JP7347266B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、半導体モジュールを備える電力変換装置に関する。
従来、半導体モジュールを備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、第1の半導体素子および第2の半導体素子を内部に収容する半導体モジュールを備える電力変換装置が開示されている。第1の半導体素子および第2の半導体素子は、たとえば、MOSFETなどのトランジスタ素子である。また、半導体モジュールは、たとえば、3相2レベルインバータ回路のU相を構成する。この場合、第1の半導体素子は、正側アームを構成し、第2の半導体素子は、負側アームを構成する。第1の半導体素子および第2の半導体素子には、各々、ドレイン端子、ソース端子、ゲート端子、センスドレイン端子、および、センスソース端子が設けられている。なお、センスドレイン端子は、第1の半導体素子および第2の半導体素子の各々にかかる電圧を検出するために設けられている。
また、上記特許文献1では、半導体モジュールの表面上には、直流正極端子、直流負極端子、および、交流端子が設けられている。また、半導体モジュールの表面上には、第1の半導体素子のゲート端子、センスドレイン端子およびセンスソース端子の各々に接続される信号端子が設けられている。また、半導体モジュールの表面上には、第2の半導体素子のゲート端子、センスドレイン端子およびセンスソース端子の各々に接続される信号端子が設けられている。
また、上記特許文献1では、半導体モジュールの表面上に設けられている信号端子は、多層基板に接続されている。多層基板は、半導体モジュールの表面上に配置されている。また、多層基板には、複数の接続端子が設けられている。複数の接続端子は、制御回路に接続されている。
国際公開第2019/016929号
ここで、上記特許文献1に記載されているような従来の電力変換装置において、半導体モジュールの表面上に配置されている多層基板(基板)に、半導体モジュールに収容されている半導体素子を駆動するための駆動回路が設けられる場合がある。この場合、基板には、端子、コンデンサ、トランジスタ、および、抵抗などの電気部品が配置される。また、基板の上方などの基板の近傍に、負荷に電流を供給する導体(主回路導体)が配置される場合がある。この場合、主回路導体を流れる電流に起因する磁界(電磁ノイズ)の影響を考慮して、基板(電気部品)と主回路導体との間の空間距離を比較的大きくする必要がある。
そして、基板(電気部品)と主回路導体との間の空間距離を比較的大きくした場合、基板と主回路導体とを接続する接続用導体の長さが比較的大きくなる。このため、基板および主回路導体を含む回路のインダクタンスが増加するため、サージ電圧が大きくなる。その結果、半導体モジュール(半導体素子)が所望の性能を発揮できないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回路のインダクタンスが増加することに起因して、半導体モジュールが所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制することが可能な電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、半導体素子を内部に収納する半導体モジュールと、半導体モジュールと負荷に電流を供給する導体との間に設けられ、半導体素子を駆動する駆動回路が設けられる駆動回路基板と、駆動回路基板と導体との間に設けられ、導体からの磁界の影響を抑制するための絶縁シールド部材とを備える。
この発明の一の局面による電力変換装置は、上記のように、駆動回路基板と導体との間に設けられ、導体からの磁界の影響を抑制するための絶縁シールド部材を備える。これにより、絶縁シールド部材によって導体からの磁界の影響が抑制されるので、駆動回路基板と導体との間の空間距離を比較的小さくすることができる。これにより、駆動回路基板と導体とを接続するための接続用導体の長さを比較的小さくすることができるので、駆動回路基板および導体を含む回路のインダクタンスを低減することができる。その結果、サージ電圧が小さくなるので、半導体モジュールが所望の性能を発揮できなくなるのを抑制することができる。すなわち、回路のインダクタンスが増加することに起因して、半導体モジュールが所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、駆動回路基板は、半導体モジュールの表面上に実装されており、導体は、駆動回路基板の半導体モジュールとは反対側に配置されており、絶縁シールド部材は、半導体モジュールの表面上に実装された駆動回路基板を覆う略箱形状を有する。ここで、導体が駆動回路基板の半導体モジュールとは反対側(駆動回路基板の直上)に配置されているため、駆動回路基板(駆動回路)は、導体からの磁界の影響を受けやすくなる。そこで、上記のように構成すれば、絶縁シールド部材が、半導体モジュールの表面上に実装された駆動回路基板を覆う略箱形状を有するので、絶縁シールド部材が平板形状を有する場合と比べて、導体からの磁界の影響をより抑制することができる。すなわち、導体が駆動回路基板の直上に配置されている場合でも、導体からの磁界の影響を十分に抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、絶縁シールド部材は、駆動回路基板側に設けられ、樹脂から構成された第1絶縁部材と、導体側に設けられ、樹脂から構成された第2絶縁部材と、第1絶縁部材と第2絶縁部材との間に設けられる金属からなるシールド部材とを含む。このように構成すれば、絶縁シールド部材に金属からなるシールド部材が含まれるので、導体からの磁界の影響をシールド部材により十分に抑制することができる。また、シールド部材の両側に第1絶縁部材と第2絶縁部材とが設けられるので、シールド部材と、半導体モジュールの端子や導体とが短絡するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とは、互いに別体として構成されており、第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とが、この順で積層されている。このように構成すれば、第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とが積層(互いに当接するように配置)されているので、第1絶縁部材、シールド部材および第2絶縁部材を、互いに離間するように配置する場合と比べて、絶縁シールド部材の厚みを小さくすることができる。
上記第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とが積層されている電力変換装置において、好ましくは、第1絶縁部材には、第2絶縁部材の第2絶縁部材側係合部に係合する第1絶縁部材側係合部が設けられ、シールド部材には、第2絶縁部材の第2絶縁部材側係合部に係合するシールド部材側係合部が設けられている。このように構成すれば、第2絶縁部材の第2絶縁部材側係合部に、第1絶縁部材の第1絶縁部材側係合部と、シールド部材のシールド部材側係合部とを係合するだけで、容易に、絶縁シールド部材を形成することができる。
上記絶縁シールド部材が第1絶縁部材と第2絶縁部材とシールド部材とを含む電力変換装置において、好ましくは、第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とは、一体的に構成されている。このように構成すれば、第1絶縁部材とシールド部材と第2絶縁部材とを組み付合わせる工程を別途行うことなく、絶縁シールド部材を形成することができるので、電力変換装置の製造工程を簡略にすることができる。
上記絶縁シールド部材が第1絶縁部材と第2絶縁部材とシールド部材とを含む電力変換装置において、好ましくは、シールド部材は、一定の電位点に接続されている。このように構成すれば、シールド部材の電位が浮遊する(不定電位になる)のを抑制することができる。
この場合、好ましくは、上位電位と中間電位と下位電位との3つのレベルの電位の電力を出力するように構成されており、一定の電位点は、上位電位点、中間電位点、下位電位点、および、半導体モジュールが載置される冷却部のうちの少なくとも1つである。このように構成すれば、電力変換装置に予め設けられている上位電位点、中間電位点、下位電位点、および、半導体モジュールが載置される冷却部のうちのいずれかを接地点にすることができるので、接地点を別個に設ける場合と異なり、電力変換装置の構成が複雑になるのを抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、絶縁シールド部材は、駆動回路基板とともに、絶縁シールド部材および駆動回路基板を貫通する絶縁性の螺合部材により半導体モジュールに固定されている。このように構成すれば、絶縁シールド部材および駆動回路基板を、共通の螺合部材により半導体モジュールに固定することができるので、電力変換装置の部品点数が増加するのを抑制することができる。また、螺合部材が絶縁性を有するので、螺合部材の電位が浮遊する(不定電位になる)のを抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、半導体モジュールと、駆動回路基板と、絶縁シールド部材とを含む電力変換装置本体部をさらに備え、電力変換装置本体部は、鉄道車両に設けられている。ここで、鉄道車両では、負荷(モータ)に電流を供給する導体に比較的大きな電流が流れるため、導体からの磁界の影響が比較的大きい。そこで、導体からの磁界の影響が比較的大きい鉄道車両の電力変換装置を、上記一の局面による電力変換装置のように構成することは、半導体モジュールが所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制する点において特に有効である。
本発明によれば、上記のように、回路のインダクタンスが増加することに起因して、半導体モジュールが所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制することができる。
本実施形態による電力変換装置の回路図である。 本実施形態による電力変換装置の電力変換部の回路図である。 本実施形態による複数の半導体モジュールの上面図である。 本実施形態による半導体モジュールの斜視図である。 本実施形態による絶縁シールド部材と半導体モジュールとの分解斜視図である。 本実施形態による絶縁シールド部材が取り付けられた状態の半導体モジュールの斜視図である。 本実施形態による駆動回路基板と半導体モジュールとの分解斜視図である。 本実施形態による第1絶縁部材の斜視図である。 本実施形態によるシールド部材の斜視図である。 本実施形態による第2絶縁部材の斜視図である。 本実施形態による電力変換部の分解斜視図である。 本実施形態による電力変換部の分解側面図である。 第1変形例による絶縁シールド部材の断面図である。 第2変形例による電力変換装置の電力変換部の回路図である。 第3変形例による電力変換装置の電力変換部の回路図である。 第4変形例による電力変換装置の電力変換部の回路図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図12を参照して、本実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。図1に示すように、本実施形態では、電力変換装置100(電力変換装置本体部100a)は、鉄道車両300に設けられている。また、鉄道車両300に設けられた電力変換装置100には、パンタグラフ200から、遮断器201を介して、変圧器202の2次巻線203から、単相の電圧が入力される。
電力変換装置100は、コンバータ部1を備えている。コンバータ部1は、2次巻線203から入力される単相の電圧を、直流電圧に変換する。
電力変換装置100は、インバータ部2を備えている。インバータ部2は、コンバータ部1から入力される直流電圧を、交流電圧に変換する。そして、変換された交流電圧が、インバータ部2から、鉄道車両300を駆動するためのモータ204に出力される。なお、モータ204は、特許請求の範囲の「負荷」の一例である。
また、コンバータ部1は、互いに並列に接続される2つの電力変換部10により構成されている。また、インバータ部2は、互いに並列に接続される3つの電力変換部10により構成されている。以下、1つの電力変換部10の構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態では、電力変換部10(電力変換装置100)は、上位電位と中間電位と下位電位との3つのレベルの電位の電力を出力するように構成されている。また、電力変換部10は、互いに直列に接続されるスイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2、スイッチング素子Q3およびスイッチング素子Q4を含む。スイッチング素子Q1~Q4は、正極電位側Pと負極電位側Nとの間に接続されている。また、スイッチング素子Q1~Q4には、それぞれ、逆並列にダイオードが接続されている。なお、スイッチング素子Q1~Q4は、たとえば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)から構成されている。なお、スイッチング素子Q1~Q4を、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)から構成してもよい。また、スイッチング素子Q1~Q4は、特許請求の範囲の「半導体素子」の一例である。
また、電力変換部10は、正極電位側Pと負極電位側Nとの間に、互いに直列に接続されているコンデンサC1およびコンデンサC2を含む。なお、コンデンサC1とコンデンサC2との接続点は、中間電位点Mである。コンデンサC1およびコンデンサC2は、スイッチング素子Q1~Q4に対して電気的に並列に接続されている。
また、電力変換部10は、スイッチング素子Q1およびQ2の接続点N1と、スイッチング素子Q3およびQ4の接続点N2とに電気的に接続されるとともに互いに直列に接続されるダイオードD1およびダイオードD2を含む。なお、ダイオードD1およびD2は、クランプダイオードとして機能する。また、ダイオードD1のアノードが、中間電位点Mに電気的に接続されている。また、ダイオードD1のカソードが、接続点N1に電気的に接続されている。ダイオードD2のアノードが、接続点N2に電気的に接続されている。また、ダイオードD2のカソードが、中間電位点Mに電気的に接続されている。また、ダイオードD1およびダイオードD2は、たとえば、シリコン半導体からなるダイオードである。なお、ダイオードD1およびダイオードD2は、特許請求の範囲の「半導体素子」の一例である。
また、図3に示すように、電力変換部10には、半導体素子を内部に収納する半導体モジュール20(20a、20bおよび20c)が複数設けられている。なお、半導体モジュール20とは、複数の半導体素子が配線により接続されて形成された電気回路がパッケージ化されたものである。半導体モジュール20aは、スイッチング素子Q1およびQ2を内部に収納する。半導体モジュール20bは、ダイオードD1およびD2を内部に収納する。半導体モジュール20cは、スイッチング素子Q3およびQ4を内部に収納する。
図4に示すように、半導体モジュール20の表面上には、正側端子21と、負側端子22と、出力端子23とが設けられている。また、半導体モジュール20の表面上において、負側端子22と出力端子23との間には、ゲート端子24と、補助ソース端子25とが設けられている。正側端子21は、スイッチング素子Q1(Q3)のドレインDに接続されている。負側端子22は、スイッチング素子Q2(Q4)のソースSに接続されている。出力端子23は、スイッチング素子Q1およびQ2の接続点N1(スイッチング素子Q3およびQ4の接続点N2)に接続されている。ゲート端子24は、スイッチング素子Q1およびQ2(Q3およびQ4)のゲートGに接続されている。補助ソース端子25は、補助ソースSSに接続されている。補助ソース端子25は、スイッチング素子Q1およびQ2(Q3およびQ4)に流れる電流を検出するために設けられている。
また、図5~図7に示すように、電力変換装置100(電力変換部10)は、半導体モジュール20とモータ204に電流を供給する主回路導体(後述する、正極電位導体40、負極電位導体50、中間電位導体60、第1接続導体70、第2接続導体80、および、出力導体90、図12参照)との間に設けられ、スイッチング素子Q1~Q4(ダイオードD1およびD2)を駆動する駆動回路111が設けられる駆動回路基板110を備えている。駆動回路基板110(駆動回路111)には、電気部品(コネクタ、コンデンサ、トランジスタ、および、抵抗など)が設けられている。駆動回路111は、半導体モジュール20a(半導体モジュール20c)においては、スイッチング素子Q1およびQ2(スイッチング素子Q3およびQ4)を駆動する。また、駆動回路111は、半導体モジュール20bにおいては、図示しないスイッチング素子を駆動して、半導体モジュール20bをダイオードD1およびD2のみが機能する状態にする。なお、駆動回路111は、制御回路112(図2参照)に接続されている。
ここで、本実施形態では、電力変換装置100(電力変換部10)は、駆動回路基板110と主回路導体との間に設けられ、主回路導体からの磁界の影響を抑制するための絶縁シールド部材120を備える。具体的には、駆動回路基板110は、半導体モジュール20の表面上に実装されている。そして、主回路導体は、駆動回路基板110の半導体モジュール20とは反対側に配置されている。すなわち、主回路導体は、駆動回路基板110のZ1方向側に配置されている。そして、絶縁シールド部材120は、半導体モジュール20の表面上に実装された駆動回路基板110を覆う略箱形状を有する。
詳細には、駆動回路基板110のゲート端子(図示せず)と補助ソース端子(図示せず)とは、それぞれ、半導体モジュール20のゲート端子24と補助ソース端子25とに、金属製のネジ113(図7参照)により接続されている。これにより、駆動回路基板110が半導体モジュール20に対して固定(実装)される。
また、本実施形態では、図5に示すように、絶縁シールド部材120は、第1絶縁部材121と、シールド部材122と、第2絶縁部材123とを含む。第1絶縁部材121は、駆動回路基板110側(Z2方向側)に設けられ、樹脂から構成されている。第2絶縁部材123は、主回路導体側(Z1方向側)に設けられ、樹脂から構成されている。シールド部材122は、第1絶縁部材121と第2絶縁部材123との間に設けられ、金属(たとえば、銅)からなる。
また、本実施形態では、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とは、互いに別体として構成されている。そして、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とが、この順で積層されている。
具体的には、図5および図8に示すように、第1絶縁部材121は、半導体モジュール20の表面上に実装された駆動回路基板110を覆う略箱形状を有する。また、Z方向から見て、第1絶縁部材121は、略長方形形状を有する。また、第1絶縁部材121の4隅には、弧状に切り欠かれた切欠き部121aが設けられている。また、本実施形態では、第1絶縁部材121には、第2絶縁部材123の凸部123c(図10参照)に係合する孔部121bが設けられている。孔部121bは、略箱形状の第1絶縁部材121の4つの側面121cの各々に設けられている。また、略長方形形状の第1絶縁部材121の短辺に対応する2つの側面121cには、Z1方向側に開口する切欠き部121dが設けられている。なお、孔部121bは、特許請求の範囲の「第1絶縁部材側係合部」の一例である。
また、図5および図9に示すように、シールド部材122は、第1絶縁部材121の外側を覆う略箱形状を有する。また、Z方向から見て、シールド部材122は、略長方形形状を有する。また、シールド部材122の4隅には、弧状に切り欠かれた切欠き部122aが設けられている。また、本実施形態では、シールド部材122には、第2絶縁部材123の凸部123c(図10参照)に係合する孔部122bが設けられている。孔部122bは、略箱形状のシールド部材122の4つの側面122cの各々に設けられている。また、略長方形形状のシールド部材122の短辺に対応する2つの側面122cには、Z1方向側に開口する切欠き部122dが設けられている。なお、孔部122bは、特許請求の範囲の「シールド部材側係合部」の一例である。
また、図5および図10に示すように、第2絶縁部材123は、シールド部材122の外側を覆う略箱形状を有する。また、Z方向から見て、第2絶縁部材123は、略長方形形状を有する。また、第2絶縁部材123の4隅は、第2絶縁部材123の中央側に向かって窪む凹部123aが設けられている。また、凹部123aのZ2方向側には、樹脂ネジ130(図5参照)が貫通する孔部123bが設けられている。また、本実施形態では、第2絶縁部材123には、第1絶縁部材121の孔部121b(図8参照)およびシールド部材122の孔部122b(図9参照)に係合する凸部123cが設けられている。凸部123cは、略箱形状の第2絶縁部材123の4つの側面123dの各々に設けられている。また、略長方形形状の第2絶縁部材123の短辺に対応する2つの側面123dには、Z1方向側に開口する切欠き部123eが設けられている。なお、凸部123cは、特許請求の範囲の「第2絶縁部材側係合部」の一例である。
そして、第1絶縁部材121とシールド部材122とが積層される。これにより、第1絶縁部材121の孔部121bとシールド部材122の孔部122bとが連通する(オーバラップする)。そして、積層された第1絶縁部材121およびシールド部材122を覆うように、第2絶縁部材123が積層される。これにより、第1絶縁部材121の孔部121bおよびシールド部材122の孔部122bに、第2絶縁部材123の凸部123cが嵌まり込む(係合する)。その結果、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とが、互いに固定される。
また、本実施形態では、図5および図6に示すように、絶縁シールド部材120は、駆動回路基板110とともに、絶縁シールド部材120および駆動回路基板110を貫通する絶縁性の樹脂ネジ130により半導体モジュール20に固定されている。すなわち、第2絶縁部材123の4隅に設けられた孔部123bと、駆動回路基板110の4隅に設けられた孔部110aとを貫通する樹脂ネジ130により、絶縁シールド部材120および駆動回路基板110が、半導体モジュール20に共締めされる。なお、樹脂ネジ130は、特許請求の範囲の「螺合部材」の一例である。
また、本実施形態では、図2に示すように、シールド部材122は、一定の電位点に接続されている。たとえば、シールド部材122と、一定の電位点とは、配線140(図2および図6参照)によって接続されている。
また、本実施形態では、一定の電位点は、上位電位点(P電位点)、中間電位点(M電位点)、下位電位点(N電位点)、および、半導体モジュール20が載置される冷却部30のうちの少なくとも1つである。なお、本実施形態では、半導体モジュール20aのシールド部材122は、中間電位点(M電位点)に接続されている。また、半導体モジュール20cのシールド部材122は、下位電位点(N電位点)に接続されている。図6は、配線140が下位電位点(N電位点)に接続されている半導体モジュール20cを表している。
また、図11および図12に示すように、電力変換装置100は、冷却部30を備えている。冷却部30は、略平板形状の冷却部本体部31と、冷却部本体部31から下方(Z2方向側)に延びる放熱フィン32とを含む。また、半導体モジュール20は、冷却部本体部31の上方(Z1方向側)の表面31a上に配置されている。
(主回路導体の説明)
次に、主回路導体について、説明する。
図11および図12に示すように、電力変換装置100は、正極電位導体40を備えている。正極電位導体40は、コンデンサC1の正極端子C1pに接続されている。また、正極電位導体40は、略柱状の端子41を介して、半導体モジュール20aの正側端子21aに電気的に接続されている。
また、電力変換装置100は、負極電位導体50を備えている。負極電位導体50は、コンデンサC2の負極端子C2nに接続されている。また、負極電位導体50は、略柱状の端子51を介して、半導体モジュール20cの負側端子22cに電気的に接続されている。
また、電力変換装置100は、中間電位導体60を備えている。中間電位導体60は、互いに直列に接続されたコンデンサC1とコンデンサC2との接続点(中間電位点M)に接続されている。具体的には、中間電位導体60は、コンデンサC1の負極端子C1nと、コンデンサC2の正極端子C2pと、半導体モジュール20bの出力端子23bに電気的に接続されている。
また、中間電位導体60は、略U字形状を有する。なお、図11および図12では、中間電位導体60は、X方向に延びる略平板状の部分61と、Z方向に延びる略平板状の部分62および63とに分解された状態が示されている。略U字形状の中間電位導体60の内側にコンデンサC1およびコンデンサC2が配置されている。また、中間電位導体60は、略柱状の端子64を介して、半導体モジュール20bの出力端子23bに接続されている。
また、電力変換装置100は、略平板形状の第1接続導体70を備えている。第1接続導体70は、略柱状の端子71を介して、半導体モジュール20aの出力端子23aに接続されている。また、第1接続導体70は略柱状の端子72を介して、半導体モジュール20bの正側端子21bに接続されている。
また、電力変換装置100は、略平板形状の第2接続導体80を備えている。第2接続導体80は、略柱状の端子81を介して、半導体モジュール20bの負側端子22bに接続されている。また、第2接続導体80は、略柱状の端子82を介して、半導体モジュール20cの出力端子23cに接続されている。
また、電力変換装置100は、半導体モジュール20からの電力が出力される略平板形状の出力導体90を備えている。出力導体90は、略柱状の端子91を介して、半導体モジュール20aの負側端子22aに接続されている。また、出力導体90は、略柱状の端子92を介して、半導体モジュール20cの正側端子21cに接続されている。なお、正極電位導体40、負極電位導体50、中間電位導体60、第1接続導体70、第2接続導体80、および、出力導体90は、特許請求の範囲の「導体」の一例である。
上記のように、半導体モジュール20に実装される駆動回路基板110を覆うように絶縁シールド部材120が設けられているので、駆動回路基板110(駆動回路111)に対する主回路導体からの磁界の影響が抑制されている。これにより、略柱状の端子41、51、64、71、72、81、82、91および92の長さを小さくすることが可能になる。その結果、主回路導体を含む回路のインダクタンスを低減することが可能になる。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、駆動回路基板110と主回路導体との間に設けられ、主回路導体からの磁界の影響を抑制するための絶縁シールド部材120を備える。これにより、絶縁シールド部材120によって主回路導体からの磁界の影響が抑制されるので、駆動回路基板110と主回路導体との間の空間距離を比較的小さくすることができる。これにより、駆動回路基板110と主回路導体とを接続するための接続用導体(略柱状の端子41、51、64、71、72、81、82、91および92)の長さを比較的小さくすることができるので、駆動回路基板110および主回路導体を含む回路のインダクタンスを低減することができる。その結果、サージ電圧が小さくなるので、半導体モジュール20が所望の性能を発揮できなくなるのを抑制することができる。すなわち、回路のインダクタンスが増加することに起因して、半導体モジュール20が所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、駆動回路基板110は、半導体モジュール20の表面上に実装されており、主回路導体は、駆動回路基板110の半導体モジュール20とは反対側に配置されており、絶縁シールド部材120は、半導体モジュール20の表面上に実装された駆動回路基板110を覆う略箱形状を有する。ここで、主回路導体が駆動回路基板110の半導体モジュール20とは反対側(駆動回路基板110の直上)に配置されているため、駆動回路基板110(駆動回路111)は、主回路導体からの磁界の影響を受けやすくなる。そこで、上記のように構成すれば、絶縁シールド部材120が、半導体モジュール20の表面上に実装された駆動回路基板110を覆う略箱形状を有するので、絶縁シールド部材120が平板形状を有する場合と比べて、主回路導体からの磁界の影響をより抑制することができる。すなわち、主回路導体が駆動回路基板110の直上に配置されている場合でも、主回路導体からの磁界の影響を十分に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、絶縁シールド部材120は、駆動回路基板110側に設けられ、樹脂から構成された第1絶縁部材121と、主回路導体側に設けられ、樹脂から構成された第2絶縁部材123と、第1絶縁部材121と第2絶縁部材123との間に設けられる金属からなるシールド部材122とを含む。これにより、絶縁シールド部材120に金属からなるシールド部材122が含まれるので、主回路導体からの磁界の影響をシールド部材122により十分に抑制することができる。また、シールド部材122の両側に第1絶縁部材121と第2絶縁部材123とが設けられるので、シールド部材122と、半導体モジュール20の端子や主回路導体とが短絡するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とは、互いに別体として構成されており、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とが、この順で積層されている。これにより、第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とが積層(互いに当接するように配置)されているので、第1絶縁部材121、シールド部材122および第2絶縁部材123を、互いに離間するように配置する場合と比べて、絶縁シールド部材120の厚みを小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1絶縁部材121には、第2絶縁部材123の凸部123cに係合する孔部121bが設けられ、シールド部材122には、第2絶縁部材123の凸部123cに係合する孔部122bが設けられている。これにより、第2絶縁部材123の凸部123cに、第1絶縁部材121の孔部121bと、シールド部材122の孔部122bとを係合するだけで、容易に、絶縁シールド部材120を形成することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シールド部材122は、一定の電位点に接続されている。これにより、シールド部材122の電位が浮遊する(不定電位になる)のを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、一定の電位点は、中間電位点および下位電位点である。これにより、電力変換装置100に予め設けられている中間電位点および下位電位点を接地点にすることができるので、接地点を別個に設ける場合と異なり、電力変換装置100の構成が複雑になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、絶縁シールド部材120は、駆動回路基板110とともに、絶縁シールド部材120および駆動回路基板110を貫通する絶縁性の樹脂ネジ130により半導体モジュール20に固定されている。これにより、絶縁シールド部材120および駆動回路基板110を、共通の樹脂ネジ130により半導体モジュール20に固定することができるので、電力変換装置100の部品点数が増加するのを抑制することができる。また、樹脂ネジ130が絶縁性を有するので、樹脂ネジ130の電位が浮遊する(不定電位になる)のを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置本体部100aは、鉄道車両300に設けられている。ここで、鉄道車両300では、負荷(モータ204)に電流を供給する主回路導体に比較的大きな電流が流れるため、主回路導体からの磁界の影響が比較的大きい。そこで、主回路導体からの磁界の影響が比較的大きい鉄道車両300の電力変換装置100を、本実施形態による電力変換装置100のように構成することは、半導体モジュール20が所望の性能を発揮することができなくなるのを抑制する点において特に有効である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、駆動回路基板110が半導体モジュール20の表面上(直上)に実装されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、駆動回路基板110が半導体モジュール20の表面上(直上)からずれた位置に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、絶縁シールド部材120が略箱形状を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、絶縁シールド部材が略平板形状を有していてもよい。
また、上記実施形態では、絶縁シールド部材120の第1絶縁部材121とシールド部材122と第2絶縁部材123とが、互いに別体として構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図13に示す第1変形例による絶縁シールド部材150のように、第1絶縁部材151とシールド部材152と第2絶縁部材153とが、一体的に構成されていてもよい。たとえば、シールド部材152を内部に含むように樹脂によるインサート成形を行うことにより、第1絶縁部材151とシールド部材152と第2絶縁部材153とが一体的に形成される。これにより、第1絶縁部材151とシールド部材152と第2絶縁部材153とを組み付合わせる工程を別途行うことなく、絶縁シールド部材150を形成することができるので、電力変換装置の製造工程を簡略にすることができる。
また、上記実施形態では、シールド部材122が、中間電位点(M電位点)および下位電位点(N電位点)に接続されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図14に示す第2変形例による電力変換装置160のように、絶縁シールド部材120(シールド部材122)が、冷却部30に接続されていてもよい。また、図15に示す第3変形例による電力変換装置170のように、絶縁シールド部材120が、中間電位点(M電位点)に接続されていてもよい。また、図16に示す第4変形例による電力変換装置180のように、半導体モジュール20aの絶縁シールド部材120が上位電位点(P電位点)に接続され、半導体モジュール20cの絶縁シールド部材120が中間電位点(M電位点)に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、絶縁シールド部材120が駆動回路基板110ととともに半導体モジュール20に固定されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、絶縁シールド部材120と駆動回路基板110とが個別に半導体モジュール20に固定されていてもよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置100が上位電位と中間電位と下位電位との3つのレベルの電位の電力を出力するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、上位電位と下位電位との2つのレベルの電位の電力を出力する電力変換装置に対しても本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、1つの半導体モジュールに2つの素子(2つのスイッチング素子、または、2つのダイオード)が収納されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、1つの半導体モジュールに、1つまたは3つ以上の素子が収納されていてもよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置100が鉄道車両300に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、鉄道車両300以外の装置に設けられている電力変換装置に対しても本発明を適用することは可能である。
20、20a、20b、20c 半導体モジュール
30 冷却部
40 正極電位導体(導体)
50 負極電位導体(導体)
60 中間電位導体(導体)
70 第1接続導体(導体)
80 第2接続導体(導体)
90 出力導体(導体)
100、160、170、180 電力変換装置
100a 電力変換装置本体部
110 駆動回路基板
111 駆動回路
120、150 絶縁シールド部材
121、151 第1絶縁部材
121b 孔部(第1絶縁部材側係合部)
122、152 シールド部材
122b 孔部(シールド部材側係合部)
123、153 第2絶縁部材
123c 凸部(第2絶縁部材側係合部)
130 樹脂ネジ(螺合部材)
204 モータ(負荷)
300 鉄道車両
D1、D2 ダイオード(半導体素子)
Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子(半導体素子)

Claims (10)

  1. 半導体素子を内部に収納する半導体モジュールと、
    前記半導体モジュールと負荷に電流を供給する導体との間に設けられ、前記半導体素子を駆動する駆動回路が設けられる駆動回路基板と、
    前記駆動回路基板と前記導体との間に設けられ、前記導体からの磁界の影響を抑制するための絶縁シールド部材とを備える、電力変換装置。
  2. 前記駆動回路基板は、前記半導体モジュールの表面上に実装されており、
    前記導体は、前記駆動回路基板の前記半導体モジュールとは反対側に配置されており、
    前記絶縁シールド部材は、前記半導体モジュールの表面上に実装された前記駆動回路基板を覆う略箱形状を有する、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記絶縁シールド部材は、
    前記駆動回路基板側に設けられ、樹脂から構成された第1絶縁部材と、
    前記導体側に設けられ、樹脂から構成された第2絶縁部材と、
    前記第1絶縁部材と前記第2絶縁部材との間に設けられる金属からなるシールド部材とを含む、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第1絶縁部材と前記シールド部材と前記第2絶縁部材とは、互いに別体として構成されており、
    前記第1絶縁部材と前記シールド部材と前記第2絶縁部材とが、この順で積層されている、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1絶縁部材には、前記第2絶縁部材の第2絶縁部材側係合部に係合する第1絶縁部材側係合部が設けられ、
    前記シールド部材には、前記第2絶縁部材の前記第2絶縁部材側係合部に係合するシールド部材側係合部が設けられている、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記第1絶縁部材と前記シールド部材と前記第2絶縁部材とは、一体的に構成されている、請求項3に記載の電力変換装置。
  7. 前記シールド部材は、一定の電位点に接続されている、請求項3~6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 上位電位と中間電位と下位電位との3つのレベルの電位の電力を出力するように構成されており、
    前記一定の電位点は、上位電位点、中間電位点、下位電位点、および、前記半導体モジュールが載置される冷却部のうちの少なくとも1つである、請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 前記絶縁シールド部材は、前記駆動回路基板とともに、前記絶縁シールド部材および前記駆動回路基板を貫通する絶縁性の螺合部材により前記半導体モジュールに固定されている、請求項1~8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記半導体モジュールと、前記駆動回路基板と、前記絶縁シールド部材とを含む電力変換装置本体部をさらに備え、
    前記電力変換装置本体部は、鉄道車両に設けられている、請求項1~9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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