JP7350225B1 - キャップおよびキャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器を逆さにした状態で当該容器を自立させることを可能にする。【解決手段】内容物が収容される容器の口首部に取り付けられるキャップ本体10と、キャップ本体10の天面部11に設けられ、内容物を吐出するノズル部13と、キャップ本体10の外周部14から内容物を吐出する吐出方向に延び、キャップ本体10を自立可能に支持する支持部15と、を備え、支持部15の吐出方向における長さは、ノズル部13の吐出方向における長さより長くなっている。【選択図】図4

Description

本発明は、キャップおよびキャップ付き容器に関する。
従来、洗顔料やシャンプーなどの内容物を収容する容器には、内容物を吐出する容器本体の口首部に吐出孔を有するキャップが取り付けられている。特許文献1には、この種のキャップが記載されている。特許文献1に記載されたキャップは、円筒状のキャップであって、当該キャップの天面の裏側における内周面と容器本体の口首部の外周部とのそれぞれに互いに嵌り合う凹凸が形成されている。それら互いの凹凸が嵌り合うことにより、容器本体にキャップが取り付けられる。また、キャップの天面には、上方に向けて突出するノズル部が形成されている。そして、キャップには、そのノズル部の開口部を開閉可能にする蓋体が連結されている。
特開2021-066455号公報
上述のような容器は、例えば内容物を詰め替える場合や内容物を使い切った後に、容器を洗って干す場合がある。そのような場合、上述の特許文献1に記載されたキャップは、ノズル部がキャップの天面から上方に向けて突出しているため、容器を逆さにして、当該容器を置き場(例えばシャンプの置き場など)に載置した場合には、ノズル部が置き場の面と接触(または当接)し、容器が倒れてしまう。すなわち容器を逆さの状態で自立させることができない。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、容器を逆さにした状態で当該容器を自立させることを可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、内容物が収容される容器の口首部に取り付けられるキャップ本体と、前記キャップ本体の天面部に設けられ、前記内容物を吐出するノズル部と、前記キャップ本体の外周部から前記内容物を前記吐出する吐出方向に延び、前記キャップ本体を自立可能に支持する支持部と、を備え、前記支持部の前記吐出方向における長さは、前記ノズル部の前記吐出方向における長さより長く、前記キャップ本体は、内周側で前記容器に嵌り合う嵌合部と、前記吐出方向で所定の長さを有し、前記容器を干して前記内容物を吐出させる際に前記内容物が停滞することを抑制する孔部と、を有し、前記孔部には、前記吐出方向において、当該孔部に連通し前記内容物を停滞させる構造がなく、前記孔部と前記嵌合部とは、前記吐出方向に並んで形成されている。
また、この発明の他の形態は、上記のキャップを備える容器である。
この発明によれば、キャップは、キャップ本体の外周部から内容物の吐出方向に延び、キャップ本体を自立可能に支持する支持部を備える。また、この支持部は、内容物の吐出方向においてノズル部の長さより長くなっている。そのため、キャップを容器に取り付けて、容器を逆さにした場合には、支持部が容器の置き場の面に接触することになる。すなわちノズル部は置き場の面に接触しない。したがって、容器を逆さにして置き場に置いた際に、支持部が容器の支えとなり、容器が逆さの状態から倒れることを回避(または抑制)できる。つまり、容器を逆さの状態にして自立させることができる。
本実施形態におけるキャップおよびキャップ付き容器の一例を示す外観図である。 口首部の一例を示す図である。 キャップの一例を説明するための図であって、(a)はキャップの開いた状態を示し、(b)はキャップの閉じた状態を示し、(c)はキャップの裏側の形状を示す図である。 A-A断面図を示す図である。
本発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態におけるキャップ1、および、当該キャップ1を備えた容器2の一例を示す図である。なお、図1に示すキャップ1および容器2は模式的に示したものであり、詳細は図2から図4に示す。容器2には、内容物が収容される。内容物としては、例えば、シャンプー、コンディショナー、洗顔料、ボディソープ、ハンドソープ、クレンジング液、化粧水、乳液等である。また、内容物は、その他、洗剤、ドレッシング、ソース、液体調味料などであってもよく、すなわち内容物は、液状のものを対象とする。なお、キャップ1は、これら内容物が入る容器2の大きさに応じたキャップであって、すなわち汎用性があるものである。なお、以下に説明する例では、内容物として、シャンプーを例にして説明する。また、容器2が、本実施形態における「キャップ付き容器」に相当する。以下、具体的に説明する。
容器2は、図1に示すように、キャップ1と容器本体20とから構成される。容器本体20の形状は、従来知られている形状であってよく、例えば図1に示すようなボトル型やチューブ型が想定される。容器本体20は、長手方向に延びる胴部21と、胴部の一端に形成される口首部22と、を備えている。胴部21は、口首部22と一体に連なるとともに、口首部22の方向に向けて徐々に径が小さくなっている。この胴部21は、可撓性を有しており、押圧されることにより、弾性変形して径方向内側に向けて凹むとともに、押圧された状態から解放されることにより凹んだ状態から元の形状に復元する。なお、容器2は、変形性を考慮して、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の柔軟な樹脂を用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。
口首部22は、キャップ1と嵌り合う部分であって、略円筒状に形成されている。図2は、口首部22の一例を示す図であって、口首部22の上端は開口しており、外周側には螺旋状の凹凸(溝)が形成されている。当該凹凸は、後述するキャップ本体10の内周側に形成された螺旋状の凹凸と嵌り合うようになっている。
キャップ1は、容器本体20の口首部22に取り外し可能に取り付けられる。本実施形態におけるキャップ1は、図3に示すように、キャップ本体10と蓋部30とを備える。図3(a)は、蓋部30を開いた状態を上面視した図であり、図3(b)は、蓋部30を閉じた状態を上面視した図であり、図3(c)は、キャップ本体10の天面を表側としたときの裏側の形状を示している。そして、図4は、図3(a)における断面線に基づく断面図を示している。なお、この図4の断面図は、キャップ1を逆さの状態にして示している。
図3(a)および図4に示すように、キャップ本体10は、天面部11と、天面部11の外周に一体に連なる側壁部12とを備えた略円筒形状となっている。側壁部12の内周側には、上述の口首部22の外周側に形成された凹凸に嵌り合う凹凸(溝)が形成されている。容器本体20の口首部22における凹凸と、キャップ本体10の側壁部12における凹凸とが嵌り合う(すなわち噛み合う)ことにより、口首部22の外周が側壁部12により覆われるとともに、口首部22の上端の開口した部分が天面部11により覆われることになる。なお、側壁部12において口首部22と嵌り合う凹凸が形成された箇所が、本実施形態における「嵌合部」に相当する。図4に示す例では、嵌合部に符号16を付して示してある。
また、キャップ本体10の天面部11の中央付近には、内容物を吐出するノズル部13が設けられている。ノズル部13は、天面部11を貫通しており、容器2に収容された内容物を当該ノズル部13から外部に吐出可能になっている。さらに、キャップ本体10の外周部14には、内容物を吐出する吐出方向に延び、キャップ本体10を自立可能にする支持部15が形成されている。
ここで、ノズル部13と支持部15との関係について具体的に説明する。上述のように、支持部15は、内容物の吐出方向に延びており、すなわち支持部15とノズル部13とは互いに吐出方向に向けて延びている。そして、本実施形態では、支持部15の吐出方向における長さは、ノズル部13の吐出方向における長さより長くなっている(言い換えれば、ノズル部13の長さは吐出方向で支持部15の長さより短くなっている)。より具体的には、キャップ本体10の外周部14から吐出方向に延びた支持部15の長さが、天面部11の吐出方向に延びたノズル部13の長さより長くなっている。つまり、支持部15の吐出方向における全体の長さと、ノズル部13の吐出方向における全体の長さの関係はどちらが長くてもよいが、少なくとも天面部11からの吐出方向における長さは支持部15の方がノズル部13より長くなっている。これは、キャップ本体10を逆さにした場合に、ノズル部13がシャンプー等の置き場に当接しないようにするためである。言い換えれば、支持部15を置き場に当接させるようにするためである。
本実施形態では、図4に示すように、ノズル部13は、天面部11から吐出方向とは反対方向に凹んだ状態となっており、天面部11からの吐出方向における長さはごく僅かになっている。一方、支持部15は、天面部11から吐出方向に延びており、キャップ本体10を逆さにした際には、支持部15が置き場に当接するようになっている。
また、支持部15は、キャップ本体10の外周部14(すなわち天面部11の外周)において、当該外周部14の全周を覆わないように、少なくとも一部が開口されている。これは、キャップ本体10を逆さにした際に、この開口した部分から空気を出入りさせるためである。つまり、上述のように、支持部15は、キャップ本体10を逆さにした際に置き場に当接するため、外周部14の全周を覆うように支持部15を形成すると、支持部15と置き場とで容器2の中が密閉される状態となり、空気の出入りが制限されるためである。
本実施形態では、図3(a)に示すように、支持部15は、キャップ本体10の外周部14において、ノズル部13を中心として当該外周部14で対称(点対称)になるように形成されており、この図3(a)の紙面上では左右方向に支持部15が形成され、紙面の上下方向は開口した状態となっている。なお、この開口した状態は、キャップ本体10を逆さにした際に、支持部15によって、キャップ1を支えることができればよく、したがって、支持部の形状、支持部の円周方向における長さ、支持部の個数(図3の例ではは2つ)は、任意であってよい。一方で、意匠性等を鑑みると、ノズル部13を中心として外周部14で対称(点対称)になるように、支持部15を形成することが好ましい。その際に、支持部15の数は、図3の例のように2つに限られず、対称となるように4つなどの偶数個であればよい。
なお、本実施形態においては、ノズル部13は、吐出方向に向けて徐々に円筒状の径が大きくなるようになっているが、この形状や大きさは、内容物の種類等に応じて種々の変更が可能である。また、キャップ1の材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル等の合成樹脂等が好ましいが、これに限定されるものではない。
また、キャップ本体10は、上述のように、内周側に容器本体20の凹凸に嵌り合う凹凸が形成された嵌合部16が形成されている。また、キャップ本体10は、嵌合部16に連通しており、内容物の吐出方向で並んで形成された孔部17を有する。孔部17は、図4に示すように、吐出方向において、嵌合部16より吐出方向側に形成されている。この孔部17は、内容物を吐出させる際に、口首部22の付近に内容物が停滞、または、溜まることを抑制するための空洞である。したがって、孔部17は吐出方向において所定の長さを有する。言い換えれば、孔部17は、嵌合部16の上方(吐出方向側)において、内容物が口首部22の付近で停滞しないように内容物をストロークさせるための空洞である。なお、図4に示す例では、図示しないものの、口首部22が嵌合部16に対応した位置に挿入されてキャップ本体10と嵌り合う。つまり、口首部22は、孔部17までは挿入されない。
つぎに、蓋部30について説明する。蓋部30は、支持部15を除いたキャップ本体10の形状に沿う形状に形成され、図3に示す例では、蓋部30は、ヒンジ31を介してキャップ本体10に対して回動可能(すなわち開閉可能)なように取り付けられている。ヒンジ31は、中央ヒンジ31aと、中央ヒンジ片31aの左右両側に設けられた左右ヒンジ片31bとを有する。中央ヒンジ片31aは、左右ヒンジ片31bに比べてやや肉厚となっている。このように構成されたヒンジ31の一端がキャップ本体10に取り付けられ、他端が蓋部30に取り付けられることで、蓋部30は、ヒンジ31を介してキャップ本体10に対して回動可能となっている。なお、蓋部30がキャップ本体10に対して回動する範囲は、支持部15の天面部11からの吐出方向における長さとの関係で定められる。上述のように、本実施形態では、キャップ本体10を逆さにした際に、支持部15が置き場に当接することによりキャップ本体10を自立可能に支持する。そのため、例えば支持部15の天面部11からの吐出方向における長さが比較的短いような場合には、蓋部30の回動範囲によっては、キャップ本体10を逆さにした際に、蓋部30が置き場に当接し、支持部15が置き場に当接しない場合がある。したがって、本実施形態では、キャップ本体10を逆さにした際に、支持部15が置き場に当接するように、蓋部30のキャップ本体10に対する回動範囲を支持部15の吐出方向における長さとの関係で定めている。例えば蓋部30が閉じた状態から90°開いた状態が最も蓋部30の吐出方向における長さが長くなるので、蓋部30が90°開いた状態のときに、支持部15が置き場に当接するように、支持部15の吐出方向における長さを定める。
また、本実施形態における蓋部30は、図4に示すように、ヒンジ31の取り付け位置が、側壁部12の中間位置付近になっている。より具体的には、中央ヒンジ片31aの一端が側壁部12において、嵌合部16と孔部17との境目付近の位置に取り付けられている。なお、この中央ヒンジ片31aの取り付け位置は、側壁部12において、より嵌合部16の方向(すなわち図4の上方)であってもよい。そして、このような位置に取り付けが可能なのは、本実施形態では、孔部17が形成されていることにより、側壁部12の吐出方向おける長さが、従来知られているキャップに比べて長くなるためである。このように、中央ヒンジ片31aの取り付け位置を孔部17と嵌合部16とうち嵌合部16側に寄せることで、中央ヒンジ片31aの長さを長くできるので、蓋部30の回動範囲(言い換えれば開閉範囲)を大きくすることができる。つまり、蓋部30を開閉しやくすることができる。
なお、通常、キャップ本体10(またはキャップ1を取り付けた容器2)を、逆さにして干す際には、蓋部30を少なくとも90°以上に開いて干すことが想定される。したがって、蓋部30の回動範囲は、蓋部30を閉じた状態から開く方向に90°以上であることが好ましい。また、使用形態を考慮すると当該回動範囲は、120°以上であることが好ましい。さらに、蓋部30を開きすぎると、ヒンジ31の耐久性が低下するおそれがあるので、より好ましくは、当該回動範囲は120°から180°である。
また、蓋部30は、蓋部30の天面の裏側(すなわち内面)に、蓋部30を閉じた際にノズル部13に嵌合する突起部32を有する。具体的には、突起部32は、ノズル部13の凹んだ部分と嵌合するように蓋部30の天面の裏側から吐出方向とは反対方向に延びてている。そして、この突起部32とノズル部13とが嵌合することにより、蓋部30がノズル部13の開口部を閉じることになる。
つぎに、本実施形態における効果について説明する。上述のように、キャップ1は、キャップ本体10の外周部14から内容物の吐出方向に延び、キャップ本体10を自立可能に支持する支持部15を備える。そして、この支持部15は、内容物の吐出方向においてノズル部13の長さより長くなっている。そのため、キャップ1を容器2に取り付けて、容器2を逆さにした場合には、支持部15が容器2の置き場の面に当接することになる。すなわち、従来知られているような容器のように、ノズル部13が置き場の面に当接することがない。したがって、容器2を逆さにして置き場に置いた際に、支持部15が容器の支えとなり、容器2が逆さの状態から倒れることを回避(または抑制)できる。つまり、容器2を逆さの状態にして自立させることができる。
また、上述のように、支持部15はキャップ本体10の外周部14において、当該外周部14の全周を覆わないように、少なくとも一部が開口されている。そのため、例えばキャップ1を取り付けた容器2を逆さにして、容器2を干した際には、当該開口した部分から空気が出入りすることになるため、容器内に湿気等が溜まることなく容器2の清潔さを保ち、すなわち容器2が衛生的に優れた状態を保つことができる。
なお、上記の開口した部分が少ないほど、支持部15と容器2の置き場との接触面積が増えることになる。つまり、当該接触面積が大きいほど、容器2を逆さにした際の安定性を向上させることができる。
また、上述のように、蓋部30はヒンジ31を介してキャップ本体10に対して回動するように取り付けられている。そして、蓋部30の回動範囲は支持部15の吐出方向における長さとの関係で決まる。つまり、本実施形態では、キャップ1を取り付けた容器2を逆さにした際に、容器2が自立できればよいので、これを実現できるように、蓋部30の回動範囲と支持部15の長さを決めればよい。そのため、例えば、蓋部30の回動範囲が予め決められているような場合に比べてキャップ1の設計の自由度を向上させることができる。さらに、ヒンジ31(中央ヒンジ片31a)は、上述のように、側壁部12において、嵌合部16と孔部17との境界付近に取り付けられている。つまり、このような位置に中央ヒンジ片31aを取り付けることで、蓋部30の回動範囲に起因する中央ヒンジ片31aの長さを、従来の孔部がないようなキャップに比べて、長くできる。このように、ヒンジ31の長さに応じて蓋部30の回動範囲(開閉範囲)を大きくできるので、キャップ1(またはキャップ1と取り付けた容器2)を逆さにした際に、蓋部30を無理なく大きく開くことができ、その結果、キャップ1を安定して自立させることができる。
また、上述のように、キャップ本体10は、キャップ本体10の内周側で、容器2と嵌り合う嵌合部16に連通して当該嵌合部16より吐出方向の位置に形成された孔部17を有する。これにより、容器2を逆さにした際に、内容物は嵌合部16、孔部17を通って、外部に排出されことになる。つまり、内容物は、口首部22の付近(言い換えれば嵌合部16の付近)で停滞することなく、スムーズに外部に排出されることになる。
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。すなわち特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、以下に説明する種々の変形や変更が可能である。
例えば上述の実施形態では、ノズル部13の天面部11からの吐出方向における長さがごく僅かであったが、容器2(またはキャップ1)を逆さにした際に、支持部15により容器2を自立させることができるようにノズル部13と支持部15との関係を保つことができれば、ノズル部13の天面部11からの吐出方向における長さは任意の長さであってよい。
また、上述の実施形態では、蓋部30とキャップ本体10とは、ヒンジ31を介して取り付けられているが、ヒンジ31がない状態で取り付けされてもよい。その場合には、例えばキャップ本体10の外周部14を蓋部30の外周部(図示せず)の内面に嵌めることで、蓋部30とキャップ本体10とが取り付けられる。
1…キャップ、2…容器、10…キャップ本体、11…天面部、12…側壁部、13…ノズル部、14…外周部、15…支持部、16…嵌合部、17…孔部、20…容器本体、21…胴部、22…口首部、30…蓋部、31…ヒンジ、31a…中央ヒンジ片、31b…左右ヒンジ片、32…突起部。

Claims (6)

  1. 内容物が収容される容器の口首部に取り付けられるキャップ本体と、
    前記キャップ本体の天面部に設けられ、前記内容物を吐出するノズル部と、
    前記キャップ本体の外周部から前記内容物を前記吐出する吐出方向に延び、前記キャップ本体を自立可能に支持する支持部と、を備え、
    前記支持部の前記吐出方向における長さは、前記ノズル部の前記吐出方向における長さより長く、
    前記キャップ本体は、内周側で前記容器に嵌り合う嵌合部と、
    前記吐出方向で所定の長さを有し、前記容器を干して前記内容物を吐出させる際に前記内容物が停滞することを抑制する孔部と、を有し、
    前記孔部には、前記吐出方向において、当該孔部に連通し前記内容物を停滞させる構造がなく、
    前記孔部と前記嵌合部とは、前記吐出方向に並んで形成されている、
    キャップ。
  2. 前記支持部は、
    前記キャップ本体の外周部において当該外周部の全周を覆わないように、少なくとも一部が開口されている、
    請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記支持部は、
    前記ノズル部を中心として前記外周部で対称になるように形成されている、
    請求項2に記載のキャップ。
  4. 前記ノズル部の開口部を開閉可能な蓋部を更に備え、
    前記ノズル部は、前記天面部から前記吐出方向とは反対方向に凹みを有し、
    前記蓋部は、前記ノズル部の前記凹みと嵌合する突起部を有する、
    請求項1に記載のキャップ。
  5. 前記蓋部は、ヒンジを介して前記キャップ本体に対して回動するように取り付けられ、
    前記回動する範囲は、前記支持部の前記吐出方向における長さとの関係で定められ
    前記ヒンジは、前記キャップ本体の外周側において、前記吐出方向で前記嵌合部と前記孔部との間に対応した位置に取り付けられている、
    請求項4に記載のキャップ。
  6. 請求項1に記載のキャップを備える、
    キャップ付き容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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