JP7348737B2 - gaming machine - Google Patents
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Description
本発明は、大役遊技が実行される遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine in which a big prize game is executed.
従来、始動口に遊技球が入球したことを条件として保留情報が取得、記憶され、始動条件が成立すると、保留情報に基づいて大役抽選が行われ、この大役抽選で大当たりに当選すると、大役遊技が実行される遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、大役遊技中に獲得した賞球数を報知する遊技機が開示されている。
Conventionally, pending information is acquired and stored on the condition that a game ball enters the starting slot, and when the starting condition is met, a major lottery is held based on the pending information, and if you win a jackpot in this major lottery, the major prize is 2. Description of the Related Art Gaming machines on which games are executed are known. For example,
一般的な遊技機においては、大役遊技中に獲得した賞球数がエンディング中に報知されるため、エンディング時間を長く確保する必要がある。その結果、遊技が間延びしてしまい、遊技者の遊技継続意欲が低下するおそれがある。 In general gaming machines, the number of prize balls acquired during the big prize game is announced during the ending, so it is necessary to ensure a long ending time. As a result, the game may be delayed and the player's desire to continue playing may decrease.
本発明は、遊技継続意欲の低下を抑制することができる遊技機を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a gaming machine that can suppress a decline in the desire to continue playing.
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、始動領域への遊技球の進入に基づいて当否判定を実行する判定手段と、前記当否判定により当たりの判定結果が導出された場合、大入賞口が開放されるラウンド遊技と、前記ラウンド遊技の終了後に設定され、前記大入賞口が閉状態に維持されるエンディング期間とを含む大役遊技を制御する大入賞口制御部と、前記大役遊技の終了後の遊技状態を設定する状態設定部と、少なくとも前記大入賞口への遊技球の入球に基づいて賞球を払い出す賞球制御部と、少なくとも前記ラウンド遊技を含む所定期間中の賞球の合計数を計数する計数部と、前記合計数を報知する報知演出、および、前記当否判定の結果を示唆する変動演出を実行する演出実行部と、を備え、前記演出実行部は、前記大役遊技の終了後に所定の遊技状態に設定される場合、前記エンディング期間中は前記報知演出を不実行とし、前記大役遊技の終了後に前記報知演出用の画像と、前記変動演出用の画像とを同時並行して表示する画像表示処理を実行し得、前記画像表示処理では、前記変動演出用の画像よりも手前に前記報知演出用の画像を表示し、前記変動演出用の画像をキャプチャして縮小させた加工画像を生成し、前記加工画像を前記報知演出用の画像よりも手前に表示することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the gaming machine of the present invention includes a determining means that executes a win/fail determination based on the entry of a game ball into a starting area, and a large a big winning opening control unit that controls a big winning game including a round game in which a winning opening is opened and an ending period that is set after the end of the round game and in which the big winning opening is maintained in a closed state; a state setting section that sets a gaming state after the end of the game; a prize ball control section that pays out a prize ball based on at least the entry of a game ball into the big winning hole; A counting unit that counts the total number of prize balls, a notification performance that notifies the total number, and a performance execution unit that executes a variable performance that indicates the result of the validity determination, the performance execution unit comprising: When a predetermined game state is set after the end of the big prize game, the notification effect is not executed during the ending period, and after the end of the big prize game, the image for the notification effect and the image for the variable effect are changed. The image display process may display the image for the notification effect in front of the image for the variable effect, and capture the image for the variable effect. The present invention is characterized in that a processed image is generated by reducing the size of the processed image, and the processed image is displayed in front of the image for the notification effect .
本発明によれば、遊技継続意欲の低下を抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to suppress a decrease in the desire to continue playing the game.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Preferred embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, and other specific numerical values shown in these embodiments are merely illustrative to facilitate understanding of the invention, and do not limit the invention unless otherwise specified. In this specification and the drawings, elements with substantially the same functions and configurations are given the same reference numerals to omit redundant explanation, and elements not directly related to the present invention are omitted from illustration. do.
本発明の実施形態の理解を容易にするため、まず、遊技機の機械的構成および電気的構成を簡単に説明し、その後、各基板における具体的な処理を説明する。 In order to facilitate understanding of the embodiments of the present invention, first, the mechanical configuration and electrical configuration of the gaming machine will be briefly explained, and then specific processing on each board will be explained.
図1は、本実施形態の遊技機100の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機100は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠102と、この外枠102にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠104と、この中枠104に、ヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた前枠106と、を備えている。
FIG. 1 is a perspective view of a
中枠104は、外枠102と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤108が保持されている。また、前枠106には、ガラス製または樹脂製の透過板110が保持されている。そして、これら中枠104および前枠106を外枠102に対して閉じると、遊技盤108と透過板110とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機100の正面側から、透過板110を介して遊技盤108が視認可能となる。
Similar to the
図2は、遊技機100の正面図である。この図に示すように、前枠106の下部には、遊技機100の正面側に突出する操作ハンドル112が設けられている。この操作ハンドル112は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル112を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル112の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤108に設けられたレール114a、114b間を上昇して遊技領域116に導かれることとなる。
FIG. 2 is a front view of the
遊技領域116は、遊技盤108と透過板110との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤108には、多数の釘や風車(不図示)が設けられており、遊技領域116に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
The
遊技領域116は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にし、遊技球の打ち分けが可能な第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを備えている。第1遊技領域116aは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の左側に位置し、第2遊技領域116bは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の右側に位置している。レール114a、114bが遊技領域116の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域116aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域116bに進入することとなる。
The
また、遊技領域116には、遊技球が入球可能な一般入賞口118、第1固定始動口120A、第1可変始動口120B、第2始動口122、普図作動口125が設けられており、これら一般入賞口118、第1固定始動口120A、第1可変始動口120B、第2始動口122、普図作動口125に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。なお、以下では、第1固定始動口120Aおよび第1可変始動口120Bを総称して第1始動口120と呼ぶ。
In addition, the
詳しくは後述するが、第1始動口120内には第1始動領域が設けられ、また、第2始動口122内には第2始動領域が設けられている。そして、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球して第1始動領域または第2始動領域に遊技球が進入すると、予め設けられた複数の特別図柄の中からいずれか1の特別図柄を決定するための抽選が行われる。各特別図柄には、遊技者にとって有利な大役遊技や小当たり遊技の実行可否が対応付けられている。したがって、遊技者は、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
As will be described in detail later, a first starting region is provided within the first starting port 120, and a second starting region is provided within the
また、第1固定始動口120A、第2始動口122および普図作動口125は、遊技球が常時入球可能に開口した固定始動口で構成される。一方、第1可変始動口120Bには、可動片120bが開閉可能に設けられており、この可動片120bの状態に応じて、第1可変始動口120Bへの遊技球の進入容易性が変化する可変始動口で構成されている。具体的には、可動片120bは、通常、閉状態に維持されており、この間は、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球が困難もしくは不可能となる。
Further, the first
これに対して、遊技領域116(第2遊技領域116b)に設けられたゲート124を遊技球が通過するか、普図作動口125に遊技球が入球すると、後述する普通図柄の抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片120bが所定時間、開状態に制御される。可動片120bが開状態になると、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球が可能となる。このように、可動片120bは、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球を可能とする開状態、および、開状態よりも第1可変始動口120Bへの遊技球の入球が困難もしくは不可能となる閉状態に変移する可動部材(始動可変入賞装置)として機能する。
On the other hand, when a game ball passes through the
なお、第1固定始動口120Aは、第1遊技領域116aを流下する遊技球のみが入球可能となり、第1可変始動口120Bおよび第2始動口122は、第2遊技領域116bを流下する遊技球のみが入球可能となる位置に配されている。なお、第1固定始動口120Aは、第2遊技領域116bを流下する遊技球が入球してもよいが、この場合には、第1遊技領域116aを流下する遊技球の方が、第2遊技領域116bを流下する遊技球よりも入球しやすい位置に配することが望ましい。
Note that the first
同様に、第1可変始動口120Bおよび第2始動口122は、第1遊技領域116aを流下する遊技球が入球してもよいが、この場合には、第2遊技領域116bを流下する遊技球の方が、第1遊技領域116aを流下する遊技球よりも入球しやすい位置に配することが望ましい。いずれにしても、第1固定始動口120Aは、少なくとも第1遊技領域116aを流下する遊技球が入球可能な位置に配され、第1可変始動口120Bおよび第2始動口122は、少なくとも第2遊技領域116bを流下する遊技球が入球可能な位置に配されるとよい。
Similarly, a game ball flowing down the
さらに、第2遊技領域116bには、大入賞口128が設けられている。大入賞口128は、第2遊技領域116bを流下する遊技球のみが入球可能な位置に配される。ただし、大入賞口128は、第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを流下するいずれの遊技球も入球可能に配されてもよい。
Furthermore, a
図3は、大入賞口128を説明するための図である。第2遊技領域116bには、遊技盤108の正面側に突出する構造物129が設けられている。この構造物129は、上部に開口が形成されており、この開口が大入賞口128となる。構造物129の上部には、可動片128bが設けられており、通常、図3(a)に示すように、可動片128bは、大入賞口128を閉鎖する閉状態に維持されている。
FIG. 3 is a diagram for explaining the
可動片128bは、遊技機100の上方に臨むようにして、遊技球が転動、流下する遊技領域116に突出している。したがって、可動片128bが閉状態に維持されている場合には、遊技領域116(第2遊技領域116b)を流下する遊技球が、可動片128b上に落下することとなる。ここで、閉状態に維持された可動片128bは、遊技機100の左側が右側よりも僅かに低い位置になるように傾斜している。そのため、可動片128bが閉状態にあるときには、図3(a)に矢印で示すように、可動片128b上に落下した遊技球が、可動片128b上を右方から左方へとゆっくりと転動することになる。
The
そして、後述の大役遊技または小当たり遊技が実行されると、可動片128bは、大入賞口128を開放する開状態に変移する。ここで、可動片128bは、図3(a)、(b)に示すように、不図示のアクチュエータ(ソレノイド)により、遊技盤108に形成された孔から、遊技機100の前後方向(正面背面方向)に出没する。通常はアクチュエータが未通電状態に維持されており、可動片128bは遊技盤108の孔よりも正面側に突出した位置に保持され、大入賞口128を閉鎖している。そして、アクチュエータが通電されると、図3(b)に示すように、可動片128bは、遊技盤108の孔よりも背面側に没入した位置に保持され、大入賞口128が開放される。このように、大入賞口128が開放された状態では、遊技球が大入賞口128に入球する。
Then, when the later-described big winning game or small winning game is executed, the
そして、大入賞口128の内部には、導出路128dが設けられており、大入賞口128は、当該大入賞口128に入球した遊技球が、導出路128dに導かれるように傾斜している。そして、導出路128dには、遊技球が通過可能な孔からなる特定領域140bおよび非特定領域140cが設けられており、大入賞口128に入球した遊技球が、特定領域140bおよび非特定領域140cのいずれかを通過して、遊技盤108の背面側に排出されるように構成されている。
A lead-out
そして、大入賞口128には、特定領域140bおよび非特定領域140cを開閉する可動部材142が設けられている。この可動部材142は、その可動(スライド)によって、特定領域140bへの遊技球の進入を可能とする状態と、特定領域140bへの遊技球の進入を不可能とする状態とに切り換えられる。より詳細には、可動部材142が、図3(c)に示す位置に変移すると、非特定領域140cが可動部材142によって塞がれ、遊技球が特定領域140bを通過可能となる。一方、可動部材142が、図3(d)に示す位置に変移すると、特定領域140bが可動部材142によって塞がれ、遊技球が非特定領域140cを通過可能となる。詳しくは後述するが、所定条件を満たす場合に、大役遊技の特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入すると、大役遊技後の遊技状態が高確率遊技状態となる。
The
図2に戻り、第2遊技領域116bの最上部に、第2始動口122とゲート124とが並列して配置されている。第2遊技領域116bに導かれた遊技球は、全て、第2始動口122に入球するか、ゲート124を通過して下方に流下する。本実施形態では、第2始動口122に遊技球が入球すると、1個の遊技球が賞球として払い出されるとともに、大役遊技あるいは小当たり遊技の実行有無等を決定する抽選が行われる。また、ゲート124を遊技球が通過すると、第1可変始動口120B(可動片120b)を開状態とするか否かを決定する抽選が行われる。
Returning to FIG. 2, the
第2始動口122およびゲート124の下方には、第1可変始動口120Bが設けられている。また、第2始動口122と第1可変始動口120Bとの間にはアウト口131が設けられている。アウト口131は、遊技領域116から遊技球を排出するための通路の入口であり、アウト口131に遊技球が入球したとしても、賞球が払い出されることはない。
A first
第2遊技領域116bには、第2始動口122よりも下方に流下した遊技球の多く(例えば9割以上)が、可動片120b上に落下するように釘が配されている。また、これらの釘により、第2始動口122よりも下方に流下した遊技球の一部(例えば1%~10%)が、アウト口131に導かれる。
Nails are arranged in the
第1可変始動口120Bの閉状態では、可動片120b上を遊技球が転動する。可動片120b上を遊技球が転動しているときに可動片120bが開状態になると、可動片120b上の遊技球は全て第1可変始動口120B内に導かれる。第1可変始動口120Bに遊技球が入球すると、1個の遊技球の入球に対して1個の遊技球が賞球として払い出されるとともに、大役遊技あるいは小当たり遊技の実行有無等を決定する抽選が行われる。
When the first
第1可変始動口120Bの下方には、大入賞口128が設けられており、第1可変始動口120Bよりも下方に落下した遊技球の殆どが、大入賞口128の可動片128b上を転動する。可動片128b上の遊技球は、可動片128bの傾斜により、遊技機100の正面視で右側から左側に向けてゆっくりと転動する。
A big winning
可動片128b上を遊技球が転動しているときに可動片128bが開状態になると、可動片128b上の遊技球は全て大入賞口128内に導かれる。大役遊技中または小当たり遊技中に大入賞口128に遊技球が入球すると、1個の遊技球の入球に対して2個以上の所定数(ここでは15個)の遊技球が賞球として払い出される。
When the
大入賞口128の左下方には、普図作動口125が設けられている。ここでは、大入賞口128上から下方に落下した遊技球の殆ど全てが普図作動口125に入球するように、第2遊技領域116bに釘が配されている。本実施形態では、普図作動口125に遊技球が入球すると、1個の遊技球が賞球として払い出される。また、普図作動口125に遊技球が入球すると、ゲート124を遊技球が通過した場合と同様に、第1可変始動口120B(可動片120b)を開状態とするか否かを決定する抽選が行われる。
At the lower left of the
なお、遊技領域116の最下部には、一般入賞口118、第1固定始動口120A、第1可変始動口120B、第2始動口122、普図作動口125、および、大入賞口128のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域116から遊技盤108の背面側に排出する排出口130が設けられている。
In addition, at the bottom of the
そして、遊技機100には、遊技の進行中等に演出を行う演出装置として、液晶表示装置からなる演出表示装置200、可動装置からなる演出役物装置202、さまざまな点灯態様や発光色に制御されるランプからなる演出照明装置204、スピーカからなる音声出力装置206、遊技者の操作を受け付ける演出操作装置208が設けられている。
The
演出表示装置200は、画像を表示する画像表示部からなる演出表示部200aを備えており、この演出表示部200aを、遊技盤108の略中央部分において、遊技機100の正面側から視認可能に配置している。この演出表示部200aには、図示のように、3つの演出図柄210が変動表示される等、種々の演出が実行されることとなる。
The
演出役物装置202は、演出表示部200aよりも前面に配置され、通常、遊技盤108の背面側の原点位置において、複数の構成部材に分割された状態で退避しており、遊技者が視認できないようになっている。そして、上記の演出図柄210の変動表示中などに、アクチュエータの駆動により、演出表示部200aの前面にある可動位置まで各構成部材が移動すると、演出表示部200aの前面で各構成部材が合体して、遊技者に大当たりの期待感を付与する。
The
演出照明装置204は、演出役物装置202や遊技盤108等に設けられており、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、さまざまに点灯制御される。
The
音声出力装置206は、前枠106の上部位置や外枠102の最下部位置に設けられ、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、遊技機100の正面側に向けてさまざまな音声を出力する。
The
演出操作装置208は、遊技者の押下操作を受け付けるボタンで構成され、遊技機100の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板110よりも下方位置に設けられている。この演出操作装置208は、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて有効化されるものであり、操作有効時間内に遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じて、さまざまな演出が実行される。
The
なお、図中符号132は、遊技機100から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿であり、この上皿132が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿134に導かれることとなる。また、この下皿134の底面には、当該下皿134から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ134aを押下することにより、当該球抜きつまみ134aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿134の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
In addition, the
また、遊技盤108には、遊技領域116の外方であって、かつ、遊技者が視認可能な位置に、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が設けられている。これら各表示器160~172は、遊技に係る種々の状況を表示するための装置であるが、その詳細については後述する。
In addition, on the
(制御手段の内部構成)
図4は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
(Internal configuration of control means)
FIG. 4 is a block diagram showing the internal configuration of the control means that controls the progress of the game.
主制御基板300は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板300は、メインCPU300a、メインROM300b、メインRAM300cを備えている。メインCPU300aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM300bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM300cは、メインCPU300aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The main control board 300 controls the basic operations of the game. This main control board 300 includes a
上記主制御基板300には、一般入賞口118に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ118s、第1固定始動口120Aに遊技球が入球したことを検出する第1固定始動口検出スイッチ120As、第1可変始動口120Bに遊技球が入球したことを検出する第1可変始動口検出スイッチ120Bs、第2始動口122に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ122s、ゲート124を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ124s、普図作動口125に遊技球が入球したことを検出する普図作動口検出スイッチ125s、大入賞口128に遊技球が入球したことを検出する大入賞口検出スイッチ128s、特定領域140bに遊技球が進入したことを検出する特定領域検出スイッチ140sが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板300に検出信号が入力されるようになっている。
The main control board 300 includes a general winning hole detection switch 118s that detects that a game ball has entered the general winning
また、主制御基板300には、第1可変始動口120Bの可動片120bを作動する普通電動役物ソレノイド120cと、大入賞口128を開閉する可動片128bを作動する大入賞口ソレノイド128cと、が接続されており、主制御基板300によって、第1可変始動口120B、大入賞口128の開閉制御がなされるようになっている。
In addition, the main control board 300 includes a normal electric accessory solenoid 120c that operates the
さらに、主制御基板300には、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が接続されており、主制御基板300によって、これら各表示器の表示制御がなされるようになっている。
Furthermore, the main control board 300 includes a first
さらに、遊技盤108の背面には、設定変更スイッチ180sが設けられている。設定変更スイッチ180sは、専用の鍵によってアクセス可能に構成されている。設定変更スイッチ180sがオンしていることを条件として、設定値を変更、確認する操作が可能となる。詳しくは後述するが、本実施形態の遊技機100は、有利度合いが異なる6段階の設定値のいずれかが設定値バッファに登録設定値として記憶され、記憶されている登録設定値に応じて遊技が進行する。なお、ここでは、設定値が6段階であることとするが、設定値は高設定および低設定の2段階のみが設けられてもよいし、他の複数段階で設けられてもよい。さらには、設定値は必須ではなく、有利度合いが変更されなくてもよい。
Furthermore, a setting
また、遊技盤108の背面には、RAMクリアボタンが押下操作可能に設けられており、このRAMクリアボタンの押下操作がRAMクリアスイッチ182sによって検出される。RAMクリアスイッチ182sは主制御基板300に接続されており、RAMクリアスイッチ182sから主制御基板300にRAMクリア操作信号が入力される。電源投入時にRAMクリアスイッチ182sからRAMクリア操作信号が入力されている場合、メインCPU300aは、メインRAM300cをクリアする。
Further, a RAM clear button is provided on the back side of the
また、遊技盤108の背面には、性能表示モニタ184が設けられている。主制御基板300により、性能表示モニタ184に登録設定値やベース比率が表示される。
Furthermore, a performance display monitor 184 is provided on the back side of the
また、本実施形態の遊技機100は、主に第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球によって開始される特別遊技と、ゲート124への遊技球の通過、あるいは、普図作動口125への遊技球の入球によって開始される普通遊技とに大別される。そして、主制御基板300のメインROM300bには、特別遊技および普通遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
In addition, the
また、主制御基板300には、払出制御基板310および副制御基板330が接続されている。払出制御基板310は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板310も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板300に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板310には遊技情報出力端子板312が接続されており、主制御基板300から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板310および遊技情報出力端子板312を介して、遊技店のホールコンピュータ等に出力されることとなる。
Further, a payout control board 310 and a
また、払出制御基板310には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ314が接続されている。払出制御基板310は、主制御基板300から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ314を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ316sによって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
Further, a
また、払出制御基板310には、下皿134の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ318sが接続されている。この皿満タン検出スイッチ318sは、賞球として払い出される遊技球を下皿134に導く通路に設けられており、遊技球検出信号が払出制御基板310に入力されるようになっている。
Further, a tray
そして、下皿134に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿134に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ318sから払出制御基板310に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板310は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿134が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板300に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板300に送信する。
When a predetermined amount or more of game balls are stored in the
また、払出制御基板310には、遊技球の発射制御を行う発射制御回路320が設けられている。払出制御基板310には、操作ハンドル112に設けられ、当該操作ハンドル112に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ112sと、操作ハンドル112の操作角度を検出する操作ボリューム112aと、が接続されている。そして、タッチセンサ112sおよび操作ボリューム112aから信号が入力されると、発射制御回路320において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド112cを通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
Further, the payout control board 310 is provided with a
副制御基板330は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板330は、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cを備えており、主制御基板300に対して、当該主制御基板300から副制御基板330への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU330aは、主制御基板300から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM330bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行制御する。このとき、サブRAM330cは、サブCPU330aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
具体的には、副制御基板330では、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cが協働して、サブメイン、画像制御部、役物制御部、照明制御部、音声制御部として機能する。サブメインは、各種入力コマンドに応じて、実行する演出の内容を決定したり、演出の実行を管理、統括したりする。画像制御部は、上記演出表示部200aに画像を表示させる画像表示制御を行う。サブROM330bには、演出表示部200aに表示される図柄や背景、字幕等の画像データが多数格納されており、画像制御部が、画像データをサブROM330bから不図示のVRAMに読み出して、演出表示部200aの画像表示を制御する。
Specifically, in the
また、役物制御部は、サブメインによる演出の管理にしたがってアクチュエータを駆動し、演出役物装置202を可動制御する。照明制御部は演出照明装置204を点灯制御する。また、音声制御部は、上記音声出力装置206から音声を出力させる音声出力制御を行う。サブROM330bには、音声出力装置206から出力される音声や楽曲等の音声データが多数格納されており、音声制御部が、音声データをサブROM330bから読み出して、音声出力装置206の音声出力を制御する。
Further, the accessory control unit drives the actuator in accordance with the performance management by the sub-main, and controls the movement of the
さらに、副制御基板330では、演出操作装置208が押下操作または回転操作されたことを検出する演出操作装置検出スイッチ208sから操作検出信号が入力された際に、所定の演出を実行する。
Furthermore, the
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されており、電源基板を介して商用電源から各基板に電力供給がなされている。また、電源基板にはコンデンサからなるバックアップ電源が設けられている。 Note that a power supply board (not shown) is connected to each board, and power is supplied to each board from a commercial power source via the power supply board. Further, the power supply board is provided with a backup power supply consisting of a capacitor.
図5は、メインCPU300aが用いるメモリ領域のアドレスマップである。なお、図5において、アドレスは16進数で示しており、「H」は16進数であることを示している。図5に示すように、メインCPU300aが用いるメモリ領域は、メインROM300bに割り当てられたメモリ領域(0000H~2FFFH)と、メインRAM300cに割り当てられたメモリ領域(F000H~F3FFH)とを含んでいる。
FIG. 5 is an address map of the memory area used by the
メインROM300bのメモリ領域は、遊技の進行を制御するためのプログラムおよびデータを格納する使用領域(0000H~1A7AH)と、使用領域以外の領域であって、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184を表示するための処理(性能表示モニタ184に表示するベース比率を算出するための処理を含む)を実行するためのプログラムおよびデータを格納する使用外領域(2000H~2BFFH)とが設けられている。
The memory area of the
メインROM300bの使用領域には、遊技の進行を制御するためのプログラムが格納されるプログラム領域(0000H~0A89H)、未使用領域(0A8AH~0FFFH)、プログラム以外のデータが格納されるデータ領域(1000H~1A7AH)が設けられている。なお、使用領域は、未使用領域(0A8AH~0FFFH)を含めないようにしてもよい。
The used areas of the
メインROM300bの使用外領域には、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184を表示するための処理を実行するためのプログラムが格納されるプログラム領域(2000H~27FFH)、これらのプログラム以外のデータが格納されるデータ領域(2800H~2BFFH)が設けられている。
The unused area of the
また、メインROM300bのメモリ領域には、使用領域および使用外領域以外にも、未使用領域(1A7BH~1DFFH)、プログラムのタイトル、バージョン等の任意のデータが格納されるROMコメント領域(1E00H~1EFFH)、未使用領域(1F00H~1FFFH)、未使用領域(2C00H~2FBFH)、メインCPU300aがプログラムを実行するために必要な情報が格納されるプログラム管理領域(2FC0H~2FFFH)が設けられている。
In addition to the used and unused areas, the memory area of the
メインRAM300cのメモリ領域は、遊技の進行を制御するためのプログラムが実行されている際に一時的に用いられる使用領域(F000H~F1FFH)と、使用領域以外の領域であって、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184を表示するための処理のプログラムが実行されている際に一時的に用いられる使用外領域(F210H~F228H)とが設けられている。
The memory area of the
メインRAM300cの使用領域には、遊技の進行を制御するためのプログラムが実行されている際に一時的に用いられるワーク領域(F000H~F12AH)、未使用領域(F12BH~F1D7H)、遊技の進行を制御するためのプログラムの実行中にデータを一時的に退避させるスタック領域(F1D8H~F1FFH)が設けられている。なお、使用領域は、未使用領域(F12BH~F1D7H)を含めないようにしてもよい。
The used areas of the
メインRAM300cの使用外領域には、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184を表示するための処理のプログラムが実行されている際に一時的に用いられるワーク領域(F210H~F21FH)、これらのプログラムが実行されている際にデータを一時的に退避させるスタック領域(F220H~F228H)が設けられている。
The unused area of the
また、メインRAM300cのメモリ領域には、使用領域および使用外領域以外にも、未使用領域(F200H~F20FH)、未使用領域(F229H~F3FFH)が設けられている。
Furthermore, in addition to the used area and the unused area, the memory area of the
このように、メインROM300bおよびメインRAM300cでは、遊技の進行を制御するために用いられる使用領域と、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184の表示制御をするための処理を実行するために用いられる使用外領域とが分かれて設けられている。
In this way, the
そして、メインRAM300cでは、使用領域と使用外領域との間に、16バイトの未使用領域(F200H~F20FH)が設けられている。この未使用領域(F200H~F20FH)は、使用領域および使用外領域を分ける境界領域として設定されており、使用領域と使用外領域との境界が明確となり、遊技の進行を制御するためのプログラムが実行されている際に使用外領域が用いられること、および、遊技機規則で定める試験を行うための処理や、性能表示モニタ184の表示制御をするための処理のプログラムが実行されている際に使用領域が用いられることを防止している。
In the
なお、使用領域と使用外領域との間に設けられる未使用領域は、少なくとも1バイト以上であればよく、不正防止の観点から、4バイト以上であることが望ましく、16バイト以上に設定されることがより望ましい。また、未使用領域は、データの書き込みおよび読み出しが禁止されているが、不正防止の観点から、所定のタイミングでクリアするようにしてもよい。 Note that the unused area provided between the used area and the unused area should be at least 1 byte or more, and from the perspective of fraud prevention, it is preferably 4 bytes or more, and it is set to 16 bytes or more. It is more desirable. Although data writing and reading are prohibited in the unused area, it may be cleared at a predetermined timing to prevent fraud.
次に、本実施形態の遊技機100における遊技について、メインROM300bに記憶されている各種テーブルと併せて説明する。
Next, the game in the
前述したように、本実施形態の遊技機100は、特別遊技と普通遊技の2種類の遊技が並行して進行するものである。特別遊技は、低確率遊技状態および高確率遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行し、普通遊技は、非時短遊技状態および時短遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。
As described above, in the
各遊技状態の詳細については後述するが、低確率遊技状態というのは、大入賞口128が開放される大役遊技を実行する権利獲得の確率が低く設定された遊技状態であり、高確率遊技状態というのは、大役遊技を実行する権利獲得の確率が高く設定された遊技状態である。また、非時短遊技状態というのは、可動片120bが開状態になりにくく、第1可変始動口120Bに遊技球が入球し難い遊技状態であり、時短遊技状態というのは、非時短遊技状態よりも、可動片120bが開状態になりやすく、第1可変始動口120Bに遊技球が入球しやすい遊技状態である。なお、時短遊技状態では、遊技中に第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射し続けている場合に、僅かに遊技球が減少するか、遊技球が殆ど減少しないように設定されている。
The details of each gaming state will be described later, but the low probability gaming state is a gaming state in which the probability of acquiring the right to execute the big prize game in which the
上記のように、特別遊技と普通遊技とは同時並行して進行することから、本実施形態では、低確率遊技状態または高確率遊技状態と、非時短遊技状態または時短遊技状態とが組み合わされた遊技状態となる。以下では、理解を容易とするため、特別遊技に係る遊技状態、すなわち、低確率遊技状態および高確率遊技状態を特別遊技状態と呼び、普通遊技に係る遊技状態、すなわち、非時短遊技状態および時短遊技状態を普通遊技状態と呼ぶ場合がある。遊技機100の初期状態は、低確率遊技状態および非時短遊技状態に設定されている。
As mentioned above, since the special game and the normal game proceed in parallel, in this embodiment, the low probability game state or the high probability game state and the non-time-saving game state or the time-saving game state are combined. Enters gaming state. In the following, for ease of understanding, the gaming states related to special games, i.e., low probability gaming states and high probability gaming states, will be referred to as special gaming states, and the gaming states related to normal games, i.e., non-time-saving gaming states and time-saving gaming states. The gaming state is sometimes called the normal gaming state. The initial state of the
遊技者が操作ハンドル112を操作して遊技領域116に遊技球を発射させるとともに、遊技領域116を流下する遊技球が第1始動口120または第2始動口122に入球すると、遊技者に遊技利益を付与するか否かの抽選(以下、「大役抽選」という)が行われる。この大役抽選において、大当たりに当選すると、大入賞口128が開放される大役遊技が実行され、また、当該大役遊技の終了後の遊技状態が、上記のいずれかの遊技状態に設定される。以下では、大役抽選方法について説明する。
When the player operates the operation handle 112 to launch a game ball into the
なお、詳しくは後述するが、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、大役抽選に係る種々の乱数値(大当たり決定乱数、当たり図柄乱数、変動パターン乱数)が取得されるとともに、これら各乱数値がメインRAM300cの特図保留記憶領域に記憶される。以下では、第1始動口120に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特1保留とよび、第2始動口122に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特2保留とよぶ。
Although details will be described later, when a game ball enters the first starting port 120 or the
メインRAM300cの特図保留記憶領域は、第1特図保留記憶領域と第2特図保留記憶領域とを備えている。第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1~第4記憶部)を有している。そして、第1始動口120に遊技球が入球すると、特1保留を第1特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶し、第2始動口122に遊技球が入球すると、特2保留を第2特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。
The special figure reservation storage area of the
例えば、第1始動口120に遊技球が入球したとき、第1特図保留記憶領域の第1~第4記憶部のいずれにも保留が記憶されていない場合には、第1記憶部に特1保留を記憶する。また、例えば、第1記憶部~第3記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口120に遊技球が入球した場合には、特1保留を第4記憶部に記憶する。また、第2始動口122に遊技球が入球した場合にも、上記と同様に、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部の中で、特2保留が記憶されていない、最も番号(序数)の小さい記憶部に特2保留が記憶される。
For example, when a game ball enters the first starting port 120, if no reservation is stored in any of the first to fourth storage sections of the first special symbol reservation storage area, the first storage section Memorize special 1 reservation. Further, for example, if a game ball enters the first starting port 120 with the special 1 hold stored in the first to third storage units, the special 1 hold is stored in the fourth storage unit. Remember. Also, when a game ball enters the
ただし、第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域に記憶可能な特1保留数(X1)および特2保留数(X2)は、それぞれ4つに設定されている。したがって、例えば、第1始動口120に遊技球が入球したときに、第1特図保留記憶領域に既に4つの特1保留が記憶されている場合には、当該第1始動口120への遊技球の入球によって新たに特1保留が記憶されることはない。同様に、第2始動口122に遊技球が入球したときに、第2特図保留記憶領域に既に4つの特2保留が記憶されている場合には、当該第2始動口122への遊技球の入球によって新たに特2保留が記憶されることはない。
However, the number of special 1 reservations (X1) and the number of special 2 reservations (X2) that can be stored in the first special symbol reservation storage area and the second special symbol reservation storage area are each set to four. Therefore, for example, when a game ball enters the first starting port 120, if four special 1 reservations are already stored in the first special symbol reservation storage area, the game ball enters the first starting port 120. Special 1 pending is not newly memorized due to the entry of the game ball. Similarly, when a game ball enters the
図6は、低確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0~65535の範囲内から1つの大当たり決定乱数が取得される。そして、大役抽選を開始するとき、すなわち、大当たりの判定を行うときの遊技状態に応じて大当たり決定乱数判定テーブルが選択され、当該選択された大当たり決定乱数判定テーブルと取得された大当たり決定乱数とによって大役抽選が行われる。
FIG. 6 is a diagram illustrating a random number determination table for determining a jackpot at low probability. When a game ball enters the first starting port 120 or the
低確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大役抽選を開始する場合には、低確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。ここで、本実施形態では、有利度合いを異にする6段階の設定値が設けられており、低確時大当たり決定乱数判定テーブルは、設定値ごとに設けられている。遊技中は、設定値が6段階のうちのいずれかに設定されており、現在設定されている設定値(設定値バッファに記憶されている登録設定値)に対応する低確時大当たり決定乱数判定テーブルを参照して大役抽選が行われる。 In the low-probability game state, when starting the big winning lottery for special 1 pending and special 2 pending, the low probability jackpot determination random number determination table is referred to. Here, in the present embodiment, there are six levels of setting values with different degrees of advantage, and a low probability jackpot determination random number determination table is provided for each setting value. During the game, the setting value is set to one of six levels, and the random number judgment for determining a jackpot when the probability is low corresponds to the currently set setting value (registered setting value stored in the setting value buffer). A lottery is held with reference to the table.
低確率遊技状態であって、設定値=1に設定されている場合(登録設定値=1)には、図6(a)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルaを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルaによれば、大当たり決定乱数が10001~10218であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/300.6となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 1 (registered setting value = 1), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table a shown in FIG. 6(a). will be held. According to this low probability jackpot determination random number determination table a, when the jackpot determination random number is between 10001 and 10218, it is determined to be a jackpot, when the jackpot determination random number is between 20001 and 38996, it is determined to be a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/300.6, and the small win probability is about 1/3.45.
低確率遊技状態であって、設定値=2に設定されている場合(登録設定値=2)には、図6(b)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルbを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルbによれば、大当たり決定乱数が10001~10225であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/291.2となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 2 (registered setting value = 2), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table b shown in FIG. 6(b). will be held. According to this low-probability jackpot decision random number determination table b, when the jackpot decision random number is between 10001 and 10225, it is determined to be a jackpot, when the jackpot decision random number is between 20001 and 38996, it is determined as a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/291.2, and the small win probability is about 1/3.45.
低確率遊技状態であって、設定値=3に設定されている場合(登録設定値=3)には、図6(c)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルcを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルcによれば、大当たり決定乱数が10001~10232であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/282.4となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 3 (registered setting value = 3), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table c shown in FIG. 6(c). will be held. According to this low-probability jackpot determination random number determination table c, when the jackpot determination random number is between 10001 and 10232, it is determined to be a jackpot, when the jackpot determination random number is between 20001 and 38996, it is determined to be a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/282.4, and the small win probability is about 1/3.45.
低確率遊技状態であって、設定値=4に設定されている場合(登録設定値=4)には、図6(d)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルdを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルdによれば、大当たり決定乱数が10001~10239であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/274.2となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 4 (registered setting value = 4), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table d shown in FIG. 6(d). will be held. According to this low-probability jackpot determination random number determination table d, when the jackpot determination random number is between 10001 and 10239, it is determined that it is a jackpot, when the jackpot determination random number is between 20001 and 38996, it is determined that it is a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/274.2, and the small win probability is about 1/3.45.
低確率遊技状態であって、設定値=5に設定されている場合(登録設定値=5)には、図6(e)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルeを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルeによれば、大当たり決定乱数が10001~10246であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/266.4となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 5 (registered setting value = 5), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table e shown in FIG. 6(e). will be held. According to this low-probability jackpot decision random number determination table e, when the jackpot decision random number is between 10001 and 10246, it is determined to be a jackpot, when the jackpot decision random number is between 20001 and 38996, it is determined as a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/266.4, and the small win probability is about 1/3.45.
低確率遊技状態であって、設定値=6に設定されている場合(登録設定値=6)には、図6(f)に示す低確時大当たり決定乱数判定テーブルfを参照して大役抽選が行われる。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルfによれば、大当たり決定乱数が10001~10253であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/259.0となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the low probability gaming state, when the setting value is set to 6 (registered setting value = 6), the large winning lottery is performed with reference to the low probability jackpot determination random number determination table f shown in FIG. 6(f). will be held. According to this low-probability jackpot decision random number determination table f, when the jackpot decision random number is between 10001 and 10253, it is determined to be a jackpot, when the jackpot decision random number is between 20001 and 38996, it is determined as a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/259.0, and the small win probability is about 1/3.45.
図7は、高確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。高確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大役抽選を開始する場合には、高確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。高確時大当たり決定乱数判定テーブルも、低確時大当たり決定乱数判定テーブルと同様に設定値ごとに設けられている。 FIG. 7 is a diagram illustrating a random number determination table for determining a high probability jackpot. In the high-probability gaming state, when starting the big winning lottery for special 1 pending and special 2 pending, the high probability jackpot determination random number determination table is referred to. The high probability jackpot determination random number determination table is also provided for each set value, similar to the low probability jackpot determination random number determination table.
高確率遊技状態であって、設定値=1に設定されている場合(登録設定値=1)には、図7(a)に示す高確時大当たり決定乱数判定テーブルaを参照して大役抽選が行われる。この高確時大当たり決定乱数判定テーブルaによれば、大当たり決定乱数が10001~10620であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が20001~38996であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/105.7となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 In the high probability gaming state, when the setting value is set to 1 (registered setting value = 1), the large winning lottery is performed with reference to the high probability jackpot determination random number determination table a shown in FIG. 7(a). will be held. According to this high probability jackpot determination random number determination table a, when the jackpot determination random number is between 10001 and 10620, it is determined that it is a jackpot, when the jackpot determination random number is between 20001 and 38996, it is determined that it is a small hit, and other If it is a jackpot determination random number, it is determined that it is a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1/105.7, and the small win probability is about 1/3.45.
同様に、高確率遊技状態であって、設定値=2~6に設定されている場合(登録設定値=2~6)には、図7(b)~(f)に示す高確時大当たり決定乱数判定テーブルb~fを参照して大役抽選が行われる。これら高確時大当たり決定乱数判定テーブルb~fによれば、それぞれ大当たり決定乱数が図示の値であった場合に大当たりと判定する。したがって、設定値=2~6の場合の大当たり確率は、それぞれ約1/102.4~1/91.0となり、小当たり確率は約1/3.45となる。 Similarly, in the high probability gaming state, when the setting value is set to 2 to 6 (registered setting value = 2 to 6), the high probability jackpot shown in Fig. 7(b) to (f) A major prize lottery is performed with reference to the determined random number determination tables b to f. According to these high-probability jackpot determination random number determination tables b to f, a jackpot is determined when the respective jackpot determination random numbers are the values shown. Therefore, when the setting value is 2 to 6, the jackpot probability is about 1/102.4 to 1/91.0, and the small win probability is about 1/3.45.
以上のように、大役抽選は、登録設定値に応じて行われる。このとき、登録設定値に応じて大当たりの当選確率が異なっており、登録設定値が大きい場合の方が、小さい場合に比べて、大当たりに当選しやすくなっている。なお、ここでは、登録設定値が異なっても、小当たりの当選確率は変わらないこととしたが、登録設定値ごとに小当たりの当選確率を異ならせてもよい。また、小当たりは必須ではなく、大役抽選において、大当たりおよびハズレのいずれかのみが決定されてもよい。 As described above, the major prize lottery is performed according to the registered setting values. At this time, the probability of winning the jackpot differs depending on the registered setting value, and it is easier to win the jackpot when the registered setting value is large than when it is small. Note that here, even if the registered setting values are different, the probability of winning a small hit does not change, but the probability of winning a small winning may be changed for each registered setting value. Moreover, a small win is not essential, and only either a jackpot or a loss may be determined in the large prize lottery.
また、ここでは、低確率遊技状態および高確率遊技状態の双方における大当たりの当選確率が、登録設定値に応じて異なることとしたが、低確率遊技状態および高確率遊技状態のいずれか一方における大当たりの当選確率のみが、登録設定値に応じて異なることとしてもよい。 In addition, here, the probability of winning a jackpot in both the low-probability gaming state and the high-probability gaming state is different depending on the registered setting value, but the probability of winning a jackpot in either the low-probability gaming state or the high-probability gaming state is Only the probability of winning may differ depending on the registered setting value.
図8は、当たり図柄乱数判定テーブルおよび小当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0~99の範囲内から1つの当たり図柄乱数が取得される。そして、上記の大役抽選により「大当たり」の判定結果が導出された場合に、取得している当たり図柄乱数と当たり図柄乱数判定テーブルとによって、特別図柄の種別が決定される。このとき、特1保留によって「大当たり」に当選した場合には、図8(a)に示すように、特1用当たり図柄乱数判定テーブルaが選択され、特2保留によって「大当たり」に当選した場合には、図8(b)に示すように、特2用当たり図柄乱数判定テーブルbが選択され、特1保留によって「小当たり」に当選した場合には、図8(c)に示すように、特1用小当たり図柄乱数判定テーブルaが選択され、特2保留によって「小当たり」に当選した場合には、図8(d)に示すように、特2用小当たり図柄乱数判定テーブルbが選択される。以下では、当たり図柄乱数によって決定される特別図柄、すなわち、大当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を大当たり図柄と呼び、小当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を小当たり図柄と呼び、ハズレの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄をハズレ図柄と呼ぶ。
FIG. 8 is a diagram illustrating a winning symbol random number determination table and a small winning symbol random number determination table. When a game ball enters the first starting port 120 or the
図8(a)に示す特1用当たり図柄乱数判定テーブルa、および、図8(b)に示す特2用当たり図柄乱数判定テーブルbによれば、取得した当たり図柄乱数の値に応じて、図示のとおり、特別図柄として大当たり図柄(特別図柄A~D)が決定される。また、図8(c)に示す特1用小当たり図柄乱数判定テーブルa、および、図8(d)に示す特2用小当たり図柄乱数判定テーブルbによれば、取得した当たり図柄乱数の値に応じて、図示のとおり、特別図柄として小当たり図柄(特別図柄Z1~Z6)が決定される。 According to the special 1 winning symbol random number determination table a shown in FIG. 8(a) and the special 2 winning symbol random number determination table b shown in FIG. 8(b), depending on the value of the acquired winning symbol random number, As shown in the figure, jackpot symbols (special symbols A to D) are determined as special symbols. In addition, according to the special 1 small winning symbol random number determination table a shown in FIG. 8(c) and the special 2 small winning symbol random number determination table b shown in FIG. 8(d), the value of the acquired winning symbol random number Accordingly, as shown in the figure, small winning symbols (special symbols Z1 to Z6) are determined as special symbols.
なお、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に、当該抽選結果が特1保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Xが決定され、当該抽選結果が特2保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Yが決定される。つまり、当たり図柄乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「大当たり」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「ハズレ」または「小当たり」であった場合に参照されることはない。また、小当たり図柄乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「小当たり」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「大当たり」または「ハズレ」であった場合に参照されることはない。なお、小当たり図柄である特別図柄Z1~Z6をまとめて単に特別図柄Zともよぶ。 In addition, when the big winning lottery result is a "loss" and the lottery result is derived by special 1 reservation, special symbol X is determined as a losing symbol without performing a lottery, and the lottery result is special 2 When the special symbol Y is derived by holding, the special symbol Y is determined as a losing symbol without performing a lottery. In other words, the winning symbol random number determination table is referred to only when the major prize lottery result is a "big hit", and is not referred to when the major prize lottery result is a "loss" or a "small win". Further, the small winning symbol random number determination table is referred to only when the large winning lottery result is a "small winning", and is not referred to when the large winning lottery result is a "big winning" or "loss". In addition, special symbols Z1 to Z6, which are small winning symbols, are collectively referred to simply as special symbol Z.
図9(a)は、変動パターン乱数判定テーブルを説明する図であり、図9(b)は変動時間決定テーブルを説明する図である。なお、変動パターン乱数判定テーブルは、保留種別、大役抽選の結果(特別図柄種別)、遊技状態、変動回数、さらには保留数ごとに複数設けられているが、ここでは、任意の変動パターン乱数判定テーブルxについて説明する。上記のようにして特別図柄の種別が決定されると、図9(a)に示すような変動パターン乱数判定テーブルと、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球したときに取得した0~238の範囲の変動パターン乱数とに基づいて、いずれかの変動パターン番号が決定される。この変動パターン番号には、図9(b)に示すように、それぞれ変動時間が対応付けられている。この変動時間というのは、決定された特別図柄を、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示させるまでの時間である。
FIG. 9(a) is a diagram illustrating a fluctuation pattern random number determination table, and FIG. 9(b) is a diagram illustrating a fluctuation time determination table. Note that there are multiple fluctuation pattern random number determination tables for each reservation type, big prize lottery result (special symbol type), gaming state, number of fluctuations, and even number of reservations, but here, any fluctuation pattern random number determination table is provided. Table x will be explained. When the type of special symbol is determined as described above, a fluctuation pattern random number determination table as shown in FIG. One of the fluctuation pattern numbers is determined based on the fluctuation pattern random numbers in the range of 0 to 238 obtained in the above. As shown in FIG. 9(b), each variation pattern number is associated with a variation time. This variation time is the time until the determined special symbol is stopped and displayed on the first
詳しくは後述するが、特1保留に基づいて特別図柄が決定されるとともに、変動パターン番号すなわち変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に亘って第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示が行われ、変動時間が経過すると、第1特別図柄表示器160に、決定された特別図柄が停止表示される。また、特2保留に基づいて特別図柄が決定されるとともに、変動パターン番号すなわち変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に亘って第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示が行われ、変動時間が経過すると、第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示される。このとき、ハズレ図柄が第1特別図柄表示器160に停止表示されることで、大役抽選の結果としてハズレが確定し、次の特1保留に基づく大役抽選が実行可能となり、ハズレ図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されることで、大役抽選の結果としてハズレが確定し、次の特2保留に基づく大役抽選が実行可能となる。一方、大当たり図柄が第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役抽選の結果として大当たりが確定し、大役遊技が実行され、小当たり図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役抽選の結果として小当たりが確定し、小当たり遊技が実行されることとなる。
As will be described in detail later, when a special symbol is determined based on special 1 reservation and a variation pattern number, that is, a variation time is determined, the symbols will be displayed on the first
このように、変動時間は、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の時間、換言すれば、大役抽選の結果を確定させるまでの時間を規定するものとなるが、この変動時間を決定するための変動パターン乱数判定テーブルは、保留種別、大役抽選の結果(特別図柄種別)、遊技状態等に応じて複数設けられている。これにより、取得した変動パターン乱数の値が同一であったとしても、選択する変動パターン乱数判定テーブルによって、異なる変動パターン番号、すなわち、変動時間が決定されることとなる。
In this way, the fluctuation time defines the time for fluctuating display of the symbols on the first
以上のようにして変動パターン番号が決定されると、当該決定された変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドが副制御基板330に送信される。副制御基板330においては、受信した変動パターンコマンドに基づいて、変動演出の態様が決定されることとなるが、その詳細については説明を省略する。
When the variation pattern number is determined as described above, a variation pattern command corresponding to the determined variation pattern number is transmitted to the
図10は、遊技状態および変動時間を説明する図である。上述のように、特別遊技状態と普通遊技状態とが組み合わされて1の遊技状態となり、設定中の遊技状態に応じて遊技の進行制御がなされる。既に説明したように、特別遊技状態は、大当たりの当選確率を異にする低確率遊技状態および高確率遊技状態の2種類が設けられている。また、普通遊技状態は、互いに第1可変始動口120Bへの遊技球の入球容易性(入球頻度)を異にする非時短遊技状態および時短遊技状態の2種類が設けられている。
FIG. 10 is a diagram illustrating the gaming state and variable time. As described above, the special game state and the normal game state are combined to form one game state, and the progress of the game is controlled according to the game state being set. As already explained, there are two types of special gaming states: a low probability gaming state and a high probability gaming state, which have different jackpot winning probabilities. Further, the normal game state is provided with two types: a non-time-saving game state and a time-saving game state, which differ in the ease of entry of game balls into the first
ここで、普通遊技において、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球容易性は、当選確率、変動時間、開放時間の3つの要素によって決定される。詳しくは後述するが、普通遊技では、ゲート124を遊技球が通過するか、あるいは、普図作動口125に遊技球が入球すると普図保留が記憶される。そして、記憶された普図保留に基づいて、可動片120bを開放するか否かを決定する普図抽選が行われる。この普図抽選の結果は、所定の変動時間が経過したところで確定する。普図抽選の結果として当たりが確定すると、可動片120bが開放される。このとき、普図抽選における当選確率、変動時間、および、可動片120bを開放する際の開放時間が、それぞれ普通遊技状態ごとに設定されている。
Here, in the normal game, the ease with which a game ball enters the first
遊技機100の初期状態は、低確率遊技状態および非時短遊技状態となっている。なお、非時短遊技状態では、普図抽選における当選確率が低く、変動時間が長く、可動片120bの開放時間が短い。以下では、低確率遊技状態および非時短遊技状態に設定されている遊技状態を低確非時短状態あるいは通常状態と呼ぶ場合がある。
The initial state of the
また、本実施形態では、高確率遊技状態および非時短遊技状態に設定される場合がある。この遊技状態は、4つの遊技状態の中で最も有利度合いが高く、適切に遊技球を発射していると、大当たりに当選せずとも、遊技中に徐々に遊技球が増加していくように設定されている。以下では、高確率遊技状態および非時短遊技状態に設定されている遊技状態を高確非時短状態あるいは最優位状態と呼ぶ場合がある。 Further, in this embodiment, the high probability gaming state and the non-time saving gaming state may be set. This game state has the highest degree of advantage among the four game states, and if you shoot the game balls properly, the number of game balls will gradually increase during the game even if you do not win the jackpot. It is set. Below, the gaming state set to the high probability gaming state and the non-time-saving gaming state may be referred to as the high-probability non-time-saving gaming state or the most advantageous state.
また、本実施形態では、低確率遊技状態および時短遊技状態に設定される場合がある。なお、時短遊技状態では、普図抽選における当選確率が高く、変動時間が短く、可動片120bの開放時間が長い。以下では、低確率遊技状態および時短遊技状態に設定されている遊技状態を低確時短状態と呼ぶ場合がある。
Further, in this embodiment, the low probability gaming state and the time saving gaming state may be set. In addition, in the time-saving game state, the winning probability in the general lottery is high, the fluctuation time is short, and the open time of the
また、本実施形態では、高確率遊技状態および時短遊技状態に設定される場合がある。以下では、高確率遊技状態および時短遊技状態に設定されている遊技状態を高確時短状態と呼ぶ場合がある。 Further, in this embodiment, the high probability gaming state and the time saving gaming state may be set. Below, the gaming state set to the high-probability gaming state and the time-saving gaming state may be referred to as the high-probability time-saving state.
以上のように、本実施形態では、4つの遊技状態が設けられている。そして、図10に示すように、大役抽選が行われたときの遊技状態、保留種別、当該遊技状態における変動回数、図柄の種別に応じて、変動パターン乱数判定テーブルが選択され、選択した変動パターン乱数判定テーブルを参照して変動パターン番号が決定される。 As described above, in this embodiment, four game states are provided. Then, as shown in FIG. 10, a fluctuation pattern random number determination table is selected according to the gaming state when the big winning lottery is held, the type of reservation, the number of fluctuations in the gaming state, and the type of symbols, and the selected fluctuation pattern The fluctuation pattern number is determined by referring to the random number determination table.
ここで、遊技機100では、遊技状態ごとに、実質変動対象が設定されている。実質変動対象というのは、本来、大役抽選を行うべき保留の種別を示しており、遊技状態ごとに、特1保留および特2保留のいずれかが実質変動対象に設定されている。通常状態では、特1保留が実質変動対象に設定されている。また、通常状態では、普通遊技状態が非時短遊技状態であるため、第1可変始動口120Bが殆ど開放されることがない。したがって、通常状態では、遊技者は、第1固定始動口120Aに遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる必要がある。
Here, in the
通常状態において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われた場合には、通常状態に設定されてからの変動回数(図柄の変動表示の回数)に応じて、次のように、変動パターン乱数判定テーブルが選択される。すなわち、通常状態における1回目の図柄の変動表示の開始時には、決定された図柄の種別に拘わらず、特殊Aテーブルが選択される。この特殊Aテーブルによれば、必ず、変動時間が10秒に設定された変動パターン番号が決定される。 In the normal state, if a big prize lottery is held due to special 1 hold, which is subject to actual fluctuation, the following will occur depending on the number of fluctuations (number of times the symbol is displayed fluctuating) since the normal state was set: A fluctuation pattern random number determination table is selected. That is, at the start of the first variable display of symbols in the normal state, the special A table is selected regardless of the determined symbol type. According to this special A table, a variation pattern number whose variation time is set to 10 seconds is definitely determined.
また、通常状態における2回目以降の図柄の変動表示の開始時に、ハズレ図柄もしくは小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとして、テーブルAが選択される。このテーブルAによれば、3~100秒の範囲内で変動時間が決定される。また、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルBが選択される。このテーブルBによれば、40~100秒の範囲内で変動時間が決定される。 Further, when a losing symbol or a small winning symbol is determined at the start of the second and subsequent symbol fluctuation display in the normal state, table A is selected as the fluctuation pattern random number determination table. According to this table A, the variable time is determined within the range of 3 to 100 seconds. Further, when the jackpot symbol is determined, table B is selected as the fluctuation pattern random number determination table. According to this table B, the variable time is determined within the range of 40 to 100 seconds.
一方、通常状態において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、変動回数に応じて、次のように、変動パターン乱数判定テーブルが選択される。すなわち、通常状態における1回目の図柄の変動表示の開始時には、決定された図柄の種別に拘わらず、特殊Bテーブルが選択される。この特殊Bテーブルによれば、必ず、変動時間が10秒の変動パターン番号が決定される。 On the other hand, in the normal state, when a big winning lottery is performed by special 2 reservation which is not subject to actual fluctuation, the fluctuation pattern random number determination table is selected as follows according to the number of fluctuations. That is, at the start of the first variable display of symbols in the normal state, the special B table is selected regardless of the determined symbol type. According to this special B table, a variation pattern number with a variation time of 10 seconds is definitely determined.
また、通常状態における2回目以降の図柄の変動表示の開始時には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルCが選択される。このテーブルCによれば、変動時間が必ず10分に決定される。このように、変動時間を10分といった長時間に設定することで、通常状態では、仮に遊技者が第2始動口122に遊技球を入球させたとしても、特2保留に基づく大役抽選の実行機会が極めて少なくなる。
Further, at the start of the second and subsequent symbol fluctuation display in the normal state, table C is selected as the fluctuation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this table C, the variable time is always determined to be 10 minutes. In this way, by setting the variable time to a long time such as 10 minutes, in the normal state, even if the player enters the game ball into the
具体的に説明すると、第2始動口122が第2遊技領域116bに設けられており、また、第2始動口122は、常に遊技球が入球可能となる固定始動口で構成されている。さらに、遊技機100の遊技性により、第2始動口122は、第1始動口120よりも、容易に遊技球が入球する位置に配されている。そのため、仮に、通常状態において、特2保留に係る変動時間を短時間としてしまうと、大役抽選の機会が必要以上に遊技者に与えられてしまう。そこで、通常状態における本来の遊技性に則り、適切に第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させるべく、変動時間を10分といった長時間に設定している。
Specifically, the
最優位状態では、特2保留が実質変動対象に設定されている。したがって、最優位状態では、遊技者は、第2始動口122に遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させる必要がある。最優位状態において、実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルDが選択される。このテーブルDによれば、変動時間が必ず10秒に決定される。なお、最優位状態において実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われる場合の方が、通常状態で実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われる場合に比べて、遊技性に与える影響が小さい。そのため、最優位状態では、実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われた場合の変動時間を、10秒と短く設定している。
In the most advantageous state, special 2 reservation is set as subject to real fluctuation. Therefore, in the most advantageous state, the player needs to launch the game ball toward the
最優位状態において、実質変動対象である特2保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄または小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルEが選択される。このテーブルEによれば、1秒~8秒の変動時間が決定される。また、最優位状態において、特2保留によって大役抽選が行われ、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルFが選択される。このテーブルFによれば、変動時間が8秒に決定される。 In the most advantageous state, a major prize lottery is carried out using special 2 hold, which is a real variable target, and when a losing symbol or a small winning symbol is determined, table E is selected as a variable pattern random number determination table. According to this table E, a variable time of 1 second to 8 seconds is determined. In addition, in the most advantageous state, a big prize lottery is performed by special 2 reservation, and when a jackpot symbol is determined, table F is selected as a fluctuation pattern random number determination table. According to this table F, the variation time is determined to be 8 seconds.
低確時短状態では、特1保留が実質変動対象に設定されている。また、低確時短状態では、普通遊技状態が時短遊技状態に設定されており、第1可変始動口120Bが頻繁に開状態に制御される。したがって、低確時短状態では、遊技者は、第1可変始動口120Bに遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させる必要がある。
In the low-probability time-saving state, special 1 hold is set to be subject to real fluctuation. In addition, in the low-accuracy time-saving state, the normal game state is set to the time-saving game state, and the first
低確時短状態において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄もしくは小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルGが選択される。このテーブルGによれば、1~30秒の範囲内で変動時間が決定される。また、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルHが選択される。このテーブルHによれば、変動時間が必ず30秒に決定される。 In the low-probability time-saving state, a major prize lottery is performed by special 1 reservation, which is a real variable target, and when a losing symbol or a small winning symbol is determined, table G is selected as a variable pattern random number determination table. According to this table G, the variable time is determined within the range of 1 to 30 seconds. Further, when the jackpot symbol is determined, table H is selected as the fluctuation pattern random number determination table. According to this table H, the variation time is always determined to be 30 seconds.
一方、低確時短状態において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルIが選択される。このテーブルIによれば、変動時間が必ず10分に決定される。 On the other hand, in the low probability time saving state, when a big winning lottery is performed by special 2 reservation which is not subject to actual fluctuation, table I is selected as the fluctuation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to Table I, the variable time is always determined to be 10 minutes.
高確時短状態において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄もしくは小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルJが選択される。このテーブルJによれば、3~100秒の範囲内で変動時間が決定される。また、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルKが選択される。このテーブルKによれば、40~100秒の範囲内で変動時間が決定される。 In the high probability time saving state, a big winning lottery is carried out by special 1 reservation which is actually subject to fluctuation, and when a losing symbol or a small winning symbol is determined, table J is selected as a fluctuation pattern random number determination table. According to this table J, the variable time is determined within the range of 3 to 100 seconds. Further, when the jackpot symbol is determined, table K is selected as the fluctuation pattern random number determination table. According to this table K, the variable time is determined within the range of 40 to 100 seconds.
一方、高確時短状態において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルLが選択される。このテーブルLによれば、変動時間が必ず10分に決定される。 On the other hand, in the high-accuracy time-saving state, when a big winning lottery is performed by special 2 reservation which is not subject to actual fluctuation, table L is selected as the fluctuation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this table L, the variable time is always determined to be 10 minutes.
以上のように、遊技状態ごとに実質変動対象が設定されており、実質変動対象としての保留種別に基づく大役抽選が行われた場合には、最長でも変動時間が100秒となっている。一方、実質変動対象ではない保留種別に基づく大役抽選が行われた場合には、変動時間が概ね10分となり、本来の遊技性に反した遊技が行われないようにしている。 As described above, a real variable target is set for each gaming state, and when a major prize lottery is performed based on the reservation type as a real variable target, the longest variable time is 100 seconds. On the other hand, when a major prize lottery is performed based on a reservation type that is not subject to actual fluctuation, the fluctuation time is approximately 10 minutes, and a game that is contrary to the original gameplay is prevented from being played.
図11は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する第1の図であり、図12は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する第2の図である。なお、特別電動役物作動ラムセットテーブルは、大役遊技または小当たり遊技を制御するための各種データが記憶されたものであり、大役遊技中および小当たり遊技中は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを参照して、大入賞口ソレノイド128cが通電制御される。なお、実際は、特別電動役物作動ラムセットテーブルは、特別図柄(大当たり図柄および小当たり図柄)の種別ごとに複数設けられており、決定された特別図柄の種別に応じて、対応するテーブルが大役遊技または小当たり遊技の開始時にセットされるが、ここでは、説明の都合上、図柄の種別ごとに特別図柄の制御データを示す。
FIG. 11 is a first diagram illustrating the special electric accessory operation ram set table, and FIG. 12 is a second diagram illustrating the special electric accessory operation ram set table. In addition, the special electric accessory actuation ram set table stores various data for controlling the big prize game or the small winning game, and during the big prize game or the small winning game, the special electric accessory actuating ram set table With reference to the table, the large
図11に示すように、大役遊技は、大入賞口128が所定回数開閉される複数回のラウンド遊技で構成され、小当たり遊技は、ラウンド遊技が1回のみ実行される。この特別電動役物作動ラムセットテーブルによれば、オープニング時間(最初のラウンド遊技が開始されるまでの待機時間)、特別電動役物最大作動回数(1回の大役遊技または小当たり遊技中に実行されるラウンド遊技の回数)、特別電動役物開閉切替回数(1ラウンド中の大入賞口128の開放回数)、ソレノイド通電時間(大入賞口128の開放回数ごとの大入賞口ソレノイド128cの通電時間、すなわち、1回の大入賞口128の開放時間)、規定数(1回のラウンド遊技における大入賞口128への最大入賞可能数)、大入賞口閉鎖有効時間(ラウンド遊技間の大入賞口128の閉鎖時間、すなわち、インターバル時間)、エンディング時間(最後のラウンド遊技が終了してから、通常の特別遊技(後述する図柄の変動表示)が再開されるまでの待機時間)が、制御データとして、特別図柄の種別ごとに、図示のように予め記憶されている。
As shown in FIG. 11, the big winning game consists of a plurality of round games in which the
なお、特1保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄A~Cが決定された場合には、いずれも16回のラウンド遊技で構成される大役遊技が実行される。各大役遊技においては、1~16回目のラウンド遊技において大入賞口128が開放される。大当たり図柄として特別図柄Aが決定された場合、1回目のラウンド遊技では、大入賞口128が最大で0.1秒のみ開放され、2~16回目のラウンド遊技では、大入賞口128が最大で29.0秒開放される。規定数の遊技球が大入賞口128に入球するか、もしくは、最大開放時間が経過すると、大入賞口128が閉鎖されて1回のラウンド遊技が終了となる。
Incidentally, when a jackpot is won by special 1 reservation and special symbols A to C are determined as jackpot symbols, a big prize game consisting of 16 round games is executed. In each big prize game, the
また、大当たり図柄として特別図柄B、Cが決定された場合、1回目のラウンド遊技では、大入賞口128が0.1秒開放された後、2.0秒間閉鎖状態に維持され、その後、最大で27.0秒間開放される。また、2~16回目のラウンド遊技では、大入賞口128が最大で29.0秒開放される。
In addition, when special symbols B and C are determined as the jackpot symbols, in the first round game, the
また、特1保留によって小当たりに当選し、小当たり図柄として特別図柄Z1~Z3が決定された場合には、1回のラウンド遊技で構成される小当たり遊技が実行される。この小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、大入賞口128が0.1秒×1回開放される。
Further, when a small win is won due to special 1 retention and special symbols Z1 to Z3 are determined as the small win symbols, a small win game consisting of one round game is executed. In this small winning game, the
また、図12に示すように、特2保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Dが決定された場合には、2回のラウンド遊技で構成される大役遊技が実行される。この大役遊技においては、1回目のラウンド遊技において、大入賞口128の0.1秒の開放と、2.0秒の閉鎖とが10回繰り返される。また、2回目のラウンド遊技においては、大入賞口128が0.1秒開放される。なお、1回目のラウンド遊技と、2回目のラウンド遊技との間に設定されるインターバル時間は2.0秒である。
Further, as shown in FIG. 12, when a jackpot is won by special 2 reservation and special symbol D is determined as the jackpot symbol, a major prize game consisting of two round games is executed. In this big winning game, in the first round game, the opening of the
また、特2保留によって小当たりに当選し、小当たり図柄として特別図柄Z4~Z6が決定された場合にも、1回のラウンド遊技からなる小当たり遊技が実行される。ここで、小当たり図柄として特別図柄Z4~Z6が決定された場合の小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、大入賞口128の0.1秒の開放と、2.0秒の閉鎖とが、それぞれ2回、3回、11回繰り返される。
Further, even when a small hit is won due to special 2 reservation and special symbols Z4 to Z6 are determined as the small winning symbols, a small winning game consisting of one round game is executed. Here, in a small winning game where special symbols Z4 to Z6 are determined as small winning symbols, in one round game, the
上記したように、本実施形態では、大入賞口128を閉状態に維持する可動片128b上に遊技球が滞留しやすい構造となっており、可動片128bが開状態に変移することで、可動片128b上に滞留する遊技球が大入賞口128内に導かれる。そのため、大入賞口128の0.1秒×2回の開放でも、平均で2~3個の遊技球が大入賞口128に入球することとなる。
As described above, this embodiment has a structure in which the game balls tend to stay on the
なお、上記のように、特別図柄Dが決定された場合に実行される大役遊技と、特別図柄Z6が決定された場合に実行される小当たり遊技とでは、大入賞口128の開閉態様が完全に同じとなる。したがって、遊技者は、大入賞口128の開閉態様によっては、大当たりに当選したのか、小当たりに当選したのかを識別することができなくなっている。
In addition, as mentioned above, in the big winning game that is executed when the special symbol D is determined and the small winning game that is executed when the special symbol Z6 is determined, the opening and closing mode of the major winning
図13は、大入賞口128の開閉態様および可動部材142による特定領域140bの開閉態様を説明する図である。図13に示すように、可動部材142は、大役遊技を構成するラウンド遊技のうち、特定ラウンド遊技(ここでは全ての大役遊技において1回目のラウンド遊技)において、大入賞口128の開放と同時に、特定領域140bを一瞬(0.1秒程度)開放した後、所定時間に亘り、特定領域140bを閉鎖状態に維持し、その後、再び特定領域140bを開放した状態に維持する。なお、特定のラウンド遊技以外のラウンド遊技、および、小当たり遊技では、可動部材142は、常時、特定領域140bを閉鎖状態に維持している。
FIG. 13 is a diagram illustrating the opening/closing manner of the
そして、図13(a)に示すように、特別図柄Aが決定されて大役遊技が実行された場合には、1回目のラウンド遊技(特定ラウンド遊技)の開始から0.1秒のみ大入賞口128が開放される。この間に、大入賞口128に入球した遊技球が特定領域140bに到達するまでには所定の時間を要する。そのため、大入賞口128に入球した遊技球が特定領域140bに到達したときには、必ず、特定領域140bが閉鎖されており、その結果、特別図柄Aが決定されて特定ラウンド遊技が実行された場合に、特定領域140bに遊技球が進入することはない。
Then, as shown in FIG. 13(a), when the special symbol A is determined and the big prize game is executed, the big winning hole is opened only for 0.1 seconds from the start of the first round game (specific round game). 128 is opened. During this time, it takes a predetermined time for the game ball that entered the big winning
なお、遊技球が大入賞口128に噛みこんでしまったり、あるいは、何らかの理由で大入賞口128内に長時間に亘って遊技球が滞留してしまったりする等、不測の事態が生じた場合には、特別図柄Aが決定されて実行される特定ラウンド遊技においても、特定領域140bに遊技球が進入する可能性がある。したがって、本明細書においては、理解を容易にするために、「必ず」、「確実に」という文言を用いて説明しているが、これは、遊技機100の状態が、遊技を進行するにあたって適切な状態に置かれており、かつ、不測の事態が生じていないことを前提とするものであり、物理的な100%を意味するものではない。
In addition, if an unexpected situation occurs, such as a game ball getting stuck in the
これに対して、図13(b)に示すように、特別図柄B、Cが決定されて大役遊技が実行された場合には、特定ラウンド遊技において、大入賞口128が0.1秒開放された後、2.0秒間、閉鎖状態となり、その後、最大で27秒間、開放される。したがって、大入賞口128の1回目の開放と同時に大入賞口128に入球した遊技球は、特定領域140bに進入することができない可能性はあるが、大入賞口128の2回目の開放において、大入賞口128に入球した遊技球は、確実に特定領域140bに進入することができる。なお、詳しい説明は省略するが、大入賞口128の上方に、大入賞口128上を転動する遊技球を減速させる構造物が設けられており、特定ラウンド遊技の開始から適切に第2遊技領域116bに遊技球を発射させれば、必ず、特定領域140bに遊技球が進入する構成となっている。
On the other hand, as shown in FIG. 13(b), when the special symbols B and C are determined and the big winning game is executed, the
また、図13(c)に示すように、特別図柄Dが決定されて大役遊技が実行された場合には、特定ラウンド遊技において、大入賞口128の0.1秒の開放が、2.0秒間隔で10回繰り返される。したがって、特別図柄Dが決定された場合にも、特定ラウンド遊技において、特定領域140bに確実に遊技球を進入させることができる。
In addition, as shown in FIG. 13(c), when the special symbol D is determined and the big prize game is executed, in the specific round game, the opening of the
図14は、大役遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。本実施形態においては、大役遊技が実行された場合、遊技状態設定テーブルを参照し、特定ラウンド遊技における特定領域140bへの遊技球の進入有無、リミッタの作動有無、大当たり図柄の種別に基づいて、大役遊技の終了後の遊技状態を設定する。
FIG. 14 is a diagram illustrating a gaming state setting table for setting the gaming state after the end of the big prize game. In this embodiment, when a big winning game is executed, the game status setting table is referred to, and based on whether or not a game ball enters the
なお、リミッタというのは、大役遊技後に高確率遊技状態に連続して設定することができる上限回数を規定するものである。ここでは、高確率遊技状態に連続して設定可能な上限回数が4回であり、既に、4回連続して高確率遊技状態に設定されている場合に、リミッタが作動する。 Note that the limiter defines the upper limit number of times that the high probability gaming state can be continuously set after the big winning game. Here, the upper limit number of times that the high probability gaming state can be set consecutively is four times, and the limiter is activated when the high probability gaming state has already been set four times in a row.
特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入した場合であって、リミッタが未作動であれば、大当たり図柄の種別に拘わらず、特別遊技状態が高確率遊技状態に設定される。なお、高確率遊技状態は、次に大当たりに当選するまで継続する。また、このとき、普通遊技状態は、大当たり図柄の種別に応じて次のように設定される。具体的には、大当たり図柄が特別図柄A、Bであれば、時短遊技状態に設定される。なお、時短遊技状態は、次に大当たりに当選するまで継続する。一方、大当たり図柄が特別図柄C、Dであれば、普通遊技状態が非時短遊技状態に設定される。
If a game ball enters the
上記のように、特定ラウンド遊技において、特定領域140bに遊技球が進入した場合に、リミッタが未作動であれば、必ず、大役遊技後に高確率遊技状態に設定される。ただし、上記したように、大当たり図柄が特別図柄Aであった場合には、特定領域140bに遊技球が進入することはない。
As mentioned above, in the specific round game, when the game ball enters the
また、特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入した場合であって、リミッタの作動時には、大当たり図柄の種別に拘わらず、大役遊技後の遊技状態が、低確率遊技状態および非時短遊技状態に設定される。
In addition, when a game ball enters the
また、特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入しなかった場合には、リミッタの作動有無に関係なく、大役遊技後の遊技状態が低確率遊技状態に設定される。また、特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入せず、リミッタが未作動であり、大当たり図柄の種別が特別図柄Aであった場合、大役遊技後の遊技状態が時短遊技状態に設定される。このとき、時短遊技状態の継続回数(時短回数)は50回に設定される。また、特定ラウンド遊技において特定領域140bに遊技球が進入しなかった場合、大当たり図柄の種別が特別図柄A以外であれば、大役遊技後の遊技状態が非時短遊技状態に設定される。
Further, when the game ball does not enter the
図15は、当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。遊技領域116を流下する遊技球がゲート124を通過するか、もしくは、普図作動口125に入球すると、第1可変始動口120Bの可動片120bを通電制御するか否かが対応付けられた普通図柄の判定処理(以下、「普図抽選」という)が行われる。
FIG. 15 is a diagram illustrating a winning determination random number determination table. When a game ball flowing down the
なお、詳しくは後述するが、遊技球がゲート124を通過するか、もしくは、普図作動口125に入球すると、0~99の範囲内から1つの当たり決定乱数が取得されるとともに、この乱数値がメインRAM300cの普図保留記憶領域に4つを上限として記憶される。つまり、普図保留記憶領域は、当たり決定乱数をセーブする4つの記憶部を備えている。したがって、普図保留記憶領域の4つの記憶部全てに当たり決定乱数が記憶された状態で、遊技球がゲート124を通過するか、もしくは、普図作動口125に入球した場合には、当該遊技球の通過に基づいて当たり決定乱数が記憶されることはない。以下では、ゲート124を遊技球が通過するか、もしくは、普図作動口125に遊技球が入球して普図保留記憶領域に記憶された当たり決定乱数を普図保留とよぶ。
Although the details will be described later, when the game ball passes through the
普通遊技状態が非時短遊技状態であるときに普図抽選を開始する場合には、図15(a)に示すように、非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が1~99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、非時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は1/100となる。詳しくは後述するが、この普図抽選において当たり図柄が決定されると、第1可変始動口120Bの可動片120bが開状態に制御され、ハズレ図柄が決定された場合には、第1可変始動口120Bの可動片120bが閉状態に維持される。
When starting the regular lottery when the normal gaming state is the non-time-saving gaming state, the winning determination random number determination table for the non-time-saving gaming state is referred to, as shown in FIG. 15(a). According to this winning random number determination table for non-time-saving gaming state, when the winning random number is 0, a winning symbol is determined as the type of normal symbol, and when the winning random number is 1 to 99, A losing symbol is determined as the type of normal symbol. Therefore, the probability that a winning symbol is determined in the non-time-saving gaming state, that is, the winning probability is 1/100. As will be described in detail later, when a winning symbol is determined in this general lottery, the
また、時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図15(b)に示すように、時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0~98であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は99/100となる。 In addition, when starting the regular lottery in the time-saving gaming state, as shown in FIG. 15(b), the winning determination random number determination table for the time-saving gaming state is referred to. According to this winning random number determination table for the time-saving gaming state, when the winning random number is 0 to 98, a winning symbol is determined as the type of normal symbol, and when the winning random number is 99, the winning symbol is determined as a normal symbol. A losing symbol is determined as the symbol type. Therefore, the probability that a winning symbol is determined in the time-saving gaming state, that is, the winning probability is 99/100.
図16(a)は、普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、図16(b)は、開閉制御パターンテーブルを説明する図である。上記のように、普図抽選が行われると、普通図柄の変動時間が決定される。普通図柄変動時間データテーブルは、普図抽選によって当たり図柄もしくはハズレ図柄が決定されたときに、当該普通図柄の変動時間を決定する際に参照されるものである。この普通図柄変動時間データテーブルによれば、遊技状態が非時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が10秒に決定され、遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が1秒に決定される。このようにして変動時間が決定されると、当該決定された時間にわたって普通図柄表示器168が変動表示(点滅表示)される。そして、当たり図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が点灯し、ハズレ図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が消灯する。
FIG. 16(a) is a diagram for explaining the normal symbol fluctuation time data table, and FIG. 16(b) is a diagram for explaining the opening/closing control pattern table. As described above, when the ordinary symbol lottery is performed, the fluctuation time of the ordinary symbol is determined. The normal symbol fluctuation time data table is referred to when determining the fluctuation time of the normal symbol when a winning symbol or a losing symbol is determined by the regular symbol lottery. According to this normal symbol fluctuation time data table, the fluctuation time is determined to be 10 seconds when the gaming state is set to the non-time saving gaming state, and the fluctuation time is determined to be 10 seconds when the gaming state is set to the time saving gaming state. The time is determined to be 1 second. When the variable time is determined in this manner, the
そして、普図抽選によって当たり図柄が決定されるとともに、普通図柄表示器168が点灯した場合には、第1可変始動口120Bの可動片120bが、図16(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して通電制御される。なお、実際は、開閉制御パターンテーブルは、遊技状態ごとに設けられており、普通図柄が決定されたときの遊技状態に応じて、対応するテーブルが普通電動役物ソレノイド120cの通電開始時にセットされる。
Then, when the winning symbol is determined by the ordinary symbol lottery and the
当たり図柄が決定されると、図16(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して第1可変始動口120Bが開閉制御される。この開閉制御パターンテーブルによれば、普電開放前時間(第1可変始動口120Bの開放が開始されるまでの待機時間)、普通電動役物最大開閉切替回数(第1可変始動口120Bの開放回数)、ソレノイド通電時間(第1可変始動口120Bの開放回数ごとの普通電動役物ソレノイド120cの通電時間、すなわち、1回の第1可変始動口120Bの開放時間)、規定数(第1可変始動口120Bの全開放中における第1可変始動口120Bへの最大入賞可能数)、普電閉鎖有効時間(第1可変始動口120Bの各開放間の閉鎖時間、すなわち、休止時間)、普電有効状態時間(第1可変始動口120Bの最後の開放終了からの待機時間)、普電終了ウェイト時間(普電有効状態時間の経過後、後述する普通図柄の変動表示が再開されるまでの待機時間)が、第1可変始動口120Bの制御データとして、遊技状態ごとに、図示のように予め記憶されている。
When the winning symbol is determined, as shown in FIG. 16(b), the opening/closing control of the first
このように、普通図柄の当選確率、変動時間および開放時間を設定することにより、図16(b)の下部に示すように、発射賞球比率(遊技領域116に発射される遊技球に対して第1始動口120、第2始動口122、普図作動口125に遊技球が入球して遊技者に払い出される賞球数の比率)は、非時短遊技状態では発射数:賞球数=100:20、時短遊技状態では発射数:賞球数=100:99となる。
In this way, by setting the winning probability of the normal symbol, the variable time, and the opening time, as shown in the lower part of FIG. The ratio of the number of prize balls that are paid out to the player when game balls enter the first starting port 120,
なお、第1可変始動口120Bの開閉条件は、普通図柄の当選確率、普通図柄の変動表示の時間、第1可変始動口120Bの開放時間の3つの要素を規定するものである。つまり、普通図柄の当選確率、普通図柄の変動表示の時間、第1可変始動口120Bの開放時間の3つの要素を組み合わせることにより、非時短遊技状態、時短遊技状態それぞれにおける、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球頻度や、発射賞球比率を設定可能である。いずれにしても、ここに示した3つの要素の組み合わせは一例にすぎず、非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が、発射賞球比率が高くなるように、3つの要素を組み合わせればよい。
The opening/closing conditions of the first
図17は、本来の遊技性に則った遊技状態の遷移を説明する図である。上記の構成により、遊技機100は、次のような遊技性を実現する。なお、ここでは、登録設定値が「1」に設定されている場合について説明する。まず、遊技機100の初期状態では、図17の(a)に示す通常状態に設定されている。通常状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているため、遊技者は第1固定始動口120Aに遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる。第1遊技領域116aは、遊技盤108の左側に位置することから、遊技者は、通常状態において、所謂「左打ち」を行うこととなる。
FIG. 17 is a diagram illustrating the transition of gaming states in accordance with the original gameplay. With the above configuration, the
第1固定始動口120Aに遊技球が入球すると特1保留が第1特図保留記憶領域に記憶される。第1特図保留記憶領域に記憶された特1保留は、始動条件の成立により順次読み出され、読み出した特1保留に基づく大役抽選が行われる。このとき、大当たりの当選確率は約1/300.6に設定されている。通常状態では、この特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。なお、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射した場合の発射賞球比率は100:20に設定されており、遊技中に遊技球が減少していくことになる。
When a game ball enters the first
そして、通常状態において、特1保留による大役抽選で大当たりに当選すると、大役遊技が実行される。この大役遊技では、大入賞口128が開放されるラウンド遊技が16回実行され、遊技者は16ラウンド分の賞球を獲得することができる。そして、特1保留によって大当たりに当選した場合には、大当たり図柄として特別図柄A~Cのいずれかが決定される。
Then, in the normal state, when a jackpot is won in the big winning lottery by special 1 reservation, the big winning game is executed. In this big prize game, a round game in which the
通常状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄Aであった場合、特定ラウンド遊技中に特定領域140bに遊技球が進入することはないため、大役遊技後の遊技状態は、図17の(b)に示す低確時短状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Aが決定される確率は50%である。したがって、通常状態で大当たりに当選した場合、50%の確率で、遊技状態が低確時短状態に移行する。低確時短状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているが、普通遊技状態が時短遊技状態であるため、遊技者は第1可変始動口120Bに遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bを狙った右打ちを行うこととなる。
In the normal state, if the jackpot symbol stopped and displayed on the first
つまり、この低確時短状態では、通常状態と同様、特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。なお、低確時短状態は、大当たりの当選確率が約1/300.6であるが、普通遊技状態が時短遊技状態であることから、可動片120bが頻繁に開状態となる。そのため、発射賞球比率は100:99となり、遊技者は、遊技球の費消を低減しながら、大当たりの当選を狙うことができる。
That is, in this low-probability time-saving state, as in the normal state, a game is played with the aim of winning a jackpot in the big winning lottery based on special 1 reservation. Note that in the low-probability time-saving state, the probability of winning a jackpot is about 1/300.6, but since the normal game state is the time-saving game state, the
なお、低確時短状態に移行すると、時短回数が50回に設定され、50回の大役抽選で大当たりに当選しなかった場合には、遊技状態が再び通常状態に移行することとなる(時短抜け)。 In addition, when shifting to the low probability time saving state, the number of time saving times is set to 50, and if the jackpot is not won in the 50 big prize draws, the gaming state will shift to the normal state again (time saving exit) ).
また、例えば、通常状態あるいは低確時短状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄Bであった場合、特定ラウンド遊技中に特定領域140bに遊技球が進入するため、大役遊技後の遊技状態は、図17の(c)に示す高確時短状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Bが決定される確率は25%である。したがって、特1保留によって大当たりに当選した場合、25%の確率で、遊技状態が高確時短状態に移行する。高確時短状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているが、普通遊技状態が時短遊技状態であるため、遊技者は第1可変始動口120Bに遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bを狙った右打ちを行うこととなる。
Further, for example, in the normal state or the low-accuracy time-saving state, if the jackpot symbol stopped and displayed on the first
つまり、この高確時短状態では、通常状態と同様、特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。なお、高確時短状態は、大当たりの当選確率が約1/105.7であり、普通遊技状態が時短遊技状態であることから、可動片120bが頻繁に開状態となる。そのため、発射賞球比率は100:99となり、遊技者は、遊技球の費消を低減しながら、大役抽選を行うことができる。
That is, in this high probability time saving state, as in the normal state, a game is played with the aim of winning a jackpot in the big winning lottery based on special 1 reservation. In addition, in the high-accuracy time-saving state, the probability of winning a jackpot is about 1/105.7, and since the normal game state is the time-saving game state, the
また、通常状態、低確時短状態、高確時短状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄Cであった場合、特定ラウンド遊技中に特定領域140bに遊技球が進入するため、大役遊技後の遊技状態は、図17の(d)に示す最優位状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Cが決定される確率は25%である。
In addition, in the normal state, low-accuracy time-saving state, and high-accuracy time-saving state, if the jackpot symbol stopped and displayed on the first
最優位状態では、実質変動対象が特2保留に設定されているため、遊技者は第2始動口122に遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させる。第2遊技領域116bは、遊技盤108の右側に位置することから、遊技者は、最優位状態において、所謂「右打ち」を行うこととなる。
In the most dominant state, since the actual variable target is set to special 2 pending, the player shoots the game ball toward the
最優位状態では、第2始動口122に遊技球が入球すると特2保留が第2特図保留記憶領域に記憶される。第2特図保留記憶領域に記憶された特2保留は、始動条件の成立により順次読み出され、読み出した特2保留に基づく大役抽選が行われる。このとき、大当たりの当選確率は約1/105.7に設定されており、また、小当たりの当選確率は約1/3.45に設定されている。最優位状態では、この特2保留に基づく大役抽選において、小当たりに当選することが遊技の最大の目的となる。
In the most dominant state, when a game ball enters the
具体的には、第2遊技領域116bに遊技球を発射させた場合、発射球数に対する、第2始動口122への遊技球の入球によって払い出される賞球の比率は、100:60~80程度に設定されている。そして、最優位状態では、特2保留による大役抽選において、約1/3.45の確率で小当たりに当選するため、小当たり遊技が頻繁に行われる。ここで、特2保留によって小当たりに当選した場合には、小当たり図柄Z4~Z6が決定される。上記したように、小当たり図柄Z4が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、平均2~3個の遊技球が大入賞口128に入球する。小当たり図柄Z5が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、平均3~4個の遊技球が大入賞口128に入球する。さらに、小当たり図柄Z6が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、ほぼ規定数の遊技球が大入賞口128に入球する。
Specifically, when game balls are fired into the
大入賞口128に遊技球が入球すると、例えば、1個の遊技球の入球に対して15個の賞球が払い出される。これにより、最優位状態では、発射球数に対する全ての賞球数の比率である発射賞球比率が100:120となり、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射し続けるだけで、遊技球を増加させることができる。
When a game ball enters the
なお、この最優位状態では、普通遊技状態が非時短遊技状態となっており、可動片120bが開状態となることは殆どない。また、最優位状態では、特別遊技状態が高確率遊技状態となっており、最優位状態への移行時には、高確回数が必ず「次回」に設定される。最優位状態における大当たりの当選確率が約1/105.7であることから、最優位状態では、実質上、次回の大当たりの当選が確約された状態と言える。
In addition, in this most dominant state, the normal game state has become a non-time-saving game state, and the
この最優位状態における実質変動対象の特2保留によれば、大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として必ず特別図柄Dが決定される。特別図柄Dが決定されて大役遊技が実行された場合、特定ラウンド遊技中に特定領域140bに遊技球が進入する。このとき、リミッタが未作動であれば、大役遊技後に、再度、最優位状態に設定される。一方、リミッタが作動すると、大役遊技後に、通常状態に移行する。
According to the special 2 reservation of the real variable object in this most dominant state, when a jackpot is won, the special symbol D is definitely determined as the jackpot symbol. When the special symbol D is determined and a big winning game is executed, a game ball enters the
ここで、特別図柄Dが決定されると、大役遊技において2回のラウンド遊技が実行されるが、この大役遊技と、特別図柄Z6が決定されて実行される小当たり遊技とでは、大入賞口128の開閉態様が等しく、遊技者は、小当たり遊技と大役遊技とのいずれが実行されているのかを識別することができない。 Here, when the special symbol D is determined, two round games are executed in the major prize game, but in this major prize game and the small winning game which is executed after the special symbol Z6 is determined, the major prize opening is 128 are opened and closed in the same manner, and the player cannot discern whether a small winning game or a large winning game is being executed.
したがって、遊技者は、最優位状態において、何回、大当たりに当選したのかを把握することができず、リミッタがいつ作動するのか、換言すれば、最優位状態がいつまで継続するのかを把握することができない。例えば、通常状態から最優位状態に移行した場合に、最優位状態において特別図柄Dが4回決定されると、リミッタが作動して、大役遊技後に通常状態に移行する。しかしながら、最優位状態では、特別図柄Dが決定された回数を把握することができないため、リミッタが作動すると、遊技者にとっては、突如として最優位状態が終了してしまうことになる。つまり、本実施形態の遊技性によれば、最優位状態において、遊技者に常時、緊張感が付与されることとなる。 Therefore, the player cannot know how many times he has won the jackpot in the most advantageous state, and it is difficult for the player to know when the limiter is activated, or in other words, how long the most advantageous state will continue. I can't. For example, when changing from the normal state to the most dominant state, if the special symbol D is determined four times in the most dominant state, the limiter is activated and the state shifts to the normal state after the big prize game. However, in the most dominant state, it is impossible to know the number of times the special symbol D has been determined, so when the limiter is activated, the most dominant state suddenly ends for the player. In other words, according to the gameplay of this embodiment, the player is constantly given a sense of tension in the most advantageous state.
なお、上記の低確時短状態および高確時短状態においては、約1/3.45の確率で小当たりに当選する。そのため、低確時短状態および高確時短状態においても、最優位状態と同様に、頻繁に小当たり遊技が実行される。しかしながら、低確時短状態および高確時短状態は、いずれも普通遊技状態が時短遊技状態である。また、詳しくは後述するが、小当たり遊技中も、普通遊技状態は時短遊技状態に維持されている。そのため、小当たり遊技中に大入賞口128が開放されるものの、この間に、第1可変始動口120Bも開放されてしまう。
In addition, in the above-mentioned low-probability time-saving state and high-probability time-saving state, the probability of winning a small win is about 1/3.45. Therefore, even in the low-probability time-saving state and the high-probability time-saving state, small winning games are frequently executed as in the most advantageous state. However, in both the low-accuracy time-saving state and the high-accuracy time-saving state, the normal gaming state is the time-saving gaming state. Further, as will be described in detail later, the normal game state is maintained in the time-saving game state even during the small winning game. Therefore, although the
上記したように、第1可変始動口120Bは、大入賞口128よりも上方に設けられている。そのため、低確時短状態および高確時短状態においては、第2遊技領域116bを流下する遊技球の殆どが第1可変始動口120Bに入球し、大入賞口128には殆ど遊技球が入球することはない。その結果、低確時短状態および高確時短状態においては、最優位状態とは異なり、遊技中に右打ちを行ったとしても、遊技球が徐々に減少することとなる。
As described above, the first variable starting
以下に、上記の遊技性を実現するための、主制御基板300の主な処理について説明する。 Below, the main processing of the main control board 300 for realizing the above-mentioned gaming properties will be explained.
図18は、遊技機状態フラグを説明する図である。主制御基板300においては、遊技を進行可能な状態であるか否かが遊技機状態フラグにより管理される。遊技機状態フラグには、00H~05Hの6種類のフラグ値のいずれかがセットされる。遊技機状態フラグのフラグ値=00Hは遊技可能状態を示しており、遊技機状態フラグが00Hである場合に、遊技が進行制御され、遊技機状態フラグが00H以外である場合には、遊技が停止される。 FIG. 18 is a diagram illustrating the gaming machine status flag. In the main control board 300, whether or not the game can be played is managed by a gaming machine status flag. The gaming machine status flag is set to one of six flag values from 00H to 05H. The flag value of the gaming machine status flag = 00H indicates a gaming enabled state, and when the gaming machine status flag is 00H, the progress of the game is controlled, and when the gaming machine status flag is other than 00H, the game is stopped. will be stopped.
遊技機状態フラグのフラグ値=01Hは設定変更状態を示しており、遊技機状態フラグが01Hである場合には、登録設定値の変更操作が可能となる。遊技機状態フラグのフラグ値=02Hは設定確認状態を示しており、遊技機状態フラグが02Hである場合には、登録設定値が性能表示モニタ184に表示される等して、登録設定値を確認することが可能となる。遊技機状態フラグのフラグ値=03Hは設定異常状態を示しており、遊技機状態フラグが03Hである場合には、登録設定値が異常であるとして遊技が停止される。遊技機状態フラグのフラグ値=04HはRAM異常状態を示しており、遊技機状態フラグが04Hである場合には、遊技が停止される。遊技機状態フラグのフラグ値=05Hはチェックサム異常状態を示しており、遊技機状態フラグが05Hである場合には、遊技が停止される。電源が投入されると、遊技機状態フラグがいずれかのフラグ値にセットされ、遊技機状態フラグに応じた処理が行われる。
The flag value of the gaming machine state flag=01H indicates a setting change state, and when the gaming machine state flag is 01H, the registered setting value can be changed. The flag value of the gaming machine status flag = 02H indicates the setting confirmation status, and when the gaming machine status flag is 02H, the registered setting value is displayed on the
(主制御基板300のCPU初期化処理)
図19は、主制御基板300におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートであり、図20は、主制御基板300におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
(CPU initialization process of main control board 300)
FIG. 19 is a first flowchart illustrating the CPU initialization process in the main control board 300, and FIG. 20 is a second flowchart illustrating the CPU initialization process in the main control board 300.
電源基板より電源が供給されると、メインCPU300aにシステムリセットが発生し、メインCPU300aは、以下のCPU初期化処理(S100)を行う。
When power is supplied from the power supply board, a system reset occurs in the
(ステップS100-1)
メインCPU300aは、電源投入に応じて、初期設定処理として、メインROM300bから起動プログラムを読み込むとともに、各種処理を実行するために必要な設定処理を行う。
(Step S100-1)
When the
(ステップS100-3)
メインCPU300aは、タイマカウンタにウェイト処理時間を設定する。
(Step S100-3)
The
(ステップS100-5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。なお、主制御基板300には、電源断検知回路が設けられており、電源電圧が所定値以下になると、電源断検知回路から電源断予告信号が出力される。電源断予告信号を検出している場合には、上記ステップS100-3に処理を移し、電源断予告信号を検出していない場合には、ステップS100-7に処理を移す。
(Step S100-5)
The
(ステップS100-7)
メインCPU300aは、上記ステップS100-3で設定したウェイト時間が経過したか否かを判定する。その結果、ウェイト時間が経過したと判定した場合にはステップS100-9に処理を移し、ウェイト時間は経過していないと判定した場合には上記ステップS100-5に処理を移す。
(Step S100-7)
The
(ステップS100-9)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを許可するために必要な処理を実行する。
(Step S100-9)
(ステップS100-11)
メインCPU300aは、Dレジスタに電源断前の遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
(Step S100-11)
The
(ステップS100-13)
メインCPU300aは、チェックサムを算出するとともに、算出したチェックサムが、電源断時に保存されたチェックサムと一致する(正常である)か、ならびに、バックアップフラグが正常であるかを判定する。その結果、バックアップフラグおよびチェックサムが正常であると判定した場合にはステップS100-15に処理を移し、いずれか一方または双方が正常ではないと判定した場合にはステップS100-25に処理を移す。
(Step S100-13)
The
(ステップS100-15)
メインCPU300aは、メインRAM300cのクリア対象の先頭アドレスに、設定値および遊技機状態フラグを含まない番地をセットする。
(Step S100-15)
The
(ステップS100-17)
メインCPU300aは、RAMクリアスイッチ182sからRAMクリア操作信号が入力されているか(RAMクリアボタンが押下操作されているか)を判定する。その結果、RAMクリア操作信号が入力されていると判定した場合にはステップS100-31に処理を移し、RAMクリア操作信号は入力されていないと判定した場合にはステップS100-19に処理を移す。
(Step S100-17)
The
(ステップS100-19)
メインCPU300aは、上記ステップS100-11でロードした遊技機状態フラグのフラグ値が00H(遊技可能状態)であり、設定変更スイッチ180sがオンしており、かつ、中枠104が開放しているかを判定する。その結果、3つの条件をすべて満たすと判定した場合にはステップS100-21に処理を移し、3つの条件の1つでも満たされないと判定した場合にはステップS100-23に処理を移す。
(Step S100-19)
The
(ステップS100-21)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに02H(設定確認状態)をセットする。すなわち、中枠104が開放されており、設定変更スイッチ180sがオンしており、RAMクリアボタンが押下されていない状態で正常に電源投入がなされると、設定確認状態となる。
(Step S100-21)
The
(ステップS100-23)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、上記ステップS100-15でセットされた先頭アドレス以降の領域である電源復帰時のクリア対象をクリアする初期化処理を実行し、ステップS100-49に処理を移す。
(Step S100-23)
The
(ステップS100-25)
メインCPU300aは、Dレジスタに05H(チェックサム異常状態)をセットする。
(Step S100-25)
The
(ステップS100-27)
メインCPU300aは、使用外領域のリードライトメモリのチェックおよびクリアを行う領域外リードライトチェック処理を行う。
(Step S100-27)
The
(ステップS100-29)
メインCPU300aは、メインRAM300cのクリア対象の先頭アドレスに、設定値および遊技機状態フラグを含む番地をセットする。
(Step S100-29)
The
(ステップS100-31)
メインCPU300aは、使用領域のリードライトメモリのチェックおよびクリアを行う。
(Step S100-31)
The
(ステップS100-33)
メインCPU300aは、上記ステップS100-31におけるリードライトメモリのチェック結果が正常であるかを判定する。その結果、正常であると判定した場合にはステップS100-37に処理を移し、正常ではないと判定した場合にはステップS100-35に処理を移す。
(Step S100-33)
The
(ステップS100-35)
メインCPU300aは、Dレジスタに04H(RAM異常状態)をセットし、ステップS100-45に処理を移す。
(Step S100-35)
The
(ステップS100-37)
メインCPU300aは、Dレジスタに02H(設定確認状態)がセットされているかを判定する。その結果、02Hがセットされていると判定した場合にはステップS100-39に処理を移し、02Hはセットされていないと判定した場合にはステップS100-41に処理を移す。
(Step S100-37)
The
(ステップS100-39)
メインCPU300aは、Dレジスタに00H(遊技可能状態)をセットする。
(Step S100-39)
The
(ステップS100-41)
メインCPU300aは、設定変更条件を満たしているかを判定する。その結果、設定変更条件を満たしていると判定した場合にはステップS100-43に処理を移し、設定変更条件は満たしていないと判定した場合にはステップS100-45に処理を移す。なお、ここでは、設定変更条件に、設定変更スイッチ180sがオンしていること、中枠104が開放していること、および、RAMクリアスイッチ182sからRAMクリア操作信号が入力されていることが少なくとも含まれる。
(Step S100-41)
The
(ステップS100-43)
メインCPU300aは、Dレジスタに01H(設定変更状態)をセットする。
(Step S100-43)
The
(ステップS100-45)
メインCPU300aは、Dレジスタにセットされている値を遊技機状態フラグにセーブする。
(Step S100-45)
The
(ステップS100-47)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、RAMクリア時のクリア対象をクリアする初期化処理を実行し、ステップS100-49に処理を移す。
(Step S100-47)
The
(ステップS100-49)
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(RAMクリア指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
(Step S100-49)
The
(ステップS100-51)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグをロードする。
(Step S100-51)
The
(ステップS100-53)
メインCPU300aは、上記ステップS100-51でロードした遊技機状態フラグが00H(遊技可能状態)であるかを判定する。その結果、00Hであると判定した場合にはステップS110に処理を移し、00Hではないと判定した場合にはステップS100-55に処理を移す。
(Step S100-53)
The
(ステップS110)
メインCPU300aは、サブコマンド群セット処理を行う。なお、このサブコマンド群セット処理については後述する。
(Step S110)
The
(ステップS100-55)
メインCPU300aは、所定のコマンドを副制御基板330に送信するためのサブコマンドセット処理を行う。
(Step S100-55)
The
(ステップS100-57)
メインCPU300aは、タイマ割込みの周期を設定する。
(Step S100-57)
The
(ステップS100-59)
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
(Step S100-59)
The
(ステップS100-61)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。なお、当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が、当たり図柄乱数用初期値更新乱数から、当該当たり図柄乱数用初期値更新乱数-1まで1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数に更新されることとなる。
(Step S100-61)
The
(ステップS100-63)
メインCPU300aは、払出制御基板310から受信した受信データ(主コマンド)を解析し、受信データに応じた種々の処理を実行する。
(Step S100-63)
The
(ステップS100-65)
メインCPU300aは、送信バッファに格納されているサブコマンドを副制御基板330に送信するための処理を行う。
(Step S100-65)
The
(ステップS100-67)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S100-67)
The
(ステップS100-69)
メインCPU300aは、リーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を更新し、以後、上記ステップS100-59から処理を繰り返す。なお、以下では、変動演出パターンを決定するためのリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を総称して変動演出用乱数と呼ぶ。
(Step S100-69)
The
図21は、主制御基板300におけるサブコマンド群セット処理(S110)を説明するフローチャートである。 FIG. 21 is a flowchart illustrating the subcommand group setting process (S110) in the main control board 300.
(ステップS110-1)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
(Step S110-1)
The
(ステップS110-3)
メインCPU300aは、所定のコマンドを副制御基板330に送信するためのサブコマンドセット処理を行う。
(Step S110-3)
The
(ステップS110-5)
メインCPU300aは、遊技機100の機種情報を示す機種コマンドを送信バッファにセットする機種コマンド設定処理を行う。
(Step S110-5)
The
(ステップS110-7)
メインCPU300aは、登録設定値を示す設定値指定コマンドを送信バッファにセットする設定値指定コマンド設定処理を行う。
(Step S110-7)
The
(ステップS110-9)
メインCPU300aは、特1保留数を示す特図1保留指定コマンドを送信バッファにセットする特図1保留指定コマンド設定処理を行う。
(Step S110-9)
The
(ステップS110-11)
メインCPU300aは、特2保留数を示す特図2保留指定コマンドを送信バッファにセットする特図2保留指定コマンド設定処理を行う。
(Step S110-11)
The
(ステップS110-13)
メインCPU300aは、時短遊技状態の残り回数を示す回数コマンドを送信バッファにセットする回数コマンド設定処理を行う。
(Step S110-13)
The
(ステップS110-15)
メインCPU300aは、変動パターン選択状態を示す変動パターン選択状態指定コマンドを送信バッファにセットする変動パターン選択状態指定コマンド設定処理を行う。
(Step S110-15)
The
(ステップS110-17)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを示す特図フェーズ指定コマンドを送信バッファにセットする特図フェーズ指定コマンド設定処理を行う。なお、特別遊技管理フェーズについては後述する。
(Step S110-17)
The
(ステップS110-19)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズが特別図柄変動待ち状態であるかを判定する。その結果、特別図柄変動待ち状態であると判定した場合にはステップS110-21に処理を移し、特別図柄変動待ち状態ではないと判定した場合には当該サブコマンド群セット処理を終了する。
(Step S110-19)
The
(ステップS110-21)
メインCPU300aは、客待ち指定コマンドを送信バッファにセットし、当該サブコマンド群セット処理を終了する。
(Step S110-21)
The
次に、主制御基板300における割込み処理について説明する。ここでは、電源断時退避処理(XINT割込み処理)およびタイマ割込み処理について説明する。 Next, interrupt processing in the main control board 300 will be explained. Here, the power-off saving process (XINT interrupt process) and timer interrupt process will be explained.
(主制御基板300の電源断時退避処理(XINT割込み処理))
図22は、主制御基板300における電源断時退避処理(XINT割込み処理)を説明するフローチャートである。メインCPU300aは、電源断検知回路を監視しており、電源電圧が所定値以下になると、CPU初期化処理に割り込んで電源断時退避処理を実行する。
(Evacuation processing at power-off of main control board 300 (XINT interrupt processing))
FIG. 22 is a flowchart illustrating the power-off saving process (XINT interrupt process) in the main control board 300. The
(ステップS300-1)
電源断予告信号が入力されると、メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S300-1)
When the power-off notice signal is input, the
(ステップS300-3)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-3)
The
(ステップS300-5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-11に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-7に処理を移す。
(Step S300-5)
The
(ステップS300-7)
メインCPU300aは、レジスタを復帰させる。
(Step S300-7)
The
(ステップS300-9)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行い、当該電源断時退避処理を終了する。
(Step S300-9)
The
(ステップS300-11)
メインCPU300aは、出力ポートの出力を停止する出力ポートクリア処理を実行する。
(Step S300-11)
The
(ステップS300-13)
メインCPU300aは、チェックサムを算出して保存するチェックサム設定処理を実行する。
(Step S300-13)
The
(ステップS300-15)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを禁止するために必要なRAMプロテクト設定処理を実行する。
(Step S300-15)
The
(ステップS300-17)
メインCPU300aは、電源断発生監視時間を設定すべく、ループカウンタのカウンタ値に所定の電源断検出信号検出回数をセットする。
(Step S300-17)
The
(ステップS300-19)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-19)
The
(ステップS300-21)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-17に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-23に処理を移す。
(Step S300-21)
The
(ステップS300-23)
メインCPU300aは、上記ステップS300-17でセットしたループカウンタの値を1減算する。
(Step S300-23)
The
(ステップS300-25)
メインCPU300aは、ループカウンタのカウンタ値が0でないかを判定する。その結果、カウンタ値が0ではないと判定した場合にはステップS300-19に処理を移し、カウンタ値が0であると判定した場合には上記したCPU初期化処理(ステップS100)に移行する。
(Step S300-25)
The
なお、実際に電源断が生じた場合には、ステップS300-17~ステップS300-25をループしている間に遊技機100の稼働が停止する。
Note that if the power is actually cut off, the operation of the
(主制御基板300のタイマ割込み処理)
図23は、主制御基板300におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。主制御基板300には、所定の周期(本実施形態では4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスを発生させるリセット用クロックパルス発生回路が設けられている。そして、リセット用クロックパルス発生回路によって、クロックパルスが発生すると、CPU初期化処理(ステップS100)に割り込んで、以下のタイマ割込み処理が実行される。
(Timer interrupt processing of main control board 300)
FIG. 23 is a flowchart illustrating timer interrupt processing in the main control board 300. The main control board 300 is provided with a reset clock pulse generation circuit that generates a clock pulse at every predetermined period (4 milliseconds in this embodiment, hereinafter referred to as "4ms"). When a clock pulse is generated by the reset clock pulse generation circuit, the CPU initialization process (step S100) is interrupted and the following timer interrupt process is executed.
(ステップS400-1)
メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S400-1)
The
(ステップS400-3)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S400-3)
The
(ステップS400-5)
メインCPU300aは、コモン出力バッファにセットされたコモンデータを出力ポートに出力し、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172、性能表示モニタ184を点灯制御するダイナミックポート出力処理を実行する。
(Step S400-5)
The
(ステップS400-7)
メインCPU300aは、各種の入力ポート情報を読み込み、最新のスイッチ状態を正確に取得するためのポート入力処理を実行する。
(Step S400-7)
The
(ステップS400-9)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値をロードする。
(Step S400-9)
The
(ステップS400-11)
メインCPU300aは、上記ステップS400-9でロードしたフラグ値が00H(遊技可能状態)であるかを判定する。その結果、00Hであると判定した場合にはステップS400-15に処理を移し、00Hではないと判定した場合にはステップS400-13に処理を移す。
(Step S400-11)
The
(ステップS400-13)
メインCPU300aは、上記ステップS400-9でロードしたフラグ値が03H(設定異常状態)以上であるかを判定する。その結果、03H以上であると判定した場合にはステップS400-27に処理を移し、03H以上ではないと判定した場合にはステップS450に処理を移す。
(Step S400-13)
The
(ステップS450)
メインCPU300aは、設定関連処理を実行し、ステップS400-27に処理を移す。なお、設定関連処理については後述する。
(Step S450)
The
(ステップS400-15)
メインCPU300aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該主制御基板300のタイマ割込み処理の度に減算され、0になると減算を停止する。
(Step S400-15)
The
(ステップS400-17)
メインCPU300aは、上記ステップS100-61と同様、当たり図柄乱数用初期値更新乱数の更新処理を実行する。
(Step S400-17)
The
(ステップS400-19)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、乱数カウンタを1加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。
(Step S400-19)
The
なお、詳しい説明は省略するが、本実施形態では、大当たり決定乱数および当たり決定乱数は、主制御基板300に内蔵されたハードウェア乱数生成部によって更新されるハードウェア乱数を用いている。ハードウェア乱数生成部は、大当たり決定乱数および当たり決定乱数を、いずれも一定の規則にしたがって更新し、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列を変更するとともに、システムリセット毎にスタート値を変更している。 Although a detailed explanation will be omitted, in this embodiment, the jackpot determination random number and the hit determination random number are hardware random numbers that are updated by a hardware random number generation section built into the main control board 300. The hardware random number generator updates both the jackpot determination random number and the winning determination random number according to certain rules, automatically changes the random number sequence every time the random number sequence goes around, and updates the starting value every time the system is reset. It is changing.
(ステップS500)
メインCPU300aは、第1固定始動口検出スイッチ120As、第1可変始動口検出スイッチ120Bs、第2始動口検出スイッチ122s、ゲート検出スイッチ124s、普図作動口検出スイッチ125s、第1大入賞口検出スイッチ126s、大入賞口検出スイッチ128sから信号の入力があったか否か判定するスイッチ管理処理を実行する。なお、このスイッチ管理処理の詳細については後述する。
(Step S500)
The
(ステップS600)
メインCPU300aは、上記の特別遊技を進行制御するための特別遊技管理処理を実行する。なお、この特別遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S600)
The
(ステップS700)
メインCPU300aは、上記の普通遊技を進行制御するための普通遊技管理処理を実行する。なお、この普通遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S700)
The
(ステップS400-21)
メインCPU300aは、各種エラーの判定およびエラー判定結果に応じた設定を行うためのエラー管理処理を実行する。
(Step S400-21)
The
(ステップS400-23)
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、大入賞口検出スイッチ128sのチェックを行い、該当する賞球制御用のカウンタ等を加算するための入賞口スイッチ処理を実行する。
(Step S400-23)
The
(ステップS400-25)
メインCPU300aは、上記ステップS400-23でセットされた賞球制御用のカウンタのカウンタ値等に基づく払出コマンドの作成および送信を行うための払出制御管理処理を実行する。
(Step S400-25)
The
(ステップS400-27)
メインCPU300aは、遊技情報出力端子板312から外部へ出力する外部情報用の出力データをセットするための外部情報管理処理を実行する。
(Step S400-27)
The
(ステップS400-29)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172等の各種表示器(LED)を点灯制御するための表示データを、各コモンに対応した出力バッファにセットするLED表示設定処理を実行する。
(Step S400-29)
The
(ステップS400-31)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120c、大入賞口ソレノイド128cのソレノイド出力イメージを合成し、出力ポートバッファに格納するためのソレノイド出力イメージ合成処理を実行する。
(Step S400-31)
The
(ステップS400-33)
メインCPU300aは、各出力ポートバッファに格納されたコモン出力バッファの値を出力ポートに出力するためのポート出力処理を実行する。
(Step S400-33)
The
(ステップS400-35)
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
(Step S400-35)
The
(ステップS400-37)
メインCPU300aは、メインRAM300cの使用外領域を用いて、性能表示モニタ184に表示するベース比率を算出するための処理を行い、算出したベース比率を性能表示モニタ184に表示するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットする性能表示モニタ制御処理を実行する。なお、性能表示モニタ制御処理においては、所定期間ごとにベース比率が算出される。ここで、性能表示モニタ184には、現在の期間のベース比率と、それ以前の期間のベース比率とが所定時間ごとに切り替え表示されてもよい。また、所定の操作に応じて、性能表示モニタ184に表示されるベース比率が切り替わってもよい。
(Step S400-37)
The
(ステップS400-39)
メインCPU300aは、レジスタを復帰してタイマ割込み処理を終了する。
(Step S400-39)
The
図24は、上記の設定関連処理(S450)を説明するフローチャートである。 FIG. 24 is a flowchart illustrating the above setting-related processing (S450).
(ステップS450-1)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグのフラグ値が01H(設定変更状態)であるかを判定する。その結果、01Hであると判定した場合にはステップS450-3に処理を移し、01Hではないと判定した場合にはステップS450-15に処理を移す。
(Step S450-1)
The
(ステップS450-3)
メインCPU300aは、設定値バッファに記憶されている登録設定値を所定の処理領域にロードする。
(Step S450-3)
The
(ステップS450-5)
メインCPU300aは、RAMクリアスイッチ182sが押下されたか(RAMクリア操作信号が入力されているか)を判定する。その結果、RAMクリアスイッチ182sが押下されていると判定した場合にはステップS450-7に処理を移し、RAMクリアスイッチ182sが押下されていないと判定した場合にはステップS450-9に処理を移す。
(Step S450-5)
The
(ステップS450-7)
メインCPU300aは、処理領域の設定値に1を加算する。
(Step S450-7)
The
(ステップS450-9)
メインCPU300aは、処理領域の設定値が1~6の範囲であるかを判定する。その結果、設定値が1~6の範囲であると判定した場合にはステップS450-13に処理を移し、設定値が1~6の範囲ではないと判定した場合にはステップS450-11に処理を移す。
(Step S450-9)
The
(ステップS450-11)
メインCPU300aは、処理領域の設定値を1にセットする。
(Step S450-11)
The
(ステップS450-13)
メインCPU300aは、処理領域の設定値を設定値バッファにセットする。
(Step S450-13)
The
(ステップS450-15)
メインCPU300aは、設定変更スイッチ180sがオンしているかを判定する。その結果、設定変更スイッチ180sがオンしていると判定した場合には当該設定関連処理を終了し、設定変更スイッチ180sはオンしていないと判定した場合にはステップS450-17に処理を移す。
(Step S450-15)
The
(ステップS450-17)
メインCPU300aは、設定関連処理の終了を示す設定関連終了指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S450-17)
The
(ステップS110)
メインCPU300aは、図21のサブコマンド群セット処理を実行する。すなわち、設定関連処理が実行された場合、その終了時に、機種コマンド、設定値指定コマンド、特図1保留指定コマンド、特図2保留指定コマンド、回数コマンド、変動パターン選択状態指定コマンド、特図フェーズ指定コマンド、客待ち指定コマンドが副制御基板330に送信されることとなる。
(Step S110)
The
(ステップS450-19)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに00H(遊技可能状態)をセットし、当該設定関連処理を終了する。
(Step S450-19)
The
以上のように、本実施形態によれば、中枠104が開放され、設定変更スイッチ180sがオンされ、RAMクリアボタンが押下操作された状態で、正常に電源投入がなされると、CPU初期化処理(図19)において、遊技機状態フラグに01H(設定変更状態)がセットされる。その後、タイマ割込み処理が実行されるが、遊技機状態フラグに01H(設定変更状態)がセットされているため、遊技の進行に係る全ての処理(図23のステップS400-15~ステップS400-25)が停止され、設定関連処理が実行される。
As described above, according to the present embodiment, when the power is turned on normally with the
設定関連処理は、設定変更スイッチ180sがオンしている間、繰り返し実行され、この設定関連処理中は、RAMクリアボタンの押下操作が、登録設定値の設定変更操作として受け付けられる。すなわち、設定変更操作を受け付ける設定変更処理(S450-1~S450-13)中は、設定変更操作に応じて、設定値バッファに記憶する登録設定値が、複数段階設けられた設定値のいずれかに切り替えられる。
The setting-related process is repeatedly executed while the setting
そして、遊技機状態フラグに01H(設定変更状態)がセットされている状態で、設定変更スイッチ180sがオフに切り替わると、設定変更処理が終了となり、遊技機状態フラグに00H(遊技可能状態)がセットされる。これにより、次のタイマ割込み処理から、遊技の進行に係る処理が実行可能となる。
Then, when the setting
ここで、本実施形態の設定関連処理では、RAMクリアボタンの押下操作、すなわち、登録設定値の設定変更操作の受け付け終了後に、サブコマンド群セット処理において、登録設定値に対応する設定値指定コマンドが副制御基板330に送信される。一方で、設定変更操作の受け付け中は、設定値指定コマンドが副制御基板330に送信されることはない。このように、設定変更操作の受け付け中は、設定値指定コマンドを送信せずに、設定変更操作の受け付けが終了し、遊技の進行が可能な状態に移行する場合に、設定値指定コマンドを送信することで、登録設定値が不正に取得されるリスクを低減することができる。
Here, in the setting-related processing of this embodiment, after the RAM clear button press operation, that is, the reception of the setting change operation of the registered setting value, is completed, the setting value specifying command corresponding to the registered setting value is executed in the subcommand group set processing. is transmitted to the
また、本実施形態では、01H(設定変更状態)を少なくとも含む複数のフラグ値が切り替えられる。そして、遊技機状態フラグに01H(設定変更状態)がセットされている場合に設定関連処理が実行可能となり、かつ、遊技の進行が停止される。このように、遊技の進行中に設定関連処理が実行されることがないため、遊技の進行中に設定値指定コマンドが送信されることもなく、登録設定値が不正に取得されるリスクが低減される。 Further, in this embodiment, a plurality of flag values including at least 01H (setting change state) are switched. When the gaming machine state flag is set to 01H (setting change state), the setting-related process becomes executable and the progress of the game is stopped. In this way, since no settings-related processing is executed while the game is in progress, no setting value specification commands are sent while the game is in progress, reducing the risk of unauthorized acquisition of registered setting values. be done.
次に、上記したタイマ割込み処理のうち、ステップS500のスイッチ管理処理、ステップS600の特別遊技管理処理、ステップS700の普通遊技管理処理について、詳細に説明する。 Next, among the timer interrupt processes described above, the switch management process in step S500, the special game management process in step S600, and the normal game management process in step S700 will be explained in detail.
図25は、主制御基板300におけるスイッチ管理処理(ステップS500)を説明するフローチャートである。 FIG. 25 is a flowchart illustrating switch management processing (step S500) in the main control board 300.
(ステップS500-1)
メインCPU300aは、ゲート検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、ゲート124を遊技球が通過してゲート検出スイッチ124sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、ゲート検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、ゲート検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-7に処理を移す。
(Step S500-1)
The
(ステップS510)
メインCPU300aは、ゲート124への遊技球の通過に基づいてゲート通過処理を実行する。なお、このゲート通過処理の詳細については後述する。
(Step S510)
The
(ステップS500-3)
メインCPU300aは、普図作動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、普図作動口125に遊技球が入球して普図作動口検出スイッチ125sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、普図作動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、普図作動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-5に処理を移す。
(Step S500-3)
The
(ステップS510)
メインCPU300aは、普図作動口125への遊技球の入球に基づいてゲート通過処理を実行する。
(Step S510)
The
(ステップS500-5)
メインCPU300aは、第1固定始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1固定始動口120Aに遊技球が入球して第1固定始動口検出スイッチ120Asから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1固定始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、第1固定始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-7に処理を移す。
(Step S500-5)
The
(ステップS520)
メインCPU300aは、第1固定始動口120Aへの遊技球の入球に基づいて第1始動口通過処理を実行する。なお、この第1始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S520)
The
(ステップS500-7)
メインCPU300aは、第1可変始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1可変始動口120Bに遊技球が入球して第1可変始動口検出スイッチ120Bsから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1可変始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、第1可変始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-9に処理を移す。
(Step S500-7)
The
(ステップS520)
メインCPU300aは、第1可変始動口120Bへの遊技球の入球に基づいて第1始動口通過処理を実行する。なお、この第1始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S520)
The
(ステップS500-9)
メインCPU300aは、第2始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第2始動口122に遊技球が入球して第2始動口検出スイッチ122sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第2始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS530に処理を移し、第2始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-11に処理を移す。
(Step S500-9)
The
(ステップS530)
メインCPU300aは、第2始動口122への遊技球の入球に基づいて第2始動口通過処理を実行する。なお、この第2始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S530)
The
(ステップS500-11)
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、大入賞口128に遊技球が入球して大入賞口検出スイッチ128sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS540に処理を移し、大入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-13に処理を移す。
(Step S500-11)
The
(ステップS540)
メインCPU300aは、大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたものであるかを判定し、遊技球の入球が適正になされたと判定した場合には、大入賞口128への遊技球の入球を示す大入賞口入球コマンドを副制御基板330に送信するための大入賞口通過処理を実行する。なお、この大入賞口通過処理の詳細については後述する。
(Step S540)
The
(ステップS500-13)
メインCPU300aは、特定領域検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、特定領域140bに遊技球が進入して特定領域検出スイッチ140sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、特定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS550に処理を移し、特定領域検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該スイッチ管理処理を終了する。
(Step S500-13)
The
(ステップS550)
メインCPU300aは、特定領域140bへの遊技球の進入に基づいて特定領域通過処理を実行し、当該スイッチ管理処理を終了する。なお、この特定領域通過処理の詳細については後述する。
(Step S550)
The
図26は、主制御基板300におけるゲート通過処理(ステップS510)を説明するフローチャートである。 FIG. 26 is a flowchart illustrating the gate passing process (step S510) in the main control board 300.
(ステップS510-1)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数をロードする。
(Step S510-1)
The
(ステップS510-3)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であるか、つまり、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が4以上であるかを判定する。その結果、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であると判定した場合には当該ゲート通過処理を終了し、普通図柄保留球数カウンタは最大値以上ではないと判定した場合にはステップS510-5に処理を移す。
(Step S510-3)
The
(ステップS510-5)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S510-5)
The
(ステップS510-7)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の4つの記憶部のうち、取得した当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S510-7)
The
(ステップS510-9)
メインCPU300aは、上記ステップS510-1で取得した当たり決定乱数を、上記ステップS510-7で算定した対象記憶部にセーブする。
(Step S510-9)
The
(ステップS510-11)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットし、当該ゲート通過処理を終了する。
(Step S510-11)
The
図27は、主制御基板300における第1始動口通過処理(ステップS520)を説明するフローチャートである。 FIG. 27 is a flowchart illustrating the first starting port passing process (step S520) in the main control board 300.
(ステップS520-1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「00H」をセットする。なお、特別図柄識別値は、保留種別として特1保留および特2保留のいずれであるかを識別するためのもので、特別図柄識別値(00H)は特1保留を示し、特別図柄識別値(01H)は特2保留を示す。
(Step S520-1)
The
(ステップS520-3)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S520-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、特別図柄乱数取得処理を実行し、当該第1始動口通過処理を終了する。なお、この特別図柄乱数取得処理は、第2始動口通過処理(ステップS530)と共通のモジュールを利用して実行される。したがって、特別図柄乱数取得処理の詳細は、第2始動口通過処理の説明後に説明する。
(Step S535)
The
図28は、主制御基板300における第2始動口通過処理(ステップS530)を説明するフローチャートである。 FIG. 28 is a flowchart illustrating the second starting port passing process (step S530) in the main control board 300.
(ステップS530-1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「01H」をセットする。
(Step S530-1)
The
(ステップS530-3)
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S530-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、後述する特別図柄乱数取得処理を実行し、当該第2始動口通過処理を終了する。
(Step S535)
The
図29は、主制御基板300における特別図柄乱数取得処理(ステップS535)を説明するフローチャートである。この特別図柄乱数取得処理は、上記した第1始動口通過処理(ステップS520)および第2始動口通過処理(ステップS530)において、共通のモジュールを用いて実行される。 FIG. 29 is a flowchart illustrating the special symbol random number acquisition process (step S535) in the main control board 300. This special symbol random number acquisition process is executed using a common module in the first starting opening passage process (step S520) and the second starting opening passage process (step S530) described above.
(ステップS535-1)
メインCPU300aは、上記ステップS520-1またはステップS530-1でセットした特別図柄識別値をロードする。
(Step S535-1)
The
(ステップS535-3)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数をロードする。ここでは、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「00H」であれば、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数をロードする。また、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「01H」であれば、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数をロードする。
(Step S535-3)
The
(ステップS535-5)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された大当たり決定乱数をロードする。
(Step S535-5)
The
(ステップS535-7)
メインCPU300aは、上記ステップS535-3でロードした対象特別図柄保留球数が上限値以上であるかを判定する。その結果、上限値以上であると判定した場合には、当該特別図柄乱数取得処理を終了し、上限値以上ではないと判定した場合には、ステップS535-9に処理を移す。
(Step S535-7)
The
(ステップS535-9)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S535-9)
The
(ステップS535-11)
メインCPU300aは、特図保留記憶領域の記憶部のうち、取得した大当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S535-11)
The
(ステップS535-13)
メインCPU300aは、上記ステップS535-5でロードした大当たり決定乱数、上記ステップS400-13で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100-69で更新された変動パターン乱数を取得し、上記ステップS535-11で算定した対象記憶部に格納する。
(Step S535-13)
The
(ステップS535-15)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタおよび特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値をロードする。
(Step S535-15)
The
(ステップS535-17)
メインCPU300aは、上記ステップS535-15でロードしたカウンタ値に基づいて、特図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。ここでは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値(特1保留数)に基づいて特図1保留指定コマンドをセットし、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値(特2保留数)に基づいて特図2保留指定コマンドをセットする。これにより、特1保留または特2保留が記憶されるたびに、特1保留数および特2保留数が副制御基板330に伝達されることとなる。
(Step S535-17)
The
(ステップS536)
メインCPU300aは、取得時演出判定処理を行い、当該特別図柄乱数取得処理を終了する。この取得時演出判定処理では、大役抽選の結果や、変動パターン番号等が仮判定され、仮判定の結果に応じた先読み指定コマンドを副制御基板330に送信する。
(Step S536)
The
図30は、主制御基板300における大入賞口通過処理(ステップS540)を説明するフローチャートである。 FIG. 30 is a flowchart illustrating the big winning opening passage process (step S540) in the main control board 300.
(ステップS540-1)
メインCPU300aは、上記ステップS500-11で大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合には、特別遊技管理フェーズをロードする。なお、詳しくは後述するが、特別遊技管理フェーズは、特別遊技の実行処理の段階、すなわち、特別遊技の進行状況を示すものであり、特別遊技の実行処理の段階に応じて更新される。
(Step S540-1)
If the
(ステップS540-3)
メインCPU300aは、上記ステップS540-1でロードした特別遊技管理フェーズが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものであるかを判定する。なお、特別遊技管理フェーズは、00H~08Hの9段階が設けられており、このうち、01H~08Hが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階に相当する。大役遊技または小当たり遊技は、特別遊技管理フェーズが01H~08Hである場合に実行されることから、ここでは、現在、大役遊技中または小当たり遊技中であるかを判定することとなる。特別遊技管理フェーズが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものであると判定した場合にはステップS540-5に処理を移し、特別遊技管理フェーズは、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものではないと判定した場合にはステップS540-7に処理を移す。
(Step S540-3)
The
(ステップS540-5)
メインCPU300aは、大入賞口128に適正に遊技球が入球したことを示す大入賞口入球コマンドを送信バッファにセットし、大入賞口通過処理を終了する。
(Step S540-5)
The
(ステップS540-7)
メインCPU300aは、大入賞口128への遊技球の入球が不適切なものであるとして、所定のエラー処理を実行し、大入賞口通過処理を終了する。
(Step S540-7)
The
図31は、上記ステップS550の特定領域通過処理を説明するフローチャートである。 FIG. 31 is a flowchart illustrating the specific area passing process in step S550.
(ステップS550-1)
メインCPU300aは、上記ステップS500-13で特定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合には、有効期間フラグがオンしているか否かを判定する。その結果、有効期間フラグがオンしていると判定した場合にはステップS550-3に処理を移し、有効期間フラグはオンしていないと判定した場合にはステップS550-9に処理を移す。
(Step S550-1)
If the
なお、詳しくは後述するが、この有効期間フラグは、特定領域140bへの遊技球の進入を有効なものとみなすか否かを判断するためのものであり、本実施形態においては、大役遊技の特定ラウンド遊技(1回目のラウンド遊技)の開始時にオンされる。
Although the details will be described later, this validity period flag is for determining whether or not the entry of the game ball into the
(ステップS550-3)
上記ステップS550-1において、有効期間フラグがオンしていると判定した場合には、メインCPU300aは、特定領域進入フラグがオンしているかを判定する。なお、特定領域進入フラグは、特定領域140bに遊技球が既に有効に進入したことを識別するものである。特定領域進入フラグがオンしていると判定した場合には当該特定領域通過処理を終了し、特定領域進入フラグはオンしていないと判定した場合にはステップS550-5に処理を移す。
(Step S550-3)
If it is determined in step S550-1 that the validity period flag is on, the
(ステップS550-5)
メインCPU300aは、特定領域進入フラグをオンする。
(Step S550-5)
The
(ステップS550-7)
メインCPU300aは、特定領域140bに遊技球が有効に進入したことを副制御基板330に伝達すべく、特定領域進入コマンドを送信バッファにセットし、当該特定領域通過処理を終了する。
(Step S550-7)
The
(ステップS550-9)
メインCPU300aは、所定のエラー処理を実行する。
(Step S550-9)
The
(ステップS550-11)
メインCPU300aは、エラーが検出されたことを示すエラーコマンドを送信バッファにセットし、当該特定領域通過処理を終了する。
(Step S550-11)
The
図32は、特別遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球を契機とする特別遊技と、ゲート124への遊技球の通過もしくは普図作動口125への遊技球の入球を契機とする普通遊技とが、同時並行して進行する。特別遊技に係る処理は、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした特別遊技に係る各処理を特別遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 32 is a diagram illustrating the special game management phase. As already explained, in this embodiment, there is a special game triggered by the entry of a game ball into the first starting port 120 or the
図32に示すように、メインROM300bには、特別遊技を実行制御するための複数の特別遊技制御モジュールが格納されており、これら特別遊技制御モジュールごとに、特別遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、特別遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「特別図柄変動処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「01H」または「05H」である場合には、「大入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「02H」または「06H」である場合には、「大入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「03H」または「07H」である場合には、「大入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「04H」または「08H」である場合には、「大入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 32, the
図33は、主制御基板300における特別遊技管理処理(ステップS600)を説明するフローチャートである。 FIG. 33 is a flowchart illustrating the special game management process (step S600) in the main control board 300.
(ステップS600-1)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
(Step S600-1)
The
(ステップS600-3)
メインCPU300aは、上記ステップS600-1でロードした特別遊技管理フェーズに対応する特別遊技制御モジュールを選択する。
(Step S600-3)
The
(ステップS600-5)
メインCPU300aは、上記ステップS600-3で選択した特別遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S600-5)
The
(ステップS600-7)
メインCPU300aは、特別遊技の制御時間を管理する特別遊技タイマをロードし、当該特別遊技管理処理を終了する。
(Step S600-7)
The
図34は、主制御基板300における特別図柄変動処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動処理は、特別遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。 FIG. 34 is a flowchart illustrating special symbol variation processing in the main control board 300. This special symbol variation process is executed when the special game management phase is "00H".
(ステップS610)
メインCPU300aは、特別図柄変動待ち処理を実行する。この特別図柄変動待ち処理については、図35~図38を用いて後述する。
(Step S610)
The
(ステップS620)
メインCPU300aは、特別図柄変動中処理を実行する。この特別図柄変動中処理については、図40を用いて後述する。
(Step S620)
The
(ステップS630)
メインCPU300aは、特別図柄停止図柄表示処理を実行する。この特別図柄停止図柄表示処理については、図41を用いて後述する。
(Step S630)
The
図35は、主制御基板300における特別図柄変動待ち処理(ステップS610)を説明する第1のフローチャートであり、図36は、主制御基板300における特別図柄変動待ち処理(ステップS610)を説明する第2のフローチャートである。 FIG. 35 is a first flowchart illustrating the special symbol change waiting process (step S610) in the main control board 300, and FIG. 2 is a flowchart.
(ステップS610-1)
メインCPU300aは、中断中フラグがオンしているかを判定する。なお、詳しくは後述するが、本実施形態では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中に、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示される場合がある。この場合、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示されると、小当たり遊技が実行されるが、この間、第1特別図柄表示器160における特別図柄の変動時間の減算が中断され、小当たり遊技の終了後に、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示が再開される。中断中フラグは、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示されたときに、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示中であった場合にオンされる。ここでは、中断中フラグがオンしていると判定した場合にはステップS610-3に処理を移し、中断中フラグはオンしていないと判定した場合にはステップS610-5に処理を移す。
(Step S610-1)
The
(ステップS610-3)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示を再開するための処理を実行し、図36のステップS610-51に処理を移す。
(Step S610-3)
The
(ステップS610-5)
メインCPU300aは、特1保留数が1以上であるかを判定する。その結果、特1保留数が1以上であると判定した場合にはステップS610-7に処理を移し、特1保留数は1以上ではないと判定した場合にはステップS610-51に処理を移す。
(Step S610-5)
The
(ステップS610-7)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において、特1保留に基づく図柄の変動表示中であるか、または、特1保留に基づく図柄が停止表示中(停止表示時間の計時中)であるかを判定する。その結果、変動表示中である、または、停止表示中であると判定した場合にはステップS610-51に処理を移し、変動表示中ではなく、かつ、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS610-9に処理を移す。
(Step S610-7)
The
(ステップS610-9)
メインCPU300aは、第1特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特1保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、特1保留に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特1保留が「1」減算されたことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-9)
The
(ステップS610-11)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示中であるかを判定する。その結果、図柄の変動表示中であると判定した場合にはステップS610-17に処理を移し、図柄の変動表示中ではないと判定した場合にはステップS611に処理を移す。
(Step S610-11)
The
(ステップS611)
メインCPU300aは、大役抽選を行う特別図柄当たり判定処理を実行する。この特別図柄当たり判定処理については後述する。
(Step S611)
The
(ステップS610-15)
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS611における大役抽選の結果が大当たりまたは小当たりであった場合、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルまたは小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS611における大役抽選の結果がハズレであった場合には、ハズレ用の特別図柄判定データをセーブする。そして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-15)
The
(ステップS610-17)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162に最終的に停止表示される特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS610-19に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS611に処理を移す。
(Step S610-17)
The
(ステップS610-19)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数が、小当たりの範囲内であるかを判定する。その結果、小当たりの範囲内であると判定した場合にはステップS610-21に処理を移し、小当たりの範囲外であると判定した場合にはステップS610-23に処理を移す。
(Step S610-19)
The
(ステップS610-21)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(小当たり図柄の種別)をセーブする。
(Step S610-21)
The
(ステップS610-23)
メインCPU300aは、ハズレ図柄にかかる特別図柄判定データをセーブし、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。つまり、第2特別図柄表示器162において最終的に大当たり図柄が停止表示される図柄の変動表示が行われている場合、第1特別図柄表示器160においては、必ず、小当たり図柄またはハズレ図柄が最終的に停止表示される図柄の変動表示のみが行われることとなる。
(Step S610-23)
The
(ステップS610-25)
メインCPU300aは、上記ステップS610-15、ステップS610-21、ステップS610-23で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。なお、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162は、それぞれ7セグで構成されており、7セグを構成する各セグメントには番号(カウンタ値)が対応付けられている。ここで決定する特別図柄停止図柄番号は、最終的に点灯するセグメントの番号(カウンタ値)を示すものである。
(Step S610-25)
The
(ステップS612)
メインCPU300aは、変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
(Step S612)
The
(ステップS610-27)
メインCPU300aは、上記ステップS612で決定された変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して変動時間を決定する。そして、決定した変動時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
(Step S610-27)
The
(ステップS610-29)
メインCPU300aは、大役抽選の結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであった場合には、上記ステップS610-15でセーブした特別図柄判定データをロードして、大当たり図柄の種別を確認する。そして、遊技状態設定テーブルおよび現在の遊技状態を参照して、大役遊技終了後に設定される遊技状態および高確回数、時短回数を判定し、その判定結果を特別図柄確率状態予備フラグ、時短状態予備フラグ、および、高確回数切り予備カウンタ、時短回数切り予備カウンタにセーブする。なお、ハズレ図柄がセーブされている場合には、当該処理を実行することなく、次の処理に移行する。
(Step S610-29)
The
(ステップS610-31)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第1特別図柄表示器160を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。なお、特別図柄表示図柄カウンタは、第1特別図柄表示器160に対応する特別図柄1表示図柄カウンタと、第2特別図柄表示器162に対応する特別図柄2表示図柄カウンタとが別個に設けられており、ここでは、特別図柄1表示図柄カウンタにカウンタ値が設定される。
(Step S610-31)
The
(ステップS613)
メインCPU300aは、回数切り管理処理を実行する。ここでは、変動回数に応じて時短遊技状態を終了させるための処理が行われる。この回数切り管理処理については後述する。
(Step S613)
The
(ステップS610-35)
メインCPU300aは、高確回数および時短回数が0になるまでの残り回数(実残り回数)を示す回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-35)
The
(ステップS610-37)
メインCPU300aは、特別図柄の変動表示の開始時の遊技状態を示す遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-37)
The
(ステップS610-51)
図36に示すように、メインCPU300aは、特2保留数が1以上であるかを判定する。その結果、特2保留数が1以上であると判定した場合にはステップS610-53に処理を移し、特2保留数は1以上ではないと判定した場合にはステップS610-85に処理を移す。
(Step S610-51)
As shown in FIG. 36, the
(ステップS610-53)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において、特2保留に基づく図柄の変動表示中であるか、または、特2保留に基づく図柄が停止表示中(停止表示時間の計時中)であるかを判定する。その結果、変動表示中、または、停止表示中であると判定した場合にはステップS610-85に処理を移し、変動表示中ではなく、かつ、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS610-55に処理を移す。
(Step S610-53)
The
(ステップS610-55)
メインCPU300aは、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特2保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、特2保留に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特2保留が「1」減算されたことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-55)
The
(ステップS610-57)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示中であるかを判定する。その結果、図柄の変動表示中であると判定した場合にはステップS610-63に処理を移し、図柄の変動表示中ではないと判定した場合にはステップS611に処理を移す。
(Step S610-57)
The
(ステップS611)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数、高確率遊技状態であるか低確率遊技状態であるかを識別する特別図柄確率状態フラグをロードし、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択して大役抽選を行い、その抽選結果を記憶する特別図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S611)
The
(ステップS610-61)
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS611における大役抽選の結果が大当たりまたは小当たりであった場合、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルまたは小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS611における大役抽選の結果がハズレであった場合には、ハズレ用の特別図柄判定データをセーブする。そして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-61)
The
(ステップS610-63)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS610-65に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS611に処理を移す。
(Step S610-63)
The
(ステップS610-65)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数が、小当たりの範囲内であるかを判定する。その結果、小当たりの範囲内であると判定した場合にはステップS610-67に処理を移し、小当たりの範囲外であると判定した場合にはステップS610-69に処理を移す。
(Step S610-65)
The
(ステップS610-67)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(小当たり図柄の種別)をセーブする。
(Step S610-67)
The
(ステップS610-69)
メインCPU300aは、ハズレ図柄にかかる特別図柄判定データをセーブし、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。つまり、第1特別図柄表示器160において最終的に大当たり図柄が停止表示される図柄の変動表示が行われている場合、第2特別図柄表示器162においては、必ず、小当たり図柄またはハズレ図柄が最終的に停止表示される図柄の変動表示のみが行われることとなる。
(Step S610-69)
The
(ステップS610-71)
メインCPU300aは、上記ステップS610-61、ステップS610-67、ステップS610-69で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。
(Step S610-71)
The
(ステップS612)
メインCPU300aは、変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
(Step S612)
The
(ステップS610-73)
メインCPU300aは、上記ステップS612で決定された変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して変動時間を決定する。そして、決定した変動時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
(Step S610-73)
The
(ステップS610-75)
メインCPU300aは、上記ステップS611における大役抽選の結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであった場合には、上記ステップS610-61でセーブした特別図柄判定データをロードして、大当たり図柄の種別を確認する。そして、遊技状態設定テーブルおよび現在の遊技状態を参照して、大役遊技終了後に設定される遊技状態および高確回数、時短回数を判定し、その判定結果を特別図柄確率状態予備フラグ、時短状態予備フラグ、および、高確回数切り予備カウンタ、時短回数切り予備カウンタにセーブする。なお、ハズレ図柄がセーブされている場合には、当該処理を実行することなく、次の処理に移行する。
(Step S610-75)
The
(ステップS610-77)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において、図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄2表示図柄カウンタに設定されることとなる。
(Step S610-77)
The
(ステップS613)
メインCPU300aは、後述する回数切り管理処理を実行する。
(Step S613)
The
(ステップS610-81)
メインCPU300aは、上記ステップS610-79で更新されたカウンタ値(高確回数が0になるまでの残り回数)を示す回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-81)
The
(ステップS610-83)
メインCPU300aは、特別図柄の変動表示の開始時の遊技状態を示す遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-83)
The
(ステップS610-85)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162のいずれにおいても、図柄の変動表示および停止表示中でない場合に、所定の客待ち処理を実行し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S610-85)
The
図37は、上記の特別図柄当たり判定処理(S611)を説明するフローチャートである。 FIG. 37 is a flowchart illustrating the above special symbol hit determination process (S611).
(ステップS611-1)
メインCPU300aは、特別図柄確率状態フラグをロードする。
(Step S611-1)
The
(ステップS611-3)
メインCPU300aは、設定値バッファの登録設定値をロードする。
(Step S611-3)
The
(ステップS611-5)
メインCPU300aは、上記ステップS611-3でロードした登録設定値が正常範囲内の値であるかを判定する。その結果、正常範囲内の値であると判定した場合にはステップS611-11に処理を移し、正常範囲内の値ではないと判定した場合にはステップS611-7に処理を移す。
(Step S611-5)
The
(ステップS611-7)
メインCPU300aは、遊技機状態フラグに03H(設定異常状態)をセットする。
(Step S611-7)
The
(ステップS611-9)
メインCPU300aは、設定異常状態コマンド(サブコマンド)を送信バッファにセットし、当該特別図柄当たり判定処理を終了する。この設定異常状態コマンドが副制御基板330に送信されると、設定異常である旨の報知がなされる。
(Step S611-9)
The
(ステップS611-11)
メインCPU300aは、上記ステップS611-1およびステップS611-3でロードした情報に対応する大当たり決定乱数判定テーブルを参照し、大当たりまたは小当たりと判定する際の下限値および上限値をそれぞれセットする。
(Step S611-11)
The
(ステップS611-13)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数と、上記の下限値および上限値とを比較し、大当たりまたは小当たりの当選有無を判定する判定処理(大役抽選)を行う。
(Step S611-13)
The
(ステップS611-15)
メインCPU300aは、上記ステップS611-13の判定処理の結果を判定情報としてセットし、当該特別図柄当たり判定処理を終了する。
(Step S611-15)
The
図38は、主制御基板300における特別図柄変動番号決定処理(ステップS612)を説明するフローチャートである。 FIG. 38 is a flowchart illustrating the special symbol variation number determination process (step S612) in the main control board 300.
(ステップS612-1)
メインCPU300aは、上記ステップS610でセーブされた特別図柄判定データ(特別図柄の種別)をロードする。
(Step S612-1)
The
(ステップS612-3)
メインCPU300aは、現在設定されている遊技状態を確認し、普通遊技状態が非時短遊技状態であるかを判定する。その結果、普通遊技状態が非時短遊技状態であると判定した場合にはステップS612-5に処理を移し、非時短遊技状態ではないと判定した場合にはステップS612-9に処理を移す。
(Step S612-3)
The
(ステップS612-5)
メインCPU300aは、現在設定されている遊技状態を確認し、特別遊技状態が低確率遊技状態であるかを判定する。その結果、特別遊技状態が低確率遊技状態であると判定した場合にはステップS612-7に処理を移し、低確率遊技状態ではないと判定した場合にはステップS612-9に処理を移す。
(Step S612-5)
The
(ステップS612-7)
メインCPU300aは、変動回数カウンタをインクリメントする。なお、変動回数カウンタは、通常状態における変動回数を計数するカウンタである。詳しい説明は省略するが、変動回数カウンタのカウンタ値は、大役遊技の実行に伴ってリセットされる。
(Step S612-7)
The
(ステップS612-9)
メインCPU300aは、変動パターン選択状態フラグ、変動回数カウンタのカウンタ値、現在の遊技状態、保留種別、決定された特別図柄の種別に基づいて、対応する変動パターン乱数判定テーブルを選択、セットする変動パターン乱数判定テーブル選択処理を実行する。なお、ここでは、通常状態における1回目の図柄の変動表示の開始時に、上記した特殊Aテーブルまたは特殊Bテーブルが選択され、変動時間が10秒に決定される。
(Step S612-9)
The
(ステップS612-11)
メインCPU300aは、上記ステップS612-11でセットした変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS610-9またはステップS610-55で第0記憶部に転送した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を決定する。
(Step S612-11)
The
(ステップS612-13)
メインCPU300aは、上記ステップS612-11で決定した変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドを送信バッファにセットし、当該特別図柄変動番号決定処理を終了する。
(Step S612-13)
The
図39は、主制御基板300における回数切り管理処理(ステップS613)を説明するフローチャートである。 FIG. 39 is a flowchart illustrating the number cut management process (step S613) in the main control board 300.
(ステップS613-1)
メインCPU300aは、時短回数、すなわち、時短回数切りカウンタのカウンタ値が0よりも大きいかを判定する。その結果、時短回数が0よりも大きいと判定した場合にはステップS613-3に処理を移し、時短回数が0であると判定した場合には、当該回数切り管理処理を終了する。
(Step S613-1)
The
(ステップS613-3)
メインCPU300aは、時短回数切りカウンタをデクリメントする。
(Step S613-3)
The
(ステップS613-5)
メインCPU300aは、上記ステップS613-3において、カウンタ値(時短回数)が0に更新されたかを判定する。その結果、時短回数が0であると判定した場合にはステップS613-7に処理を移し、時短回数は0ではないと判定した場合には当該回数切り管理処理を終了する。
(Step S613-5)
The
(ステップS613-7)
メインCPU300aは、普通遊技状態を非時短遊技状態に設定するべく、時短状態フラグの設定を行う。これにより、普通遊技状態が時短遊技状態に設定された後、変動回数が時短回数(ここでは50回または100回)に到達したときの変動開始時に、普通遊技状態が非時短遊技状態に変更されることとなる。
(Step S613-7)
The
(ステップS613-9)
メインCPU300aは、時短終了フラグをオンして、当該回数切り管理処理を終了する。
(Step S613-9)
The
図40は、主制御基板300における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。 FIG. 40 is a flowchart illustrating the special symbol variation process in the main control board 300.
(ステップS620-1)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「00H」をセットする。なお、処理対象識別値というのは、以下の各処理を実行する際に、特1保留にかかる処理を実行するのか、特2保留にかかる処理を実行するのかを識別するためのものであり、処理対象識別値として「00H」がセットされている場合には、特1保留にかかる処理が実行され、処理対象識別値として「01H」がセットされている場合には、特2保留にかかる処理が実行される。なお、特別図柄変動中処理および特別図柄停止図柄表示処理の説明で登場する各種のカウンタやタイマには、特1保留用と特2保留用とが設けられており、以下のステップS620-5~ステップS620-23の処理では、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値に対応する処理対象(カウンタやタイマ等)についてなされるものである。
(Step S620-1)
The
(ステップS620-3)
メインCPU300aは、処理対象の保留が第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162において変動表示中であるかを判定する。その結果、変動表示中であれば、ステップS620-5に処理を移し、変動表示中でなければ、ステップS620-25に処理を移す。
(Step S620-3)
The
(ステップS620-5)
メインCPU300aは、特別図柄変動ベースカウンタを更新する処理を実行する。なお、特別図柄変動ベースカウンタは、所定周期(例えば100ms)で1周するようにカウンタ値が設定される。具体的には、特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であった場合には、所定のカウンタ値(例えば25)がセットされ、カウンタ値が「1」以上であった場合には、現在のカウンタ値から「1」減算した値にカウンタ値を更新する。
(Step S620-5)
The
(ステップS620-7)
メインCPU300aは、上記ステップS620-5で更新した特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であった場合にはステップS620-9に処理を移し、カウンタ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-13に処理を移す。
(Step S620-7)
The
(ステップS620-9)
メインCPU300aは、上記ステップS610-27またはステップS610-73で設定された特別図柄変動タイマのタイマ値を所定値減算する特別図柄変動タイマ更新処理を行う。
(Step S620-9)
The
(ステップS620-11)
メインCPU300aは、上記ステップS620-9で更新した特別図柄変動タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS620-19に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-13に処理を移す。
(Step S620-11)
The
(ステップS620-13)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントの点灯時間を計時する特別図柄表示タイマを更新する。具体的には、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S620-13)
The
(ステップS620-15)
メインCPU300aは、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS620-17に処理を移し、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合にはステップS620-25に処理を移す。
(Step S620-15)
The
(ステップS620-17)
メインCPU300aは、更新対象の特別図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新し、ステップS620-25に処理を移す。これにより、7セグを構成する各セグメントが、所定時間おきに順次点灯することとなる。
(Step S620-17)
The
(ステップS620-19)
メインCPU300aは、対象の特別図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS610-25またはS610-71で決定した特別図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示されることとなる。
(Step S620-19)
The
(ステップS620-21)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示されたことを示す特図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S620-21)
The
(ステップS620-23)
メインCPU300aは、特別図柄を停止表示する時間である特別図柄変動停止時間を特別遊技タイマにセットする。
(Step S620-23)
The
(ステップS620-25)
メインCPU300aは、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値が最大(01H)であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が最大であると判定した場合には当該特別図柄変動中処理を終了し、処理対象識別値は最大ではないと判定した場合にはステップS620-27に処理を移す。
(Step S620-25)
The
(ステップS620-27)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「01H」をセットし、ステップS620-3に処理を移す。
(Step S620-27)
The
図41は、主制御基板300における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。 FIG. 41 is a flowchart illustrating the special symbol stop symbol display process in the main control board 300.
(ステップS630-1)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「00H」をセットする。
(Step S630-1)
The
(ステップS630-3)
メインCPU300aは、メインRAM300cにセットされた処理対象識別値に対応する保留種別にかかる特別図柄が、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示中であるかを判定する。その結果、停止表示中であると判定した場合にはステップS630-5に処理を移し、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS630-27に処理を移す。
(Step S630-3)
The
(ステップS630-5)
メインCPU300aは、上記ステップS620-23でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS630-27に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS630-7に処理を移す。
(Step S630-5)
The
(ステップS630-7)
メインCPU300aは、大役抽選の結果を確認する。
(Step S630-7)
The
(ステップS630-9)
メインCPU300aは、特別図柄が確定したときの遊技状態を示す特図確定時遊技状態確認指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-9)
The
(ステップS630-11)
メインCPU300aは、大役抽選の結果がハズレであるかを判定する。その結果、ハズレであると判定した場合にはステップS630-27に処理を移し、ハズレではないと判定した場合にはステップS630-13に処理を移す。
(Step S630-11)
The
(ステップS630-13)
メインCPU300aは、変動表示中の特別図柄があるかを判定する。その結果、変動表示中の特別図柄があると判定した場合にはステップS631に処理を移し、変動表示中の特別図柄はないと判定した場合にはステップS630-15に処理を移す。
(Step S630-13)
The
(ステップS631)
メインCPU300aは、図柄強制停止処理を実行する。この図柄強制停止処理については、図42を用いて後述する。
(Step S631)
The
(ステップS630-15)
メインCPU300aは、遊技状態を更新する遊技状態更新処理を行う。ここでは、停止表示中の特別図柄が大当たり図柄である場合に遊技状態を初期状態に設定し、停止表示中の特別図柄が小当たり図柄である場合には、そのまま次の処理に移る。
(Step S630-15)
The
(ステップS630-17)
メインCPU300aは、確定した特別図柄の種別に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
(Step S630-17)
The
(ステップS630-19)
メインCPU300aは、特別電動役物最大作動回数設定処理を行う。具体的には、上記ステップS630-17でセットしたデータを参照し、特別電動役物最大作動回数カウンタに、カウンタ値として所定数(特別図柄の種別に対応するカウンタ値=ラウンド数)をセットする。なお、この特別電動役物最大作動回数カウンタは、これから開始する大役遊技において実行可能なラウンド数を示すものである。一方、メインRAM300cには、特別電動役物連続作動回数カウンタが設けられており、各ラウンド遊技の開始時に、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を「1」加算することで、現在のラウンド遊技数が管理される。ここでは、大役遊技の開始に伴って、この特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値をリセット(「0」に更新)する処理が併せて実行される。
(Step S630-19)
The
(ステップS630-21)
メインCPU300aは、上記ステップS630-17でセットしたデータを参照し、特別遊技タイマに、タイマ値として所定のオープニング時間をセーブする。
(Step S630-21)
The
(ステップS630-23)
メインCPU300aは、大役遊技の開始を副制御基板330に伝達するためのオープニング指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-23)
The
(ステップS630-25)
メインCPU300aは、大役遊技を開始する場合には特別遊技管理フェーズを「01H」に更新し、小当たり遊技を開始する場合には特別遊技管理フェーズを「05H」に更新する。
(Step S630-25)
The
(ステップS630-27)
メインCPU300aは、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値が最大(01H)であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が最大であると判定した場合には当該特別図柄停止図柄表示処理を終了し、処理対象識別値は最大ではないと判定した場合にはステップS630-29に処理を移す。
(Step S630-27)
The
(ステップS630-29)
メインCPU300aは、処理対象識別値に01Hを加算し、ステップS630-3に処理を移す。
(Step S630-29)
The
図42は、主制御基板300における図柄強制停止処理(ステップS631)を説明するフローチャートである。 FIG. 42 is a flowchart illustrating the pattern forced stop processing (step S631) in the main control board 300.
(ステップS631-1)
メインCPU300aは、停止表示中(当該)の特別図柄が小当たり図柄であるかを判定する。その結果、小当たり図柄であると判定した場合にはステップS631-3に処理を移し、小当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS631-11に処理を移す。
(Step S631-1)
The
(ステップS631-3)
メインCPU300aは、処理対象識別値が00Hであるか、つまり、小当たり図柄が停止表示されたのが、第1特別図柄表示器160であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が00Hであると判定した場合にはステップS631-11に処理を移し、処理対象識別値は00Hではないと判定した場合にはステップS631-5に処理を移す。
(Step S631-3)
The
(ステップS631-5)
メインCPU300aは、変動表示中(他方)の特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS631-11に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS631-7に処理を移す。
(Step S631-5)
The
(ステップS631-7)
メインCPU300aは、中断中フラグをオンする。
(Step S631-7)
The
(ステップS631-9)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示を中断する変動中断処理を実行し、当該図柄強制停止処理を終了する。ここでは、変動時間の残り時間や、特別図柄にかかる情報を一時的に所定の記憶領域に退避させる処理を行う。
(Step S631-9)
The
(ステップS631-11)
メインCPU300aは、図柄が変動表示されている第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162にハズレ図柄を強制停止させる処理を行い、当該図柄強制停止処理を終了する。
(Step S631-11)
The
上記の処理により、第1特別図柄表示器160に小当たり図柄が停止表示された場合には、第2特別図柄表示器162にハズレ図柄が強制停止表示される。また、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示された場合、大当たり図柄が第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される変動表示中であれば、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄が強制停止表示される。一方、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示された場合、小当たり図柄またはハズレ図柄が第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される変動表示中であれば、第1特別図柄表示器160における変動表示が一時的に中断されることとなる。
As a result of the above processing, when the small winning symbol is stopped and displayed on the first
図43は、主制御基板300における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放前処理は、特別遊技管理フェーズが「01H」、「05H」であった場合に実行される。 FIG. 43 is a flowchart illustrating the pre-processing for opening the big winning hole in the main control board 300. This big prize opening pre-opening process is executed when the special game management phase is "01H" or "05H".
(ステップS640-1)
メインCPU300aは、上記ステップS630-21等でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS640-3に処理を移す。
(Step S640-1)
The
(ステップS640-3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S640-3)
The
(ステップS640-5)
メインCPU300aは、大入賞口の開放開始(ラウンド遊技の開始)を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S640-5)
The
(ステップS641)
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。この大入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S641)
The
(ステップS640-7)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズが01Hであるか、すなわち、大役遊技中であるかを判定する。その結果、特別遊技管理フェーズが01Hであると判定した場合にはステップS640-9に処理を移し、特別遊技管理フェーズは01Hではないと判定した場合にはステップS640-13に処理を移す。
(Step S640-7)
The
(ステップS640-9)
メインCPU300aは、1回目のラウンド遊技の開始であるかを判定する。その結果、1回目のラウンド遊技の開始であると判定した場合にはステップS640-11に処理を移し、1回目のラウンド遊技の開始ではないと判定した場合にはステップS640-13に処理を移す。
(Step S640-9)
The
(ステップS640-11)
メインCPU300aは、有効期間フラグをオンする。なお、詳しい説明は省略するが、有効期間フラグは、大役遊技の1回目のラウンド遊技の終了後、所定時間が経過したところでオフされる。
(Step S640-11)
The
(ステップS640-13)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「02H」または「06H」)に更新し、当該大入賞口開放前処理を終了する。
(Step S640-13)
The
図44は、主制御基板300における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。 FIG. 44 is a flowchart illustrating the big winning opening opening/closing switching process in the main control board 300.
(ステップS641-1)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数(1回のラウンド遊技中における大入賞口の開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641-3に処理を移す。
(Step S641-1)
The
(ステップS641-3)
メインCPU300aは、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータを参照し、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、大入賞口ソレノイド128cを通電制御するためのソレノイド制御データ、および、通電時間もしくは通電停止時間であるタイマデータを抽出する。
(Step S641-3)
The
(ステップS641-5)
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始するか、もしくは、通電を停止するための大入賞口ソレノイド通電制御処理を実行する。この大入賞口ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-23およびステップS400-25において、大入賞口ソレノイド128cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S641-5)
Based on the solenoid control data extracted in step S641-3 above, the
(ステップS641-7)
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、特別遊技タイマにセーブする。なお、ここで特別遊技タイマにセーブされるタイマ値は、大入賞口128の1回の最大開放時間となる。
(Step S641-7)
The
(ステップS641-9)
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS641-5において、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS641-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-9)
The
(ステップS641-11)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-11)
The
図45は、主制御基板300における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放制御処理は、特別遊技管理フェーズが「02H」、「06H」であった場合に実行される。 FIG. 45 is a flowchart illustrating the big winning opening control process in the main control board 300. This big prize opening control process is executed when the special game management phase is "02H" or "06H".
(ステップS650-1)
メインCPU300aは、上記ステップS641-7でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS650-5に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS650-3に処理を移す。
(Step S650-1)
The
(ステップS650-3)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS650-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641に処理を移す。
(Step S650-3)
The
(ステップS641)
上記ステップS650-3において、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS641の処理を実行する。
(Step S641)
In step S650-3 above, if it is determined that the counter value of the special electric accessory opening/closing switching frequency counter is not the upper limit of the number of switching times of special electric accessory opening/closing, the
(ステップS650-5)
メインCPU300aは、上記ステップS500-9で更新された大入賞口入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、大入賞口128に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該大入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS650-7に処理を移す。
(Step S650-5)
The
(ステップS650-7)
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して大入賞口128を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、大入賞口128は閉鎖状態となる。
(Step S650-7)
The
(ステップS650-9)
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間(インターバル時間)を特別遊技タイマにセーブする。
(Step S650-9)
The
(ステップS650-11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「03H」または「07H」)に更新する。
(Step S650-11)
The
(ステップS650-13)
メインCPU300aは、大入賞口128が閉鎖されたことを示す大入賞口閉鎖指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S650-13)
The
図46は、主制御基板300における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この大入賞口閉鎖有効処理は、特別遊技管理フェーズが「03H」、「07H」であった場合に実行される。 FIG. 46 is a flowchart illustrating the big winning opening closing effective process in the main control board 300. This big winning opening closing effective process is executed when the special game management phase is "03H" or "07H".
(ステップS660-1)
メインCPU300aは、上記ステップS650-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS660-3に処理を移す。
(Step S660-1)
The
(ステップS660-3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致するか、すなわち、予め設定された回数のラウンド遊技が終了したかを判定する。その結果、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致すると判定した場合にはステップS660-9に処理を移し、一致しないと判定した場合にはステップS660-5に処理を移す。
(Step S660-3)
The
(ステップS660-5)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「01H」に更新する。なお、特別遊技管理フェーズが07Hである場合、すなわち、小当たり遊技の制御中は、小当たり遊技のラウンド遊技回数が「1」であることから、上記ステップS660-3で必ずYESと判定され、当該ステップに処理が移行することはない。
(Step S660-5)
The
(ステップS660-7)
メインCPU300aは、所定の大入賞口閉鎖時間を特別遊技タイマにセーブし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。これにより、次のラウンド遊技が開始されることとなる。
(Step S660-7)
The
(ステップS660-9)
メインCPU300aは、エンディング時間を特別遊技タイマにセーブするエンディング時間設定処理を実行する。
(Step S660-9)
The
(ステップS660-11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「04H」または「08H」)に更新する。
(Step S660-11)
The
(ステップS660-13)
メインCPU300aは、エンディングの開始を示すエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S660-13)
The
図47は、主制御基板300における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この大入賞口終了ウェイト処理は、特別遊技管理フェーズが「04H」、「08H」であった場合に実行される。 FIG. 47 is a flowchart illustrating the big winning opening end wait process in the main control board 300. This big winning opening end wait process is executed when the special game management phase is "04H" or "08H".
(ステップS670-1)
メインCPU300aは、上記ステップS660-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS670-3に処理を移す。
(Step S670-1)
The
(ステップS670-3)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズが「04H」であるか、すなわち、大役遊技の終了であるかを判定する。その結果、特別遊技管理フェーズが「04H」であると判定した場合にはステップS670-5に処理を移し、特別遊技管理フェーズは「04H」ではないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。
(Step S670-3)
The
(ステップS670-5)
メインCPU300aは、特定領域進入フラグがオンしているかを判定する。その結果、特定領域進入フラグがオンしていなければステップS670-7に処理を移し、特定領域進入フラグがオンしていればステップS670-9に処理を移す。
(Step S670-5)
The
(ステップS670-7)
メインCPU300aは、遊技状態を低確率遊技状態に設定する。
(Step S670-7)
The
(ステップS670-9)
メインCPU300aは、リミッタ残回数(リミッタカウンタのカウンタ値)が0よりも大きいかを判定する。その結果、リミッタ残回数が0よりも大きければステップS670-13に処理を移し、リミッタ残回数が0であればステップS670-11に処理を移す。
(Step S670-9)
The
(ステップS670-11)
メインCPU300aは、リミッタ残回数として、リミッタカウンタに4をセットする。
(Step S670-11)
The
(ステップS670-13)
メインCPU300aは、リミッタ残回数(リミッタカウンタのカウンタ値)をデクリメントする。
(Step S670-13)
The
(ステップS670-15)
メインCPU300aは、上記ステップS670-13で更新したリミッタ残回数が0であるかを判定する。その結果、リミッタ残回数が0であると判定した場合にはステップS670-7に処理を移し、リミッタ残回数は0ではないと判定した場合にはステップS670-17に処理を移す。
(Step S670-15)
The
(ステップS670-17)
メインCPU300aは、遊技状態を高確率遊技状態に設定する。
(Step S670-17)
The
(ステップS670-19)
メインCPU300aは、特定領域進入フラグのオンオフ状況、リミッタ残回数、大当たり図柄の種別に基づき、普通遊技状態を設定する。
(Step S670-19)
The
(ステップS670-21)
メインCPU300aは、特定領域進入フラグをオフする。
(Step S670-21)
The
(ステップS670-23)
メインCPU300aは、大役遊技の終了後に設定される遊技状態を伝達するための遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-23)
The
(ステップS670-25)
メインCPU300aは、時短回数に対応する回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-25)
The
(ステップS670-27)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S670-27)
The
図48は、普通遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、ゲート124への遊技球の通過もしくは普図作動口125への遊技球の入球を契機とする普通遊技に係る処理が、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした普通遊技に係る各処理を普通遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 48 is a diagram illustrating the normal game management phase. As already explained, in this embodiment, the process related to the normal game triggered by the passage of the game ball to the
図48に示すように、メインROM300bには、普通遊技を実行制御するための複数の普通遊技制御モジュールが格納されており、これら普通遊技制御モジュールごとに、普通遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、普通遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「普通図柄変動待ち処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「01H」である場合には、「普通図柄変動中処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「02H」である場合には、「普通図柄停止図柄表示処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「03H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「04H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「05H」である場合には、「普通電動役物入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「06H」である場合には、「普通電動役物入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 48, the
図49は、主制御基板300における普通遊技管理処理(ステップS700)を説明するフローチャートである。 FIG. 49 is a flowchart illustrating the normal game management process (step S700) in the main control board 300.
(ステップS700-1)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
(Step S700-1)
The
(ステップS700-3)
メインCPU300aは、上記ステップS700-1でロードした普通遊技管理フェーズに対応する普通遊技制御モジュールを選択する。
(Step S700-3)
The
(ステップS700-5)
メインCPU300aは、上記ステップS700-3で選択した普通遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S700-5)
The
(ステップS700-7)
メインCPU300aは、普通遊技の制御時間を管理する普通遊技タイマをロードする。
(Step S700-7)
The
図50は、主制御基板300における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動待ち処理は、普通遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。 FIG. 50 is a flowchart illustrating the normal symbol change waiting process in the main control board 300. This normal symbol change waiting process is executed when the normal game management phase is "00H".
(ステップS710-1)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値をロードし、カウンタ値が「0」であるか、すなわち、普図保留が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であると判定した場合には当該普通図柄変動待ち処理を終了し、カウンタ値は「0」ではないと判定した場合にはステップS710-3に処理を移す。
(Step S710-1)
The
(ステップS710-3)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留(当たり決定乱数)を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている普図保留を、第0記憶部に転送する。なお、この普通図柄記憶エリアシフト処理においては、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、普図保留が「1」減算したことを示す、普図保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-3)
The
(ステップS710-5)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり決定乱数をロードし、現在の遊技状態に対応する当たり決定乱数判定テーブルを選択して普図抽選を行い、その抽選結果を記憶する普通図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S710-5)
The
(ステップS710-7)
メインCPU300aは、上記ステップS710-5の普図抽選の結果に対応する普通図柄停止図柄番号をセーブする。なお、本実施形態では、普通図柄表示器168は1つのLEDランプで構成されており、当たりの場合には普通図柄表示器168を点灯させ、ハズレの場合には普通図柄表示器168を消灯させる。ここで決定する普通図柄停止図柄番号は、最終的に普通図柄表示器168を点灯するか否かを示すものであり、例えば、当たりに当選した場合には、普通図柄停止図柄番号として「0」が決定され、ハズレの場合には、普通図柄停止図柄番号として「1」が決定される。
(Step S710-7)
The
(ステップS710-9)
メインCPU300aは、現在の遊技状態を確認し、対応する普通図柄変動時間データテーブルを選択してセットする。
(Step S710-9)
The
(ステップS710-11)
メインCPU300aは、上記ステップS710-3で第0記憶部に転送した当たり決定乱数と、上記ステップS710-9でセットした普通図柄変動時間データテーブルとに基づいて、普通図柄変動時間を決定する。
(Step S710-11)
The
(ステップS710-13)
メインCPU300aは、上記ステップS710-11で決定した普通図柄変動時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S710-13)
The
(ステップS710-15)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168において、普通図柄の変動表示を開始するために、普通図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。この普通図柄表示図柄カウンタに、カウンタ値として例えば「0」が設定されている場合には普通図柄表示器168が点灯制御され、カウンタ値として「1」が設定されている場合には普通図柄表示器168が消灯制御される。ここでは、普通図柄の変動表示の開始時に所定のカウンタ値が普通図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。
(Step S710-15)
The
(ステップS710-17)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-17)
The
(ステップS710-19)
メインCPU300aは、上記ステップS710-7で決定された普通図柄停止図柄番号、すなわち、普通図柄当たり判定処理によって決定された図柄種別(当たり図柄またはハズレ図柄)に基づいて、普通図柄指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-19)
The
(ステップS710-21)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該普通図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S710-21)
The
図51は、主制御基板300における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動中処理は、普通遊技管理フェーズが「01H」であった場合に実行される。 FIG. 51 is a flowchart illustrating the process during normal symbol variation in the main control board 300. This normal symbol variation process is executed when the normal game management phase is "01H".
(ステップS720-1)
メインCPU300aは、上記ステップS710-13でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS720-9に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS720-3に処理を移す。
(Step S720-1)
The
(ステップS720-3)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168の点灯時間および消灯時間を計時する普通図柄表示タイマを更新する。具体的には、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S720-3)
The
(ステップS720-5)
メインCPU300aは、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS720-7に処理を移し、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-5)
The
(ステップS720-7)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新する。ここでは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値が、普通図柄表示器168の消灯を示すカウンタ値であった場合には点灯を示すカウンタ値に更新し、普通図柄表示器168の点灯を示すカウンタ値であった場合には消灯を示すカウンタ値に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。これにより、普通図柄表示器168は、普通図柄変動時間に亘って、所定時間おきに点灯、消灯を繰り返す(点滅する)こととなる。
(Step S720-7)
The
(ステップS720-9)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS710-7で決定した普通図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、普通図柄表示器168が最終的に点灯もしくは消灯制御され、普図抽選の結果が報知されることとなる。
(Step S720-9)
The
(ステップS720-11)
メインCPU300aは、普通図柄を停止表示する時間である普通図柄変動停止時間を普通遊技タイマにセットする。
(Step S720-11)
The
(ステップS720-13)
メインCPU300aは、普通図柄の停止表示が開始されたことを示す普図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S720-13)
The
(ステップS720-15)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「02H」に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-15)
The
図52は、主制御基板300における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。この普通図柄停止図柄表示処理は、普通遊技管理フェーズが「02H」であった場合に実行される。 FIG. 52 is a flowchart illustrating the normal symbol stop symbol display process in the main control board 300. This normal symbol stop symbol display process is executed when the normal game management phase is "02H".
(ステップS730-1)
メインCPU300aは、上記ステップS720-11でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通図柄停止図柄表示処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS730-3に処理を移す。
(Step S730-1)
The
(ステップS730-3)
メインCPU300aは、普図抽選の結果を確認する。
(Step S730-3)
The
(ステップS730-5)
メインCPU300aは、普図抽選の結果が当たりであるかを判定する。その結果、当たりであると判定した場合にはステップS730-9に処理を移し、当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS730-7に処理を移す。
(Step S730-5)
The
(ステップS730-7)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の普図保留に基づく普通遊技管理処理が終了し、普図保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく普通図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
(Step S730-7)
The
(ステップS730-9)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通遊技タイマに、タイマ値として普電開放前時間をセーブする。
(Step S730-9)
The
(ステップS730-11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「03H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、第1可変始動口120Bの開閉制御が開始されることとなる。
(Step S730-11)
The
図53は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放前処理は、普通遊技管理フェーズが「03H」であった場合に実行される。 FIG. 53 is a flowchart illustrating the normal electric accessory prize opening pre-opening process in the main control board 300. This normal electric accessory prize opening pre-opening process is executed when the normal game management phase is "03H".
(ステップS740-1)
メインCPU300aは、上記ステップS730-9でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S740-1)
The
(ステップS741)
メインCPU300aは、普通電動役物入賞口開閉切替処理を実行する。この普通電動役物入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S741)
The
(ステップS740-3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「04H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了する。
(Step S740-3)
The
図54は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。 FIG. 54 is a flowchart illustrating the normal electric accessory prize opening opening/closing switching process in the main control board 300.
(ステップS741-1)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数(1回の開閉制御中における第1可変始動口120Bの可動片120bの開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741-3に処理を移す。
(Step S741-1)
The
(ステップS741-3)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、普通電動役物ソレノイド120cを通電制御するためのソレノイド制御データ(通電制御データまたは通電停止制御データ)、および、普通電動役物ソレノイド120cの通電時間(ソレノイド通電時間)もしくは通電停止時間(普電閉鎖有効時間=休止時間)であるタイマデータを抽出する。
(Step S741-3)
The
(ステップS741-5)
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、普通電動役物ソレノイド120cの通電を開始するか、もしくは、普通電動役物ソレノイド120cの通電を停止するための普通電動役物ソレノイド通電制御処理を実行する。この普通電動役物ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-23およびステップS400-25において、普通電動役物ソレノイド120cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S741-5)
Based on the solenoid control data extracted in step S741-3, the
(ステップS741-7)
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、普通遊技タイマにセーブする。なお、ここで普通遊技タイマにセーブされるタイマ値は、第1可変始動口120Bの1回の最大開放時間となる。
(Step S741-7)
The
(ステップS741-9)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS741-5において、普通電動役物ソレノイド120cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS741-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S741-9)
The
(ステップS741-11)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S741-11)
The
図55は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放制御処理は、普通遊技管理フェーズが「04H」であった場合に実行される。 FIG. 55 is a flowchart illustrating the normal electric accessory prize opening control process in the main control board 300. This normal electric accessory prize opening control process is executed when the normal game management phase is "04H".
(ステップS750-1)
メインCPU300aは、上記ステップS741-7でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS750-5に処理を移し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS750-3に処理を移す。
(Step S750-1)
The
(ステップS750-3)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS750-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S750-3)
The
(ステップS741)
上記ステップS750-3において、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS741の処理を実行する。
(Step S741)
In step S750-3 above, if it is determined that the counter value of the normal electric accessory opening/closing switching frequency counter is not the upper limit value of the normal electric accessory opening/closing switching frequency, the
(ステップS750-5)
メインCPU300aは、上記ステップS530-9で更新された普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、第1可変始動口120Bに、1回の開閉制御中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS750-7に処理を移す。
(Step S750-5)
The
(ステップS750-7)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120cの通電を停止して第1可変始動口120Bを閉鎖するために必要な普通電動役物閉鎖処理を実行する。これにより、第1可変始動口120Bが閉鎖状態となる。
(Step S750-7)
The
(ステップS750-9)
メインCPU300aは、普電有効状態時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S750-9)
The
(ステップS750-11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「05H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S750-11)
The
図56は、主制御基板300における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口閉鎖有効処理は、普通遊技管理フェーズが「05H」であった場合に実行される。 FIG. 56 is a flowchart illustrating the normal electric accessory prize opening closing validating process in the main control board 300. This normal electric accessory prize opening effective processing is executed when the normal game management phase is "05H".
(ステップS760-1)
メインCPU300aは、上記ステップS750-9でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS760-3に処理を移す。
(Step S760-1)
The
(ステップS760-3)
メインCPU300aは、普電終了ウェイト時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S760-3)
The
(ステップS760-5)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「06H」に更新し、当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S760-5)
The
図57は、主制御基板300における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口終了ウェイト処理は、普通遊技管理フェーズが「06H」であった場合に実行される。 FIG. 57 is a flowchart illustrating the normal electric accessory winning hole end wait process in the main control board 300. This normal electric accessory winning hole end wait process is executed when the normal game management phase is "06H".
(ステップS770-1)
メインCPU300aは、上記ステップS760-3でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS770-3に処理を移す。
(Step S770-1)
The
(ステップS770-3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、普図保留が記憶されている場合には、普通図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S770-3)
The
次に、副制御基板330において実行、制御される演出について説明する。上記の遊技中は、遊技状態に応じてさまざまな演出が実行される。ここでは、一例として、通常状態および最優位状態において、適切に遊技が行われている場合に実行される演出を説明する。
Next, the effects executed and controlled by the
図58は、通常状態における演出の一例を説明する図である。通常状態は、実質変動対象が特1保留に設定されており、特1保留に基づく大役抽選の結果が変動演出によって報知される。変動演出は、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示の開始に伴って実行され、第1特別図柄表示器160における特別図柄の停止表示に伴って終了する。
FIG. 58 is a diagram illustrating an example of presentation in a normal state. In the normal state, the actual variable target is set to special 1 pending, and the result of the big winning lottery based on special 1 pending is announced by a variable effect. The fluctuating performance is executed with the start of the fluctuating display of the symbols on the first
図58(a)に示すように、変動演出においては、最終的に、演出表示部200aに3つの演出図柄210a、210b、210cが停止表示され、これら3つの演出図柄210a、210b、210cの組み合わせにより、大役抽選の結果が遊技者に報知される。変動演出が開始されると、図58(b)に示すように、演出図柄210a、210b、210cがスクロール表示を開始し、所定時間が経過すると、図58(a)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。
As shown in FIG. 58(a), in the variable performance, three
通常状態において大当たりに当選し、大当たり図柄が特別図柄Aであった場合、演出表示部200aには、同一の偶数の数字が記された演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。また、通常状態において大当たりに当選し、大当たり図柄が特別図柄B、Cであった場合、演出表示部200aには、同一の奇数の数字が記された演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。ただし、大当たり図柄が特別図柄Cであった場合、「7」の数字が記された演出図柄210a、210b、210cが停止表示され、大当たり図柄が特別図柄Bであった場合、「7」以外の奇数の数字が記された演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。
When a jackpot is won in the normal state and the jackpot symbol is the special symbol A,
また、通常状態においては、上記の変動演出と同時並行して保留表示演出が実行される。通常状態では、演出表示部200aの下部に、当該保留表示領域212、第1保留表示領域214a、第2保留表示領域214b、第3保留表示領域214c、第4保留表示領域214dが設けられる。当該保留表示領域212は、主制御基板300における処理領域(第0記憶部)に対応しており、第1保留表示領域214a~第4保留表示領域214dは、それぞれ、主制御基板300における第1特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に対応している。なお、以下では、当該保留表示領域212および第1保留表示領域214a~第4保留表示領域214dを総称して、単に保留表示領域と呼ぶ。
Further, in the normal state, a hold display effect is executed simultaneously and in parallel with the above-described variable effect. In the normal state, the
例えば、第1特別図柄表示器160に特別図柄が停止表示されたときに、メインRAM300cに2つの特1保留が記憶されている場合、図58(a)に示すように、当該保留表示領域212、第1保留表示領域214a、第2保留表示領域214bに保留画像(図中〇で示す)が表示される。なお、詳しい説明は省略するが、保留画像の表示形態は、複数種類設けられており、記憶されている保留の信頼度に応じて、さまざまな表示形態で保留画像が表示される。
For example, when a special symbol is stopped and displayed on the first
その後、主制御基板300において特1保留が読み出された大役抽選が行われると、当該保留表示領域212に表示されていた保留画像が消去されるとともに、第1保留表示領域214aに表示されていた保留画像が、当該保留表示領域212にシフト表示される。このとき、第2保留表示領域214bから第4保留表示領域214dに表示されている保留画像は、それぞれ第1保留表示領域214aから第3保留表示領域214cにシフト表示される。
Thereafter, when a big winning lottery is held in which special 1 pending is read out on the main control board 300, the pending image displayed in the pending
このように、保留表示演出では、特1保留と同数の保留画像が保留表示領域に表示され、現在記憶されている特1保留数が遊技者に報知されることとなる。また、保留表示演出では、保留画像の表示形態により、各特1保留の大当たりの信頼度が示唆されることとなる。 In this way, in the hold display effect, the same number of hold images as the special 1 hold are displayed in the hold display area, and the currently stored special 1 hold number is notified to the player. In addition, in the hold display effect, the reliability of the jackpot for each special 1 hold is suggested by the display form of the hold image.
図59は、最優位状態における演出の一例を説明する図である。図59(a)に示すように、最優位状態では、所定の背景画像が演出表示部200aに表示される。上記したように、最優位状態は、特2保留が実質変動対象に設定されており、特2保留に基づく大役抽選が行われた場合には、1秒~8秒の変動時間が決定される。ここで、変動時間が8秒に決定された場合には、継続示唆演出が実行される。継続示唆演出では、例えば、図59(b)に示すように、演出表示部200aが「継続」と記された領域と、「終了」と記された領域とに分割される。
FIG. 59 is a diagram illustrating an example of presentation in the most dominant state. As shown in FIG. 59(a), in the most dominant state, a predetermined background image is displayed on the
継続示唆演出は、継続パターンと終了パターンとに大別される。継続パターンの継続示唆演出では、図59(c)に示すように、「継続」と記された領域が、最終的に演出表示部200aの全面に拡がる。この場合、第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示された後、所定の確定時間が経過したところで、継続示唆演出が終了となる。継続パターンの継続示唆演出が終了すると、図59(d)に示すように、最優位状態用の背景画像が演出表示部200aに表示される。
Continuation suggestion effects are roughly divided into continuation patterns and termination patterns. In the continuation suggestion effect of the continuation pattern, as shown in FIG. 59(c), the area labeled "Continue" eventually extends to the entire surface of the
一方、終了パターンの継続示唆演出では、図59(e)に示すように、「終了」と記された領域が、最終的に演出表示部200aの全面に拡がる。終了パターンの継続示唆演出が終了すると、図59(f)に示すように、リザルト待機画面が演出表示部200aに表示される。リザルト待機画面では、専用の背景画像に重畳して、演出表示部200aの右下部に縮小画面220が表示される。この縮小画面220は、通常状態における変動演出中の演出表示部200aの表示画面を縮小したものである。
On the other hand, in the continuation suggestion effect of the end pattern, as shown in FIG. 59(e), the area labeled "End" eventually extends to the entire surface of the
ここで、特2保留に基づく大役抽選の結果が、ハズレまたは小当たりであった場合には、それぞれ所定の確率で変動時間が8秒に決定され得る。つまり、特2保留に基づいてハズレまたは小当たりの当選結果が導出された場合には、所定の確率で継続示唆演出が実行される。ただし、ハズレまたは小当たりの当選結果が導出された場合には、必ず、継続パターンの継続示唆演出が実行される。 Here, if the result of the big winning lottery based on special 2 reservation is a loss or a small win, the variable time can be determined to be 8 seconds with a predetermined probability. That is, when a loss or small winning winning result is derived based on special 2 reservation, the continuation suggestion performance is executed with a predetermined probability. However, if a winning result of a loss or a small win is derived, the continuation suggestion performance of the continuation pattern is always executed.
一方、特2保留に基づく大役抽選の結果が大当たりであった場合、すなわち、大当たり図柄として特別図柄Dが決定された場合には、変動時間が必ず8秒に決定される。つまり、特2保留に基づいて大当たりに当選した場合には、必ず、継続示唆演出が実行される。このとき、リミッタが未作動であれば、継続パターンの継続示唆演出が実行され、リミッタが作動すると、終了パターンの継続示唆演出が実行される。このように、最優位状態が継続する場合には、継続パターンの継続示唆演出が実行され、最優位状態が終了する場合には、終了パターンの継続示唆演出が実行されることとなる。 On the other hand, when the result of the big winning lottery based on special 2 reservation is a jackpot, that is, when the special symbol D is determined as the jackpot symbol, the variable time is always determined to be 8 seconds. In other words, when winning a jackpot based on special 2 reservation, the continuation suggestion performance is always executed. At this time, if the limiter is not activated, a continuation suggestion effect of the continuation pattern is executed, and if the limiter is activated, a continuation suggestion effect of the end pattern is executed. In this way, when the most dominant state continues, the continuation suggestion performance of the continuation pattern is executed, and when the most dominant state ends, the continuation suggestion performance of the end pattern is executed.
なお、特別図柄Dが決定された場合にも、一定の確率で、継続示唆演出が実行されないように設定してもよい。このようにすれば、リミッタが作動するまでの期間がより一層わかりにくくなる。 In addition, even when the special symbol D is determined, it may be set so that the continuation suggestion performance is not performed with a certain probability. In this way, it becomes even more difficult to understand the period until the limiter is activated.
また、最優位状態において、上記の継続示唆演出が実行されない場合には、演出表示部200aに、最優位状態用の背景画像が継続して表示される。そして、小当たり遊技または大役遊技中に大入賞口128に遊技球が入球して賞球が払い出されると、図59(a)に示すように、払い出された賞球数(ここでは15個)が演出表示部200aに表示される。つまり、通常状態では、大役抽選が行われるたびに変動演出が実行され、大役抽選の結果が遊技者に報知されるが、最優位状態では、大役抽選の結果が大々的に遊技者に報知されることはない。
Further, in the case where the above-mentioned continuation suggestion effect is not executed in the most dominant state, the background image for the most dominant state is continuously displayed on the
すなわち、最優位状態では、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示、小当たり遊技、大役遊技といった具合に、遊技の状況が変化しても、一連の演出が継続して実行される。そのため、遊技者は、主制御基板300における遊技の進行状況の変化に気付きにくくなっている。
That is, in the most dominant state, even if the game situation changes, such as the fluctuating display of symbols on the second
また、最優位状態中は、第1報知演出が実行される。第1報知演出は、所謂初当たりから、最優位状態が終了するまでの間に、大入賞口128に遊技球が入球して払い出された賞球の合計数を報知する演出である。第1報知演出では、演出表示部200aの右上部に、賞球の合計数が表示される。この賞球の合計数は、賞球が払い出されるたびに更新される。なお、第1報知演出は、図59に示すように、継続示唆演出中も実行されている。したがって、大役遊技の実行前後の遊技状態が最優位状態である場合、大役遊技の開始前に実行されている第1報知演出が、大役遊技中、ならびに、大役遊技の終了後も継続して実行されることとなる。
Further, during the most dominant state, the first notification effect is executed. The first notification performance is a performance that notifies the total number of prize balls that are paid out after game balls enter the big prize opening 128 from the so-called first hit until the end of the most advantageous state. In the first notification performance, the total number of prize balls is displayed in the upper right corner of the
なお、終了パターンの継続示唆演出は、大役遊技が終了するまで実行されるが、第1報知演出は、第2特別図柄表示器162に大当たり図柄が停止表示されたところで終了となる。つまり、最後の大役遊技中は、第1報知演出が実行されない状態となる。
The continuation suggestion performance of the end pattern is executed until the big prize game ends, but the first notification performance ends when the jackpot symbol is stopped and displayed on the second
図60は、第1報知演出および第2報知演出の実行タイミングを説明する図である。図60において、OPはオープニング処理を示し、Rはラウンド遊技を示し、EDはエンディング処理を示している。また、図60の黒塗り部分は、大役抽選が行われてから、特別図柄の停止表示の確定時間が経過するまでの期間を示している。本実施形態では、最優位状態以外の遊技状態において大当たりに当選し、大役遊技後に最優位状態に設定される場合、図60に示すように、その大役遊技から、賞球の合計数の計数が行われる。この計数は、リミッタが作動して、最終的に最優位状態が終了するまで継続して行われる。 FIG. 60 is a diagram illustrating the execution timing of the first notification effect and the second notification effect. In FIG. 60, OP indicates an opening process, R indicates a round game, and ED indicates an ending process. Furthermore, the black portion in FIG. 60 indicates the period from when the major prize lottery is performed until the fixed time for stopping display of the special symbol has elapsed. In this embodiment, when a jackpot is won in a gaming state other than the most dominant state and the state is set to the most dominant state after a big winning game, the total number of prize balls is counted from that big winning game as shown in FIG. It will be done. This counting continues until the limiter is activated and the most dominant state is finally ended.
また、上記の第1報知演出は、大役遊技のエンディング処理の終了後、最初に最優位状態に設定されるときに開始される。この第1報知演出は、特別図柄Dが停止表示されて実行される大役遊技中も継続して行われる。そして、最優位状態において、リミッタが作動する大当たりに当選すると、特別図柄(大当たり図柄)の停止表示の確定時間が経過したところで、すなわち、最後の大役遊技の開始時に、第1報知演出が終了となる。なお、第1報知演出が終了しても、最後の大役遊技中は、賞球の合計数が計数されている。 Moreover, the above-mentioned first notification performance is started when the most dominant state is first set after the ending process of the big prize game. This first notification performance is continued even during the big winning game which is executed with the special symbol D being stopped and displayed. Then, in the most advantageous state, if you win a jackpot that activates the limiter, the first notification effect will end when the fixed time for the stop display of the special symbol (jackpot symbol) has elapsed, that is, at the start of the last big prize game. Become. Incidentally, even after the first notification performance is completed, the total number of prize balls is counted during the final big prize game.
従来、所謂連荘中に獲得した賞球の合計数を遊技者に報知する場合、連荘が終了する最後の大役遊技のエンディング時間を長くし、エンディング処理中に遊技者に報知するのが一般的である。しかしながら、エンディング時間を長くすると、遊技が間延びしてしまい、遊技者の遊技継続意欲が低下するおそれがある。特に、遊技状態が変更されるタイミングというのは、遊技者の遊技継続意欲が最も低下するタイミングでもある。そのため、こうしたタイミングでエンディング時間を長くすると、遊技者の遊技継続意欲が一層低下してしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、遊技者の遊技継続意欲の低下を抑制するべく、最優位状態において払い出された賞球の合計数を報知する第2報知演出を、通常状態における変動演出中に実行する。 Conventionally, when informing a player of the total number of prize balls won during a so-called consecutive game, it is common practice to lengthen the ending time of the last major game at which the consecutive game ends, and to notify the player during the ending process. It is true. However, if the ending time is lengthened, the game will be delayed, and there is a risk that the player's desire to continue playing the game will decrease. In particular, the timing at which the gaming state is changed is also the timing at which the player's desire to continue playing is the lowest. Therefore, if the ending time is lengthened at such timing, there is a risk that the player's desire to continue playing the game will further decrease. Therefore, in the present embodiment, in order to suppress a decline in the player's desire to continue playing, a second notification performance that notifies the total number of prize balls paid out in the most advantageous state is executed during a variable performance in the normal state. do.
図61は、第2報知演出の一例を説明する図である。第2報知演出では、図61(a)に示すように、最優位状態の終了までに払い出された賞球の合計数が演出表示部200aに表示される。この第2報知演出は、通常状態における1回目の変動演出の開始と同時に実行される。したがって、例えば、最優位状態から通常状態に移行したときに、特1保留および特2保留のいずれも記憶されていない場合には、待機状態となり、第2報知演出は開始されない。この場合、演出表示部200aにはリザルト待機画面が表示されたままとなる。
FIG. 61 is a diagram illustrating an example of the second notification effect. In the second notification performance, as shown in FIG. 61(a), the total number of prize balls paid out until the end of the most dominant state is displayed on the
また、上記したように、リザルト待機画面は、最後の大役遊技の開始に伴って表示され、このとき、専用の背景画像に重畳して縮小画面220が表示されている。通常状態における1回目の変動演出は特殊変動演出となり、第2報知演出は、特殊変動演出の一部として実行される。例えば、通常状態に移行した後、特1保留に基づく大役抽選が行われ、特殊変動演出が開始されたとする。この特殊変動演出では、図61(a)に示すように、縮小画面220において演出図柄210a、210b、210cが変動表示を開始する。ここで、上記のように、最優位状態から通常状態に移行した場合、第1特別図柄表示器160における1回目の図柄の変動時間は必ず10秒に決定される(図10参照)。
Further, as described above, the result standby screen is displayed with the start of the final big winning game, and at this time, the reduced
したがって、通常状態における1回目の図柄の変動表示の開始から10秒が経過して、第1特別図柄表示器160に特別図柄が停止表示されると、図61(b)に示すように、縮小画面220に演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。このように、通常状態における1回目の特別図柄の停止表示がなされると、縮小画面220が徐々に拡大する。縮小画面220が演出表示部200aの全面まで拡大したところで、特殊変動演出が終了となる。そして、図61(c)、(d)に示すように、2回目の変動演出は、通常どおりに行われる。
Therefore, when the special symbol is stopped and displayed on the first
なお、通常状態に移行したときに、特1保留が記憶されておらず、特2保留のみが記憶されている場合にも、上記と同様に、特殊変動演出が実行され、この特殊変動演出中に第2報知演出が実行される。ただし、この場合には、縮小画面220内で演出図柄210a、210b、210cの変動表示は行われず、所謂ミニ図柄の点滅により、図柄の変動表示中であることが報知される。
In addition, even if when transitioning to the normal state, special 1 hold is not stored and only special 2 hold is stored, the special fluctuation performance will be executed in the same way as above, and during this special fluctuation performance. A second notification effect is executed. However, in this case, the
図62は、特殊変動演出におけるフレームの構成を説明する図である。図62に示すように、特殊変動演出におけるフレームには、画像222-1(背景画像)、画像222-3(演出図柄210a、210b、210cの画像)、画像222-5(保留画像)、画像222-7(リザルト待機画面の専用の背景画像)、画像222-9(合成画像)が含まれている。画像222-9は、画像222-1から画像222-5までを合成した画像を縮小して傾斜させた画像である。これらの各画像には、プライオリティが設定されており、図62中、手前に表示されている画像ほどプライオリティが高く設定されている。
FIG. 62 is a diagram illustrating the structure of a frame in the special variation effect. As shown in FIG. 62, frames in the special variation effect include image 222-1 (background image), image 222-3 (image of
ここで、画像222-9は、サブROM330bに予め格納された画像データではなく、プライオリティ順に画像222-1から画像222-5までが重ねられた中間画像が使用される。具体的には、特殊変動演出におけるフレームを生成する際に、画像222-1、222-3、222-5を重ねた中間画像(合成画像)を示す画像データがフレームバッファを用いて生成され、生成された中間画像の画像データが、所定のキャプチャ領域に一時的に保持される。
Here, the image 222-9 is not image data stored in advance in the
キャプチャ領域に保持された画像データは、フレームバッファ上においてダミー画像である画像222-9が重ねられるタイミングで読み出される。つまり、キャプチャ領域に保持された画像データは、フレームバッファ上において画像222-7が重ねられた後に読み出される。そして、読み出された画像データは、縮小および傾斜加工された後、ダミー画像との差替えが行われて、画像222-9としてフレームバッファ上に重ねられる。 The image data held in the capture area is read out at the timing when the dummy image 222-9 is superimposed on the frame buffer. That is, the image data held in the capture area is read out after the image 222-7 is superimposed on the frame buffer. The read image data is then reduced and tilted, replaced with a dummy image, and superimposed on the frame buffer as an image 222-9.
特殊変動演出では、画像222-1(背景画像)から画像222-5(保留画像)までを含む合成画像の画像データがキャプチャ領域に保持される。すなわち、プライオリティが画像222-5以下の画像が合成された中間画像が、キャプチャ領域に記憶される。そして、画像222-1、222-3、222-5、222-7、222-9が重ねられることで、図62に示す合成画像が演出表示部200aに表示される。なお、合成画像を示す画像データのキャプチャ領域への格納およびキャプチャ領域からの読み出しは、フレーム毎に行われる。このため、特殊変動演出中に生じる保留画像の増減が、画像222-9に適切に反映されることとなる。
In the special variation effect, image data of a composite image including images 222-1 (background image) to 222-5 (reserved image) is held in the capture area. That is, an intermediate image obtained by combining images with priorities equal to or lower than image 222-5 is stored in the capture area. Then, by overlapping the images 222-1, 222-3, 222-5, 222-7, and 222-9, a composite image shown in FIG. 62 is displayed on the
以下に、副制御基板330における処理のうち、主に第1報知演出および第2報知演出を実行するための処理について説明する。なお、第1報知演出および第2報知演出と関係のない処理については説明を省略する。
Below, among the processes in the
(副制御基板330のサブCPU初期化処理)
図63は、副制御基板330のサブCPU初期化処理(S1000)を説明するフローチャートである。
(Sub CPU initialization process of sub control board 330)
FIG. 63 is a flowchart illustrating the sub CPU initialization process (S1000) of the
(ステップS1000-1)
サブCPU330aは、電源投入に応じて、サブROM330bからCPU初期化処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM330cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
(Step S1000-1)
When the power is turned on, the
(ステップS1000-3)
次に、サブCPU330aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1000-3の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
(Step S1000-3)
Next, the
(副制御基板330のサブタイマ割込み処理)
図64は、副制御基板330のサブタイマ割込み処理(S1100)を説明するフローチャートである。副制御基板330には、所定の周期(1秒間に30回)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU330aはタイマ割込み処理プログラムを読み込んで当該サブタイマ割込み処理を開始する。
(Sub-timer interrupt processing of sub-control board 330)
FIG. 64 is a flowchart illustrating the sub-timer interrupt processing (S1100) of the
(ステップS1100-1)
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
(Step S1100-1)
The
(ステップS1100-3)
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S1100-3)
The
(ステップS1100-5)
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
(Step S1100-5)
The
(ステップS1200)
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
(Step S1200)
The
(ステップS1100-7)
サブCPU330aは、変動演出の経過時間を計時するとともに、変動演出ごとにセットされるタイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
(Step S1100-7)
The
(ステップS1100-9)
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
(Step S1100-9)
The
図65は、上記コマンド解析処理のうち、大入賞口入球コマンドを受信した際に実行される大入賞口入球コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、大入賞口入球コマンドは、主制御基板300において、図30のステップS540-5でセットされた後、ステップS100-65のサブコマンド送信処理(図20参照)によって副制御基板330に送信される。 FIG. 65 is a flowchart illustrating the big winning opening ball entering command reception process that is executed when the big winning opening ball entering command is received among the above command analysis processes. As described above, the big winning opening ball entry command is set in the main control board 300 in step S540-5 of FIG. sent to.
(ステップS1210-1)
大入賞口入球コマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、計数フラグがオンしているかを判定する。その結果、計数フラグがオンしていると判定した場合にはステップS1210-3に処理を移し、計数フラグはオンしていないと判定した場合には当該大入賞口入球コマンド受信処理を終了する。
(Step S1210-1)
Upon receiving the grand prize opening ball entry command, the
(ステップS1210-3)
サブCPU330aは、賞球数カウンタのカウンタ値を更新する。
(Step S1210-3)
The
(ステップS1210-5)
サブCPU330aは、第1報知演出中であるかを判定する。第1報知演出中であれば、ステップS1210-7に処理を移し、第1報知演出中でなければ、当該大入賞口入球コマンド受信処理を終了する。
(Step S1210-5)
The
(ステップS1210-7)
サブCPU330aは、上記ステップS1210-3で更新した賞球数カウンタのカウンタ値に基づいて、演出表示部200aにおける賞球の合計数を更新表示し、当該大入賞口入球コマンド受信処理を終了する。これにより、最優位状態中、第1報知演出において、大入賞口128に遊技球が入球するたびに、払い出された賞球の合計数が更新されることとなる。
(Step S1210-7)
The
なお、ここでは、大入賞口入球コマンドの受信に基づいて、賞球数カウンタを更新することとしたが、例えば、賞球の払い出しが完了したことを示すコマンドを受信した場合に、図65に示す処理を実行してもよい。 In addition, here, the prize ball number counter is updated based on the reception of the grand prize opening ball entry command, but for example, when a command indicating that the payout of the prize balls is completed is received, the number counter shown in FIG. You may also perform the process shown in
図66は、上記コマンド解析処理のうち、遊技状態変化指定コマンドを受信した際に実行される遊技状態変化指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、遊技状態変化指定コマンドは、主制御基板300において、図47のステップS670-23でセットされた後、ステップS100-65のサブコマンド送信処理(図20参照)によって副制御基板330に送信される。 FIG. 66 is a flowchart illustrating the game state change designation command reception process that is executed when the game state change designation command is received among the command analysis processes described above. As described above, the game state change designation command is set in the main control board 300 in step S670-23 of FIG. Sent.
(ステップS1220-1)
遊技状態変化指定コマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、設定された遊技状態が通常状態であるかを判定する。その結果、通常状態であると判定した場合にはステップS1220-3に処理を移し、通常状態ではないと判定した場合にはステップS1220-9に処理を移す。
(Step S1220-1)
Upon receiving the gaming state change designation command, the
(ステップS1220-3)
サブCPU330aは、大当たり当選時の遊技状態が最優位状態であるかを判定する。その結果、最優位状態であると判定した場合にはステップS1220-5に処理を移し、最優位状態ではないと判定した場合には当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1220-3)
The
(ステップS1220-5)
サブCPU330aは、リザルト待機画面用のフレームを生成して演出表示部200aに表示する。これにより、最優位状態から通常状態に移行するのに伴って、縮小画面220を含むリザルト待機画面が演出表示部200aに表示されることとなる。
(Step S1220-5)
The
(ステップS1220-7)
サブCPU330aは、計数フラグをオフして当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1220-7)
The
(ステップS1220-9)
サブCPU330aは、設定された遊技状態が最優位状態であるかを判定する。その結果、最優位状態であると判定した場合にはステップS1220-11に処理を移し、最優位状態ではないと判定した場合には当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1220-9)
The
(ステップS1220-11)
サブCPU330aは、計数フラグをオンして当該遊技状態変化指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1220-11)
The
図67は、上記コマンド解析処理のうち、変動パターンコマンドを受信した際に実行される変動パターンコマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、変動パターンコマンドは、主制御基板300において、図38のステップS612-13でセットされた後、ステップS100-65のサブコマンド送信処理(図20参照)によって副制御基板330に送信される。
FIG. 67 is a flowchart illustrating a variable pattern command reception process that is executed when a variable pattern command is received, among the command analysis processes described above. As described above, after the fluctuation pattern command is set in step S612-13 of FIG. 38 in the main control board 300, it is transmitted to the
(ステップS1230-1)
変動パターンコマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、受信した変動パターンコマンドが、特殊変動パターンコマンドであるかを判定する。なお、特殊変動パターンコマンドは、特殊Aテーブルまたは特殊Bテーブルによって特殊変動パターン番号が決定された場合に副制御基板330に送信される。つまり、特殊変動パターンコマンドは、通常状態における1回目の変動演出の開始時に副制御基板330に送信される。特殊変動パターンコマンドを受信したと判定した場合にはステップS1230-5に処理を移し、特殊変動パターンコマンドを受信していないと判定した場合にはステップS1230-3に処理を移す。
(Step S1230-1)
Upon receiving the variation pattern command, the
(ステップS1230-3)
サブCPU330aは、受信した変動パターンコマンドに基づいて、変動演出の実行パターンを決定して実行する変動演出実行処理を行い、当該変動パターンコマンド受信処理を終了する。
(Step S1230-3)
Based on the received variation pattern command, the
(ステップS1230-5)
サブCPU330aは、特殊変動演出用のフレームを生成して表示させる特殊変動演出実行処理を行う。
(Step S1230-5)
The
(ステップS1230-7)
サブCPU330aは、賞球数カウンタのカウンタ値を読み出して演出表示部200aに表示させる第2報知演出実行処理を行い、当該変動パターンコマンド受信処理を終了する。これにより、通常状態における1回目の変動演出(特殊変動演出)中に第2報知演出が実行されることとなる。
(Step S1230-7)
The
以上のように、本実施形態によれば、賞球の合計数を報知する第2報知演出が実行される。そして、大役遊技の終了後に所定の遊技状態(通常状態)に設定される場合、エンディング処理中は第2報知演出を不実行とし、大役遊技の終了後(エンディング処理後)に第2報知演出を実行する。したがって、エンディング処理に要する時間を短縮することができ、遊技の間延びを防止して、遊技意欲の低下を抑制することができる。 As described above, according to the present embodiment, the second notification effect is executed to notify the total number of prize balls. When the predetermined game state (normal state) is set after the end of the big prize game, the second notification effect is not executed during the ending process, and the second notification effect is executed after the big win game ends (after the ending process). Execute. Therefore, the time required for the ending process can be shortened, the delay in playing the game can be prevented, and a decrease in the player's desire to play can be suppressed.
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 Although preferred embodiments of the present invention have been described above with reference to the accompanying drawings, it goes without saying that the present invention is not limited to these embodiments. It is clear that those skilled in the art can come up with various changes and modifications within the scope of the claims, and it is understood that these naturally fall within the technical scope of the present invention. be done.
例えば、上記実施形態の遊技性は一例に過ぎない。上記実施形態では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示とを同時並行して実行可能とした。しかしながら、例えば、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示を第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示よりも優先的に実行したり、保留が記憶された順に図柄の変動表示を実行したりしてもよい。
For example, the gameplay of the above embodiment is only an example. In the embodiment described above, the variable display of symbols on the first
また、上記実施形態では、リミッタ機能が設けられる場合について説明したが、リミッタ機能は必須ではない。また、特定領域140bは必須ではなく、例えば、大当たり図柄によってのみ、大役遊技後の遊技状態が設定されてもよいし、大当たり図柄と、大当たり当選時の遊技状態とに基づいて、大役遊技後の遊技状態が設定されてもよい。
Further, in the above embodiment, a case where a limiter function is provided has been described, but the limiter function is not essential. Further, the
また、上記実施形態における特別図柄の種別や決定確率、遊技状態の遷移、演出の内容、さらには、遊技盤108の盤面構成等は一例に過ぎない。いずれにしても、本発明は、大入賞口128が開放されるラウンド遊技と、ラウンド遊技の終了後に設定され、大入賞口128が閉状態に維持されるエンディング期間とを含む大役遊技が実行されればよく、大役遊技の実行条件や内容は適宜設計可能である。
Further, the types of special symbols, decision probabilities, transitions of game states, content of effects, and the board configuration of the
また、上記実施形態では、第1報知演出および第2報知演出が実行されることとしたが、第1報知演出は必須ではない。 Further, in the above embodiment, the first notification effect and the second notification effect are executed, but the first notification effect is not essential.
また、上記実施形態では、大役遊技の終了後に通常状態に設定される場合に、最後の大役遊技のエンディング処理中は第1報知演出および第2報知演出を不実行とし、大役遊技の終了後に最優位状態に設定される場合には、大役遊技のエンディング処理中に第1報知演出が実行され得る。しかしながら、例えば、大役遊技の終了後に最優位状態に設定される場合にも、第1報知演出および第2報知演出の双方を不実行としてもよい。また、例えば、大役遊技の終了後に、通常状態(所定の遊技状態)と異なる特定の遊技状態に設定される場合に、エンディング処理中に賞球の合計数を報知してもよい。 In addition, in the above embodiment, when the normal state is set after the end of the big prize game, the first notification performance and the second notification performance are not executed during the ending process of the last big prize game, and the final notification performance is set after the end of the big prize game. When set to an advantageous state, the first notification performance may be executed during the ending process of the big winning game. However, for example, even when the most dominant state is set after the end of the big winning game, both the first notification performance and the second notification performance may be non-executed. Further, for example, when a specific gaming state different from the normal state (predetermined gaming state) is set after the end of the big winning game, the total number of prize balls may be notified during the ending process.
また、上記実施形態では、所謂初当たりから、最優位状態が終了するまでの間に払い出された賞球の合計数を計数することとした。しかしながら、少なくとも大役遊技または小当たり遊技のラウンド遊技を含む所定期間中に払い出された賞球の合計数を計数すれば、その期間は適宜設計可能である。また、上記実施形態では、大入賞口128への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数を計数したが、これに加えて、例えば、第1始動口120や第2始動口122等に入球した遊技球を計数してもよい。
Further, in the above embodiment, the total number of prize balls paid out from the so-called first hit until the end of the most dominant state is counted. However, if the total number of prize balls paid out during a predetermined period including at least a round game of a big winning game or a small winning game is counted, the period can be designed as appropriate. In addition, in the above embodiment, the number of prize balls paid out is counted based on the entry of game balls into the
また、上記実施形態では、継続示唆演出が実行されることとしたが、継続示唆演出は必須ではない。 Further, in the above embodiment, the continuation suggestion effect is executed, but the continuation suggestion effect is not essential.
また、上記実施形態では、最後の大役遊技中は、第1報知演出を不実行としたが、最後の大役遊技中も、第1報知演出を実行してもよい。いずれにしても、最後の大役遊技のエンディング処理中に、第2報知演出を不実行とすればよい。なお、第2報知演出は必ず実行しなければならないものではなく、所定条件が成立した場合に、第2報知演出が実行されるとしてもよい。 Further, in the above embodiment, the first notification effect is not executed during the last big prize game, but the first notification effect may be executed also during the last big prize game. In any case, the second notification performance may be made non-executable during the ending process of the last big prize game. Note that the second notification effect does not necessarily have to be executed, and may be executed when a predetermined condition is satisfied.
また、上記実施形態では、演出の間延びを軽減するために、大当たりのエンディング時間が短く設定されており、例えば、通常状態において、特1保留に基づいて決定される最短の変動時間よりも短い。また、大当たりのエンディング時間は、例えば、通常状態における特1保留に基づく特殊変動の変動時間よりも短くしてもよい。 Further, in the above embodiment, in order to reduce the delay in the performance, the ending time of the jackpot is set short, and for example, in the normal state, it is shorter than the shortest variable time determined based on special 1 pending. Further, the ending time of the jackpot may be shorter than the variation time of the special variation based on special 1 reservation in the normal state, for example.
また、例えば、上記実施形態における第2報知演出は、大当たりのエンディング時間以上の期間に亘って実行されてもよく、複数回の変動演出に跨って実行されてもよい。 Further, for example, the second notification effect in the above embodiment may be executed over a period longer than the ending time of the jackpot, or may be executed over a plurality of variable effects.
また、例えば、最優位状態における実質変動対象の特2保留に基づいて決定される変動時間の平均時間は、通常状態における実質変動対象の特1保留に基づいて決定される変動時間の平均時間よりも短く設定してもよい。このようにすれば、最優位状態では、短期間で出玉を獲得することが可能となり、リミッタ作動後は、長い変動時間を使って最優位状態の結果を報知することができる。また、出玉が増えない通常状態の時間を長くすることで、全体としての単位時間当たりの出玉率が上がり過ぎず、射幸性を抑制することができる。なお、上記の変動時間の平均時間は、大当たり当選時の変動時間を除く、小当たりおよびハズレ時の変動時間が対象である。 Furthermore, for example, the average time of the fluctuation time determined based on the special 2 reservation of the real fluctuation target in the most dominant state is longer than the average time of the fluctuation time determined based on the special 1 reservation of the real fluctuation target in the normal state. may also be set shorter. In this way, in the most advantageous state, it is possible to obtain balls in a short period of time, and after the limiter is activated, it is possible to notify the result of the most advantageous state using a long fluctuation time. In addition, by lengthening the period of time in the normal state in which the number of balls does not increase, the overall ball release rate per unit time does not increase too much, and the gambling nature can be suppressed. Note that the average time of the fluctuation time mentioned above applies to the fluctuation time at the time of small wins and losses, excluding the fluctuation time at the time of winning the jackpot.
また、上記実施形態では、大当たりのエンディング中は、賞球の合計数の表示を一切行わないこととしたが、大当たりのエンディング期間の途中から合計数の表示を開始してもよく、少なくとも大当たりのエンディング後の変動演出中において、大当たりのエンディング中よりも長時間に亘って合計数の表示が行われればよい。 Furthermore, in the above embodiment, the total number of prize balls is not displayed at all during the ending period of the jackpot, but the display of the total number may be started from the middle of the ending period of the jackpot, and at least the total number of prize balls may be started from the middle of the ending period of the jackpot. The total number may be displayed for a longer period of time during the variable performance after the ending than during the ending of the jackpot.
また、例えば、リミッタの作動有無に応じて、大当たりのエンディング時間が異なってもよい。例えば、リミッタの未作動時の大当たりのエンディング時間を、リミッタの作動時の大当たりのエンディング時間よりも短くすれば、最優位状態における演出の間延びをさらに軽減することができる。 Also, for example, the ending time of the jackpot may vary depending on whether or not the limiter is activated. For example, if the ending time of a jackpot when the limiter is not activated is made shorter than the ending time of a jackpot when the limiter is activated, it is possible to further reduce the delay in performance in the most advantageous state.
なお、上記実施形態において、図43から図47の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の大入賞口制御部に相当する。
また、上記実施形態において、図47の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の状態設定部に相当する。
また、上記実施形態における払出制御基板310が、本発明の賞球制御部に相当する。
また、上記実施形態において、図65のステップS1210-3の処理を実行するサブCPU330aが、本発明の計数部に相当する。
また、上記実施形態において、図67の処理を実行するサブCPU330aが、本発明の演出実行部に相当する。
また、上記実施形態における第2報知演出が本発明の報知演出に相当する。
In addition, in the said embodiment, the main CPU300a which performs the process of FIG. 43 to FIG. 47 corresponds to the big winning a prize opening control part of this invention.
Furthermore, in the embodiment described above, the
Further, the payout control board 310 in the above embodiment corresponds to the prize ball control section of the present invention.
Further, in the above embodiment, the
Further, in the above embodiment, the
Further, the second notification effect in the above embodiment corresponds to the notification effect of the present invention.
100 遊技機
128 大入賞口
300 主制御基板
300a メインCPU
300b メインROM
300c メインRAM
330 副制御基板
330a サブCPU
330b サブROM
330c サブRAM
100
300b main ROM
300c main RAM
330
330b sub ROM
330c sub RAM
Claims (1)
前記当否判定により当たりの判定結果が導出された場合、大入賞口が開放されるラウンド遊技と、前記ラウンド遊技の終了後に設定され、前記大入賞口が閉状態に維持されるエンディング期間とを含む大役遊技を制御する大入賞口制御部と、
前記大役遊技の終了後の遊技状態を設定する状態設定部と、
少なくとも前記大入賞口への遊技球の入球に基づいて賞球を払い出す賞球制御部と、
少なくとも前記ラウンド遊技を含む所定期間中の賞球の合計数を計数する計数部と、
前記合計数を報知する報知演出、および、前記当否判定の結果を示唆する変動演出を実行する演出実行部と、
を備え、
前記演出実行部は、
前記大役遊技の終了後に所定の遊技状態に設定される場合、前記エンディング期間中は前記報知演出を不実行とし、前記大役遊技の終了後に前記報知演出用の画像と、前記変動演出用の画像とを同時並行して表示する画像表示処理を実行し得、
前記画像表示処理では、
前記変動演出用の画像よりも手前に前記報知演出用の画像を表示し、
前記変動演出用の画像をキャプチャして縮小させた加工画像を生成し、
前記加工画像を前記報知演出用の画像よりも手前に表示することを特徴とする遊技機。 Judgment means for making a propriety judgment based on the entry of the game ball into the starting area;
Including a round game in which a big prize opening is opened when a winning determination result is derived from the above judgment, and an ending period that is set after the end of the round game and in which the big winning hole is maintained in a closed state. A big prize opening control unit that controls the big prize game,
a state setting unit that sets a gaming state after the end of the big prize game;
a prize ball control unit that pays out a prize ball based on at least the entry of a game ball into the big prize opening;
a counting unit that counts the total number of prize balls during a predetermined period including at least the round game;
a performance execution unit that executes a notification performance that notifies the total number, and a variation performance that indicates the result of the validity determination;
Equipped with
The performance execution unit is
When a predetermined game state is set after the end of the big prize game, the notification effect is not executed during the ending period, and after the end of the big prize game, the image for the notification effect and the image for the variable effect are changed. image display processing for displaying images simultaneously in parallel ;
In the image display processing,
Displaying the image for the notification effect in front of the image for the variation effect,
Generate a processed image by capturing and reducing the image for the variation effect,
A gaming machine characterized in that the processed image is displayed in front of the image for notification effect .
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