JP7347329B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
そして、請求項1に記載の半導体装置では、接続方向に対して交差する方向を交差方向(D2)として、接続方向端面は、前記交差方向における両端の前記上部に向かった反り度合いが異なっている。請求項2に記載の半導体装置では、金属板の接続方向に対して直交する方向の長さを幅として、接続方向端面は、金属板の他の部分よりも前記幅が小さい。請求項3に記載の半導体装置では、接続方向端面は、金属板の他の部分よりも厚みが小さい。
第1実施形態の半導体装置1について、図1~図4を参照して説明する。
本実施形態の半導体装置1は、例えば図1に示すように、リードフレーム2と、複数の半導体素子3と、電気接続部材としての金属板4と、ワイヤ5と、制御素子6と、モールド樹脂7とを備える。半導体装置1は、リードフレーム2のうちダイパッド部22に半導体素子3が搭載され、リード部21と半導体素子3とが金属板4により架橋されることで電気的に接続された構成である。半導体装置1は、複数の半導体素子3がそれぞれワイヤ5を介して制御素子6に接続され、制御素子6により半導体素子3の駆動制御がなされる。
次に、本実施形態の半導体装置1の製造方法の一例について、図5A~図6Gを参照して説明する。
(1)式におけるL(単位:mm)は、切断する部位の長さの合計であり、上記の例では、200×14=2800mmとなる。t(単位:mm)は、切断する部材(金属シート40)の厚みであり、上記の例では0.2mmである。S(単位:kg/mm2)は、剪断抵抗であり、上記の例ではCuであるため、およそ18~22である。k(単位なし)は、安全率であり、1.1~1.2とする。
第2実施形態の半導体装置1について、図7、図8を参照して説明する。図7では、見やすくするため、断面を示すものではないが、接合材8にハッチングを施している。
金属板4は、接続方向端面4caの交差方向D2における反り量が同じであってもよいが、例えば図9に示すように、交差方向D2において接続方向端面4caにおける反り量が異なる形状であってもよい。言い換えると、金属板4は、交差方向D2における両端において、反り度合いが異なる形状とされてもよい。この形状は、例えば、金属シート40の接続面40bに対して、先端面が傾いた斜め刃とされた刃部J31を有する治具J3を用意し、刃部J31を押し込むにつれて、接続面40bと刃部J31の先端部との当接部位を変化させることで成形される。
本発明は、実施例に準拠して記述されたが、本発明は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらの一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範疇や思想範囲に入るものである。
3・・・半導体素子、4・・・金属板、4a・・・表面、4b・・・裏面、
4c・・・側面、4ca・・・接続方向端面、41・・・一端、42・・・他端、
40・・・金属シート、40a・・・(接続面の)反対側の面、40b・・・接続面、
5・・・ワイヤ、6・・・制御素子、7・・・モールド樹脂、D1・・・接続方向、
D2・・・交差方向、J1・・・治具、J3・・・刃具
Claims (8)
- リード部(21)と、前記リード部とは分離したダイパッド部(22)と、を有するリードフレーム(2)と、
前記ダイパッド部に搭載される半導体素子(3)と、
前記リード部と前記半導体素子とを架橋して電気的に接続する金属板(4)と、
前記リードフレームの一部、前記半導体素子および前記金属板を覆うモールド樹脂(7)と、を備え、
前記金属板のうち前記半導体素子および前記リード部の側の面を裏面(4b)とし、前記裏面とは反対面を表面(4a)とし、前記表面と前記裏面とを繋ぐ面を側面(4c)とし、前記半導体素子に接続される端部を一端(41)とし、前記リード部に接続される端部を他端(42)とし、前記一端と前記他端とを繋ぐ方向を接続方向(D1)として、
前記金属板は、すべて前記モールド樹脂に覆われると共に、前記側面のうち前記接続方向に対して交差する接続方向端面(4ca)の一部または全部が前記表面の側である上部に向かって反っており、
前記接続方向に対して交差する方向を交差方向(D2)として、前記接続方向端面は、前記交差方向における両端の前記上部に向かった反り度合いが異なっている、半導体装置。 - リード部(21)と、前記リード部とは分離したダイパッド部(22)と、を有するリードフレーム(2)と、
前記ダイパッド部に搭載される半導体素子(3)と、
前記リード部と前記半導体素子とを架橋して電気的に接続する金属板(4)と、
前記リードフレームの一部、前記半導体素子および前記金属板を覆うモールド樹脂(7)と、を備え、
前記金属板のうち前記半導体素子および前記リード部の側の面を裏面(4b)とし、前記裏面とは反対面を表面(4a)とし、前記表面と前記裏面とを繋ぐ面を側面(4c)とし、前記半導体素子に接続される端部を一端(41)とし、前記リード部に接続される端部を他端(42)とし、前記一端と前記他端とを繋ぐ方向を接続方向(D1)として、
前記金属板は、すべて前記モールド樹脂に覆われると共に、前記側面のうち前記接続方向に対して交差する接続方向端面(4ca)の一部または全部が前記表面の側である上部に向かって反っており、
前記金属板の前記接続方向に対して直交する方向の長さを幅として、前記接続方向端面は、前記金属板の他の部分よりも前記幅が小さい、半導体装置。 - リード部(21)と、前記リード部とは分離したダイパッド部(22)と、を有するリードフレーム(2)と、
前記ダイパッド部に搭載される半導体素子(3)と、
前記リード部と前記半導体素子とを架橋して電気的に接続する金属板(4)と、
前記リードフレームの一部、前記半導体素子および前記金属板を覆うモールド樹脂(7)と、を備え、
前記金属板のうち前記半導体素子および前記リード部の側の面を裏面(4b)とし、前記裏面とは反対面を表面(4a)とし、前記表面と前記裏面とを繋ぐ面を側面(4c)とし、前記半導体素子に接続される端部を一端(41)とし、前記リード部に接続される端部を他端(42)とし、前記一端と前記他端とを繋ぐ方向を接続方向(D1)として、
前記金属板は、すべて前記モールド樹脂に覆われると共に、前記側面のうち前記接続方向に対して交差する接続方向端面(4ca)の一部または全部が前記表面の側である上部に向かって反っており、
前記接続方向端面は、前記金属板の他の部分よりも厚みが小さい、半導体装置。 - 前記リードフレームは、複数の前記リード部と、複数の前記ダイパッド部とを有し、
複数の前記ダイパッド部のうち少なくとも1つには、前記半導体素子の駆動制御用の制御素子(6)が搭載されており、
前記半導体素子は、ワイヤ(5)を介して前記制御素子に接続されている、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体装置。 - 前記接続方向端面は、前記側面の全面積に対する面積の割合が30%以下である、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体装置。
- 半導体装置の製造方法であって、
リード部(21)とダイパッド部(22)とを有してなるリードフレーム(2)を用意することと、
半導体素子(3)を用意し、前記ダイパッド部の上に搭載することと、
前記半導体素子を前記ダイパッド部の上に搭載した後、前記リード部と前記半導体素子とを架橋する金属板(4)となる部位を備える金属シート(40)を用意することと、
前記金属板となる部位のうち前記半導体素子に接続する側の面を接続面(40b)として、前記金属シートのうち前記接続面とは反対側の面(40a)を真空吸着することにより前記金属シートを治具(J1)に仮固定することと、
前記金属シートを前記治具に仮固定した状態で、前記金属シートから前記金属板を分離することと、
前記金属シートから分離した前記金属板を前記治具に仮固定したまま、前記半導体素子および前記リード部に接続し、前記リード部と前記半導体素子とを架橋した後に、真空吸着をやめて前記金属板を前記治具から取り外すことと、
前記金属板を前記治具から取り外した後、前記リードフレームの一部、前記半導体素子および前記金属板を覆うモールド樹脂(7)を形成することと、を含み、
前記金属板を前記金属シートから分離することにおいては、刃具(J3)を用いて前記接続面の側から前記接続面の反対側の面に向かって前記金属板となる部分と他の部分との境界部分を切断することで、前記金属板のうち前記リード部に接続される一端と前記半導体素子に接続される他端とを繋ぐ方向を接続方向(D1)として、前記接続方向に対して交差する接続方向端面(4ca)を形成する、半導体装置の製造方法。 - 前記金属板を前記金属シートから分離することにおいては、前記境界部分の前記接続方向に対して直交する方向における幅を前記金属板となる部分よりも小さくする、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記金属板を前記金属シートから分離することにおいては、前記境界部分の厚みを前記金属板となる部分よりも小さくする、請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法。
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