入検知システムの検知動作は、以下のように行われる。侵入検知エリア内に侵入者が入っていない場合は、送信側の伝送路1から送信(放射)されて、受信側の伝送路2で受信される侵入検知用電波には変化がなく、受信側の伝送路2によって伝送される侵入検知用信号は、制御装置3にて処理され、この検知処理信号は集線・中継装置4を通り、侵入検知機器5へ送信される。
侵入検知機器5は、入力された検知処理信号の変化が予め決められていた所定の範囲以内であれば、侵入者がないものとして、その検知処理信号を監視機器6へ送る。ここでの範囲とは、検知処理信号に対して侵入者があったと判断するレベルのことである。検知処理信号は、侵入検知エリアに侵入がない平常時は何も変化がないが、侵入検知エリアに侵入があった場合には、その侵入の状態によって値が様々に変化する。例えば、人間が侵入する場合と小動物が侵入する場合に関しては、それぞれの検知処理信号は異なる。このとき、検知処理信号は、例えば、人間の方が、変化量が大きく、小動物の方が小さくなる。そこで、人間のみ侵入を検知したいときには、検知処理信号の変化量を人間の場合と小動物の場合の間に設定すれば良い。このときの、検知処理信号がどこまで変化していいのかという値を範囲の上限としている。
侵入検知エリアに侵入者が入った場合は、送信側の伝送路1から侵入検知エリアに送信(放射)された侵入検知用電波が侵入者によって遮られるなどして乱され、受信側の伝送路2で受信される侵入検知用電波に変化が生じ、制御装置3、集線・中継装置4を経由して侵入検知機器5に入力される検知処理信号にも変化が生じる。その変化が予め決められていた所定の範囲を超えていた場合には、侵入検知エリア内に侵入者が入ったものとして、監視機器6へ警報信号を送る。
侵入検知システムにおける制御装置3の具体的な動作としては、図2に示すように侵入検知機器5から集線・中継装置4を介して制御装置3へと信号が伝送される。この信号は、受信側の伝送路2が送信側の伝送路1から信号を受信させるかどうか決定したり、調整部を使用して実際に電波の強弱等を調整したりするものである。
無線LAN部34は、携帯調整機器7と無線LAN通信をするために、送信用の無線LAN用信号を送出する。送出された送信用の無線LAN信号は信号変調復調部35へと入り、変調され、送信部32へと入り、送信用の無線LAN用電波として送信側の伝送路1から放射される。放射された送信用の無線LAN用電波は、携帯調整機器7の無線LAN部71で受信され、無線LAN部71では送信用の無線LAN用信号として処理される。無線LAN部34から携帯調整機器7内の無線LAN部71へと送信された送信用の無線LAN用信号が無線LAN部71で受信されると、無線LAN部71は、受信時の応答信号である返信用の無線LAN用信号を無線LAN部34に向けて送出する。
受信用の無線LAN用信号は、返信用の無線LAN用電波となって、無線LAN部71から放射される。放射された返信用の無線LAN用電波は、受信側の伝送路2によって受信され、返信用の無線LAN用電波は受信用の無線LAN用信号となって受信部33へと入り、信号変調復調部35で復調された後、無線LAN部34に入り、無線LAN部34は携帯調整機器7を認識し、携帯調整機器7との無線LAN通信が可能となる。
受信側の伝送路2が送信側の伝送路1から電波を受け取ったとき、受信側の伝送路2が受け取った電波は受信部33から信号変調復調部35へと入る。信号変調復調部35では、受信側の伝送路2が受信している侵入検知用電波と返信用の無線LAN用電波を、それぞれ検知処理信号と返信用の無線LAN用信号に分割する。分割された返信用の無線LAN用信号は無線LAN部34に入り、また、検知処理信号は検知処理部31へと入る。その後、検知処理信号は集線・中継装置4を介して侵入検知機器5へ入る。検知処理信号によって侵入検知機器5が検知エリア内に侵入者が侵入したかどうかを判断して、侵入した場合には警報信号を発生し、侵入していない場合にはそのままの検知処理信号を送出する。
また、無線LAN通信をするための送信用の無線LAN用電波は、伝送路1のみから放射されなくても良く、伝送路2のみから放射される場合、又は伝送路1及び伝送路2の両方から放射される場合であっても良い。また、無線LAN通信をするための返信用の無線LAN用電波は、伝送路1及び伝送路2の両方で受信されるが、受信された伝送路からの侵入検知用受信信号は何れの伝送路から伝送されるものを受信部33で受信するようにしても良い。従って、侵入検知用受信信号を伝送路2のみから受信する場合、伝送路1のみから受信する場合、伝送路1及び伝送路2の両方から受信する場合の何れかであっても良い。
次に、侵入検知システムの検査・調整を行う場合の具体的な動作について説明する。作業者8が侵入検知エリアに侵入する前に、携帯調整機器7の記録ファイル名入力部733に、検査・調整データに名前を付けて保存する際の記録ファイル名を入力し、検査・調整データの記録を行うため記録開始ボタン731を押す。次に、作業者8は携帯調整機器7の画面734及び画面735の検知処理信号のデータを確認しながら、最適な侵入検知の検知レベルを決定するために侵入検知用電波の出力の調整等の調整作業を行う。調整作業が終了すると、記録終了ボタン732を押して検知処理信号の記録を終了する。記録開始ボタン731を押してから、記録終了ボタン732が押されるまでの間は、検知処理信号が記録されることになる。記録した検査・調整データによって、様々な条件下においてどの程度の検知レベルが適しているのかを蓄積し、把握することができる。
侵入検知システムを調整するときには、携帯調整機器7に搭載している調整部72を使用する。また、調整時には、送信側の伝送路1及び受信側の伝送路2で形成される検知エリアに実際に作業者が侵入して検知処理信号又は状況を確認する。
図1に示す送信側の伝送路1及び受信側の伝送路2において、侵入検知システムで処理する侵入検知のための電波に加えて、無線LANのアンテナとして活用することで、無線LAN接続の機能を有する携帯調整機器7が侵入検知システムの検知エリア全域で使用することができる。
携帯調整機器7に侵入検知機器5にある調整部と同様の機能を有する調整部72を持たせることにより、携帯調整機器7を携帯した作業者8が、侵入検知エリアで携帯調整機器7を用いて作業を行うことができる。その結果、侵入検知システムの調整作業の作業者は一人で良い。
また、侵入検知システムがONのままで侵入検知エリアの侵入検知が可能である状態において、作業者8が例えば検知エリア内で作業・点検の事前準備をする場合には、作業者が侵入検知エリアに侵入したことで、警報が発生する場合もある。このとき、作業者8による警報は誤認識となる。
このような誤認識を解消するために、この発明の侵入検知システムでは、携帯調整機器7の固有の登録番号を制御装置3に予め登録しておくことにより、登録されている携帯調整機器7を検知しない設定にしておけば、作業者8が例えば事前準備のために検知エリアに侵入したときにおいて、作業者8の侵入は検知されない。登録されている携帯調整機器7を検知しない設定を解除することにより、作業者8の侵入は検知されるので、侵入検知システムの調査・調整時には、登録されている携帯調整機器7を検知しない設定を解除しておき、通常の侵入検知システムと同様に作業者8の侵入が検知される状態で作業を行う。
以上説明したように、この実施の形態1による侵入検知システムは、侵入検知用の伝送路に無線LANのアンテナの機能を持たせることで、従来二人必要だった作業者を一人にすることができるので、作業者のコストが削減でき、また、二人作業のときの連絡動作が不要になるため、効率的に調整作業ができ調整作業時間を短縮することができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図5を用いて説明する。図5は、この発明の実施の形態2に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器7のモニター部73の構成を示す図である。なお、図5において、図4と同一符号は同一部分を示し、また、侵入検知システムとしてのその他の構成は図1、図2に示す実施の形態1と同じであるので、これらの説明は省略する。
図5では図4に示す実施の形態1の携帯調整機器7に記録再生操作ボタン736を追加した構成を示す。この記録再生操作ボタン736を操作することによって、記録された検知処理信号を画面734に表示させることができる。また、記録ファイル名入力部733に記録されるデータの名前を事前に入力することで、記録されるデータファイルに名前を付けて保存することができる。これにより侵入時のデータを記録していた場合は、その侵入検知エリアで検知処理信号の状況を記録したデータを再生させることで確認ができる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図6を用いて説明する。図6は、この発明の実施の形態3に係る侵入検知システムの構成を示す図である。図6において、図1と同一符号部分は、同一部分を示しているので、説明を省略する。図6には、検知処理信号又は警報信号を聴覚情報として出力するスピーカ9、検知処理信号又は警報信号を聴覚情報として出力するヘッドセット10が新たに追加されている。スピーカ9及びヘッドセット10は、それぞれに無線LAN部(図示せず)を備えており、これらの無線LAN通信によって、侵入検知機器5と通信することができる。このため、スピーカ9及びヘッドセット10は携帯可能である。
また、スピーカ9及びヘッドセット10と携帯調整機器7は、他の無線通信手段を用いて侵入検知機器5と通信を行っても良い。更に、スピーカ9は携帯調整機器7に内蔵しても良く、この場合は、スピーカ9及び携帯調整機器7を1つにまとめることができる。また、実際にこれらの聴覚情報出力機器を適用する場合は、これらの機器の中から1つ又はそれ以上を用いる。また、聴覚情報を出力できる機器であればヘッドセットやスピーカ以外でも適用することができる。
次に、動作について説明する。無線LANに接続できる携帯調整機器7に、例えばヘッドセット10(無線LAN接続等)やスピーカ9を接続したときに、調査・調整に必要な情報である検知処理信号又は警報信号を音声メッセージ、侵入検知の検知処理信号レベルに対応して、段階的に異なる音で知らせるレベル音、音量又はテンポ等で作業者に通知することで送信側の伝送路1と受信側の伝送路2から形成される侵入検知エリアへの侵入時の状況を携帯調整機器7の画面を見ることなく確認することができる。その結果、実施の形態1では、携帯調整機器7を作業者8が可視可能な部分に常に確保するため、侵入検知エリアに侵入するときも携帯調整機器7を所持していたが、これらの聴覚情報出力機器を用いることにより、その必要がなくなり両手が使用できるようになる。
作業者8は、斜面等の携帯調整機器7の画面を確認しながら侵入することが困難な侵入検知エリアにて、これらの聴覚情報出力機器を用いることにより、両手が自由に使えるようになるため、二人作業で調整作業を実施すべき検知エリアについても一人で作業をすることができ、更に聴覚情報出力機器を用いることにより、携帯調整機器7を見なくても良くなり、より周囲の環境に注意を払うことができるため安全性も向上する。
実施の形態4.
実施の形態4について、図7を用いて説明する。図7は、この発明の実施の形態4に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器7のモニター部73の構成を示す図である。モニター部73は、検知エリア全体の検知処理信号をグラフにして表示する画面734と、検知エリアの選択した部分の検知処理信号を数値で表示する画面735と侵入時のデータを記録するための記録開始ボタン731、記録終了ボタン732と、記録するデータのファイル名を入力する記録ファイル名入力部733、人の声を認識して入力とすることができる音声入力部737で構成される。図7において、図4と同一符号は、同一部分を示しており、説明は省略する。また、侵入検知システムとしてのその他の構成は、図1、図2に示す実施の形態1と同じである。
このモニター部73では、記録開始ボタン731及び記録終了ボタン732を直接押さなくても、音声入力部737に入力される音声を認識することによって、作業者8の音声から記録開始、記録終了、記録ファイル名入力の操作を可能にすることにより、検知エリアでの作業をハンズフリーの状態にできる。
実施の形態5.
実施の形態5について、図8を用いて説明する。図8は、この発明の実施の形態5に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器7のモニター部73の構成を示す図である。なお、図8において、図7と同一符号は同一部分を示し、また、侵入検知システムとしてのその他の構成は図1、図2に示す実施の形態1と同じであるので、これらの説明は省略する。
図8では図7に示す実施の形態4に記録再生操作ボタン736を追加した構成を示す。この記録再生操作ボタン736を操作することによって、記録された検知処理信号を画面734に表示させることができる。また、記録ファイル名入力部733に記録されるデータの名前を事前に入力することで、記録されるデータファイルに名前を付けて保存することができる。
また、記録されたデータを再生する場合には、音声入力を用いても良く、直接記録再生操作ボタン736を押しても良い。記録再生操作ボタン736によって再生されるデータを記録するときの記録開始、記録終了の入力は、音声入力でも良く、記録開始ボタン731、記録終了ボタン732を直接押しても良い。記録ファイル名入力の操作は、音声入力でも良く、記録ファイル名を直接記録ファイル名入力部733に入力しても良い。このようにすると、例えば、音声認識操作で侵入時のデータを記録しても良く、その侵入検知エリアで検知処理信号の状況を記録したデータを音声入力により再生させることで確認しても良い。
実施の形態6.
実施の形態6を、図9及び図10を用いて説明する。図9は、この発明の実施の形態6に係る侵入検知システムの構成を示す図である。図10は、この発明の実施の形態6に係る侵入検知システムの携帯調整機器7を示すブロック図である。図9及び図10において、図1と同一符号は同一部分を示しており、その説明は省略する。図9において、作業者8は携帯調整機器7に加えて、カメラ装置であるカメラ11(例えば、Webカメラ)を更に備えている。カメラ11は、無線LAN部を備えており、無線LANによって携帯調整機器7と通信を行うことができる。
図10において、携帯調整機器7には、カメラ11が撮影した画像を解析して調整部72へ入力する情報を生成する画像解析部74を更に有している。この画像解析部74は、画像中の顔、手又は身体の何れか少なくとも一つの動きを解析する。画像解析部74によって、例えば、手を左右に動かす等の基本的な人体の動作によって、記録開始操作ボタン731及び記録終了操作ボタン732を押さずに、携帯調整機器7における検知処理信号のデータの記録を開始したり終了したりできる。
カメラ11は、作業者8が直接持たなくても良く、カメラ11を侵入検知エリア付近に設置しても良い。このとき、カメラ11は検知エリア全体を撮影できるように複数台用意して、検知エリア内の人の動きが分かる距離で設置しても良い。これによって、作業者8がカメラ11を直接持たなくても、手を左右に動かす等の基本的な身体の動作により、携帯調整機器7における検知処理信号のデータの記録を再生させたり停止させたりすることができる。カメラ11は複数台設置しなくても良く、一つのみでも良い。また、カメラ11は携帯調整機器7に内蔵されていても良く、別に設けても良い。
以上のことにより、カメラ11を用いることで、携帯調整機器7を直接手に持たなくても、身体の動きをカメラ11が解析することで、侵入処理信号の記録や停止の操作が可能になる。
実施の形態7.
実施の形態7について、図11を用いて説明する。図11は、この発明の実施の形態7に係る侵入検知システムにおける携帯調整機器7のモニター部73の構成を示す図である。図11はカメラ映像の表示部738を追加した携帯調整機器7のモニター部の画面構成を表している。なお、図11において、図8と同一符号は同一若しくは相当部分を示しており、また、侵入検知システムとしてのその他の構成は実施の形態6と同じであるので、これらの説明は省略する。
図11において、カメラ映像表示部738はカメラ11が撮影した映像を表示させるための表示部である。図11のような構成によって、カメラ11で撮影した映像を直接携帯調整機器7で確認することができる。実施の形態6では、カメラ11は作業者8の動きを撮影するために使用されるが、実施の形態7においては、カメラ11は作業者8ではなく、侵入検知エリアの全体を撮影するために使用する。カメラ11は、検知エリアの全体を撮影できるように複数台のカメラ11を侵入検知エリア内又は侵入検知エリア付近に配置する。これらのカメラ11の映像を切り替えて、作業者8が作業している侵入検知エリアの映像を、携帯調整機器7のカメラ映像表示部738に表示する。
以上のことにより、携帯調整機器7にカメラ映像表示部738を追加し、カメラ11を侵入検知エリア全体に配置することにより、作業者8が作業している周囲の環境状態をカメラ映像によって、常に見ることができるため、検査・調整時に侵入検知エリアと作業者8の位置関係を視覚的に把握することができる。また、カメラ映像を常に見ることができるので、危険区域等の場所においても安全確認を行いながら作業を行う事ができる。
1 送信側の伝送路
2 受信側の伝送路
3 制御装置
4 集線・中継装置
5 侵入検知機器
6 監視機器
7 携帯調整機器
8 作業者
9 スピーカ
10 ヘッドセット
11 カメラ
31 検知処理部
32 送信部
33 受信部
34 無線LAN部(第一の無線LAN部)
35 信号変調復調部
71 無線LAN部(第二の無線LAN部)
72 調整部
73 携帯調整機器のモニター部
731 記録開始ボタン
732 記録終了ボタン
733 記録ファイル名入力部
734 検知処理信号表示画面
735 検知処理信号レベル表示部

Claims (14)

  1. 侵入検知エリアに敷設され、一端から入力された侵入検知用送信信号を伝送し、伝送の途中で前記侵入検知用送信信号を侵入検知用電波として前記侵入検知エリアに放射する第一の伝送路と、
    前記侵入検知エリアに前記第一の伝送路と離間して敷設され、前記第一の伝送路から放射された前記侵入検知用電波を受信し、受信した前記侵入検知用電波を侵入検知用受信信号として伝送する第二の伝送路と、
    前記侵入検知用送信信号を前記第一の伝送路に送信する送信部、前記第二の伝送路から伝送された前記侵入検知用受信信号を受信する受信部、受信した前記侵入検知用受信信号から検知処理信号を生成する検知処理部、無線LAN用電波を放射または受信するアンテナとして前記第一の伝送路および前記第二の伝送路のどちらかまたは両方を使用する第一の無線LAN部とを有する制御装置と、
    前記検知処理信号に基づき前記侵入検知エリアへの侵入の有無を検知する侵入検知機器と、
    前記無線LAN用電波により前記第一の無線LAN部と通信する第二の無線LAN部、前記侵入検知機器および前記制御装置の何れか少なくとも一つの動作を調整する調整部を有した携帯調整機器と
    を備えたことを特徴とする侵入検知システム。
  2. 前記第一の伝送路および前記第二の伝送路は漏洩同軸ケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の侵入検知システム。
  3. 聴覚情報を出力する聴覚情報出力機器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の侵入検知システム。
  4. 前記聴覚情報出力機器は、ヘッドセットまたはスピーカであることを特徴とする請求項3に記載の侵入検知システム。
  5. 前記聴覚情報は、音声メッセージ、レベル音、音量、またはテンポ音の何れか少なくとも一つであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の侵入検知システム。
  6. 前記聴覚情報出力機器は、前記携帯調整機器に内蔵されていることを特徴とする請求項3ないし請求項5の何れか一項に記載の侵入検知システム。
  7. 前記聴覚情報出力機器は、前記携帯調整機器とは別に備えたことを特徴とする請求項3ないし請求項5の何れか一項に記載の侵入検知システム。
  8. 前記携帯調整機器は、音声を認識する音声入力部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の侵入検知システム。
  9. 前記携帯調整機器は、前記侵入検知エリアの前記検知処理信号をグラフで表示する画面と、選択した部分のレベルを数値で表示する画面と、データを記録するための記録開始および記録終了の操作ボタンと、記録するデータのファイル名を入力する記録ファイル名入力部と、記録されたデータを再生する記録再生操作ボタンの何れか少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項8の何れか一項に記載の侵入検知システム。
  10. カメラ装置をさらに備え、
    前記携帯調整機器が、前記カメラ装置が撮影した画像を解析して前記調整部へ入力する情報を生成する画像解析部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の侵入検知システム。
  11. 前記画像解析部は、画像中の顔、手および身体の何れか少なくとも一つの動きを解析することを特徴とする請求項10に記載の侵入検知システム。
  12. 前記カメラ装置は、前記携帯調整機器に内蔵されていることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の侵入検知システム。
  13. 前記カメラ装置は、前記携帯調整機器とは別に前記侵入検知エリアに設けたことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の侵入検知システム。
  14. 前記侵入検知エリアを撮影するカメラ装置をさらに備え、
    前記携帯調整機器が、前記カメラ装置が撮影した画像を表示するカメラ映像表示部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の侵入検知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019060747A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 沖電気工業株式会社 計測装置、監視装置及び計測装置監視システム

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